JP2014207095A - 蓄電装置及び蓄電モジュールの製造方法 - Google Patents

蓄電装置及び蓄電モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】注液孔の雌ねじ部を、注液孔の封止用と導通部材の固定用に使用しながら、注液孔の封止と導通部材の固定を別々に行うことができる蓄電装置、及び蓄電モジュールの製造方法を提供すること。【解決手段】二次電池10は、正極端子41に、極柱部44の軸方向に貫通する注液孔47を備え、この注液孔47は雌ねじ部47aを有するねじ孔である。二次電池10は、雌ねじ部47aに螺合して注液孔47を封止する封止部材48を有するとともに、封止部材48よりも外側で雌ねじ部47aに螺合して、ケース12の外側で導通部材60を極柱部44に固定可能とする固定部材61を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、電極端子に注液孔を備える蓄電装置、及び蓄電モジュールの製造方法に関する。
二次電池やキャパシタのような蓄電装置は再充電が可能であり、繰り返し使用することができるため電源として広く利用されている。一般に、容量の大きな二次電池(蓄電装置)はケースを備え、そのケース内に電極組立体及び電解液が収容されているとともに、電極組立体から電気を取り出すための電極端子が電極組立体に接続されている。二次電池の製造は、ケースの本体部材内に電極組立体を収容した後、ケースの蓋部材を本体部材に溶接し、ケースを形成した後、蓋部材の注液孔から電解液をケース内に注入し、注液孔を封止して行われる。
ところで、注液孔の封止は、封止部材を蓋部材に溶接することなく行うことが望まれており、溶接以外の封止方法として例えば特許文献1がある。図9に示すように、二次電池において、注液孔80がリベット(電極端子)81に形成されるとともに、注液孔80がねじ孔となっており、注液孔80にねじ(封止部材)82を螺入することにより、注液孔80が溶接以外の方法で封止されている。
また、二次電池は、EVなどに搭載される場合、複数の二次電池同士を導通部材で接続した電池パックとして使用される。この導通部材を電極端子に固定する方法として、ねじ82を、導通部材に形成された貫通孔に挿通し、ねじ82とリベット81とで導通部材を挟持することが考えられる。この場合、固定部材であるねじ82によって導通部材を電極端子に固定しつつ、注液孔も封止できる。
特開平11−339769号公報
ところで、非水電解液を用いる二次電池又はキャパシタでは、電解液の注入から注液孔の封止までの作業は、注液孔からケース内への水分の浸入を防止するため、ドライルームのような特殊な場所で行われる。このため、固定部材が、注液孔の封止を兼ねていると、注液孔の封止と同時に導通部材の固定も行わなければならず、導通部材の固定もドライルームのような場所で行わなければならない。
本発明は、注液孔の雌ねじ部を、注液孔の封止用と導通部材の固定用に使用しながら、注液孔の封止と導通部材の固定を別々に行うことができる蓄電装置、及び蓄電モジュールの製造方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の蓄電装置は、ケース内に電極組立体及び電解液が収容され、前記ケースの壁部から突出した極柱部を有するとともに前記電極組立体と電気的に接続された電極端子を備え、前記電極端子に前記極柱部の軸方向に貫通する注液孔を有する蓄電装置であって、前記注液孔は雌ねじ部を有するねじ孔であり、前記雌ねじ部に螺合して前記注液孔を封止する封止部材を有するとともに、前記封止部材よりも外側で前記雌ねじ部に螺合して、前記ケースの外側で前記極柱部に導通可能な導通部材を前記極柱部に固定可能とする固定部材を有することを要旨とする。
これによれば、注液孔の雌ねじ部は、注液孔の封止用と、導通部材の固定用に使用されるが、注液孔の封止に関しては、封止部材を雌ねじ部に螺合することで行い、導通部材の固定に関しては、固定部材を雌ねじ部に螺合することで行う。よって、注液孔の封止と、導通部材の固定を別の部材を用いて別々に行うことができ、導通部材の固定を注液孔の封止と同時に行う必要がなく、例えば、導通部材の固定をドライルームのような特殊な場所で行う必要もない。
