JP2014528522A - 衣類 - Google Patents

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Abstract

繊維キャリヤー材料(2)を含み、衣類(1)の着用者の身体部を取り囲む衣類(1)に関する。密着層(3)は、身体部に面するキャリヤー材料(2)側におけるキャリヤー材料(2)上に配置され、密着層(3)は、衣類(1)を使用する間、身体部の一部に接触し、密着層(3)のない繊維キャリヤー材料(2)は、定められた伸張力(F0)が加えられている間に、第1の弾性伸張量(Δs1)で伸張する。衣類の着用者の肌に刺激効果を与えるために、密着層(3)を有する繊維キャリヤー材料(2)が、第1の弾性伸張量(Δs1)の少なくとも65%、好ましくは少なくとも75%である伸張力(F0)が加えられている間に、第2の弾性伸張量(Δs2)で伸張する。【選択図】図16

Description

本発明は、繊維キャリヤー材料を含む衣類に関する。
繊維キャリヤー材料は、衣類の着用者の身体部を取り囲んでいる。身体部に面するキャリヤー材料側のキャリヤー材料上に密着層が配置され、その密着層は、当該衣類を意図して使用する間、身体部の一部に接触している。この場合、密着層のない繊維キャリヤー材料は、定められた伸張力が加えられている間に、第1の弾性伸張量で自身で伸張する。
一般的な種類による衣類が、スポーツの分野で使用され、身体の特定の所望領域における圧迫を行うといった治療力を有する。それによって、静脈還流を向上させるために、及び、血栓症またはリンパ腫脹を中和するために、例えば、腕または脚の領域内で、典型的には環状に作用する刺激が引き起こされる。
そのために、さまざまな方法が使用されて、衣類の着用者の生体力学的身体機能に影響を及ぼす。現在、とりわけ、基部圧迫、及び、高い歪み抵抗を有するさまざまないわゆるテープまたは帯の応用が行われている。それらの技術は、分化した接触圧と共に機能し、衣類のさまざまな帯の異なる伸縮性(加えられるべき伸張力)を、衣類の着用者の身体上に与えている。いわゆるキネシオテーピングによるものと仮定すると、活物質と肌との直接的接触及び肌への直接的効果は、それらの技法には存在しない。
他の応用例では、関節をサポートしなければならず、それぞれの関節を保持しなければならない。ここで、膝領域での応用を、膝蓋骨を開いたままにした場合を一例として挙げることとする。この概念に関して、上述した種類の衣類は、特許文献1から既知である。ここでは、着用者の肌に面する側で高い摩擦係数を有する材料を備えた、ぴったりと身体に合う衣類が記載されている。筋肉、間接及び他の身体部分の動きを限定するために、挫傷、打撲傷、筋肉の伸展、捻挫、骨折、及びその他のけがを防ぐために、包帯が与えられる。これに起因して、ここでは、具体的に、繊維基本材料の弾性より小さい弾性を有するように、高い摩擦係数を有する材料がデザインされる。そのため、高い摩擦係数を有する材料が接触する繊維が動く力は、具体的に、その動く力の範囲に制限される。
その限りにおいて、非限定的な環状圧迫の基本機能に加えて、さらに局部圧迫に発展して、機能する応用例がある。非限定的な環状圧迫は、繊維材料によって着用者の身体にもたらされるタイトな衣類による接触圧を意味する。この圧力は、心臓から遠い所から心臓近くへ、すなわち、遠位から近位へのものとして定められ、かつ、低下するものとされなければならない。少なくとも静止状態において、静脈の断面を低減させることによって血液循環を刺激し、また、老廃物の排出を促進させる。
その限りにおいて、記載された技法は、衣類の材料による(張)力が実質的にもたらされ、かつ、その力が具体化されていない方法で身体に作用する、単純な原理によって機能する。能力を向上させ、かつ、再生させるような圧迫服は、スポーツ用衣服として知られている。全体的な圧迫または特定の接触圧を有する衣服が存在する。
そのために、外側から施すいわゆるテープ及び積層をそれぞれ有する場合として、異なる伸縮性を有する材料がよく使用される。これによる肌への直接的効果は実現されない。
いわゆるキネシオテーピングは、日本のカイロプラクターである、Kenzo Kase(加瀬建造)によるものである。約30年前に、加瀬は、高い弾性、通気性を持つ肌に優しい特殊な絆創膏(テープ)を開発した。このテープを第2の肌として肌の上に置く。当該テープは、動く度に伸張し、自由に動けるままでさらにまた収縮する。他の絆創膏及び包帯と比べて、筋肉組織は解放されないため、変性しない。その代りに、弾性テープによって、毎回動いている間、肌は優しく持ち上げられかつマッサージされる。リンパ及び血液の流れは刺激されて、筋肉及び腱の代謝をサポートすることとなる。結果として、張力は低減されて、炎症は軽減されるものとなる。
通常、キネシオテーピングを使用して、けがに対して、または、単にアスリートの能力の向上のためにも、特定の筋肉群を保護する。
今日では、キネシオテーピングは、内側に密着フィルムが充填された高弾性綿バンドと共に機能する。このテープを、サポートされるか刺激を与えるべきそれぞれの筋肉繊維に沿って、肌の上に接着させる。当該テープは人間の肌と同じ伸縮性を有し、さらなる張力を加えずに、肌の上に施される。そのため、テープはさらに機械的に強化させないことは確かである。テープは、筋繊維及び皮下代謝を刺激し、それによって、生体力学的能力が向上し、再形成をサポートする。
欧州登録特許第1810649号
本発明は、単純かつ効果的な方法で、肌上へ刺激効果を与えることが可能であり、キネシオテーピング中に生じるような効果が利用されることとなる衣料、特にスポーツでの使用のための1本のズボンまたはトップスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、密着層を有する繊維キャリヤー材料が第1の弾性伸張量の少なくとも65%である伸張力が加えられている間に、第2の弾性伸張量で自身で伸張することを特徴とする。好ましくは、第2の弾性伸張量は、第1の弾性伸張量の少なくとも75%である。
したがって、本発明では、要するに、特許文献1による上述された最先端技術とは対照的に、繊維キャリヤー材料からできた衣類が、内側に、すなわち、衣類の着用者の肌に面する密着層を備えるが、密着層が繊維キャリヤー材料上に施される時は必ず生じる上述した弾性伸張量の変化によって表される伸張中の抵抗は、最小限で大きくなるだけであるようにデザインされる。
