JP2014197076A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡易な構造により用紙の搬入位置における搬送不良を抑制した定着装置およびその定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の定着装置100は、加熱部材101と、加熱部材101との間でニップ領域Nを形成するとともにニップ領域Nにおいて後方向に移動するように構成された加圧ベルト200と、第1位置Aにおいて加熱部材101との間で加圧ベルト200を挟むように構成された第1ローラ210と、第1ローラ210よりも後方向下流側に位置し、第1位置Aから離れた第2位置Bにおいて加熱部材101との間で加圧ベルト200を挟むように構成された第2ローラ220とを備える。加圧ベルト200の第1位置Aにおける加熱部材101との接触圧が、加圧ベルト200の第2位置Bにおける加熱部材101との接触圧よりも大きくなるように構成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、加圧ベルトを備えた定着装置およびその定着装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置における定着装置として、加熱部材と、加熱部材との間でニップ領域を形成する加圧ベルトと、加圧ベルトの内周面を支持する2つのローラとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この構成では、加圧ベルトは、用紙の搬入位置および搬出位置に配置された各ローラと加熱部材との間で挟まれている。そのため、ニップ領域を大きくすることができ、用紙と加熱部材との接触幅が大きくなるので、定着装置における加熱効率を向上させることができる。
ところで、特許文献1の構成においては、ニップ領域において、加熱部材と加圧ベルトの接触圧が弱いと、用紙の搬入位置において用紙と加圧ベルトがスリップして搬送不良になる虞があるので、加熱部材と加圧ベルトの接触圧を強くする必要がある。
そこで、ニップ領域の範囲、つまり、各ローラ間における範囲全体において、例えば上から荷重をかけて加熱部材を加圧ベルトに押し付けることで、加熱部材と加圧ベルトの接触圧を強くすることが考えられる。しかしながら、用紙の搬入位置における加熱部材と加圧ベルトの接触圧をさらに強くすべく加熱部材に強い荷重をかけると、搬入位置と同様にローラが配置されている搬出位置においても搬入位置と略同じ力がかかりやすくなる。その結果、定着装置全体にかかる負荷が大きくなり、構造が複雑化する可能性があった。
そこで、本発明は、簡易な構造により用紙の搬入位置における搬送不良を抑制した定着装置およびその定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、加熱部材と、加熱部材と接触して加熱部材との間でニップ領域を形成するとともにニップ領域において第1方向に移動するように構成された第1エンドレスベルトと、第1位置において加熱部材との間で第1エンドレスベルトを挟むように構成された第1バックアップ部材と、第1バックアップ部材よりも第1方向下流側に位置し、第1位置から離れた第2位置において加熱部材との間で第1エンドレスベルトを挟むように構成された第2バックアップ部材とを備える。
第1エンドレスベルトの第1位置における加熱部材との接触圧が、第1エンドレスベルトの第2位置における加熱部材との接触圧よりも大きくなるように構成されている。
第1エンドレスベルトの第1位置における加熱部材との接触圧が、第1エンドレスベルトの第2位置における加熱部材との接触圧よりも大きくなるように構成されている。
このような構成によれば、第1位置および第2位置に配置された第1バックアップ部材および第2バックアップ部材が加熱部材との間で第1エンドレスベルトを挟むので、第1バックアップ部材および第2バックアップ部材により加圧ベルトを加熱部材に向けて押し付けることができる。そのため、ニップ領域全体においてより適度な接触圧を維持しつつ、ニップ領域を大きくすることができる。
また、第1位置における接触圧が第1位置よりも第1方向下流側に離れた第2位置における接触圧よりも大きいので、用紙の搬入位置で用紙と第1エンドレスベルトがスリップするのをより確実に抑制することができる。さらに、第2位置における接触圧が第1位置における接触圧より小さいので、第2位置における接触圧が第1位置における接触圧と同じである構成と比較して、ニップ領域全体における接触圧を小さくすることができる。そのため、定着装置全体にかかる負荷を小さくすることが可能となり、定着装置全体の構造を簡易にできる。
前記した定着装置が、第1バックアップ部材を加熱部材に向けて付勢する第1付勢部材と、第2バックアップ部材を加熱部材に向けて付勢する第2付勢部材とを備える場合には、第1付勢部材は、第2付勢部材よりも付勢力が大きい構成とすることができる。
前記した構成において、第1バックアップ部材が第1金属部と、第1金属部の表面に配置される第1弾性層とを有し、第2バックアップ部材が第2金属部と、第2金属部の表面に配置される第2弾性層とを有する場合には、第1弾性層の厚みは、第2弾性層の厚みよりも小さい構成とすることができる。
このような構成によれば、第1バックアップ部材と加熱部材とで加圧ベルトを挟んだときの第1弾性層の反発力が第2弾性層の反発力よりもより大きくなるので、第1バックアップ部材による押し付け力を第2バックアップ部材の押し付け力よりもより強くすることができる。
前記した構成において、第1バックアップ部材が第1金属部と、第1金属部の表面に配置される第1弾性層とを有し、第2バックアップ部材が第2金属部と、第2金属部の表面に配置される第2弾性層とを有する場合には、第1弾性層は、ゴム層であり、第2弾性層は、発泡性の弾性層である構成とすることができる。
このような構成によれば、ゴム層よりも発泡性の弾性層の方が、反発力が小さいので、第2位置における接触圧をより小さくすることができる。そのため、第1位置における接触圧を第2位置における接触圧よりもより強くすることができる。
