JP2014504890A - フレキシブル針を有する骨髄採取装置 - Google Patents

フレキシブル針を有する骨髄採取装置 Download PDF

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Abstract

骨髄採取装置が、操作中に曲げることができるフレキシブルな骨髄採取針を含み、針の先端部が標的の骨の内側皮質壁を穿孔しないようにする。針は、吸引チャネルが骨片や海綿部分内の他の残屑によって詰まる事例を減少させるために窪んでいる吸入端部を規定する吸引チャネルを規定する。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2010年10月5日出願の米国仮特許出願第61/389,889号の利益を主張し、その開示は、参照によって、本書に全体が説明されているかのように本書に組み込まれる。
背景技術
図1を参照すると、従来の骨髄採取装置は、一般に、直線の堅いジャムシディ(Jamshidi)針20を含み、その針は一般に、細長い中空管22を規定しており、この中空管は、遠位端部に切断先端部24と、対向する近位端部にハンドル(図示せず)と、管22と流体連通している注射器または他の好適なレセプタクルとを有する。操作中、トロカールが一般に標的の骨30の堅い皮質を通って動かされ、次いで針20が、トロカールのカニューレを通って、骨30の海綿部分28まで挿入される。針20内に負圧を生じさせ、針20を通ってレセプタクルまで、標的の骨30の海綿部分28から骨髄26を吸引する。
堅い骨髄採取針は、前進させる最中に、特に骨髄採取針が、標的の骨の湾曲した領域の海綿部分に沿って動かされるときに、標的の骨の海綿部分を通って標的の骨の皮質壁(cortical wall)を不注意に穿刺する危険があることが経験から分かった。従来の骨髄採取装置よりも信頼性高く、標的の骨から骨髄を吸引するように構成されている骨髄採取装置が望まれる。
発明の概要
一実施形態によれば、骨髄採取装置は、中心軸に沿って細長い針軸体を含む骨髄針を含む。針軸体は、中心軸を通って延在する吸引チャネルを規定する軸本体を含む。針軸体は、吸引チャネルと流体連通する吸入ポートをさらに規定して、標的の骨から骨髄吸引物を引き込む。軸本体は、軸本体に延在する単一の連続的な溝を規定する可撓性部分を含む。単一の連続的な溝は、軸本体の長さ方向に沿った、実質的にらせん状の経路に沿って延在する。骨髄針は、針軸体から遠位に延在する先端部と、可撓性部分の上側に延在しかつ溝の少なくとも一部分を覆う非エラストマーのオーバーコートとをさらに含む。骨髄採取装置はトロカールとレセプタクルとをさらに含み、トロカールは、トロカールハンドルと、トロカールハンドルから延在する、カニューレに挿入されたシャフトとを含み、カニューレに挿入されたシャフトは、針軸体の少なくとも一部分を摺動可能に収容するように構成され、およびレセプタクルは、針に動作可能に結合され、針を通って標的の骨から骨髄を吸引し、かつ吸引された骨髄を収集するように構成されている。
上述の要約、ならびに以下の好ましい実施形態の詳細な説明は、添付の図面と併せて読むと、より理解される。本開示を説明するために、図面を参照する。しかしながら、本開示の範囲は、図面で説明する特定の手段に限定されない。
従来の骨髄採取針の概略的な側面図である。 トロカールと、標的の骨から骨髄を吸引するように構成された骨髄採取針と、吸引された骨髄を収容するように構成されたレセプタクルとを含む、一実施形態に従って構成された骨髄採取装置の概略的な側面図である。 図2Aに示すトロカールの斜視図である。 図2Aに示すトロカールの側断面図である。 図2Aに示すトロカール、および標的の骨の皮質を通って動かされるようにトロカールに挿入されるように構成されたスタイレットの分解斜視図である。 図2Dに示すスタイレットの近位端部の側面図である。 図2Dに示すスタイレットを、トロカールに挿入された状態で示す側面図である。 図2Aに示す針およびトロカールの分解組立図である。 図2Gに示すトロカールに挿入された針の斜視図である。 図2Aに示す骨髄採取針の斜視図である。 図3Aに示す骨髄採取針の側面図である。 図3Bに示す骨髄採取針の端面図である。 図3Aに示す骨髄採取針の針軸体に接続された状態で示す、代替的な実施形態による針ハンドル部の斜視図である。 図3Dに示す針ハンドル部の上面図である。 図3Eの線3F−3Fに沿って取った側断面図である。 図2Aに示す骨髄採取針の可撓性軸部分の、直線的な構成にある側面図である。 図4Aに示す骨髄採取針の可撓性軸部分の、撓んだ構成を示す側面図である。 図4Bに示す骨髄採取針の、線4C−4Cに沿って取った端面の断面図である。 図4Cと同様であるが、代替的な実施形態に従って構成された端面の断面図である。 図2Aに示す骨髄採取針の遠位端部の一部分の拡大斜視図である。 図5Aに示す骨髄採取針の遠位端部の一部分の別の拡大斜視図である。 図4Aと同様であるが、代替的な実施形態に従って構成された可撓性軸部分の概略的な側面図である。 図5Cに示す可撓性軸部分の一部分の、線5Dで囲んだ部分の拡大側面図である。 図5Dと同様であるが、代替的な実施形態に従って構成された溝を含む可撓性軸部分の一部分の拡大側面図である。 直線的な構成において標的の骨の海綿部分まで挿入された骨髄採取針の概略的な立面図である。 図6Aと同様であるが、針が撓んだ構成で示す、標的の骨の海綿部分まで挿入された骨髄採取針の概略的な立面図である。 図2Aに示す骨髄採取針に結合されて示す、代替的な実施形態に従って構成されたレセプタクルの側面図である。 図7Aに示すレセプタクルのチョークアクチュエータの端面図である。 図7Bに示すレセプタクルのチョークアクチュエータの斜視図である。 図2Aに示すが、別の実施形態に従って構成された針の切断先端部の斜視図である。 図8Aに示す切断先端部の側面図である。
発明を実施するための形態
図2A〜Cを参照すると、骨髄採取装置40は、カニューレに挿入されたトロカール42と、トロカール42を通って標的の骨まで挿入されて、標的の骨から骨髄を吸引するように構成された、カニューレに挿入された骨髄採取針44と、針44に動作可能に結合されて、吸引された骨髄を受け取って収集するように構成されたレセプタクル45とを含む。標的の骨は、採取される骨髄を適当量含む任意の骨とし得る。一実施形態によれば、標的の骨は骨盤とし得る。以下の説明から分かるように、針44の少なくとも一部分は可撓性であり、それにより、堅い針を有する従来の骨髄採取装置とは対照的に、骨髄採取装置40は、より信頼性高く標的の骨から骨髄を吸引することが可能となる。
