JP2014216040A - スピンドルモータおよびディスク駆動装置 - Google Patents

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敏弘 平澤
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Abstract

【課題】ディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータにおいて、ベースプレートの軸方向の厚みを抑えながら、ベースプレートの剛性を高めることができる構造を提供する。【解決手段】スピンドルモータ11Aのベースプレート21Aは、底板部41Aと壁部42Aとを有する。底板部41Aは、回転軸に対して略垂直に広がっている。壁部42Aは、底板部41Aの径方向外側の端縁部から、軸方向に延びている。また、ベースプレート21Aは、第1種の金属材料製の第1部材71Aと、第2種の金属材料製の第2部材72Aと、を有する。第2種の金属材料のヤング率は、第1種の金属材料のヤング率よりも大きい。第1部材71Aは、少なくとも壁部42Aを含む。第2部材72Aは、底板部41Aの少なくとも一部分を構成する板状部を含む。これにより、底板部41Aの軸方向の厚みを抑えながら、底板部41Aの剛性を高める。【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルモータおよびディスク駆動装置に関する。
従来、ハードディスクドライブ等のディスク駆動装置が知られている。ディスク駆動装置には、ディスクを回転させるためのスピンドルモータが、搭載されている。従来のディスク駆動装置については、例えば、特開2012−005339号公報に記載されている。当該公報のディスク駆動装置は、モーターの全体的な構成要素を支持するベースを有する(段落0031,図1)。
特開2012−005339号公報
近年、薄型のノート型PCやタブレット型PCに対する需要が、高まっている。これに伴い、これらのPCに搭載されるディスク駆動装置についても、さらに薄型化することが求められている。例えば、特開2012−005339号公報に記載されているモータにおいて、ディスク駆動装置を薄型化するためには、モータを支持するベースプレートの軸方向の厚みを、薄くすることが挙げられる。
しかしながら、ベースプレートの軸方向の厚みを薄くすると、ベースプレートの剛性が弱まる。ベースプレートの剛性が弱まると、例えば、モータの駆動に伴う振動や騒音が、発生しやすくなる。また、モータの駆動に伴う振動により、ディスクも振動するため、データの読み取りおよび書き込みのエラーが、発生しやすくなる虞もある。
本発明の目的は、ディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータにおいて、ベースプレートの軸方向の厚みを抑えながら、ベースプレートの剛性を高めることができる構造を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、ディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータであって、ベースプレートと、軸受機構を介して前記ベースプレートに回転可能に支持される回転部と、を有し、前記ベースプレートは、前記回転部の回転軸に対して略垂直に広がる底板部と、前記底板部の径方向外側の端縁部から、軸方向に延びる壁部と、を有し、前記底板部は、前記壁部より径方向内側において、上面が凹んだカップ部と、前記カップ部と前記壁部との間に広がる外側底板部と、を有し、前記ベースプレートは、第1種の金属材料製の第1部材と、第2種の金属材料製の第2部材と、を有し、前記第2種の金属材料のヤング率は、前記第1種の金属材料のヤング率よりも大きく、前記第1部材は、少なくとも前記壁部を含み、前記第2部材は、前記外側底板部の少なくとも一部分を構成する板状部を含み、前記板状部は、前記回転軸に対して略垂直に広がるスピンドルモータである。
本願の例示的な第1発明によれば、外側底板部の少なくとも一部分が、壁部よりヤング率の大きい第2種の金属材料製である。これにより、外側底板部の軸方向の厚みを抑えながら、外側底板部の剛性を高めることができる。
図1は、第1実施形態に係るスピンドルモータの縦断面図である。 図2は、第2実施形態に係るディスク駆動装置の縦断面図である。 図3は、第2実施形態に係るベースプレートの部分縦断面図である。 図4は、第2実施形態に係る第2部材の斜視図である。 図5は、第2実施形態に係るベースプレートの作製時の様子を示した図である。 図6は、変形例に係る第2部材の斜視図である。 図7は、変形例に係る第2部材の斜視図である。 図8は、変形例に係るベースプレートの部分縦断面図である。 図9は、変形例に係る第2部材の斜視図である。 図10は、変形例に係る第2部材の斜視図である。 図11は、変形例に係るベースプレートの部分縦断面図である。 図12は、変形例に係るスピンドルモータの縦断面図である。 図13は、変形例に係るスピンドルモータの縦断面図である。 図14は、変形例に係るスピンドルモータの縦断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、スピンドルモータの回転軸と平行な方向を「軸方向」、スピンドルモータの回転軸に直交する方向を「径方向」、スピンドルモータの回転軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、ベースプレートに対してカバー側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係るスピンドルモータおよびディスク駆動装置の使用時の向きを限定する意図はない。