前記した定着装置が加熱部材を第1エンドレスベルトに向けて付勢する第3付勢部材を備える場合には、第1バックアップ部材は、加熱部材が第1エンドレスベルトに接触しないとき、第2バックアップ部材よりも第1バックアップ部材から加熱部材に向かう第2方向に突出している構成とすることができる。
このような構成によれば、第1バックアップ部材が第2バックアップ部材よりも第1バックアップ部材から加熱部材に向かう第2方向に突出しているので、第1バックアップ部材による押し付け力を強くすることができる。
前記した構成において、加熱部材が第1エンドレスベルトに接触して従動するように構成された第2エンドレスベルトを有し、第1バックアップ部材が第1ローラであり、第2バックアップ部材が第2ローラである場合には、第1バックアップ部材は、外部からの駆動力を受けるように構成された第1受け部材を有する構成とすることができる。この場合、第2バックアップ部材は、外部からの駆動力を受けるように構成された第2受け部材を有していてもよい。また、画像形成装置がこの定着装置を備える場合には、第2ローラの周速が前記第1ローラの周速よりも大きい構成とすることができる。
このような構成によれば、第2ローラの周速を第1ローラの周速より大きくすることで、第1エンドレスベルトの加熱部材側の部分を第1方向に引っ張るように回転させることができる。そのため、第1エンドレスベルトの加熱部材側の部分において第1エンドレスベルトを撓みにくくすることができる。
前記した第1ローラが外部からの駆動力を受けるように構成された第1受け部材を有する場合には、定着装置は、第2ローラを第1方向に向けて付勢する第4付勢部材を備えた構成とすることができる。
このような構成によれば、第4付勢部材が第1方向に第2ローラを付勢するので、当該方向に第1エンドレスベルトを引っ張ることができる。そのため、第1エンドレスベルトを撓みにくくすることができる。
前記した構成において、加熱部材が第1エンドレスベルトに接触して従動するように構成された第2エンドレスベルトと、第1エンドレスベルトとの間で第2エンドレスベルトを挟むように構成されたニップ部材とを有する場合には、定着装置は、ニップ部材の第1エンドレスベルト側とは反対側に配置され、ニップ部材を支持する少なくとも1つの支持面を有するステイを備えた構成とすることができる。この構成では、第1バックアップ部材および第2バックアップ部材のうち少なくとも一方がステイの支持面との間で、ニップ部材、第1エンドレスベルトおよび第2エンドレスベルトを挟むように構成してもよい。また、ニップ部材は、板状に形成されていてもよい。
このような構成によれば、第1バックアップ部材および第2バックアップ部材のうち少なくとも一方が、ステイの少なくとも1つの支持面との間でニップ部材、第1エンドレスベルトおよび第2エンドレスベルトを挟むように構成されることで、第1バックアップ部材および第2バックアップ部材の少なくとも一方の位置における第1エンドレスベルトと加熱部材との接触圧を高めることができる。
前記した構成において、第1エンドレスベルトは、樹脂を含んでなる構成とすることができる。このような構成によれば、金属で形成された第1エンドレスベルトと比較して、耐久性を維持しつつ、第1エンドレスベルトにより加熱部材の熱を奪うのを抑制することができる。
本発明によれば、定着装置において簡易な構造により用紙の搬入位置における搬送不良を抑制することができる。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における左側を前、右側を後、紙面の奥側を左、紙面の手前側を右として、各方向を示す。ここでの左右は、カラーレーザプリンタ1の前側に立った者から見た方向を基準として規定してある。
<カラーレーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、装置本体2内に、用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、装置本体2内に、用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
給紙部5は、装置本体2内の下方において、装置本体2に対して前側からスライド操作により脱着される給紙トレイ50と、給紙トレイ50から用紙51を前側から上に持ち上げ、後側へ反転させて搬送する給紙機構M1とからなる。
この給紙機構M1は、給紙トレイ50の前側端部に設けられた、ピックアップローラ52、分離ローラ53、分離パッド54などからなり、これらにより用紙51が一枚ずつ分離されて上方へ送られる。上方へ向けて搬送された用紙51は、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過する過程で紙粉が除去された後、搬送経路57を通って後向きへ方向転換され、搬送ベルト73の上に供給される。
画像形成部6は、スキャナ部61、プロセス部62、転写部63および定着装置100を備えている。
スキャナ部61は、装置本体2の上部に設けられており、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部61では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザをポリゴンミラーで左右方向に高速で走査させ、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後各感光体ドラム31に照射している。
プロセス部62は、スキャナ部61の下方で、給紙部5の上方に配置されており、装置本体2に対して前後方向に移動可能となる感光体ユニット3を備えている。感光体ユニット3は、感光体ユニット3の下部に設けられる4つのドラムサブユニット30と、各ドラムサブユニット30に装着される現像カートリッジ40とを有している。
ドラムサブユニット30は、感光体ドラム31やスコロトロン型帯電器32などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部にトナーが収容されており、供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部にトナーが収容されており、供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
