JP2014222686A - 樹脂多層基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】導体パターンとビア導体との間の接合部分の接合の信頼性を向上できる樹脂多層基板を提供する。
【解決手段】熱可塑性の樹脂層2が複数積層されて形成され、第1主表面3と第2主表面4とを有する樹脂多層基板101は、樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通するビア導体6aと、ビア導体6aに対し第1主表面3側に配置されている導体パターン7aと、ビア導体6aに対し第2主表面4側に配置されている導体パターン7bとを備えている。導体パターン7bは、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7aよりも面積が小さい。導体パターン7bは、積層方向に見て導体パターン7aに重なる部分を有している。樹脂多層基板101はさらに、導体パターン7bの周囲に、導体パターン7bに対して間隔を空けて配置され他の導体と電気的に非連続であるダミーパターン8を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂多層基板に関するものである。
樹脂多層基板に関し、従来、ダミーパターンを設ける技術が提案されている。たとえば特開2007−305653号公報(特許文献1)には、層間の電気的接続を行なうフィルドビアのパッドの外縁とダミーパターンの外縁との距離を40μm以下とすることが開示されている。
特開2007−305653号公報
一般的に、樹脂多層基板は、樹脂シートを積層、圧着することによって作製される。樹脂多層基板の内部には、樹脂シートの表面に張られた導体箔を利用して形成された導体パターンと、各樹脂層を厚み方向に貫通するように電気的接続の役割を担うビア導体とが配置されている。樹脂多層基板の内部には、通常、導体パターンとビア導体との間で電気的接続を実現するために両者が接続されている箇所が存在する。
樹脂多層基板においては、基板の一部を任意の角度に曲げた状態が維持される場合や、たとえば任意の位置関係にある2以上の部材に接続するために基板を曲げる動作が行なわれる場合がある。樹脂多層基板を曲げる場合、上記のような接続箇所に曲げ応力がかかる、またはかかっている状態となると、導体パターンとビア導体との接続箇所の接続性能が劣化するおそれがある。
そこで、本発明は、導体パターンとビア導体との間の接合部分の接合の信頼性を向上できる樹脂多層基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく樹脂多層基板は、熱可塑性の樹脂層が複数積層されて形成され、第1主表面と第2主表面とを有する樹脂多層基板であって、ビア導体と、第1の導体パターンと、第2の導体パターンとを備えている。ビア導体は、樹脂層のうちの一層を厚み方向に貫通している。第1の導体パターンは、ビア導体に対し第1主表面側に配置されている。第2の導体パターンは、ビア導体に対し第2主表面側に配置されている。第1の導体パターンおよび第2の導体パターンは、樹脂層の面方向に延びている。第2の導体パターンは、複数の樹脂層の積層方向に見て第1の導体パターンよりも面積が小さい。第2の導体パターンは、積層方向に見て第1の導体パターンに重なる部分を有している。樹脂多層基板はさらに、第2の導体パターンの周囲に、第2の導体パターンに対して間隔を空けて配置され、他の導体と電気的に非接続であるダミーパターンを備えている。
本発明によれば、導体パターンとビア導体との間の接合部分の接合の信頼性を向上することができる。
本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の断面図である。 図1中に示すII−II線に沿う樹脂多層基板の断面図である。 図1中に示すIII−III線に沿う樹脂多層基板の断面図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の製造方法の第1の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の製造方法の第2の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の製造方法の第3の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の製造方法の第4の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の製造方法の第5の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板の製造方法の第6の工程の説明図である。 本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板の断面図である。 図10中に示すXI−XI線に沿う樹脂多層基板の断面図である。 