また、本願において「平行な方向」とは、略平行な方向も含む。また、本願において「直交する方向」とは、略直交する方向も含む。
<1.第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るスピンドルモータ11Aの縦断面図である。このスピンドルモータ11Aは、ディスク駆動装置に用いられる。図1に示すように、スピンドルモータ11Aは、ベースプレート21Aと回転部3Aとを有する。回転部3Aは、軸受機構15Aを介して、ベースプレート21Aに回転可能に支持されている。
ベースプレート21Aは、底板部41Aと壁部42Aとを有する。底板部41Aは、回転部3Aの回転軸9Aに対して、略垂直に広がっている。壁部42Aは、底板部41Aの径方向外側の端縁部から、軸方向に延びている。また、底板部41Aは、外側底板部51Aとカップ部52Aとを有する。カップ部52Aは、壁部42Aより径方向内側に位置する。また、カップ部52Aの上面は、下方に凹んでいる。外側底板部51Aは、カップ部52Aと壁部42Aとの間に広がっている。
また、ベースプレート21Aは、第1部材71Aと第2部材72Aとを有する。第1部材71Aは、第1種の金属材料製である。第2部材72Aは、第2種の金属材料製である。第2種の金属材料のヤング率は、第1種の金属材料のヤング率よりも大きい。
第1部材71Aは、少なくとも壁部42Aを含む。第2部材72Aは、外側底板部51Aの少なくとも一部分を構成する板状部512Aを含む。板状部512Aは、回転軸9Aに対して略垂直に広がっている。このように、このスピンドルモータ11Aのベースプレート21Aは、外側底板部51Aの少なくとも一部分が、壁部42Aよりヤング率の大きい第2種の金属材料製である。このため、外側底板部51Aの軸方向の厚みを抑えながら、外側底板部51Aの剛性を高めることができる。
<2.第2実施形態>
<2−1.ディスク駆動装置の構成>
図2は、第2実施形態に係るディスク駆動装置1の縦断面図である。このディスク駆動装置1は、磁気ディスク12を回転させ、磁気ディスク12に対して、情報の読み出しおよび書き込みを行う。図2に示すように、ディスク駆動装置1は、スピンドルモータ11と、少なくとも1枚の磁気ディスク12と、アクセス部13と、カバー14とを有する。
スピンドルモータ11は、磁気ディスク12を支持しながら、回転軸9を中心として磁気ディスク12を回転させる。スピンドルモータ11は、回転軸9に直交する方向に広がるベースプレート21を有する。ベースプレート21は、上部に開口を有する略箱形状である。また、ベースプレート21の上部の開口は、カバー14に覆われている。すなわち、ベースプレート21およびカバー14が、筐体を構成する。スピンドルモータ11の回転部3、磁気ディスク12、およびアクセス部13は、当該筐体の内部に、収容される。アクセス部13は、磁気ディスク12の記録面に沿ってヘッド131を移動させて、磁気ディスク12に対する情報の読み出しおよび書き込みを行う。
なお、ディスク駆動装置1は、2枚以上の磁気ディスク12を、有していてもよい。また、アクセス部13は、磁気ディスク12に対して、情報の読み出しおよび書き込みのいずれか一方のみを行ってもよい。
<2−2.スピンドルモータの構成>
続いて、ディスク駆動装置1に用いられるスピンドルモータ11について、さらに説明する。図2に示すように、スピンドルモータ11は、静止部2と回転部3とを有する。回転部3は、静止部2に対して、回転可能に支持されている。
本実施形態の静止部2は、ベースプレート21と、ステータ22と、スリーブ23と、キャップ24と、を有する。
ベースプレート21は、底板部41と壁部42とを有する。底板部41は、回転部3、磁気ディスク12、およびアクセス部13の下側に位置する。底板部41は、略板状である。底板部41は、回転軸9に対して略垂直に広がっている。壁部42は、底板部41の径方向外側の端縁部から、軸方向上側および軸方向下側へ延びている。壁部42は、略筒状であり、底板部41の外形に沿って延びる。すなわち、壁部42は、底板部41の径方向外側の端縁部を囲う。壁部42の上端部は、ガスケット(図示省略)を介して、カバー14の下面に接触する。これにより、ディスク駆動装置1の内部空間の気密性が高く保たれる。
底板部41は、外側底板部51とカップ部52とを有する。外側底板部51は、回転軸9と壁部42との間において、回転軸9に対して略垂直に広がっている。外側底板部51は、壁部42に接続する。カップ部52は、壁部42および外側底板部51より、径方向内側に位置する。カップ部52は、回転軸9の周囲に配置され、外側底板部51に接続する。カップ部52の上面には、凹部520が設けられている。凹部520は、カップ部52の上面において、下側に向かって窪む。軸方向から見たときに、凹部520は、回転軸9の周囲において、略環状に窪んでいる。
