JP2014217177A - 電力供給システムおよび蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で逆潮流の有無を検出し、太陽光発電手段の電力を逆潮流しているときに、蓄電手段からの放電を停止することができる電力供給システムおよび蓄電装置を提供する。
【解決手段】電力供給システム10は、電力系統20と建物との間を流れる電流値および電圧値を検出するメイン電流センサ37を含む。メイン電流センサ37を用いて電力系統20と建物との間を流れる電流値および電圧値を検出することによって、蓄電池用PCS61は電流の流れ方向を判断することができる。このように1組のメイン電流センサ37によって逆潮流の有無を判断することができるので、逆潮流を検出する構成を簡素化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統の電力使用量に応じて、蓄電手段の放電量を制御する電力供給システムおよび蓄電装置に関する。
特許文献1には、太陽光発電によって発電した電力を、家庭負荷での消費、電力系統への逆潮流、または蓄電池へ蓄電する電力供給システムが開示されている。
特開2012−55059号公報
太陽光発電によって発電した電力を逆潮流によって売電しているときに、蓄電池からの放電を停止できれば、太陽光発電の買取価格が下がらない発電システム(以下、「シングル発電システム」)として電力会社に認可される。このようにシングル発電システムとして認可されるためには、宅内の受電点において、常に順調流を担保することが必要であり、逆潮流の有無、すなわち売電状態か買電状態かを検知して、蓄電池の放電を制御する必要がある。
逆潮流の有無を検知する方法として、たとえば2組の電流センサを用いる方法がある。この方法では、まず一方の電流センサによって宅内の消費電力を検出し、他方の電流センサによって太陽光発電による発電電力を検出する。次に、宅内の消費電力と太陽光発電による発電電力との差分を算出、もしくは電流の絶対値を比較して、発電電力が大きければ、逆潮流していると検知している。
このような方法であると電流センサが2組必要であり、部品点数が増加し、製造コストが増大するという問題がある。また2組の電流センサを分電盤内に設置すると、分電盤内の限られたスペースが電流センサによって圧迫されるので、施工時の作業性が悪いという問題がある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、簡単な構成で逆潮流の有無を検出し、太陽光発電手段の電力を逆潮流しているときに、蓄電手段からの放電を停止することができる電力供給システムおよび蓄電装置を提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
本発明は、電力供給契約に基づいて電力供給元の電力系統(20)から建物に供給される供給電力を、配線(30)に接続された電気負荷(33)および蓄電手段(31)に給電可能な電力供給システム(10)であって、電力系統と建物との間を流れる電流値および電圧値を検出する検出手段(37)と、蓄電手段の充電および放電を制御する蓄電制御手段(61)と、を含み、蓄電制御手段は、検出手段によって検出された電流値および電圧値を用いて、電力系統へ逆潮流しているか否かを判断し、逆潮流していると判断した場合には蓄電手段に蓄電された電力の配線への放電を停止することを特徴とする。
このような本発明に従えば、電力供給システムは、電力系統と建物との間を流れる電流値および電圧値を検出する検出手段を含む。検出手段を用いて電力系統と建物との間を流れる電流値および電圧値を検出することによって、蓄電制御手段は電流の流れ方向を判断することができる。したがって電力系統から建物へ電流が流れているのか、逆に建物から電力系統へ電流が流れているのかを検出することができる。このように1つの検出手段によって逆潮流の有無を検出することができるので、逆潮流を検出する構成を簡素化することができる。また蓄電制御手段は、検出手段によって電力系統へ逆潮流していると判断すると、たとえば蓄電制御手段内にあるリレーを解列し、蓄電手段に蓄電された電力の配線への放電を停止する。これによって逆潮流している場合には、蓄電手段からの放電が停止されるので、逆潮流している電力には蓄電手段から放電される電力が含まれない。