JP2014241025A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することが可能な、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムを提供する。
【解決手段】購入処理装置から購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を特定する特定部と、特定された間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させる処理部とを備え、処理部は、送信させた第1情報に対する処理に応じた第2情報が、サービス提供装置から取得された場合には、第2情報を、購入処理装置に対して送信させる、情報処理装置が提供される。
【選択図】図18

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムに関する。
実空間の店舗などにおいて商品やサービスの購入が行われた場合、当該購入を行ったユーザに対して特典を提供することが可能な技術が開発されている。購入を行ったユーザに対して特典を提供するための技術としては、例えば下記の特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2011−164824号公報
例えば特許文献1に記載の技術では、実空間の店舗などにおいて商品やサービスの購入に関する処理を行ったユーザが所持するユーザ装置に搭載された、IC(Integrated Circuit)チップを識別するIC識別子が用いられることによって、当該装置のユーザに対して、ユーザに対応する特典が付与される。よって、例えば特許文献1に記載の技術を用いることによって、購入を行ったユーザに対して特典を提供することができる可能性はある。
しかしながら、IC識別子は、一意の識別子である保証はないことから、IC識別子が用いられる場合には、ユーザに対して提供される特典が、当該ユーザに対応する特典ではないことが生じる恐れがある。また、例えばユーザがユーザ装置を売却したときなど、当該ユーザ装置が第三者に渡った場合には、IC識別子が用いられることによって、例えば第三者に対して、当該ユーザに対応する特典が付与されることが起こりうる。そのため、IC識別子が用いられる場合には、第三者に、ユーザの情報が不正に渡る可能性がある。
本開示では、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムを提案する。
本開示によれば、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、上記購入処理装置との通信に対応する上記通信識別情報に対応付けられている上記間接識別情報を特定する特定部と、特定された上記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させる処理部と、を備え、上記処理部は、送信させた上記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、上記サービス提供装置から取得された場合には、上記第2情報を、上記購入処理装置に対して送信させる、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、上記購入処理装置との通信に対応する上記通信識別情報に対応付けられている上記間接識別情報を特定するステップと、
特定された上記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させるステップと、
送信させた上記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、上記サービス提供装置から取得された場合に、上記第2情報を、上記購入処理装置に対して送信させるステップと、を有する、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、上記購入処理装置との通信に対応する上記通信識別情報に対応付けられている上記間接識別情報を特定するステップ、特定された上記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させるステップ、送信させた上記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、上記サービス提供装置から取得された場合に、上記第2情報を、上記購入処理装置に対して送信させるステップ、をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置と、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置と、を有し、上記情報処理装置は、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた第1対応付情報を用いて、上記購入処理装置との通信に対応する上記通信識別情報に対応付けられている上記間接識別情報を特定する情報処理装置側特定部と、特定された上記間接識別情報を含む第1情報を、上記サービス提供装置に対して送信させる情報処理装置側処理部と、を備え、上記情報処理装置側処理部は、送信させた上記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、上記サービス提供装置から取得された場合には、上記第2情報を、上記購入処理装置に対して送信させ、上記サービス提供装置は、上記間接識別情報とユーザを直接的に示す直接識別情報とが対応付けられた第2対応付情報を用いて、上記第1情報に含まれる上記間接識別情報に対応するユーザを特定するサービス提供装置側特定部と、特定されたユーザに対応するサービスに関する処理を行い、処理に応じた上記第2情報を、上記情報処理装置に対して送信させるサービス提供装置側処理部と、を備える、情報処理システムが提供される。
本開示によれば、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することができる。
本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の概要を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す説明図である。 購入処理装置、および店舗側装置における処理の一例を説明するための説明図である。 購入処理装置、および店舗側装置における処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明するための説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 本実施形態に係るサービス提供装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理システム
2.本実施形態に係る情報処理システムを構成する装置の構成例
3.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る情報処理システム)
本実施形態に係る情報処理システムを構成する各装置の構成について説明する前に、まず、本実施形態に係る情報処理システムにおける処理について説明する。
[1]本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の概要
[1−1]本実施形態に係る情報処理システムが用いられることにより実現される、実空間における購入に応じた情報の提供例
図1は、本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の概要を説明するための説明図である。図1に示すAは、実空間において、ユーザが、商品またはサービスの購入を行う場合の一例を示している。また、図1に示すBは、商品またはサービスの購入が行われた結果、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して提供される、実空間における購入に応じた情報一例を示している。ここで、本実施形態に係る購入処理装置とは、例えば、商品またはサービスの購入に係る処理を行うことが可能な装置をいう。
例えば図1のAに示すように、ユーザは、例えば、図1において符号10で表される購入処理装置と、図1において符号20で表される、実空間の店舗に設けられている装置(以下、「店舗側装置」と示す。)とを通信させる。そして、店舗側装置20と購入処理装置10との間で、例えば電子バリュー(貨幣、または貨幣に準ずる価値を有するデータ)を用いた決済処理など、商品またはサービスの購入に係る処理が行われることによって、商品またはサービスの購入が行われる。
ここで、購入処理装置10と店舗側装置20との間の通信としては、NFC(Near Field Communication)による非接触通信が挙げられる。NFCによる非接触通信が行われる場合、店舗側装置20と購入処理装置10との一方が、搬送波を主体的に送信するリーダ/ライタ(または、質問器)の役目を果たし、他方が、応答器の役目を果たす。なお、購入処理装置10と店舗側装置20との間の通信の方式は、上記に限られない。例えば、購入処理装置10と店舗側装置20との間では、任意の方式の無線通信、または、任意の方式の有線通信が行われてもよい。以下では、購入処理装置10と店舗側装置20との間でNFCによる非接触通信が行われ、店舗側装置20が、リーダ/ライタの役目を果たす場合を例に挙げる。
また、図1では、本実施形態に係る購入処理装置10の一例として、スマートフォンを示しているが、本実施形態に係る購入処理装置10は、スマートフォンに限られない。また、図1では、本実施形態に係る店舗側装置20の一例として、POS(Point Of Sale)装置を示しているが、本実施形態に係る店舗側装置20は、POS装置に限られない。
商品またはサービスの購入が行われると、購入処理装置10は、例えば、購入に係る処理の結果得られる購入に関する情報を、本実施形態に係る情報処理システムを構成する本実施形態に係る情報処理装置に対して送信する。そして、本実施形態に係る情報処理システムによって、例えば図1のBに示すように、購入処理装置10に対して、実空間における購入に応じた情報が提供される。
ここで、購入処理装置10と本実施形態に係る情報処理装置との間の通信としては、例えば、基地局やネットワークを介した無線通信などの無線通信が挙げられる。なお、購入処理装置10と本実施形態に係る情報処理装置との間の通信は、上記に限られない。例えば、購入処理装置10と本実施形態に係る情報処理装置とは、有線ネットワークを介して通信を行うことも可能である。
また、本実施形態に係る購入に関する情報としては、例えば、購入金額や、購入時間、購入場所などを示すデータが挙げられる。本実施形態に係る購入に関する情報の一例については、後述する。
また、本実施形態に係る実空間における購入に応じた情報としては、例えば、図1のBのB1に示すようなユーザに対して与えられる特典を示すデータや、図1のBのB2に示すようなユーザに対する広告を示すデータなどが挙げられる。
本実施形態に係る情報処理システムが用いられることによって、例えば図1のBに示すように、購入処理装置10に対して、実空間における購入に応じた情報が提供される。
上述したように、IC識別子が用いて購入を行ったユーザに対して特典を提供する場合には、例えば、“ユーザに対して提供される特典が、当該ユーザに対応する特典ではないこと”や、“第三者に、ユーザの情報が不正に渡る可能性があること”など、望ましくない事態が生じうる。
そこで、本実施形態に係る情報処理システムでは、本実施形態に係る情報処理装置が、IC識別子ではなく、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが用いられることによって、購入処理装置10に対して、実空間における購入に応じた情報が提供される。
ここで、本実施形態に係る通信識別情報とは、通信を識別することが可能なデータである。本実施形態に係る通信識別情報としては、例えば、クッキー(HTTP(Hypertext Transfer Protocol)クッキー)が挙げられる。なお、本実施形態に係る通信識別情報は、クッキーに限られず、通信を識別することが可能な、任意のデータであってもよい。以下では、本実施形態に係る通信識別情報が、クッキーである場合を例に挙げる。
また、本実施形態に係る間接識別情報とは、ユーザを直接的に特定することが可能ではなく、ユーザを間接的に示すデータである。本実施形態に係る間接識別情報としては、例えば、ユニークなIDが挙げられる。本実施形態に係る間接識別情報は、例えば、本実施形態に係る情報処理装置において生成される。なお、本実施形態に係る間接識別情報は、IDに限られず、任意のユニークなデータであってもよい。以下では、本実施形態に係る間接識別情報がユニークなIDである場合を例に挙げ、本実施形態に係る間接識別情報を「Tracking ID」と示す場合がある。
[1−2]本実施形態に係る情報処理システムの構成例と処理の一例
図2は、本実施形態に係る情報処理システム1000の構成の一例を示す説明図である。ここで、図2では、図1を参照して説明した処理を行う購入処理装置10と店舗側装置20とを併せて示している。
情報処理システム1000は、例えば、情報処理装置100と、1または2以上のサービス提供装置200とを有する。図2では、情報処理システム1000が、サービス提供装置200A、200B、…という複数のサービス提供装置200を有している例を示している。以下では、サービス提供装置200A、200B、…を、総称して「サービス提供装置200」と示す場合がある。なお、情報処理装置100、およびサービス提供装置200の構成の一例については、後述する。
