JP2014231377A - 袋体用注出具、注出具付袋体、袋体用注出具の成形金型、及び、袋体用注出具の製造方法 - Google Patents
袋体用注出具、注出具付袋体、袋体用注出具の成形金型、及び、袋体用注出具の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】バリア性の高い遮断筒を、内容物と長期にわたって触れることなく、しかも、基材樹脂との剥離を引き起こすことなく当該基材樹脂内に配置できるようにして、製造の容易化と品質向上を図ることのできる袋体用注出具、注出具付袋体、袋体用注出具の成形金型、及び、袋体用注出具の製造方法を提供する。【解決手段】注出口5を取り囲む周壁10を、バリア性を有する遮断筒11と、遮断筒11を埋設する基材樹脂から成る周壁本体部10aと、を備えた構成とする。遮断筒11を、周壁本体部10aの軸方向の一端部と他端部とから離間した位置に配置し、遮断筒11の軸方向の一端側の内周面を注出孔5内に露出するように埋設する。周壁10の内周面のうちの基材露出部41と遮断筒露出部40とを段差の無い連続した面に形成する。遮断筒露出部40は封止キャップのシール壁によって覆う。【選択図】図2
Description
この発明は、袋体に取り付けられて袋体内の内容物を注出する袋体用注出具、注出具付袋体、袋体用注出具の成形金型、及び、袋体用注出具の製造方法に関するものである。
近年、スパウトパウチと呼称される注出具付袋体が普及している。この注出具付袋体は、軟包装と呼ばれる樹脂フィルムとアルミ等のバリア材からなる袋体(パウチ)の上部に、樹脂製の注出具(スパウト)が一体に取り付けられ、袋体に内容物を充填した後に注出具の端部に封止用の樹脂製キャップが取り付けられたものである。
この注出具付袋体の特徴は、軽量であることや、使用前使用後の状態において扁平状にでき、スペースを取ることもないので、運搬費用の削減或いは廃棄物としての減容化が可能ということである。また、この注出具付袋体は、袋体自体が柔軟なため内容物の押し出し性(スクイズ性)に優れ、例えば、マヨネーズやケチャップのような商品ではガラス瓶や硬質容器と比較して容器内部の空気を最小限に留めることが可能となる。したがって、この注出具付袋体は、酸化し易い内容物である前述のマヨネーズやケチャップ、食用油、酒類、調味料、コンデンスミルク等の乳製品用の容器として適したものであるといえる。
しかしながら、この注出具付袋体は、袋体部分ではガスバリア性を有するフィルムを選択し、積層することで充分なガスバリア性を付与することができるが、その一方で注出具部分は、ポリエチレンやポリプロピレン等の単体樹脂で構成すると、ガスバリア性の点では充分とは言い難い。
また、粘度の低い果汁等が内容物である場合は、流通中の振動や在庫時の温度変化等によって注出具付袋体内の内容物が対流するため、酸化による内容物の劣化は顕在化しづらいが、前述のマヨネーズやケチャップ等が内容物である場合は、それ自体の粘度が高いため、注出具付近に内容物が長時間滞留しやすく、酸化によって内容物が劣化してしまう可能性がある。
この問題に対処する注出具として、注出具の注出孔を取り囲む周壁の内部に、ガスバリア性に優れた素材でできた遮断筒を配置するようにしたものが案出されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1に記載の注出具は、ガスバリア性に優れた素材で遮断筒の骨格部を造形し、その骨格部の表面に、射出成形時に成形型内に充填される基材樹脂と溶着し易い樹脂を接合して遮断筒を形成し、その遮断筒を成形型内に入れて射出成形するようにしたものである。
特許文献2に記載の注出具は、ガスバリア性に優れた素材からなる遮断筒を成形金型内に配置し、その遮断筒の軸方向の一方の端面が製品外部に露出するように射出成形するようにしたものである。この注出具は、射出成形の後に、遮断筒が外部に露出する部分に別体のリング状の保護層が接着固定されている。このため、この注出具の場合も、ガスバリア性に優れた遮断筒は内容物と直接触れることがない。
しかし、特許文献1に記載の注出具は、ガスバリア性に優れた骨格部の表面を溶着性に優れた素材で覆った構造の遮断筒を用意しなければならないため、射出成形を行うまでの準備に複雑な多くの工程を要し、製造コストが高騰することが懸念される。
