JP2014195570A - 揮散剤容器 - Google Patents

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【課題】容器本体を開封し、揮散剤を揮散させる状態とするための操作を簡易化させるとともに、開封状態にあることを外観から容易に確認することができる揮散剤容器を提供する。【解決手段】内部に揮散剤Rを収容する容器本体20と、倒立状態とした容器本体20に下方から被さるカバー30と、を備えた揮散剤容器1であって、カバー30の側壁31は、ヒンジ33を介して連結する側壁蓋部34を有し、側壁蓋部34は、該側壁蓋部34の少なくとも一部を全周にわたって覆うカバーフィルム10によって、外側への揺動変位が阻止され、該側壁蓋部34の内面に、カバー30の内側に向かって下方に傾斜する傾斜部35aを容器本体20の肩部23に当接させて、該容器本体20を下方から支持する一方、カバーフィルムを除去して該容器本体20を押し込むことで、該容器本体20の胴部22を該傾斜部35aに沿わせて該側壁蓋部34を外側へ揺動変位させる支持部を設けた、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、揮散剤容器に関し、特には、容器本体を開封し、揮散剤を揮散させる状態とするための操作を簡易化するとともに、開封状態にあることを外観から容易に確認可能にしようとするものである。
従来、芳香剤等の揮散剤を内部に収容した容器本体を、倒立した状態で使用する揮散剤容器として、例えば特許文献1に記載されるようなものが知られている。このような揮散剤容器は、開封して使用する際、容器本体の口部側に設けられているカバー等を容器本体から一旦取外し、容器本体の開封操作を施した後に、再度、カバー等を取付けることを必要とするものである。
実開平7−155367号公報
しかしながら、上記のような揮散材容器の場合、カバーの着脱、容器本体の開封等の一連の操作の中で、容器の転倒、落下によって内容物が流出したり、使用説明と異なる操作をして不具合が発生したりする虞があった。また、上記のような揮散剤容器は、開封したか否かを外観からでは判断し難いものであった。
それゆえ本発明は、容器本体を開封し、揮散剤を揮散させる状態とするための操作を簡易化させるとともに、開封状態にあることを外観から容易に確認することができる揮散剤容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る揮散剤容器は、内部に揮散剤を収容し、底部、胴部、肩部、及び口部を有するボトル状の容器本体と、倒立状態とした前記容器本体に下方から被さり、該容器本体の前記口部及び前記肩部を覆うカバーと、を備えた揮散剤容器であって、前記カバーの側壁は、ヒンジを介して連結する側壁蓋部を有し、前記側壁蓋部は、該側壁蓋部の少なくとも一部を全周にわたって覆うカバーフィルムによって、外側への揺動変位が阻止され、前記側壁蓋部の内面に、前記カバーの内側に向かって下方に傾斜する傾斜部を前記容器本体の肩部に当接させて、該容器本体を下方から支持する一方、前記カバーフィルムを除去して該容器本体を押し込むことで、該容器本体の胴部を該傾斜部に沿わせて該側壁蓋部を外側へ揺動変位させる支持部を設けた、ことを特徴とする。
また、本発明の揮散剤容器は、前記容器本体が、前記口部を封止する中栓を備え、前記カバーの底壁に、前記中栓に向かって立設された、容器本体の押し込みに伴って、中栓を開封させる突起を設けることが好ましい。
また、本発明の揮散剤容器は、前記突起の外側に、容器本体の開封に伴い、注出させた内容物を含浸させる揮散部材を設けることが好ましい。
本発明の揮散剤容器によれば、容器本体を開封し、揮散剤を揮散させる状態とするための操作を簡易化させるとともに、開封状態にあることを外観から容易に確認することができる。