[1−2−1]情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理)
情報処理装置100は、例えば、下記に示す(1)特定処理、および(2)通信制御処理を行う。
(1)特定処理
情報処理装置100は、購入処理装置10から購入に関する情報が取得された場合に、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を特定する。情報処理装置100は、例えば、記憶部(後述する)や外部記録媒体などに記憶されている、通信識別情報と間接識別情報とが対応付けられた対応付情報(以下、「第1対応付情報」と示す。)を用いて、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を特定する。
ここで、本実施形態に係る第1対応付情報としては、例えば、通信識別情報と間接識別情報とが対応付けられているテーブルや、データベースが挙げられる。なお、本実施形態に係る第1対応付情報は、上記に限られず、通信識別情報と間接識別情報とを対応付けることが可能な任意のデータ(または、データ群)であってもよい。
情報処理装置100は、例えば、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報を用いて、本実施形態に係る第1対応付情報から、当該通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を検索することによって、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を特定する。
より具体的には、情報処理装置100は、例えば、下記の第1の例〜第3の例に係る処理を、本実施形態に係る特定処理として行う。なお、本実施形態に係る特定処理の具体例については、後述する。
(1−1)特定処理の第1の例
情報処理装置100は、購入処理装置10から、購入に関する情報と共に通信識別情報が取得された場合には、取得された通信識別情報と合致する通信識別情報を、第1対応付情報から検索する。また、取得された通信識別情報と合致する通信識別情報が、第1対応付情報から検索された場合には、情報処理装置100は、検索された通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報として特定する。
(1−2)特定処理の第2の例
情報処理装置100は、購入処理装置10から、購入に関する情報と共に通信識別情報が取得された場合には、取得された通信識別情報と合致する通信識別情報を、第1対応付情報から検索する。また、取得された通信識別情報と合致する通信識別情報が、第1対応付情報から検索されない場合には、情報処理装置100は、新規に間接識別情報を生成する。そして、生成された間接識別情報を、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報として特定する。
(1−3)特定処理の第3の例
情報処理装置100は、購入処理装置10から、購入に関する情報と共に通信識別情報が取得されない場合には、通信識別情報と間接識別情報とを新規に生成する。そして、情報処理装置100は、生成された間接識別情報を、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報として特定する。
(2)通信制御処理
情報処理装置100は、上記(1)の処理(特定処理)において特定された間接識別情報を含む情報(以下「第1情報」と示す。)を、サービス提供装置200に対して送信させる。
なお、情報処理装置100が、サービス提供装置200に対して送信させ第1情報に含まれる情報は、間接識別情報に限られない。
例えば、情報処理装置100は、購入に関する情報をさらに含む第1情報を、サービス提供装置200に対して送信させることが可能である。購入に関する情報をさらに含む第1情報がサービス提供装置200に対して送信される場合には、サービス提供装置200は、第1情報に含まれる購入に関する情報を用いて処理を行うことが可能となる。
また、購入処理装置10から、購入に関する情報と共に付加的な情報が取得された場合には、情報処理装置100は、例えば、付加的な情報をさらに含む第1情報を、サービス提供装置200に対して送信させることが可能である。付加的な情報をさらに含む第1情報がサービス提供装置200に対して送信される場合には、サービス提供装置200は、第1情報に含まれる付加的な情報を用いて処理を行うことが可能となる。
ここで、本実施形態に係る付加的な情報としては、例えば、商品の在庫を示すデータや、店舗に来店した客数を示すデータ、個々の商品やサービスの値段を示すデータなど、購入に関する情報以外の任意のデータが挙げられる。購入処理装置10は、例えば、店舗側装置20との通信によって付加的な情報が取得された場合に、購入に関する情報と共に付加的な情報を、情報処理装置100に対して送信する。
また、送信させた第1情報に対する処理に応じた情報(以下、「第2情報」と示す。)が、サービス提供装置200から取得された場合には、情報処理装置100は、第2情報を、購入処理装置10に対して送信させる。
ここで、本実施形態に係る第2情報に含まれる情報としては、例えば、図1のBのB1に示すようなユーザに対して与えられる特典を示すデータなど、サービス提供装置におけるサービスに係る処理の結果に応じた情報(以下、「サービス情報」と示す。)が挙げられる。また、本実施形態に係る第2情報に含まれる情報には、例えば、図1のBのB2に示すようなユーザに対する広告を示すデータや、ユーザに対するリコメンドを示すデータが含まれていてもよい。
情報処理装置100は、例えば、本実施形態に係る第1情報や本実施形態に係る第2情報を、情報処理装置100が備える通信部(後述する)、または、情報処理装置100に接続されている外部通信デバイスに送信させる。情報処理装置100は、例えば、本実施形態に係る第1情報や本実施形態に係る第2情報を示すデータと、送信先のアドレスや送信命令などを含む制御信号とを、通信部(後述する)などに伝達することによって、本実施形態に係る第1情報や本実施形態に係る第2情報を、通信部(後述する)などに送信させる。
また、上記(1)の処理(特定処理)において上記(1−3)に示す第3の例に係る特定処理が行われたときにおいて、第2情報を購入処理装置10に対して送信させる場合には、情報処理装置100は、生成された通信識別情報を、購入処理装置10に対して送信させる。第2情報を購入処理装置10に対して送信させる場合、すなわち、購入に関する情報に対する応答を行う場合に、新規に生成された通信識別情報が購入処理装置10に対して送信されることによって、情報処理装置100では、例えば、新規に生成された通信識別情報を用いて、購入処理装置10との間における以降の通信を識別することが可能となる。
情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)を行う。
ここで、本実施形態に係る第2情報は、サービス提供装置200において、本実施形態に係る第1情報に基づく処理が行われた結果、サービス提供装置200から取得される。また、本実施形態に係る第1情報には、上記(1)の処理(特定処理)において特定された間接識別情報が含まれることから、本実施形態に係る第2情報は、購入処理装置10を用いた実空間における購入に応じた情報であるといえる。
したがって、情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)を行うことによって、購入処理装置10に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置100における処理は、上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)に限られない。例えば、情報処理装置100は、下記に示す(3)情報管理処理を行うことも可能である。
(3)情報管理処理
情報処理装置100は、本実施形態に係る第1対応付情報を更新する処理と、取得された情報に関する情報を記録する処理とを、それぞれ選択的に行う。
(3−1)第1対応付情報を更新する処理の一例
情報処理装置100は、例えば、下記に示す第1の例に係る処理〜下記に示す第4の例に係る処理のうちの、1または2以上の処理を、第1対応付情報を更新する処理として行う。
(3−1−1)第1対応付情報を更新する処理の第1の例
情報処理装置100は、例えば、取得された本実施形態に係る第2情報に、上記(2)の処理(通信制御処理)において送信された第1情報に含まれる間接識別情報と異なる間接識別情報に関する情報が含まれる場合に、第1対応付情報を更新する。
ここで、本実施形態に係る“送信された第1情報に含まれる間接識別情報と異なる間接識別情報に関する情報”としては、例えば、第1情報に含まれる間接識別情報と同一のユーザに対応する間接識別情報を示すデータが挙げられる。情報処理装置100は、例えば、本実施形態に係る第2情報に、送信された第1情報に含まれる間接識別情報と異なる間接識別情報が含まれる場合に、第1対応付情報を更新する。
また、上記の場合における第1対応付情報の更新に係る処理としては、例えば、第1対応付情報に含まれる、送信された第1情報に含まれる間接識別情報と、上記異なる間接識別情報に関する情報が示す、第1情報に含まれる間接識別情報と異なる間接識別情報とを、対応付ける処理が挙げられる。情報処理装置100は、例えば、リレーショナルデータベースによって、送信された第1情報に含まれる間接識別情報と、上記異なる間接識別情報に関する情報が示す、第1情報に含まれる間接識別情報と異なる間接識別情報とを、対応付ける。なお、本実施形態に係る上記対応付ける処理は、リレーショナルデータベースを用いる処理に限られず、情報処理装置100は、対応付けが可能な任意の処理を行うことが可能である。
なお、上記の場合における第1対応付情報の更新に係る処理は、上記対応付ける処理に限られない。
例えば、情報処理装置100は、上記の場合には、第1対応付情報に含まれる、送信された第1情報に含まれる間接識別情報を、第1対応付情報において無効とすることによって、第1対応付情報を更新してもよい。ここで、第1対応付情報において間接識別情報を無効とする方法としては、例えば、第1対応付情報から該当する間接識別情報に関する情報(例えば、間接識別情報と、当該間接識別情報に対応付けられている通信識別情報。以下同様とする。)を削除することや、第1対応付情報における該当する間接識別情報に関する情報に対して、無効を示すフラグをたてることなどが挙げられる。
(3−1−2)第1対応付情報を更新する処理の第2の例
情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(特定処理)において、上記(1−2)に示す第2の例に係る特定処理が行われた場合に、第1対応付情報を更新する。情報処理装置100は、例えば、取得された通信識別情報と、第2の例に係る特定処理において生成された間接識別情報とを、第1対応付情報に対応付けて記録する。
(3−1−3)第1対応付情報を更新する処理の第3の例
情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(特定処理)において、上記(1−3)に示す第3の例に係る特定処理が行われた場合に、第1対応付情報を更新する。情報処理装置100は、例えば、第3の例に係る特定処理において生成された通信識別情報と、第3の例に係る特定処理において生成された間接識別情報とを、第1対応付情報に対応付けて記録する。
(3−1−4)第1対応付情報を更新する処理の第4の例
情報処理装置100は、例えば、第1対応付情報に含まれる通信識別情報に、有効期限が設けられている場合、設けられている有効期限が過ぎた場合に、第1対応付情報を更新する。情報処理装置100は、例えば、第1対応付情報に含まれる、有効期限が過ぎた通信識別情報、および有効期限が過ぎた通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を、無効とする。
ここで、第1対応付情報において間接識別情報と、間接識別情報に対応付けられている通信識別情報とを無効とする方法としては、例えば、第1対応付情報から該当する間接識別情報に関する情報を削除することや、第1対応付情報における該当する間接識別情報に関する情報に対して、無効を示すフラグをたてることなどが挙げられる。
(3−2)取得された情報に関する情報を記録する処理の一例
情報処理装置100は、例えば、下記に示す第1の例に係る処理、下記に示す第2の例に係る処理のうちの、一方または双方の処理を、取得された情報に関する情報を記録する処理として行う。
(3−2−1)取得された情報に関する情報を記録する処理の第1の例
情報処理装置100は、例えば、購入に関する情報が取得された場合に、上記(1)の処理(特定処理)において特定された間接識別情報と、取得された購入に関する情報とを対応付けて記録する。
情報処理装置100は、例えば、テーブルやデータベースなど、間接識別情報と購入に関する情報とを対応付けて記憶することが可能な任意の形式のデータを、新規に生成または更新することによって、特定された間接識別情報と、取得された購入に関する情報とを対応付ける。