また、特許文献2に記載の注出具は、遮断筒の軸方向の一端が製品外部に露出するように射出成形したものであるが、この注出具の製造に際しては、成形金型の内面の一部に遮断筒の軸方向の一方の端面を突き当て、その状態で遮断筒の外側を覆う基材樹脂の射出を行う。この場合、遮断筒が製品内の適正位置に位置決めされるようになるものの、遮断筒の軸方向の一方の端面が基材樹脂の端部から完全に露出する、つまり、基材樹脂の端部に遮断筒の断面形状とほぼ合致する開口が形成されるため、製造後に遮断筒と基材樹脂が剥離して形状が維持できなくなる可能性が懸念される。
即ち、遮断筒をガスバリア性の高い樹脂で形成する場合、その樹脂は通常、基材樹脂であるポリエチレン等と接着する性質が無いため、単純な構造では二つの樹脂間で剥離が生じ、所望の形状を維持できなくなる可能性がある。
即ち、遮断筒をガスバリア性の高い樹脂で形成する場合、その樹脂は通常、基材樹脂であるポリエチレン等と接着する性質が無いため、単純な構造では二つの樹脂間で剥離が生じ、所望の形状を維持できなくなる可能性がある。
そこでこの発明は、バリア性の高い遮断筒を、内容物と長期にわたって触れることなく、しかも、基材樹脂との剥離を引き起こすことなく当該基材樹脂内に配置できるようにして、製造の容易化と品質向上を図ることのできる袋体用注出具、注出具付袋体、袋体用注出具の成形金型、及び、袋体用注出具の製造方法を提供しようとするものである。
この発明に係る袋体用注出具は、袋体の内部と外部とを導通させる注出孔を有し、当該注出孔を取り囲む周壁の基材樹脂内に、バリア性を有する遮断筒が埋設されるとともに、前記周壁の軸方向の一端部に、封止キャップが脱着可能に取り付けられる袋体用注出具において、前記周壁が、前記遮断筒と、該遮断筒を埋設する前記基材樹脂から成る周壁本体部と、を有し、前記遮断筒が、前記周壁本体部の軸方向の一端部と他端部とから離間した位置に、少なくとも軸方向の一端側の内周面が前記注出孔内に露出するように埋設され、前記周壁の内周面のうちの、前記遮断筒の内周面が露出する遮断筒露出部と、前記遮断筒の軸方向の一端部側で周壁本体部の基材樹脂が露出する基材露出部とが、前記封止キャップに突設されたシール壁によって覆われることを特徴とするものてある。
この袋体用注出具の場合、遮断筒は、内周面の少なくとも一部が注出孔に露出するように配置されるものの、周壁本体部に、当該周壁本体部の軸方向の一端部と他端部とから離間するように埋設されているため、周壁本体部の基材樹脂との剥離が規制される。また、遮断筒の内周面の遮断筒露出部は注出孔内に露出することになるが、周壁の軸方向の一端部に封止キャップが取り付けられると、遮断筒露出部は、基材露出部とともに封止キャップのシール壁によって連続して覆われることになる。この結果、遮断筒露出部と内容物との長期にわたる接触が防止できる。
この袋体用注出具の場合、遮断筒は、内周面の少なくとも一部が注出孔に露出するように配置されるものの、周壁本体部に、当該周壁本体部の軸方向の一端部と他端部とから離間するように埋設されているため、周壁本体部の基材樹脂との剥離が規制される。また、遮断筒の内周面の遮断筒露出部は注出孔内に露出することになるが、周壁の軸方向の一端部に封止キャップが取り付けられると、遮断筒露出部は、基材露出部とともに封止キャップのシール壁によって連続して覆われることになる。この結果、遮断筒露出部と内容物との長期にわたる接触が防止できる。
この発明に係る袋体用注出具は、前記周壁本体部の軸方向の他端側の外周面に、当該周壁本体部に埋設された前記遮断筒の軸方向の他端面が臨む第1の凹部が設けられるようにしても良い。
この場合、製造時に、成形金型の一部を第1の凹部に対応する部分で遮断筒の軸方向の他端面に当接させることにより、遮断筒の軸方向の他端の軸方向の位置ずれを規制することが可能となる。
この場合、製造時に、成形金型の一部を第1の凹部に対応する部分で遮断筒の軸方向の他端面に当接させることにより、遮断筒の軸方向の他端の軸方向の位置ずれを規制することが可能となる。
また、この発明に係る袋体用注出具は、前記周壁本体部の軸方向の他端側の外周面に、当該周壁本体部に埋設された前記遮断筒の軸方向の他端側の外周面が臨む第2の凹部が設けられるようにしても良い。
この場合、製造時に、成形金型の一部を第2の凹部に対応する部分で遮断筒の軸方向の他端側の外周面に当接させることにより、遮断筒の軸方向の他端の径方向の位置ずれを規制することが可能となる。
この場合、製造時に、成形金型の一部を第2の凹部に対応する部分で遮断筒の軸方向の他端側の外周面に当接させることにより、遮断筒の軸方向の他端の径方向の位置ずれを規制することが可能となる。
この発明に係る注出具付袋体は、前記いずれかに記載の袋体用注出具が袋体に取り付けられていることを特徴とするものである。