本発明による概念の好ましい実施形態では、密着層が繊維キャリヤー材料のラメラ上に配置される。ここで、密着層の複数の平行ラメラ領域が、繊維キャリヤー材料上に配置され得る。
密着層を、繊維キャリヤー材料上に波状に配置することもでき、この場合でもまた、密着層の複数の平行波状領域を繊維キャリヤー材料上に配置させることができる。
密着層を、ドットパターンとして、繊維キャリヤー材料上に配置することもできる。
全ての場合において、提案された密着層の幾何学的デザインによって、繊維キャリヤー材料上に施される密着層の追加の材料によってもたらされる、張力に対する機械的抵抗を、できるだけ小さいままにすることを確実にする。
それによって、ラメラ状または波状で配置された密着層は、衣類の与えられた縦の伸張の方向で伸長することができ、または、この方向を横断することもできる。この縦の伸張は、概して、各筋繊維の方向に対応する。
密着層は、好ましくはシリコンから成るか、少なくともシリコンを含み、繊維キャリヤー材料上への刷り込み、接着、または積層が可能である。
繊維キャリヤー材料は、ポリエステルから成るのが好ましい。繊維キャリヤー材料が、ポリウレタン及びポリエチレングリコールの成分(エラスタン(Elastan))から生じるブロック共重合体から成るという、代替案がある。好ましい解決策によって、ポリエステル及びエラスタンの組み合わせを利用することも可能である。概して、エラスタンと組み合わせた合成紡糸ファイバから成る繊維キャリヤー材料を提供することができる。
エラスタンは、高弾性合成ファイバであり、ゴムと同様のものであるが、高剛性を有し、より耐久性がある。ウレタンは、堅く細長い部分を形成し、この部分は、互いに縦方向に積み重なって、さらなる原子価力がもたらされることによって、繊維の凝集を可能にする。しかしながら、ポリアルコールのゴム状ブロックは強力に丸められるが、容易に引き伸ばすことができる。この堅さと弾性とを併せ持つブロックによって、700%以上という非常に高い弾性が得られる。
衣類は、身体部が衣類によって覆われる、衣類の着用者の身体部周りに、弾性張力によって衣類自体で付着するように切断されるのが好ましい。ここでは、密着層は肌表面上に押し付けられて、密着層の高い摩擦係数によって、確実に肌上で良好に保持される。
好ましくは、密着層の材料は、少なくともμ=0.4、好ましくは少なくともμ=0.5の(肌上の)静摩擦係数を有する。対照的に、繊維キャリヤー材料は、最大でμ=0.3、好ましくは最大でμ=0.25の(肌上の)静摩擦係数を有するのが好ましい。
よって、提案された衣類は、特に、内側に、すなわち、肌に面する側に密着層が印刷されるか積層される、体にぴったりと合う衣類である。このフィルム形状の密着層は、繊維の基本材料とは異なる摩擦係数を有する。繊維キャリヤー材料と密着層との間のそれら異なる表面特性によって、衣類の着用中に刺激効果がもたらされる。この刺激効果は、当該実施形態によると、生体力学的機能及び定められた筋肉群をそれぞれ刺激するか緩和する。帯の配置構成及び実施形態は、説明したキネシオテーピングの原理によって、実行可能である。
したがって、本発明は、キネシオテーピングの原理を使用し、その原理を具体的には衣服に適用する。高摩擦抵抗による圧力を、フィルム状の衣服の内側に加える。衣服は肌にぴったり合うように配置されるため、定められた圧迫が引き起こされ、これによって、肌上に密着層を確実に押し付ける。よって、密着層が印刷された帯は、キネシオテーピングの原理に対応する。
密着層は衣服内に配置され、衣服を意図して使用する間、肌上に置かれることは不可欠である。密着層の材料特性によって、及び構造によって、身体機能の特定の処置を行うことが可能である。
繊維キャリヤー材料及び密着層の異なる静摩擦特性によってのみ、刺激効果がもたらされる。他の事前に既知である解決法(上述した特許文献1を参照)とは対照的に、増加させた歪み抵抗によって、機械的な補強を生じさせないものとする。これは、衣服の着用者のみで筋肉力を上げなければならないことを意味する。したがって、緊張状態が得られ、各々がトレーニングされる。
そのため、繊維キャリヤー材料の歪み抵抗が保たれ、各々できるだけ小さく修正されて、繊維キャリヤー材料と密着層との間の異なる摩擦係数によって、及び、できるだけ大きく動くことによって、述べられた刺激効果を達成することが、提案された解決法の必須の態様である。
次の具体的な好ましい応用は強調されるべきである。
一方では、特定の筋肉刺激を実行することができる。これを行うために、密着層は、定められた筋肉の向きに沿って、繊維キャリヤー材料上に配置される。好ましくは、繊維の印刷技法または積層によって、コーティングを行う。密着層を備えた帯は、繊維キャリヤー材料より高い静摩擦によって、肌表面を刺激する。キャリヤー材料に対する歪み抵抗は各々できるだけ一定のままで、最低限変化するのみであることを確実とすることが重要である。密着層を備えた帯は、肌上への密着性を引き起こす一方、等質な繊維帯によって滑りやすくなっている。密着性と滑りとの間の矛盾は、密着帯における肌の刺激につながる。この刺激は、筋繊維及びその下にある肌層に伝えられて、筋肉及び代謝に対して局所的に作用する。
他方では、リンパ流の刺激を生じさせることができる。したがって、密着層は定められた向きに沿って配置されて、繊維の印刷または積層技法によって、ここでもまた繊維キャリヤー材料上へ施される。密着層及び繊維キャリヤー材料の静摩擦係数における差異によって、ここでもまた肌表面を刺激する。繊維キャリヤー材料に対する歪み抵抗は各々均等のままで最低限変化するのみであることを確実とすることが、重ねて重要である。処理された帯は、肌上への密着性を引き起こすのに対して、キャリヤー材料の等質な繊維帯によって、滑りやすくなっている。さらにまた、密着性と滑りとの間の矛盾は、密着帯における肌の刺激につながる。生じた刺激は、その下のリンパ管に伝えられて、老廃物及びリンパの排出を刺激する。ここでは、繊維キャリヤー材料及び衣服の切断に起因して、衣服によって身体上へ加えられる接触圧が、心臓からの距離によって上昇していき、よって、リンパをリンパ節の方向に、身体の先端から中央まで、例えば、***器官まで運ぶことは、必須条件である。