ここで、上記テーブルや上記データベースなどは、例えば、情報処理装置100が備える記憶部(後述する)に記憶されていてもよいし、情報処理装置100と接続されている外部記録媒体や、ネットワークを介して(または直接的に)通信可能な外部装置が備える記録媒体に記憶されていてもよい。上記テーブルなどが記憶部(後述する)や上記外部記録媒体に記憶される場合には、情報処理装置100は、記憶部(後述する)などに対して、間接識別情報、購入に関する情報、および記録命令を伝達することによって、記憶部(後述する)などに、間接識別情報と購入に関する情報とを対応付けて記録させる。また、上記テーブルなどが上記外部装置に記憶される場合には、情報処理装置100は、例えば、通信部(後述する)などに、間接識別情報、購入に関する情報、および記録命令を、上記外部装置に対して送信させることによって、上記外部装置に、間接識別情報と購入に関する情報とを対応付けて記録させる。
(3−2−2)取得された情報に関する情報を記録する処理の第2の例
例えば、サービス装置200から取得された第2情報に、本実施形態に係るサービス情報が含まれる場合に、情報処理装置100は、上記(1)の処理(特定処理)において特定された間接識別情報、取得された購入に関する情報、およびサービス情報を、対応付けて記録する。
情報処理装置100は、上記第1の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理と同様に、例えば、テーブルやデータベースなど、間接識別情報、購入に関する情報、およびサービス情報を対応付けて記憶することが可能な任意の形式のデータを、新規に生成または更新することによって、特定された間接識別情報、取得された購入に関する情報、およびサービス情報を対応付ける。
[1−2−2]サービス提供装置200における処理
サービス提供装置200は、仮想空間においてサービスを提供する装置である。サービス提供装置200において提供される仮想空間におけるサービスとしては、例えば、ネットショッピングサービスや、実空間で販売される商品やサービスと関連する任意のサービスなどが挙げられる。サービス提供装置200は、例えば、いわゆるサイバー店舗の役目を果たすことが可能である。なお、実空間で商品やサービスを提供する事業者と、サービス提供装置200を用いて仮想空間においてサービスを提供する事業者としては、例えば、同一の事業者や、関連会社などの関連する事業者、事業上連携をしている事業者など、様々な組み合わせがありうる。
サービス提供装置200は、例えば、下記に示す(I)特定処理、および(II)実行処理を行う。
(I)特定処理
サービス提供装置200は、例えば、間接識別情報とユーザを直接的に示す直接識別情報とが対応付けられた対応付情報(以下、「第2対応付情報」と示す。)を用いて、情報処理装置100から取得された第1情報に含まれる間接識別情報に対応するユーザを特定する。
ここで、本実施形態に係る直接識別情報とは、ユーザを直接的に示すデータである。本実施形態に係る直接識別情報としては、例えば、ユーザの個人情報(例えば、ユーザの氏名や、年齢、性別、住所など)を示すデータが挙げられる。
また、本実施形態に係る第2対応付情報としては、例えば、間接識別情報と直接識別情報とが対応付けられているテーブルや、データベースが挙げられる。なお、本実施形態に係る第2対応付情報は、上記に限られず、間接識別情報と直接識別情報とを対応付けることが可能な任意のデータ(または、データ群)であってもよい。
情報処理装置100は、例えば、情報処理装置100から取得された第1情報に含まれる間接識別情報を用いて、本実施形態に係る第2対応付情報から、当該間接識別情報に対応付けられている直接識別情報を検索することによって、取得された第1情報に含まれる間接識別情報に対応するユーザを特定する。
(II)実行処理
サービス提供装置200は、例えば、上記(I)の処理(特定処理)において特定されたユーザに対応するサービスに関する処理を行う。サービス提供装置200は、例えば、サービス提供装置200を管理するユーザ(サービスを提供するサービス事業者など)における任意のアルゴリズムによって、提供するサービスを決定して、決定されたサービスに関する処理を行う。
そして、サービス提供装置200は、行ったサービスに関する処理に応じた本実施形態に係る第2情報を、情報処理装置100に対して送信させる。サービス提供装置200は、例えば、サービス提供装置200が備える通信部(後述する)、または、サービス提供装置200に接続されている外部通信デバイスに、本実施形態に係る第2情報を送信させる。サービス提供装置200は、例えば、本実施形態に係る第2情報を示すデータと、送信先のアドレスや送信命令などを含む制御信号とを、通信部(後述する)などに伝達することによって、本実施形態に係る第2情報を、通信部(後述する)などに送信させる。
サービス提供装置200は、例えば、上記(I)の処理(特定処理)、および上記(II)の処理(実行処理)を行う。
本実施形態に係る情報処理システムでは、上記のような処理を行う情報処理装置100と、サービス提供装置200とを有する。以下、本実施形態に係る情報処理システムにおける処理について、図2に示す情報処理システム1000を構成する装置(情報処理装置100と、サービス提供装置200)、購入処理装置10、および店舗側装置20それぞれにおける処理を例に挙げて、説明する。
また、以下では、本実施形態に係る通信識別情報が「クッキー」であり、本実施形態に係る間接識別情報が「Tracking ID」である場合を例に挙げて、本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の一例を説明する。
[2]本実施形態に係る情報処理システムにおける処理の具体例
図3、図4は、購入処理装置10、および店舗側装置20における処理の一例を説明するための説明図である。また、図5〜図17は、本実施形態に係る情報処理システム1000における処理の一例を説明するための説明図である。
(i)購入処理装置10、および店舗側装置20における処理(図3、図4)
店舗側装置20は、例えば、決済処理が完了すると、商品またはサービスの購入に関する情報が埋め込まれたURL(Uniform Resource Locator)を生成し、生成されたURLを、購入処理装置10へ送信する(S100)。
図4は、店舗側装置20が生成するURLの一例を示している。店舗側装置20は、例えば図4のBに示すように、図4のAに示すような購入に関する情報が埋め込まれたURLを生成する。なお、本実施形態に係る購入に関する情報が埋め込まれたURLが、図4のBに示す形式に限られないことは、言うまでもない。
ステップS100において送信されたURLを受信した購入処理装置10は、受信されたURLに基づいて、情報処理装置100へアクセスする(S102)。
ここで、図4に示すように、ステップS100において送信されたURLには、本実施形態に係る購入に関する情報が埋め込まれている。よって、ステップS100において送信されたURLに基づいて、情報処理装置100へアクセスすることによって、情報処理装置100では、購入に関する情報が取得される。
また、購入処理装置10は、店舗側装置20から送信されたURLの受信に応じて、自動的に情報処理装置100へアクセスするが、購入処理装置10における処理は、上記に限られない。例えば、購入処理装置10は、受信されたURLを表示画面に表示させ、ユーザ操作に基づいて情報処理装置100へアクセスしてもよい。
(ii)情報処理装置100における処理(図5〜図9)
ステップS102において購入処理装置10からのアクセスを受けた情報処理装置100は、購入処理装置10に対応するクッキーに基づいて、Tracking IDを特定する(S104)。
情報処理装置100は、ステップS104において、例えば、本実施形態に係る第1対応付情報を用いて、上記(1−1)に示す第1の例に係る特定処理〜上記(1−3)に示す第3の例に係る特定処理を行う。図6は、本実施形態に係る第1対応付情報の一例を示している。図6に示すように、本実施形態に係る第1対応付情報には、クッキーとTracking IDとが一対一に対応付けられる。
〔A〕上記(1−1)に示す第1の例に係る特定処理が行われる場合
例えば、購入処理装置10から、購入に関する情報と共にクッキーが取得された場合には、購入処理装置10との通信に対応するクッキーを用いて、図6に示す第1対応付情報から、当該クッキーに対応付けられているTracking IDを検索する。そして、情報処理装置100は、取得されたクッキーと合致するクッキーが、図6に示す第1対応付情報から検索された場合に、検索されたクッキーに対応付けられているTracking IDを、購入処理装置10との通信に対応するクッキーに対応付けられているTracking IDとして特定する。
〔B〕上記(1−2)に示す第2の例に係る特定処理が行われる場合:取得されたクッキーが、不明なクッキーである場合
例えば、購入処理装置10から、購入に関する情報と共にクッキーが取得された場合には、購入処理装置10との通信に対応するクッキーを用いて、図6に示す第1対応付情報から、当該クッキーに対応付けられているTracking IDを検索する。そして、情報処理装置100は、取得されたクッキーと合致するクッキーが、図6に示す第1対応付情報から検索されない場合に、新規にTracking IDを生成する。そして、生成されたTracking IDを、購入処理装置10との通信に対応するクッキーに対応付けられているTracking IDとして特定する。
また、上記(1−2)に示す第2の例に係る特定処理が行われる場合には、情報処理装置100は、上記(3−1−2)に示す第2の例に係る第1対応付情報を更新する処理を行い、取得されたクッキーと、生成されたTracking IDとを、第1対応付情報に対応付けて記録する。情報処理装置100が、上記(3−1−2)に示す第2の例に係る第1対応付情報を更新する処理を行うことによって、購入処理装置10が次回アクセスしてきた際に、上記(1−1)に示す第1の例に係る特定処理によって、取得されるクッキーによってTracking IDを特定することが可能となる可能性が高まる。
〔C〕上記(1−3)に示す第3の例に係る特定処理が行われる場合:クッキーが取得されない場合
購入処理装置10から、購入に関する情報と共にクッキーが取得されない場合には、情報処理装置100は、クッキーとTracking IDとを新規に生成する。そして、情報処理装置100は、生成されたTracking IDを、購入処理装置10との通信に対応するクッキーに対応付けられているTracking IDとして特定する。
また、上記(1−3)に示す第3の例に係る特定処理が行われる場合には、情報処理装置100は、上記(3−1−3)に示す第3の例に係る第1対応付情報を更新する処理を行い、生成された通信識別情報と、生成された間接識別情報とを、第1対応付情報に対応付けて記録する。情報処理装置100が、上記(3−1−3)に示す第3の例に係る第1対応付情報を更新する処理を行うことによって、購入処理装置10が次回アクセスしてきた際に、上記(1−1)に示す第1の例に係る特定処理によって、取得されるクッキーによってTracking IDを特定することが可能となる可能性が高まる。
また、情報処理装置100は、ステップS104において、さらに、上記(3−2−1)に示す第1の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理を行い、特定されたTracking IDと、取得された購入に関する情報とを対応付けて記録してもよい。情報処理装置100は、例えば、ステップS102において購入処理装置10からのアクセスによって取得されたURLから購入に関する情報を抽出することによって、購入に関する情報を取得する。
図7は、特定されたTracking IDと、取得された購入に関する情報とが対応付けて記録されるデータベースの一例を示している。情報処理装置100は、上記(3−2−1)に示す第1の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理によって、例えば図7に示すデータベースを新規作成し、または、例えば図7に示すデータベースを更新する。
例えば図7に示すように、特定されたTracking IDと、取得された購入に関する情報とが対応付けて記録されることによって、Tracking IDによって、例えば、購入店舗や日付が異なる情報など、多様な購入に関する情報を引き出すことが可能となる。よって、例えば図7に示すように、特定されたTracking IDと、取得された購入に関する情報とが対応付けて記録されることによって、例えば図8に示すように複数の購入に関する情報が示す内容をまとめて閲覧するなど、購入に関する情報の様々な利用を実現することができる。ここで、図8は、ユーザが、購入処理装置10を用いて情報処理装置100にアクセスして、自己の決済履歴を示す複数の購入に関する情報が示す内容を一覧表示させた例を示している。
ステップS104の処理を行うと、情報処理装置100は、特定されたTracking IDを含む本実施形態に係る第1情報を、サービス提供装置200に対して送信させる(S106)。なお、上記(2)の処理(通信制御処理)において示したように、情報処理装置100は、購入に関する情報や付加的な情報の一方または双方を含む第1情報を、サービス提供装置200に対して送信させることも可能である。