トロカール42は、カニューレに挿入されたトロカールシャフト46を含み、このトロカールシャフトは、近位端部49と、実質的に長手方向Lに沿って延在し得るトロカールシャフト中心軸48に沿って近位端部49に対向する遠位端部50とを規定する。それゆえ、トロカール42およびその構成要素に関して使用されるような用語「近位」、「遠位」、およびそれらの派生語は、遠位端部50から近位端部49の方への方向、および近位端部49から遠位端部50の方への方向をそれぞれ指すことを認識すべきである。トロカールシャフト46は、遠位端部50にトロカール先端部52を規定している。
トロカール42は、トロカールシャフト46の近位端部49に結合されたトロカールハンドル54を含み、トロカールシャフト46がトロカールハンドル54から遠位に延在するようにしている。トロカールハンドル54は、任意のポリマーまたは任意の好適な代替的な材料で作製でき、およびトロカールシャフト46は、ステンレス鋼、チタニウム、または任意の好適な代替的な材料、例えば生体適合性材料やニチノールなどの形状記憶材料などから作製できる。図2A〜Dに示す実施形態によれば、トロカールハンドル54は、プレート部56と、プレート部56から例えば近位に延出する一対の把持部材58などの少なくとも1つの把持部材58とを含み得るトロカールハンドル本体55を含む。両把持部材58を離間させて、トロカールハンドル本体55が、把持部材58間をつなぐブリッジ部分59を規定できるようにする。トロカールハンドル本体55は、カニューレに挿入されたコネクタ57をさらに含み、このコネクタは、カニューレに挿入されたシャフト46と位置合わせされた位置において、ブリッジ部分59から近位に延在する。プレート部56はアパーチャ60を規定し、このアパーチャは、トロカールハンドル本体55を通って、例えばブリッジ部分59およびコネクタ57を通って長手方向に延在する。アパーチャ60の少なくとも一部分は、トロカールシャフト46の近位端部49を保持するようなサイズにされている。プレート部56は、トロカールシャフト46と控えめに接続されることも、またはトロカールシャフト46と一体とすることもできる。図示の実施形態によれば、トロカールハンドル54は、トロカールシャフト46の近位端部49にオーバーモールドされる。
トロカールシャフト46はカニューレに挿入でき、トロカール42が、中心軸48に沿って近位端部49から遠位端部50まで、カニューレ47が中心軸48に沿ってアパーチャ60と整列するように、トロカールシャフト46を通して延在するカニューレ47を規定する。図示の実施形態によれば、近位端部49は、トロカールハンドル本体55、例えばブリッジ部分59において終端するが、その代わりに、近位端部49はトロカールハンドル54から近位に延出し得ることを認識すべきである。
ここで図2D〜Fを参照すると、骨髄採取装置40はスタイレット150をさらに含み、このスタイレットは、トロカールシャフト46に挿入されて、標的の骨の皮質を通って動かされるように(穿孔またはドリリング運動、または任意の好適な代替的な運動によって)構成され得る。スタイレット150は、スタイレットハンドル152と、スタイレットハンドル152から遠位に延在するスタイレットシャフト154と、スタイレットシャフト154から遠位に延在するスタイレット先端部155とを含む。
スタイレットハンドル152は、ハンドル本体156と、ハンドル本体156から延在する一対の係合部材158などの少なくとも1つの係合部材とを含む。図示の実施形態によれば、係合部材158は可撓性タブ160として構成され、このタブは、ハンドル本体156から遠位に延在し、かつ、スタイレット150がトロカール42に結合されているときに、トロカールハンドル54のコネクタ57を収容するのに十分な距離離間されている。係合部材158は各々、各可撓性タブ160の遠位端部から突出するリップ部162をさらに含むことができる。
スタイレット150の係合部材158は、トロカールハンドル54の相補的な係合部材51とかみ合うように構成されて(図2B〜Cも参照)、スタイレット150をトロカール42に取り付けるようにする。例えばトロカールハンドル54の係合部材51は、把持部材58の各内面から内向きに、それゆえ互いの方に向かって突出する少なくとも1つの突起、例えば一対の突起53として構成できる。両突起53は、ブリッジ部分59に対して近位に離間され、かつコネクタ57に対して外側に離間した位置において終端する。それゆえ、トロカールハンドル54は、スタイレット150を取り外し可能にトロカール42に取り付けるときのために、ブリッジ部分59の近位面と突起53の各遠位面との間に配置された第1の間隙をそれぞれ規定する。第1の間隙は、リップ部162の対応する1つを収容するようなサイズにされている。トロカールハンドル54は、突起53とコネクタ57との間にそれぞれ配置された第2の間隙をさらに規定する。第2の間隙は、スタイレット150がトロカール42に取り付けられるときにスタイレット150のタブ160を収容するようなサイズにされている。
スタイレットシャフト154は、トロカールシャフト46のカニューレ47と実質的に等しいまたはそれよりもわずかに小さい外径(または代替的な形状の断面の寸法)を規定し、スタイレットシャフト154をカニューレ47に収容できるようにして、スタイレットシャフト154がカニューレ47内を長手方向Lに沿って平行移動できるようにする。スタイレットシャフト154の長さは、長手方向Lに沿って、スタイレット150がトロカール42に取り付けられているときにスタイレット先端部155がトロカールシャフト46に対して遠位に突出するようなサイズにされている。図示の実施形態によれば、スタイレット先端部155は、遠位に延在するにつれ先細となり得る。
操作中、スタイレットシャフト154は、初めに、トロカールハンドル54のアパーチャ60を通っておよびさらにトロカールシャフト46のカニューレ47を通って、スタイレットハンドル152がトロカールハンドル54に載置されるまで挿入される。図示の実施形態によれば、スタイレットハンドル本体156の遠位面が、コネクタ57の近位面とし得るトロカールハンドル54の近位面に当接すると、スタイレットハンドル152はトロカールハンドル54に載置される。初めに、スタイレットハンドル152をトロカールハンドル54に対して実質的に垂直な向きにして、スタイレットシャフト154をトロカールシャフト56に挿入し得る。その結果、スタイレットハンドル152の係合部材は、トロカールハンドル54の係合部材の干渉を受けることがない。特に、スタイレットシャフト154が初めにトロカールシャフト46に挿入されるとき、スタイレットハンドル152のタブ160は、トロカールハンドル54の突出部53に対して半径方向にオフセットしている。
