JP2014504648A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2014504648A5
JP2014504648A5 JP2013552663A JP2013552663A JP2014504648A5 JP 2014504648 A5 JP2014504648 A5 JP 2014504648A5 JP 2013552663 A JP2013552663 A JP 2013552663A JP 2013552663 A JP2013552663 A JP 2013552663A JP 2014504648 A5 JP2014504648 A5 JP 2014504648A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heteroaryl
aryl
compound
heterocyclyl
independently
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013552663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014504648A (ja
JP5871957B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2012/023718 external-priority patent/WO2012106569A1/en
Publication of JP2014504648A publication Critical patent/JP2014504648A/ja
Publication of JP2014504648A5 publication Critical patent/JP2014504648A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5871957B2 publication Critical patent/JP5871957B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

様々な態様において、化合物の有効量を患者に投与することを含む、処置法を提供し、ここで化合物はFAAHの酵素活性を阻害することができ、これはアナンダミドなどの疼痛を改善する天然脂肪酸アミドの組織レベルを高めると考えられる。
[本発明1001]
式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩:
Figure 2014504648
式中:
R 2 は水素、ハロ、ハロアルキル、ニトリル、C(O)OR'、C(O)N(R') 2 、アリール、またはヘテロアリールであり、ここでアリールまたはヘテロアリールはJで一置換または独立に多置換されていてもよく;
Xは(C1〜C2)アルキレンであり、ここでアルキレンの炭素原子の1個はO、NR'、またはSで置き換えることができ;
YはCHまたはNであり;
R 1 はH、アリール、-Z-アリール、ヘテロアリール、および-Z-ヘテロアリールからなる群より選択され、ここでZはC 1〜6 アルキレン、オキシ、-O-C 1〜6 アルキレン、wが0、1または2である-S(O) w 、-S(O) w -C 1〜6 アルキレン、NR'、およびアルキレンNR'から選択され、ここでアリールもしくはヘテロアリールはJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよく、またはさらにJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよい5〜7員シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、もしくはヘテロアリールと縮合していてもよく、あるいは両方でもよく:
* は、S絶対配置、R絶対配置、またはラセミ混合物を含むその任意の混合物でありうる、キラル炭素原子を示し;
JはF、Cl、Br、I、OR'、OC(O)N(R') 2 、CN、NO、NO 2 、ONO 2 、N 3 、CF 3 、OCF 3 、R'、O、S、C(O)、S(O)、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、N(R') 2 、SR'、SOR'、SO 2 R'、SO 2 N(R') 2 、SO 3 R'、C(O)R'、C(O)C(O)R'、C(O)CH 2 C(O)R'、C(S)R'、C(O)OR'、OC(O)R'、C(O)N(R') 2 、OC(O)N(R') 2 、C(S)N(R') 2 、(CH 2 ) 0〜2 N(R')C(O)R'、(CH 2 ) 0〜2 N(R')N(R') 2 、N(R')N(R')C(O)R'、N(R')N(R')C(O)OR'、N(R')N(R')CON(R') 2 、N(R')SO 2 R'、N(R')SO 2 N(R') 2 、N(R')C(O)OR'、N(R')C(O)R'、N(R')C(S)R'、N(R')C(O)N(R') 2 、N(R')C(S)N(R') 2 、N(COR')COR'、N(OR')R'、C(=NH)N(R') 2 、C(O)N(OR')R'、およびC(=NOR')R'からなる群より選択され;R'は各出現時に独立に水素、アルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで任意のアルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、もしくはヘテロアリールアルキル、またはR'はJで独立に一置換または多置換されていてもよく;またはここで窒素原子もしくは隣接窒素原子に結合した2つのR'基は1つもしくは複数の窒素原子と一緒にヘテロシクリルを形成することができ、これはJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、もしくはヘテロアリールは独立に選択されるシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、もしくはヘテロアリールと縮合するかあるいはスピロであってもよく、そのいずれもJで独立に一置換もしくは多置換されていてもよい。
