JP2014501065A - 同時ボイスおよびデータ通信 - Google Patents

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Abstract

同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイスについて説明する。本ワイヤレスデバイスは、ボイスおよびデータトランシーバを含む。ボイスおよびデータトランシーバは、データパス回路と、ボイスパス回路と、第1のマルチプレクサと、第2のマルチプレクサとを含む。第1のマルチプレクサは、データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、データパス回路からデータ送信信号を受信する。第2のマルチプレクサは、データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、ボイスパス回路にボイス受信信号を送り、ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する。本ワイヤレスデバイスは、第1のマルチプレクサに接続された第1のアンテナをも含む。本ワイヤレスデバイスは、第2のマルチプレクサに接続された第2のアンテナをさらに含む。
【選択図】図3

Description

関連出願
本出願は、「SYSTEM AND METHODS TO IMPLEMENT SIMULTANEOUS VOICE AND DATA」と題する2010年10月27日に出願された米国仮特許出願第61/407,266号に関し、その優先権を主張する。
本開示は、一般に、通信システムのための電子デバイスに関する。より詳細には、本開示は、同時ボイスおよびデータ通信のためのシステムおよび方法に関する。
電子デバイス(セルラー電話、ワイヤレスモデム、コンピュータ、デジタル音楽プレーヤ、全地球測位システムユニット、携帯情報端末、ゲームデバイスなど)は、日常生活の一部になっている。現在、自動車からハウジングロックまで、あらゆるものに小型コンピューティングデバイスが入っている。電子デバイスの複雑さは、ここ数年で劇的に増加した。たとえば、多くの電子デバイスは、デバイスを制御するのを助ける1つまたは複数のプロセッサ、ならびにプロセッサとデバイスの他の部分とをサポートするためのいくつかのデジタル回路を有する。
これらの電子デバイスは、電子デバイス各々とおよびネットワークとワイヤレス通信し得る。電子デバイスは、多くの異なるタイプの通信を行い得る。たとえば、一部の電子デバイスはボイス通信を行い、他の電子デバイスはデータ通信を行う。一部の電子デバイスは、今やボイス通信とデータ通信の両方を行う。電子デバイスのための同時ボイスおよびデータ通信を実装するための改善されたシステムおよび方法を提供することによって、利益が実現され得る。
同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイスについて説明する。本ワイヤレスデバイスは、ボイスおよびデータトランシーバを含む。ボイスおよびデータトランシーバは、データパス回路と、ボイスパス回路と、第1のダイプレクサと、第2のダイプレクサとを含む。第1のダイプレクサは、データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、データパス回路からデータ送信信号を受信する。第2のダイプレクサは、データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、ボイスパス回路にボイス受信信号を送り、ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する。本ワイヤレスデバイスは、第1のダイプレクサに接続された第1のアンテナと、第2のダイプレクサに接続された第2のアンテナとをも含む。
第1のダイプレクサおよび第2のダイプレクサは、ボイスおよびデータトランシーバにもたらされる3次相互変調干渉を低減し得る。本ワイヤレスデバイスは、Long Term Evolution規格を使用して動作するように構成されたワイヤレス通信デバイスであり得る。データパス回路は、プライマリデータ受信チェーンと、データ送信チェーンと、ダイバーシティデータ受信チェーンとを含み得る。ボイスパス回路は、ボイス受信チェーンとボイス送信チェーンとを含み得る。
また、同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイスについて説明する。本ワイヤレスデバイスは、ボイスおよびデータトランシーバを含む。ボイスおよびデータトランシーバは、データパス回路と、ボイスパス回路と、第1のダイプレクサと、第2のダイプレクサとを含む。第1のダイプレクサは、データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、データパス回路からデータ送信信号を受信し、ボイスパス回路にボイス受信信号を送る。第2のダイプレクサは、データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する。本ワイヤレスデバイスは、第1のダイプレクサに接続された第1のアンテナと、第2のダイプレクサに接続された第2のアンテナとをも含む。
同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイスについて説明する。本ワイヤレスデバイスは、ボイスおよびデータトランシーバを含む。ボイスおよびデータトランシーバは、データパス回路と、ボイスパス回路と、第1のダイプレクサと、第2のダイプレクサとを含む。第1のダイプレクサは、データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、データパス回路からデータ送信信号を受信し、ボイスパス回路にボイス受信信号を送る。第2のダイプレクサは、データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する。本ワイヤレスデバイスは、第1のダイプレクサに接続された第1のアンテナと、第2のダイプレクサに接続された第2のアンテナとをも含む。
同時ボイスおよびデータ通信のための方法について説明する。ボイス信号を通信する。データ信号をも通信する。ボイス信号とデータ信号とを同時に通信することによって発生される3次相互変調干渉を最小限に抑える。
ボイス信号は、第1のアンテナと第1のダイプレクサとを使用して通信され得る。データ信号は、第1のアンテナと、第1のダイプレクサと、第2のアンテナと、第2のダイプレクサとを使用して通信され得る。ボイス信号を通信することは、ボイス信号を送信することを含み得る。データ信号を通信することは、データ信号を送信することを含み得る。ボイス信号とデータ信号とは同時に送信され得る。
ボイス信号を通信することは、ボイス信号を受信することを含み得る。データ信号を通信することは、データ信号を受信することを含み得る。ボイス信号とデータ信号とは同時に受信され得る。本方法はワイヤレス通信デバイスによって実行され得る。
また、同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイスについて説明する。本ワイヤレスデバイスは、ボイスおよびデータトランシーバを含む。ボイスおよびデータトランシーバは、データパス回路と、ボイスパス回路と、第1のダイプレクサと、第2のダイプレクサとを含む。第1のダイプレクサは、データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、ボイスパス回路からボイス送信信号を受信し、データパス回路からデータ送信信号を受信する。第2のダイプレクサは、データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、ボイスパス回路にボイス受信信号を送る。ボイスおよびデータトランシーバは、第2のダイプレクサとデータモデムとの間に接続されたデュプレクサをも含む。ボイスおよびデータトランシーバは、デュプレクサと接地との間に接続された抵抗器をさらに含む。本ワイヤレスデバイスは、第1のダイプレクサに接続された第1のアンテナと、第2のダイプレクサに接続された第2のアンテナとをも含む。
デュプレクサおよび抵抗器の構成は、デュプレクサがダイバーシティ受信信号フィルタとして使用されるような構成であり得る。データ送信信号は、それが反射してデュプレクサに戻り、ボイス送信信号との3次相互変調干渉を発生しないように、抵抗器において終端され得る。抵抗器は50オーム抵抗器であり得る。