スタイレットハンドル152がトロカールハンドル54に載置されたら、スタイレットハンドル152およびトロカールハンドル54の一方または双方を、スタイレットハンドル152の可撓性タブ160がトロカールハンドル54の第2の間隙においてトロカールハンドル54の突起53に当たるまで、他方に対して回転できる。特に、トロカールハンドル54の突起53の内面は第1の距離で離間でき、およびタブ60の外面は、第1の距離よりもわずかに大きい第2の距離で離間できる。その結果、突起53は、タブ60を内向きに互いの方に向かって撓むように偏らせ、タブ60と突起53との間に摩擦力をもたらすようにし、それにより、スタイレットハンドル152をトロカールハンドル54に解除式に取り付ける。リップ部162は、各突起53とブリッジ部分59との間にある、トロカールハンドル54の第1の間隙に配置される。スタイレットハンドル152は、スタイレットハンドル152が十分に回転されて、スタイレット150の係合部材158がトロカール42の相補的な係合部材51とかみ合うようにすると、トロカールハンドル54に当接し得る一対の対向する当接面164をさらに含み得る。スタイレットハンドル152およびトロカールハンドル54の少なくとも一方を反対方向に回転させて係合部材158および51の係合を解除でき、スタイレット150をトロカール42から取り外すことができることを認識すべきである。
スタイレット150がトロカール42に取り付けられているとき、スタイレット先端部155は、トロカールシャフト46の先端部52に対して遠位に突出している。その結果、スタイレット先端部155は、標的の骨の皮質にくっつけて置くことができ、および推進力、例えば、槌で繰り返し軽くたたく力をスタイレットハンドル150に加え、それにより、スタイレット先端部155が、それゆえトロカールシャフト46も、標的の骨の皮質中へとおよびそれを通って進めることができる。推進力は、要望通りの任意の好適な推進力、例えば軽くたたく力、打ち抜き力、ドリルの穴開け力、またはスタイレット先端部155およびトロカールシャフトを標的の骨の皮質壁を通って推進させるのに好適な任意の代替的な力とし得ることを認識すべきである。トロカールシャフト46は、トロカールシャフト46が標的の骨に挿入された深さを示す深さマーキング89を含み得る。例えば、トロカール先端部52が標的の骨の海綿部分に確実に配置されるのに十分な深さでトロカールシャフト46を標的の骨に挿入することが望ましいとし得る。スタイレット先端部155が標的の骨の皮質壁を通って進められたら、スタイレット150はトロカール42から取り出すことができ、トロカールシャフト46のカニューレ47は、トロカール44に対しておよび標的の骨の海綿部分まで針44を前へ進めるための誘導経路を提供する。
スタイレット150およびトロカール42を一実施形態に従って説明したが、骨髄採取装置40は、任意の好適な代替的な実施形態に従って構成できることを認識すべきである。例えば、スタイレット150の係合部材158およびトロカール42の係合部材51は、スタイレット150をトロカール42に解除式に取り付けるような、要望通りの代替的な構成とし得る。あるいは、スタイレット150およびトロカール42は相補的な係合部材を持たず、スタイレットハンドル152がトロカールハンドル54と機械的に連結しているときに、推進力をスタイレットハンドル152に加えることができるようにする。あるいは、最初にスタイレット150をトロカール42に挿入させなくても、スタイレット先端部155を、標的の骨の皮質壁を通って進めることができ、それにより、皮質壁を通って延在する開口部を画成する。この代替的な実施形態では、スタイレット150は、皮質壁を通って進められた後に、標的の骨から取り除くことができ、その後、トロカールシャフト46の遠位端部50を、スタイレット150によって形成された皮質壁開口部を通って挿入できる。あるいは、骨髄採取装置40はスタイレット150を持たず、およびトロカール先端部52は、標的の骨の皮質壁を通って進められるように構成でき、トロカールシャフト46のカニューレ47が、トロカール44に対しておよび標的の骨の海綿部分まで針44を前進させるための誘導経路を画成するようにする。
ここで図2G〜3Cを参照すると、針44は、カニューレに挿入された針軸体62を含み、この針軸体は、近位端部66と、針軸体中心線64に沿って近位端部66に対向する遠位端部68とを規定する。それゆえ、針44およびその構成要素に対して使用されるような用語「近位」、「遠位」、およびそれらの派生語は、遠位端部68から近位端部66へ向かう方向、および近位端部66から遠位端部68へ向かう方向をそれぞれ指すことを認識すべきである。針軸体62は、近位端部66と遠位端部68との間に、要望通りの任意の長さ、例えば、一実施形態によれば約9.5インチを含む、および別の実施形態によれば約11インチを含む、約7.5インチ〜約12インチを規定し得る。
中心軸64は、針軸体62が撓まない構成すなわち直線的な構成であるときに、長手方向Lに沿って延在できる。針軸体62は、実質的に剛体とし得る剛体部分81などの第1の本体部分と、剛体部分81から遠位に延在し得る可撓性部分84などの第2の本体部分とを規定できる可撓性の針軸本体63を含み得る。針軸本体63は、可撓性本体部分84が第1の撓まない構成にあるときに、実質的に長手方向Lに沿って延在できる。以下詳細に説明するように、可撓性部分84、それゆえ軸本体63は、第1の撓まない構成から第2の撓んだ構成へ繰り返されるように構成されており、それにより、可撓性部分84の少なくとも一部から実質的に全てによって規定された中心軸64は、長手方向Lに対して角度がオフセットしている。
引き続き図2G〜3Cを参照すると、針44は、針軸体62の近位端部66に結合された針ハンドル部70を含む。針44および針ハンドル部70は、要望通りの任意の材料、例えばステンレス鋼、チタニウム、アルミニウム、ポリマーなどから作製でき、および所望により生体適合性とし得る。針ハンドル部70は、要望通りの任意の好適な実施形態に従って構成できる。例えば、一実施形態によれば、ハンドル部70は、プレート部72と、プレート部72から例えば近位に延出する一対の把持部材74などの少なくとも1つの把持部材74とを含み得る針ハンドル部本体73を含む。針ハンドル部本体73が、把持部材74間をつなぐブリッジ部分76を規定するように、把持部材74は離間されている。ハンドル部70はアパーチャ78を規定し、このアパーチャは、針ハンドル部本体73を通って、例えばブリッジ部分76を通って長手方向に延在する。アパーチャ78の少なくとも一部分から全てまでのサイズが、針軸体62を保持するようなサイズにされている。図示の実施形態によれば、針ハンドル部70は、針軸体62の近位端部66上にオーバーモールドされている。任意の好適な実施形態に従って要望通りに、針ハンドル部本体73を、針軸体62と控えめに接続することも、または針軸体62と一体とすることもできることを認識すべきである。一実施形態によれば、針ハンドル部70は、レセプタクル45の針44への取り付けを容易にするルアーフィッティング71などの取り付け部材を含むことができる。