このようなプロセス部62は、次のように機能する。現像カートリッジ40内のトナーが供給ローラ41により現像ローラ42へ供給され、このときトナーが、供給ローラ41と現像ローラ42との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ42に供給されたトナーは、現像ローラ42の回転に伴って層厚規制ブレード43によって擦られ、一定厚さの薄層として現像ローラ42の表面に担持される。
一方、ドラムサブユニット30では、スコロトロン型帯電器32がコロナ放電により感光体ドラム31を一様に正極性に帯電させる。この帯電した感光体ドラム31にスキャナ部61からのレーザが照射されて、用紙51に形成すべき画像に対応した静電潜像が感光体ドラム31に形成される。
さらに感光体ドラム31が回転すると、現像ローラ42に担持されているトナーが感光体ドラム31の静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム31の表面のうち、レーザにより露光され電位が下がった部分に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム31の表面には、各色のトナーに対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部63は、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離間して平行に配置され、これらの間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、図示しない高圧基板から転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離間して平行に配置され、これらの間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、図示しない高圧基板から転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるようになっている。
定着装置100は、転写部63の後方に設けられ、用紙51上に転写されたトナー像を用紙51上に熱定着している。なお、定着装置100については、後述する。
排紙部7において、用紙51の排紙側搬送経路91は、定着装置100の出口から上に向かって延び前側に反転するように形成されている。排紙側搬送経路91の途中には、用紙51を搬送する複数の搬送ローラ92が配置されている。装置本体2の上面には、印刷後の用紙51を蓄積する排紙トレイ93が形成されており、搬送ローラ92により排紙側搬送経路91から排出された用紙51は、排紙トレイ93に蓄積される。
<定着装置の詳細構成>
図2(a)に示すように、定着装置100は、加熱部材101と、第1エンドレスベルトの一例としての加圧ベルト200と、これらを支持する定着フレーム180(図4参照)とを備えている。加圧ベルト200については後述する。
図2(a)に示すように、定着装置100は、加熱部材101と、第1エンドレスベルトの一例としての加圧ベルト200と、これらを支持する定着フレーム180(図4参照)とを備えている。加圧ベルト200については後述する。
加熱部材101は、第2エンドレスベルトの一例としての定着ベルト110と、ハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射板140と、ステイ160と、規制部材170(図3(a)参照)とを備えて構成されている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状のベルトであり、後述する加圧ベルト200に接触して従動するように構成されている。定着ベルト110は、ステンレス鋼等の金属から形成された金属素管を有している。また、定着ベルト110は、金属素管の表面を覆うゴム層を有していてもよく、ゴム層の表面を覆うフッ素コーティング等による非金属の離型層をさらに有していてもよい。なお、本実施形態における定着ベルト110は、加圧ベルト200のみに従動しており、他の部材によって駆動していない。
ハロゲンランプ120は、ニップ板130および定着ベルト110を加熱することで用紙51上のトナーを加熱する発熱体であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、加圧ベルト200との間で定着ベルト110を挟んだ位置に配置されている。そして、このニップ板130は、ハロゲンランプ120から受けた輻射熱を定着ベルト110を介して用紙51上のトナーに伝達する。
このニップ板130は、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。より詳細にニップ板130は、断面視において、前後方向(加圧ベルト200の移動方向)に沿うように延びるベース部131と、ベース部131の両端から上方に向けて折り曲げられた折曲部132とを主に有している。また、ニップ板130は、加圧ベルト200との間で定着ベルト110を挟む面のうち、折曲部132の折曲面132Aの曲率半径がベース部131のベース面131Aの曲率半径より小さくなるように形成されている。
反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(主に前後方向や上方向に向けて放射された輻射熱)をニップ板130(ベース部131の内面)に向けて反射する部材であり、定着ベルト110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ板130および定着ベルト110を速やかに加熱することができる。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板140は、湾曲形状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の両端部から前後方向外側に沿って延びるフランジ部142とを主に有している。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