本実施形態のカップ部52は、内側底板部521と、環状壁522と、軸受取付部523と、を有する。内側底板部521は、外側底板部51より径方向内側かつ後述するコイル62の下側に、位置する。また、軸方向から見たときに、内側底板部521は、略円環状である。内側底板部521は、回転軸9に対して略垂直に広がっている。内側底板部521は、外側底板部51の上面よりも、軸方向下側に位置する。内側底板部521は、カップ部52の底部の少なくとも一部を構成する。環状壁522は、略円筒状である。環状壁522は、内側底板部521の径方向外側の端縁部から、上方へ向けて延びている。環状壁522は、内側底板部521を周方向に囲う。また、軸受取付部523は、略円筒状である。軸受取付部523は、内側底板部521の径方向内側の端縁部から、上方へ向けて延びている。上述した凹部520は、内側底板部521の上面、環状壁522の内周面、および軸受取付部523の外周面により、構成される。
凹部520内には、ステータ22の少なくとも一部分と、回転部3の少なくとも一部分と、が収容される。外側底板部51の一部分は、ステータ22および回転部3の一部分と、径方向に対向する。すなわち、外側底板部51の一部分と、ステータ22および回転部3の一部分とが、略同等の高さ位置に配置される。これにより、外側底板部51、ステータ22、および回転部3の、全体としての軸方向の寸法が抑制される。
ステータ22は、駆動電流に応じて磁束を発生させる。ステータ22は、ステータコア61と、複数のコイル62とを有する。ステータコア61は、例えば、珪素鋼板等の電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板である。ステータコア61は、軸受取付部523の外周面に、固定されている。また、ステータコア61は、径方向外側へ向けて突出した複数本のティース611を有する。各コイル62は、各ティース611の周囲に巻かれた導線により、それぞれ、構成される。
スリーブ23は、軸方向に延びる略円筒状の部材である。後述するシャフト31は、スリーブ23の貫通孔に、通される。スリーブ23の下部は、軸受取付部523の径方向内側に収容され、例えば接着剤で、軸受取付部523に固定されている。スリーブ23の内周面は、シャフト31の外周面と、径方向に対向する。また、スリーブ23の下部の開口は、キャップ24によって塞がれている。
本実施形態の回転部3は、シャフト31と、ハブ32と、マグネット33と、を有する。
シャフト31は、スリーブ23の貫通孔を通って、軸方向に延びている。シャフト31の材料には、例えば、ステンレス鋼等の金属が使用される。シャフト31の上端部は、スリーブ23の上面より上方へ突出している。また、スリーブ23およびキャップ24と、シャフト31との間には、潤滑流体が介在する。潤滑流体には、例えば、ポリオールエステル系オイルやジエステル系オイルが使用される。スピンドルモータ11の駆動時において、シャフト31は、スリーブ23およびキャップ24に対して、潤滑流体を介して、回転可能に支持される。
すなわち、本実施形態では、静止部2側の部材であるスリーブ23およびキャップ24と、回転部3側の部材であるシャフト31と、これらの間に介在する潤滑流体とで、軸受機構15が構成される。軸受機構15は、軸受取付部523の径方向内側に配置される。回転部3は、軸受機構15を介して、ベースプレート21に回転可能に支持される。
ハブ32は、ハブ本体部320を有する。ハブ本体部320は、略円板状である。ハブ本体部320は、回転軸9の周囲において、径方向外側へ向けて、広がっている。ハブ本体部320の略中央には、貫通孔が配置される。当該貫通孔を構成するハブ本体部320の内周部は、シャフト31の上端部に固定されている。また、ハブ32は、略円筒状の第1保持部321と、第1保持部321の下端部から径方向外側へ広がる第2保持部322と、を有する。第1保持部321は、ハブ本体部320の径方向外側の端部から、軸方向下側に向かって延びる。第2保持部322は、第1保持部321の外側面から、径方向外側に向かって延びる。第2保持部322は、略円環状である。磁気ディスク12は、中央に円孔を有する。当該円孔を構成する磁気ディスク12の内周部は、第1保持部321の外周面の少なくとも一部分に接触する。また、磁気ディスク12の下面は、第2保持部322の上面の少なくとも一部分に接触する。これにより、磁気ディスク12が支持される。
マグネット33は、ステータ22の径方向外側において、ハブ32に固定されている。より詳細には、第1保持部321の内周面に、マグネット33が固定される。本実施形態のマグネット33は、円環状である。マグネット33の内周面は、複数のティース611の径方向外側の端面と、径方向に対向する。また、マグネット33の内周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁されている。
なお、円環状のマグネット33に代えて、複数のマグネットが使用されていてもよい。複数のマグネットを使用する場合には、N極とS極とが交互に並ぶように、複数のマグネットを周方向に配列すればよい。
このようなスピンドルモータ11において、外部電源からコイル62に駆動電流が供給されると、複数のティース611に磁束が生じる。そして、ティース611とマグネット33との間の磁束の相互作用により、周方向のトルクが発生する。その結果、静止部2に対して回転部3が、回転軸9を中心として回転する。ハブ32に支持された磁気ディスク12は、回転部3とともに、回転軸9を中心として回転する。