針ハンドル部70を、任意の実施形態に従って要望通りに構成できることをさらに認識すべきである。例えば、図3D〜Fを参照すると、ハンドル部本体73は、一対の対向する外側端部73a、および外側端部73a間をつなぐ中央部分73bによって規定される横方向の長さ方向に沿って延在する。ハンドル部本体73は、外側端部73aが中央部分73bに対して遠位に配置されるように、弓状に曲げることができる。ハンドル部本体73は近位端部74および遠位端部76をさらに規定し、それにより、近位端部74は、遠位端部76よりも弓状に曲げられる。例えば、遠位端部76は弓状に曲げることも、または実質的に直線状に延在することもできる。ハンドル部本体73は、横方向の長さ方向に沿って延在する針ハンドル部中心軸69に沿って丸みをつけることができる。針ハンドル部70は、人間工学的に使いやすい把持領域を規定するために、ハンドル部本体73中へとまたはそれを通って延在する1つ以上のスロット95をさらに規定できる。
図3A〜Cを参照して上述したように、ハンドル部70は、ハンドル部本体73を通って延在しかつ針軸体62の近位端部66を保持するように構成されたアパーチャ78を規定する。例えば、図3D〜Fに示すように、アパーチャ78は、近位部分78aと、近位部分78aに対して遠位に配置されている遠位部分78bとを含むことができる。遠位部分78bのサイズは、針軸体62の近位端部66を保持できるようなサイズにされている。例えば、ハンドル部本体73は、針軸体62の近位端部66上にオーバーモールドされている。あるいは、ハンドル部本体73は、アパーチャ78の遠位部分78bを通っておよび針軸体62の近位端部66を通って延在できる一対のピン79などの少なくとも1つの締結具を保持でき、針ハンドル部73を針軸体62に固定する。それゆえ、遠位部分78bのサイズは、針軸体62とは異なることがある。例えば、遠位部分78bの形状は実質的に六角形にすることができ、または要望通りの任意の好適な幾何学的形状を規定できる。同様に、近位部分78aは、要望通りの任意の好適なサイズおよび形状を規定できる。例えば、図示の実施形態によれば、近位部分78aは、実質的にシリンダー状など、丸みを帯びてもよく、および近位部分78aの近位端部に傾斜導入部78cを規定できる。以下詳細に説明するように、ハンドル部70は、レセプタクル45をアパーチャ78に保持するように構成され、それゆえ、レセプタクル45を針44に取り付けるように構成された取り付け部材を規定できる。
針軸体62の長手方向軸64は、針44がトロカール42に動作可能に結合されているとき、トロカール42の長手方向軸48と一致し、針軸体62の少なくとも一部分をカニューレ47に摺動可能に収容できるようにする。
図5A〜Bに示すように、針44は、針軸体62から遠位に延在する先端部82を含む。一実施形態によれば、針軸体62は、図示の実施形態によれば、軸本体63から遠位に延在しかつ可撓性部分84から遠位に延在するネック部88を規定する。例えば、ネック部88は、軸本体63の遠位端部68から延在し得る。ネック部88は、針軸体62の中心軸64を横断する半径方向に沿って窪み得る。図示の実施形態によれば、ネック部88は、可撓性部分から要望通りの任意の距離、例えば約0.0787インチ離間し得るが、それでもなお、ネック部88は可撓性部分84から遠位に延在すると言うことができることを認識すべきである。
先端部82は、ネック部88から遠位に延在でき、また、それゆえ、針軸体62に対して遠位に延在する。例えば、先端部82は、可撓性部分84に対して遠位に延在する。それゆえ、可撓性部分84は、剛体部分81に対して遠位に、および先端部82に対して近位に配置できる。あるいは、針軸体62にはネック部88がなく、先端部82が可撓性部分84から直接延在できるようになっている。あるいは、軸本体63は、可撓性部分84の遠位に配置された剛体部分を含むことができる。軸本体63には剛体部分がなく、軸本体63の実質的に全体を可撓性とし得ることをさらに認識すべきである。
ネック部88は、軸本体63と先端部82との間、例えば可撓性部分84と先端部82との間を接続できる。可撓性部分84はネック部88に近い個所で終端するが、その代わりにネック部88は、可撓性部分84に半径方向に延在し得ることを認識すべきである。さらに、針軸体62は、要望通り位置決めされた2つ以上のネック部88を規定できる。それゆえ、針44、および特に針軸体62が少なくとも1つのネック部88を規定すると言うことができる。ネック部88は、軸本体63に対して窪んで、軸本体63とネック部88との間で実質的に半径方向に延在する第1のまたは近位肩部77と、近位肩部77に対向しかつ先端部82とネック部88との間で実質的に半径方向に延在する第2のまたは遠位肩部75を規定できる。ネック部88は、対向肩部75と77との間、それゆえ、軸本体63と先端部82との間の長手方向の個所で半径方向に切り取られ得るポケット90を規定できる。特に、ポケット90は、可撓性部分84に対して半径方向に窪んでおり、ネック部88は、軸本体63の少なくとも一部分、例えばネック部88に隣接する部分の外側断面の寸法よりも小さい外側断面の寸法を規定している。ポケット90は、先端部82の最大断面の寸法よりも半径方向にさらに窪み得る。ポケット90はネック部88の全周囲に延在するが、その代わりに、ポケット90は、周囲の一部分のみに延在することがある。あるいは、針軸体62は、ネック部88の周りで離間する複数のポケット90を規定できる。以下詳細に説明するように、針44は、例えばポケット90において、少なくとも1つの骨髄吸引物吸入ポート92、例えば半径方向に針軸体62まで延在する一対の骨髄吸引物吸入ポート92を規定する。
針44は、近位端部66から軸本体63の遠位端部68を通って軸本体63の中心軸64に沿って延在するカニューレ80を規定する。しかしながら、図示の実施形態によれば、カニューレ80は、針軸体62を通して延在せず、吸入ポート92と半径方向に整列した個所で終端する。軸本体63の近位端部66をレセプタクル45に結合し、レセプタクル45がカニューレ80と流体連通できるようにし、それゆえ、針44から、吸引された骨髄を受け取るように構成されている。