また、同時ボイスおよびデータ通信のための装置について説明する。本装置は、ボイス信号を通信するための手段を含む。本装置は、データ信号を通信するための手段をも含む。本装置は、ボイス信号とデータ信号とを同時に通信することによって発生される3次相互変調干渉を最小限に抑えるための手段をさらに含む。
ボイス信号を通信するための手段は、第1のアンテナと第1のダイプレクサとを使用することを含み得る。データ信号を通信するための手段は、第1のアンテナと、第1のダイプレクサと、第2のアンテナと、第2のダイプレクサとを含み得る。ボイス信号を通信することは、ボイス信号を送信することを含み得る。データ信号を通信することは、データ信号を送信することを含み得る。ボイス信号とデータ信号とは同時に送信され得る。
ボイス信号を通信することは、ボイス信号を受信することを含み得る。データ信号を通信することは、データ信号を受信することを含み得る。ボイス信号とデータ信号とは同時に受信され得る。本装置はワイヤレス通信デバイスであり得る。
複数のワイヤレスデバイスをもつワイヤレス通信システム100を示す図。 本システムおよび方法において使用する同時ボイスおよびデータ(SVD:simultaneous voice and data)トランシーバを示すブロック図。 本システムおよび方法において使用する別の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバを示すブロック図。 同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバのフロントエンドアーキテクチャを示すブロック図。 3次相互変調(IM3:third order intermodulation)干渉が低減された同時ボイスおよびデータ通信のための方法のフローチャート。 ボイス信号とデータ信号とを同時に受信および送信するための方法のフローチャート。 同時ボイスおよびデータ(SVD)通信中に起こり得る感度低下を示す図。 3次相互変調(IM3)干渉問題を緩和するための提案される無線周波(RF)フロントエンドアーキテクチャを示す図。 ワイヤレス通信デバイス内に含まれ得るいくつかの構成要素を示す図。
rd Generation Partnership Project(3GPP)は、グローバルに適用可能な第3世代(3G)モバイルフォン仕様を定義することを目的とする電気通信協会のグループ間のコラボレーションである。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)モバイルフォン規格を改善することを目的とした3GPPプロジェクトである。3GPPは、次世代のモバイルネットワーク、モバイルシステムおよびモバイルデバイスのための仕様を定義し得る。3GPP LTEでは、移動局またはモバイルデバイスは「ユーザ機器」(UE)と呼ばれることがある。
3GPP仕様はevolved Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))仕様に基づき、これはUniversal Mobile Telecommunications System(UMTS)として一般に知られている。3GPP規格はリリースとして構造化されている。したがって、3GPPについての説明では、しばしば、あるリリースまたは別のリリースにおける機能に言及する。たとえば、リリース99は、CDMAエアインターフェースを組み込んだ、最初のUMTS第3世代(3G)ネットワークを規定する。リリース6は、動作をワイヤレスローカルエリアネットワーク(LAN)ネットワークと一体化し、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を追加する。リリース8は、デュアルダウンリンクキャリアを導入し、リリース9は、デュアルキャリア動作をUMTSのためのアップリンクに拡張する。
CDMA2000は、ワイヤレスデバイス間でボイス、データおよびシグナリングを送るために符号分割多元接続(CDMA)を使用する第3世代(3G)技術規格のファミリーである。CDMA2000は、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO Rev.0、CDMA2000 EV−DO Rev.A、およびCDMA2000 EV−DO Rev.Bを含む。1xまたは1xRTTは、コアCDMA2000ワイヤレスエアインターフェース規格を指す。1xは、より詳細には1 times Radio Transmission Technologyを指し、IS−95で使用するのと同じ無線周波(RF)帯域幅を示す。1xRTTは、64個の追加のトラフィックチャネルを順方向リンクに追加する。EV−DOは、Evolution−Data Optimizedを指す。EV−DOは、無線信号を介したデータのワイヤレス送信のための電気通信規格である。
図1に、複数のワイヤレスデバイスをもつワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレスデバイスは、基地局102、ワイヤレス通信デバイス104、コントローラなどであり得る。基地局102は、1つまたは複数のワイヤレス通信デバイス104と通信する局である。基地局102は、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、発展型ノードBなどと呼ばれることもあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。各基地局102は、特定の地理的エリアに通信カバレージを与える。基地局102は、1つまたは複数のワイヤレス通信デバイス104に通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて基地局102および/またはそのカバレージエリアを指すことができる。各セルはさらにセクタに分割され得る。したがって、基地局102は複数のセクタをカバーし得る。
ワイヤレス通信デバイス104は、端末、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、加入者ユニット、局などと呼ばれることもあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。ワイヤレス通信デバイス104は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、有線電話などであり得る。ワイヤレス通信デバイス104は移動または固定であり得る。ワイヤレス通信デバイス104は、任意の所与の瞬間に、ダウンリンク106および/またはアップリンク108上の0、1つ、または複数の基地局102と通信し得る。ダウンリンク106(または順方向リンク)は、基地局102からワイヤレス通信デバイス104への通信リンクを指し、アップリンク108(または逆方向リンク)は、ワイヤレス通信デバイス104から基地局102への通信リンクを指す。アップリンク108およびダウンリンク106は、通信リンクを、または通信リンクのために使用されるキャリアを指し得る。
ワイヤレス通信システム100は、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のワイヤレス通信デバイス104との通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムおよび空間分割多元接続(SDMA)システムを含む。
ワイヤレス通信ネットワーク100は、いくつかのワイヤレス通信デバイス104に通信を与え得、ワイヤレス通信デバイス104の各々は基地局102によってサービスされ得る。ボイスにはCDMA2000を使用し、データにはData Optimized(DO)を使用するワイヤレス通信ネットワーク100は、消費者に同時ボイスおよびデータ(SVD)を与えることができないことがある。たとえば、基地局102は、ワイヤレス通信デバイス104にデータサービスとボイスサービスの両方を同時に与えることができないことがある。このできないことの1つの主要な理由は、同時ボイスおよびデータ(SVD)送信中に起こり得る大量の干渉である。