この発明に係る袋体用注出具の成形金型は、袋体の内部と外部とを導通させる注出孔を有し、当該注出孔を取り囲む周壁の基材樹脂内に、バリア性を有する遮断筒が埋設された袋体用注出具の成形金型において、前記周壁の少なくとも内周面の一部と軸方向の一端を造形する第1の成形型と、前記周壁の少なくとも外周面の一部と軸方向の他端を造形する第2の成形型と、を備え、前記第1の成形型には、前記遮断筒を保持する筒保持部が設けられ、前記筒保持部には、前記遮断筒の軸方向の一端面方向に向かって突出し、前記遮断筒の軸方向の一端面に円周方向で離間した複数ヶ所で当接する複数の位置決め台が設けられていることを特徴とするものである。
この成形金型によって袋体用注出具を製造する場合には、最初に筒保持部に遮断筒を外嵌状態で保持させ、その状態で第1の成形型と第2の成形型を突き合わせて両者の間に成形空間を形成し、その成形空間に溶融した基材樹脂を射出充填する。こうして、基材樹脂が固化した後に第1の成形型と第2の成形型を型開きして、遮断筒の内周面から筒保持部を引き抜くと、遮断筒が、周壁の軸方向の一端部と他端部から離間した位置に埋設され、周壁の内周面の軸方向の一端側の基材樹脂部分と遮断筒部分に段差の無い袋体用注出具が造形される。
この成形金型によって袋体用注出具を製造する場合には、最初に筒保持部に遮断筒を外嵌状態で保持させ、その状態で第1の成形型と第2の成形型を突き合わせて両者の間に成形空間を形成し、その成形空間に溶融した基材樹脂を射出充填する。こうして、基材樹脂が固化した後に第1の成形型と第2の成形型を型開きして、遮断筒の内周面から筒保持部を引き抜くと、遮断筒が、周壁の軸方向の一端部と他端部から離間した位置に埋設され、周壁の内周面の軸方向の一端側の基材樹脂部分と遮断筒部分に段差の無い袋体用注出具が造形される。
この発明に係る袋体用注出具の成形金型は、前記第2の成形型に、前記遮断筒の軸方向の他端面に当接する第1の規制突起が設けられるようにしても良い。
この場合、遮断筒の軸方向の他端方向のずれが第1の規制突起によって位置規制される。
この場合、遮断筒の軸方向の他端方向のずれが第1の規制突起によって位置規制される。
また、この発明に係る袋体用注出具の成形金型は、前記第2の成形型に、前記遮断筒の軸方向の他端側の外周面に当接する第2の規制突起が設けられるようにしても良い。
この場合、遮断筒の軸方向の他端の径方向のずれが第2の規制突起によって位置規制される。
この場合、遮断筒の軸方向の他端の径方向のずれが第2の規制突起によって位置規制される。
この発明に係る袋体用注出具の製造方法は、前記いずれかの袋体用注出具の成形金型を用い、前記筒保持部に前記遮断筒を保持させるときに、前記遮断筒が、前記周壁の軸方向の一端部と他端部から所定距離離間した位置に配置されるように、前記筒保持部に対する前記遮断筒の嵌合ストロークを管理し、前記成形金型内に基材樹脂を射出充填することを特徴とするものである。
したがって、この発明によれば、遮断筒と基材樹脂との剥離を引き起こすことなく、遮断筒を基材樹脂内に配置できるようになり、製造の容易化と品質向上を図ることが可能となる。また、この発明によれば、周壁の軸方向の一端部に封止キャップを取り付けた状態で、封止キャップのシール壁が基材露出部と遮断筒露出部とを連続して覆うことになるため、遮断筒と内容物との長期にわたる接触を防止することができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、この実施形態の袋体用注出具1(以下「注出具1」と呼ぶ。)を示す図である。この実施形態の注出具1は、密閉された袋体2に内部が導通するように取り付けられ、注出具付袋体100(図1参照)を構成するようになっている。
注出具1は、袋体2に挿し込まれて外側面に袋体2の内面がヒートシールにより溶着固定される接着部3と、接着部3と連続して形成されて袋体2から外部に突出する口部4と、備えている。口部4は略円筒状に形成され、接着部3は口部4の外径よりも一回り大きい略楕円断面形状に形成されている。接着部3の断面は、正確には、長径側の両端部が扁平に潰された略楕円形状に形成されている。これにより、注出具1の接着部3が袋体2に挿し込まれた状態で、袋体2の対向するフィルム面が接着部3の外側面に隙間無く溶着固定されるようになっている。
図1〜図3は、この実施形態の袋体用注出具1(以下「注出具1」と呼ぶ。)を示す図である。この実施形態の注出具1は、密閉された袋体2に内部が導通するように取り付けられ、注出具付袋体100(図1参照)を構成するようになっている。