図10中に示すXII−XII線に沿う樹脂多層基板の断面図である。 本発明に基づく実施の形態3における樹脂多層基板の断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板の断面図である。 図14中に示すXV−XV線に沿う樹脂多層基板の断面図である。 本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板の断面図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1、図2および図3を参照して、本発明に基づく実施の形態1における樹脂多層基板101について説明する。本実施の形態における樹脂多層基板101は、複数の樹脂層2が積層されて一体化された積層体1を備えている。樹脂多層基板101は、樹脂層2が複数積層されて形成されている。複数の樹脂層2は、各樹脂層2の厚み方向に順に積層されており、各樹脂層2の厚み方向と樹脂多層基板101の厚み方向とはいずれも図1に示す断面図中の上下方向である。樹脂層2は、熱可塑性の材料により形成されている。樹脂多層基板101は、一方の主表面である第1主表面3と、第1主表面3に対し反対側の他方の主表面である第2主表面4を有している。
樹脂多層基板101は、複数の導体パターン7と複数のビア導体6とを、その内部に備えている。導体パターン7は、複数の樹脂層2の間の界面に配置されている。ビア導体6は、樹脂層2のうちの少なくとも一層を厚み方向に貫通して、樹脂層2の厚み方向に延在して導体パターン7に接続されている。
複数のビア導体6のうちの一部は、直列に接続された2つのビア導体6a,6bを構成している。ビア導体6aおよびビア導体6bは、樹脂多層基板101を複数の樹脂層2の積層方向(図1中の上下方向)に見た場合に、互いに重なって配置されている。本実施の形態の樹脂多層基板101では、ビア導体6aとビア導体6bとは、同一の外形寸法を有している。つまり、ビア導体6a,6bは、各々円錐台形状に形成されており、当該円錐台の寸法は略一致している。
導体パターン7は、樹脂層2の厚み方向と直交する面方向に延在しており、樹脂層2の主表面に配置されている。樹脂層2を厚み方向に貫通して形成されているビア導体6が、樹脂層2間の異なる界面に形成されている導体パターン7を電気的に接続しており、これにより樹脂多層基板101の内部に導電性の配線パターンが形成されている。
複数の導体パターン7のうちの一部は、ビア導体6aに対し第1主表面3側に配置された第1の導体パターンである導体パターン7aを構成している。複数の導体パターン7のうちの他の一部は、ビア導体6aに対し第2主表面4側に配置された第2の導体パターンである導体パターン7bを構成している。導体パターン7a,7bは、樹脂層2の面方向に延びて配置されている。
導体パターン7a、ビア導体6aおよび導体パターン7bは、第1主表面3側から第2主表面4側へ向かってこの順に並べられて配置されており、複数の樹脂層2の積層方向に見て全て重なるように配置されている。導体パターン7bは、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7aよりも面積が小さく、積層方向に見て導体パターン7aに重なる部分を有している。本実施の形態では、導体パターン7aは、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7bを包含するようにして導体パターン7bに重なっている。
導体パターン7bは、導体パターン7b1,7b2を有している。導体パターン7b2は、ビア導体6aの形成された樹脂層2とビア導体6bの形成された樹脂層との間の界面に配置されている。導体パターン7b1は、ビア導体6bの形成された樹脂層2の主表面のうち、導体パターン7b2の配置されていない側の主表面に配置されている。導体パターン7a、ビア導体6a、導体パターン7b2、ビア導体6bおよび導体パターン7b1は、第1主表面3側から第2主表面4側へ向かってこの順に並べられて配置されており、樹脂多層基板101を複数の樹脂層2の積層方向に見て全て重なるように配置されている。
導体パターン7b1は、複数の樹脂層2のうち、樹脂多層基板101の第2主表面4を構成する樹脂層2の主表面に接する位置に設けられている。樹脂多層基板101の第2主表面4を構成する樹脂層に積層された樹脂層2(図1中の、下から2番目の樹脂層2)の両主表面のうち、第2主表面4側の主表面に、導体パターン7b1が配置されている。
導体パターン7bの周囲には、導体パターン7bに対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8が設けられている。ダミーパターン8は、複数の樹脂層2の間の界面に配置されており、樹脂層2の面方向に延びて配置されている。本実施の形態のダミーパターン8は、ダミーパターン8a,8bを含んでいる。ダミーパターン8aは、導体パターン7b1の周囲に設けられている。ダミーパターン8bは、導体パターン7b2の周囲に設けられている。