同時ボイスおよびデータ(SVD)サービスを取得するために、ワイヤレス通信デバイス104は、同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110を必要とし得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)を適切に送信および受信するために、同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110の設計は、3次相互変調(IM3)干渉低減が必要とされるような設計であり得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110は、ワイヤレス通信デバイス104上のアンテナの数を増加させることなしに、発生される3次相互変調(IM3)干渉を最小限に抑えるように、設計され得る。LTEでは、ワイヤレス通信デバイス104は2つのアンテナを有し得、したがって、2つのアンテナを用いてLTEのための同時ボイスおよびデータ(SVD)を与えることが望ましいことがある。同時ボイスおよびデータ(SVD)システムの例は、1xCDMAボイス+LTE/DO/TDSCDMAデータ、GSMボイス+LTE/WCDMA(登録商標)/TDSCDMAデータ、およびUMTSボイス+LTE/TDSCDMAデータを含む。
一般に、データ送信信号(Tx1)、プライマリデータ受信信号(PRx)、ボイス送信信号(Tx2)およびボイス受信信号(Rx)は第1のアンテナを使用し、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)は第2のアンテナを使用する。このシステムでは、データについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(data)は式(1)に示される。
Figure 2014501065
ボイスについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(voice)は式(2)に示される。
Figure 2014501065
データとボイスの両方を送信するために1つのアンテナを使用すると、連邦通信委員会(FCC)比吸収率(SAR)要件を満たすという問題が生じ得る。さらに、3次相互変調(IM3)干渉レベルは、データ送信信号とボイス送信信号の両方がそれらの最大値にまたはその近くにある場合、最も強い。(3次相互変調(IM3)干渉が低減された)同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110を使用することによって、データについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(data)およびボイスについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(voice)は、低減され得る。
図2は、本システムおよび方法において使用する同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ210を示すブロック図である。図2の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ210は、図1の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110の一構成であり得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ210は、3次相互変調(IM3)干渉の低減があるように設計され得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ210は、第1のアンテナ214aおよび第2のアンテナ214bとともにワイヤレス通信デバイス104上にあり得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ210は、第1のアンテナ214aと第2のアンテナ214bの両方に接続され得る。
同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ210は、データパス回路226とボイスパス回路228とを含み得る。データ信号とボイス信号の両方がデータパス回路226から入力および出力され得る。また、データ信号とボイス信号の両方がボイスパス回路228から入力および出力され得る。データパス回路226は第1のマルチプレクサ216aに接続され得る。マルチプレクサ216は、周波数領域多重化を実装する受動デバイスであり得る。一構成では、本明細書で使用するマルチプレクサ216はダイプレクサであり得る。第1のマルチプレクサ216aは第1のアンテナ214aに接続され得る。データパス回路226と第1のマルチプレクサ216aとの間の信号は、プライマリデータ受信信号(PRx)241およびデータ送信信号(Tx1)242を含み得る。アンテナダイバーシティを利用するワイヤレス通信デバイス104では、ワイヤレスリンクの品質および信頼性を改善するために1つまたは複数の追加のアンテナ214が使用され得る。たとえば、ワイヤレス通信デバイス104は各アンテナ214を介してデータ信号を受信し得る。これらのデータ信号のうちの一方はプライマリデータ信号であり得、他方はダイバーシティデータ信号である。一構成では、プライマリデータ受信信号(PRx)241は、(ダイバーシティデータ受信信号(DRx)222と比較して)最も高い信号対雑音比(SNR)を有するデータ信号であり得る。別の構成では、プライマリデータ受信信号(PRx)241は、プライマリアンテナ214(すなわち、第1のアンテナ214a)によって受信されたデータ信号であり得、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)222は、セカンダリアンテナ214(すなわち、第2のアンテナ214b)によって受信されたデータ信号であり得る。データパス回路226は第2のマルチプレクサ216bにも接続され得る。第2のマルチプレクサ216bは第2のアンテナ214bに接続され得る。データパス回路226と第2のマルチプレクサ216bとの間の信号はダイバーシティデータ受信信号(DRx)222を含み得る。
ボイスパス回路228は第2のマルチプレクサ216bに接続され得る。ボイスパス回路228と第2のマルチプレクサ216bとの間の信号は、ボイス受信信号(Rx)220およびボイス送信信号(Tx2)224を含み得る。
第1のアンテナ214aが、プライマリデータ受信信号(PRx)241とデータ送信信号(Tx1)242とを割り当てられ、第2のアンテナ214bが、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)222と、ボイス受信信号(Rx)220と、ボイス送信信号(Tx2)224とを割り当てられた場合、データについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(data)は式(3)に示される。
Figure 2014501065
ボイスについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(voice)は式(4)を使用して示され得る。
Figure 2014501065
式(3)および式(4)では、αはアンテナ間分離である。式(3)および式(4)は、αの、ベースライン3次相互変調(IM3)干渉(すなわち、上記の式(1)および式(2)からの3次相互変調(IM3)干渉)の低減を表し、これは、実際の設計では約−10デシベル(dB)である。
データパス回路226は、送信のためのデータ230を受信し得る。データパス回路226は、ワイヤレス通信デバイス104が使用するための受信データ232をフォワーディングし得る。同様に、ボイスパス回路228は、送信のためのボイス234を受信し得る。ボイスパス回路228は、ワイヤレス通信デバイス104が使用するための受信ボイス236をフォワーディングし得る。
図3は、本システムおよび方法において使用する別の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310を示すブロック図である。図3の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310は、図1の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110の一構成であり得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310は、前の構成と比較して3次相互変調(IM3)干渉のさらなる低減があるように設計され得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310は、第1のアンテナ314aおよび第2のアンテナ314bとともにワイヤレス通信デバイス104上にあり得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310は、第1のアンテナ314aと第2のアンテナ314bの両方に接続され得る。