注出具1は、袋体2に挿し込まれて外側面に袋体2の内面がヒートシールにより溶着固定される接着部3と、接着部3と連続して形成されて袋体2から外部に突出する口部4と、備えている。口部4は略円筒状に形成され、接着部3は口部4の外径よりも一回り大きい略楕円断面形状に形成されている。接着部3の断面は、正確には、長径側の両端部が扁平に潰された略楕円形状に形成されている。これにより、注出具1の接着部3が袋体2に挿し込まれた状態で、袋体2の対向するフィルム面が接着部3の外側面に隙間無く溶着固定されるようになっている。
また、口部4と接着部3の軸心位置には、断面円形状の連続した注出孔5が形成されている。この注出孔5は、注出具1が袋体2に取り付けられた状態において、接着部3側の端部が袋体2の内側に開口し、口部4側の端部が袋体2の外側に開口するようになっている。この実施形態では、口部4と接着部3が注出孔5を取り囲む周壁を構成している。以下では、口部4と接着部3を併せて適宜周壁10と呼ぶものとする。
周壁10の軸方向の一端側に配置される口部4には、注出孔5の開口を封止するための樹脂製の封止キャップ6が着脱可能に螺合されるようになっている。口部4の外周面には、封止キャップ6が螺合されるねじ山7が形成されている。また、口部4の接着部3に近接する側の外周面には、径方向外側に張り出す係止フランジ8が一体に形成されている。この係止フランジ8は注出具付袋体100を搬送するときに把持し易いように設けられている。
注出具1は、全体の主要部分がポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂(以下、「基材樹脂」と呼ぶ。)によって形成され、注出孔5の周域部分に、酸素バリア性に優れた素材から成る円筒状の遮断筒11が埋設されている。この実施形態の遮断筒11は、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)を基本に、成形性を高める目的でポリオレフィン系の樹脂をさらに重合させたものを用いている。以下では、基材樹脂の一例としてポリエチレンを用いるものとして説明する。
なお、この実施形態においては、酸素バリア性に優れた素材から成る遮断筒11を用いているが、遮断筒11には、酸素以外のガスに対するバリア性に優れた素材を用いたり、紫外線等の光線に対するバリア性に優れた素材を用いることも可能である。遮断筒11に、紫外線等の光線に対するバリア性に優れた素材を用いる場合には、例えば、顔料を樹脂に添加することにより、光線に対するバリア性を付与することができる。樹脂に添加する顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン等の無機系の顔料を用いることができる。
また、遮断筒11を光線に対するバリア層とガスバリア層とを組み合わせて多層化することで、光線とガスの双方に対するバリア性を付与することも可能である。
この実施形態の遮断筒11は、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)を基本に、成形性を高める目的でポリオレフィン系の樹脂をさらに重合させたものを用いている。
また、注出具1の周壁10のうちの、基材樹脂によって形成されている部分(遮断筒11以外の部分)を周壁本体部10aと呼ぶものとする。
なお、この実施形態においては、酸素バリア性に優れた素材から成る遮断筒11を用いているが、遮断筒11には、酸素以外のガスに対するバリア性に優れた素材を用いたり、紫外線等の光線に対するバリア性に優れた素材を用いることも可能である。遮断筒11に、紫外線等の光線に対するバリア性に優れた素材を用いる場合には、例えば、顔料を樹脂に添加することにより、光線に対するバリア性を付与することができる。樹脂に添加する顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン等の無機系の顔料を用いることができる。
また、遮断筒11を光線に対するバリア層とガスバリア層とを組み合わせて多層化することで、光線とガスの双方に対するバリア性を付与することも可能である。
この実施形態の遮断筒11は、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)を基本に、成形性を高める目的でポリオレフィン系の樹脂をさらに重合させたものを用いている。
また、注出具1の周壁10のうちの、基材樹脂によって形成されている部分(遮断筒11以外の部分)を周壁本体部10aと呼ぶものとする。