ステイ160は、前後方向におけるニップ板130のベース部131の両端を反射板140のフランジ部142を介して支持することでニップ板130の剛性を確保する部材であり、ニップ板130の加圧ベルト200側とは反対側に配置されている。ステイ160は、上壁161と、上壁161の前端から下方に延びる前壁162と、上壁161の後端から下方に延びる後壁163とによって断面視略U形状に形成され、反射板140を覆うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
そして、ニップ板130および反射板140を支持面の一例としての前壁162の下面162Aおよび支持面の一例としての後壁163の下面163Aにより支持するステイ160やハロゲンランプ120は、図3(a),(b),(c)に示すように、左右の規制部材170に固定されている。なお、ハロゲンランプ120は、定着フレーム180等に固定されていてもよい。
規制部材170は、定着ベルト110の左右方向両端側に1つずつ配置されて、主に定着ベルト110の左右方向への移動を規制している。なお、以下の説明では、右側の規制部材170のみを代表して説明し、左側の規制部材170は同様の構成であるので説明を省略する。
具体的に、規制部材170は、上壁171と、上壁171の前後方向両端部から下方に延びる一対の側壁172と、上壁171の左右方向外側端部から下方に延びる保持壁173とを有している。規制部材170は、上壁171、一対の側壁172および保持壁173でステイ160を囲うように保持している。
また、規制部材170は、ベルト規制部174と、抑制部175とを有している。
ベルト規制部174は、一対の側壁172の左右方向内側の端部から前後方向外側に向けて円弧状に突出する部分であり、左右方向内側に定着ベルト110の左右方向への移動を規制するベルト規制面174Aを有している。
抑制部175は、ベルト規制面174Aから左右方向内側に突出するリブであり、開口を下に向けたC字状に形成されている。この抑制部175は、定着ベルト110内に入り込むことで、定着ベルト110の径方向内側への変形を抑えている。なお、規制部材170の形状はこれに限定されず、任意に設定することができる。
ベルト規制部174は、一対の側壁172の左右方向内側の端部から前後方向外側に向けて円弧状に突出する部分であり、左右方向内側に定着ベルト110の左右方向への移動を規制するベルト規制面174Aを有している。
抑制部175は、ベルト規制面174Aから左右方向内側に突出するリブであり、開口を下に向けたC字状に形成されている。この抑制部175は、定着ベルト110内に入り込むことで、定着ベルト110の径方向内側への変形を抑えている。なお、規制部材170の形状はこれに限定されず、任意に設定することができる。
上述した規制部材170は、図4に示すように、定着フレーム180に上下に移動可能に支持されている。
定着フレーム180は、上フレーム181や下フレーム182等から主に構成されている。上フレーム181には、規制部材170を下方に、つまり、加圧ベルト200に向けて付勢する第3付勢部材の一例としてのコイルスプリングSが設けられている。このコイルスプリングSが規制部材170の上壁171を下方に付勢することで、後述する第1バックアップ部材の一例としての第1ローラ210および第2バックアップ部材の一例としての第2ローラ220に加圧ベルト200が押し付けられるようになっている。つまり、第1ローラ210および第2ローラ220からの反力により加圧ベルト200が定着ベルト110に向けて押し付けられるようになっている。
定着フレーム180は、上フレーム181や下フレーム182等から主に構成されている。上フレーム181には、規制部材170を下方に、つまり、加圧ベルト200に向けて付勢する第3付勢部材の一例としてのコイルスプリングSが設けられている。このコイルスプリングSが規制部材170の上壁171を下方に付勢することで、後述する第1バックアップ部材の一例としての第1ローラ210および第2バックアップ部材の一例としての第2ローラ220に加圧ベルト200が押し付けられるようになっている。つまり、第1ローラ210および第2ローラ220からの反力により加圧ベルト200が定着ベルト110に向けて押し付けられるようになっている。
下フレーム182には、左右の側壁に上方に開口した略U字状の支持溝182Aが形成されており、支持溝182Aにより規制部材170を上下方向に移動可能に支持している。支持溝182Aの底部前側には、後述する第1ローラ210の第1軸部211を支持する軸受190と、第2ローラ220の第2軸部221を支持する軸受191とが設けられている。
<加圧ベルトの構成>
次に、加圧ベルト200の構成について説明する。
加圧ベルト200は、図2(a)に示すように、定着ベルト110と対向し、定着ベルト110と接触することでニップ領域Nを形成するための無端状のベルトであり、定着ベルト110と対向する部分であるニップ領域Nにおいて後方向に移動するように構成されている。なお、この加圧ベルト200の移動方向、つまり、後方向を第1方向の一例とする。
次に、加圧ベルト200の構成について説明する。
加圧ベルト200は、図2(a)に示すように、定着ベルト110と対向し、定着ベルト110と接触することでニップ領域Nを形成するための無端状のベルトであり、定着ベルト110と対向する部分であるニップ領域Nにおいて後方向に移動するように構成されている。なお、この加圧ベルト200の移動方向、つまり、後方向を第1方向の一例とする。
加圧ベルト200は、ポリイミド樹脂等の樹脂から構成されており、加圧ベルト200の内周面200Aが、第1ローラ210および第2ローラ220により支持されている。なお、加圧ベルト200は、樹脂を含む構成であればよい。
第1ローラ210は、定着ベルト110と対向し、第1位置Aにおいて定着ベルト110との間で加圧ベルト200を挟んでいる。具体的に、第1ローラ210は、ステイ160の前壁162の下面162Aがニップ板130のベース部131を支持する位置、つまり、前後方向において前壁162と同じ位置に配置されており、ステイ160の前壁162の下面162Aとの間で、ニップ板130、加圧ベルト200および定着ベルト110を挟んでいる。また、上下方向から見て、ステイ160の前壁162の下面162Aと第1ローラ210と加圧ベルト200の接触部分、つまり、第1位置Aは重なる位置になっている。