同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310は、データパス回路326とボイスパス回路328とを含み得る。データ信号とボイス信号の両方がデータパス回路326から入力および出力され得る。また、データ信号とボイス信号の両方がボイスパス回路328から入力および出力され得る。データパス回路326は第1のマルチプレクサ316aに接続され得る。第1のマルチプレクサ316aは第1のアンテナ314aに接続され得る。データパス回路326と第1のマルチプレクサ316aとの間の信号は、プライマリデータ受信信号(PRx)341およびデータ送信信号(Tx1)342を含み得る。データパス回路326は第2のマルチプレクサ316bにも接続され得る。第2のマルチプレクサ316bは第2のアンテナ314bに接続され得る。データパス回路326と第2のマルチプレクサ316bとの間の信号はダイバーシティデータ受信信号(DRx)322を含み得る。
ボイスパス回路328は、第1のマルチプレクサ316aと第2のマルチプレクサ316bの両方に接続され得る。ボイスパス回路328と第1のマルチプレクサ316aとの間の信号はボイス受信信号(Rx)320を含み得る。ボイスパス回路328と第2のマルチプレクサ316bとの間の信号はボイス送信信号(Tx2)324を含み得る。
第1のアンテナ314aが、プライマリデータ受信信号(PRx)341と、データ送信信号(Tx1)342と、ボイス受信(Rx)信号320とを割り当てられ、第2のアンテナ314bが、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)322とボイス送信信号(Tx2)324とを割り当てられた場合、ボイスについての3次相互変調(IM3)干渉IIM3(voice)は式(5)を使用して示され得る。
Figure 2014501065
したがって、式(5)は、2α2の、ベースライン3次相互変調(IM3)干渉(すなわち、式(1)からの3次相互変調(IM3)干渉)の低減を表し、これは−17dBである。プライマリデータ受信信号(PRx)341についてのデータについての3次相互変調(IM3)干渉は(α+α3)≒αの低減ファクタを有し、これは−10dBである。
データパス回路326は、送信のためのデータ330を受信し得る。データパス回路326は、ワイヤレス通信デバイス104が使用するための受信データ332をフォワーディングし得る。同様に、ボイスパス回路328は、送信のためのボイス334を受信し得る。ボイスパス回路328は、ワイヤレス通信デバイス104が使用するための受信ボイス336をフォワーディングし得る。
図4は、同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ510のフロントエンドアーキテクチャを示すブロック図である。図4の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ510は、図1の同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110の一構成であり得る。同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ510は、3次相互変調(IM3)干渉の低減があるように設計され得る。第1のアンテナ514aが第1のマルチプレクサ516aに接続され得る。一構成では、第1のマルチプレクサ516aはダイプレクサであり得る。第1のアンテナ514aは、プライマリデータ受信(PRx)チェーン543、データ送信(Tx1)チェーン546およびボイス受信(Rx)チェーン552のために使用され得る。第2のアンテナ514bが第2のマルチプレクサ516bに接続され得る。一構成では、第2のマルチプレクサ516bはダイプレクサであり得る。第2のアンテナ514bは、ダイバーシティデータ受信(DRx)チェーン549およびボイス送信(Tx2)チェーン555のために使用され得る。
プライマリデータ受信(PRx)チェーン543、データ送信(Tx1)チェーン546およびダイバーシティデータ受信(DRx)チェーン549は、それぞれデータパス回路526の一部であり得る。プライマリデータ受信(PRx)チェーン543は、受信機544と復調器545とを含み得る。一構成では、復調器545はモデムの一部であり得る。データ送信(Tx1)チェーン546は、送信機547と変調器548とを含み得る。一構成では、変調器548はモデムの一部であり得る。ダイバーシティデータ受信(DRx)チェーン549は、受信機550と復調器551とを含み得る。復調器551はモデムの一部であり得る。
ボイス受信(Rx)チェーン552およびボイス送信(Tx2)チェーン555は、ボイスパス回路528の一部であり得る。ボイス受信(Rx)チェーン552は、受信機553と復調器554とを含み得る。復調器554はモデムの一部であり得る。ボイス送信(Tx2)チェーン555は、送信機556と変調器557とを含み得る。変調器557はモデムの一部であり得る。
第1のマルチプレクサ516aは、データパス回路526中のプライマリデータ受信(PRx)チェーン543にプライマリデータ受信信号(PRx)541を送り得る。第1のマルチプレクサ516aは、ボイスパス回路528中のボイス受信(Rx)チェーン552にボイス受信信号(Rx)520をも送り得る。第1のマルチプレクサ516aは、データ送信(Tx1)チェーン546からデータ送信信号(Tx1)542を受信し得る。
第2のマルチプレクサ516bは、データパス回路526中のダイバーシティデータ受信(DRx)チェーン549にダイバーシティデータ受信信号(DRx)522を送り得る。第2のマルチプレクサ516bは、ボイスパス回路528中のボイス送信(Tx2)チェーン555からボイス送信信号(Tx2)524を受信し得る。
第1のアンテナ514aと第1のマルチプレクサ516aとの間の信号は、プライマリデータ受信信号(PRx)541、データ送信信号(Tx1)542およびボイス受信信号(Rx)520のうちの少なくとも1つを含む、第1のコンポジット信号521aであり得る。第2のアンテナ514bと第2のマルチプレクサ516bとの間の信号は、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)522およびボイス送信信号(Tx2)524のうちの少なくとも1つを含む、第2のコンポジット信号521bであり得る。
図5は、3次相互変調(IM3)干渉が低減された同時ボイスおよびデータ通信のための方法600のフローチャートである。方法600はワイヤレス通信デバイス104によって実行され得る。ワイヤレス通信デバイス104は、602において、ボイス信号を通信する。一構成では、ワイヤレス通信デバイス104は、602において、第1のマルチプレクサ316aと、第1のマルチプレクサ316aに接続された第1のアンテナ314aと、第2のマルチプレクサ316bと、第2のマルチプレクサ316bに接続された第2のアンテナ314bとを使用して、ボイス信号を通信し得る。別の構成では、ワイヤレス通信デバイス104は、602において、マルチプレクサ216bと、マルチプレクサ216bに接続されたアンテナ214bとのみを使用して、ボイス信号を通信し得る。602においてボイス信号を通信することは、ボイス受信信号(Rx)220を受信することと、ボイス送信信号(Tx2)224を送信することとの両方を含み得る。一構成では、602においてボイス信号を通信することは、ボイス受信信号(Rx)220を受信しながら同時にボイス送信信号(Tx2)224を送信することを含み得る。
ワイヤレス通信デバイス104は、604において、データ信号をも通信する。一構成では、ワイヤレス通信デバイス104は、第1のマルチプレクサ216aと、第1のマルチプレクサ216aに接続された第1のアンテナ214aと、第2のマルチプレクサ216bと、第2のマルチプレクサ216bに接続された第2のアンテナ214bとを使用して、データ信号を通信し得る。604においてデータ信号を通信することは、プライマリデータ受信信号(PRx)241を受信することと、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)222を受信することと、データ送信信号(Tx1)242を送ることとを含み得る。一構成では、604においてデータ信号を通信することは、プライマリデータ受信信号(PRx)241とダイバーシティデータ受信信号(DRx)222とを受信しながら同時にデータ送信信号(Tx1)242を送信することを含み得る。