軸本体63は、トロカールシャフト46のカニューレ47と実質的に等しい、またはそれよりもわずかに小さい外径(または代替的な形状の断面の寸法)を規定し、可撓性部分84が第1の撓まない構成にあるときに、針軸体62を、長手方向にカニューレ47に摺動可能に挿入できるようにして、針44をトロカール42に動作可能に結合する。その結果、針44を標的の骨の海綿部分まで前進させるときに、トロカール42は針44を支持できる。特に、軸本体63の長手方向の長さは、トロカールシャフト46の長手方向の長さよりも長いため、針の先端部82を、トロカールシャフト46の近位端部49に対して遠位に、カニューレ47を通って遠位端部50から出て海綿骨部分まで挿入できる。一実施形態によれば、可撓性部分84の第1のまたは遠位の長さ部分はトロカールシャフト46から延出し、および可撓性部分84の第2のまたは近位の長さ部分は、トロカールシャフト46のカニューレ47内に配置されたままである。例えば、軸本体63は、先端部82がトロカールシャフト46から中心軸64に沿って約3.35インチ突出するときに、可撓性部分84の少なくとも約0.2インチをカニューレ47内部に配置するように構成できる。針軸体62およびカニューレ47の形状を実質的にシリンダー状として示すが、要望通りの任意の好適な代替的な形状を規定し得ることを認識すべきである。
同様に図4A〜5Aを参照して、軸本体63は、カニューレ80の周囲を規定する半径方向に内側の面65と、対向する半径方向に外側の面67とを規定する。内側面65は、任意の好適な断面の寸法、例えば直径を要望通り、例えば、約0.086インチを含む、約0.05インチ〜約0.10インチに規定できる。外側面67は、任意の好適な断面の寸法、例えば直径を要望通り、例えば、約.01085インチを含む、約0.07インチ〜約0.15インチに規定できる。上述の通り、軸本体63の全体までの少なくとも一部分が、例えば可撓性部分84において可撓性であり、かつ曲がることができ、中心軸64の対応する部分が、長手方向Lに沿った延在状態から、長手方向Lに対してオフセットした経路に沿った延在状態へ変化する。例えば、オフセット経路は湾曲し得る。図示の実施形態によれば、可撓性部分84は、骨髄採取装置40の操作中に標的の骨の海綿骨部分まで挿入できる。図示の実施形態によれば、可撓性部分84は、軸本体63の少なくとも一部分から実質的に全体までの軸本体63の長さ方向に沿ったらせん状の経路91に沿って実質的に延在する溝86によって規定されている。溝86は半径方向に(例えば、中心軸64に対して実質的に垂直に)外側面67まで突出でき、かつ可撓性部分84の長手方向の長さ部分に沿う延在部のらせん方向に沿った細長いらせん状の経路91に沿って延在する。溝86は、第1のまたは近位肩部77で終端し得る、または第1のまたは近位肩部から中心軸64に沿って要望通りの任意の距離、例えば約0.0787インチ離間した個所で終端し得る。
図示の実施形態によれば、らせん状の経路91は、可撓性部分84の長手方向の長さに沿って一定ピッチを規定できる。それゆえ、溝86の隣接する一周期93は、長手方向Lに沿って延在する可撓性部分84の長さに沿って実質的に一定の長手方向の距離Dで離間できる。あるいは、溝86の隣接する一周期の長手方向の距離を、可撓性部分84の長さに沿って遠位方向において増減させて離間させ得る。さらに、経路91は上述の通りらせん状とし得る、または他に指定のない限り任意の好適な形状の経路を規定し得る。
溝86は、針軸体62の可撓性部分84に単一の連続的な切り込みを形成でき、可撓性部分84に任意の追加的な切り込みを設けないようにする。それゆえ、溝86は単一の連続的な溝にできる、つまり、針軸体62の可撓性部分84には、溝86と実質的に同じように構成された任意の他の溝をなくすことができる。それゆえ、針軸体62の可撓性部分84は溝86を含み、かつ2つ以上の溝86を設けていない。
さらに、溝86は、図示の通り直線を規定でき(図5A〜B参照)、または要望通り、任意の好適な代替的な形状、例えば図示のような蛇行経路を規定できる。例えば、図5C〜Dに示すように、溝86は、複数の舌部132および複数の凹部134を含む実質的に蟻継ぎ状の継ぎ目を規定し得る複数の継ぎ目130を規定でき、これら凹部は、例えば舌部132が凹部134内で可動であるように、舌部132を保持する。図示の実施形態によれば、舌部132の少なくとも一部分から全体までが、各凹部に向かう方向に沿って外側へフレア状に広がる。例えば、舌部132の各々が、対応する凹部134まで延在するネック部136と、ネック部に対向しかつ対応する凹部134に配置されている端壁138と、ネック部136と端壁138との間をつなぐ一対の対向する側壁140とを規定している。側壁140は、らせん状の経路91に実質的に平行な方向に沿って離間し、かつ各凹部134に向かう方向に沿って互いに対してフレア状に広がり、側壁140が、ネック部136から端壁138への方向に沿って互いに対してフレア状に広がるようにし得る。端壁138は、らせん状の経路91に対して実質的に平行な方向に沿って延在し、らせん状の経路91に対して垂直に延在するラインが蟻継ぎ130を二等分できるようにする。その結果、針軸体62、それゆえ可撓性部分84にねじりの力が加わるとき、隣接する継ぎ目130の隣接する側壁140が互いに対してカムとなって、各舌部132を対応する凹部134に付勢する保持力をもたらす。あるいは、図5Eを参照すると、各継ぎ目130の側壁140は、ネック部138と端壁138との間の方向に沿って互いに対して実質的に平行に延在できる。らせん状の経路91は、中心軸64に対して実質的に垂直に延在する平面Pに対して角度θを規定する。角度θは、要望通りに、例えば約10.5度〜約13.5度、および例えば約12度とし得る。
図示の実施形態によれば、側壁140は湾曲しており、かつ端壁138との境界面における曲率半径を規定する。例えば、端壁138と各側壁140との境界面において規定された曲率半径は、約.0054インチ、または要望通りの任意の好適な代替的な寸法とし得る。半径の中心は、任意の好適な距離、例えば約0.0285インチ離間し得る。隣接する端壁138は、らせん状の経路に対して実質的に垂直な方向に沿って、要望通りの任意の好適な距離、例えば約0.021インチ離間し得る。継ぎ目130は、端壁138と側壁140との間の境界面において1つ以上の曲面を規定し得る。例えば、曲面は、要望通りの任意の好適な半径、例えば約.0054インチによって規定できる。各継ぎ目の半径の中心は、要望通りの任意の距離、例えば約0.0285インチ離間し得る。あるいは、端壁138と側壁140との間の境界面は、実質的に直線かつ角度の付けられた面を規定し得る。あるいは、側壁140は、要望通り、実質的に直線的に延在する、または角度の付けられた直線的なセグメントを含むことを認識すべきである。