(a)は、本発明の一実施形態に係る揮散剤容器の未開封状態を示す部分断面図であり、(b)は、図1(a)のA−A断面図である。 (a)は、図1の揮散剤容器の開封状態を示す部分断面図であり、(b)は、図2(a)に示す揮散剤容器の上面図である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る揮散剤容器の未開封状態を示す部分断面図であり、(b)は、図3(a)のB−B断面図である。 (a)は、図3の揮散剤容器の開封状態を示す部分断面図であり、(b)は、図4(a)に示す揮散剤容器の上面図である。 図3の揮散剤容器の動作を示す図である。
以下、図1、2を参照して、本発明の一実施形態に係る揮散剤容器について詳細に例示説明する。なお、本例の揮散剤容器は倒立状態で使用されるものであるため、倒立状態を基準として説明する。
図1、2に示すように、揮散剤容器1は、カバーフィルム10と、容器本体20と、カバー30と、揮散部材40と、中栓50とを備える。容器本体20、カバー30、中栓50は、本例ではいずれも樹脂製とするが、その他の材質を用いることも可能である。
本実施形態において、容器本体20は、底部21、胴部22、肩部23及び口部24を有し、内部に揮散剤Rを収容するボトル状をなしている。容器本体20は、底部21が略正方形をなし、胴部22が略長方形の4つの側面からなる角壜状をなしている。また、容器本体20の口部24には、口部24を封止する中栓50が液密に嵌合されている。中栓50は、リング状の環状底面部51と、この環状底面部51の外周縁部に立設された外筒部52と、環状底面部51の内周縁部に立設された内筒部53とによって容器本体20の口部24に嵌合している。また、内筒部53の上端縁部の内側に張設された天板部54によって容器本体20の口部24が封止されている。天板部54は、厚さの薄くなった環状の薄肉部54aを有し、突起38が天板部54を貫通する際に、この薄肉部54aを起点として天板部54が破断される。また、本発明において揮散剤Rは特に限定されるものではなく、例えば、芳香剤、消臭剤、除湿剤、又は虫除け剤などの揮散性の液体、または、ゲル状の粒状体等とすることができるが、この例では液体の芳香剤としている。
カバー30は、倒立状態とした容器本体20に下方から被さり、該容器本体20の口部24及び肩部23を覆っている。また、カバー30は、容器本体20の胴部22を取り囲むように配置される側壁31及び、管状の側壁31の下端に設けられた底壁32を有する。カバー30の側壁31は、ヒンジ33を介して連結する側壁蓋部34を有し、この例では、一組の対向する側壁31にそれぞれ側壁蓋部34が形成され、底壁32まで延びて、底壁32の一部を形成している。この例においては、側壁31に形成された薄肉部分をヒンジ33としている。図1(a)に示す未開封状態の揮散剤容器1において、側壁蓋部34は、側壁31の全周を覆うカバーフィルム10によって外側への揺動変位が阻止されている。また、各側壁蓋部34の内面には、支持部としての支持リブ35が設けられ、その上端に形成された傾斜部35aを、容器本体20の肩部23に当接させて、容器本体20を下方から支持している。また、傾斜部35aは、カバー30の内側に向かって下方に傾斜しており、これに対応する容器本体20の肩部23は、傾斜部35aに略平行に傾斜している。底壁32の上面には、揮散部材40を介して揮散される揮散剤Rを透過させるための溝32aが複数形成されている。
カバー30の底壁32の中央には、上記の中栓50に向かって尖頭状の突起38が上方に向けて形成されている。突起38には、上下方向にわたる複数の凹状(図示省略)が形成されている。すなわち、突起38によって破断開封され、容器本体20の口部24から流出した揮散剤Rは、当該凹状および上記の溝32aを介して揮散部材40まで移動することができる。なお、溝32aに代えて、突条を設けても良い。なお、凹状に代えて、凸条としても良い。突起38の高さは、容器本体20の肩部23と、支持リブ35の傾斜部35aとが当接した未開封状態で、突起38の先端部が中栓50の天板部54からわずかに離間する程度の高さになっており、容器本体20を押し下げて、環状底面部51と、底壁32が接触した状態では、突起38は中栓50の天板部54を突き破り貫通する。