<2−3.ベースプレートについて>
続いて、ベースプレート21のより詳細な構造について、説明する。図3は、ベースプレート21の部分縦断面図である。図4は、ベースプレート21の構成部品である第2部材72の斜視図である。以下では、図2とともに、図3および図4も適宜に参照する。
本実施形態のベースプレート21は、第1部材71と第2部材72との二部材で、構成されている。第1部材71は、上述した壁部42と、第1板状部511とを含む。第1板状部511は、壁部42から径方向内側へ向けて広がっている。すなわち、第1板状部511は、回転軸9に対して略垂直に広がっている。また、第2部材72は、上述したカップ部52と、第2板状部512とを含む。第2板状部512は、略板状である。第2板状部512は、略環状であり、回転軸9を中心として周方向に延びる。第2板状部512は、環状壁522の上端部から、第1板状部511の上面に沿って、径方向外側へ広がっている。すなわち、第2板状部512は、回転軸9に対して略垂直に広がっている。第2板状部522の少なくとも一部は、第1板状部511と、軸方向に対向する。
そして、本実施形態では、第1板状部511と第2板状部512とで、外側底板部51が構成されている。つまり、第1板状部511および第2板状部512は、それぞれ、外側底板部51の一部分を構成している。
第1部材71は、第1種の金属材料製である。第1種の金属材料としては、例えば、アルミニウム合金を用いることができる。具体的には、アルミニウム合金の鋳造により、第1部材71が得られる。ただし、アルミニウム合金に代えて、純アルミニウム、純マグネシウム、マグネシウム合金等の他の金属材料を、第1種の金属材料として用いてもよい。また、鋳造に代えて、プレス加工、切削加工、鍛造等の他の工法で、第1部材71が作製されてもよい。
第2部材72は、第2種の金属材料製である。第2種の金属材料のヤング率は、第1種の金属材料のヤング率よりも大きい。第2種の金属材料としては、例えば、強磁性または非磁性のステンレス鋼を用いることができる。具体的には、ステンレス鋼を切削することにより、第2部材72が得られる。ただし、ステンレス鋼に代えて、合金でない鉄等の他の金属材料を、第2種の金属材料として用いてもよい。また、切削加工に代えて、プレス加工や鍛造等の他の工法で、第2部材72が作製されてもよい。
ベースプレート21の作製時には、例えば、図5のように、第1部材71と第2部材72との間に接着剤80を介在させながら、第1部材71に第2部材72が圧入される。図5の例では、環状壁522の外周面と、第1板状部511の上面とに、接着剤80が塗布されている。そして、第1部材71に対して第2部材72が上側から接近し、第1板状部511の貫通孔に、カップ部52の少なくとも一部が圧入される。その結果、環状壁522の外側面が、第1板状部511の内側面に対向する。これにより、第1部材71が、第2部材72に対して、径方向に位置決めされる。そして、第1部材71と第2部材72とが、互いに固定される。
第1部材71と第2部材72との間の隙間は、接着剤80により封止される。より詳細には、接着剤80の少なくとも一部が、第1板状部511の上面と第2板状部512の下面との間に、配置される。また、接着剤80の少なくとも他の一部は、環状壁522の外周面と第1板状部511の径方向内側の端部との間に配置される。なお、接着剤80は、第1板状部511の内周面や、第2板状部512の下面に塗布されていてもよい。
このように、本実施形態のベースプレート21は、第1部材71と、第1部材71よりヤング率の大きい第2種の金属材料製の第2部材72とを有する。そして、第2部材72の第2板状部512が、外側底板部51の一部分を構成している。このため、外側底板部51の軸方向の厚みを抑えながら、外側底板部51の剛性を高めることができる。
外側底板部51の軸方向の厚みが抑えられれば、ディスク駆動装置1を、軸方向により薄型化できる。また、外側底板部51の剛性が高まれば、スピンドルモータ11の駆動に伴う振動や騒音を抑制できる。これにより、磁気ディスク12の振動も抑制される。したがって、データの読み取りおよび書き込みのエラーが、発生しにくくなる。
特に、本実施形態では、第1部材71の第1板状部511と、第2部材72の第2板状部512とが、外側底板部51において軸方向に重なる。このように、二部材が軸方向に重なることで、外側底板部51が軸方向に変形して歪むことを、抑制できる。また、図4に示すように、本実施形態の第2板状部512は、平面視において略円環状である。このため、外側底板部51の剛性を、全周に亘って高めることができる。
なお、外側底板部51の上面は、スピンドルモータ11の駆動時に磁気ディスク12に作用する空気抵抗を抑制するために、平坦であることが好ましい。一方、外側底板部51の下面には、リブや溝などの凹凸が設けられてもよい。外側底板部51の下面の当該凹凸には、例えば、配線などが配置される。本実施形態では、第1部材71が、鋳造により製作される。このため、本実施形態のように、第2板状部512の下側に第1板状部511を配置すれば、第1板状部511の下面に、リブや溝などの凹凸を設けやすい。