ここで、情報処理装置100は、例えば、ステップS102において購入処理装置10からのアクセスによって取得されたURLに含まれるリーダ/ライタ番号(以下、「R/W番号」と示す。)を用いて、サービス提供装置200を特定する。具体的には、情報処理装置100は、例えば、図9に示すような、R/W番号とサービス提供装置のURLとが対応付けられているテーブルやデータベースを参照することによって、取得されたURLに含まれるR/W番号と対応付けられているサービス提供装置のURLを特定する。具体例を挙げると、ステップS102において購入処理装置10からのアクセスによって取得されたURLに含まれるR/W番号が“123”である場合には、情報処理装置100は、サービス提供装置のURLとして“http://cyber_shop_a/”を特定する。
そして、情報処理装置100は、例えば、特定されたサービス提供装置のURLにアクセスして、本実施形態に係る第1情報をサービス提供装置200に送信する。
情報処理装置100は、例えば上記に示すような、ステップS104、S106の処理を行う。
ここで、図5のステップS104、S106に示す、情報処理装置100における処理について、図10、図11に示す流れ図を用いて説明する。図10に示すステップS202の処理が、上記(1)の処理(特定処理)に該当し、また、図5のステップS104の処理の一部の処理に該当する。また、図10に示すステップS204の処理が、上記(3)の処理(情報管理処理)の一例に該当し、また、図5のステップS104の処理の一部の処理に該当する。また、図10に示すステップS206、S208の処理が、上記(2)の処理(通信制御処理)の一部に該当し、また、図5のステップS106の処理に該当する。また、図11に示す処理は、図10に示すステップS202の処理の一例に該当する。
情報処理装置100は、購入処理装置10からのアクセスがあったか否かを判定する(S200)。購入処理装置10からのアクセスがあったと判定されない場合には、情報処理装置100は、購入処理装置10からのアクセスがあったと判定されるまで処理を進めない。
また、購入処理装置10からのアクセスがあったと判定された場合には、情報処理装置100は、データベースAに問い合わせ、購入処理装置10との通信に係るクッキーに対応するTracking IDを割り出す(S202)。ここで、ステップS202におけるデータベースAとしては、例えば、図6に示すデータベースが挙げられる(以下、同様とする。)。
ステップS202における処理の一例について、図11を参照して説明する。
情報処理装置100は、購入処理装置10との通信に対応するクッキーが有るか否かを判定する(S300)。
ステップS300において購入処理装置10との通信に対応するクッキーが有ると判定されない場合には、情報処理装置100は、新規にクッキーとTracking IDとを生成し、生成したクッキーとTracking IDとをひも付けてデータベースAに保存する(S302)。そして、情報処理装置100は、生成したTracking IDを、購入処理装置10との通信に係るクッキーに対応するTracking IDとして特定する(S310)。ここで、ステップS302の処理は、上記(3−1−3)に示す第3の例に係る第1対応付情報を更新する処理に該当する。
また、ステップS300において購入処理装置10との通信に対応するクッキーが有ると判定された場合には、情報処理装置100は、データベースAからクッキーに対応するTracking IDを検索する(S304)。そして、情報処理装置100は、クッキーに対応するTracking IDが有るか否かを判定する(S306)。
ステップS306においてクッキーに対応するTracking IDが有ると判定された場合には、情報処理装置100は、当該Tracking IDを、購入処理装置10との通信に係るクッキーに対応するTracking IDとして特定する(S310)。
また、ステップS306においてクッキーに対応するTracking IDが有ると判定されない場合には、情報処理装置100は、新規にTracking IDを生成し、購入処理装置10に対応するクッキーと生成したTracking IDとをひも付けてデータベースAに保存する(S308)。そして、情報処理装置100は、生成したTracking IDを、購入処理装置10との通信に係るクッキーに対応するTracking IDとして特定する(S310)。ここで、ステップS302の処理は、上記(3−1−2)に示す第2の例に係る第1対応付情報を更新する処理に該当する。
情報処理装置100は、図10に示すステップS202の処理として、例えば図11に示す処理を行う。
再度図10を参照して、図5のステップS104、S106に示す、情報処理装置100における処理の一例について、説明する。ステップS202の処理が行われると、情報処理装置100は、購入処理装置10からのアクセスに係るURLから購入に係る情報を取り出し、当該購入に係る情報と、ステップS202において割り出されたTracking IDとをひも付けてデータベースBに保存する(S204)。ここで、ステップS204におけるデータベースBとしては、例えば、図7に示すデータベースが挙げられる(以下、同様とする。)。また、ステップS204の処理は、上記(3−2−1)に示す第1の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理に該当する。
情報処理装置100は、データベースCに問い合わせ、購入処理装置10からのアクセスに係るURLに含まれるR/W番号に基づいて、サービス提供装置のURLを割り出す(S206)。ここで、ステップS206におけるデータベースCとしては、例えば、図9に示すデータベースが挙げられる(以下、同様とする。)。
ステップS206の処理が行われると、情報処理装置100は、ステップS206において割り出されたURLを用いて、サービス提供装置200へアクセスし、サービス提供装置200へ本実施形態に係る第1情報を送信する(S208)。
情報処理装置100は、図5のステップS104、S106に示す、情報処理装置100における処理として、例えば図10に示す処理を行う。
なお、図5のステップS104、S106に示す、情報処理装置100における処理は、図10に示す処理に限られない。例えば、情報処理装置100は、図10に示すステップS204の処理を行わないことも可能である。
(iii)サービス提供装置200における処理(図12〜図14)
ステップS106において情報処理装置100からのアクセスを受けたサービス提供装置200は、受信された本実施形態に係る第1情報に含まれるTracking IDに基づいて、Tracking IDに対応するユーザを特定する(S108)。
サービス提供装置200は、ステップS108において、例えば、本実施形態に係る第2対応付情報を用いて、上記(I)に示す処理(特定処理)を行う。図13は、本実施形態に係る第2対応付情報の一例を示している。図13に示すように、本実施形態に係る第2対応付情報には、Tracking IDとユーザとが一対一に対応付けられる。ここで、図13に示す第2対応付情報の例では、図13に示す“エンドユーザ”が、本実施形態に係る直接識別情報の一例に該当する。なお、本実施形態に係る第2対応付情報が、図13に示す例に限られないことは、言うまでもない。
また、上記(I)に示す処理(特定処理)を行うと、サービス提供装置200は、上記(II)に示す処理(実行処理)を行う。
〔a〕上記(II)に示す処理(実行処理)の第1の例:ユーザを特定することができた場合における処理の一例
例えば図13に示す本実施形態に係る第2対応付情報を用いてユーザが特定された場合には、サービス提供装置200は、例えば、ユーザの過去の購入実績や、今回の購入実績(例えば、第1情報に含まれうる購入に関する情報や、第1情報の受信そのもの)、第1情報に含まれうる付加的な情報に基づいて、ユーザに提供するサービスの種類や内容などを決定する。ここで、サービス決定のアルゴリズムや決定されるサービス内容は、例えば、サービス提供装置200独自のものである。
ユーザに提供するサービスの種類や内容などが決定されると、サービス提供装置200は、決定内容に基づくサービスに関する処理を行い、行われた処理に応じた本実施形態に係る第2情報を、情報処理装置100に対して送信させる(S110)。
ここで、サービス提供装置200において行われるサービスに関する処理としては、例えば、“サービス提供装置200において提供されるサービスで利用可能なポイント(例えば、サイバー店舗で利用可能なポイント)を、ユーザに対して付与する処理”や、“実空間において購入された商品やサービスに関連するリコメンド情報(例えば、広告を示す情報)を生成する処理”などが挙げられる。
また、ステップS110において送信される本実施形態に係る第2情報としては、例えば、“サービス提供装置200において提供されるサービスで利用可能なポイントが付与された旨を示すデータと、生成されたリコメンド情報とを含むデータ”が挙げられる。なお、本実施形態に係る第2情報の例が、上記に限られないことは、言うまでもない。
〔b〕上記(II)に示す処理(実行処理)の第2の例:ユーザを特定することができない場合における処理の一例
例えば図13に示す本実施形態に係る第2対応付情報を用いてユーザが特定されない場合には、サービス提供装置200は、例えば、ユーザに対してサービス提供装置200が提供するサービスへのログインを求めるレスポンス情報を生成し、生成したレスポンス情報を、本実施形態に係る第2情報として情報処理装置100に対して送信させる(S112)。
ここで、本実施形態に係るレスポンス情報としては、例えば図14に示すように、表示画面にログイン画面を表示させるデータ(例えば、ログイン画面を構成するデータや、表示命令などを含むデータ)が挙げられる。ここで、図14では、後述するステップS114の処理によって、購入処理装置10が、レスポンス情報(本実施形態に係る第2情報の一例)を受信し、購入処理装置10が、表示画面にログイン画面を表示させた例を示している。なお、本実施形態に係るレスポンス情報が示すログイン画面が、図14に示す例に限られないことは、言うまでもない。
例えば図14に示すようなログイン画面に対して、ユーザが、アカウントに係る情報(図14に示す例では、IDとパスワード)を入力することによって、サービス提供装置200が提供するサービスへのログインが完了する。ログインが行われることによって、サービス提供装置200は、ユーザを特定することができる。
ユーザが特定されると、サービス提供装置200は、特定されたユーザに対応する直接識別情報と、ステップS106において情報処理装置100からのアクセスにより取得されたTracking IDとを、例えば図13に示すような本実施形態に係る第2対応付情報に対応付けて記録する。そして、本実施形態に係る第2対応付情報が更新されると、サービス提供装置200は、上記〔a〕に示す、第1の例に係る上記(II)に示す処理(実行処理)と同様の処理を行い、行われた処理に応じた本実施形態に係る第2情報を、情報処理装置100に対して送信させる。
サービス提供装置200は、例えば上記に示すような、ステップS108、S110、S112の処理を行う。
ここで、図12のステップS108、S110、S112に示す、サービス提供装置200における処理について、図15、図16に示す流れ図を用いて説明する。図15に示すステップS402の処理の一部が、上記(I)の処理(特定処理)に該当し、また、図12のステップS108の処理の一部の処理に該当する。また、図15に示すステップS402の処理の一部、および図15に示すステップS404、S406の処理が、上記(II)の処理(実行処理)に該当し、また、図12のステップS108の処理の一部の処理、および図12のステップS110、S112の処理に該当する。
サービス提供装置200は、情報処理装置100からのアクセスがあったか否かを判定する(S400)。情報処理装置100からのアクセスがあったと判定されない場合には、サービス提供装置200は、情報処理装置100からのアクセスがあったと判定されるまで処理を進めない。
情報処理装置100からのアクセスがあったと判定された場合には、サービス提供装置200は、データベースDに問い合わせ、情報処理装置100取得されたTracking IDに対応するユーザを特定する(S402)。ここで、ステップS402におけるデータベースDとしては、例えば、図13に示すデータベースが挙げられる(以下、同様とする。)。
ステップS402における処理の一例について、図16を参照して説明する。
サービス提供装置200は、情報処理装置100取得されたTracking IDを用いてデータベースDに問い合わせ、情報処理装置100取得されたTracking IDに対応するユーザをデータベースDから検索する(S500)。
ステップS500の処理を行うと、サービス提供装置200は、ユーザが有るか否かを判定する(S502)
ステップS502においてユーザが有ると判定された場合には、サービス提供装置200は、検索されたユーザを、情報処理装置100取得されたTracking IDに対応するユーザとして特定する(S504)。
また、ステップS502においてユーザが有ると判定されない場合には、サービス提供装置200は、ログイン画面をレスポンス返信する(S506)
また、ログイン画面に対するユーザのログインが行われた場合には、サービス提供装置200は、ユーザのログインに基づいて、ユーザを特定する(S508)。そして、サービス提供装置200は、特定されたユーザに対応する直接識別情報と、情報処理装置100取得されたTracking IDとを、ひも付けてデータベースDに保存する(S510)。
サービス提供装置200は、図15に示すステップS402の処理として、例えば図16に示す処理を行う。