提案された概念の好ましい実施形態は、静摩擦係数における所望かつ必要とされる差異に関して、高い静摩擦係数によって特徴づけられる、シリコンの印刷、接着または積層を含む。この場合、同時に、高伸縮性及び弾性が確保されて、圧迫服上の広い範囲に施すことができる。ここで、繊維キャリヤー材料、すなわち、生地の伸縮性は、それほど大きく抑制されず、さらには、エングレービングが防止される。
提案された概念は、利用されるさまざまな材料の異なる摩擦係数を使用する。多かれ少なかれ、肌表面の刺激を引き起こす密着性によって、特定の帯がもたらされる。これによって、医学的手法及び理学療法的手法の新しいスペクトルが開発されて、これは、肌表面の物理的刺激を介して、衣服によって実現され得る。ここで、キネシオテーピングの原理にしたがって、肌表面及びその下の層の等質な刺激を得るために、さらなる機械的な補強を行わずに、大きくなった歪み抵抗による、補強した材料及び部分それぞれによって、肌の刺激をもたらすことが重要である。
身体への接触圧を定めることができ、刺激帯の正確な場所を、定められた基部の圧迫に加えて、表面の刺激を利用することによって、定めることができる。
したがって、物質的な表面特性とは異なる、内側の修正された帯、及び/または、衣服の繊維素地からの摩擦及び密着性それぞれに対する表面構造を含む、身体に着用させるための衣服が提供される。
よって、印刷または伝達技術を施された帯は、衣服のキャリヤー材料と比べて高い摩擦係数を有するが、この場合、密着層の帯は、キャリヤー材料(繊維素地)と比べて非常によく似た歪み抵抗を有する。
肌及び上体層の刺激は、表面構造及び密着層の形成各々を合わせた、上述の材料特性によって得られる。有利には、こういった刺激は、このような事前に知られている圧迫技術を組み合わせることによって実現される。
図面において、以下のように本発明の実施形態を示す。
本発明の可能な実施形態による、トラックパンツの正面図 内側を外側に返した、図1aによるトラックパンツを示す説明図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、一方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返した、トラックパンツの正面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、他方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、後ろから見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、一方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返した、トラックパンツの正面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、他方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、後ろから見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返した、トラックパンツの正面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、後ろから見たトラックパンツを示す説明図 波状デザインの、図1〜9による繊維キャリヤー材料におけるトラックパンツの密着層の透視図及び断面図 線形デザインの、図1〜9による繊維キャリヤー材料におけるトラックパンツの密着層の透視図及び断面図 点状デザインの、図1〜9による繊維キャリヤー材料におけるトラックパンツの密着層の透視図及び断面図 波状デザインが縦に伸張する方向に広がる、図10による密着層の実施形態の変形を示す説明図 波状デザインが縦に伸張する方向を横切って広がる、図10による密着層の実施形態の変形を示す説明図 力を加えないトラックパンツのラメラ部分を概略的に示す説明図 図15aによるラメラ部分であって、当該部分は密着層がない繊維キャリヤー材料から成り、ここで測定力が加えられることを、概略的に示す説明図 図15aによるラメラ部分であって、当該部分は図14による波状密着層を有する繊維キャリヤー材料から成り、ここで測定力が加えられることを、概略的に示す説明図 図15aによるラメラ部分であって、当該部分は図13による波状密着層を有する繊維キャリヤー材料から成り、測定力が加えられることを、概略的に示す説明図 測定力による長さの変化が、図15にしたがって力が加えられる際に密着層を有する及び密着層がない異なる繊維材料に対して示す説明図
図1〜6において、トラックパンツの形のさまざまな衣類1が示されており、ここで、「a」で印された図は、直視図における(正面図または側面図における)ズボンを示しており、「b」で印された図は、内側を外に出した、すなわち、内側を外側に返したズボンを示す。
ズボンは繊維キャリヤー材料2から成り、キャリヤー材料2の上に密着層3が施されていることがわかる。密着層3を施すために、印刷または積層技法、及び接着技法が採用されている。
図に示すように、疑似コースにしたがって、密着層3が施されており、このコースは、定められた筋肉刺激を得るために、及び/または、リンパ流を刺激するために選択される。
図7a〜7dにおいて、図1〜6に類似した別の実施形態が示されている。ここで、密着層3は、トラックパンツ1の内側においてラメラ状に広がる(内側が外側に返されて示される)。ここで示されるように図示されたラメラ構造は、図10〜12(下記参照)において示されるように1つまたは複数の種類によって形にすることができることは、留意すべきである。
図8a〜8dにおいて、図1〜6に類似したさらに別の実施形態が示されている。ここで、密着層3は、部分的により大きな面積で配置されている(ももの領域を参照)。図示された構造は、図10〜12において示されるように1つまたは複数の種類によってさらにまた形にすることができる。
図9a及び9bによる実施形態は、脚の縦方向に伸長する波状に配置された密着層3を示す。ここでまた、図示された構造は、図10〜12において示されるように1つまたは複数の種類によって形にすることができる。
図10〜12には、繊維キャリヤー材料2上の密着層3の異なる可能な実施形態が示されている。図10によると、密着層3は平行波の形で配置される。図の上部に示されるコースの下には、キャリヤー材料2及び密着層3の断面図が示されている。
図11によると、密着層は連続的な細片である。