ワイヤレス通信デバイス104は、602においてボイス信号を通信しながら同時に604においてデータ信号を通信し得る。たとえば、ワイヤレス通信デバイス104は、プライマリデータ受信信号(PRx)241と、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)222と、ボイス受信信号(Rx)220とを受信しながら同時にデータ送信信号(Tx1)242とボイス送信信号(Tx2)224とを送信し得る。ワイヤレス通信デバイス104は、606において、ボイス信号とデータ信号とを同時に通信することによって発生される3次相互変調(IM3)干渉を最小限に抑える。一構成では、ワイヤレス通信デバイス104の設計は、606において3次相互変調(IM3)干渉を最小限に抑え得る。
図6は、ボイス信号とデータ信号とを同時に受信および送信するための方法700のフローチャートである。方法700はワイヤレス通信デバイス104によって実行され得る。ワイヤレス通信デバイス104は、(3次相互変調(IM3)干渉が低減された)同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ310を含み得る。ワイヤレス通信デバイス104は、702において、第1のアンテナ314aと第1のマルチプレクサ316aとを使用してダイバーシティデータ受信信号(DRx)322を受信する。ワイヤレス通信デバイス104は、704において、第1のマルチプレクサ316aと第1のアンテナ314aとを使用してボイス受信信号(Rx)をも受信する。
ワイヤレス通信デバイス104は、706において、第2のマルチプレクサ316bと第2のアンテナ314bとを使用してプライマリデータ受信信号(PRx)341をさらに受信する。ワイヤレス通信デバイス104は、708において、第1のマルチプレクサ316aと第1のアンテナ314aとを使用してデータ送信信号(Tx1)342を送信する。ワイヤレス通信デバイス104は、710において、第2のマルチプレクサ316bと第2のアンテナ314bとを使用してボイス送信信号(Tx2)324をも送信する。第1のマルチプレクサ316aおよび第2のマルチプレクサ316bの構成は、もたらされる3次相互変調(IM3)干渉が従来の構成と比較して低減されるような構成であり得る。一構成では、もたらされる3次相互変調(IM3)干渉は、従来の構成と比較して、ボイスでは−17dBおよびデータでは−17dBだけ低減され得る。
図7に、同時ボイスおよびデータ(SVD)通信中に起こり得る感度低下を示す。周波数対信号強度のグラフを示す。ボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP)がいつユビキタスになるかは確実でない。したがって、デュアル送信に起因する問題に対処するために、データ(LTE、DO、WLANなど)のための専用チェーンがボイスのための第2のチェーンとともに使用されることがある。2つの送信チェーン(データ送信チェーンとボイス送信チェーン)間の相互変調が性能劣化(たとえば、感度、スプリアス発射)につながることがある。これにより、連邦通信委員会(FCC)比吸収率(SAR)要件を満たすという問題が生じることがある。
Verizon Wireless Simultaneous Voice Long Term Evolution(SVLTE)は、LTEにはBand 13(B13)を使用し、ボイスにはBand 0(BC0)を使用する。B13送信信号がBC0送信信号と相互変調し、3次相互変調(IM3)積がBC0受信バンドにかかるので、最初の300個のセルラーチャネルは感度低下を生じやすい。この感度低下は、Long Term Evolution(LTE)送信信号759とBC0送信信号(セル送信(Tx)信号760)の両方が最大電力にまたはその近くにあるときに起こり、キャリア認証テストに合格することが困難になる。
過去に、ボイスとデータとのために同じアンテナが使用されていた。データについての最大送信電力は、スループットという犠牲を払って低減され得る。これは望ましくない。別の解決策は、データのために2つのアンテナを専用化し、ボイスのために第3のアンテナを専用化することであった。しかしながら、アンテナの数が増加するにつれて、アンテナ間分離は減少し、これは、相互変調(IM)問題に対処することに関して、自滅的である。さらに、商用ハンドセット中のアンテナの数を増加させることはコストがかかる。また、フォームファクタが、商用ハンドセット上に配置され得るアンテナの数を制限する。
広帯域符号分割多元接続(WCDMA)は、同時ボイスおよびデータ(SVD)をサポートするためにデータとボイスとを同じ波形に埋め込む。ボイスとデータとのために2つの物理チャネルを利用するフレキシビリティはない。LTEの使用は、WCDMAまたはデータ最適化(DO:data optimized)をはるかに超えて、次に高いデータレートを与える。VOIPは、既存のボイスネットワークと同じネットワークカバレージを成熟させ、それに達するのに、時間がかかることになる。
同時ボイスおよびデータ通信を使用するとき、3次相互変調(IM3)干渉762がセル受信(Rx)信号761に著しく影響し、同時ボイスおよびデータ(SVD)通信の有効性が制限され得る。しかしながら、(3次相互変調(IM3)干渉が低減された)同時ボイスおよびデータ(SVD)トランシーバ110を使用することによって、低減された3次相互変調(IM3)干渉763のみがセル受信(Rx)信号761上で見られ、同時ボイスおよびデータ(SVD)通信の使用が可能になる。long term evolution(LTE)受信(Rx)信号758は3次相互変調(IM3)による影響を受けないことがある。
Long Term Evolution(LTE)受信(Rx)信号758と、Long Term Evolution(LTE)送信(Tx)信号759と、セル送信(Tx)信号760と、セル受信(Rx)信号761との周波数および相対信号強度が示されている。その周波数および信号強度は、一定の縮尺で描かれておらず、3次相互変調(IM3)干渉762がどこで周波数スペクトルにかかるか(およびこの3次相互変調(IM3)干渉762がどのように低減されるか)を示すために図示されているにすぎない。
図8に、3次相互変調(IM3)干渉問題を緩和するための提案される無線周波(RF)フロントエンドアーキテクチャを示す。第1のアンテナ814aが、プライマリデータ受信(PRx)チェーン543、データ送信(Tx1)チェーン546およびボイス受信(Rx)チェーン552のために使用され得る。第2のアンテナ814bが、ボイス送信(Tx2)チェーン555およびダイバーシティデータ受信(DRx)チェーン549のために使用され得る。
第1のマルチプレクサ816aが第1のアンテナ814aに接続され得る。第1のマルチプレクサ816aは、第1のデュプレクサ864aおよび第2のデュプレクサ864bに接続され得る。デュプレクサ864は、単一のチャネル上での双方向通信を可能にするデバイスである。第1のデュプレクサ864aは、データモデム868にプライマリデータ受信信号(PRx)841を出力し得る。第2のデュプレクサ864bは、データモデム868からデータ最適化(DO)送信信号(Tx1)842を受信し得る。第2のデュプレクサ864bはまた、スイッチ867aを介してボイスおよび全地球測位システム(GPS)モデム870にボイス受信信号(Rx)820を出力し得る。
第1のマルチプレクサ816aは第3のデュプレクサ864cにも接続され得る。第3のデュプレクサ864cは、データモデム868からデータ最適化(DO)送信信号を受信し、パーソナル通信システム(PCS:personal communications system)受信信号(Rx)を生成し得る。パーソナル通信システム(PCS)受信信号(Rx)はスイッチ867bに出力され得、スイッチ867bは、次いで、データモデム868にデータ最適化(DO)受信信号を出力するか、またはボイスおよび全地球測位システム(GPS)モデム870に1x受信信号(Rx)を出力する。送信のための信号が電力増幅器866a〜eを通して受け渡され得る。
