JP2014501634A5

JP2014501634A5 -

Info

Publication number: JP2014501634A5
Application number: JP2013534037A
Authority: JP
Filing date: 2011-10-14
Publication date: 2014-11-27
Anticipated expiration: 2031-10-14

Claims

金属基材を有する食品容器若しくは飲料容器、又はその一部と、前記金属基材の少なくとも一部に塗布されたコーティング組成物とを含む物品であって、前記コーティング組成物がコポリエステル樹脂と架橋剤とを含み、当該コポリエステル樹脂が、
１０℃〜５０℃のガラス転移温度を示し、かつ交互のハードセグメントとソフトセグメントとからなる非ランダム分布を含む主鎖を有するコポリエステル樹脂であって、ここで、ハードセグメントは環状基含有ポリエステルオリゴマー若しくはポリマーにより与えられ、ソフトセグメントは脂肪族反応物により与えられる、
前記物品。
前記コポリエステル樹脂が、１５℃〜３５℃のガラス転移温度を示す、請求項１に記載の物品。
前記ポリエステルオリゴマー又はポリマーが、少なくとも約５００の数平均分子量を有する、請求項１または２に記載の物品。
前記脂肪族反応物が、アジピン酸、アゼライン酸、脂肪酸系二酸、セバシン酸、コハク酸、グルタル酸、又はこれらの誘導体若しくは混合物を含む、請求項１〜３のいずれかに記載の物品。
前記コポリエステル樹脂が、ヒドロキシル官能性ポリエステルオリゴマー又はポリマー、及び二酸又は二酸等価物を含む反応物の反応生成物であり、ポリエステルオリゴマー又はポリマーと二酸又は二酸等価物との重量比が８：１〜２０：１である、請求項１〜４のいずれかに記載の物品。
前記コーティング組成物が、全樹脂固形物を基準に、少なくとも６０重量％のコポリエステル樹脂、および２重量％〜２０重量％のアクリレートコポリマーを含み、前記アクリレートコポリマーが１個以上のグリシジル基を含む請求項１〜５のいずれかに記載の物品。
前記コーティング組成物が、結合されたビスフェノールＡ及び芳香族グリシジルエーテル化合物を実質的に含有せず、前記物品が、前記缶端部の少なくとも一部に塗布されたコーティング組成物を有する飲料用缶のリベット端部を含む、請求項１〜６のいずれかに記載の物品。
全樹脂固形物を基準に、少なくとも６０重量％のコポリエステル樹脂と、架橋剤とを含むコーティング組成物であって、当該コポリエステル樹脂は、
１０℃〜５０℃のガラス転移温度を示し、かつ交互のハードセグメントとソフトセグメントを含み、ここで、該コポリエステル樹脂は、
１０℃〜１００℃のガラス転移温度を示すポリエステルオリゴマー又はポリマーと
二酸又は二酸等価物と
を含む成分からなる反応生成物であり、前記ソフトセグメントが該二酸又二酸等価物により与えられ、
前記コーティング組成物は、適切に硬化された場合、食品と接触する包装用コーティングとして使用するのに適している、
前記コーティング組成物。
前記コーティング組成物が、乾燥被覆厚さ７ミリグラム／平方インチ（１．０９ｍｇ／ｃｍ^２）で飲料用缶のリベット端部上に存在する場合、水に溶解した１重量％のＮａＣｌを含有する室温の電解質溶液に４秒間暴露された後、１ミリアンペア未満の電流を通す、請求項８に記載のコーティング組成物。