したがって太陽光発電手段によって発電された電力のみを逆潮流させることができる。これによって、いわゆるシングル発電システムとして機能させることができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態における電力供給システム10の概略構成を示す模式図である。 蓄電池用PCS61の放電停止処理を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1および図2を用いて説明する。電力供給システム10は、電力供給契約に基づいて電力供給元の電力系統20から供給される供給電力を、建物内の交流電力線30に接続された電気負荷に給電可能なシステムである。本実施形態の電力供給システム10では、深夜時間帯(たとえば23時から7時の時間帯)の電力コストが他の時間帯の電力コストよりも安価な1つの(単一の)電力供給契約を締結している。そして電力会社の電力系統20から供給される購入電力を建物内に導入する交流電力線30には、時間帯別電力量計(図示せず)が配設されている。
電力供給システム10は、図1に示すように、たとえば住宅である建物内に配線された交流電力線30、蓄電ユニット31、太陽光発電機32、一般負荷33、操作表示器34、拡張ECU35、分電盤36およびメイン電流センサ37を備えている。建物内に配線された交流電力線30は、たとえば単相3線式の(1本の中性線と2本の電圧線とからなる)電力線であって、電力会社の電力系統20からの電力が分電盤36を介して供給されるようになっている。図1では、直流電力が流れる直流電力線40は、交流電力が流れる交流電力線30よりも太線で示す。
分電盤36には、メインブレーカ41、太陽光用ブレーカ42、太陽光用電流センサ43およびセンサユニット44が配設されている。メインブレーカ41は、交流電力線30に流れる電流上限値を規制する漏電検知機能付き過電流遮断器である。太陽光用ブレーカ42は、太陽光用PCS51とメインブレーカ41との間に接続され、太陽光用PCS51から流れる電流上限値を規制するブレーカである。
分電盤36内において、交流電力線30は、メインブレーカ41を介して、第1に蓄電池用パワーコンディショナ(PCS)61に、第2に太陽光用ブレーカ42を介して太陽光用PCS51に、第3に一般負荷33に分岐している。このように交流電力線30には、各種電気機器の一般負荷33が接続され、一般負荷33に給電可能となっている。
また太陽光用電流センサ43は、太陽光用ブレーカ42とメインブレーカ41とを接続する電力線の電流を検出する。太陽光用電流センサ43は、検出した電流に関する情報をセンサユニット44に与える。センサユニット44は、太陽光用電流センサ43から与えられた情報に基づいて、電流を算出し、算出した電流値に関する情報を操作表示器34に与える。
またメイン電流センサ37は、メインブレーカ41よりも上流側に設けられ、単相3線式の場合、U相とV相に1個ずつ配置されており、2個の電流センサを1組として構成している。したがってメイン電流センサ37は、電力系統20とメインブレーカ41との間を流れる電流値および電圧値を検出する1組の電流センサによって構成される。メイン電流センサ37は、電力系統20と建物(メインブレーカ41)との間を流れる電流値を正負の値で検出する検出手段として機能する。またメイン電流センサ37は、電力系統20の電圧値を計測する機能を有する。メイン電流センサ37は、検出した電圧、電流に関する情報を、蓄電ユニット31内の蓄電池用PCS61に与える。
次に、太陽光発電機32に関して説明する。太陽光発電機32は、太陽光によって発電を行う太陽光発電手段であって、交流電力線30に系統外電力を供給する。太陽光発電機32は、太陽光パネル52と太陽光用PCS51とを備える。太陽光パネル52は、たとえば建物の屋根に設けられ、太陽光を利用して発電する。太陽光パネル52は、発電した直流電力の太陽光電力を直流電力線40を介して太陽光用PCS51に供給する。太陽光用PCS51は、交流電力線30に電気的に接続され、太陽光パネル52からの直流電力を交流電力に変換して、交流電力線30へ放電する。太陽光用PCS51は、図示は省略するがLAN(ローカルエリアネットワーク)、またはRS485通信線で接続され、各部と通信可能に構成される。
