JP2016049988A - 揮散容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用前の段階の容器本体の密閉状態から使用可能状態への操作が容易であり、揮散可能な状態に速やかにセッティング可能な揮散容器の提供。
【解決手段】揮散剤22が充填された容器10と、該容器10の口筒部14の上部を覆う内ネジキャップ40と、該容器10に着脱自在に固定され、容器10の上部を覆う有頂筒状であって、揮散孔51aが形成された外キャップ50と、を備えた揮散剤を外部に揮散させる揮散容器であって、該内ネジキャップ40は、その外周面側に係止突起43を突設し、該外キャップ50の回動によって該外キャップ50の内周面側の係止突起58と当接することにより共に回動移動可能であり、該回動によって該容器10から螺脱した該内ネジキャップ40と該外キャップ50を該容器10から取り外した時に、該外キャップ50から離反する揮散容器。
【選択図】図1

Description

本発明は、芳香剤、消臭剤、防虫剤や忌避剤等の揮散剤を収納して周囲雰囲気中に揮散させる揮散容器に関する。
揮散性の液体芳香剤が充填され、使用時に揮散可能な状態に設定可能な揮散容器としては、例えば以下の特許文献1に示される技術が提案されている。
この揮散容器は、シート成形によって作成されたカップの底部相当部に揮散用の孔設部を設けた透明又は半透明の芳香剤カップ容器に液体芳香剤を充填した後、カップ容器の天面と底面を密封シールで封止して、カップ容器の天面部にオーバーキャップと底面部の周縁に設けたフランジと嵌合する台座を備えている。また、底部相当部の孔設部に樹脂繊維等からなる揮散紙を備えており、この揮散紙はカップ容器の底部に相当する天面部の孔設部周縁で、且つ天面の密封シールの真下に設けられたアンダーカットに挟みこまれることによって、カップ内に固定されている。
密封シール直下には揮散紙がセットされており、その揮散紙が内容液で浸潤されているため、天面の密封シールを剥がすことにより、液体芳香剤の周囲雰囲気中への揮散が開始されることになる。
特開2003−205986号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の容器では、使用前の密閉状態から揮散可能状態に設定するためには、最初にオーバーキャップを取り外してカップ容器の天面を露出させ、次にカップ容器の天面の密封シールを剥がして揮散紙を露出させ、最後にオーバーキャップを再度カップ容器の天面側に装着させるという3段階の作業が必要であり、容易に揮散可能状態とすることができないという課題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術における課題をすることであり、使用前の段階の容器本体の密閉状態から使用可能状態への操作が従来品と比較し簡単であり、揮散可能な状態に速やかにセッティングすることができる揮散容器を提供することである。
上記課題の解決手段として、本発明に係る揮散容器は、
揮散剤が充填された容器と、
該容器の口筒部の上部を覆う内ネジキャップと、
該容器に着脱自在に固定され、容器の上部を覆う有頂筒状であって、揮散孔が形成された外キャップと、
を備えた揮散剤を外部に揮散させる揮散容器であって、
該内ネジキャップは、その外周面側に係止突起を突設し、該外キャップの回動によって該外キャップの内周面側の係止突起と当接することにより共に回動移動可能であり、該回動によって該容器から螺脱した該内ネジキャップと該外キャップを該容器から取り外した時に、該外キャップから離反する
ことを特徴とする。
この構成では、使用前の段階から使用可能状態への操作が簡単であり、揮散可能な状態に速やかにセッティングすることが達成できる。また、内ネジキャップが容器に組付いていると外キャップのガタが少なく、外キャップだけを取り外すことが困難となるため、不正を防止することができる。