また、蓄電装置において、前記封止部材は封止用雄ねじ部を有するとともに、前記固定部材は固定用雄ねじ部を有し、前記封止用雄ねじ部と前記固定用雄ねじ部は、前記極柱部の軸方向に沿って同一径とされた前記雌ねじ部に螺合してもよい。
これによれば、電極端子に注液孔を形成するとき、封止用雄ねじ部と固定用雄ねじ部に合わせて雌ねじ部の孔径を変える必要がないため、注液孔を簡単に形成することができる。
また、蓄電装置において、前記電極端子は、前記注液孔の中心軸に向けて縮径し、前記封止部材の前記ケースの内側へ向けた移動を規制する規制部を備え、前記規制部に前記注液孔と前記封止部材との間をシールするシール部材が支持されていてもよい。
これによれば、規制部にシール部材を支持させた状態で、封止部材を雌ねじ部に螺合すると、封止部材の螺進に伴いシール部材が押し潰されていき、シール部材が封止部材と規制部に密接する。よって、封止部材の螺合と同時に注液孔を確実にシールすることができる。
また、蓄電装置において、前記封止部材は封止用雄ねじ部を有するとともに、前記封止用雄ねじ部よりも小径で、かつ前記封止用雄ねじ部よりもケース内側寄りに配置される軸部を備え、前記注液孔は、前記雌ねじ部より小径で、かつ前記雌ねじ部よりも前記ケース内側寄りで前記軸部が挿通される挿通孔を備え、前記軸部に、前記挿通孔との間をシールするシール部材が装着されていてもよい。
これによれば、封止用雄ねじ部よりもケース内側寄りで、シール部材により注液孔がシールされている。このため、封止用雄ねじ部と雌ねじ部の螺合状態が緩んでもシール部材により注液孔をシールした状態を維持できる。
また、前記蓄電装置は二次電池である。
また、請求項6に記載の蓄電モジュールの製造方法は、ケース内に電極組立体及び電解液が収容され、前記ケースの壁部から突出した極柱部を有するとともに前記電極組立体と電気的に接続された電極端子を備え、前記電極端子に前記極柱部の軸方向に貫通する注液孔を有する蓄電装置を複数備え、前記蓄電装置同士を、異なる極の前記極柱部を導通部材で導通して接続した蓄電モジュールの製造方法であって、前記注液孔は雌ねじ部を有するねじ孔であり、前記蓄電装置は、前記雌ねじ部に螺合して前記注液孔を封止する封止部材を有するとともに、前記封止部材よりも外側で前記雌ねじ部に螺合して、前記ケースの外側で前記極柱部に導通可能な導通部材を前記極柱部に固定可能とする固定部材を有しており、前記注液孔から前記ケース内に前記電解液を注入する工程と、前記電解液の注入後に、前記注液孔に少なくとも前記封止部材を螺合して前記注液孔を仮封止する工程と、前記注液孔を開放して前記ケース内からガスを放出させる工程と、前記ガスを放出させた後、前記注液孔に前記封止部材を螺合して前記注液孔を本封止する工程と、前記固定部材を前記雌ねじ部に螺合して前記導通部材を極柱部に固定する工程と、を有することを要旨とする。
これによれば、仮封止する工程では、封止部材によって注液孔を封止することができる。そして、電解液が電極組立体の備える活物質と反応し、ガスが発生した場合には、封止部材により注液孔からガスがケース外へ漏れることが防止される。ガスを放出する工程では、注液孔から封止部材を螺退させて、ガスを注液孔からケース外へ放出させることができる。その後、本封止する工程では、封止部材を注液孔に螺合することで注液孔を再度封止することができる。
また、導通部材を極柱部に固定する工程では、封止部材とは別の部材で導通部材を極柱部に固定できる。よって、注液孔の封止と、導通部材の固定を別の部材で行うことができ、導通部材の固定を注液孔の封止と同時に行う必要がない。
本発明によれば、注液孔の雌ねじ部を、注液孔の封止用と導通部材の固定用に使用しながら、注液孔の封止と導通部材の固定を別々に行うことができる。