また、本実施形態では、第2板状部512だけではなく、カップ部52も、第2種の金属材料製である。すなわち、内側底板部521、環状壁522、および軸受取付部523が、第2種の金属材料製である。これにより、内側底板部521の軸方向の厚み、環状壁522の径方向の厚み、および軸受取付部523の径方向の厚みを、それぞれ抑えながら、カップ部52の剛性を高めることができる。
カップ部52の各部位の厚みが抑えられれば、スピンドルモータ11を、軸方向により薄型化できる。また、内側底板部521の厚みおよび軸受取付部523の厚みが抑えられるため、内側底板部521、軸受取付部523、およびハブ32で構成されるスペースが広がる。すなわち、スピンドルモータ1の高さを抑え、かつ、スピンドルモータ1において、コイル62が配置されるスペースを広げることができる。そのため、コイル62の巻数を増やして、スピンドルモータ11の出力を高めることができる。また、カップ部52の剛性が高まれば、軸受機構15の近傍におけるベースプレート21の振動を、より抑制できる。
また、本実施形態では、第2板状部512、内側底板部521、環状壁522、および軸受取付部523が、別々の部材ではなく、単一の第2部材72により構成されている。このため、ベースプレート21の部品点数を抑えながら、第2板状部512、内側底板部521、環状壁522、および軸受取付部523の剛性を高めることができる。また、第2部材72が単一の部材であるため、別々の部材にて第2部材72が構成される場合と比較して、製造にかかるコストを抑えることができる。
第2部材72を構成する第2種の金属材料には、例えば、SUS303やSUS304などのオーステナイト系ステンレス鋼、SUS420などのマルテンサイト系ステンレス鋼、または、SUS430などのフェライト系ステンレス鋼を用いることができる。
ただし、オーステナイト系ステンレス鋼よりフェライト系ステンレス鋼の方が、ヤング率が大きい。このため、第2種の金属材料をフェライト系ステンレス鋼とすれば、ベースプレート21の剛性を、より高めることができる。
一方、フェライト系ステンレス鋼およびマルテンサイト系ステンレス鋼と比べて、オーステナイト系ステンレス鋼は、熱膨張係数がアルミニウムに近い。このため、第2種の金属材料をオーステナイト系のステンレス鋼とすれば、第1部材71と第2部材72との熱変形量の差を抑制できる。したがって、熱変形量の差に起因するベースプレート21の変形を抑制できる。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。
図6は、一変形例に係る第2部材72Bの斜視図である。図6の例では、第2板状部512Bの一部分が、切り欠かれている。その結果、上面視において、第2板状部512Bが略C字状となっている。すなわち、第2板状部512Bは、カップ部52Bより径方向外側において、径方向に延びる一対の周方向端縁721Bを有する。当該一対の周方向端縁721Bは、周方向に、互いに対向する。そして、当該一対の周方向端縁721Bの間には、一方から他方まで、第2板状部512Bが略扇状に広がっている。言い換えれば、当該一対の周方向端縁721B間の第2板状部512Bの周方向の寸法(周方向の一方の端から他方の端までの寸法)は、径方向外側に向かうにつれて、徐々に大きくなる。
一方の周方向端縁721Bと他方の周方向端縁721Bとの周方向の間には、領域132Bが配置される。上面視において、領域132Bの外形は、略扇状である。なお、領域132Bの外形は、必ずしも扇状でなくてよく、他の形状であってもよい。
このようにすれば、スピンドルモータをディスク駆動装置に組み込んだときに、ヘッドが通過する領域132Bを避けて、第2板状部512Bを配置することができる。したがって、第2板状部512Bとヘッドとを、少なくとも部分的に、同一の高さ位置に配置することができる。その結果、ディスク駆動装置の軸方向の寸法をより抑制できる。
図7は、他の変形例に係る第2部材72Cの斜視図である。図7の例では、第2板状部512Cの一部分に、凹部722Cが設けられている。その結果、第2板状部512Cの上面が、略扇状の第1上面81Cと、略扇状の第2上面82Cとを含んでいる。第2上面82Cは、凹部722Cの底部である。第1上面81Cおよび第2上面82Cは、周方向に連続している。また、第2上面82Cは、第1上面81Cよりも、軸方向下側に位置する。
このようにすれば、スピンドルモータをディスク駆動装置に組み込んだときに、ヘッドが通過する領域に、凹部722Cを配置することができる。したがって、第2板状部512Cとヘッドとを、少なくとも部分的に、同一の高さ位置に配置することができる。その結果、ディスク駆動装置の軸方向の寸法をより抑制できる。
図8は、他の変形例に係るベースプレート21Dの部分縦断面図である。図9は、ベースプレート21Dの構成部品である第2部材72Dを、斜め下側から見た斜視図である。図8および図9の例では、第2板状部512Dに、複数のリブ723Dが設けられている。複数のリブ723Dは、それぞれ、第2板状部512Dの下面から、軸方向下側へ向けて突出している。この変形例では、リブ723Dの数は、5本である。また、各リブ723Dは、周方向に延びている。好ましくは、各リブ723Dは、径方向に等間隔に配置される。このように、第2板状部512Dに複数のリブ723Dを設ければ、当該複数のリブ723Dによって、第2板状部512Dの剛性が、さらに向上する。したがって、外側底板部51Dの剛性も、さらに向上する。なお、各リブ723Dは、必ずしも径方向に等間隔に配置されなくてもよい。各リブ723Dの数は、適宜変更されてもよい。