また、本発明に係る別の揮散容器において、容器の口筒部内に配設された中栓体と、該中栓体に保持され、前記揮散剤を前記容器外まで吸い上げる吸上げ芯と、吸い上げられた該揮散剤を揮散させる揮散体と、を更に備え、前記内ネジキャップは、該吸上げ芯の上部を覆うものであると共に、前記外キャップから離反した後に該吸上げ芯の上部を開放するものであり、前記外キャップは、該揮散孔を有する上段体と、該容器に組付く係合突起を有する下段体からなり、該上段体と該下段体の間に該揮散体を収納しており、該揮散体は、該外キャップの取り外し前、該内ネジキャップの上方に保持されていると共に、該外キャップが取り外され後に容器に装着された時、開放された該吸上げ芯の上部に接触するように保持されている。
上記構造では、揮散剤が液状であるときには、吸い上げ芯により吸い上げ後に揮散体に染み亘らせられるため、効率良くさせることが可能である。
また、本発明に係る別の揮散容器において、外キャップの回動に伴う内ネジキャップの回動移動中に、内ネジキャップが揮散体を挟み込んだまま外キャップを上方に押し上げ、外キャップと容器との嵌合が外れて該外キャップが取り外せる。
上記構造では、外キャップを回動させるだけで内ネジキャップが上方に回動移動することにより外キャップを容器から取り外すことができるため、容易に外キャップを取り外すことができる。
また、本発明に係る別の揮散容器において、内ネジキャップには、揮散体を挟み込んだまま外キャップを上方に押し上げる頂壁凸部が設けられている。
上記構造では、頂壁凸部により確実に揮散体が上方に押し上がり、それによって外キャップも上方に押し上げ、外キャップを取り外すことができる。
本発明の上記した構成においては、以下に示す効果を奏する。
本発明では、使用前の段階から使用可能状態への操作が非常に簡単であり、揮散可能な状態に速やかにセッティングすることが可能である。また、内ネジキャップが容器に組付いていると外キャップのガタが少なく、外キャップだけを取り外すことが困難となるため、流通時等における不正を防止することができる。
また、本発明では、揮散剤が液状でも効率良く揮散させることができる。更に、外キャップの上段体と下段体の間に揮散体を備えているため、外キャップを回動させ内ネジキャップの螺脱と共に離反し、その後外キャップを容器に装着させるだけで液状の揮散剤は揮散可能状態となる。
また更に、本発明では、外キャップを回動させるだけで外キャップを容器から取り外すことができるため、子供や高齢者等の弱者であっても容易に外キャップを取り外すことが可能である。
本発明に係る揮散容器の第1実施形態を示す縦断面図である。 図1の揮散容器における内ネジキャップと外キャップの回動状況を示す縦断面図である。 図1の揮散容器における内ネジキャップと外キャップを容器から取り外した際の縦断面図である。 本発明に係る揮散容器における揮散状態を示した図である。 第2実施形態で用いられる内ネジキャップ及び外キャップを示す縦断面図である。 第2実施形態の揮散容器における内ネジキャップと外キャップの回動状況を示す縦断面図である。 第2実施形態の揮散容器における外キャップと容器との嵌合解除状態を示す縦断面図である。
以下、本発明にかかる実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態の揮散容器1は、図1〜図4に示すように、揮散剤22を揮発させて大気中に散布するための揮散装置であって、容器10と、吸上げ芯20と、揮散体21と、中栓体30と、内ネジキャップ40と、外キャップ50とを備えている。
図1は本発明に係る第1実施形態の使用前における揮散容器1の縦断面図であり、図2は揮散容器における内ネジキャップと外キャップの回動状況を示す縦断面図であり、図3は内ネジキャップと外キャップを容器から取り外した際の縦断面図であり、図4は揮散容器における揮散状態を示す縦断面図である。また、各構成品のそれぞれの中心軸は、共通軸上に位置している。本実施形態では、この共通軸を容器軸Oといい、この容器軸Oに直交する方向を径方向、容器軸Oを中心に周回する方向を周方向とする。
容器10は、底部11、胴部12、肩部13、口筒部14、ネックリング15及びくびれ部16を有する有底筒状に形成され、筒状の胴部12の上端に肩部13を介して口筒部14を起立して構成しており、口筒部14の外周下部にはネックリング15を突設している。肩部13の下側には中央を周方向に沿って絞りこんだくびれ部16を有している。容器10本体内には揮散剤22として芳香剤の液体を充填する。また、本実施形態において、容器軸Oに沿って口筒部14側を上側といい、底部11側を下側という。