導体パターン7bの周囲には、ダミーパターン8と導体パターン7bとを隔てるギャップ部9が形成されている。ギャップ部9は、導体パターン7b1とダミーパターン8aとの間、および導体パターン7b2とダミーパターン8bとの間に設けられている。ギャップ部9には導体パターンなどの導電性部材が設けられていない。導体パターン7bとダミーパターン8とは、ギャップ部9によって分離されている。ダミーパターン8と導体パターン7bとの間に間隔を設けるためにギャップ部9が形成されており、ギャップ部9によってダミーパターン8の導体パターン7bに対する絶縁性が確保されている。
図1および図3に示すように、ダミーパターン8は、他の導体と電気的に非接続である。ダミーパターン8は、電気的に他の導電性部材と接続していない島状に形成されている。ダミーパターン8は、ギャップ部9によって導体パターン7bから隔てられて配置されており、さらにビア導体6との電気的な接続箇所を有していないことにより、島状に設けられている。
図2に示すように、導体パターン7aは、円弧状の外縁7dを有している。図3に示すように、ダミーパターン8は、円弧状の外縁8dを有している。導体パターン7aの外縁7dが形成する円弧形状の径と、ダミーパターン8の外縁8dが形成する円弧形状の径とは、等しくされている。これにより、図1に示す断面において、導体パターン7aの外縁7dとダミーパターン8の外縁8dとは、樹脂層2の積層方向に見て互いに一致している。樹脂多層基板101は、導体パターン7aの外縁7dとダミーパターン8の外縁8dとが互いに一致する、外縁一致部を有している。
図2に示すように、導体パターン7aには、接続導体10が接続されている。ビア導体6aは、導体パターン7aおよび接続導体10を介在させて、図示しない樹脂多層基板101の他の部材と電気的に接続されている。図3に示すように、導体パターン7bには、接続導体10が接続されている。ビア導体6bは、導体パターン7bおよび接続導体10を介在させて、図示しない樹脂多層基板101の他の部材と電気的に接続されている。ダミーパターン8は、導体パターン7bと接続導体10との双方に対して、電気的に非接続に設けられている。
(作用・効果)
本実施の形態では、複数積層された樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通するビア導体6aに対し、第1主表面3側に導体パターン7aが配置されており、第2主表面4側に導体パターン7bが配置されている。導体パターン7bは、樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7aよりも面積が小さく、積層方向に見て導体パターン7aに重なる部分を有している。導体パターン7bの周囲に、導体パターン7bに対して間隔を空けて、ダミーパターン8が配置されている。
樹脂多層基板101としての製品化後に、樹脂多層基板101が曲げて使用される、もしくは意図しない曲がりが発生する場合など、樹脂多層基板101に曲げ応力がかかる場合がある。本実施の形態の構成とすれば、樹脂多層基板101が曲げられる、または曲がっている状態において、面積の相対的に大きい導体パターン7aとダミーパターン8との両方に曲げ応力がかかるので、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを抑制できる。樹脂多層基板101の内部の配線パターンにおいては、ビア導体6と導体パターン7との接合部分における接合性が最も懸念されるが、本実施の形態によれば、ビア導体6と導体パターン7との接合部分の特定箇所に極端に大きい曲げ応力が負荷されることを回避することができる。したがって、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を向上することができる。
ビア導体6と導体パターン7との接合性を向上することができるので、樹脂多層基板101の樹脂層2の積層数を増加することができる。また、ビア導体6の径を小さくしても十分な接合性を確保することができる。また、樹脂多層基板101の内部において配線パターンを高密度化することができる。さらに、ビア導体6の周囲に、導体材料であるダミーパターン8が設けられるので、ビア導体6からダミーパターン8への熱伝達を促進でき、配線パターンの放熱性を向上することができる。
ダミーパターン8の外縁8dが導体パターン7aの外縁7dと一致する外縁一致部が設けられていることにより、樹脂多層基板101の熱圧着時に樹脂多層基板101がその厚み方向に上下から押圧されるとき、ビア導体6と導体パターン7との接合部分およびその周囲に、より均等に圧力をかけることが可能になる。したがって、熱圧着時にビア導体6と導体パターン7との接合性を向上することができる。導体パターン7aの外縁7dに対してダミーパターン8の外縁8dが大きすぎると、ダミーパターン8の周囲に他の配線パターンを形成しにくくなり、配線パターンの密度が低下する。一方、導体パターン7aの外縁7dに対してダミーパターン8の外縁8dが小さすぎると、ダミーパターン8による補強の効果が小さくなる。これらを考慮して、導体パターン7aに対して最適な形状のダミーパターン8を設計するのが望ましい。導体パターン7aおよびダミーパターン8の外縁7d,8dの形状を中心を共有する円弧形状とする場合、たとえばダミーパターン8の外縁8dの径を導体パターン7aの外縁7dの径の1.5倍以下にするのが望ましい。