図12による解決法において、密着層は(好ましくは規則的な)ドットパターンでデザインされている。
繊維キャリヤー材料上の密着層3の各々の幾何学的実施形態によって、衣服の材料の追加の機械的剛性を、伸長させるために必要な力に対して最小限大きくするだけにするが、これは本発明による目的に対応し、その結果、密着層3が与えられたキャリヤー材料2は包帯効果をもたらすことはないが、それとは反対に、大きな力を加えることなく、肌表面の動きに追従するものとされる。
また、キャリヤー材料上の密着層要素の波形の配置構成は影響力を有する。図13において、衣服の面方向Lの縦の歪みがある程度波状細片の方向に広がるように、キャリヤー材料2上の密着層3の波状かつ平行に広がる複数の細片が、どのように配置されているかがわかる。しかしながら、図14によると、波状細片3は方向Lを横断して方向Qに広がっている。
したがって、図14による解決法について、図13の場合より小さい歪み抵抗の増加が、有利に予期され得る。
図15において、本発明による実施形態はいかに理解されるべきかがさらにまた示される。
図15において、定められた幅及び高さ(例えば、10mm×100mm)を有する測定用細片が示されている。この測定用細片は、ほとんど繊維キャリヤー材料2から成る。測定用細片は測定装置の一端4に固定される。
ここで、図15bにしたがって、歪み力Fの形での測定力を、例えば50Nで、他端5において加える。密着層がない細片を、第1の弾性伸張量Δsで伸張させる。
ここで、繊維キャリヤー材料からできた細片は、密着層を備える(図15c及び図15dを参照)。図15cによると、密着層3は、伸張方向を横断して配置される波状細片の形で広がる。ここで、歪み力Fを加えた後、第2の弾性伸張量Δsが測定されるが、これは、第1の弾性伸張量Δsよりも、それほど小さいものではない。
平行かつ波状細片が歪み方向に配置される場合、図15dに示されるように、繊維キャリヤー材料上に施される密着層3によって、歪み力Fに対してわずかに大きい抵抗がもたらされ、それによって、第2の弾性伸張量Δsはこの時少し小さくなる。
どんな場合でも、第1の伸張量Δsの少なくとも65%であるような第2の弾性伸張量Δsで歪み力Fを加えた後、密着層3を含む繊維キャリヤー材料2が伸張されるように、本発明による実施形態が選択される。
これによって、最適なマッサージ及び刺激効果それぞれが衣服1の着用中に得られることが確実となり、その結果、密着層によって、ここでは所望されない衣服の補強及び強化それぞれを受け入れる必要はなくなる。
図16において、(Nで表される)力Fを加える場合に生じる(mmで表される)歪みΔsが、衣服のさまざまな実施形態に対して示された図が示される。
曲線Aは等質な繊維キャリヤー材料2に対するコースを示し、よってこのキャリヤー材料2の上には密着層3は与えられていない。力Fによって、(図15bと比べて)最大の第1の弾性伸張量Δsがもたらされる。
キャリヤー材料2の上に波状に横断する密着層3(図15cを参照)を施すことによって、力Fが与えられると、曲線Bにしたがって、わずかに小さい第2の伸張量Δsのみがもたらされる。
この伸張量は、曲線Cによると、波状の縦方向の密着層3が施される場合(図15dを参照)、まだ少し小さくなる。
しかしながら、密着層3を備える提案された材料は、曲線Dから明らかである最先端技術による事前に既知である解決法より実質的に大きい弾性を有する。よって、ここで、包帯効果は、密着層が施される場合、材料の柔軟性は、かなり低減されることが意図される(特許文献1)。
本発明によると、グラフのコースは、図16の網掛け部内にとどまる。すなわち、密着層3を含む繊維キャリヤー材料2は、第1の伸張量Δsの少なくとも65%である伸張量Δsで歪み力Fを加えることによって伸張する。
よって、筋肉の流れ及びリンパ管それぞれを定められた方法で刺激することが可能である。それらの流れの正確なコースは、基準衣服において判断される。繊維の印刷及び積層技法各々のどれが、歪み特性及び生地の弾性にそれほど影響を及ぼさずに、身体上に最適な機能性を伝えるのかが判断される。このことに関して、密着層の厚さ及びその形状、ならびに施された材料(多くはシリコン)の表面特性は、パラメータに影響を及ぼす。そして、衣服の内側の密着層のコースの判断された形状は、繊維キャリヤー材料上に施される。
1 衣類
2 繊維キャリヤー材料
3 密着層
4 端
5 端
伸張力
Δs 第1の弾性伸張量
Δs 第2の弾性伸張量
L 縦の伸張方向
Q 縦の伸張を横断する方向
A 等質な繊維キャリヤー材料についてのグラフ
B 波状に横断する密着層によるグラフ
C 波状の縦方向の密着層によるグラフ
D 最先端技術の密着層を有する材料についてのグラフ
本発明は、繊維キャリヤー材料を含む衣類に関する。
繊維キャリヤー材料は、衣類の着用者の身体部を取り囲んでいる。身体部に面するキャリヤー材料側のキャリヤー材料上に密着層が配置され、その密着層は、当該衣類を意図して使用する間、身体部の一部に接触している。この場合、密着層のない繊維キャリヤー材料は、定められた伸張力が加えられている間に、第1の弾性伸張量で自身で伸張する。
一般的な種類による衣類が、スポーツの分野で使用され、身体の特定の所望領域における圧迫を行うといった治療力を有する。それによって、静脈還流を向上させるために、及び、血栓症またはリンパ腫脹を中和するために、例えば、腕または脚の領域内で、典型的には環状に作用する刺激が引き起こされる。
そのために、さまざまな方法が使用されて、衣類の着用者の生体力学的身体機能に影響を及ぼす。現在、とりわけ、基部圧迫、及び、高い歪み抵抗を有するさまざまないわゆるテープまたは帯の応用が行われている。それらの技術は、分化した接触圧と共に機能し、衣類のさまざまな帯の異なる伸縮性(加えられるべき伸張力)を、衣類の着用者の身体上に与えている。いわゆるキネシオテーピングによるものと仮定すると、活物質と肌との直接的接触及び肌への直接的効果は、それらの技法には存在しない。
他の応用例では、関節をサポートしなければならず、それぞれの関節を保持しなければならない。ここで、膝領域での応用を、膝蓋骨を開いたままにした場合を一例として挙げることとする。この概念に関して、上述した種類の衣類は、特許文献1から既知である。ここでは、着用者の肌に面する側で高い摩擦係数を有する材料を備えた、ぴったりと身体に合う衣類が記載されている。筋肉、間接及び他の身体部分の動きを限定するために、挫傷、打撲傷、筋肉の伸展、捻挫、骨折、及びその他のけがを防ぐために、包帯が与えられる。これに起因して、ここでは、具体的に、繊維基本材料の弾性より小さい弾性を有するように、高い摩擦係数を有する材料がデザインされる。そのため、高い摩擦係数を有する材料が接触する繊維が動く力は、具体的に、その動く力の範囲に制限される。