第1ローラ210は、図4に示すように、外部に配置されたモータ400からの駆動力を受けるように構成された第1受け部材の一例としての第1ギヤ213を有している。第1ローラ210は、金属製の第1金属部の一例としての第1軸部211と、第1軸部211の表面に配置されるゴム状の第1弾性層212とから構成されている。また、第1弾性層212の厚みは、後述する第2弾性層222の厚みよりも小さくなっている。これにより、第1ローラ210とニップ板130とで加圧ベルト200を挟んだときの第1弾性層212による反発力が第2弾性層222による反発力よりもより大きくなるので、第1ローラ210による押し付け力を第2ローラ220による押し付け力よりも強くすることが可能となっている。すなわち、加圧ベルト200の第1位置Aにおける定着ベルト110との接触圧が、加圧ベルト200の後述する第2位置Bにおける定着ベルト110との接触圧よりもより大きくなっている。そのため、第1位置Aで用紙51と加圧ベルト200がスリップするのをより確実に抑制することが可能となっている。
なお、第1弾性層212の厚みは、0.01〜10.00mmの範囲内の値でもよいし、0.1〜5.00mmの範囲内の値でもよいし、0.15〜3.00mm内の値でもよい。また、第2弾性層222の厚みは、0.10〜40.00mmの範囲内の値でもよいし、2.0〜20.00mmの範囲内の値でもよいし、5.00〜15.00mm内の値でもよい。
図2(a)に示すように、第2ローラ220は、第1ローラ210よりも後側(加圧ベルト200の移動方向下流側)に位置し、第1位置Aから離れた第2位置Bにおいて定着ベルト110との間で加圧ベルト200を挟んでいる。より詳細に、第2ローラ220は、ステイ160の後壁163の下面163Aがニップ板130のベース部131を支持する位置、つまり、前後方向において後壁163と同じ位置に配置されており、ステイ160の後壁163の下面163Aとの間で、ニップ板130、加圧ベルト200および定着ベルト110を挟んでいる。また、上下方向から見て、ステイ160の後壁163の下面163Aと第2ローラ220と加圧ベルト200の接触部分、つまり、第2位置Bは重なる位置になっている。
このように第2ローラ220が第1ローラ210と所定の間隔をあけて配置されることで、前後方向におけるステイ160の前壁162の位置からステイ160の後壁163に位置までの範囲において加圧ベルト200と定着ベルト110が接触している。すなわち、当該範囲においてニップ領域Nが形成されている。これにより、ニップ領域Nの幅を大きくすることが可能となっている。また、本実施形態では、定着ベルト110が加圧ベルト200に接触しないとき、例えば、定着装置100を組み立てる前やジャム処理等で加熱部材101を加圧ベルト200から離間するとき、第1ローラ210の上端と第2ローラ220の上端の上下方向における位置は同じとなっている。
第2ローラ220は、金属製の第2金属部の一例としての第2軸部221と、第2軸部221の表面に配置される発泡性のスポンジ材等の断熱性を有する第2弾性層222とから構成されている。このように第2弾性層222をゴム層よりも反発力が小さい発泡性の弾性層とすることで、第2位置Bにおける接触圧を第1位置Aにおける接触圧よりもより小さくすることが可能となっている。そのため、第1位置Aにおける接触圧を第2位置Bにおける接触圧よりもより強くすることが可能となっている。
第2ローラ220は、図4に示すように、外部に配置されたモータ400からの駆動力を受けるように構成された第2受け部材の一例としての第2ギヤ223を有しており、使用時においては、周速が第1ローラ210の周速よりも大きくなるように設定される。なお、第1ローラ210の周速および第2ローラ220の周速は、例えば、第1ギヤ213に駆動力を伝達するギヤ列と第2ギヤ223に駆動力を伝達するギヤ列における減速比を変えて、第2ギヤ223の周速が第1ギヤ213の周速より大きくすることにより設定されていてもよいし、2つのモータをそれぞれ別々に第1ギヤ213と第2ギヤ223に接続して第2ギヤ223に接続されたモータの周速が第1ギヤ213に接続されたモータの周速より大きくすることにより設定されていてもよい。
以上のように構成された定着装置100は、コイルスプリングSにより加熱部材101が下方に付勢されることで定着ベルト110と加圧ベルト200が接触し、ニップ領域Nが形成される。そして、第1ローラ210および第2ローラ220により加圧ベルト200が定着ベルト110に向けて押し付けられるので、図2(b)に示すように、ニップ領域N全体においてより適度な接触圧を維持することができる。
また、第1ローラ210が定着ベルト110との間で加圧ベルト200を挟む第1位置Aと、第2ローラ220が定着ベルト110との間で加圧ベルト200を挟む第2位置Bにおいては、第1ローラ210および第2ローラ220が加圧ベルト200に押し付けられるので、ニップ領域Nのその他の部分よりも接触圧が強くなっている。ここで、第1位置と第2位置における加圧ベルトと定着ベルトの接触圧が同じ構成である場合、用紙の搬入位置における加熱部材と加圧ベルトの接触圧をさらに強くすべく、第1位置および第2位置の両方における接触圧を強くすると、ニップ領域全体にかかる力が大きくなる。その結果、定着装置全体にかかる負荷が大きくなり、構造が複雑化する可能性がある。
しかし、本実施形態では、第2ローラ220の接触圧が第1ローラ210の接触圧より小さいので、第1位置と第2位置における加圧ベルトと定着ベルトの接触圧が同じ構成と比較して、ニップ領域N全体における接触圧をより小さくすることができる。そのため、例えば、コイルスプリングSの付勢力を弱くすることが可能となり、定着装置100全体の構造を簡易化することができる。
また、第2ローラ220の周速を第1ローラ210の周速より大きくすることで、加圧ベルト200の定着ベルト110側の部分を後方向に引っ張ることができる。そのため、加圧ベルト200の定着ベルト110側の部分において加圧ベルト200を撓みにくくすることができる。