注出具1の基材樹脂内に埋設される遮断筒11は、図3に示すように、周壁本体部10aのうちの、口部4の端部の近傍から接着部3の一部に跨る範囲(軸方向の一端部と他端部から離間した位置)に配置されている。遮断筒11は、注出具1を透過して注出具1の内側に浸入しようとする酸素を遮断するものであるが、接着部3は酸素がほぼ透過しない袋体2の内側に配置されるため、上記の範囲に配置することによって注出具1の内側への酸素の浸入をほぼ遮断することができる。
また、周壁本体部10aの口部4側の内周縁部は、図2,図3に示すように。口部4側の端部から所定範囲にわたって円環状に肉取りされている。この肉取りにより、遮断筒11の内周面が口部4側の端部から一定範囲にわたって注出孔5内に露出するとともに、周壁本体部10aの内周面のうちの、遮断筒11と口部4側で隣接する領域が、遮断筒11の内周面と段差の無い連続した面とされている。肉取りによって注出孔5内に露出した遮断筒11の内周面は、周壁10の内周面のうちの遮断筒露出部40を構成し、周壁本体部10aの口部4側の内周面は、周壁10の内周面のうちの口部4側の基材露出部41を構成している。なお、周壁10の内周面には、前記の肉取りによって接着部3側に基材樹脂による環状の段差部44が設けられている。
ここで、遮断筒11は、口部4側の内周面の一部が注出孔5内に露出するものの、遮断筒11の口部4側の端部には、周壁本体部10aの基材露出部41の基材樹脂が回り込んでいる(この部分を「回り込み部42」と呼ぶ。)ため、軸方向の口部4側の位置ずれが回り込み部42によって規制されている。また、遮断筒11は、接着部3側の端部が周壁本体部10aの基材樹脂内に完全に埋設されている(この部分を「埋設部43」と呼ぶ。)ため、軸方向の接着部3側の位置ずれが埋設部43によって規制されている。
一方、封止キャップ6は、図3に示すように、周壁10側に臨む底壁の内面に略円柱状のシール壁12が突設されている。このシール壁12は、封止キャップ6が口部4に螺着されたときに、周壁10の内周面(注出孔5)の基材露出部41と遮断筒露出部40のほぼ全域に密接する。なお、このときシール壁12の先端側領域は、基材樹脂の段差部44にも密接する。したがって、周壁10の内周面の遮断筒露出部40は、注出孔5の内側において、基材露出部41と連続してシール壁12によって覆われる。
また、周壁本体部10aの接着部3の外周面(軸方向の他端側の外周面)の一部には、遮断筒11の軸方向の他端面に臨む位置まで窪む第1の凹部15と、第1の凹部15よりも浅い第2の凹部16が連続して形成されている。第2の凹部16は、第1の凹部15の口部4側に隣接して配置され、ほぼ遮断筒11の外周面に臨む位置まで窪んでいる。
この第1の凹部15と第2の凹部16は、周壁本体部10aの接着部3上に形成されているため、接着部3の外面に袋体2のフィルム面が溶着固定されたときに、そのフィルム面によって封止される。
この第1の凹部15と第2の凹部16は、周壁本体部10aの接着部3上に形成されているため、接着部3の外面に袋体2のフィルム面が溶着固定されたときに、そのフィルム面によって封止される。
図4〜図7は、注出具1を製造する射出成形用の成形金型20を示す図である。
成形金型20は、注出具1の周壁10(周壁本体部10a)の内周面と軸方向の一端(口部4側の端部)を造形するコア型21(第1の成形型)と、注出具1の周壁10の外周面と軸方向の他端(接着部3側の端部)を造形するキャビティ型22(第2の成形型)と、を備えている。
成形金型20は、注出具1の周壁10(周壁本体部10a)の内周面と軸方向の一端(口部4側の端部)を造形するコア型21(第1の成形型)と、注出具1の周壁10の外周面と軸方向の他端(接着部3側の端部)を造形するキャビティ型22(第2の成形型)と、を備えている。
コア型21は、注出具1の周壁本体部10aの一端面(口部4側の端面)を造形するベース壁23と、ベース壁23のほぼ中央から前方に突設されて周壁本体部10aの内周面(注出孔5)の一部を造形する成形軸25と、を備えている。成形軸25は、ベース壁23から突出する大径軸部25aと、大径軸部25aに同軸に連設される中径軸部25bと、中径軸部25bに同軸に連設される小径軸部25cと、を備えている。
大径軸部25aは、ベース壁23に連接する基部領域が周壁10の内周面の基材露出部41を造形する造形部25a−1とされるとともに、その基部に隣接する領域が、外周面に遮断筒11が外嵌される筒保持部25a−2とされている。大径軸部25aの外周面は一定直径の連続した円筒面とされている。したがって、造形部25a−1と筒保持部25a−2とは段差の無い連続した面に形成されている。なお、大径軸部25aの先端側の外周コーナ部分には、図6に示すように、円弧状の曲面Rが設けられ、大径軸部25aの外周面に先端側から遮断筒11を容易に嵌合できるようになっている。