その限りにおいて、非限定的な環状圧迫の基本機能に加えて、さらに局部圧迫に発展して、機能する応用例がある。非限定的な環状圧迫は、繊維材料によって着用者の身体にもたらされるタイトな衣類による接触圧を意味する。この圧力は、心臓から遠い所から心臓近くへ、すなわち、遠位から近位へのものとして定められ、かつ、低下するものとされなければならない。少なくとも静止状態において、静脈の断面を低減させることによって血液循環を刺激し、また、老廃物の排出を促進させる。
その限りにおいて、記載された技法は、衣類の材料による(張)力が実質的にもたらされ、かつ、その力が具体化されていない方法で身体に作用する、単純な原理によって機能する。能力を向上させ、かつ、再生させるような圧迫服は、スポーツ用衣服として知られている。全体的な圧迫または特定の接触圧を有する衣服が存在する。
そのために、外側から施すいわゆるテープ及び積層をそれぞれ有する場合として、異なる伸縮性を有する材料がよく使用される。これによる肌への直接的効果は実現されない。
特許文献2には、衣類と着用者の肌との間に挿入されて、衣類の滑りを防止する密着バンドが開示されている。特許文献3には、人の肌上に密着するものとされる密着性の繊維材料が記載されている。特許文献4には、着用者の肌上での滑りを最小限に抑えるためのストッキング及び靴下のコーティングが開示されている。
いわゆるキネシオテーピングは、日本のカイロプラクターである、Kenzo Kase(加瀬建造)によるものである。約30年前に、加瀬は、高い弾性、通気性を持つ肌に優しい特殊な絆創膏(テープ)を開発した。このテープを第2の肌として肌の上に置く。当該テープは、動く度に伸張し、自由に動けるままでさらにまた収縮する。他の絆創膏及び包帯と比べて、筋肉組織は解放されないため、変性しない。その代りに、弾性テープによって、毎回動いている間、肌は優しく持ち上げられかつマッサージされる。リンパ及び血液の流れは刺激されて、筋肉及び腱の代謝をサポートすることとなる。結果として、張力は低減されて、炎症は軽減されるものとなる。
通常、キネシオテーピングを使用して、けがに対して、または、単にアスリートの能力の向上のためにも、特定の筋肉群を保護する。
今日では、キネシオテーピングは、内側に密着フィルムが充填された高弾性綿バンドと共に機能する。このテープを、サポートされるか刺激を与えるべきそれぞれの筋肉繊維に沿って、肌の上に接着させる。当該テープは人間の肌と同じ伸縮性を有し、さらなる張力を加えずに、肌の上に施される。そのため、テープはさらに機械的に強化させないことは確かである。テープは、筋繊維及び皮下代謝を刺激し、それによって、生体力学的能力が向上し、再形成をサポートする。
欧州登録特許第1810649号明細書 独国実用新案第202010016255号明細書 米国特許出願公開第2006/0154053号明細書 米国特許出願公開第2008/0236417号明細書
本発明は、単純かつ効果的な方法で、肌上へ刺激効果を与えることが可能であり、キネシオテーピング中に生じるような効果が利用されることとなる衣料、特にスポーツでの使用のための1本のズボンまたはトップスを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、密着層を有する繊維キャリヤー材料が第1の弾性伸張量の少なくとも65%である伸張力が加えられている間に、第2の弾性伸張量で自身で伸張することを特徴とする。ここで、衣類は、身体部が衣類によって覆われる、衣類の着用者の身体部周りに、弾性張力によって衣類自体で付着するように切断されることによって、衣類は、着用者の肌にぴったり合うため、定められた圧迫が引き起こされ、これによって密着層は肌上に確実に押し付けられる。
好ましくは、第2の弾性伸張量は、第1の弾性伸張量の少なくとも75%である。
したがって、本発明では、要するに、特許文献1による上述された最先端技術とは対照的に、繊維キャリヤー材料からできた衣類が、内側に、すなわち、衣類の着用者の肌に面する密着層を備えるが、密着層が繊維キャリヤー材料上に施される時は必ず生じる上述した弾性伸張量の変化によって表される伸張中の抵抗は、最小限で大きくなるだけであるようにデザインされる。
本発明による概念の好ましい実施形態では、密着層が繊維キャリヤー材料のラメラ上に配置される。ここで、密着層の複数の平行ラメラ領域が、繊維キャリヤー材料上に配置され得る。
密着層を、繊維キャリヤー材料上に波状に配置することもでき、この場合でもまた、密着層の複数の平行波状領域を繊維キャリヤー材料上に配置させることができる。
密着層を、ドットパターンとして、繊維キャリヤー材料上に配置することもできる。
全ての場合において、提案された密着層の幾何学的デザインによって、繊維キャリヤー材料上に施される密着層の追加の材料によってもたらされる、張力に対する機械的抵抗を、できるだけ小さいままにすることを確実にする。
それによって、ラメラ状または波状で配置された密着層は、衣類の与えられた縦の伸張の方向で伸長することができ、または、この方向を横断することもできる。この縦の伸張は、概して、各筋繊維の方向に対応する。
密着層は、好ましくはシリコンから成るか、少なくともシリコンを含み、繊維キャリヤー材料上への刷り込み、接着、または積層が可能である。
繊維キャリヤー材料は、ポリエステルから成るのが好ましい。繊維キャリヤー材料が、ポリウレタン及びポリエチレングリコールの成分(エラスタン(Elastan))から生じるブロック共重合体から成るという、代替案がある。好ましい解決策によって、ポリエステル及びエラスタンの組み合わせを利用することも可能である。概して、エラスタンと組み合わせた合成紡糸ファイバから成る繊維キャリヤー材料を提供することができる。
エラスタンは、高弾性合成ファイバであり、ゴムと同様のものであるが、高剛性を有し、より耐久性がある。ウレタンは、堅く細長い部分を形成し、この部分は、互いに縦方向に積み重なって、さらなる原子価力がもたらされることによって、繊維の凝集を可能にする。しかしながら、ポリアルコールのゴム状ブロックは強力に丸められるが、容易に引き伸ばすことができる。この堅さと弾性とを併せ持つブロックによって、700%以上という非常に高い弾性が得られる。