[本発明1002]
本発明1001の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩:
Figure 2014504648
式中:
R 2 は水素、ハロ、ハロアルキル、ニトリル、C(O)OR'、C(O)N(R') 2 、アリール、またはヘテロアリールであり、ここでアリールまたはヘテロアリールはJで一置換または独立に多置換されていてもよく;
Xは(C1〜C2)アルキレンであり、ここでアルキレンの炭素原子の1個はO、NR'、またはSで置き換えることができ;
YはCHまたはNであり;
R 1 はH、アリール、-Z-アリール、ヘテロアリール、および-Z-ヘテロアリールからなる群より選択され、ここでZはC 1〜6 アルキレン、オキシ、-O-C 1〜6 アルキレン、wが0、1または2である-S(O) w 、-S(O) w -C 1〜6 アルキレン、NR'、およびアルキレンNR'から選択され、ここでアリールもしくはヘテロアリールはJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよく、またはさらにJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよい5〜7員シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、もしくはヘテロアリールと縮合していてもよく、あるいは両方でもよく:
* は、S絶対配置、R絶対配置、またはラセミ混合物を含むその任意の混合物でありうる、キラル炭素原子を示し;
JはF、Cl、Br、I、OR'、OC(O)N(R') 2 、CN、NO、NO 2 、ONO 2 、N 3 、CF 3 、OCF 3 、R'、O、S、C(O)、S(O)、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、N(R') 2 、SR'、SOR'、SO 2 R'、SO 2 N(R') 2 、SO 3 R'、C(O)R'、C(O)C(O)R'、C(O)CH 2 C(O)R'、C(S)R'、C(O)OR'、OC(O)R'、C(O)N(R') 2 、OC(O)N(R') 2 、C(S)N(R') 2 、(CH 2 ) 0〜2 N(R')C(O)R'、(CH 2 ) 0〜2 N(R')N(R') 2 、N(R')N(R')C(O)R'、N(R')N(R')C(O)OR'、N(R')N(R')CON(R') 2 、N(R')SO 2 R'、N(R')SO 2 N(R') 2 、N(R')C(O)OR'、N(R')C(O)R'、N(R')C(S)R'、N(R')C(O)N(R') 2 、N(R')C(S)N(R') 2 、N(COR')COR'、N(OR')R'、C(=NH)N(R') 2 、C(O)N(OR')R'、およびC(=NOR')R'からなる群より選択され;R'は各出現時に独立に水素、C 1〜6 アルキル、アシル、C 3〜6 シクロアルキル、C 2〜6 アルケニル、フェニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、アシル、シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、もしくはヘテロアリールアルキルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、フェニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択される1、2もしくは3つの置換基で置換されていてもよく、またはここで2つのR'基は、窒素原子もしくは2個の隣接窒素原子に結合している場合、1つもしくは複数の窒素原子と一緒にヘテロシクリルを形成することができ、これはハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C 1〜6 アルキル、アシル、C 3〜6 シクロアルキル、C 2〜6 アルケニル、フェニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択される1、2もしくは3つの置換基で一置換もしくは独立に多置換されていてもよい。
[本発明1003]
R 2 がヘテロアリールである、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1004]
R 2 が2-、3-、または4-ピリジルであり、ここでピリジルはJで一置換または独立に多置換されていてもよく、かつ任意のピリジルは5〜7員シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリールと縮合していてもよく、そのシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリールのいずれも、さらにJで一置換または独立に多置換されていてもよい、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1005]
R 2 が、Jで一置換または独立に多置換されていてもよい2-ピリジルである、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1006]