実施形態の二次電池を示す分解斜視図。 実施形態の二次電池の外観を示す斜視図。 正極端子の注液孔に封止部材及び固定部材を螺合した状態を示す断面図。 電池パックを示す斜視図。 注液工程を示す断面図。 注液孔を封止部材で封止した状態を示す断面図。 注液孔及び封止部材の別例を示す断面図。 注液孔及び封止部材の別例を示す断面図。 背景技術を示す図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した第1の実施形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図1〜図3に示すように、二次電池10において、金属製のケース12には電極組立体20及び電解液18が収容されている。また、ケース12は、開口部13dを有する直方体状のケース本体13と、ケース本体13の開口部13dを閉塞する矩形平板状の蓋14とからなる。ケース本体13と蓋14は、何れも金属製(例えば、ステンレスやアルミニウム)であり、ケース本体13と蓋14はレーザー溶接によって接合されている。また、本実施形態の二次電池10は、その外周が角型をなす角型電池であり、電解液18として非水電解液を用いるリチウムイオン電池である。
電極組立体20は、正極電極21、負極電極22、及び正極電極と負極電極とを絶縁するセパレータを有する。正極電極21は、正極金属箔(アルミニウム箔)の両面に正極活物質を備える。負極電極22は、負極金属箔(銅箔)の両面に負極活物質を備える。そして、電極組立体20は、複数の正極電極21と複数の負極電極22が交互に積層されるとともに、両電極の間にセパレータが介在された積層構造である。
正極電極21は、一辺(長辺)の一部に正極集電タブ31を有し、負極電極22は、一辺(長辺)の一部に負極集電タブ32を有する。複数の正極電極21は、それぞれの正極集電タブ31が積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。同様に、複数の負極電極22は、それぞれの負極集電タブ32が、正極集電タブ31と重ならないように積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。電極組立体20は、正極集電タブ31を集めてなる正極タブ群45を備える。この正極タブ群45の少なくとも最外の正極集電タブ31が、正極導電部材33と溶接されている。また、電極組立体20は、負極集電タブ32を集めてなる負極タブ群46を備える。この負極タブ群46の少なくとも最外の負極集電タブ32が負極導電部材37と溶接されている。
正極導電部材33には、電極端子としての正極端子41が溶接されるとともに、負極導電部材37には、電極端子としての負極端子42が溶接されている。正極端子41、及び負極端子42は、それぞれ電極組立体20と電気を授受する。正極端子41及び負極端子42は、それぞれ四角板状をなす基部43を有する。基部43の中央からは円筒状の極柱部44が立設されるとともに、極柱部44の外周面に雄ねじ部44aを有する。基部43において、蓋14の内面14aに対向する面を座面43aとするとともに、基部43の厚み方向に座面43aと反対側の面を組立体側端面43bとする。
図1及び図3に示すように、基部43には、樹脂製の端子カバー50が装着されている。端子カバー50は、基部43の座面43aと、蓋14の内面14aとの間に配置される蓋側絶縁板51を備える。蓋側絶縁板51は、極柱部44が挿入される平面視U字状の挿入部51aを有する。蓋側絶縁板51は、挿入部51aの開口する端縁と反対側の端縁にケース側絶縁板52を備え、このケース側絶縁板52は蓋14から離れる方向に向けて延びている。ケース側絶縁板52は矩形板状であり、蓋側絶縁板51に対し垂直に延びている。ケース側絶縁板52において、蓋14から離れた側の先端には、組立体側絶縁板53が蓋側絶縁板51と同じ方向に向けて、かつ組立体側端面43bに沿って延設されている。ケース側絶縁板52は矩形板状に形成されている。
蓋側絶縁板51の挿入部51aには極柱部44が挿入され、蓋側絶縁板51が極柱部44のほぼ全周を取り囲んでいる。また、蓋側絶縁板51は基部43の座面43a上に支持されている。基部43の座面43a上には、Oリング56が極柱部44を取り囲む状態に設けられている。組立体側絶縁板53は、基部43の組立体側端面43bより電極組立体20側に配置されるとともに、組立体側端面43bに沿って延びている。また、組立体側絶縁板53は、基部43と電極組立体20との間に介装されている。