図示の実施形態によれば、溝86は、らせん状の経路に沿った、針軸体62の周りの一周期に沿って任意の好適な数の継ぎ目130を規定できる。溝は、針軸体62の周りの一周期93当たり4.5超および20未満、例えば約4.8〜約5.0サイクルを規定できる。すなわち、溝86は、針軸体62の周りの単一の周期93に沿って、らせん状の経路91に対して実質的に平行な方向に沿って離間した隣接する端壁の各中間点間に規定されたセグメントSを約5.0個規定できる。代替的な実施形態によれば、溝86は、針軸体62の周りの一周期当たり約12.0サイクルを規定できる。可撓性部分84、および剛体部分81は、任意の好適な外側断面の寸法、例えば直径を、上述の通り約.1085インチに、および任意の好適な内側断面の寸法、例えば直径を、上述の通り約.085インチに規定できる。さらに、らせん状の経路91は、要望通り任意の好適なピッチ、例えば、隣接する周期93間の、中心軸46に対して実質的に平行な方向に沿って延在する距離を約0.0762インチに規定できる。蟻継ぎ61は、高さ、例えば、ネック部136と対応する端壁138との間の距離を、要望通りに、例えば約021インチに規定できる。
例えば可撓性部分84が撓まない構成にあるときに、中心軸64が長手方向Lに延在すると、溝86は任意の好適な溝幅を要望通りに、例えば約0.005インチ〜約0.02インチ、例えば約0.01インチに規定できる。溝幅は、らせん状の経路91を規定する軸本体の長さ方向に沿った、らせん状の経路に対して実質的に垂直である。舌部132は、凹部134内で、中心軸64に対して平行な方向成分を含む方向に沿って可動である。それゆえ、可撓性部分84は上述の通り曲がることができ、可撓性部分84の片側において、継ぎ目130が圧縮状態に置かれるようになり、個々の舌部132が、対応する凹部134の方へさらに動いて溝86の溝幅を減少させる一方、同時に、可撓性部分84の半径方向の反対側では、継ぎ目130が張力下に置かれ、個々の舌部132が、対応する凹部134から離れるようにさらに動いて、溝86の溝幅を増大するようにする。
それゆえ、らせん状の溝86があることによって、針軸体62の可撓性部分84は長手方向Lに対して撓むまたは曲がることができる。その結果、軸本体63、それゆえ針軸体62は、図4Aに示すような、可撓性部分84を含む針軸体62が、長手方向Lに沿って延在する中心軸64に沿って延在する直線的な構成から、図4Bに示すような、可撓性部分84それゆえ中心軸64が長手方向Lに対して撓んで湾曲している、撓んだ構成に移ることができる。一実施形態によれば、可撓性部分84を、長手方向Lに対して要望通りの任意の角度に撓ませるように構成できる。例えば、可撓性部分84は、長手方向Lに対して、約85度〜約90度を含む、約45度〜約90度の角度をなすように撓むように構成される。可撓性部分84を、軸本体63にわたってまたは軸本体を通して延在する溝86を含むものとして示すが、それに加えてまたはその代わりに、可撓性部分84を、軸本体63から遠位に延在する可撓性材料として構成できる。例えば、可撓性部分84は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)または任意の好適な代替的な可撓性材料から作製でき、かつ溝86を含んでも、または溝86が設けられていなくてもよい。
ここで図4Cを参照すると、一実施形態によれば、溝86は、半径方向に内向きに外側面67まで延在するが、軸本体63を内側面65まで貫通しては延在しない。それゆえ、図4Cに示すように、溝86は、内側面65と外側面67との間の位置で終端する深さである。この深さは、軸本体63に可撓性を与えるのに十分とし得る。その結果、内側面65は実質的に滑らかとし得る。あるいは、図4Dに示すように、溝86は、外側面67から内側面65を通って針軸体62を貫通して半径方向に延在して、可撓性部分84における軸本体63の可撓性を高める。一実施形態によれば、溝86は、軸本体63にレーザ切断を施したものとし得るが、溝86を、要望通りに任意の好適な代替的な方法で形成できることを認識すべきである。
針44は、針軸体62の可撓性部分84の少なくとも一部、例えば可撓性部分84の全てを覆うポリマーシースまたはオーバーコート85を含み得る。ポリマーオーバーコート85は、要望通り、可撓性部分84を封止でき、針軸体62の完全性を保護でき、および可撓性部分84の可撓性を低下させる安定性をもたらすことができる。図4Cに示すように溝86が可撓性部分84に延在するが貫通しないか、または溝86が可撓性部分を貫通してカニューレ80まで延在するかに関わらず、針44はポリマーオーバーコート85を含み得る。オーバーコート85は、非エラストマーとすることができ、例えば、PEEKまたは任意の好適な代替的な非エラストマー材料から作製できる。さらに、オーバーコート85は、溝86内に入り込まずに、溝86の上側を延在できる。
図5A〜Bを参照すると、および上述の通り、針軸体62の遠位端部68は針の先端部82に接続されている。針の先端部82は、要望通り、標的の骨の海綿部分を通って、可撓性部分84も海綿骨部分に挿入されるような深さまで前進するように構成されている。針の先端部82は先細にでき、かつ、ネック部88および可撓性部分84に対して遠位に延在するにつれ互いに対して先細になる対向面96を有する彫刻刀の先端部として示す。あるいは、先端部82は、要望通り、らせん形のドリルビット、ブルノーズ、鋭角または鈍角の円錐体、半球体、鋤、または任意の代替的な形状として構成できる。例えば、図8A〜Bを参照すると、先端部82は凹部97を規定でき、少なくとも1つ以上の半径方向に突出する切削溝99を含むセルフタッピング頂部として構成され、これら切削溝は、長手方向に延在するにつれ、中心軸64の周りで要望通りに湾曲または付形され得る。