また、この例において、カバー30は、側壁31の内面上端付近に、仮保持凸部36を有し、容器本体の胴部22の外面には、この仮保持凸部36と係合して、カバー30に対する容器本体20の上方移動を防止する係合凸部25を有する。
カバー30の底壁32上には、リング状の揮散部材40が配置されている。揮散部材40は本例では、例えば不織布などの、液体を吸収し湿潤する部材からなっている。
カバーフィルム10は、側壁蓋部34の少なくとも一部を全周にわたって覆っている。この例では、カバーフィルム10は、容器本体20の底部21の上面から、カバー30の底壁32の下面まで、容器本体20の中心軸Oの周りで周方向に全周にわたって覆っている。これにより、側壁蓋部34の外側への揺動変位が阻止するとともに、容器本体20がカバー30に対して離間方向に移動することを制限している。また、カバーフィルム10は、例えば熱収縮フィルムとすることができ、図や文字等の装飾を施すことも可能である。また、カバーフィルム10は、ミシン目等を形成することにより、それを起点として、容易に容器本体20及びカバー30から剥がし取ることができる。なお、図示のカバーフィルム10は、容器本体20及びカバー30に対して隙間を空けて配置されているように示されているが、実際には、カバーフィルム10の内面は容器本体20及びカバー30の外面に接触して配置されている。
上記構成を有する揮散剤容器1は、カバーフィルム10を除去しなければ、支持リブ35の働きによって、容器本体20をカバー30に押し込むことができないため、誤って開封されて揮散剤Rが外部に流出してしまう虞がなく、安全に取扱うことができる。また、本実施形態の揮散剤容器1は、容器本体20の底部21の上面から、カバー30の底壁32の下面まで、すなわち、揮散剤容器1の全長にわたって、カバーフィルム10によって覆われているため、カバーフィルム10の除去前に、容器本体20とカバー30とが分離する虞がない。したがって、運搬時や保管時における容器本体20またはカバー30の脱落等を防止することができる。また、揮散剤容器1は、カバーフィルム10を除去して使用することを前提とするため、カバーフィルム10が除去されていない場合には、揮散剤容器1が未開封状態であることを外観から容易に確認することができる。
上記構成を有する揮散剤容器1を使用する際には、先ず、カバーフィルム10を除去する。そして、容器本体20を、カバー30に対して下方に押し込むと、肩部23の下方への変位にて側壁蓋部34がヒンジ33を支点として外側へ開き始め、胴部22が傾斜部35aに押し当たって、該側壁蓋部34を外側へ揺動変位させることができる。また、この容器本体20の下方への変位に伴って、容器本体20の口部24を封止している中栓50の天板部54が、カバー30の突起38によって破断され、注出した揮散剤Rが揮散部材40に含浸し、揮散を開始する。すなわち、上記構成を有する本実施形態の揮散剤容器1によれば、図1(a)、(b)に示した未開封状態から、カバーフィルム10を除去し、容器本体20を押し下げる操作のみによって、図2(a)、(b)に示すような、揮散剤Rを揮散させる開封状態にすることができる。したがって、容器本体20を開封し、揮散剤Rを揮散させる状態とするための操作を大幅に簡易化することができ、開封操作の途中で起こりうる、容器の転倒、落下によって揮散剤が流出したり、使用説明と異なる操作をして不具合が発生したりする虞も、低減することができる。
また、図2(a)、(b)に示すように側壁蓋部34が外側に開くことで、揮散剤容器1が開封状態にあることを外観から容易に確認することができる。さらに、側壁蓋部34が外側に開くことにより、揮散剤容器1の内部、特には、揮散部材40の周囲を流れる空気の流路が形成されるため、新たに空気流路を拡大することなく、揮散剤Rの揮散効果を向上させることができる。
次に、本発明の他の実施形態について、図3〜図5を参照して説明する。