再度図15を参照して、図12のステップS108、S110、S112に示す、サービス提供装置200における処理の一例について、説明する。ステップS402の処理が行われると、サービス提供装置200は、特定されたユーザに対応するサービスに関する処理を行う(S404)。そして、サービス提供装置200は、行われた処理に応じた本実施形態に係る第2情報を、情報処理装置100に対するレスポンスとして返信する(S406)。
サービス提供装置200は、図12のステップS108、S110、S112に示す、サービス提供装置200における処理として、例えば図15に示す処理を行う。
(iv)情報処理装置100における処理(図17)
ステップS110、またはステップS112においてサービス提供装置200から送信された本実施形態に係る第2情報を受信した情報処理装置100は、受信した本実施形態に係る第2情報を、ステップS102においてアクセスしてきた購入処理装置10に対して送信する(S114)。つまり、ステップS114において送信される本実施形態に係る第2情報は、例えば、ステップS102における購入処理装置10からのアクセスに対するレスポンスに相当する。また、本実施形態に係る第2情報は、上述したように、実空間における購入に応じた情報であるといえる。
ステップS114において送信された本実施形態に係る第2情報が購入処理装置10において受信されると、購入処理装置10は、例えば、本実施形態に係る第2情報に含まれる、図1のBに示すようなサービス提供装置200において提供されたサービスを示す情報の内容や、図14に示すようなログイン画面を、表示画面に表示させる。
また、例えば、取得された本実施形態に係る第2情報に、ステップS106において送信された第1情報に含まれるTracking IDと異なるTracking ID(第1情報に含まれる間接識別情報と異なる間接識別情報に関する情報の一例)が含まれる場合には、情報処理装置100は、上記(3−1−1)に示す第1の例に係る第1対応付情報を更新する処理によって、第1対応付情報を更新する。例えば、サービス提供装置200における上記(I)の処理(特定処理)によりユーザが特定された結果、ユーザが異なるTracking IDを有している場合(例えば、クッキーの有効期限切れによって、新たなTracking IDが発行されていた場合など)に、本実施形態に係る第2情報に異なるTracking IDが含まれる。
ここで、情報処理装置100は、上記(1)の処理(特定処理)において、購入処理装置10に対応するクッキー(本実施形態に係る通信識別情報の一例)を用いて、Tracking ID(本実施形態に係る間接識別情報の一例)を特定している。また、情報処理装置100は、クッキーが存在しない場合や、不明なクッキーである場合には、上記(3)の処理(情報管理処理)において、新規にTracking IDを生成して(または、さらにクッキーを新規に生成して)、本実施形態に係る第1対応付情報を更新する。そのため、同一の購入処理装置10からのアクセスであっても、クッキーが変われば、当該クッキーに対応付けられているTracking IDも変わる。
情報処理装置100は、上記(3−1−1)に示す第1の例に係る第1対応付情報を更新する処理を行うことにより、第1対応付情報を更新することが可能であるので、上記のようにクッキーが変わったとしても、購入処理装置10からのアクセスを特定することが可能である。
例えば、ユーザAが、本実施形態に係る情報処理システム1000を利用する場合を例に挙げる。
・情報処理装置100は、新規にアクセスしてきたユーザAの購入処理装置10に対応するクッキーAとTracking ID Aとを生成し、生成したクッキーAとTracking ID Aとを、本実施形態に係る第1対応付情報に記録する。
・ユーザAの購入処理装置10による次回のアクセスのタイミングにおいて、仮にクッキーの有効期限が切れていた場合には、情報処理装置100は、アクセスしてきたユーザAの購入処理装置10に対応する、新たなクッキーBとTracking ID Bとを生成し、生成したクッキーBとTracking ID Bとを、本実施形態に係る第1対応付情報に記録する。この時点においては、情報処理装置100は、Tracking ID Aと、Tracking ID Bとが、ユーザAの購入処理装置10に対応するTracking IDであるとは判定することはできない。
・情報処理装置100は、Tracking ID Bを含む第1情報を、サービス提供装置200へ送信させる。
・サービス提供装置200は、Tracking ID Bによってユーザを特定することができないので、ユーザにログインを求め、ログインによってユーザを特定する。その結果、サービス提供装置200では、特定されたユーザが、Tracking ID Aに対応付けられていたユーザAであると特定される。
・サービス提供装置200は、“Tracking ID Bと、Tracking ID Aとが、同一のユーザに対応するTracking IDである旨”を示す情報を、本実施形態に係る第2情報に含めて、情報処理装置100へ送信する。サービス提供装置200は、例えば、第2情報に、情報処理装置100から取得されたTracking ID Bとは異なるTracking ID Aを含めることによって、“Tracking ID Bと、Tracking ID Aとが、同一のユーザに対応するTracking IDである旨”を、情報処理装置100へ伝える。
・情報処理装置100は、上記(3−1−1)に示す第1の例に係る第1対応付情報を更新する処理を行うことにより、情報処理装置100では、Tracking ID Aと、Tracking ID Bとが、ユーザAの購入処理装置10に対応するTracking IDであると判定することが可能となる。
また、例えば、取得された本実施形態に係る第2情報に、本実施形態に係るサービス情報が含まれる場合には、情報処理装置100は、上記(3−2−2)に示す第2の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理によって、例えば図7に示すようなデータベースに、上記(1)の処理(特定処理)において特定されたTracking ID、ステップS102において取得された購入に関する情報、およびステップS110において取得されたサービス情報を、対応付けて記録する。なお、情報処理装置100は、例えば、本実施形態に係るサービス情報と、当該サービス情報を記録する記録命令が、取得された本実施形態に係る第2情報に含まれている場合に、Tracking ID、購入に関する情報、およびサービス情報を、対応付けて記録してもよい。
上記のように、Tracking ID、購入に関する情報、およびサービス情報を、対応付けて記録することによって、ユーザは、例えば、図8に示すように複数の購入に関する情報が示す内容をまとめて閲覧する際に、提供されたサービスの内容を併せて確認することができる。
本実施形態に係る情報処理システム1000では、例えば図5〜図17を参照して示したような処理が行われることによって、購入処理装置10(実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った装置)に対して、実空間における購入に応じた情報(本実施形態に係る第2情報)が提供される。
また、実空間における購入に応じた情報に該当する本実施形態に係る第2情報は、情報処理システム1000を構成するサービス提供装置200における上記(II)の処理(実行処理)によって動的に変わりうる。よって、本実施形態に係る情報処理システム1000が用いられることによって、例えば、購入商品や金額などに応じて、また、過去の履歴が加味されることによって、提供するサービスを動的に変える仕組みが実現される。
また、上記のように、情報処理システム1000では、クッキーなどの通信識別情報と、Tracking IDなどの間接識別情報とを用いて、購入処理装置10に対して実空間における購入に応じた情報を提供する。ここで、本実施形態に係る間接識別情報は、情報処理装置100と、サービス提供装置200とが、ユーザを識別するために用いるデータであるが、ユーザを直接的に示すものではないので、本実施形態に係る間接識別情報のみでは、ユーザの本人特定までは行うことができない。つまり、情報処理装置100が、上記(3)の処理(情報管理処理)によって、購入に関する情報などを間接識別情報と対応付けて記録媒体に記憶させたとしても、情報処理装置100では、ユーザの本人特定までは行われない。したがって、情報処理システム1000が用いられることによって、ユーザのプライバシーの保護を図りつつ、購入処理装置10に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することができる。
また、情報処理システム1000が用いられることによって、図2に示す各装置では、例えば下記に示すような効果が奏される。
〔購入処理装置10における効果〕
実空間における購入に応じた情報が提供されることによって、ユーザは、ポイント還元などを受けることができる。
〔店舗側装置20における効果〕
ポイント還元などの実空間における購入に応じた情報が提供されることを期待した、購買意欲の高いユーザの囲い込みや、当該ユーザによる商品やサービスの購入による売り上げ向上が期待される。
また、購入処理装置10と情報処理装置100とが通信を行うことによって、実空間における購入に応じた情報が購入処理装置10に提供されるので、店舗側装置20は、情報処理システム1000を構成する装置と通信を行う必要はない。そのため、店舗側装置20は、例えば、自動販売機などのような、ネットワークへの接続(オンライン接続)を前提としてない装置にも適用することが可能である。
〔情報処理装置100における効果〕
上記(3)の処理(情報管理処理)によって、購入に関する情報(いわゆる、ビックデータに相当するデータ)を記録媒体に記憶させることが可能であるので、情報処理装置100は、記憶されている購入に関する情報を、データマイニングに利用することができる。また、情報処理装置100は、データマイニングの結果を、サービス提供装置200や店舗側装置20を管理する事業者などに対して、提供することができる。また、情報処理装置100の管理者は、サービス提供装置200や店舗側装置20を管理する事業者などから、利用料や情報料を徴収することも可能である。
さらに、上記(3)の処理(情報管理処理)によって、各種情報が記録媒体に記憶されることによって、購入履歴などの一元管理が可能となる。また、購入履歴などが情報処理装置100において一元管理されることは、購入処理装置10のユーザにおける利便性の向上へと繋がる。
〔サービス提供装置200における効果〕
実空間における購入による決済が、購入処理装置10によるサービス提供装置200へのアクセスのトリガとなるので、サービス提供装置200が提供するサービスへの集客アップへと繋がる。また、サービス提供装置200は、実空間における購入に関する情報が示す内容(例えば、実空間において購入された商品名など)を基に、リコメンドや特典の付与を行うことが可能である。よって、サービス提供装置200は、DM(Direct Mail)などよりも、よりターゲットが明確なリコメンドや特典の付与を行うことができる。
なお、上記では、本実施形態に係る情報処理システム1000が適用可能なユースケースとして、商品やサービスの購入によるポイント還元や広告を示す実空間における購入に応じた情報(本実施形態に係る第2情報)が、購入処理装置10に対して提供される例を示したが、本実施形態に係る情報処理システム1000が適用可能なユースケースは、上記に限られない。本実施形態に係る情報処理システム1000が用いられることによって、例えば、下記に示すようなユースケースを実現することが可能である。
・スタンプラリーへの適用例
実空間における購入による決済が行われた後に、本実施形態に係る情報処理システム1000によって、来店回数を記したスタンプカードを示す情報(本実施形態に係る第2情報の一例)が、購入処理装置10に提供され、購入処理装置10は、当該スタンプカードを表示画面に表示させる。以降、ユーザによってスタンプカードに対応する実空間の店舗などにおいて購入による決済が行われるごとにスタンプが貯まっていき、更新されたスタンプカードを示す情報が、購入処理装置10に提供され、購入処理装置10は、当該スタンプカードを表示画面に表示させる。よって、本実施形態に係る情報処理システム1000が用いられることによって、スタンプラリーが実現される。
また、本実施形態に係る情報処理システム1000が用いられることによって、ユーザによるスタンプカードの出し忘れが防止され、また、ユーザは、スタンプが増えていく過程を視覚的に確認することができる。
・コンテンツデータの提供への適用例
例えば、映像データ(画像および音声を含むデータ。コンテンツデータの一例)の自動販売機である店舗側装置20と、購入処理装置10との間で、映像データの購入による決済が行われると、店舗側装置20から購入処理装置10に対して、購入された映像データが示す映像を閲覧するための閲覧URLが渡される。購入処理装置10は、閲覧URLに基づいて、情報処理システム1000(より厳密には、上述したように情報処理装置100)へアクセスする。その結果、情報処理システム1000によって、映像データ(本実施形態に係る第2情報の一例)が、購入処理装置10に提供され、購入処理装置10は、映像データが示す映像を表示画面に表示させる。ここで、情報処理システム1000から購入処理装置10への映像データの送信は、例えば、HTML5などを利用して行うことが可能である。