中径軸部25bは、大径軸部25aに保持された遮断筒11の内周側に所定の隙間をもって配置され、周壁10の内周面のうちの、遮断筒11の接着部3側に隣接する領域を造形する。また、小径軸部25cは、周壁10の内周面のうちの、接着部3側の端部領域を造形する。
中径軸部25bは、大径軸部25aに保持された遮断筒11の内周側に所定の隙間をもって配置され、周壁10の内周面のうちの、遮断筒11の接着部3側に隣接する領域を造形する。また、小径軸部25cは、周壁10の内周面のうちの、接着部3側の端部領域を造形する。
ところで、コア型21の大径軸部25aに遮断筒11をセットする場合には、図5に示すように、搬送装置30によって遮断筒11を大径軸部25aに圧入する。大径軸部25aに対する遮断筒11の圧入ストロークは、搬送装置30のコントローラによって正確に管理されるようになっている。つまり、遮断筒11は、搬送装置30のストローク管理によって大径軸部25a上の筒保持部25a−2にセットされる。
一方、キャビティ型22は、基材樹脂を供給するための図示しない射出シリンダに接続されるとともに、成形後に製品を取り出せるように分離可能な複数の分割ブロックによって構成されている。また、キャビティ型22の成形空間Mに臨む部位のうちの、注出具1の周壁本体部10aの第1の凹部15と第2の凹部16に対応する位置には、遮断筒11の軸方向の他端面に当接する第1の規制突起28と、遮断筒11の軸方向の他端側の外周面に当接する第2の規制突起29とが突設されている。この実施形態の場合、第1の規制突起28と第2の規制突起29は、図4に示すように一体に形成されている。
また、第1の規制突起28と第2の規制突起29を保持するキャビティ型22の分割ブロックは、型開き時に製品(注出具1)の径方向外側方向に移動し得るようになっている。
また、第1の規制突起28と第2の規制突起29を保持するキャビティ型22の分割ブロックは、型開き時に製品(注出具1)の径方向外側方向に移動し得るようになっている。
つづいて、以上の成形金型20を用いた注出具1の製造について説明する。
最初に、予め用意した遮断筒11を、図5に示すように、コア型21の成形軸25の大径軸部25a上にセットする。このセットは、前述のように搬送装置30によって行い、遮断筒11を大径軸部25aのうちの筒保持部25a−2の範囲に圧入する。
なお、遮断筒11は、上述した酸素バリア性の樹脂を原料として押し出し成形機によって長尺筒を造形し、その長尺筒を所定寸法に切断して形成される。
最初に、予め用意した遮断筒11を、図5に示すように、コア型21の成形軸25の大径軸部25a上にセットする。このセットは、前述のように搬送装置30によって行い、遮断筒11を大径軸部25aのうちの筒保持部25a−2の範囲に圧入する。
なお、遮断筒11は、上述した酸素バリア性の樹脂を原料として押し出し成形機によって長尺筒を造形し、その長尺筒を所定寸法に切断して形成される。
次に、図4に示すように、コア型21とキャビティ型22とを型締めし、コア型21とキャビティ型22の間に成形空間Mを形成する。このとき、キャビティ型22内に突設された第1の規制突起28と第2の規制突起29とは、図4,図7に示すように、遮断筒11の軸方向の他端側の端面と外周面とに当接し、若しくは、これらに近接して配置される。
この後、図示しない射出シリンダから成形空間M内に溶融した基材樹脂を射出充填する。この基材樹脂の射出充填はキャビティ型22の底部側から行われる。溶融した基材樹脂がキャビティ型22の底部側から射出充填されると、その基材樹脂は、遮断筒11の外周側と内周側を回り込んで成形空間M内に行き渡る。このとき、遮断筒11の内周側に回り込んだ基材樹脂は、成形軸25の中径軸部25bと大径軸部25aの段差部分まで流れ込み、遮断筒11の外周側に回り込んだ基材樹脂は、ベース壁23に突き当たって遮断筒11の軸方向の一端面側に流れ込む。こうして、遮断筒11の一端面側に流れ込んだ溶融樹脂は、図6に示すように注出具1の周壁10の回り込み部42を造形する。
このように成形空間M内に高温の溶融樹脂が高圧で導入されると、成形金型20内の遮断筒11には、軸方向や径方向に押し動かそうとする種々の荷重が作用するが、遮断筒11は、軸方向の一端側が成形軸25の大径軸部25a(筒保持部25a−2)に嵌合されているため、成形空間M内を大きく変動することがない。また、遮断筒11の軸方向の他端側が溶融樹脂によって振れ動かされようとすると、その振れは第1の規制突起28と第2の規制突起29とによって規制される。