ダミーパターン8を他の導体と電気的に非接続に設けることにより、樹脂多層基板101の特性上の不具合を回避することができる。つまり、導体パターン7の径を増大してもビア導体6と導体パターン7との接合部分の補強が可能であるが、ビア導体6の周囲に大面積の導体パターン7を設けると不要な容量が発生する。これに対し、他の導体と電気的に接続されていないダミーパターン8とすれば、容量の発生を回避できるので、樹脂多層基板101の特性上の不具合の発生を抑制したり、電気的な設計を容易にすることができる。
樹脂多層基板101が曲げられるとき、第1主表面3または第2主表面4を構成する樹脂層2が最も大きく変形する。そのため、第2主表面4を構成する樹脂層2に接する導体パターン7bの周囲にダミーパターン8を配置することで、より効果的にビア導体6と導体パターン7との接合を強化することができる。
(製造方法)
図4〜図9を参照して、本実施の形態における樹脂多層基板101の製造方法について説明する。
まず、図4に示すような導体箔付き樹脂シート12を用意する。導体箔付き樹脂シート12は、樹脂層21の片面に導体箔17が付着した構造のシートである。樹脂層21は、たとえば熱可塑性樹脂製である。熱可塑性樹脂は、たとえばLCP(液晶ポリマー)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPS(ポニフェニレンスルファイド)、熱可塑性PI(ポリイミド)などであってもよい。導体箔17の材料は、Cu、Ag、Al、SUS、Ni、Auから選ばれる単一の金属を用いることができ、または、これらの金属のうちから選択された2以上の異なる金属の合金であってもよい。
樹脂層21の厚みは、10μm以上100μm以下程度の厚みであればよく、たとえば樹脂層21の厚みを25μmとしてもよく、または50μmとしてもよい。導体箔17の厚みは、5μm以上35μm以下程度の回路形成が可能な厚みであればよく、たとえば導体箔17は厚さ12μmまたは厚さ18μmの箔であってもよい。たとえば、導体箔17の厚みと樹脂層21の厚みとの比を、1:2〜1:3の範囲としてもよい。導体箔17は、たとえば表面粗さRzが3μmとなるように、表面が形成されている。
複数枚の短冊状(個基板状)の導体箔付き樹脂シート12を用意してから以下の導体パターンの形成作業などを進めてもよいが、他の方法として、大判の1枚の導体箔付き樹脂シート12の中に、のちに複数の樹脂シートとして個別に切り出されるべき短冊状の領域が設定されたものを用意して、大判サイズのまま以下の導体パターンなどの形成作業を進め、その後に短冊状に切り出してもよい。ここでは、既に短冊状の導体箔付き樹脂シート12に切り出されているものとして説明を続ける。
次に、図5に示すように、導体箔付き樹脂シート12の導体箔17が付着する面とは反対側の樹脂層21側の表面に炭酸ガスレーザ光を照射することによって、樹脂層21を貫通するようにビア孔11を形成する。ビア孔11は、樹脂層21を貫通しているが導体箔17は貫通していない。その後、必要に応じて、過マンガン酸などの薬液処理によりビア孔11のスミアを除去する。ビア孔11を形成するために炭酸ガスレーザ光と異なる種類のレーザ光を用いてもよい。ただし、樹脂層21は貫通するが導体箔17は貫通しないレーザ光を用いることが好ましい。また、ビア孔11を形成するために、たとえばパンチ加工などの、レーザ光照射以外の方法を採用してもよい。
次に、図6に示すように、導体箔付き樹脂シート12の導体箔17の表面に、スクリーン印刷などの方法で、レジストパターン13を印刷する。レジストパターン13は、導体箔付き樹脂シート12の厚み方向に見てビア孔11と重なる位置に印刷され、かつビア孔11と重なるレジストパターン13から隙間を空けた位置に印刷される。ビア孔11と重なるレジストパターン13が、ビア導体6bに接続される導体パターン7bに対応する。ビア孔11と重なるレジストパターン13の周囲の、ビア孔11と重ならないレジストパターン13が、ダミーパターン8に対応する。
次に、レジストパターン13をマスクとしてエッチングを行ない、図7に示すように、導体箔17のうちレジストパターン13で被覆されていない部分を除去する。導体箔17のうちエッチングの後に残った部分が導体パターン7bおよびダミーパターン8となる。その後、洗浄液などを用いて、レジストパターン13を除去する。
このようにして、樹脂層21を厚み方向に貫通するビア孔11が形成されており、かつ樹脂層21の一方の表面に所望の導体パターン7が形成されて、図8に示す孔空き樹脂シートが得られる。導体パターン7bとダミーパターン8との間隔は、たとえば10μm以上30μm以下の範囲としてもよい。なお、ビア孔11の形成と導体パターン7の形成との順序は、上述した順序に限定されず、導体パターン7を形成した後にビア孔11を形成する順序としてもよい。