図3に示すように、揮散剤容器101は、先の実施形態と同様に、倒立状態とした容器本体120と、容器本体120を下方から支持するカバー130と、外側からこれら容器本体120およびカバー130を覆うカバーフィルム110とを備える。
容器本体120は、底部121、胴部122、肩部123及び口部124を有し、内部に揮散剤Rを収容するボトル状をなしている。容器本体120は、底部121が略円形をなし、胴部122が略円筒形となっている。口部124の外周面には、雄ねじ部124sが形成されている。また、容器本体120の口部124には、口部124を封止する中栓150が液密に嵌合されている。中栓150は、リング状の環状底面部151と、この環状底面部151の外周縁部に立設された外筒部152と、環状底面部151の内周縁部に立設された内筒部153とによって容器本体120の口部124に嵌合し、内筒部153の上端縁部の内側に張設された天板部154によって容器本体120の口部124が封止されている。
カバー130は、倒立状態とした容器本体120に下方から被さり、該容器本体120の口部124及び肩部123を覆っている。また、カバー130は、容器本体120の胴部122を取り囲むように配置される円筒状の側壁131及び、側壁131の下端に設けられた底壁132を有する。カバー130の側壁131は、ヒンジ133を介して連結する側壁蓋部134を有する。図3(a)に示す未開封状態の揮散剤容器101において、側壁蓋部134は、側壁131の全周を覆うカバーフィルム110によって外側への揺動変位が阻止されている。また、各側壁蓋部134の内面には支持リブ135が設けられ、その上端に形成された傾斜部135aを、容器本体120の肩部123に当接させて、容器本体120を下方から支持している。また、傾斜部135aは、カバー130の内側に向かって下方に傾斜しており、これに対応する容器本体120の肩部123は、傾斜部135aに略平行に傾斜している。
図3(a)、(b)に示すように、本実施形態のカバー130は、底壁132の上面から立設する内側壁部139を有する。内側壁部139の内周面には、雌ねじ部139sが形成され、この雌ねじ部139sは、容器本体120の口部124の外周面に形成された雄ねじ部124sに対応している。また、内側壁部139には、高さ(軸)方向に延在する2本の対向するスリット139aが形成されている。開封後に容器本体120から注出された揮散材Rはこのスリット139aを通って、揮散部材140側に移動する。また、底壁132の上面には、揮散部材140を介して揮散される揮散剤Rを透過させるための溝132aが複数形成されている。また、カバー130の底壁132の中央には、先の実施形態と同様に中栓150に向かって尖頭状の突起138が上方に向けて形成されている。また、カバー130の底壁132上には、揮散材Rを含浸するための、リング状の揮散部材140が配置されている。
カバーフィルム110は、先の実施形態と同様に、容器本体120の底部121の上面から、カバー130の底壁132の下面まで、容器本体の中心軸Oの周りで周方向に全周にわたって覆っている。
上記構成を有する揮散剤容器101は、図3(a)、(b)に示す未開封状態において、容器本体120が、カバー130の支持リブ135によって、下方から支持されている。また、容器本体120の口部124に形成された雄ねじ部124sの上面と、カバー130に形成された内側壁部139の雌ねじ部139sの下面とが係合しており、容器本体120とカバー130とが離間する方向の移動が制限されている。なお、この例においては、容器本体120とカバー130とが離間する方向の移動はカバーフィルム110によっても制限されている。