第2のマルチプレクサ816bが第2のアンテナ814bに接続され得る。第2のマルチプレクサ816bは、第4のデュプレクサ864dおよび第5のデュプレクサ864eに接続され得る。第4のデュプレクサ864dは、データモデム868にlong term evolution(LTE)ダイバーシティデータ受信信号(DRx)822を出力し得る。第5のデュプレクサ864eは、ボイスおよび全地球測位システム(GPS)モデム870から1xボイス送信信号(Tx2)824を受信し得る。第2のマルチプレクサ816bは、パーソナル通信サービス(PCS)のために第6のデュプレクサ864fにも接続され得る。ボイスおよび全地球測位システム(GPS)モデム870は全地球測位システム(GPS)アンテナ814cにも接続され得る。
第4のデュプレクサ864dは、50オーム抵抗器を使用して接地に接続され得る。50オーム抵抗器は、第4のデュプレクサ864dがダイバーシティRxフィルタとして使用されるように、データデュプレクサ送信信号(Tx1)を終端するために、使用される。これにより、第1のアンテナ814aからのデータTx接続が3次相互変調(IM3)干渉の発生にあまり寄与しないことになるので、ボイスのための第4のデュプレクサ864dによって発生される3次相互変調(IM3)干渉は低減される。これは、データ送信信号(Tx)が反射してボイスデュプレクサに戻り、ボイス送信信号(Tx)との3次相互変調(IM3)ひずみを発生しないように、データ送信信号(Tx)が50オーム終端を見つけるからである。
データ送信信号(Tx1)242とボイス送信(Tx)信号224とが同じアンテナ中で合成された場合、3次相互変調(IM3)干渉は約Tx1*(Tx2)2である。アンテナ間分離がαである場合、IM31(第1のアンテナ814aのための回路による3次相互変調(IM3)干渉)は、Tx2が第2のアンテナ814b中にあるので、約Tx1(α*Tx2)2である。同様に、IM32(第2のアンテナ814bのための回路による3次相互変調(IM3)干渉)は、IM32を発生するためにTx1が第2のアンテナ814bに接続される必要があるので、約(α*Tx1)*(Tx2)2である。ボイス受信(Rx)信号820が第1のアンテナ814aを使用するので、感度低下に寄与する総3次相互変調(IM3)干渉は、IM31+α*IM32=2*α*(α*Tx1)*(Tx2)2である。
したがって、2つのアンテナ814中でTx1とTx2とを分離することは(ボイス受信信号(Rx)820とTx2とは同じアンテナ814中にある)、同じアンテナ814中でのTx1とTx2との合成に勝るα(10dB)の改善ファクタを与える。これにより、利用可能なスペクトルのより良い使用と、スペクトルプランニングのフレキシビリティの増加とが可能になる。また、それにより、現在の規格がサポートしていない、ボイスとデータとの同時性が可能になる(たとえば、SVLTEおよびSVDO)。より多くのセキュリティが、選定されたチャネルに課され得る。
2つのアンテナ814中でTx1とTx2とを分離すること(およびTx1と同じアンテナ814中にボイス受信信号(Rx)820を置くこと)によって、2(α)2(17dB)の改善が得られ得る。データは、空間ダイバーシティ利得から利益を得るために、プライマリデータ受信信号(PRx)841およびダイバーシティデータ受信信号(DRx)822を必要とする。ボイス送信信号(Tx2)824は、ダイバーシティデータ受信信号(DRx)822と同じアンテナ814に割り振られ得る。ボイス受信信号(Rx)820は、プライマリデータ受信信号(PRx)841と同じアンテナ814に割り振られ得る。これにより、アンテナ間分離(>10dB)を利用することによってデータ送信信号(Tx1)842とボイス送信信号(Tx2)824との間の相互変調問題が緩和される。2つのアンテナ814からの比吸収率(SAR)ホットスポットが一致する可能性は低く、単一のアンテナ814と比較して、デュアル送信SAR性能が改善される。また、それにより、より良い性能のアンテナ814を最も重要なボイスアスペクト(voice aspect)に専用化するための設計トレードオフが可能になる。さらに、それにより、1つのアンテナ814中でボイスとデータとを同時にサポートしないことによってアンテナ814の設計制約が緩和される。最後に、アンテナ間分離+デュプレクサ分離による、ボイス送信信号(Tx2)824とボイス受信信号(Rx)820との間の分離は、シングルトーン感度低下性能の改善につながることになる。
データモデム868とボイスおよび全地球測位システム(GPS)モデム870とは、互いと通信するために高速ユニバーサル非同期受信機/送信機(HS−UART:high-speed universal asynchronous receiver/transmitter)871を使用し得る。データモデム868とボイスおよび全地球測位システム(GPS)モデム870とは、互いと通信するためにセキュアデジタル入出力(SDIO:Secure Digital Input Output)872をも使用し得る。
図9に、ワイヤレス通信デバイス904内に含まれ得るいくつかの構成要素を示す。ワイヤレス通信デバイス904は、アクセス端末、移動局、ユーザ機器(UE)などであり得る。ワイヤレス通信デバイス904はプロセッサ903を含む。プロセッサ903は、汎用シングルまたはマルチチップマイクロプロセッサ(たとえば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイなどであり得る。プロセッサ903は中央処理ユニット(CPU)と呼ばれることがある。図9のワイヤレス通信デバイス904には単一のプロセッサ903のみが示されているが、代替構成では、プロセッサの組合せ(たとえば、ARMとDSP)が使用され得る。
ワイヤレス通信デバイス904はメモリ905をも含む。メモリ905は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子的構成要素であり得る。メモリ905は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、RAM中のフラッシュメモリデバイス、プロセッサに含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタなど、およびそれらの組合せとして実施され得る。
データ907aおよび命令909aがメモリ905に記憶され得る。命令909aは、本明細書で開示する方法を実装するためにプロセッサ903によって実行可能であり得る。命令909aを実行することは、メモリ905に記憶されたデータ907aの使用を含み得る。プロセッサ903が命令909を実行すると、命令909bの様々な部分がプロセッサ903上にロードされ得、様々ないくつかのデータ907bがプロセッサ903上にロードされ得る。
ワイヤレス通信デバイス904は、第1のアンテナ917aと第2のアンテナ917bとを介したワイヤレス通信デバイス904へのおよびワイヤレス通信デバイス904からの信号の送信および受信を可能にするための、送信機911と受信機913とをも含み得る。送信機911と受信機913とはトランシーバ915と総称されることがある。ワイヤレス通信デバイス904は、複数の送信機、追加のアンテナ、複数の受信機および/または複数のトランシーバをも含み得る(図示せず)。
ワイヤレス通信デバイス904はデジタル信号プロセッサ(DSP)921を含み得る。ワイヤレス通信デバイス904は通信インターフェース923をも含み得る。通信インターフェース923は、ユーザがワイヤレス通信デバイス904と対話することを可能にし得る。
ワイヤレス通信デバイス904の様々な構成要素は、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバスなどを含み得る1つまたは複数のバスによって互いに接続され得る。明快のために、図9では様々なバスはバスシステム919として示してある。
「判断」という用語は、多種多様なアクションを包含し、したがって、「判断」は、計算、算出、処理、導出、調査、探索(たとえば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認などを含むことができる。また、「判断」は、受信(たとえば、情報を受信すること)、アクセス(たとえば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判断」は、解決、選択、選定、確立などを含むことができる。
「に基づいて」という句は、別段に明示されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という句は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を表す。