次に、樹脂層21に形成されたビア孔11に、スクリーン印刷などにより導電性ペーストを充填する。スクリーン印刷は、ビア孔11の両側の開口のうち、導体パターン7bが配置されていない側の面、すなわち図8における下側の面から行なわれる。実際には、スクリーン印刷を行なう際には、孔空き樹脂シートの姿勢を適宜変えてもよい。充填する導電性ペーストは、のちに積層した樹脂層21を熱圧着する際の温度において導体パターン7bの材料である金属との間で合金層を形成するような、金属粉を適量含むものであることが好ましい。この導電性ペーストは、Ag,Cu,Niのうち少なくとも1種類と、Sn,Bi,Znのうち少なくとも1種類とを含むことが好ましい。
こうして導電性ペーストを充填したことにより、孔空き樹脂シートの貫通孔にビア導体6bが挿入され、樹脂層21を厚み方向に貫通するビア導体6bが形成された図9に示す構成が得られる。
ここまで、ある1枚の樹脂層21における処理を例にとって説明したが、他の樹脂層21においても、同様に処理を行なって所望の領域に導体パターン7を適宜形成し、必要に応じてビア導体6を形成する。
次に、図9に示す孔空き樹脂シートと他の樹脂シートとを含む複数の樹脂層21を積層して、積層体を形成する。続いて、複数の樹脂層21の積層体に圧力および熱を加える。こうして、積層体に含まれていた複数の樹脂層21が互いに熱圧着し、また、貫通孔に充填されたビア導体6bの導電性ペーストが金属化し、その結果として、図1に示す樹脂多層基板101が形成される。積層体の上下面に離型材を重ね、そのさらに上下からプレス板で挟み込むことによって加熱および加圧してもよい。離型材を用いることによって、熱圧着後に得られる樹脂多層基板101をプレス板の間から取り出す作業を、円滑に行なうことができる。
このようにして製造方法を実施することにより、導体パターン7bの周囲に設けられたダミーパターン8を備えており、これによりビア導体6bと導体パターン7bとの接合部分の信頼性が向上している樹脂多層基板101を、容易に得ることができる。ビア導体6bを受けるためのランドとして機能する導体パターン7bを形成する際に、ダミーパターン8を同時に形成することができるので、ダミーパターン8を形成するための追加の工程は必要ない。したがって、製造コストの増加なく、ダミーパターン8を形成することができる。
(実施の形態2)
図10、図11および図12を参照して、本発明に基づく実施の形態2における樹脂多層基板101について説明する。実施の形態2の樹脂多層基板101は、直列に接続されたビア導体6a1、ビア導体6a2およびビア導体6bを備えている。ビア導体6a1は、複数の樹脂層2のうちの二層を厚み方向に貫通している。ビア導体6a2は、複数の樹脂層2のうちの二層を厚み方向に貫通している。ビア導体6bは、複数の樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通している。ビア導体6a1、ビア導体6a2およびビア導体6bは、各々異なる外形寸法を有している。
樹脂多層基板101はさらに、導体パターン7a1,7a2,7bおよびダミーパターン8を備えている。導体パターン7a1,7a2,7bおよびダミーパターン8は、樹脂層2の面方向に延びるように配置されている。導体パターン7a1は、ビア導体6a1,6a2およびビア導体6bに対し樹脂多層基板101の第1主表面3側に配置されている。導体パターン7a2は、ビア導体6a2の貫通する樹脂層2とビア導体6bの貫通する樹脂層2との間の界面に配置されている。導体パターン7a2は、ビア導体6a1,6a2に対し樹脂多層基板101の第2主表面4側に配置されており、ビア導体6bに対し第1主表面3側に配置されている。導体パターン7bは、ビア導体6a1,6a2およびビア導体6bに対し第2主表面4側に配置されている。
導体パターン7a1、ビア導体6a1,6a2、導体パターン7a2、ビア導体6bおよび導体パターン7bは、第1主表面3側から第2主表面4側へ向かってこの順に並べられて配置されており、複数の樹脂層2の積層方向に見て全て重なるように配置されている。導体パターン7bは、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7a1,7a2よりも面積が小さく、積層方向に見て導体パターン7a1,7a2に重なる部分を有している。本実施の形態では、導体パターン7a1,7a2は、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7bを包含するようにして導体パターン7bに重なっている。