提案されたデザインによって、密着層は肌表面上に押し付けられて、密着層の高い摩擦係数によって、確実に肌上で良好に保持される。
好ましくは、密着層の材料は、少なくともμ=0.4、好ましくは少なくともμ=0.5の(肌上の)静摩擦係数を有する。対照的に、繊維キャリヤー材料は、最大でμ=0.3、好ましくは最大でμ=0.25の(肌上の)静摩擦係数を有するのが好ましい。
よって、提案された衣類は、特に、内側に、すなわち、肌に面する側に密着層が印刷されるか積層される、体にぴったりと合う衣類である。このフィルム形状の密着層は、繊維の基本材料とは異なる摩擦係数を有する。繊維キャリヤー材料と密着層との間のそれら異なる表面特性によって、衣類の着用中に刺激効果がもたらされる。この刺激効果は、当該実施形態によると、生体力学的機能及び定められた筋肉群をそれぞれ刺激するか緩和する。帯の配置構成及び実施形態は、説明したキネシオテーピングの原理によって、実行可能である。
したがって、本発明は、キネシオテーピングの原理を使用し、その原理を具体的には衣服に適用する。高摩擦抵抗による圧力を、フィルム状の衣服の内側に加える。衣服は肌にぴったり合うように配置されるため、定められた圧迫が引き起こされ、これによって、肌上に密着層を確実に押し付ける。よって、密着層が印刷された帯は、キネシオテーピングの原理に対応する。
密着層は衣服内に配置され、衣服を意図して使用する間、肌上に置かれることは不可欠である。密着層の材料特性によって、及び構造によって、身体機能の特定の処置を行うことが可能である。
繊維キャリヤー材料及び密着層の異なる静摩擦特性によってのみ、刺激効果がもたらされる。他の事前に既知である解決法(上述した特許文献1を参照)とは対照的に、増加させた歪み抵抗によって、機械的な補強を生じさせないものとする。これは、衣服の着用者のみで筋肉力を上げなければならないことを意味する。したがって、緊張状態が得られ、各々がトレーニングされる。
そのため、繊維キャリヤー材料の歪み抵抗が保たれ、各々できるだけ小さく修正されて、繊維キャリヤー材料と密着層との間の異なる摩擦係数によって、及び、できるだけ大きく動くことによって、述べられた刺激効果を達成することが、提案された解決法の必須の態様である。
次の具体的な好ましい応用は強調されるべきである。
一方では、特定の筋肉刺激を実行することができる。これを行うために、密着層は、定められた筋肉の向きに沿って、繊維キャリヤー材料上に配置される。好ましくは、繊維の印刷技法または積層によって、コーティングを行う。密着層を備えた帯は、繊維キャリヤー材料より高い静摩擦によって、肌表面を刺激する。キャリヤー材料に対する歪み抵抗は各々できるだけ一定のままで、最低限変化するのみであることを確実とすることが重要である。密着層を備えた帯は、肌上への密着性を引き起こす一方、等質な繊維帯によって滑りやすくなっている。密着性と滑りとの間の矛盾は、密着帯における肌の刺激につながる。この刺激は、筋繊維及びその下にある肌層に伝えられて、筋肉及び代謝に対して局所的に作用する。
他方では、リンパ流の刺激を生じさせることができる。したがって、密着層は定められた向きに沿って配置されて、繊維の印刷または積層技法によって、ここでもまた繊維キャリヤー材料上へ施される。密着層及び繊維キャリヤー材料の静摩擦係数における差異によって、ここでもまた肌表面を刺激する。繊維キャリヤー材料に対する歪み抵抗は各々均等のままで最低限変化するのみであることを確実とすることが、重ねて重要である。処理された帯は、肌上への密着性を引き起こすのに対して、キャリヤー材料の等質な繊維帯によって、滑りやすくなっている。さらにまた、密着性と滑りとの間の矛盾は、密着帯における肌の刺激につながる。生じた刺激は、その下のリンパ管に伝えられて、老廃物及びリンパの排出を刺激する。ここでは、繊維キャリヤー材料及び衣服の切断に起因して、衣服によって身体上へ加えられる接触圧が、心臓からの距離によって上昇していき、よって、リンパをリンパ節の方向に、身体の先端から中央まで、例えば、***器官まで運ぶことは、必須条件である。
提案された概念の好ましい実施形態は、静摩擦係数における所望かつ必要とされる差異に関して、高い静摩擦係数によって特徴づけられる、シリコンの印刷、接着または積層を含む。この場合、同時に、高伸縮性及び弾性が確保されて、圧迫服上の広い範囲に施すことができる。ここで、繊維キャリヤー材料、すなわち、生地の伸縮性は、それほど大きく抑制されず、さらには、エングレービングが防止される。
提案された概念は、利用されるさまざまな材料の異なる摩擦係数を使用する。多かれ少なかれ、肌表面の刺激を引き起こす密着性によって、特定の帯がもたらされる。これによって、医学的手法及び理学療法的手法の新しいスペクトルが開発されて、これは、肌表面の物理的刺激を介して、衣服によって実現され得る。ここで、キネシオテーピングの原理にしたがって、肌表面及びその下の層の等質な刺激を得るために、さらなる機械的な補強を行わずに、大きくなった歪み抵抗による、補強した材料及び部分それぞれによって、肌の刺激をもたらすことが重要である。
身体への接触圧を定めることができ、刺激帯の正確な場所を、定められた基部の圧迫に加えて、表面の刺激を利用することによって、定めることができる。
したがって、物質的な表面特性とは異なる、内側の修正された帯、及び/または、衣服の繊維素地からの摩擦及び密着性それぞれに対する表面構造を含む、身体に着用させるための衣服が提供される。
よって、印刷または伝達技術を施された帯は、衣服のキャリヤー材料と比べて高い摩擦係数を有するが、この場合、密着層の帯は、キャリヤー材料(繊維素地)と比べて非常によく似た歪み抵抗を有する。
肌及び上体層の刺激は、表面構造及び密着層の形成各々を合わせた、上述の材料特性によって得られる。有利には、こういった刺激は、このような事前に知られている圧迫技術を組み合わせることによって実現される。
図面において、以下のように本発明の実施形態を示す。