「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械などを包含するものと広く解釈されたい。いくつかの状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを指すことがある。「プロセッサ」という用語は、処理デバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成を指すことがある。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することが可能な任意の電子的構成要素を包含するものと広く解釈されたい。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データストレージ、レジスタなど、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指すことがある。プロセッサがメモリから情報を読み取り、および/または情報をメモリに書き込むことができる場合、メモリはプロセッサと電子通信していると言われる。プロセッサに一体化されたメモリは、プロセッサと電子通信している。
「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプの(1つまたは複数の)コンピュータ可読ステートメントを含むものと広く解釈されたい。たとえば、「命令」および「コード」という用語は、1つまたは複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャなどを指すことがある。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメントまたは多くのコンピュータ可読ステートメントを備え得る。
本明細書で説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は1つまたは複数の命令としてコンピュータ可読媒体上に記憶され得る。「コンピュータ可読媒体」または「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。
また、ソフトウェアまたは命令は送信媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。本方法のステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、説明されている方法の適切な動作のためにステップまたはアクションの特定の順序が必要とされない限り、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
さらに、図5および図6によって示されたものなど、本明細書で説明する方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、デバイスによってダウンロードされ、および/または他の方法で取得され得ることを諒解されたい。たとえば、デバイスは、本明細書で説明する方法を実行するための手段の転送を可能にするために、サーバに接続され得る。代替的に、本明細書で説明する様々な方法は、記憶手段をデバイスに接続するかまたは与えるときにデバイスが様々な方法を獲得し得るように、記憶手段(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(disc)(CD)またはフロッピーディスク(disk)などの物理的記憶媒体など)によって提供され得る。さらに、本明細書で説明する方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記に示した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書で説明するシステム、方法、および装置の構成、動作および詳細において、様々な改変、変更および変形が行われ得る。

Claims (40)

  1. データパス回路と、
    ボイスパス回路と、
    前記データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、前記データパス回路からデータ送信信号を受信する、第1のマルチプレクサと、
    前記データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、前記ボイスパス回路にボイス受信信号を送り、前記ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する、第2のマルチプレクサと、
    を備えるボイスおよびデータトランシーバと、
    前記第1のマルチプレクサに接続された第1のアンテナと、
    前記第2のマルチプレクサに接続された第2のアンテナと
    を備える、同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイス。
  2. 前記第1のマルチプレクサおよび前記第2のマルチプレクサの構成は、前記ボイスおよびデータトランシーバにもたらされる3次相互変調干渉を低減する、
    請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  3. 前記ワイヤレスデバイスは、Long Term Evolution規格を使用して動作するように構成されたワイヤレス通信デバイスである、
    請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  4. 前記データパス回路は、
    前記第1のマルチプレクサから前記プライマリデータ受信信号を受信するプライマリデータ受信チェーンと、
    前記第1のマルチプレクサに前記データ送信信号を送るデータ送信チェーンと、
    前記第2のマルチプレクサから前記ダイバーシティデータ受信信号を受信するダイバーシティデータ受信チェーンと
    を備え、前記ボイスパス回路は、
    前記第2のマルチプレクサから前記ボイス受信信号を受信するボイス受信チェーンと、
    前記第2のマルチプレクサに前記ボイス送信信号を送るボイス送信チェーンと
    を備える、請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  5. 前記第1のマルチプレクサは、ダイプレクサであり、前記第2のマルチプレクサは、ダイプレクサである、
    請求項1に記載のワイヤレスデバイス。
  6. データパス回路と、
    ボイスパス回路と、
    前記データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、前記データパス回路からデータ送信信号を受信し、前記ボイスパス回路にボイス受信信号を送る、第1のマルチプレクサと、
    前記データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、前記ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する、第2のマルチプレクサと
    を備えるボイスおよびデータトランシーバと、
    前記第1のマルチプレクサに接続された第1のアンテナと、
    前記第2のマルチプレクサに接続された第2のアンテナと
    を備える、同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイス。
  7. 前記第1のマルチプレクサおよび前記第2のマルチプレクサの構成は、前記ボイスおよびデータトランシーバにもたらされる3次相互変調干渉を低減する、
    請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  8. 前記ワイヤレスデバイスが、Long Term Evolution規格を使用して動作するように構成されたワイヤレス通信デバイスである、
    請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  9. 前記データパス回路は、
    前記第1のマルチプレクサから前記プライマリデータ受信信号を受信するプライマリデータ受信チェーンと、
    前記第1のマルチプレクサに前記データ送信信号を送るデータ送信チェーンと、
    前記第2のマルチプレクサから前記ダイバーシティデータ受信信号を受信するダイバーシティデータ受信チェーンと
    を備え、前記ボイスパス回路は、
    前記第1のマルチプレクサから前記ボイス受信信号を受信するボイス受信チェーンと、