口筒部14の内周面には、中栓体30が係合されている。そして、口筒部14の外周面側には、内ネジキャップ40と螺合する内螺条14aが周設されている。
吸上げ芯20は、揮散剤22を容器10外まで吸い上げ、揮散体21に染み亘らせる役割を担っており、吸液性を有する従来のこの種揮散容器に使用される不織布、合成繊維束、天然繊維束、発泡合成樹脂等からなる長尺な円筒状に形成されている。揮散体21は、揮散紙、合成樹脂発泡体、フェルト等からなる円形な従来のこの種容器に於ける揮散体として使用するものが使用できる。
中栓体30は、吸上げ芯20の支持を主目的として設けられている。中栓体30は、周縁部を口筒部14上面に密接した頂壁31の中央部分を凹ませて、中央部に吸上げ芯20の上端部を突出させるための収納凹部32を凹設し、収納凹部32の中央から嵌合筒33を下方へ垂設している。吸上げ芯20は、上端を収納凹部32内に突出した状態にて嵌合筒33により支持され、下端を容器10本体内下部に垂下している。また、収納凹部32を形成する部分の頂壁31には通気孔34を穿設している。この通気孔34を通じて容器10の外部から容器10の内部に空気を流通させることができ、容器10内の空気置換を行うことが可能とされている。従って、吸上げ芯20によって吸い上げられた揮散剤22の分だけ空気置換を行うことができ、容器10内が負圧になることを防止することができるようになっている。これにより、揮散剤22の吸い上げを良好に促すことが可能とされている。
内ネジキャップ40は、口筒部14の内螺条14aに噛み合う外螺条41aを内周面に周設しており、口筒部14の外周面側に螺合される装着筒41と、この装着筒41の上方に位置する頂壁42を配設している。頂壁42には、使用前の段階において揮散体21を乗せるための頂壁凸部42aが突設されている。装着筒41の外周面側には、複数個の係止突起43が突設されている。また、頂壁42の下面には、中栓体30の収納凹部32の内周面に嵌合する環状のシール突起44が突設されている。これによって、より一層シール性が高められ使用前の段階において揮散成分の揮散を防止できる。
外キャップ50は、容器10に着脱自在に固定され、容器10の上部を覆う有頂筒状である。外キャップ50は、上段体51と下段体52から構成される。上段体51は、下側に下段体52と係合するための被係合筒53が配設され、被係合筒53の外周面側には径方向外方に向けて環状突起53aが突設されている。そして、上段体51の周壁54から頂壁55にかけて逆L字状にスリット形状の揮散孔51aが複数形成されている。従って、揮散体21によって大気中に揮散された揮散剤22の揮発成分は、揮散孔51aを通じて外キャップ50の外部へ揮散させる。下段体52の外側には、上段体51と係合するための係合筒56が配設され、係合筒56の内周面側には径方向内方に向けて環状の係止爪56aが突設されている。また、下段体52の内側には、支持筒部57が形成されており、支持筒部57の内周面側には、複数個の係止突起58が形成されている。下段体52の下側には周壁筒59が形成され、その内周面側には径方向内方に向けて係合突起59aが突設されている。上段体51と下段体52は、被係合筒53の環状突起53aと係合筒56の係止爪56aによって係合するものであり、係合時に下段体52の支持筒部57の頂壁に揮散体21を乗せるように収納して、上段体51と下段体52が係合する。これによって、容器10から内ネジキャップ40を螺脱した後、外キャップ50を容器10に装着するだけで揮散体21を吸上げ芯20上に乗せられ、使用可能状態とすることができる。この際、揮散体21を確実に吸上げ芯20上に乗せるために、吸上げ芯20の上端部の高さ位置と支持筒部57の頂端部の高さ位置を一致させ必要がある。
次に、揮散容器1の作用について説明する。
揮散容器1は、使用前の段階においては図1に示されるように、内ネジキャップ40が容器10に螺合しているため、吸上げ芯20の上部が覆われている。また、内ネジキャップ40を挟んで吸上げ芯20と揮散体21とが離間しているため、吸上げ芯20によって吸い上げられた揮散剤22は揮散体21側に染み込むことはない。そのため、使用前の段階にて揮散剤22が内ネジキャップ40の外側に揮散することはない。