2-ピリジルが無置換であるか、またはカルボン酸、アルコキシカルボニルもしくはカルボキサミド基で置換されている、本発明1005の化合物。
[本発明1007]
R 2 が以下:
Figure 2014504648
であり、ここでR 3 は水素、ハロ、ヒドロキシル、シアノ、C 1〜6 アルキル、C 2〜6 アルケニル、および-C(O)O-R 4 からなる群より選択され、ここでR 4 はHまたはC 1〜4 アルキルであり、かつここで波線は結合点を示す、本発明1005の化合物。
[本発明1008]
R 2 が以下:
Figure 2014504648
からなる組より選択され、ここで波線は結合点を示す、本発明1007の化合物。
[本発明1009]
XがCH 2 またはCH 2 CH 2 である、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1010]
R 1 がアリール、アラルキル、アリールオキシ、またはアラルコキシであり、そのアリール、アラルキル、アリールオキシ、またはアラルコキシはJで一置換または独立に多置換されていてもよい、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1011]
R 1 がフェニル、フェノキシ、またはベンジルオキシであり、そのいずれもJで一置換または独立に多置換されていてもよい、本発明1010の化合物。
[本発明1012]
キラル中心がS絶対配置のものである、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1013]
下記の化合物のいずれか、またはその薬学的に許容される塩である、本発明1001または1002の化合物:
Figure 2014504648
Figure 2014504648
Figure 2014504648
Figure 2014504648

[本発明1014]
治療的に達成可能な濃度で脂肪酸アミド加水分解酵素(FAAH)の生物活性を阻害する、本発明1001または1002の化合物。
[本発明1015]
本発明1001または1002の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む、薬学的組成物。
[本発明1016]
経口投与のために適合させた、本発明1015の組成物。
[本発明1017]
疼痛の処置、睡眠障害の処置、または両方のための、本発明1001または1002の化合物の使用。
[本発明1018]
FAAHを阻害する方法であって、FAAHを本発明1001または1002の化合物の有効な量または濃度と接触させる段階を含む、方法。
[本発明1019]
接触させる段階がインビトロまたはインビボで起こる、本発明1018の方法。
[本発明1020]
疼痛または睡眠障害に苦しむ患者において、疼痛を処置するかまたは睡眠障害を処理する方法であって、該患者に、本発明1001または1002の化合物の有効量を、該患者に有益な効果を提供するのに十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1021]
第二の医薬の投与をさらに含む、本発明1020の方法。
[本発明1022]
第二の医薬が、オピエート鎮痛剤、非オピエート鎮痛剤、カンナビノイド、抗炎症剤、COX-2阻害剤、催眠剤、または解熱剤を含む、本発明1021の方法。
[本発明1023]
化合物または組成物を経口投与する、本発明1020の方法。
[本発明1024]
化合物または組成物の単一用量の投与が疼痛の持続的改善をもたらす、本発明1020の方法。

Claims (22)

  1. 式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩:
    Figure 2014504648
    式中:
    は水素、ハロ、ハロアルキル、ニトリル、C(O)OR’、C(O)N(R’)、アリール、またはヘテロアリールであり、ここでアリールまたはヘテロアリールはJで一置換または独立に多置換されていてもよく;
    Xは(C1〜C2)アルキレンであり、ここでアルキレンの炭素原子の1個はO、NR’、またはSで置き換えることができ;
    YはCHまたはNであり;
    はH、アリール、−Z−アリール、ヘテロアリール、および−Z−ヘテロアリールからなる群より選択され、ここでZはC1〜6アルキレン、オキシ、−O−C1〜6アルキレン、wが0、1または2である−S(O)、−S(O)−C1〜6アルキレン、NR’、およびアルキレンNR’から選択され、ここでアリールもしくはヘテロアリールはJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよく、またはさらにJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよい5〜7員シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、もしくはヘテロアリールと縮合していてもよく、あるいは両方でもよく:
    は、S絶対配置、R絶対配置、またはラセミ混合物を含むその任意の混合物でありうる、キラル炭素原子を示し;