図8A〜Bに示すように、ネック部88は、中心軸64に対して垂直な方向に沿って断面の寸法を規定でき、これは、要望通り、中心軸64に対して垂直な方向に沿った、針軸体62の断面の寸法を下回り、それゆえ、中心軸64に対して垂直な方向に沿った、可撓性部分84の断面の寸法を下回る。先端部82は、要望通り、ネック部88から任意の距離を規定できる。一実施形態によれば、先端部82の近位端部は、要望通り、カニューレ80の遠位端部から任意の距離、例えば、約.07874mmを含む、約.05mm〜1.5mmで配置される。それゆえ、先端部82は、例えば針44に長手方向Lに対してバイアス力を加えることによって、例えば針の先端部82を標的の骨の海綿部分に沿って動かすように針44を穿孔することによって、または針にねじりの力を加えて、針の先端部82を、中心軸64によって規定された回転軸の周りで回転させ、針の先端部82を標的の骨の海綿部分に沿って動かすようにすることによって、標的の骨の海綿部分を通って前進させるように構成できる。あるいは、骨髄採取装置40に、上述のスタイレット150がない場合、針の先端部82は、例えば針の先端部82が皮質壁に置かれたら針ハンドル部70に推進力を加えることによって、標的の骨の皮質壁を通って動かすように構成できることを認識すべきである。
引き続き図5A〜Bを参照して、軸本体63のカニューレ80は針44の周囲環境と連通している。特に、上述の通り、針44は、アパーチャ94として示す少なくとも1つの横方向の吸引物吸入ポート92を規定し、このポートは、針軸体62の中心軸62に対して実質的に垂直または角度がオフセットされている方向に沿って半径方向に針軸体62まで延在する。例えば、図示の実施形態によれば、吸入ポート92は、半径方向にネック部88に延在する。しかしながら、吸入ポートは、カニューレ80と連通しかつ標的の骨から吸引された骨髄を受け取るのに十分な、針44の任意の好適な位置を通って、延在できることを認識すべきである。例えば、代替的な実施形態によれば、吸入ポート92は、先端組立体87、例えば先端部82内へと延在することができる。
アパーチャ94は針軸体62内に、アパーチャ94がカニューレ80と交わりそれゆえ吸入ポート92がカニューレ80と流体連通するような深さまで延在する。図示の実施形態によれば、アパーチャ94は、一対の対向する、例えば半径方向に対向する吸入ポート92(半径方向に対向し、かつカニューレ80と連通し得る)を規定するようにネック部88を通って延在する。吸入ポート92は、要望通りの、約0.005インチ超、例えば約0.006インチ超など、および要望通りの任意の値を下回る、例えば0.023インチなど、任意の面積を規定できる。吸入ポート92を、カニューレ80に対して角度がオフセットしているとして示すが、カニューレ80は、長手方向に先端部82を通って延在して周囲環境と連通するように配置されるように構成でき、吸入ポート92がカニューレと同一の外延を有するようにする。それゆえ、針軸体62は、針本体63を通って延在する吸引チャネル83を規定し、かつカニューレ80および吸入ポート92を含み得る。
図2A〜Dを参照して上述した通り、およびさらに図6A〜Bを参照すると、トロカール42は、所望の量の骨髄を吸引できる任意の骨とし得る標的の骨100の皮質98を通る開口部を形成できる。例えば、標的の骨100は、腸骨稜、長骨、椎体、または要望通りの任意の代替的で好適な骨とし得る。また図6A〜Bを参照すると、針の先端部82は、トロカール42のカニューレ47を通って標的の骨100の海綿部分102まで挿入できる。先端部82は、矢印の方向103に沿って海綿部分102から骨髄吸引物を引き込む負圧が生じると、骨100内を前進させられ得る。先端部82は、吸入ポート92を骨髄105と位置合わせされるように位置決めでき、生じた負圧が、骨髄吸引物として骨髄をレセプタクル45まで吸引するようにする。図1に示すようなタイプの従来の針20は、骨の海綿部分からの骨髄吸引物の除去を容易にするのに好適ではあるものの、可撓性がなく、それゆえ、骨の解剖学的湾曲部分に当たると皮質壁を損傷させる原因となり、場合によっては、皮質98を突き抜けてしまうことがある。その結果、臨床医は、一般に、針を再配置することなく、海綿部分の単一の個所から大量に引き出すが、これにより、一般に、同様に吸引される相当量の末梢血によって、吸引された骨髄が希釈される。
図6A〜Bを参照すると、針44は、標的の骨100の海綿部分102を通って前進させるのに十分な強度を有する一方、骨100の解剖学的湾曲部103の形状に可撓性部分84を撓ませることができる。その結果、先端部82は、皮質98の内部表面を穿孔したりそこを貫通したりせずに海綿部分102を前進するように構成される。その結果、先端部82は、従来の針と比較して海綿部分102においてさらに動かすことができ、かつ、例えば腸骨稜が湾曲しているために以前は到達できなかった骨髄に達することができる。その結果、針44は、従来の針よりも、末梢血に対して骨髄吸引物の割合を高くして吸引することができる。さらに、吸入ポート92は、先端部82および針本体63の肩部75および77に対して窪んでおり、それにより、吸入ポート92が骨の断片や海綿部分102内に配置された他の残屑によって詰まる事例を減少させる。
再度図2Aを参照すると、レセプタクル45は、レセプタクル45が針44に結合されると吸引チャネル83と流体連通する内部空間108を画成する外筒106を含む注射器104として提供され得る。外筒106は、一方の端部において、針44と流体連通するように構成された先端部110を有し、かつ対向端部において、プランジャー112によって閉鎖されている。先端部110は、注射器104を針44に操作可能に結合するように構成でき、内部空間108がカニューレ80と流体連通するようにする。その結果、外筒106に可動に結合されているプランジャー112を、外筒106に対して手動で近位に引き寄せることができ、吸引チャネル83内に負圧を生じさせ、それにより、骨髄を、吸引チャネル83を通って内部空間108まで引き入れる。図示の実施形態によれば、骨髄吸引物は、吸入ポート92を通ってカニューレまで引き込まれ、かつ内部空間108まで近位に進む。
あるいは、図7A〜Cを参照すると、レセプタクルは、モータ118と、注射器104と、モータ118を注射器104に結合する導管120とを有する吸引具116に結合できる。モータ118は、上述のように吸引チャネル83に真空を生じさせるステッピングモータとし得る。このモータは、骨髄吸引物が、導管120を通って外筒106まで進むようにする。吸引具116は、押しボタン122の形態のアクチュエータと、導管120を担持する対向ブレース123とを含むことができる。押しボタン122は、押しボタン122が押されると導管120まで押し下げられるように構成されたクリンプ部材124に結合されており、それにより、針44とレセプタクル45との間のチャネルを遮断し、かつ導管120を通って外筒106まで至る吸引物の流れを制限または防止する。例えば、先端部82が標的の骨内で再配置されるとき、押しボタン122を押して吸引物を遮断できる。