導体パターン7bの周囲には、導体パターン7bに対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8が設けられている。ダミーパターン8は、複数の樹脂層2の間の界面に配置されており、樹脂層2の面方向に延びて配置されている。ダミーパターン8は、導体パターン7bの周囲に設けられている。ダミーパターン8は、他の導体と電気的に非接続である。図11,12に示すように、導体パターン7aの外縁7dが形成する円弧形状の径と、ダミーパターン8の外縁8dが形成する円弧形状の径とは、等しくされている。樹脂多層基板101は、導体パターン7aの外縁7dとダミーパターン8の外縁8dとが互いに一致する、外縁一致部を有している。
実施の形態2の樹脂多層基板101は、実施の形態1と同様に、導体パターン7bの周囲に、導体パターン7bに対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8を備えている。これにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを抑制でき、ビア導体6と導体パターン7との接合部分の特定箇所に極端に大きい曲げ応力が負荷される事態を回避できる。したがって、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を向上することができる。
本実施の形態では、樹脂層2のうちの一層または二層を厚み方向に貫通するビア導体6a1,6a2,6bが、異なる外形寸法を有している。直列に接続された複数のビア導体6a1,6a2,6bの外形寸法が異なる場合、ビア導体6a1,6a2,6bの各々に接続された導体パターン7a(7a1,7a2)および導体パターン7bの形状および寸法が異なりやすくなる。ビア導体6a1,6a2が複数の樹脂層2を貫通していることにより、導体パターン7a1,7a2および導体パターン7bの形状および寸法がさらに異なりやすくなる。そのため、上述したダミーパターン8を設けることにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを確実に抑制できるので、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を確実に向上することができる。
(実施の形態3)
図13を参照して、本発明に基づく実施の形態3における樹脂多層基板101について説明する。実施の形態3の樹脂多層基板101は、実施の形態2とほぼ同一の構成を備えており、複数の樹脂層2のうちの二層を貫通するビア導体6a1,6a2に替えて一層の樹脂層2を厚み方向に貫通するビア導体6aが設けられている点において実施の形態2と異なっている。ビア導体6aとビア導体6bとは、異なる外形寸法を有している。
導体パターン7a1は、ビア導体6aおよびビア導体6bに対し樹脂多層基板101の第1主表面3側に配置されている。導体パターン7a2は、ビア導体6aの貫通する樹脂層2とビア導体6bの貫通する樹脂層2との間の界面に配置されている。導体パターン7a2は、ビア導体6aに対し樹脂多層基板101の第2主表面4側に配置されており、ビア導体6bに対し第1主表面3側に配置されている。導体パターン7bは、ビア導体6aおよびビア導体6bに対し第2主表面4側に配置されている。
導体パターン7a1、ビア導体6a、導体パターン7a2、ビア導体6bおよび導体パターン7bは、第1主表面3側から第2主表面4側へ向かってこの順に並べられて配置されており、複数の樹脂層2の積層方向に見て全て重なるように配置されている。導体パターン7bは、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7a1,7a2よりも面積が小さく、積層方向に見て導体パターン7a1,7a2に重なる部分を有している。本実施の形態では、導体パターン7a1,7a2は、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7bを包含するようにして導体パターン7bに重なっている。
実施の形態3の樹脂多層基板101は、実施の形態1と同様に、導体パターン7bの周囲に、導体パターン7bに対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8を備えている。これにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを抑制でき、ビア導体6と導体パターン7との接合部分の特定箇所に極端に大きい曲げ応力が負荷される事態を回避できる。したがって、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を向上することができる。
本実施の形態では、樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通するビア導体6a,6bが、異なる外形寸法を有している。直列に接続された複数のビア導体6a,6bの外形寸法が異なる場合、ビア導体6a,6bの各々に接続された導体パターン7a(7a1,7a2)および導体パターン7bの形状および寸法が異なりやすい。そのため、上述したダミーパターン8を設けることにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを確実に抑制できるので、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を確実に向上することができる。