    JはF、Cl、Br、I、OR’、OC(O)N(R’)、CN、NO、NO、ONO、N、CF、OCF、R’、O、S、C(O)、S(O)、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、N(R’)、SR’、SOR’、SOR’、SON(R’)、SOR’、C(O)R’、C(O)C(O)R’、C(O)CHC(O)R’、C(S)R’、C(O)OR’、OC(O)R’、C(O)N(R’)、OC(O)N(R’)、C(S)N(R’)、(CH0〜2N(R’)C(O)R’、(CH0〜2N(R’)N(R’)、N(R’)N(R’)C(O)R’、N(R’)N(R’)C(O)OR’、N(R’)N(R’)CON(R’)、N(R’)SOR’、N(R’)SON(R’)、N(R’)C(O)OR’、N(R’)C(O)R’、N(R’)C(S)R’、N(R’)C(O)N(R’)、N(R’)C(S)N(R’)、N(COR’)COR’、N(OR’)R’、C(=NH)N(R’)、C(O)N(OR’)R’、およびC(=NOR’)R’からなる群より選択され;R’は各出現時に独立に水素、アルキル、 2〜6 アルケニル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここで任意のアルキル、アシル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、もしくはヘテロアリールアルキル、またはR’はJで独立に一置換または多置換されていてもよく;またはここで窒素原子もしくは隣接窒素原子に結合した2つのR’基は1つもしくは複数の窒素原子と一緒にヘテロシクリルを形成することができ、これはJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよく、ここでシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、もしくはヘテロアリールは独立に選択されるシクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクリル、もしくはヘテロアリールと縮合するかあるいはスピロであってもよく、そのいずれもJで独立に一置換もしくは多置換されていてもよい。
  2. 請求項1記載の式(I)の化合物、またはその薬学的に許容される塩:
    Figure 2014504648
    式中:
    は水素、ハロ、ハロアルキル、ニトリル、C(O)OR’、C(O)N(R’)、アリール、またはヘテロアリールであり、ここでアリールまたはヘテロアリールはJで一置換または独立に多置換されていてもよく;
    Xは(C1〜C2)アルキレンであり、ここでアルキレンの炭素原子の1個はO、NR’、またはSで置き換えることができ;
    YはCHまたはNであり;
    はH、アリール、−Z−アリール、ヘテロアリール、および−Z−ヘテロアリールからなる群より選択され、ここでZはC1〜6アルキレン、オキシ、−O−C1〜6アルキレン、wが0、1または2である−S(O)、−S(O)−C1〜6アルキレン、NR’、およびアルキレンNR’から選択され、ここでアリールもしくはヘテロアリールはJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよく、またはさらにJで一置換もしくは独立に多置換されていてもよい5〜7員シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、もしくはヘテロアリールと縮合していてもよく、あるいは両方でもよく:
    は、S絶対配置、R絶対配置、またはラセミ混合物を含むその任意の混合物でありうる、キラル炭素原子を示し;
    JはF、Cl、Br、I、OR’、OC(O)N(R’)、CN、NO、NO、ONO、N、CF、OCF、R’、O、S、C(O)、S(O)、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、N(R’)、SR’、SOR’、SOR’、SON(R’)、SOR’、C(O)R’、C(O)C(O)R’、C(O)CHC(O)R’、C(S)R’、C(O)OR’、OC(O)R’、C(O)N(R’)、OC(O)N(R’)、C(S)N(R’)、(CH0〜2N(R’)C(O)R’、(CH0〜2N(R’)N(R’)、N(R’)N(R’)C(O)R’、N(R’)N(R’)C(O)OR’、N(R’)N(R’)CON(R’)、N(R’)SOR’、N(R’)SON(R’)、N(R’)C(O)OR’、N(R’)C(O)R’、N(R’)C(S)R’、N(R’)C(O)N(R’)、N(R’)C(S)N(R’)、N(COR’)COR’、N(OR’)R’、C(=NH)N(R’)、C(O)N(OR’)R’、およびC(=NOR’)R’からなる群より選択され;R’は各出現時に独立に水素、C1〜6アルキル、アシル、C3〜6シクロアルキル、C2〜6アルケニル、フェニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびヘテロアリールアルキルからなる群より選択され、ここでアルキル、アシル、シクロアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、もしくはヘテロアリールアルキルは、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、フェニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択される1、2もしくは3つの置換基で置換されていてもよく、またはここで2つのR’基は、窒素原子もしくは2個の隣接窒素原子に結合している場合、1つもしくは複数の窒素原子と一緒にヘテロシクリルを形成することができ、これはハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、アシル、C3〜6シクロアルキル、C2〜6アルケニル、フェニル、およびヘテロシクリルからなる群より選択される1、2もしくは3つの置換基で一置換もしくは独立に多置換されていてもよい。
  3. がヘテロアリールである、請求項1または2記載の化合物。