図面に示す実施形態の実例および説明は例示にすぎず、本開示を制限するものではないことに留意されたい。当業者は、本開示が様々な実施形態を考慮していることを理解するであろう。一実施形態に従って説明しかつ図示した特徴および構造は、他に指定のない限り、本明細書で説明した全ての実施形態に適用できることをさらに認識すべきである。さらに、上述の実施形態と共に上述した概念は、単独で用いても、または上述の他の実施形態のいずれかと組み合わせて用いてもよいことを理解されたい。

Claims (26)

  1. 骨髄針であって:
    中心軸に沿った細長い針軸体であって、前記針軸体は軸本体を含み、前記針軸体は、前記軸本体を通って前記中心軸に沿って延在する吸引チャネルを規定し、前記針軸体は、前記吸引チャネルと流体連通する吸入ポートをさらに規定して、標的の骨から骨髄吸引物を引き出し、前記軸本体は、前記軸本体に延在する単一の連続的な溝を規定する可撓性部分を含み、前記単一の溝は、前記軸本体の長さ方向に沿った、実質的にらせん状の経路に沿って延在する、針軸体;
    前記針軸体から遠位に延在する先端部;および
    前記可撓性部分の上側に延在し、かつ前記溝の少なくとも一部分を覆う非エラストマーのオーバーコート
    を含む骨髄針と;
    トロカールハンドル、および前記トロカールハンドルから延在する、カニューレに挿入されたトロカールシャフトを含むトロカールであって、前記カニューレに挿入されたシャフトが、前記針軸体の少なくとも一部分を摺動可能に収容するように構成されている、トロカールと
    を含む骨髄採取装置。
  2. 前記溝が、前記軸本体を通って前記吸引チャネルにまで延在する、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  3. 前記可撓性部分が可撓性材料を含む、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  4. 前記針軸体が、前記可撓性部分に対して窪んでいるネック部を規定し、および前記吸入ポートが、前記窪んだネック部を通って延在する、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  5. 前記ネック部が、前記可撓性部分と前記先端部との間に配置されている、請求項4に記載の骨髄採取装置。
  6. 前記非エラストマーのオーバーコートが前記溝内に入り込まない、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  7. 前記非エラストマーのオーバーコートがPEEK製である、請求項6に記載の骨髄採取装置。
  8. 前記溝が実質的に直線である、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  9. 前記溝が、蛇行形状を規定する、請求項8に記載の骨髄採取装置。
  10. 前記溝が、複数の舌部と、前記舌部を保持する対応する凹部とを含む継ぎ目を規定し、前記舌部が、前記凹部内で、前記中心軸に対して平行な方向成分を含む方向に沿って可動である、請求項9に記載の骨髄採取装置。
  11. 前記継ぎ目が実質的に蟻継ぎ形状を規定し、前記舌部の少なくとも一部分が、前記各凹部の方へ向かう方向に沿って外向きにフレア状に広がっている、請求項10に記載の骨髄採取装置。
  12. 前記可撓性部分が、前記針軸体の周りの一周期当たり4.5超および20未満の蟻継ぎを規定する、請求項11に記載の骨髄採取装置。
  13. 前記可撓性部分が、前記針軸体の周りの単一の周期に沿って約4.8〜約5.0の蟻継ぎを規定する、請求項12に記載の骨髄採取装置。
  14. 前記溝が、約0.005インチ〜約0.02インチの溝幅を規定し、前記溝幅が、前記軸本体の長さ方向に沿った、前記らせん状の経路を実質的に横断している、請求項10に記載の骨髄採取装置。
  15. 前記溝幅が約0.01インチである、請求項14に記載の骨髄採取装置。
  16. 前記らせん状の経路が、前記中心軸に対して実質的に垂直に延在する平面に対して約10.5度〜約13.5度の角度を規定する、請求項14に記載の骨髄採取装置。
  17. 前記舌部が、前記らせん状の経路に対して実質的に平行な方向に沿って離間する対向する側壁を規定し、および前記対向する側壁が、互いに実質的に平行に延在する、請求項10に記載の骨髄採取装置。
  18. 前記角度が、前記平面に対して約12度である、請求項16に記載の骨髄採取装置。
  19. 前記骨髄針が、前記針軸体に結合された針ハンドル部をさらに含む、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  20. スタイレットハンドルと、前記スタイレットハンドルから延在するスタイレットシャフトと、前記スタイレットシャフトから延在するスタイレット先端部とを含むスタイレットをさらに含み、前記スタイレット先端部が、前記標的の骨の皮質壁を通って動かされるように構成されている、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  21. 前記スタイレットシャフトのサイズが、前記カニューレに挿入されたトロカールシャフトを通って延在して、前記スタイレット先端部が前記トロカールシャフトに対して外部に突出するようなサイズにされている、請求項20に記載の骨髄採取装置。
  22. 前記先端部が前記中心軸に沿って前記トロカールシャフトから約3.35インチ突出すると、前記可撓性部分の約0.2インチを前記カニューレに挿入されたトロカールシャフト内に配置できる、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  23. 前記カニューレに挿入されたトロカールシャフトが、近位端部と、長手方向に沿って延在する中心軸に沿って前記近位端部から離間した遠位端部とを規定し、および前記可撓性部分が、前記長手方向Lに対して約45度〜約90度の角度を規定するように撓むように構成されている、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  24. 前記角度が約85度〜約90度である、請求項23に記載の骨髄採取装置。
  25. 前記針を通って標的の骨から骨髄を吸引し、かつ前記吸引された骨髄を収集するように、前記針に動作可能に結合されるように構成されたレセプタクルをさらに含む、請求項1に記載の骨髄採取装置。
  26. 前記レセプタクルが、前記チャネルと流体連通する内部空間を規定する外筒と、前記外筒に可動に取り付けられたプランジャーとを含み、前記プランジャーを動かすことによって、前記チャネル内に負圧を生じさせる、請求項25に記載の骨髄採取装置。
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