次いで、使用可能状態にする場合について説明する。まず、図2に示されるように、外キャップ50を螺脱方向に回動させると最初は外キャップ50だけが回動し、回動を続けると外キャップ50の内周面側にある係止突起58と内ネジキャップ40の外周面側にある係止突起43が当接し、更に外キャップ50を回動させると内ネジキャップ40も一緒に回動し始める。回動し続けると、内ネジキャップ40は上方に回動移動して容器10から螺脱する。これにより、内ネジキャップ40を容器10から外すことが可能となり、内ネジキャップ40と外キャップ50とを共に斜めに方向に力を加えるとネックリング15の下側から係合突起59aが離反するようになり、容器10から外キャップ50を取り外せる。
外キャップ50の取り外しと同時に、内周面側に収まっていた内ネジキャップ40も引き上げら、図3に示されるように、内ネジキャップ40は容易に外キャップ50から離反することができ、容器10は吸上げ芯20の上部を開放するものとなる。
その後、図4に示されるように外キャップ50を容器10に嵌合させる。この際、外キャップ50の係合突起59aをネックリング15の下側の確実に嵌めこんで装着させる。外キャップ50を装着すると、上段体51と下段体52の間の揮散体21が開放された吸上げ芯20の上部に接触し、吸上げ芯20によって容器10外まで吸い上げられた揮散剤22は、揮散体21に含浸されて揮散体21の全体に拡がる。また、これと同時に揮散体21の表面で大気に接触するため、揮散剤22の揮散成分が揮散されていき、図4中に示される矢印の様に揮散孔51aを通じて外キャップ50の外部に揮散される。
その結果、揮散容器1の周囲に揮散させることができる。
本発明においては、外キャップ50の上段体51と下段体52の間に揮散体21を備えており、揮散体21を設置する手間がなく使い勝手に優れたものであり、作業の際に誤って揮散剤22が手や衣服に付着したり、あるいは揮散剤22を溢したりする虞を抑制することができる。本発明では揮散体21の大・小において操作性は殆ど変わらないので、従来、揮散体21を小型化した際に速やかに設置するのが困難であった、自動車車内用の小さな揮散容器に好適に使用することが可能である。自動車車内用にあっては、容器10のくびれ部16にクリップ60のアーム部61を装着させた後、クリップ部62を車内送風口に係止することにより、送風口から排出されるエアーに香り付けすることが可能となる。特にエアーは、スリット形状の揮散孔51aの間を通り抜けることになるため揮散効率を高めることが可能である。
次に、本発明に係る揮散容器1の第2実施形態について、図5〜図7を用いて説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一の構成ついては、同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、図5に示される内ネジキャップ40と外キャップ50が第1実施形態と異なる。内ネジキャップ40では、頂壁凸部42aが中央部だけではなく装着筒41の上部となる周縁部にも形成されている。
本実施形態では、図6に示されるように、外キャップ50を螺脱方向に回動させると最初は外キャップ50だけが回動するが、直ぐに外キャップ50の内周面側にある係止突起58と内ネジキャップ40の外周面側にある係止突起43が当接し、更に外キャップ50を回動させると内ネジキャップ40も一緒に回動し始める。回動を続けると、内ネジキャップ40が上方に回動移動し始め、遂には揮散体21が内ネジキャップ40と外キャップ50の間に挟まれるようになり、その後も回動し続けると内ネジキャップ40の頂壁凸部42aが揮散体21を撓ませることなく中央部と周縁部から確実に上方に押し上げることによって、外キャップ50の係合突起59aと容器10のネックリング15下側との嵌合が解除され外キャップ50が取り外せることが可能となる。その後は、第1実施形態と同様に外キャップ50から内ネジキャップ40を離反させた後、外キャップ50を容器10に嵌合させて装着する。
このように構成された揮散容器1においては、外キャップ50を回動させるだけで内ネジキャップ40が上方に回動移動することにより外キャップ50を容器10から取り外すことができるため、容易に外キャップ50を取り外すことが可能である。