  4. が2−、3−、または4−ピリジルであり、ここでピリジルはJで一置換または独立に多置換されていてもよく、かつ任意のピリジルは5〜7員シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリールと縮合していてもよく、そのシクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、またはヘテロアリールのいずれも、さらにJで一置換または独立に多置換されていてもよい、請求項1または2記載の化合物。
  5. が、Jで一置換または独立に多置換されていてもよい2−ピリジルである、請求項1または2記載の化合物。
  6. 2−ピリジルが無置換であるか、またはカルボン酸、アルコキシカルボニルもしくはカルボキサミド基で置換されている、請求項5記載の化合物。
  7. が以下:
    Figure 2014504648
    であり、ここでRは水素、ハロ、ヒドロキシル、シアノ、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、および−C(O)O−Rからなる群より選択され、ここでRはHまたはC1〜4アルキルであり、かつここで波線は結合点を示す、請求項5記載の化合物。
  8. が以下:
    Figure 2014504648
    からなる組より選択され、ここで波線は結合点を示す、請求項7記載の化合物。
  9. XがCHまたはCHCHである、請求項1または2記載の化合物。
  10. がアリール、アラルキル、アリールオキシ、またはアラルコキシであり、そのアリール、アラルキル、アリールオキシ、またはアラルコキシはJで一置換または独立に多置換されていてもよい、請求項1または2記載の化合物。
  11. がフェニル、フェノキシ、またはベンジルオキシであり、そのいずれもJで一置換または独立に多置換されていてもよい、請求項10記載の化合物。
  12. キラル中心がS絶対配置のものである、請求項1または2記載の化合物。
  13. 下記の化合物のいずれか、またはその薬学的に許容される塩である、請求項1または2記載の化合物:
    Figure 2014504648
    Figure 2014504648
    Figure 2014504648
    Figure 2014504648
  14. 請求項1または2記載の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む、薬学的組成物。
  15. 経口投与のために適合させた、請求項14記載の組成物。
  16. 求項1〜13のいずれか一項記載の化合物を含む、疼痛の処置、睡眠障害の処置、または両方のための薬学的組成物
  17. 求項1〜13のいずれか一項記載の化合物の有効な量含む、脂肪酸アミド加水分解酵素(FAAH)を阻害するための薬学的組成物
  18. 請求項1または2記載の化合物の有効量を含む、疼痛または睡眠障害に苦しむ患者において、疼痛を処置するかまたは睡眠障害を処理するための薬学的組成物であって、化合物または組成物が該患者に有益な効果を提供するのに十分な頻度および期間で投与されるように用いられる薬学的組成物
  19. 第二の医薬さらに含む、請求項18記載の薬学的組成物
  20. 第二の医薬が、オピエート鎮痛剤、非オピエート鎮痛剤、カンナビノイド、抗炎症剤、COX−2阻害剤、催眠剤、または解熱剤を含む、請求項19記載の薬学的組成物
  21. 化合物または組成物経口投与されるように用いられる、請求項18記載の薬学的組成物
  22. 化合物または組成物の単一用量の投与が疼痛の持続的改善をもたらす、請求項18記載の薬学的組成物
JP2013552663A 2011-02-04 2012-02-03 アルファ−ケト複素環ならびに作製法および使用法 Expired - Fee Related JP5871957B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161439415P 2011-02-04 2011-02-04
US61/439,415 2011-02-04
PCT/US2012/023718 WO2012106569A1 (en) 2011-02-04 2012-02-03 Alpha-ketoheterocycles and methods of making and using

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014504648A JP2014504648A (ja) 2014-02-24
JP2014504648A5 true JP2014504648A5 (ja) 2015-03-12
JP5871957B2 JP5871957B2 (ja) 2016-03-01

Family

ID=46603088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013552663A Expired - Fee Related JP5871957B2 (ja) 2011-02-04 2012-02-03 アルファ−ケト複素環ならびに作製法および使用法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9504675B2 (ja)
EP (1) EP2670245B1 (ja)
JP (1) JP5871957B2 (ja)
AU (1) AU2012212088B2 (ja)
CA (1) CA2825700A1 (ja)