また、第1ローラ210がステイ160の前壁162の下面162Aとの間で、かつ、第2ローラ220がステイ160の後壁163の下面163Aとの間で、ニップ板130、加圧ベルト200および定着ベルト110を挟むので、第1位置Aおよび第2位置Bにおける加圧ベルト200と定着ベルト110との接触圧を高めることができる。
また、加圧ベルト200が樹脂を含んでなるので、金属で形成された加圧ベルトと比較して、耐久性を維持しつつ、加圧ベルト200により定着ベルト110の熱を奪うのを抑制することができる。
また、ニップ領域Nの幅を大きくできるので、ニップ領域Nにおける加熱効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明では、前記実施形態と略同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態>
前記実施形態では、第1弾性層212の厚みが第2弾性層222の厚みより小さくすることや、第1弾性層212の材質をゴム層とし、第2弾性層222の材質を発泡性の弾性層とすることで、第1位置Aでの接触圧が第2位置Bでの接触圧よりも大きくなるような構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5(a)に示すように、定着ベルト110が加圧ベルト200に接触しないとき、例えば定着装置100Aを組み立てる前や、ジャム処理等で加熱部材101Aを加圧ベルト200から離間するようなとき、第1ローラ210Aが第2ローラ220Aよりも上方向に突出した構成であってもよい。なお、第1ローラ210Aから定着ベルト110に向かう方向、つまり、上方向を第2方向の一例とする。
前記実施形態では、第1弾性層212の厚みが第2弾性層222の厚みより小さくすることや、第1弾性層212の材質をゴム層とし、第2弾性層222の材質を発泡性の弾性層とすることで、第1位置Aでの接触圧が第2位置Bでの接触圧よりも大きくなるような構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5(a)に示すように、定着ベルト110が加圧ベルト200に接触しないとき、例えば定着装置100Aを組み立てる前や、ジャム処理等で加熱部材101Aを加圧ベルト200から離間するようなとき、第1ローラ210Aが第2ローラ220Aよりも上方向に突出した構成であってもよい。なお、第1ローラ210Aから定着ベルト110に向かう方向、つまり、上方向を第2方向の一例とする。
この構成では、第1ローラ210Aは、金属製の第1軸部211Aおよびゴム状の第1弾性層212Aから構成され、第2ローラ220Aは、金属製の第2軸部221Aおよびゴム状の第2弾性層222Aから構成されている。そして、第1軸部211Aの径が第2軸部221Aの径よりも大きく、第1弾性層212Aの厚みは、第2弾性層222Aの厚みと同じになっている。なお、第1弾性層212Aおよび第2弾性層222Aは、発泡性の弾性層であってもよい。また、第1弾性層212Aと第2弾性層222Aの厚みを同じにし、かつ、第1ローラ210Aと第2ローラ220Aの直径を同じにして、上下方向における位置を第1ローラ210Aが第2ローラ220Aより上になるような位置にしてもよい。
このような定着装置100Aによれば、第3付勢部材の一例としてのコイルスプリングS(図示省略)により、加熱部材101Aが加圧ベルト200に向けて付勢されると、図5(b)に示すように、第1ローラ210Aが第2ローラ220Aより上向きに突出してる分、反発力が強くなる。これにより、第1ローラ210Aによる押し付け力を第2ローラ220Aによる押し付け力よりも強くすることができる。
<第3実施形態>
前記実施形態では、第2ローラ220が外部に配置されたモータ400からの駆動力を受けるように構成された第2ギヤ223を有していたが、図6に示すように、第2ローラ220が第2ギヤを有さない構成、つまり、外部に配置されたモータからの駆動力を受けない構成であってもよい。
前記実施形態では、第2ローラ220が外部に配置されたモータ400からの駆動力を受けるように構成された第2ギヤ223を有していたが、図6に示すように、第2ローラ220が第2ギヤを有さない構成、つまり、外部に配置されたモータからの駆動力を受けない構成であってもよい。
この構成では、第2ローラ220は、前記実施形態と同様な第2軸部221および第2弾性層222から構成されており、第2軸部221を軸支する軸受191に第4付勢部材の一例としてのコイルバネ230が設けられている。
コイルバネ230は、前端部231が軸受191に、後端部232が図示しない定着フレーム180等の適宜な箇所に掛止めされており、後方向に向けて第2ローラ220を付勢するように構成されている。これにより、後方向に加圧ベルト200を引っ張ることができるので、加圧ベルト200を撓みにくくすることができる。
<第4実施形態>
前記実施形態では、コイルスプリングSが下方に加熱部材101を付勢することで、ニップ領域Nにおける接触圧がかかるような構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、第1付勢部材の一例としての第1圧縮バネ240Aおよび第2付勢部材の一例としての第2圧縮バネ240Bを備えた構成であってもよい。
前記実施形態では、コイルスプリングSが下方に加熱部材101を付勢することで、ニップ領域Nにおける接触圧がかかるような構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、第1付勢部材の一例としての第1圧縮バネ240Aおよび第2付勢部材の一例としての第2圧縮バネ240Bを備えた構成であってもよい。
この構成における第1ローラ210Bおよび第2ローラ220Bは、第1弾性層212Bの厚みが第2弾性層222Bの厚みと同じになっており、第1軸部211Bおよび第2軸部221Bが、それぞれ軸受190Bおよび軸受191Bに軸支されている。
軸受190Bおよび軸受191Bは、それぞれ定着フレーム180Bに形成された上方向に開口する略U字状の支持溝183Aおよび支持溝183Bに移動可能に支持されている。そして、支持溝183Aおよび支持溝183Bには、第1圧縮バネ240Aおよび第2圧縮バネ140Bが設けられている。