次に、蓄電ユニット31に関して説明する。蓄電ユニット31は、たとえば建物の外部に設置され、蓄電装置または蓄電システムとも呼ばれる。蓄電ユニット31は、交流電力線30に電気的に接続されている。蓄電ユニット31は、蓄電池用PCS61および蓄電池62を備えている。
蓄電池62は、電力を蓄電および放電可能な蓄電手段であって、たとえばリチウムイオン電池等の二次電池からなる単位電池を複数組み合わせた集合体である。蓄電池62は、蓄電池用PCS61を介して交流電力線30に電気的に並列に接続される。蓄電池62は、直流電力線40を介して蓄電している直流電力を蓄電池用PCS61に供給する。
蓄電池用PCS61は、交流電力線30からの交流電力を直流電力に変換して、蓄電池62に与える。また蓄電池用PCS61は、蓄電池62からの直流電力を交流電力に変換して交流電力線30に放電する。したがって蓄電池62は、交流電力線30からの交流電力を充電したり、蓄電された直流電力を交流電力線30へ放電したりすることが可能となっている。このように蓄電池62は、太陽光発電機32によって発電された太陽光電力および電力系統20から供給される供給電力を蓄電可能であるとともに、蓄電された電力を交流電力線30へ放電可能である。
蓄電池用PCS61は、蓄電池62と接続される蓄電池監視ECU(図示せず)と通信可能に接続されている。蓄電池用PCS61は、メイン電流センサ37、拡張ECU35および操作表示器34などとLAN、RS485等の通信線で接続されて、相互に情報交換(情報伝達)が可能となっている。蓄電池用PCS61は、メイン電流センサ37からのの値を定期的に取得し、電圧値と電流値からU相、V相の一周期分の有効電力をそれぞれ求め、各電力を合成(加算)した値の正負で順潮流か逆潮流であるかを判断する演算機能を持つ。
また蓄電池用PCS61は、蓄電池62の充電および放電を制御する蓄電制御手段としても機能する。蓄電ユニット31は、系統連系規程に従い、内部にリレー(図示せず)を備え、リレーの接続状態を切り換えることによって、交流電力線30と蓄電池62との接続状態を接続状態と切断状態(解列)とにわたって切り換えることができる。したがって、交流電力線30と蓄電池62とが切断状態にある場合には、蓄電池62から交流電力線30への放電が停止される。
蓄電池用PCS61は、電力供給元の電力系統20と建物との間を流れる電流の状態を取得する電圧、電流取得手段としても機能する。蓄電池用PCS61は、メイン電流センサ37と通信可能であり、メイン電流センサ37が検出した電圧、電流に関する情報を取得する。蓄電池用PCS61は、メイン電流センサ37からの情報(電圧、電流値の正負)によって、U相、V相の一周期分の有効電力をそれぞれ求め、合成(加算)した値の正負で順潮流か逆潮流であるかを判断する。したがって、電力の合成値がゼロ、または負の場合、電流の方向がメインブレーカ41から電力系統20に向かっていると考えられるので、逆潮流していると判断することができる。
次に、操作表示器34に関して説明する。操作表示器34は、各部の状態を表示する報知手段および各部を操作する操作手段として機能する。操作表示器34は、たとえば建物内に配設される遠隔操作手段(所謂リモコン)である。操作表示器34は、前述のように各部とLAN、RS485等の通信線で接続される。操作表示器34は、報知手段に相当する表示部、および、各部を操作する操作スイッチを備えている。表示部には、たとえば蓄電池62の蓄電状態、太陽電池の発電量、一般負荷33による使用電力量、および電力系統20への逆潮流量などの電力情報を表示する。また操作スイッチを操作することによって、蓄電池62への蓄電指示および各種設定などを行うことができる。
次に、拡張ECU35に関して説明する。拡張ECU35は、構成の図示は省略するが、通信信号およびセンサユニット44等からの検出信号が入力される入力回路と、入力回路からの信号を用いて各種演算を実行するマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータによる演算に基づいて各部を制御する制御信号を出力する出力回路と、を備えている。マイクロコンピュータは、各種のデータ、演算結果等を記憶する記憶手段としてのロム(Read-Only Memory:略称ROM)、ラム(Random Access Memory:略称RAM)等を内蔵し、あらかじめ設定された制御プログラムや更新可能な制御プログラムが記憶されている。拡張ECU35は、記憶手段に記憶されている制御プログラムを実行して、後述する各処理を実行する。拡張ECU35は、操作表示器34と同様に、各部とLAN接続される。拡張ECU35は、操作表示器34の操作スイッチによって入力された指示に従って、各部が動作するように各部に制御指令を与える。また拡張ECU35は、各部の状態に応じた情報を表示するように、操作表示器34の表示部を制御する。