本発明の可能な実施形態による、トラックパンツの正面図 内側を外側に返した、図1aによるトラックパンツを示す説明図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの正面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 図1にしたがって描写された、本発明の変形としてのさまざまなトラックパンツの側面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、一方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返した、トラックパンツの正面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、他方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、後ろから見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、一方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返した、トラックパンツの正面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、他方の側から見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、後ろから見たトラックパンツを示す説明図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返した、トラックパンツの正面図 本発明のさらなる実施形態による、トラックパンツの内側を外側に返して、後ろから見たトラックパンツを示す説明図 波状デザインの、図1〜9による繊維キャリヤー材料におけるトラックパンツの密着層の透視図及び断面図 線形デザインの、図1〜9による繊維キャリヤー材料におけるトラックパンツの密着層の透視図及び断面図 点状デザインの、図1〜9による繊維キャリヤー材料におけるトラックパンツの密着層の透視図及び断面図 波状デザインが縦に伸張する方向に広がる、図10による密着層の実施形態の変形を示す説明図 波状デザインが縦に伸張する方向を横切って広がる、図10による密着層の実施形態の変形を示す説明図 力を加えないトラックパンツのラメラ部分を概略的に示す説明図 図15aによるラメラ部分であって、当該部分は密着層がない繊維キャリヤー材料から成り、ここで測定力が加えられることを、概略的に示す説明図 図15aによるラメラ部分であって、当該部分は図14による波状密着層を有する繊維キャリヤー材料から成り、ここで測定力が加えられることを、概略的に示す説明図 図15aによるラメラ部分であって、当該部分は図13による波状密着層を有する繊維キャリヤー材料から成り、測定力が加えられることを、概略的に示す説明図 測定力による長さの変化が、図15にしたがって力が加えられる際に密着層を有する及び密着層がない異なる繊維材料に対して示す説明図
図1〜6において、トラックパンツの形のさまざまな衣類1が示されており、ここで、「a」で印された図は、直視図における(正面図または側面図における)ズボンを示しており、「b」で印された図は、内側を外に出した、すなわち、内側を外側に返したズボンを示す。
ズボンは繊維キャリヤー材料2から成り、キャリヤー材料2の上に密着層3が施されていることがわかる。密着層3を施すために、印刷または積層技法、及び接着技法が採用されている。
図に示すように、疑似コースにしたがって、密着層3が施されており、このコースは、定められた筋肉刺激を得るために、及び/または、リンパ流を刺激するために選択される。
図7a〜7dにおいて、図1〜6に類似した別の実施形態が示されている。ここで、密着層3は、トラックパンツ1の内側においてラメラ状に広がる(内側が外側に返されて示される)。ここで示されるように図示されたラメラ構造は、図10〜12(下記参照)において示されるように1つまたは複数の種類によって形にすることができることは、留意すべきである。
図8a〜8dにおいて、図1〜6に類似したさらに別の実施形態が示されている。ここで、密着層3は、部分的により大きな面積で配置されている(ももの領域を参照)。図示された構造は、図10〜12において示されるように1つまたは複数の種類によってさらにまた形にすることができる。
図9a及び9bによる実施形態は、脚の縦方向に伸長する波状に配置された密着層3を示す。ここでまた、図示された構造は、図10〜12において示されるように1つまたは複数の種類によって形にすることができる。
図10〜12には、繊維キャリヤー材料2上の密着層3の異なる可能な実施形態が示されている。図10によると、密着層3は平行波の形で配置される。図の上部に示されるコースの下には、キャリヤー材料2及び密着層3の断面図が示されている。
図11によると、密着層は連続的な細片である。
図12による解決法において、密着層は(好ましくは規則的な)ドットパターンでデザインされている。
繊維キャリヤー材料上の密着層3の各々の幾何学的実施形態によって、衣服の材料の追加の機械的剛性を、伸長させるために必要な力に対して最小限大きくするだけにするが、これは本発明による目的に対応し、その結果、密着層3が与えられたキャリヤー材料2は包帯効果をもたらすことはないが、それとは反対に、大きな力を加えることなく、肌表面の動きに追従するものとされる。
また、キャリヤー材料上の密着層要素の波形の配置構成は影響力を有する。図13において、衣服の面方向Lの縦の歪みがある程度波状細片の方向に広がるように、キャリヤー材料2上の密着層3の波状かつ平行に広がる複数の細片が、どのように配置されているかがわかる。しかしながら、図14によると、波状細片3は方向Lを横断して方向Qに広がっている。
したがって、図14による解決法について、図13の場合より小さい歪み抵抗の増加が、有利に予期され得る。
図15において、本発明による実施形態はいかに理解されるべきかがさらにまた示される。
図15において、定められた幅及び高さ(例えば、10mm×100mm)を有する測定用細片が示されている。この測定用細片は、ほとんど繊維キャリヤー材料2から成る。測定用細片は測定装置の一端4に固定される。
ここで、図15bにしたがって、歪み力Fの形での測定力を、例えば50Nで、他端5において加える。密着層がない細片を、第1の弾性伸張量Δsで伸張させる。