    前記第2のマルチプレクサに前記ボイス送信信号を送るボイス送信チェーンと
    を備える、請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  10. 前記第1のマルチプレクサは、ダイプレクサであり、前記第2のマルチプレクサがダイプレクサである、
    請求項6に記載のワイヤレスデバイス。
  11. データパス回路と、
    ボイスパス回路と、
    前記データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、前記データパス回路からデータ送信信号を受信し、前記ボイスパス回路にボイス受信信号を送る、第1のマルチプレクサと、
    前記データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、前記ボイスパス回路からボイス送信信号を受信する、第2のマルチプレクサと
    を備えるボイスおよびデータトランシーバと、
    前記第1のマルチプレクサに接続された第1のアンテナと、
    前記第2のマルチプレクサに接続された第2のアンテナと
    を備える、同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイス。
  12. 前記第1のマルチプレクサおよび前記第2のマルチプレクサの構成は、前記ボイスおよびデータトランシーバにもたらされる3次相互変調干渉を低減する、
    請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  13. 前記ワイヤレスデバイスは、Long Term Evolution規格を使用して動作するように構成されたワイヤレス通信デバイスである、
    請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  14. 前記データパス回路は、
    前記第2のマルチプレクサから前記プライマリデータ受信信号を受信するプライマリデータ受信チェーンと、
    前記第1のマルチプレクサに前記データ送信信号を送るデータ送信チェーンと、
    前記第1のマルチプレクサから前記ダイバーシティデータ受信信号を受信するダイバーシティデータ受信チェーンと
    を備え、前記ボイスパス回路は、
    前記第1のマルチプレクサから前記ボイス受信信号を受信するボイス受信チェーンと、
    前記第2のマルチプレクサに前記ボイス送信信号を送るボイス送信チェーンと
    を備える、請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  15. 前記第1のマルチプレクサは、ダイプレクサであり、前記第2のマルチプレクサがダイプレクサである、
    請求項11に記載のワイヤレスデバイス。
  16. ボイス信号を通信することと、
    データ信号を通信することと、
    前記ボイス信号と前記データ信号とを同時に通信することによって発生される3次相互変調干渉を最小限に抑えることと
    を備える、同時ボイスおよびデータ通信のための方法。
  17. 前記ボイス信号は、第1のアンテナと第1のマルチプレクサとを使用して通信され、前記データ信号は、前記第1のアンテナと、前記第1のマルチプレクサと、第2のアンテナと、第2のマルチプレクサとを使用して通信される、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1のマルチプレクサは、ダイプレクサであり、前記第2のマルチプレクサがダイプレクサである、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記ボイス信号を通信することは、前記ボイス信号を送信することを備え、前記データ信号を通信することは、前記データ信号を送信することを備える、
    請求項16に記載の方法。
  20. 前記ボイス信号と前記データ信号とが同時に送信される、
    請求項19に記載の方法。
  21. 前記ボイス信号を通信することは、前記ボイス信号を受信することを備え、前記データ信号を通信することは、前記データ信号を受信することを備える、
    請求項16に記載の方法。
  22. 前記ボイス信号と前記データ信号とは、同時に受信される、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記方法は、ワイヤレス通信デバイスによって実行される、
    請求項16に記載の方法。
  24. 前記ボイス信号を通信することは、前記ボイス信号を受信しながら同時に前記ボイス信号を送信することを備える、
    請求項16に記載の方法。
  25. 前記データ信号を通信することは、前記データ送信信号を送信しながら同時にプライマリデータ受信信号とダイバーシティデータ受信信号とを受信することを備える、
    請求項16に記載の方法。
  26. データパス回路と、
    ボイスパス回路と、
    前記データパス回路にプライマリデータ受信信号を送り、前記ボイスパス回路からボイス送信信号を受信し、前記データパス回路からデータ送信信号を受信する、第1のマルチプレクサと、
    前記データパス回路にダイバーシティデータ受信信号を送り、前記ボイスパス回路にボイス受信信号を送る、第2のマルチプレクサと、
    前記第2のマルチプレクサとデータモデムとの間に接続されるデュプレクサと、
    前記デュプレクサと接地との間に接続される抵抗器と
    を備えるボイスおよびデータトランシーバと、
    前記第1のマルチプレクサに接続される第1のアンテナと、
    前記第2のマルチプレクサに接続される第2のアンテナと
    を備える、同時ボイスおよびデータ通信のために構成されたワイヤレスデバイス。
  27. 前記デュプレクサおよび前記抵抗器の構成は、前記デュプレクサがダイバーシティ受信信号フィルタとして使用されるような構成である、
    請求項26に記載のワイヤレスデバイス。
  28. 前記データ送信信号は、それが反射して前記デュプレクサに戻り、前記ボイス送信信号との3次相互変調干渉を発生しないように、前記抵抗器において終端される、
    請求項27に記載のワイヤレスデバイス。
  29. 前記抵抗器は、50オーム抵抗器である、
    請求項26に記載のワイヤレスデバイス。
  30. 前記第1のマルチプレクサは、ダイプレクサであり、前記第2のマルチプレクサは、ダイプレクサである、
    請求項26に記載のワイヤレスデバイス。
  31. ボイス信号を通信するための手段と、
    データ信号を通信するための手段と、
    前記ボイス信号と前記データ信号とを同時に通信することによって発生される3次相互変調干渉を最小限に抑えるための手段と
    を備える、同時ボイスおよびデータ通信のための装置。
  32. 前記ボイス信号を通信するための前記手段は、第1のアンテナと第1のマルチプレクサとを使用することを備え、前記データ信号を通信するための前記手段は、前記第1のアンテナと、前記第1のマルチプレクサと、第2のアンテナと、第2のマルチプレクサとを備える、
    請求項31に記載の装置。
  33. 前記第1のマルチプレクサは、ダイプレクサであり、前記第2のマルチプレクサは、ダイプレクサである、
    請求項32に記載の装置。
  34. 前記ボイス信号を通信することは、前記ボイス信号を送信することを備え、前記データ信号を通信することは、前記データ信号を送信することを備える、
    請求項31に記載の装置。
  35. 前記ボイス信号と前記データ信号とは、同時に送信される、
    請求項34に記載の装置。
  36. 前記ボイス信号を通信することは、前記ボイス信号を受信することを備え、前記データ信号を通信することは、前記データ信号を受信することを備える、
    請求項31に記載の装置。
  37. 前記ボイス信号と前記データ信号とは、同時に受信される、
    請求項36に記載の装置。
  38. 前記装置は、ワイヤレス通信デバイスである、
    請求項31に記載の装置。
  39. 前記ボイス信号を通信することは、前記ボイス信号を受信しながら同時に前記ボイス信号を送信することを備える、
    請求項31に記載の装置。
  40. 前記データ信号を通信することは、前記データ送信信号を送信しながら同時にプライマリデータ受信信号とダイバーシティデータ受信信号とを受信することを備える、
    請求項31に記載の装置。
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