WO (1) WO2012106569A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2012212088B2 (en) 2011-02-04 2016-07-14 The Scripps Research Institute Alpha-ketoheterocycles and methods of making and using
JP6324380B2 (ja) 2012-07-27 2018-05-16 バイオジェン・エムエイ・インコーポレイテッドBiogen MA Inc. S1p調節剤および/またはatx調節剤である化合物
SG10201802911RA (en) 2013-03-15 2018-05-30 Global Blood Therapeutics Inc Compounds and uses thereof for the modulation of hemoglobin
EA201992707A1 (ru) 2013-11-18 2020-06-30 Глобал Блад Терапьютикс, Инк. Соединения и их применения для модуляции гемоглобина
CN104974106B (zh) * 2014-04-04 2019-02-22 浙江普洛康裕制药有限公司 5-烷基-[1,3,4]-噁二唑-2-甲酸烷基酯的合成方法
CN117964574A (zh) * 2021-02-07 2024-05-03 兰州康鹏威耳化工有限公司 一种5-氯甲基-2-三氟甲基-1,3,4-噁二唑的制备方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2506026A1 (en) 2002-11-14 2004-05-27 The Scripps Research Institute Crystalline form of fatty acid amine hydrolase (faah)
EP2023728A4 (en) * 2006-05-26 2010-11-24 Janssen Pharmaceutica Nv OXAZOLYLPIPERIDINES AS MODULATORS OF FATTY ACID AMIDHYDROLASE
KR20090054984A (ko) * 2006-08-07 2009-06-01 아이언우드 파마슈티컬스, 인코포레이티드 인돌 화합물
WO2010005572A2 (en) * 2008-07-09 2010-01-14 The Scripps Research Institute Alpha-keto heterocycles as faah inhibitors
WO2010039186A2 (en) 2008-09-23 2010-04-08 Renovis, Inc. Compounds useful as faah modulators and uses thereof
AU2012212088B2 (en) 2011-02-04 2016-07-14 The Scripps Research Institute Alpha-ketoheterocycles and methods of making and using

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014504648A5 (ja)
JP2018520195A5 (ja)
JP2018524298A5 (ja)
JP2014037426A5 (ja)
RU2018106453A (ru) Соединения
RU2011121567A (ru) Изоиндолиновые соединения для применения при лечении рака
JP2008509187A5 (ja)
RU2003132687A (ru) Лечение диабета типа 2 ингибиторами дипептидилпептидазы iv
RU2007116987A (ru) Новые соединения
RU2015133450A (ru) Соединения имидазопиридина и их применение
RU99101081A (ru) Режим введения ингибиторов н+, к+-атфазы
JP2015501833A5 (ja)
JP2004525179A5 (ja)
RU2002123350A (ru) Дипептиднитрильные ингибиторы катепсина К
JP2013525458A5 (ja)
EA200601350A1 (ru) Азотсодержащие гетероциклические производные и их фармацевтические применения
JP2011505347A5 (ja)
RU2012112050A (ru) Производные дигидроптеридинона, способ их получения и фармацевтическое применение
RU2014152790A (ru) Пирролопиразоновые ингибиторы танкиразы
JP2017502092A5 (ja)
JP2013509392A5 (ja)
RU2019141734A (ru) Терапевтические соединения и композиции и способы их применения
RU2007128080A (ru) Производные пирролидиния в качестве мускариновых рецепторов мз
RU2008129723A (ru) Ингибиторы ccr9 активности
JP2010522710A5 (ja)