この後、成形空間M内の基材樹脂の固化を待ってコア型21とキャビティ型22を型開きし、成形品を成形金型20から取り出す。この後に成形品にバリ取り等の後処理を行い、注出具1の製造を完了する。
こうして製造された注出具1は、図2に示すように、周壁10の口部4側の内周縁部で遮断筒11の一部が内側に露出して遮断筒露出部40が形成されるとともに、遮断筒露出部40に隣接して、遮断筒露出部40と連続するように基材露出部41が造形される。また、周壁10の接着部3側の外面には、第1の規制突起28と第2の規制突起29の痕跡である第1の凹部15と第2の凹部16が造形される。
遮断筒11を形成する酸素バリア性の高い樹脂は、通常水酸基を分子構造の中で有していることから、水分に長時間接触すると脆化やバリア性の低下が起こり易い。しかし、上述のように遮断筒露出部40は、前述のように周壁10の口部4に封止キャップ6が取り付けられたときに、封止キャップ6の内面に突設された円柱状のシール壁12によって覆われ、第1の凹部15や第2の凹部16は、袋体2のフィルム面によって封止されるため、使用時におけるこのような問題は生じない。
また、上記の成形金型20によって造形された注出具1は、成形軸25の筒保持部25a−2によって遮断筒11が周壁本体部10aの基材樹脂内の所定の位置に正確に位置決めされ、遮断筒11の軸方向の一端面に周壁本体部10aの回り込み部42が隣接して形成されるとともに、軸方向の他端部が周壁本体部10aの埋設部43内に配置されることになるため、遮断筒11と基材樹脂との剥離を確実に規制し、注出具1の形状を安定的に維持することができる。
即ち、遮断筒11を形成する酸素バリア性を有する樹脂は、基材樹脂であるポリエチレン等との接着性が無いため、遮断筒11の軸方向の端部に開口スペースが存在すると、その開口スベースで遮断筒11と基材樹脂との剥離が生じることがあるが、上記のように製造された注出具1は、遮断筒11と基材樹脂との剥離が回り込み部42と埋設部43によって確実に規制される。
したがって、上記の成形金型20を用いることにより、遮断筒11と基材樹脂との剥離を引き起こすことなく、遮断筒11を基材樹脂内に正確に位置決めして配置することができる。この結果、注出具1の製造の容易化と製品品質の向上を図ることが可能となる。
即ち、遮断筒11を形成する酸素バリア性を有する樹脂は、基材樹脂であるポリエチレン等との接着性が無いため、遮断筒11の軸方向の端部に開口スペースが存在すると、その開口スベースで遮断筒11と基材樹脂との剥離が生じることがあるが、上記のように製造された注出具1は、遮断筒11と基材樹脂との剥離が回り込み部42と埋設部43によって確実に規制される。
したがって、上記の成形金型20を用いることにより、遮断筒11と基材樹脂との剥離を引き起こすことなく、遮断筒11を基材樹脂内に正確に位置決めして配置することができる。この結果、注出具1の製造の容易化と製品品質の向上を図ることが可能となる。
ところで、遮断筒11を、できる限り短く、厚くすることによって射出成形時における遮断筒11の振れによる変形を防止できることが知られている。しかし、遮断筒11を短くするのには、バリア機能の必要性から限界があり、また、遮断筒11の厚みを厚くするのにも、寸法の安定性や強度の維持等の観点から限界がある。即ち、厚みについては、遮断筒11の厚みを厚くし過ぎると、遮断筒11の製造時に遮断筒11の中心部に熱がこもり、冷却時に不均等な収縮が生じて寸法が不安定になり易く、また、遮断筒11の厚みを厚くすると、その厚みを厚くした分だけ基材樹脂の厚みが薄くなり、その結果、強度が低下してしまう。
これに対し、上記の成形金型20は、遮断筒11を短くしたり、厚くすることなく射出成形時における遮断筒11の振れによる変形を確実に防止することができる。
これに対し、上記の成形金型20は、遮断筒11を短くしたり、厚くすることなく射出成形時における遮断筒11の振れによる変形を確実に防止することができる。
ここで、キャビティ型22側の第1の規制突起28や第2の規制突起29は必ずしも設けなくても良いが、この実施形態のように第1の規制突起28や第2の規制突起29を設けるようにした場合には、射出成形時における遮断筒11の軸方向の他端側の振れをより確実に規制することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
1 注出具
2 袋体
5 注出孔