ここで、繊維キャリヤー材料からできた細片は、密着層を備える(図15c及び図15dを参照)。図15cによると、密着層3は、伸張方向を横断して配置される波状細片の形で広がる。ここで、歪み力Fを加えた後、第2の弾性伸張量Δsが測定されるが、これは、第1の弾性伸張量Δsよりも、それほど小さいものではない。
平行かつ波状細片が歪み方向に配置される場合、図15dに示されるように、繊維キャリヤー材料上に施される密着層3によって、歪み力Fに対してわずかに大きい抵抗がもたらされ、それによって、第2の弾性伸張量Δsはこの時少し小さくなる。
どんな場合でも、第1の伸張量Δsの少なくとも65%であるような第2の弾性伸張量Δsで歪み力Fを加えた後、密着層3を含む繊維キャリヤー材料2が伸張されるように、本発明による実施形態が選択される。
これによって、最適なマッサージ及び刺激効果それぞれが衣服1の着用中に得られることが確実となり、その結果、密着層によって、ここでは所望されない衣服の補強及び強化それぞれを受け入れる必要はなくなる。
図16において、(Nで表される)力Fを加える場合に生じる(mmで表される)歪みΔsが、衣服のさまざまな実施形態に対して示された図が示される。
曲線Aは等質な繊維キャリヤー材料2に対するコースを示し、よってこのキャリヤー材料2の上には密着層3は与えられていない。力Fによって、(図15bと比べて)最大の第1の弾性伸張量Δsがもたらされる。
キャリヤー材料2の上に波状に横断する密着層3(図15cを参照)を施すことによって、力Fが与えられると、曲線Bにしたがって、わずかに小さい第2の伸張量Δsのみがもたらされる。
この伸張量は、曲線Cによると、波状の縦方向の密着層3が施される場合(図15dを参照)、まだ少し小さくなる。
しかしながら、密着層3を備える提案された材料は、曲線Dから明らかである最先端技術による事前に既知である解決法より実質的に大きい弾性を有する。よって、ここで、包帯効果は、密着層が施される場合、材料の柔軟性は、かなり低減されることが意図される(特許文献1)。
本発明によると、グラフのコースは、図16の網掛け部内にとどまる。すなわち、密着層3を含む繊維キャリヤー材料2は、第1の伸張量Δsの少なくとも65%である伸張量Δsで歪み力Fを加えることによって伸張する。
よって、筋肉の流れ及びリンパ管それぞれを定められた方法で刺激することが可能である。それらの流れの正確なコースは、基準衣服において判断される。繊維の印刷及び積層技法各々のどれが、歪み特性及び生地の弾性にそれほど影響を及ぼさずに、身体上に最適な機能性を伝えるのかが判断される。このことに関して、密着層の厚さ及びその形状、ならびに施された材料(多くはシリコン)の表面特性は、パラメータに影響を及ぼす。そして、衣服の内側の密着層のコースの判断された形状は、繊維キャリヤー材料上に施される。
1 衣類
2 繊維キャリヤー材料
3 密着層
4 端
5 端
伸張力
Δs 第1の弾性伸張量
Δs 第2の弾性伸張量
L 縦の伸張方向
Q 縦の伸張を横断する方向
A 等質な繊維キャリヤー材料についてのグラフ
B 波状に横断する密着層によるグラフ
C 波状の縦方向の密着層によるグラフ
D 最先端技術の密着層を有する材料についてのグラフ

Claims (15)

  1. 衣類(1)であって、
    繊維キャリヤー材料(2)を含み、前記衣類(1)の着用者の身体部を取り囲み、
    前記身体部に面する前記キャリヤー材料(2)側における前記キャリヤー材料(2)上に密着層(3)が配置され、前記密着層(3)が、前記衣類(1)を使用する間、前記身体部の一部に接触し、
    密着層(3)のない前記繊維キャリヤー材料(2)が、定められた伸張力(F)が加えられている間に、第1の弾性伸張量(Δs)で伸張する、衣類(1)であって、
    密着層(3)を有する前記繊維キャリヤー材料(2)が、前記第1の弾性伸張量(Δs)の少なくとも65%である伸張力(F)が加えられている間に、第2の弾性伸張量(Δs)で伸張する
    ことを特徴とする衣類(1)。
  2. 密着層(3)を有する前記繊維キャリヤー材料(2)が、前記第1の弾性伸張量(Δs)の少なくとも75%である伸張力(F)が加えられている間に、第2の弾性伸張量(Δs)で伸張する
    請求項1に記載の衣類。
  3. 前記密着層(3)が、前記繊維キャリヤー材料(2)のラメラ上に配置される
    請求項1または2に記載の衣類。
  4. 前記密着層(3)の複数の平行ラメラ領域が、前記繊維キャリヤー材料(2)上に配置される
    請求項3に記載の衣類。
  5. 前記密着層(3)が、前記繊維キャリヤー材料(2)上に波状に配置される
    請求項1または2に記載の衣類。
  6. 前記密着層(3)の複数の平行波状領域が、前記繊維キャリヤー材料(2)上に配置される
    請求項5に記載の衣類。
  7. 前記密着層(3)が、ドットパターンとして、前記繊維キャリヤー材料(2)上に配置される
    請求項1または2に記載の衣類。
  8. ラメラ状または波状で配置された前記密着層(3)が、前記衣類(1)の与えられた縦の伸張の方向(L)で伸長する
    請求項3ないし6のいずれかに記載の衣類。
  9. ラメラ状または波状で配置された前記密着層(3)が、前記衣類(1)の与えられた縦の伸張(L)を横断(Q)して伸長する
    請求項3ないし6のいずれかに記載の衣類。
  10. 前記密着層(3)が、シリコンから成るかシリコンを含む
    請求項1ないし9のいずれかに記載の衣類。
  11. 前記密着層(3)が、前記繊維キャリヤー材料(2)上に刷り込まれる
    請求項1ないし10のいずれかに記載の衣類。
  12. 前記密着層(3)が、前記繊維キャリヤー材料(2)上に接着されるか積層される
    請求項1ないし10のいずれかに記載の衣類。
  13. 前記繊維キャリヤー材料(2)が、ポリエステルから成る
    請求項1ないし12のいずれかに記載の衣類。
  14. 前記繊維キャリヤー材料(2)が、ポリウレタン及びポリエチレングリコールの成分(エラスタン(Elastan))から生じるブロック共重合体から成る
    請求項1ないし12のいずれかに記載の衣類。
  15. 身体部が前記衣類によって覆われる前記衣類(1)の着用者の前記身体部周りに、弾性張力によって衣類で付着するように切断される
    請求項1ないし14のいずれかに記載の衣類。
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