(実施の形態4)
図14および図15を参照して、本発明に基づく実施の形態4における樹脂多層基板101について説明する。実施の形態4の樹脂多層基板101は、ビア導体6aおよびビア導体6bを備えている。ビア導体6aは、複数の樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通している。ビア導体6bは、複数の樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通している。ビア導体6aおよびビア導体6bは、各々異なる外形寸法を有している。ビア導体6aの貫通する樹脂層2と、ビア導体6bの貫通する樹脂層2との間に、ビア導体の設けられていない樹脂層2が介在している。そのため、ビア導体6aとビア導体6bとは、電気的に非接続である。
樹脂多層基板101はさらに、導体パターン7a1,7a2,7b1,7b2およびダミーパターン8を備えている。導体パターン7a1,7a2,7b1,7b2およびダミーパターン8は、樹脂層2の面方向に延びるように配置されている。導体パターン7a1は、ビア導体6aおよびビア導体6bに対し樹脂多層基板101の第1主表面3側に配置されている。導体パターン7a2は、ビア導体6aの貫通する樹脂層2の第2主表面4側の主表面に配置されている。導体パターン7a2,7b2は、ビア導体6aに対し樹脂多層基板101の第2主表面4側に配置されており、ビア導体6bに対し第1主表面3側に配置されている。導体パターン7b2は、ビア導体6bの貫通する樹脂層2の第1主表面3側の主表面に配置されている。導体パターン7b1は、ビア導体6aおよびビア導体6bに対し第2主表面4側に配置されている。
導体パターン7a1、ビア導体6a、導体パターン7a2,7b2、ビア導体6bおよび導体パターン7b1は、第1主表面3側から第2主表面4側へ向かってこの順に並べられて配置されており、複数の樹脂層2の積層方向に見て全て重なるように配置されている。導体パターン7b1,7b2は、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7a1,7a2よりも面積が小さく、積層方向に見て導体パターン7a1,7a2に重なる部分を有している。本実施の形態では、導体パターン7a1,7a2は、複数の樹脂層2の積層方向に見て導体パターン7b1,7b2を包含するようにして導体パターン7b1,7b2に重なっている。
導体パターン7b1の周囲には、導体パターン7b1に対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8aが設けられている。導体パターン7b2の周囲には、導体パターン7b2に対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8bが設けられている。ダミーパターン8は、複数の樹脂層2の間の界面に配置されており、樹脂層2の面方向に延びて配置されている。ダミーパターン8a,8bは、導体パターン7b1,7b2の周囲に設けられている。ダミーパターン8a,8bは、他の導体と電気的に非接続である。導体パターン7a1の外縁7dが形成する円弧形状の径と、ダミーパターン8a,8bの外縁8dが形成する円弧形状の径とは、等しくされている。樹脂多層基板101は、導体パターン7a1の外縁7dとダミーパターン8の外縁8dとが互いに一致する、外縁一致部を有している。
実施の形態4の樹脂多層基板101は、実施の形態1と同様に、導体パターン7b1,7b2の周囲に、導体パターン7b1,7b2に対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8を備えている。これにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを抑制でき、ビア導体6と導体パターン7との接合部分の特定箇所に極端に大きい曲げ応力が負荷される事態を回避できる。したがって、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を向上することができる。
本実施の形態では、樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通するビア導体6a,6bが、異なる外形寸法を有している。直列に接続されてはいないが樹脂層2の積層方向に見て重なる位置に配置された複数のビア導体6a,6bの外形寸法が異なる場合、ビア導体6a,6bの各々に接続された導体パターン7a(7a1,7a2)および導体パターン7b(7b1,7b2)の形状および寸法が異なりやすい。そのため、上述したダミーパターン8を設けることにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを確実に抑制できるので、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を確実に向上することができる。