拡張ECU35は、たとえば、操作表示器34から時間情報をもらい、現在時刻を判断し、電力が安価な深夜時間帯に蓄電ユニット31を作動させ、蓄電池62に蓄電を行わせる。これによって蓄電池62には、新たな蓄電量が加わることになる。蓄電池62は、深夜時間帯において、たとえば蓄電される上限量である満充電量(限界蓄電量)まで蓄電される。
次に、蓄電池用PCS61による制御に関して図2を用いて説明する。図2に示す放電停止処理は、所定の状態において、蓄電池62の放電を停止する処理である。図2に示すフローは、蓄電ユニット31が電源投入状態において所定時間毎、たとえば16.6m秒毎に実施される。
フローが開始されると、ステップS1では、逆潮流しているか否かを判断し、逆潮流していると判断した場合には、ステップS2に移り、逆潮流をしていないと判断した場合には、本フローを終了する。蓄電池用PCS61は、前述のようにメイン電流センサ37からの情報に基づいて、逆潮流を検出することができる。
ステップS2では、逆潮流を検出したので、蓄電池62の放電を停止するように蓄電池用PCS61の内部のリレーを制御し、本フローを終了する。これによって逆潮流している場合には、蓄電池62からの放電が停止されるので、逆潮流している電力には蓄電池62から放電される電力が含まれない。したがって太陽光発電機32によって発電された電力のみを逆潮流させることができる。これによって、電力供給システム10をいわゆるシングル発電システムとして機能させることができる。
以上説明したように本実施形態の電力供給システム10は、電力系統20と建物との間を流れる電圧値および電流値を検出するメイン電流センサ37(検出手段)を含む。メイン電流センサ37を用いて電力系統20と建物との間を流れる電圧値および電流値を検出し、蓄電池用PCS61にて検出した電圧値と電流値から有効電圧を求めて、合成(加算)することにより、電流の流れ方向を判断することができる。したがって太陽光発電電力と一般負荷33の消費電力の差分を検出し売電と放電とを検出するのではなく、メインブレーカ41と太陽光発電機32よりも上流に1組のメイン電流センサ37を設置して、メイン電流センサ37の設置した受電点の電力を算出し、電流の流れ方向を検出している。したがって電力系統20から建物へ電流が流れているのか、逆に建物から電力系統20へ電流が流れているのかを、メイン電流センサ37によって検出することができる。このように1組のメイン電流センサ37によって逆潮流の有無を検出することができるので、逆潮流を検出する構成を簡素化することができる。これによって分電盤36内の限られたスペースを有効に活用することができ、施工時の作業性を向上することができる。また従来のように2組の電流センサが必要ないので、部品点数を削減でき、製造コストを低減することができる。
また蓄電池用PCS61は、所定時間毎に逆潮流しているか否か検出し、逆潮流している場合には蓄電池62の放電を停止する。この所定時間を適宜設定することによって、逆潮流している場合に、所定時間以上にわたって蓄電池62が放電することを防ぐことができる。したがって、たとえば逆潮流している場合に、蓄電池62が放電する時間を系統連系規程に定める500m秒以下にしたい場合には、所定時間を500m秒未満、たとえば16.6m秒に設定することが好ましい。これによって蓄電池62の逆潮流時の放電時間を最大で16.6m秒に設定することができる。換言すると、蓄電池用PCS61は、逆潮流であるか、すなわち売電状態であるかを高精度に検出することができる。したがって太陽光発電電力の売電時に蓄電池62からの放電量を極めて少なくすることができる。