そして、端子カバー50における蓋側絶縁板51により、蓋14と正極端子41及び負極端子42が電気的に絶縁されている。また、ケース側絶縁板52により、ケース本体13と、正極端子41及び負極端子42とが電気的に絶縁されている。さらに、組立体側絶縁板53により、電極組立体20と正極端子41及び負極端子42とが電気的に絶縁されている。
極柱部44は、蓋14の透孔14bを貫通してケース12の外部に突出(露出)している。よって、本実施形態では、蓋14がケース12の壁部を構成している。蓋14の透孔14bの内周面と、極柱部44の外周面とは、絶縁部材19によって絶縁されている。絶縁部材19は、筒状部24と、この筒状部24の軸方向一端縁に設けられたフランジ部25と、を有する。筒状部24は、透孔14bの内周面と、極柱部44の外周面との間に介装されている。フランジ部25は、蓋14の外面14cにおいて透孔14bの周囲に係止されている。
極柱部44の雄ねじ部44aにはナット55が螺合されている。蓋14の外面14cと、ナット55との間には、絶縁部材19のフランジ部25が挟圧され、フランジ部25によってナット55と蓋14が絶縁されている。また、ナット55と基部43との間に、フランジ部25、蓋14、Oリング56及び蓋側絶縁板51が狭圧されるとともに正極端子41及び負極端子42が蓋14に固定されている。この固定状態では、Oリング56は、圧縮状態で蓋14の内面14a及び基部43の座面43aに密接し、透孔14bの周囲をシールしている。
次に、正極端子41の注液孔47について詳細に説明する。
図3に示すように、正極端子41は、極柱部44の軸方向に沿って正極端子41を貫通する注液孔47を備える。また、正極端子41は、基部43における組立体側端面43b側に円環状の規制部49を備える。この規制部49は、注液孔47の中心軸Lに向けて注液孔47を縮径している。また、規制部49にはシール部材としてのOリング40が装着されている。
注液孔47は、その内周面のうち規制部49を除いた部位全体に雌ねじ部47aを有するねじ孔である。また、注液孔47のうち、雌ねじ部47aは極柱部44の軸方向に沿って同一径で形成されている。注液孔47は、円柱状の封止部材48によって封止されている。
図1に示すように、封止部材48は外周面に、雌ねじ部47aに螺合する封止用雄ねじ部48aを有する。また、封止部材48は、軸方向の一端面に工具係止溝48bを有する。図3に示すように、注液孔47の軸方向の他端面はOリング40に密接し、Oリング40によって規制部49と注液孔47との間がシールされている。
図4に示すように、各二次電池10は、正極端子41が隣り合う二次電池10の負極端子42に、負極端子42が隣り合う二次電池10の正極端子41にそれぞれ導通部材60を介して接続され、接続された複数の二次電池10によって蓄電モジュールとしての電池パック71が構成されている。
図1に示すように、二次電池10同士を電気的に接続する導通部材60は、矩形板状であり、一対の挿通部60aを有する。正極端子41の注液孔47において、その雌ねじ部47aには、封止部材48よりも外側で固定部材61が螺合され、この固定部材61によって導通部材60が極柱部44に固定されている。固定部材61は、雌ねじ部47aに螺合する固定用雄ねじ部61aと、固定用雄ねじ部61aの軸方向一端の頭部61bとを有する。
負極端子42は、正極端子41と同様に導通部材60に固定されるが、注液孔47は形成されない。このため、負極端子42において、雌ねじ部47aの下方は閉塞されており、封止部材48は配置されない。
次に、二次電池10の製造方法について作用とともに説明する。
二次電池10の製造方法は、電解液18を注入する工程と、注液孔47を仮封止する工程と、エージング工程と、エージング工程で発生したガスをケース12外へ放出させる工程と、注液孔47を本封止する工程と、を含み、ケース12内への水分の浸入を防止するために全ての工程がドライルームで行われる。
図5に示すように、注液孔47を開口させた状態で、注液孔47からケース12内へ電解液18を注入する工程を行う。
その後、図6に示すように、封止部材48を注液孔47に挿入するとともに、工具係止溝48bに工具(図示せず)を係止させ、その工具を操作して封止用雄ねじ部48aを雌ねじ部47aに螺進させる。封止部材48の螺進は、封止部材48の軸方向他端面が規制部49上のOリング40に密接し、規制部49によって封止部材48の螺進が規制されるまで行う。すると、封止部材48により注液孔47が仮封止され、注液孔47を仮封止する工程が完了する。