6 封止キャップ
10 周壁
10a 周壁本体部
11 遮断筒
12 シール壁
15 第1の凹部
16 第2の凹部
20 成形金型
21 コア型(第1の成形型)
22 キャビティ型(第2の成形型)
25a−1 造形部
25a−2 筒保持部
28 第1の規制突起
29 第2の規制突起
40 遮断筒露出部
41 基材露出部
2 袋体
5 注出孔
6 封止キャップ
10 周壁
10a 周壁本体部
11 遮断筒
12 シール壁
15 第1の凹部
16 第2の凹部
20 成形金型
21 コア型(第1の成形型)
22 キャビティ型(第2の成形型)
25a−1 造形部
25a−2 筒保持部
28 第1の規制突起
29 第2の規制突起
40 遮断筒露出部
41 基材露出部
Claims (8)
- 袋体の内部と外部とを導通させる注出孔を有し、当該注出孔を取り囲む周壁の基材樹脂内に、バリア性を有する遮断筒が埋設されるとともに、前記周壁の軸方向の一端部に、封止キャップが脱着可能に取り付けられる袋体用注出具において、
前記周壁が、前記遮断筒と、該遮断筒を埋設する前記基材樹脂から成る周壁本体部と、を有し、
前記遮断筒が、前記周壁本体部の軸方向の一端部と他端部とから離間した位置に、少なくとも軸方向の一端側の内周面が前記注出孔内に露出するように埋設され、
前記周壁の内周面のうちの、前記遮断筒の内周面が露出する遮断筒露出部と、前記遮断筒の軸方向の一端部側で周壁本体部の基材樹脂が露出する基材露出部とが、前記封止キャップに突設されたシール壁によって覆われることを特徴とする袋体用注出具。 - 前記周壁本体部の軸方向の他端側の外周面には、当該周壁本体部に埋設された前記遮断筒の軸方向の他端面が臨む第1の凹部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の袋体用注出具。
- 前記周壁本体部の軸方向の他端側の外周面には、当該周壁本体部に埋設された前記遮断筒の軸方向の他端側の外周面が臨む第2の凹部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の袋体用注出具。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の袋体用注出具が袋体に取り付けられていることを特徴とする注出具付袋体。
- 袋体の内部と外部とを導通させる注出孔を有し、当該注出孔を取り囲む周壁の基材樹脂内に、バリア性を有する遮断筒が埋設されるとともに、前記周壁の軸方向の一端部に、封止キャップが脱着可能に取り付けられる袋体用注出具の成形金型において、
前記周壁の少なくとも内周面の一部と軸方向の一端を造形する第1の成形型と、
前記周壁の少なくとも外周面の一部と軸方向の他端を造形する第2の成形型と、
前記第1の成形型の周壁内周面の造形部に連続して設けられ、前記第1の成形型と前記第2の成形型との間の成形空間内で、当該成形空間の軸方向の一端部と他端部とから離間した位置に前記遮断筒を外嵌状態で保持する筒保持部と、を備え、
前記筒保持部が、前記第1の成形型の周壁内周面の造形部のうちの軸方向の一端側領域と、段差の無い連続した面に形成されていることを特徴とする袋体用注出具の成形金型。 - 前記第2の成形型に、前記遮断筒の軸方向の他端面に当接する第1の規制突起が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の袋体用注出具の成形金型。
- 前記第2の成形型に、前記遮断筒の軸方向の他端側の外周面に当接する第2の規制突起が設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の袋体用注出具の成形金型。
- 請求項5〜7のいずれか1項に記載の袋体用注出具の成形金型を用い、
前記筒保持部に前記遮断筒を保持させるときに、前記遮断筒が、前記周壁の軸方向の一端部と他端部から所定距離離間した位置に配置されるように、前記筒保持部に対する前記遮断筒の嵌合ストロークを管理し、
前記成形金型内に基材樹脂を射出充填することを特徴とする袋体用注出具の製造方法。
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JP2013113243A JP2014231377A (ja) | 2013-05-29 | 2013-05-29 | 袋体用注出具、注出具付袋体、袋体用注出具の成形金型、及び、袋体用注出具の製造方法 |
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