第1圧縮バネ240Aは、軸受190Bと支持溝183Aの間に配置されており、上端部241Aが軸受190Bに接触し、下端部242Aが支持溝183Aの底部に接触している。第2圧縮バネ240Bは、軸受191Bと支持溝183Bの間に配置され、上端部241Bが軸受191Bに接触し、下端部242Bが支持溝183Bの底部に接触している。第1圧縮バネ240Aおよび第2圧縮バネ240Bは、軸受190Bおよび軸受191B、つまり、第1ローラ210Bおよび第2ローラ220Bを加熱部材101側に付勢するように構成されており、第1圧縮バネ240Aの付勢力は、第2圧縮バネ240Bの付勢力よりも大きくなっている。
このような定着装置100Bによれば、第1圧縮バネ240Aが第2圧縮バネ240Bよりも付勢力が大きいので、第1ローラ210Bによる押し付け力を第2ローラ220Bによる押し付け力よりも強くすることができる。
<第5実施形態>
前記実施形態では、第1バックアップ部材および第2バックアップ部材として第1ローラ210および第2ローラ220を例示したが、本発明はこれに限定されず、図8に示すように、第1バックアップ部材の一例としての第1パッド250と、第2バックアップ部材の一例としての第2パッド260とを備えた構成としてもよい。
前記実施形態では、第1バックアップ部材および第2バックアップ部材として第1ローラ210および第2ローラ220を例示したが、本発明はこれに限定されず、図8に示すように、第1バックアップ部材の一例としての第1パッド250と、第2バックアップ部材の一例としての第2パッド260とを備えた構成としてもよい。
この構成では、加圧ベルト200の内周面200Aを支持するように構成された第1ローラ210Cおよび第2ローラ220Cと、第1パッド250と、第2パッド260とが設けられている。第1ローラ210Cおよび第2ローラ220Cは、前記第4実施形態と同じ構成であり、第1軸部211Cおよび第2軸部221Cが、それぞれ軸受190Cおよび軸受191Cに軸支されている。
軸受190Cおよび軸受191Cは、定着フレーム180Cに形成された上方向に開口する略U字状の支持溝184の前後両端部に固定されている。支持溝184の軸受190Cおよび軸受191Cの前後方向内側には、第1圧縮バネ270Aおよび第2圧縮バネ270Bが設けられている。
第1パッド250は、定着ベルト110と対向し、第1位置Aにおいて定着ベルト110との間で加圧ベルト200を挟んでいる。具体的に、第1パッド250は、ステイ160の前壁162の下面162Aとの間で、ニップ板130、加圧ベルト200および定着ベルト110を挟んでいる。
第2パッド260は、第1パッド250よりも後側(加圧ベルト200の移動方向下流側)に位置し、第1位置Aから離れた第2位置Bにおいて定着ベルト110との間で加圧ベルト200を挟んでいる。具体的に、第2パッド260は、ステイ160の後壁163の下面163Aとの間で、ニップ板130、加圧ベルト200および定着ベルト110を挟んでいる。
第1圧縮バネ270Aは、第1パッド250と支持溝184の間に配置され、上端部271Aが第1パッド250に接触し、下端部272Aが支持溝184の底部に接触している。第2圧縮バネ270Bは、第2パッド260と支持溝184の間に配置され、上端部271Bが第2パッド260に接触し、下端部272Bが支持溝184の底部に接触している。第1圧縮バネ270Aおよび第2圧縮バネ270Bは、第1パッド250および第2パッド260を加熱部材101側に付勢するように構成されており、第1圧縮バネ270Aの付勢力は、第2圧縮バネ270Bの付勢力よりも大きくなっている。なお、第1圧縮バネ270Aおよび第2圧縮バネ270Bは、加圧ベルト200の左右方向外側に一対ずつ配置されている。
このような定着装置100Cであっても、第1圧縮バネ270Aが第2圧縮バネ270Bよりも付勢力が大きいので、第1パッド250による押し付け力を第2パッド260による押し付け力よりも強くすることができる。
前記各実施形態では、第1位置Aおよび第2位置Bは、上下方向から見てステイ160の前壁162の下面162Aおよび後壁163の下面163Aと重なる位置であったが、重なる位置でなくてもよい。
図2(a)における実施形態では、第1弾性層212および第2弾性層222は、材質が異なり、かつ、厚みが第2弾性層222の方が大きい構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1弾性層および第2弾性層における各材質を同じにして、第2弾性層の厚みを第1弾性層より大きくしてもよい。また、第1弾性層および第2弾性層における各厚みを同じにして、第1弾性層をゴム層とし、第2弾性層を発泡性の弾性層としてもよい。
図5(a)における実施形態では、第1ローラ210Aの直径が第2ローラ220Aの直径よりも大きくなっていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1ローラと第2ローラの直径を同じにして、上下方向において第1ローラの頂点が第2ローラの頂点より上になるような位置にしてもよい。
前記各実施形態では、第1ローラおよび第2ローラの2つのローラにより加圧ベルト200の内周面200Aを支持していたが、本発明はこれに限定されず、例えば、3つ以上のローラにより支持していてもよい。
前記各実施形態では、定着ベルトおよびニップ板を有する加熱部材であったが、本発明はこれに限定されず、加熱ローラを加熱部材としてもよい。
前記実施形態では、第1ローラ210は外部に配置されたモータ400からの駆動力により駆動していたが、例えば加熱部材が加熱ローラであり、この加熱ローラが駆動する場合は、外部に配置されたモータからの駆動力により駆動しなくてもよい。また、第2ローラが外部に配置されたモータからの駆動力により駆動するローラであり、第1ローラと加圧ベルトが滑らないように構成されていれば、第1ローラは外部に配置されたモータからの駆動力により駆動していなくてもよい。
前記各実施形態では、第1ローラは、金属製の第1軸部211の表面に第1弾性層212を配置していたが、本発明はこれに限定されず、弾性層を配置しなくてもよいし、非金属製の軸部材の上に金属層と弾性層を有するような構成であってもよい。