仮封止状態では、Oリング40によって注液孔47と封止部材48の間がシールされる。そして、仮封止状態で、二次電池10のエージング工程が行われる。すると、電解液18と、電極組立体20における各活物質との反応によりガスが発生する。このとき、注液孔47は封止部材48によって封止されているため、ガスが注液孔47からケース12外へ漏れることが防止される。
次に、工具係止溝48bに工具(図示せず)を係止させ、その工具を操作して封止部材48の封止用雄ねじ部48aを、注液孔47の雌ねじ部47aから螺退させ、封止部材48を注液孔47から抜き取り、注液孔47を開放する。すると、エージング工程で発生したガスが、注液孔47からケース12外へ放出される。
ガスを放出させる工程の後、工具係止溝48bに工具(図示せず)を係止させ、その工具を操作して封止部材48の封止用雄ねじ部48aを、注液孔47の雌ねじ部47aに再び螺進させる。封止部材48の螺進は、封止部材48の軸方向他端面が規制部49上のOリング40に密接し、規制部49によって封止部材48の螺進が規制されるまで行う。
すると、図6に示すように、封止部材48により注液孔47が本封止され、注液孔47を本封止する工程が完了する。その結果、二次電池10が製造される。
次に、電池パック71の製造方法について作用と共に説明する。
図4に示すように、複数の二次電池10同士を導通部材60で接続して電池パック71を製造する。電池パック71の製造は、ドライルームで行う必要がない。隣り合う二次電池10同士のうち、一方の二次電池10の正極端子41の先端面に導通部材60を支持させるとともに、他方の二次電池10の負極端子42の先端面に同じ導通部材60を支持させる。
そして、図3に示すように、封止部材48よりも外側で、固定部材61の固定用雄ねじ部61aを雌ねじ部47aに螺合し、頭部61bによって、導通部材60を極柱部44に向けて押圧するとともに、挿通部60aの周囲を極柱部44の先端面に押し付ける。すると、固定部材61によって導通部材60が正極端子41及び負極端子42に固定され、導通部材60を極柱部44に固定する工程が完了する。
その結果、導通部材60によって、二次電池10同士が電気的に接続され、電池パック71が製造される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)正極端子41は、軸方向に貫通する注液孔47を備え、注液孔47は雌ねじ部47aを有する。そして、この注液孔47の雌ねじ部47aは、注液孔47の封止用と、導通部材60の固定用に使用される。しかし、注液孔47の封止は封止部材48で行い、導通部材60の固定は固定部材61で行うことができ、注液孔47の一連の封止と、導通部材60の固定とを別々に行うことができる。したがって、注液孔47の封止と同時に導通部材60の固定も行う必要がなく、導通部材60の固定、言い換えると、電池パック71の組立てをドライルームで行う場合のような煩わしさがない。
(2)注液孔47の封止は、封止部材48の螺合によって行われる。このため、封止部材を蓋に溶接して封止する場合に生じる溶接不良や、溶接の熱の影響を電極組立体20が受けることもない。
(3)正極端子41に注液孔47を形成した。正極端子41は、ケース12内の電極組立体20と、ケース12外の導通部材60とを電気的に導通させる部材であり、極柱部44の軸方向に沿った正極端子41の長さは蓋14の厚みよりも長い。よって、蓋14にねじ孔製の注液孔を形成する場合と比べて、封止部材48のねじ込み距離を長く確保でき、注液孔47を確実に封止できる。また、ねじ込み距離を確保するために蓋14の厚みが厚くなることも無い。
(4)注液孔47の雌ねじ部47aは、極柱部44の軸方向に沿って同一径である。このため、正極端子41に注液孔47を形成するとき、封止用雄ねじ部48aと固定用雄ねじ部61aに合わせて雌ねじ部47aの孔径を変える必要がないため、注液孔47を簡単に形成することができる。