本実施形態に係る情報処理システム1000が用いられることによって、あたかも購入と同時に映像データが購入処理装置10に対して転送されたように見える。よって、情報処理システム1000が用いられることによって、ユーザにとって直感的でわかりやすいコンテンツデータの提供システムを実現することができる。なお、情報処理システム1000が用いられることにより実現可能なコンテンツデータの提供システムにおいて、提供されるコンテンツデータは、映像データに限られず、例えば、画像を示す画像データや、音声を示す音声データなど、様々なデータが挙げられる。
(本実施形態に係る情報処理システム1000を構成する装置の構成例)
次に、本実施形態に係る情報処理システム1000を構成する、本実施形態に係る情報処理装置100、および本実施形態に係るサービス提供装置200それぞれの構成の一例について、説明する。
[I]情報処理装置100
図18は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置100は、例えば、通信部102と、記憶部104と、制御部106とを備える。
また、情報処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory。図示せず)や、RAM(Random Access Memory。図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部106が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部106により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
操作部(図示せず)としては、後述する操作入力デバイスが挙げられ、また、表示部(図示せず)としては、後述する表示デバイスが挙げられる。
[情報処理装置100のハードウェア構成例]
図19は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。情報処理装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス166で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)や各種処理回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する制御部106として機能する。また、MPU150は、情報処理装置100において、例えば、後述する特定部110、処理部112、および情報管理部114の役目を果たす。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部104として機能し、例えば、データベースを示すデータや、テーブルを示すデータ、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記録媒体156は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子、各種処理回路などが挙げられる。また、操作入力デバイス160は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、表示デバイス162は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、情報処理装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することもできることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、サービス提供装置200や購入処理装置10などの外部装置と、無線または有線で通信を行うための通信部102として機能する。ここで、通信インタフェース164としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11ポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。また、本実施形態に係るネットワークとしては、例えば、LANやWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN;Wireless Local Area Network)や基地局を介した無線WAN(WWAN;Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
情報処理装置100は、例えば図19に示す構成によって、上記[1−2−1]に示す情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理。例えば、“上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)”や、“上記(1)の処理(特定処理)、上記(2)の処理(通信制御処理)、および上記(3)の処理(情報管理処理)”)を行う。なお、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成は、図19に示す構成に限られない。
例えば、情報処理装置100は、例えば、通信方式が異なる、または、通信方式が同一の、複数の通信インタフェースを備えていてもよい。
また、例えば、入出力インタフェース158などを介して接続される外部通信デバイスを介して、サービス提供装置200や購入処理装置10などの外部装置と通信を行う場合には、情報処理装置100は、通信インタフェース164を備えていなくてもよい。
また、例えば、情報処理装置100が、入出力インタフェース158などを介して接続される外部記録媒体や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体を記録対象として、上記(3)の処理(情報管理処理)を行う場合には、情報処理装置100は、記録媒体156を備えていなくてもよい。
また、情報処理装置100は、例えば、操作デバイス160や表示デバイス162を備えない構成をとることも可能である。
再度図18を参照して、情報処理装置100の構成の一例について説明する。通信部102は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、サービス提供装置200や購入処理装置10などの外部装置と無線または有線で通信を行う。また、通信部102は、例えば制御部106により通信が制御される。
ここで、通信部102としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部102の構成は、上記に限られない。例えば、通信部102は、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワークを介して外部装置と通信可能な任意の構成をとることができる。
記憶部104は、情報処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、データベースを示すデータや、テーブルを示すデータ、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、図18では、データベースA120、データベースB122、およびデータベースC124が、記憶部104に記憶されている例を示している。
記憶部104としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。また、記憶部104は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
制御部106は、例えばMPUなどで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部106は、例えば、特定部110(情報処理装置側特定部)と、処理部112(情報処理装置側処理部)と、情報管理部114とを備え、上記[1−2−1]に示す情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理)を主導的に行う役目を果たす。
特定部110は、上記(1)の処理(特定処理)を主導的に行う役目を果たし、購入処理装置10から、購入に関する情報が取得された場合に、本実施形態に係る第1対応付情報を用いて、購入処理装置10との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている間接識別情報を特定する。
特定部110は、例えば、上記(1−1)に示す第1の例に係る特定処理〜上記(1−3)に示す第3の例に係る特定処理を行う。
処理部112は、上記(2)の処理(特定処理)を主導的に行う役目を果たす。処理部112は、例えば、特定部110において特定された間接識別情報を含む第1情報を、サービス提供装置200に対して送信させる。また、処理部112は、本実施形態に係る第2情報が、サービス提供装置200から取得された場合には、第2情報を、購入処理装置10に対して送信させる。
情報管理部114は、上記(3)の処理(情報管理処理)を主導的に行う役目を果たし、対応付情報を更新する処理と、取得された情報に関する情報を記録する処理とを、それぞれ選択的に行う。
情報管理部114は、例えば、上記(3−1−1)に示す第1の例に係る第1対応付情報を更新する処理〜上記(3−1−4)に示す第4の例に係る第1対応付情報を更新する処理のうちの、1または2以上の処理を、対応付情報を更新する処理として行う。また、情報管理部114は、例えば、上記(3−2−1)に示す第1の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理、上記(3−2−2)に示す第2の例に係る取得された情報に関する情報を記録する処理のうちの、一方または双方の処理を、取得された情報に関する情報を記録する処理として行う。
制御部106は、例えば、特定部110、処理部112、および情報管理部114を備えることによって、上記[1−2−1]に示す情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理)を主導的に行う。
情報処理装置100は、例えば図18に示す構成によって、上記[1−2−1]に示す情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理。例えば、“上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)”や、“上記(1)の処理(特定処理)、上記(2)の処理(通信制御処理)、および上記(3)の処理(情報管理処理)”)を行う。
したがって、情報処理装置100は、例えば図18に示す構成によって、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することができる。
また、情報処理装置100は、例えば図18に示す構成によって、上述した本実施形態に係る情報処理システム1000における処理において奏される効果を奏することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置100の構成は、図18に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係る情報処理装置100は、図18に示す特定部110、処理部112、および情報管理部114のうちの、1または2以上を、制御部106とは個別に備える(例えば、個別の処理回路で実現する)ことができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図18に示す情報管理部114を備えない構成をとることも可能である。情報管理部114を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置100は、上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)を行うことができる。よって、情報管理部114を備えない構成であっても、本実施形態に係る情報処理装置100は、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することができる。
また、例えば、本実施形態に係る情報処理装置100が、外部通信デバイスを介してサービス提供装置200や購入処理装置10などの外部装置と通信を行う場合には、情報処理装置100は、通信部102を備えていなくてもよい。
また、例えば、本実施形態に係る情報処理装置100が、接続される外部記録媒体や、サーバなどの外部装置が備える記録媒体を記録対象として、上記(3)の処理(情報管理処理)を行う場合には、本実施形態に係る情報処理装置100は、記憶部104を備えていなくてもよい。
[II]サービス提供装置200
図20は、本実施形態に係るサービス提供装置200の構成の一例を示すブロック図である。サービス提供装置200は、例えば、通信部202と、制御部204とを備える。
また、サービス提供装置200は、例えば、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。サービス提供装置200は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部204が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部204により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、サービス提供装置200が備える記憶手段であり、例えば、提供するサービスに係るデータや、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、サービス提供装置200から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、上述した操作入力デバイスが挙げられ、また、表示部(図示せず)としては、上述した表示デバイスが挙げられる。