図8のベースプレート21Dの作製時には、例えば、金型の内部に予め第2部材72Dを配置し、その後、溶融した第1種の金属材料を、当該金型の内部に流し込む。そして、第1種の金属材料を冷却して固化させることにより、第1部材71Dを得る。すなわち、第2部材72Dをインサート部品として、第1部材71Dを鋳造する。第1種の金属材料の固化により、第1部材71Dと第2部材72Dとが、互いに固定される。
また、図8および図9の例では、リブ723Dの径方向の幅が、下側へ向かうにつれて拡大している。鋳造後には、第2部材72Dの当該リブ723Dが、第1板状部511Dを構成する第1種の金属材料に包まれて保持される。これにより、第1部材71Dと第2部材72Dとが、強固に固定され、両部材の分離が防止される。
また、図8の例では、第2板状部512Dの上面が、外側底板部51Dの上面に露出している。そして、複数のリブ723Dが、第2板状部512Dの下面に設けられている。このようにすれば、外側底板部51Dの上面に、複数のリブ723Dが突出しない。したがって、スピンドルモータの駆動時において、リブ723Dに起因して磁気ディスクに作用する空気抵抗を、抑えることができる。
図10は、他の変形例に係る第2部材72Eを、斜め下側から見た斜視図である。図10の例では、第2板状部512Eの下面に、軸方向下側へ向けて突出し、かつ、径方向に延びる複数のリブ723Eが設けられている。図10に示す例では、7本のリブ723Eが配置される。各リブ723Eは、好ましくは、周方向に等間隔にて配置される。このように、径方向に延びるリブ723Eを設ければ、径方向に交差する方向の第2板状部512Eの変形を、特に防止できる。したがって、回転軸を中心とする第2板状部512Eの湾曲を、より抑制できる。なお、各リブ723Eは、不等配であってもよい。配置されるリブ723Eの数は、適宜変更されてもよい。
図11は、他の変形例に係るベースプレート21Fの部分縦断面図である。図11のベースプレート21Fは、第1部材71F、第2部材72F、および第3部材73Fの三部材で、構成されている。すなわち、第2板状部512Fを含む第2部材72Fと、カップ部52Fを含む第3部材73Fとが、別の部材となっている。ベースプレート21Fの上面において、第2部材72Fと第3部材73Fとの間には、第1部材71Fの少なくとも一部が配置される。より詳細には、ベースプレート21Fの上面においては、第1部材71Fの少なくとも一部が露出している。
このように、三部材からベースプレート21Fが構成される場合であっても、上述したように、圧入、接着、インサート成形等の各種の工法により、第1部材71F、第2部材72F、および第3部材73Fが、互いに固定されて、1つのベースプレート21Fを構成してもよい。第3部材73Fの材料は、第2種の金属材料であってもよいし、他の金属材料であってもよい。ただし、内側底板部521Fの軸方向の厚み、環状壁522Fの径方向の厚み、および軸受取付部523Fの径方向の厚みを抑えながら、カップ部52Fの剛性を高めるためには、第3部材73Fの材料に、第1種の金属材料よりもヤング率の大きい金属材料を用いることが、好ましい。
図11の例では、第2板状部512Fとカップ部52Fとを、それぞれの要求強度に応じた最適な材料で、構成することができる。例えば、第1種の金属材料を、純アルミニウムまたはアルミニウム合金とし、第2種の金属材料を、オーステナイト系のステンレス鋼とし、第3部材73Fの材料を、フェライト系またはマルテンサイト系のステンレス鋼とすることができる。このようにすれば、カップ部52Fの剛性を特に高め、かつ、第1板状部511Fと第2板状部512Fとの熱変形量の差を、小さくすることができる。
図12は、他の変形例に係るスピンドルモータ11Gの縦断面図である。図12の例では、第2部材72Gが、第2板状部512Gのみで構成される。また、当該第2部材72Gが、第1板状部511G内に埋め込まれている。すなわち、第2板状部512Gの上面および下面の双方が、第1板状部511Gに覆われている。第2板状部512Gの内側面および外側面も、第1板状部511Gに覆われている。このような形態であっても、外側底板部51Gの一部分を、第1部材71Gよりヤング率の大きい第2部材72Gで構成することで、外側底板部51Gの軸方向の厚みを抑えながら、外側底板部51Gの剛性を高めることができる。
図13は、他の変形例に係るスピンドルモータ11Hの縦断面図である。図13の例では、第2部材72Hが、第2板状部512Hのみで構成される。また、当該第2部材72Hが、第1板状部511Hより下側に配置されている。すなわち、第2板状部512Hの上面が、第1板状部511Hに覆われている。そして、第2板状部512Hの下面が、外側底板部51Hの下面に露出している。第2板状部512Hの内側面および外側面は、第1板状部511Hに覆われる。このような形態であっても、外側底板部51Hの一部分を、第1部材71Hよりヤング率の大きい第2部材72Hで構成することで、外側底板部51Hの軸方向の厚みを抑えながら、外側底板部51Hの剛性を高めることができる。