(5)注液孔47は規制部49を備え、この規制部49にはOリング40が装着されている。このため、封止部材48を雌ねじ部47aに螺合すると、封止部材48の軸方向他端面でOリング40を押し潰すことができる。したがって、Oリング40を封止部材48と規制部49に密接させ、Oリング40によって注液孔47と封止部材48の間を簡単かつ確実にシールすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図7に示すように、封止部材48は、封止用雄ねじ部48aよりも小径で、かつ封止用雄ねじ部48aよりもケース12内側寄りに配置される軸部48dを備えていてもよい。この場合、軸部48dの外周面には、シール部材48fが装着されている。また、注液孔47は、雌ねじ部47aより小径で、かつ雌ねじ部47aよりもケース12内側寄りで軸部48dが挿通される挿通孔47bを備える。
これによれば、軸部48dが挿通孔47bに挿通された状態で、封止用雄ねじ部48aが雌ねじ部47aに螺合され、封止部材48により封止部材48が封止される。このとき、シール部材48fは、軸部48dの外周面と、挿通孔47bの内周面に密接し、封止用雄ねじ部48aよりもケース12内側寄りで注液孔47をシールする。
このため、万一、封止用雄ねじ部48aと雌ねじ部47aの螺合状態が緩んでもシール部材48fにより注液孔47を封止した状態を維持できる。また、シール部材48fは、径方向に押し潰された状態で軸部48dの外周面と、挿通孔47bの内周面に密接する。このため、シール部材48fが押し潰される前の状態に復帰しようとする力により、封止部材48が軸方向へ移動しにくくなり、封止用雄ねじ部48aが雌ねじ部47aから螺退しにくく、封止部材48によって注液孔47を封止した状態を維持できる。
なお、シール部材48fは、挿通孔47bの内周面に装着されていてもよい。
○ 図8に示すように、注液孔47は、極柱部44の軸方向における組立体側端面43b側に、基部43を貫通する第1の雌ねじ部57aを有するとともに、第1の雌ねじ部57aよりも外側に極柱部44を貫通する第2の雌ねじ部57bを有していてもよい。すなわち、注液孔47は、極柱部44の軸方向に径の異なる雌ねじ部を有していてもよい。
また、注液孔47は、第1の雌ねじ部57aと第2の雌ねじ部57bの境界に規制部57cを備えるとともに、規制部57cにはシール部材58が支持されている。封止部材48は、ボルト状であり、棒状部48hの外周面に封止用雄ねじ部48aを有するとともに、棒状部48hより大径で、かつ第2の雌ねじ部57bより小径の頭部48gを有する。この封止部材48は、頭部48gが、規制部57c上のシール部材58に密接し、規制部57cによって封止部材48の螺進が規制されるまで、封止用雄ねじ部48aが第1の雌ねじ部57aに螺合されている。
このように構成した場合、封止部材48の封止用雄ねじ部48aを第1の雌ねじ部57aに螺合する際、封止部材48は、第2の雌ねじ部57b内に挿入される。このとき、封止用雄ねじ部48aを第2の雌ねじ部57bに螺合させることなく、第1の雌ねじ部57aまで挿入できる。したがって、封止部材48を、第1の雌ねじ部57aまで螺進させる場合と比べると、封止部材48を第1の雌ねじ部57aまで早く位置させることができる。
○ 実施形態では、正極端子41に注液孔47を設けたが、注液孔47は負極端子42のみに設けてもよい。また、正極端子41及び負極端子42の両方に注液孔47を設けもよい。この場合、正極側及び負極側で部品を共通化することができる。
○ 導通部材60は、板状のものではなく、ケーブル状のものであってもよい。
○ 本封止する工程の後、導通部材60は固定しなくても注液孔47に固定部材61を螺合しておいてもよい。
○ 仮封止する工程では、封止部材48に加え、固定部材61も雌ねじ部47aに螺合してもよい。
○ 実施形態では、ケース12の壁部として蓋14に注液孔47を設けたが、壁部をケース本体13の側壁とし、ケース本体13の側壁に注液孔を設けてもよい。
○ 電極組立体20は、正極電極21及び負極電極22の間にセパレータを介在させて捲回した捲回型であってもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池であったが、これに限らず、他の非水電解液を用いる二次電池又はキャパシタであってもよい。要するに、ドライルーム内での作業が必要な蓄電装置であれば、上記実施形態と同様の効果を有する。