[サービス提供装置200のハードウェア構成例]
サービス提供装置200は、例えば図19に示す情報処理装置100のハードウェア構成例(変形例も含む。)と同様の構成をとることが可能である。なお、サービス提供装置200のハードウェア構成例が、図19に示すサービス提供装置200のハードウェア構成例と同様の構成に限られないことは、言うまでもない。
通信部202は、サービス提供装置200が備える通信手段であり、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)、情報処理装置100などの外部装置と無線または有線で通信を行う。また、通信部202は、例えば制御部204により通信が制御される。
制御部204は、例えばMPUなどで構成され、サービス提供装置200全体を制御する役目を果たす。また、制御部204は、例えば、特定部210(サービス提供装置側特定部)と、処理部212(サービス提供装置側処理部)とを備え、上記[1−2−2]に示すサービス提供装置200における処理を主導的に行う役目を果たす。
特定部210は、上記(I)の処理(特定処理)を主導的に行う役目を果たし、本実施形態に係る第2対応付情報を用いて、情報処理装置100から取得された第1情報に含まれる間接識別情報に対応するユーザを特定する。
処理部212は、上記(II)の処理(実行処理)を主導的に行う役目を果たす。処理部212は、例えば、特定部210において特定されたユーザに対応するサービスに関する処理を行う。そして、処理部212は、行ったサービスに関する処理に応じた本実施形態に係る第2情報を、情報処理装置100に対して送信させる。
制御部204は、例えば、特定部210、および処理部212を備えることによって、上記[1−2−2]に示すサービス提供装置200における処理を主導的に行う。
サービス提供装置200は、例えば図20に示す構成によって、上記[1−2−2]に示すサービス提供装置200における処理(例えば、上記(I)の処理(特定処理)、および上記(II)の処理(実行処理))を行う。
したがって、サービス提供装置200が、例えば図20に示す構成を有するによって、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することが可能な、本実施形態に係る情報処理システムが実現される。
また、サービス提供装置200は、例えば図20に示す構成によって、上述した本実施形態に係る情報処理システム1000における処理において奏される効果を奏することができる。
なお、本実施形態に係るサービス提供装置200の構成は、図20に示す構成に限られない。
例えば、本実施形態に係るサービス提供装置200は、図20に示す特定部210、および処理部212のうちの一方または双方を、制御部204とは個別に備える(例えば、個別の処理回路で実現する)ことができる。
また、例えば、本実施形態に係るサービス提供装置200が、外部通信デバイスを介して情報処理装置100などの外部装置と通信を行う場合には、サービス提供装置200は、通信部202を備えていなくてもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理システムを構成する要素として、情報処理装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータなど、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
また、本実施形態に係る情報処理システムを構成する要素として、サービス提供装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、PCやサーバなどのコンピュータなど、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。
また、本実施形態として、購入処理装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、PCなどのコンピュータや、タブレット型の装置、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機など、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。また、本実施形態に係る購入処理装置は、本実施形態に係る情報処理システムを構成していてもよい。
また、本実施形態として、店舗側装置を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、POS装置や、PCなどのコンピュータ、自動販売機など、様々な機器に適用することができる。また、本実施形態は、例えば、上記のような機器に組み込むことが可能な、処理ICに適用することもできる。また、本実施形態に係る店舗側装置は、本実施形態に係る情報処理システムを構成していてもよい。
また、本実施形態係る情報処理システムにおける上記[1−2−1]に示す情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理)は、例えばクラウドコンピューティングなどのように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、複数の装置からなるシステムにより実現されてもよい。
また、本実施形態係る情報処理システムにおける上記[1−2−2]に示すサービス提供装置200における処理は、例えばクラウドコンピューティングなどのように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、複数の装置からなるシステムにより実現されてもよい。
(本実施形態に係るプログラム)
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、“上記(1)の処理(特定処理)、および上記(2)の処理(通信制御処理)”や、“上記(1)の処理(特定処理)、上記(2)の処理(通信制御処理)、および上記(3)の処理(情報管理処理)”など、上記[1−2−1]に示す情報処理装置100における処理(本実施形態に係る情報処理方法に係る処理)を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することができる。
また、コンピュータを、本実施形態に係るサービス提供装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(I)の処理(特定処理)、および上記(II)の処理(実行処理)など、上記[1−2−2]に示すサービス提供装置200における処理を実行することが可能なプログラム)が、コンピュータにおいて実行されることによって、実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置に対して、実空間における購入に応じた情報を提供することが可能な情報処理システムが実現される。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)と、コンピュータを、本実施形態に係るサービス装置として機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)とが提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムをそれぞれ記憶させた記録媒体や、上記プログラムを共に記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定する特定部と、
特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させる処理部と、
を備え、
前記処理部は、送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合には、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させる、情報処理装置。
(2)
前記対応付情報を更新する処理と、取得された情報に関する情報を記録する処理とを、それぞれ選択的に行う情報管理部をさらに備える、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記情報管理部は、前記第2情報に、送信された前記第1情報に含まれる前記間接識別情報と異なる前記間接識別情報に関する情報が含まれる場合に、前記対応付情報を更新する、(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記情報管理部は、前記対応付情報に含まれる、送信された前記第1情報に含まれる前記間接識別情報と、前記異なる前記間接識別情報とを、対応付ける、(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記情報管理部は、特定された前記間接識別情報と、前記購入に関する情報とを対応付けて記録する、(2)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)
前記第2情報に、前記サービス提供装置におけるサービスに係る処理の結果に応じたサービス情報が含まれる場合、
前記情報管理部は、特定された前記間接識別情報、前記購入に関する情報、および前記サービス情報を対応付けて記録する、(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記対応付情報に含まれる前記通信識別情報に、有効期限が設けられている場合、
前記情報管理部は、前記対応付情報に含まれる、有効期限が過ぎた前記通信識別情報、および有効期限が過ぎた前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を、無効とする、(2)〜(6)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(8)
前記特定部は、
前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得された場合には、取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報を、前記対応付情報から検索し、
取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報が、前記対応付情報から検索されない場合には、新規に前記間接識別情報を生成し、
前記情報管理部は、取得された前記通信識別情報と、生成された前記間接識別情報とを、前記対応付情報に対応付けて記録する、(2)〜(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(9)
前記特定部は、
前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得されない場合には、前記通信識別情報と前記間接識別情報とを新規に生成し、
前記情報管理部は、生成された前記通信識別情報と、生成された前記間接識別情報とを、前記対応付情報に対応付けて記録する、(2)〜(8)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(10)
前記特定部は、
前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得された場合には、取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報を、前記対応付情報から検索し、
取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報が、前記対応付情報から検索された場合に、検索された前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を、前記購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報として特定する、(1)〜(9)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(11)
前記特定部は、
取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報が、前記対応付情報から検索されない場合には、新規に前記間接識別情報を生成し、
生成された前記間接識別情報を、前記購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報として特定する、(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記特定部は、
前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得されない場合には、前記通信識別情報と前記間接識別情報とを新規に生成し、
生成された前記間接識別情報を、前記購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報として特定する、(1)〜(11)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(13)