揮散剤容器101を開封して使用する際には、カバーフィルム110を除去した後、容器本体120をカバー130に対して中心軸Oの周りで回転させることで、容器本体120をカバー130に押し込む(ねじ込む)ことができる。これにより、先の実施形態と同様に、肩部123の下方への変位にて側壁蓋部134がヒンジ133を支点として外側へ開き始め、胴部122が傾斜部135aに押し当たって、該側壁蓋部134を外側へ揺動変位させることができる。また、この容器本体120の下方への変位に伴って、容器本体120の口部124を封止している中栓150の天板部154が、カバー130の突起138によって破断され、注出された揮散剤Rがスリット139a、または溝132aを介して揮散部材140に含浸し、揮散を開始する。図4(a)、(b)は、容器本体120を最大までねじ込み、押し下げた状態を示している。この状態で、側壁蓋部134の開く角度は最大となり、空気が揮散剤容器101の内部に流入し易くなるため、揮散剤Rの揮散効果は大きくなる。
本実施形態の揮散剤容器101は、先の実施形態で得られる効果に加えて、ねじ込み量を調節することで、カバー130に対する容器本体120の高さを、任意の位置に設定することが可能となる。これにより、図5に示すように、側壁蓋部134の開く角度を適宜設定して、揮散剤容器101の内部に流入する空気の量を調節することが可能となる。すなわち、揮散剤Rの揮散効果を増大させたい場合には、容器本体120をカバー130に対して下方までねじ込むことで側壁蓋部134を大きく開かせ、逆に、揮散剤Rの揮散効果を低減させたい場合には、容器本体120を逆方向に回転させて上昇させることで側壁蓋部134の角度を小さくすることが可能となる。
上述したところは、本発明の実施形態を例示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、支持部を支持リブ35、135として示したが、側壁蓋部の内面にリブ以外の凸部を形成したり、別個に成形した部材を取付けたりすることによって、支持部を設けることも可能である。また、上記実施形態では破断開封されるものとした中栓50、150は、押込みによって容器本体の内側に向かって外れる蓋のような部材としてもよい。また、先の実施形態の揮散剤容器1、101は、上述の支持リブ35、135の高さ、傾斜部35a、135aの傾斜角度等を変化させることで、側壁蓋部34の開く角度を所望の角度に設定することができ、揮散効果を適宜、変更することも可能である。
本発明によれば、容器本体を開封し、揮散剤を揮散させる状態とするための操作を簡易化させるとともに、開封状態にあることを外観から容易に確認することができる揮散剤容器を提供することができる。
1 揮散剤容器
10 カバーフィルム
20 容器本体
21 底部
22 胴部
23 肩部
24 口部
25 係合凸部
30 カバー
31 側壁
32 底壁
32a 溝
33 ヒンジ
34 側壁蓋部
35 支持リブ(支持部)
35a 傾斜部
36 仮保持凸部
38 突起
40 揮散部材
50 中栓
51 環状底面部
52 外筒部
53 内筒部
54 天板部
54a 薄肉部
R 揮散剤

Claims (3)

  1. 内部に揮散剤を収容し、底部、胴部、肩部、及び口部を有するボトル状の容器本体と、
    倒立状態とした前記容器本体に下方から被さり、該容器本体の前記口部及び前記肩部を覆うカバーと、を備えた揮散剤容器であって、
    前記カバーの側壁は、ヒンジを介して連結する側壁蓋部を有し、
    前記側壁蓋部は、該側壁蓋部の少なくとも一部を全周にわたって覆うカバーフィルムによって、外側への揺動変位が阻止され、
    前記側壁蓋部の内面に、前記カバーの内側に向かって下方に傾斜する傾斜部を前記容器本体の肩部に当接させて、該容器本体を下方から支持する一方、前記カバーフィルムを除去して該容器本体を押し込むことで、該容器本体の胴部を該傾斜部に沿わせて該側壁蓋部を外側へ揺動変位させる支持部を設けた、ことを特徴とする揮散剤容器。
  2. 前記容器本体が、前記口部を封止する中栓を備え、
    前記カバーの底壁に、前記中栓に向かって立設された、容器本体の押し込みに伴って、中栓を開封させる突起を設けた、請求項1に記載の揮散剤容器。
  3. 前記突起の外側に、容器本体の開封に伴い、注出させた内容物を含浸させる揮散部材を設けた、請求項1または2に記載の揮散剤容器。
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