また蓄電ユニット31は、メイン電流センサ37からの情報を取得する電流取得手段、および蓄電池62の充放電を制御する蓄電制御手段として機能する蓄電池用PCS61を備える。したがって蓄電池用PCS61とは別体で放電停止処理を実行する制御手段が不要である。換言すると、蓄電ユニット31とメイン電流センサ37とを接続するだけで、放電停止処理を実施することができる。これによって放電停止処理を実施するための構成を容易に実現することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、蓄電手段は固定して設置される蓄電ユニット31であったが、固定型に限るものではなく、車両に搭載される車載蓄電池を用いてもよい。この場合、充電スタンドをたとえば建物の外部に蓄電ユニット31とは別体で設置し、充電スタンドと車両とを接続する。これによって車両に搭載される車載蓄電池へ供給電力を供給するとともに、車載蓄電池が充電している電力を交流電力線30に放電することができる。したがって蓄電ユニット31に替えて、車載蓄電池を用いることができる。
また前述の第1実施形態では、深夜時間帯に蓄電池62を満充電しているが、満充電に限るものではなく、深夜時間帯を除く時間の必要量を充電するように制御してもよい。たとえば拡張ECU35は、省エネルギ、低ランニングコストのため、天候を予測し、天候予測等に基づく昼間の太陽光発電量を予測し、この太陽光発電量と一般負荷33による予測電力量を加味して深夜料金時間帯の予測蓄電量を決定するようにしてもよい。
また前述の第1実施形態では、建物は住宅であったが、これに限定されるものではない。たとえば、建物は、店舗、工場、倉庫等であってもよい。
10…電力供給システム 20…電力系統 30…交流電力線(配線)
31…蓄電ユニット(蓄電手段) 32…太陽光発電機(太陽光発電手段)
33…一般負荷(電気負荷) 34…操作表示器 35…拡張ECU
36…分電盤 37…メイン電流センサ(検出手段)
41…メインブレーカ(過電流遮断器) 42…太陽光用ブレーカ
43…太陽光用電流センサ 44…センサユニット
51…太陽光用PCS 52…太陽光パネル
61…蓄電池用PCS(蓄電制御手段,電流取得手段) 62…蓄電池

Claims (3)

  1. 電力供給契約に基づいて電力供給元の電力系統(20)から建物に供給される供給電力を、配線(30)に接続された電気負荷(33)および蓄電手段(31)に給電可能な電力供給システム(10)であって、
    太陽光によって発電を行う太陽光発電手段(32)と、
    前記建物の前記配線に接続され、前記太陽光発電手段によって発電された太陽光電力および前記電力系統から供給される前記供給電力を蓄電可能であるとともに、蓄電された電力を前記配線へ放電可能な蓄電手段(31)と、
    前記電力系統と前記建物との間を流れる電流値および電圧値を検出する検出手段(37)と、
    前記蓄電手段の充電および放電を制御する蓄電制御手段(61)と、を含み、
    前記蓄電制御手段は、前記検出手段によって検出された電流値および電圧値を用いて、前記電力系統へ逆潮流しているか否かを判断し、逆潮流していると判断した場合には前記蓄電手段に蓄電された電力の前記配線への放電を停止することを特徴とする電力供給システム。
  2. 前記建物に設けられ、前記電力系統から前記配線に流れる電流の上限値を規制する過電流遮断器(41)をさらに含み、
    前記検出手段は、前記電力系統と前記過電流遮断器との間を流れる電流を検出する1組の電流センサから構成されることを特徴とする請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 建物の配線(30)に接続され、前記配線から供給される電力を蓄電可能であるとともに、蓄電された電力を前記配線へ放電可能な蓄電手段(31)と、
    電力供給元の電力系統(20)と前記建物との間を流れる電流の状態を取得する電流取得手段(61)と、
    前記蓄電手段の充電および放電を制御する蓄電制御手段(61)と、を含み、
    前記蓄電制御手段は、前記電流取得手段によって取得した電流値および電圧値を用いて、前記電力系統へ逆潮流しているか否かを判断し、逆潮流していると判断した場合には前記蓄電手段に蓄電された電力の前記配線への放電を停止することを特徴とする蓄電装置。
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