○ 蓄電装置を、電気二重層キャパシタ等に具体化してもよい。
L…中心軸、10…蓄電装置としての二次電池、12…ケース、14…壁部としての蓋、18…電解液、20…電極組立体、40…シール部材としてのOリング、41…電極端子としての正極端子、42…電極端子としての負極端子、44…極柱部、47…注液孔、47a…雌ねじ部、47b…挿通孔、48…封止部材、48a…封止用雄ねじ部、48d…軸部、48f,58…シール部材、49,57c…規制部、60…導通部材、61…固定部材、61a…固定用雄ねじ部、71…蓄電モジュールとしての電池パック。

Claims (6)

  1. ケース内に電極組立体及び電解液が収容され、
    前記ケースの壁部から突出した極柱部を有するとともに前記電極組立体と電気的に接続された電極端子を備え、前記電極端子に前記極柱部の軸方向に貫通する注液孔を有する蓄電装置であって、
    前記注液孔は雌ねじ部を有するねじ孔であり、
    前記雌ねじ部に螺合して前記注液孔を封止する封止部材を有するとともに、前記封止部材よりも外側で前記雌ねじ部に螺合して、前記ケースの外側で前記極柱部に導通可能な導通部材を前記極柱部に固定可能とする固定部材を有することを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記封止部材は封止用雄ねじ部を有するとともに、前記固定部材は固定用雄ねじ部を有し、前記封止用雄ねじ部と前記固定用雄ねじ部は、前記極柱部の軸方向に沿って同一径とされた前記雌ねじ部に螺合する請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記電極端子は、前記注液孔の中心軸に向けて縮径し、前記封止部材の前記ケースの内側へ向けた移動を規制する規制部を備え、前記規制部に前記注液孔と前記封止部材との間をシールするシール部材が支持されている請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記封止部材は封止用雄ねじ部を有するとともに、前記封止用雄ねじ部よりも小径で、かつ前記封止用雄ねじ部よりもケース内側寄りに配置される軸部を備え、前記注液孔は、前記雌ねじ部より小径で、かつ前記雌ねじ部よりも前記ケース内側寄りで前記軸部が挿通される挿通孔を備え、前記軸部に、前記挿通孔との間をシールするシール部材が装着されている請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  5. 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
  6. ケース内に電極組立体及び電解液が収容され、
    前記ケースの壁部から突出した極柱部を有するとともに前記電極組立体と電気的に接続された電極端子を備え、前記電極端子に前記極柱部の軸方向に貫通する注液孔を有する蓄電装置を複数備え、前記蓄電装置同士を、異なる極の前記極柱部を導通部材で導通して接続した蓄電モジュールの製造方法であって、
    前記注液孔は雌ねじ部を有するねじ孔であり、
    前記蓄電装置は、前記雌ねじ部に螺合して前記注液孔を封止する封止部材を有するとともに、前記封止部材よりも外側で前記雌ねじ部に螺合して、前記ケースの外側で前記極柱部に導通可能な導通部材を前記極柱部に固定可能とする固定部材を有しており、
    前記注液孔から前記ケース内に前記電解液を注入する工程と、
    前記電解液の注入後に、前記注液孔に少なくとも前記封止部材を螺合して前記注液孔を仮封止する工程と、
    前記注液孔を開放して前記ケース内からガスを放出させる工程と、
    前記ガスを放出させた後、前記注液孔に前記封止部材を螺合して前記注液孔を本封止する工程と、
    前記固定部材を前記雌ねじ部に螺合して前記導通部材を極柱部に固定する工程と、を有することを特徴とする蓄電モジュールの製造方法。
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