また、図12または図13の第2板状部に、複数のリブが設けられてもよい。その場合、複数のリブは、第2板状部の下面から軸方向下側へ向けて突出していてもよく、第2板状部の上面から軸方向上側へ向けて突出していてもよい。各リブが、外側底板部の上面に突出していなければ、複数のリブが磁気ディスクの回転に際して空気抵抗となることはない。
図14は、他の変形例に係るスピンドルモータ11Jの縦断面図である。図14の例では、第2部材72Jが、第2板状部512Jのみで構成される。また、当該第2部材72Jが、外側底板部51Jの上面から下面まで達している。すなわち、第2部材72Jの上面および下面が、それぞれ、外側底板部51Jの上面および下面に、露出している。このため、平面視において、外側底板部51Jが、その上面から下面まで第2種の金属材料となる強化領域513Jを有する。これにより、外側底板部51Jの剛性を、より高めることができる。
本発明のベースプレートは、種々のディスク駆動装置に適用することができる。ディスク駆動装置は、磁気ディスク以外のディスク、例えば、光ディスクを回転させるものであってもよい。ただし、本発明によれば、ディスク駆動装置を、軸方向に特に薄型化できる。したがって、薄型のノート型PCやタブレット型PC向けのディスク駆動装置に用いられるベースプレートに、本発明は特に有用である。具体的には、2.5型かつ7mm厚以下ディスク駆動装置に用いられるベースプレートに、本発明は特に有用である。また、本発明のスピンドルモータは、ファンモータなどの他の種類のモータや電子機器に適用されてもよい。
また、上記の実施形態では、ステータの径方向外側にマグネットが配置された、いわゆるアウタロータ型のスピンドルモータについて説明した。しかしながら、本発明のスピンドルモータは、ステータの径方向内側にマグネットが配置された、いわゆるインナロータ型のスピンドルモータであってもよい。
また、上記の実施形態では、スリーブが静止部に属し、シャフトが回転部に属する、いわゆる軸回転型のスピンドルモータについて説明した。しかしながら、本発明のスピンドルモータは、シャフトが静止部に属し、スリーブが回転部に属する、いわゆる軸固定型のスピンドルモータであってもよい。軸固定型のスピンドルモータの場合、シャフトが軸受取付部に固定されていてもよい。
上記の第2実施形態では、第1部材と第2部材とが、圧入および接着剤で、互いに固定されていた。また、図8の例では、第1部材と第2部材とが、インサート鋳造により、互いに固定されていた。しかしながら、第1部材および第2部材は、他の方法で固定されていてもよい。例えば、圧入に代えて、第1部材に第2部材が挿入されるとともに、第1部材と第2部材との隙間に接着剤が介在することで、第1部材と第2部材とが、互いに固定されてもよい。また、第1部材または第2部材の一部分をかしめることによって、第1部材と第2部材とを、互いに固定してもよい。
また、軸受機構の構造は、本願の各図に示された構造と、相違していてもよい。また、スピンドルモータを構成する各部材の細部の形状についても、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。
また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、例えば、スピンドルモータおよびディスク駆動装置に利用できる。
1 ディスク駆動装置
2 静止部
3,3A 回転部
9 回転軸
11,11A,11G,11H,11J スピンドルモータ
12 磁気ディスク
13 アクセス部
14 カバー
15,15A 軸受機構
21,21A,21D,21F ベースプレート
22 ステータ
23 スリーブ
31 シャフト
32 ハブ
33 マグネット
41,41A 底板部
42,42A 壁部
51,51A,51D,51G,51H,51J 外側底板部
52,52A,52B,52F カップ部
61 ステータコア
62 コイル
71,71A,71D,71F,71G,71H 第1部材
72,72A,72B,72C,72D,72E,72F,72G,72H,72J 第2部材
73F 第3部材
80 接着剤
81C 第1上面
82C 第2上面
511,511F,511G,511H 第1板状部
512A 板状部
512,512B,512C,512D,512E,512F,512G,512H,512J 第2板状部
513J 強化領域
520 凹部
521,521F 内側底板部
522,522F 環状壁
523,523F 軸受取付部
721B 周方向端縁
722C 凹部
723D,723E リブ

Claims (17)

  1. ディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータであって、
    ベースプレートと、
    軸受機構を介して前記ベースプレートに回転可能に支持される回転部と、
    を有し、
    前記ベースプレートは、
    前記回転部の回転軸に対して略垂直に広がる底板部と、
    前記底板部の径方向外側の端縁部から、軸方向に延びる壁部と、
    を有し、
    前記底板部は、
    前記壁部より径方向内側において、上面が凹んだカップ部と、
    前記カップ部と前記壁部との間に広がる外側底板部と、
    を有し、
    前記ベースプレートは、
    第1種の金属材料製の第1部材と、
    第2種の金属材料製の第2部材と、
    を有し、
    前記第2種の金属材料のヤング率は、前記第1種の金属材料のヤング率よりも大きく、