前記実施形態では、第2ローラ220は、表面が断熱性のある第2弾性層222からなる構成であったが、本発明はこれに限定されず、表面が断熱性のない弾性層を有する構成であってもよい。
前記各実施形態では、加圧ベルト200は樹脂からなる構成であったが、金属からなる構成であってもよい。
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、モノクロ画像を形成する画像形成装置に本発明を適用してもよく、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
100 定着装置
101 加熱部材
110 定着ベルト
130 ニップ板
160 ステイ
200 加圧ベルト
210 第1ローラ
211 第1軸部
212 第1弾性層
213 第1ギヤ
220 第2ローラ
221 第2軸部
222 第2弾性層
223 第2ギヤ
230 コイルバネ
A 第1位置
B 第2位置
N ニップ領域
S コイルスプリング
101 加熱部材
110 定着ベルト
130 ニップ板
160 ステイ
200 加圧ベルト
210 第1ローラ
211 第1軸部
212 第1弾性層
213 第1ギヤ
220 第2ローラ
221 第2軸部
222 第2弾性層
223 第2ギヤ
230 コイルバネ
A 第1位置
B 第2位置
N ニップ領域
S コイルスプリング
Claims (15)
- 加熱部材と、
前記加熱部材と接触して前記加熱部材との間でニップ領域を形成するとともに前記ニップ領域において第1方向に移動するように構成された第1エンドレスベルトと、
第1位置において前記加熱部材との間で前記第1エンドレスベルトを挟むように構成された第1バックアップ部材と、
前記第1バックアップ部材よりも前記第1方向下流側に位置し、前記第1位置から離れた第2位置において前記加熱部材との間で前記第1エンドレスベルトを挟むように構成された第2バックアップ部材とを備え、
前記第1エンドレスベルトの前記第1位置における前記加熱部材との接触圧が、前記第1エンドレスベルトの前記第2位置における前記加熱部材との接触圧よりも大きくなるように構成されたことを特徴とする定着装置。 - 前記第1バックアップ部材を前記加熱部材に向けて付勢する第1付勢部材と、
前記第2バックアップ部材を前記加熱部材に向けて付勢する第2付勢部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記第1付勢部材は、前記第2付勢部材よりも付勢力が大きいことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記第1バックアップ部材は、第1金属部と、前記第1金属部の表面に配置される第1弾性層とを有し、
前記第2バックアップ部材は、第2金属部と、前記第2金属部の表面に配置される第2弾性層とを有し、
前記第1弾性層の厚みは、前記第2弾性層の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記第1バックアップ部材は、第1金属部と、前記第1金属部の表面に配置される第1弾性層とを有し、
前記第2バックアップ部材は、第2金属部と、前記第2金属部の表面に配置される第2弾性層とを有し、
前記第1弾性層は、ゴム層であり、
前記第2弾性層は、発泡性の弾性層であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記加熱部材を前記第1エンドレスベルトに向けて付勢する第3付勢部材を備え、
前記第1バックアップ部材は、前記加熱部材が前記第1エンドレスベルトに接触しないとき、前記第2バックアップ部材よりも前記第1バックアップ部材から前記加熱部材に向かう第2方向に突出していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記加熱部材は、前記第1エンドレスベルトに接触して従動するように構成された第2エンドレスベルトを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記第1バックアップ部材は、第1ローラであり、
前記第2バックアップ部材は、第2ローラであることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。 - 前記第1ローラは、外部からの駆動力を受けるように構成された第1受け部材を有することを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
- 前記第2ローラは、外部からの駆動力を受けるように構成された第2受け部材を有することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の定着装置。
- 前記第2ローラを前記第1方向に向けて付勢する第4付勢部材を備えたことを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
- 前記加熱部材は、前記第1エンドレスベルトとの間で前記第2エンドレスベルトを挟むように構成されたニップ部材を有し、
前記ニップ部材の前記第1エンドレスベルト側とは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持する少なくとも1つの支持面を有するステイを備え、
前記第1バックアップ部材および第2バックアップ部材のうち少なくとも一方は、前記ステイの前記支持面との間で、前記ニップ部材、前記第1エンドレスベルトおよび前記第2エンドレスベルトを挟むように構成されたことを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記ニップ部材は、板状に形成されていることを特徴とする請求項12に記載の定着装置。
- 前記第1エンドレスベルトは、樹脂を含んでなることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項10に記載の定着装置を備え、
前記第2ローラの周速が前記第1ローラの周速よりも大きくするように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
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