(実施の形態5)
図16を参照して、本発明に基づく実施の形態5における樹脂多層基板101について説明する。実施の形態5の樹脂多層基板101は、実施の形態4とほぼ同一の構成を備えており、導体パターン7b2の周囲にダミーパターン8が設けられていない点において実施の形態4と異なっている。
実施の形態5の樹脂多層基板101は、導体パターン7b1の周囲に、導体パターン7b1に対して間隔を空けて配置されたダミーパターン8を備えている。これにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを抑制でき、ビア導体6と導体パターン7との接合部分の特定箇所に極端に大きい曲げ応力が負荷される事態を回避できる。したがって、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を向上することができる。第2主表面4を構成する樹脂層2に設けられた導体パターン7bの周囲にダミーパターン8を配置することで、より効果的にビア導体6と導体パターン7との接合を強化することができる。
本実施の形態では、樹脂層2のうちの一層を厚み方向に貫通するビア導体6a,6bが、異なる外形寸法を有している。直列に接続されてはいないが樹脂層2の積層方向に見て重なる位置に配置された複数のビア導体6a,6bの外形寸法が異なる場合、ビア導体6a,6bの各々に接続された導体パターン7a(7a1,7a2)および導体パターン7b(7b1,7b2)の形状および寸法が異なりやすい。そのため、上述したダミーパターン8を設けることにより、ビア導体6と導体パターン7との接合部分のうちある特定の接合部分に曲げ応力が集中することを確実に抑制できるので、ビア導体6と導体パターン7との接合の信頼性を確実に向上することができる。
実施の形態1〜5の説明においては、ダミーパターン8が円弧形状の外縁8dを有している形状に形成されている例について説明した。ダミーパターン8は任意の形状を有していてもよい。たとえば、ダミーパターン8が多角形状の外縁8dを有している形状としてもよい。
また、これまでの説明においては、樹脂多層基板101の内部にビア導体6および導体パターン7からなる配線パターンが形成されている例について説明したが、この構成に限られるものではない。内部に配線パターンが形成されている樹脂多層基板101に、積層セラミックコンデンサ、集積回路または半導体素子などの電子部品が内蔵されていてもよい。または、内部に配線パターンが形成されている樹脂多層基板101のいずれかの主表面に、電子部品が搭載されていてもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 積層体、2,21 樹脂層、3 第1主表面、4 第2主表面、6,6a,6a1,6a2,6b ビア導体、7,7a,7a1,7a2,7b,7b1,7b2 導体パターン、7d,8d 外縁、8,8a,8b ダミーパターン、9 ギャップ部、10 接続導体、11 ビア孔、12 導体箔付き樹脂シート、13 レジストパターン、17 導体箔、101 樹脂多層基板。

Claims (6)

  1. 熱可塑性の樹脂層が複数積層されて形成され、第1主表面と第2主表面とを有する樹脂多層基板であって、
    前記樹脂層のうちの一層を厚み方向に貫通するビア導体と、
    前記ビア導体に対し前記第1主表面側に配置されており、前記樹脂層の面方向に延びる第1の導体パターンと、
    前記ビア導体に対し前記第2主表面側に配置されており、前記樹脂層の面方向に延びる第2の導体パターンとを備え、
    前記第2の導体パターンは、複数の前記樹脂層の積層方向に見て前記第1の導体パターンよりも面積が小さく、前記積層方向に見て前記第1の導体パターンに重なる部分を有しており、さらに、
    前記第2の導体パターンの周囲に、前記第2の導体パターンに対して間隔を空けて配置され、他の導体と電気的に非接続であるダミーパターンを備える、樹脂多層基板。
  2. 前記ダミーパターンの外縁が前記第1の導体パターンの外縁と一致する外縁一致部を有している、請求項1に記載の樹脂多層基板。
  3. 前記第2の導体パターンは、前記第2主表面を構成する前記樹脂層に接する位置に設けられている、請求項1または請求項2に記載の樹脂多層基板。
  4. 前記積層方向に見て前記ビア導体に重なって配置された第2のビア導体をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の樹脂多層基板。
  5. 前記ビア導体と前記第2のビア導体とは、異なる外形寸法を有している、請求項4に記載の樹脂多層基板。
  6. 前記ビア導体と前記第2のビア導体とは、電気的に非接続である、請求項4または請求項5に記載の樹脂多層基板。
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