前記処理部は、前記第2情報を前記購入処理装置に対して送信させる場合には、生成された前記通信識別情報を前記購入処理装置に対して送信させる、(12)に記載の情報処理装置。
(14)
前記処理部は、前記購入に関する情報をさらに含む前記第1情報を、前記サービス提供装置に対して送信させる、(1)〜(13)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(15)
前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に付加的な情報が取得された場合には、
前記処理部は、前記付加的な情報をさらに含む前記第1情報を、前記サービス提供装置に対して送信させる、(1)〜(14)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(16)
前記間接識別情報は、クッキーである、(1)〜(15)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(17)
実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定するステップと、
特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させるステップと、
送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合に、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させるステップと、
を有する、情報処理方法。
(18)
実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定するステップ、
特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させるステップ、
送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合に、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させるステップ、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(19)
情報処理装置と、
仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置と、
を有し、
前記情報処理装置は、
実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた第1対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定する情報処理装置側特定部と、
特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、前記サービス提供装置に対して送信させる情報処理装置側処理部と、
を備え、
前記情報処理装置側処理部は、送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合には、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させ、
前記サービス提供装置は、
前記間接識別情報とユーザを直接的に示す直接識別情報とが対応付けられた第2対応付情報を用いて、前記第1情報に含まれる前記間接識別情報に対応するユーザを特定するサービス提供装置側特定部と、
特定されたユーザに対応するサービスに関する処理を行い、処理に応じた前記第2情報を、前記情報処理装置に対して送信させるサービス提供装置側処理部と、
を備える、情報処理システム。
10 購入処理装置
20 店舗側装置
100 情報処理装置
102、202 通信部
104 記憶部
106、204 制御部
110、210 特定部
112、212 処理部
114 情報管理部
1000 情報処理システム

Claims (19)

  1. 実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定する特定部と、
    特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させる処理部と、
    を備え、
    前記処理部は、送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合には、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させる、情報処理装置。
  2. 前記対応付情報を更新する処理と、取得された情報に関する情報を記録する処理とを、それぞれ選択的に行う情報管理部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報管理部は、前記第2情報に、送信された前記第1情報に含まれる前記間接識別情報と異なる前記間接識別情報に関する情報が含まれる場合に、前記対応付情報を更新する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報管理部は、前記対応付情報に含まれる、送信された前記第1情報に含まれる前記間接識別情報と、前記異なる前記間接識別情報とを、対応付ける、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報管理部は、特定された前記間接識別情報と、前記購入に関する情報とを対応付けて記録する、請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2情報に、前記サービス提供装置におけるサービスに係る処理の結果に応じたサービス情報が含まれる場合、
    前記情報管理部は、特定された前記間接識別情報、前記購入に関する情報、および前記サービス情報を対応付けて記録する、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記対応付情報に含まれる前記通信識別情報に、有効期限が設けられている場合、
    前記情報管理部は、前記対応付情報に含まれる、有効期限が過ぎた前記通信識別情報、および有効期限が過ぎた前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を、無効とする、請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記特定部は、
    前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得された場合には、取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報を、前記対応付情報から検索し、
    取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報が、前記対応付情報から検索されない場合には、新規に前記間接識別情報を生成し、
    前記情報管理部は、取得された前記通信識別情報と、生成された前記間接識別情報とを、前記対応付情報に対応付けて記録する、請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記特定部は、
    前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得されない場合には、前記通信識別情報と前記間接識別情報とを新規に生成し、
    前記情報管理部は、生成された前記通信識別情報と、生成された前記間接識別情報とを、前記対応付情報に対応付けて記録する、請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記特定部は、
    前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得された場合には、取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報を、前記対応付情報から検索し、
    取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報が、前記対応付情報から検索された場合に、検索された前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を、前記購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報として特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記特定部は、
    取得された前記通信識別情報と合致する前記通信識別情報が、前記対応付情報から検索されない場合には、新規に前記間接識別情報を生成し、
    生成された前記間接識別情報を、前記購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報として特定する、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記特定部は、
    前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に前記通信識別情報が取得されない場合には、前記通信識別情報と前記間接識別情報とを新規に生成し、
    生成された前記間接識別情報を、前記購入処理装置との通信に対応する通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報として特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記処理部は、前記第2情報を前記購入処理装置に対して送信させる場合には、生成された前記通信識別情報を前記購入処理装置に対して送信させる、請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記処理部は、前記購入に関する情報をさらに含む前記第1情報を、前記サービス提供装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記購入処理装置から、前記購入に関する情報と共に付加的な情報が取得された場合には、
    前記処理部は、前記付加的な情報をさらに含む前記第1情報を、前記サービス提供装置に対して送信させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 前記間接識別情報は、クッキーである、請求項1に記載の情報処理装置。
  17. 実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定するステップと、
    特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させるステップと、
    送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合に、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させるステップと、
    を有する、情報処理方法。
  18. 実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定するステップ、
    特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置に対して送信させるステップ、
    送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合に、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させるステップ、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 情報処理装置と、
    仮想空間においてサービスを提供するサービス提供装置と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    実空間における商品またはサービスの購入に係る処理を行った購入処理装置から、購入に関する情報が取得された場合に、通信を識別する通信識別情報と、ユーザを間接的に示す間接識別情報とが対応付けられた第1対応付情報を用いて、前記購入処理装置との通信に対応する前記通信識別情報に対応付けられている前記間接識別情報を特定する情報処理装置側特定部と、
    特定された前記間接識別情報を含む第1情報を、前記サービス提供装置に対して送信させる情報処理装置側処理部と、
    を備え、
    前記情報処理装置側処理部は、送信させた前記第1情報に対する処理に応じた第2情報が、前記サービス提供装置から取得された場合には、前記第2情報を、前記購入処理装置に対して送信させ、
    前記サービス提供装置は、
    前記間接識別情報とユーザを直接的に示す直接識別情報とが対応付けられた第2対応付情報を用いて、前記第1情報に含まれる前記間接識別情報に対応するユーザを特定するサービス提供装置側特定部と、
    特定されたユーザに対応するサービスに関する処理を行い、処理に応じた前記第2情報を、前記情報処理装置に対して送信させるサービス提供装置側処理部と、
    を備える、情報処理システム。
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