以上、実施形態に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではない。
本発明は、芳香剤に限定されることなく、例えば、空気清涼剤、脱臭剤、消臭剤、悪臭中和剤、殺虫剤、防虫剤、忌避剤、薬物、消毒剤、殺菌剤、興奮剤、アロマテラピー組成物等の揮散剤を揮散することを目的とするものであれば、様々な揮散容器に適用することができる。
また、揮散剤22としては、液状のもの限定されることなく、固形状、ゲル状又はゲル状のものに粒状の揮散成分を混入したものであっても構わない。
以上説明したように、本発明は、芳香剤、消臭剤、防虫剤や忌避剤等の揮散剤を収納して周囲雰囲気中に揮散させる容器の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 ;揮散容器
10 ;容器本体
11 ;底部
12 ;胴部
13 ;肩部
14 ;口筒部
14a;内螺条
15 ;ネックリング
16 ;くびれ部
20 ;吸上げ芯
21 ;揮散体
22 ;揮散剤
30 ;中栓体
31 ;頂壁
32 ;収納凹部
33 ;嵌合筒
34 ;通気孔
40 ;内ネジキャップ
41 ;装着筒
41a;外螺条
42 ;頂壁
42a:頂壁凸部
43 ;係止突起
44 ;シール突起
50 ;外キャップ
51 ;上段体
51a;揮散孔
52 ;下段体
53 ;被係合筒
53a;環状突起
54 ;周壁
55 ;頂壁
56 ;係合筒
56a;係合爪
57 ;支持筒部
58 ;係止突起
59 ;周壁筒
59a;係合突起
60 ;クリップ
61 ;アーム部
62 ;クリップ部

Claims (4)

  1. 揮散剤(22)が充填された容器(10)と、
    該容器(10)の口筒部14の上部を覆う内ネジキャップ(40)と、
    該容器(10)に着脱自在に固定され、容器(10)の上部を覆う有頂筒状であって、揮散孔(51a)が形成された外キャップ(50)と、
    を備えた揮散剤を外部に揮散させる揮散容器であって、
    該内ネジキャップ(40)は、その外周面側に係止突起(43)を突設し、該外キャップ(50)の回動によって該外キャップ(50)の内周面側の係止突起(58)と当接することにより共に回動移動可能であり、該回動によって該容器(10)から螺脱した該内ネジキャップ(40)と該外キャップ(50)を該容器(10)から取り外した時に、該外キャップ(50)から離反することを特徴とする揮散容器。
  2. 前記容器(10)の口筒部(14)内に配設された中栓体(30)と、
    該中栓体(30)に保持され、前記揮散剤(22)を前記容器(10)外まで吸い上げる吸上げ芯(20)と、
    吸い上げられた該揮散剤(22)を揮散させる揮散体(21)と、
    を更に備え、
    前記内ネジキャップ(40)は、該吸上げ芯(20)の上部を覆うものであると共に、前記外キャップ(50)から離反した後に該吸上げ芯(20)の上部を開放するものであり、
    前記外キャップ(50)は、該揮散孔(51a)を有する上段体(51)と、該容器(10)に組付く係合突起(59a)を有する下段体(52)からなり、該上段体(51)と該下段体(52)の間に該揮散体(21)を収納しており、
    該揮散体(21)は、該外キャップ(50)の取り外し前、該内ネジキャップ(40)の上方に保持されていると共に、該外キャップ(50)が取り外され後に容器(10)に装着された時、開放された該吸上げ芯(20)の上部に接触するように保持されている請求項1に記載の揮散容器。
  3. 前記外キャップ(50)の回動に伴う内ネジキャップ(40)の回動移動中に、該内ネジキャップ(40)が前記揮散体(21)を挟み込んだまま該外キャップ(50)を上方に押し上げ、該外キャップ(50)と前記容器(10)との嵌合が外れて該外キャップ(50)が取り外される請求項1又は2に記載の揮散容器。
  4. 前記内ネジキャップ(40)には、前記揮散体(21)を挟み込んだまま前記外キャップ(50)を上方に押し上げる頂壁凸部(42a)が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の揮散容器。
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