    前記第1部材は、少なくとも前記壁部を含み、
    前記第2部材は、前記外側底板部の少なくとも一部分を構成する板状部を含み、
    前記板状部は、前記回転軸に対して略垂直に広がるスピンドルモータ。
  2. 請求項1に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第1部材と前記第2部材とが、前記外側底板部において軸方向に重なるスピンドルモータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第2部材は、前記外側底板部の上面から下面まで達する強化領域を有するスピンドルモータ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記カップ部は、
    前記外側底板部より径方向内側において、前記回転軸に対して略垂直に広がる内側底板部
    を有し、
    前記内側底板部は、前記第1種の金属材料よりもヤング率の大きい金属材料製であるスピンドルモータ。
  5. 請求項4に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記内側底板部は、前記第2種の金属材料製であるスピンドルモータ。
  6. 請求項4または請求項5に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記カップ部は、
    前記内側底板部の径方向外側の端縁部から、上方へ向けて延びる環状壁
    をさらに有し、
    前記環状壁は、前記第2種の金属材料製であるスピンドルモータ。
  7. 請求項6に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第2部材は、前記内側底板部と、前記環状壁と、前記外側底板部の少なくとも一部分と、を含む単一の部材であるスピンドルモータ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記板状部は、前記カップ部より径方向外側において、径方向に延びる一対の周方向端縁を有し、
    前記板状部は、前記一対の周方向端縁の一方から他方まで扇状に広がっているスピンドルモータ。
  9. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記板状部は、平面視において円環状であるスピンドルモータ。
  10. 請求項9に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記板状部の上面は、扇状の第1上面および前記第1上面に連続する扇状の第2上面を含み、
    前記第2上面は、前記第1上面よりも軸方向下側に位置するスピンドルモータ。
  11. 請求項8から請求項10までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記板状部は、軸方向に突出し、かつ、周方向または径方向に延びるリブをさらに有するスピンドルモータ。
  12. 請求項11に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記板状部の上面は、前記外側底板部の上面に露出し、
    前記リブは、前記板状部の下面に設けられるスピンドルモータ。
  13. 請求項11に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記板状部の上面は、前記第1部材により覆われ、
    前記リブは、前記板状部の上面または下面に設けられるスピンドルモータ。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第1種の金属材料は、純アルミニウムまたはアルミニウム合金であり、
    前記第2種の金属材料は、オーステナイト系のステンレス鋼であるスピンドルモータ。
  15. 請求項1から請求項13までのいずれかに記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第1種の金属材料は、純アルミニウムまたはアルミニウム合金であり、
    前記第2種の金属材料は、フェライト系のステンレス鋼であるスピンドルモータ。
  16. 請求項4に記載のスピンドルモータにおいて、
    前記第1種の金属材料は、アルミニウムを含む金属材料であり、
    前記第2種の金属材料は、オーステナイト系のステンレス鋼であり、
    前記内側底板部は、フェライト系またはマルテンサイト系のステンレス鋼製であるスピンドルモータ。
  17. 請求項1から請求項16までのいずれかに記載のスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータの前記回転部に支持されたディスクに対し、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    前記ベースプレートの上部を覆うカバーと、
    を有し、
    前記ベースプレートと前記カバーとで構成される筐体の内部に、前記回転部および前記アクセス部が、収容されているディスク駆動装置。
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