JP2014190483A - 隙間閉塞用スペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】水栓ボックスを使用せずに、水栓接続部が壁裏から壁孔に挿入された水栓継手に対して水栓をがたつくことなく接続可能にする隙間閉塞用スペーサを提供する。
【解決手段】水栓Vが接続される水栓接続部21が壁表に臨むように、壁裏から、壁材Wに貫通して形成された壁孔H1内に挿入された状態で、壁裏に設置される水栓継手C1の水栓接続部21に接続された延長接続管P0の外周面と壁孔H1の内周面33との間に形成される環状隙間K1に配置される隙間閉塞用スペーサであって、隙間閉塞用スペーサは、弾性材料で全体が筒状に形成されて、内部に延長接続管P0が挿入されることで環状隙間K1に配置され、外周部には、壁孔H1の大きさの相違に対応すべく、軸方向の一端から他端に向けて外径がテーパー状に変化する環状突出部(外径調整部)4が形成された構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、水栓ボックスを使用せずに、水栓接続部が壁裏から壁孔に挿入された水栓継手に対して水栓をがたつくことなく接続可能にした隙間閉塞用スペーサに関するものである。
壁裏に配管された給水管又は給湯管と、壁表に設置される水栓とは、壁材に貫通して形成された壁孔に一部(水栓と接続される水栓接続部)が貫通される水栓継手を介して接続される(特許文献1〜3参照)。この場合において、壁裏に配置される水栓継手における水栓との接続口が壁表を向いた状態で、壁材に対して離れて配置される場合には、当該水栓継手の接続口を壁表に臨ませるべく、当該接続口に短管状の延長接続管が接続されて、当該延長接続管が前記壁孔に挿入されて、壁表に配置される水栓と接続される。
ここで、上記した壁孔の内径は、水栓の水栓接続部又は前記延長接続管の外径に対して大きめに形成され、しかも、水栓と給水管又は給湯管を接続した状態において、現実の配管施工においては、壁孔の中心に対して水栓の水栓接続部又は延長接続管の中心とが一致又はほぼ一致するとは限られず、むしろずれて配管される場合の方が多い。更に、壁材に形成された壁孔の大きさ(内径)が対応する水栓に対して大きく形成されてしまう場合もある。
この結果、壁孔に挿入された水栓の水栓接続部又は延長接続管の外周面と、当該壁孔の内周面との間には、不可避的に隙間が形成される。この隙間の存在により、使用時において水栓に作用する負荷は、壁裏の構造物と水栓継手との固定部に集中して作用し、水栓自体が、がたついてしまう。
上記がたつきを回避するために、水栓ボックスと称される水栓継手を収容する専用部材が使用され、当該水栓ボックスのボックス本体に突出して設けられた短管状の固定リング螺着筒が壁裏から壁孔に嵌入され、当該固定リング螺着筒の内側に壁表から固定リングを螺着することで、当該固定リング及び前記壁孔の双方に挿入される水栓継手の水栓接続部が、がたつくのを防止している。
特許第2753287号公報 特許第3560873号公報 特許第3616226号公報
本発明は、水栓ボックスを使用せずに、水栓接続部が壁裏から壁孔に挿入された水栓継手に対して水栓をがたつくことなく接続可能にすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、水栓が接続される水栓接続部が壁表に臨むように、壁裏から、壁材に貫通して形成された壁孔内に挿入された状態で、壁裏に設置される水栓継手の当該水栓接続部の外周面と前記壁孔の内周面との間に形成される環状隙間に配置される隙間閉塞用スペーサであって、前記隙間閉塞用スペーサは、弾性材料で全体が筒状に形成されて、内部に前記水栓接続部が挿入されることで前記環状隙間に配置され、外周部には、前記壁孔の大きさの相違に対応すべく、軸方向の一端から他端に向けて外径がテーパー状に変化する外径調整部が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、壁裏に配置された水栓継手の水栓接続部が、壁材に形成された壁孔に壁裏から挿入された状態では、壁孔の内周面と前記水栓接続部の外周面との間には、所定の隙間が形成される。この状態で、壁表において筒状のスペーサを小径側から前記環状隙間に圧入することで、相対的にスペーサの内部に水栓継手の水栓接続部が挿入されて、スペーサの外径調整部のうち壁孔の内径よりも外径が大きな部分は、当該壁孔の内周面に対応するように弾性変形される。これにより、当該壁孔にスペーサが圧入されて、前記環状隙間が閉塞される。また、外径調整部は、スペーサの軸方向に沿って外径がテーパー状に変化しているため、大きさ(内径)の異なる複数の壁孔に対して使用可能である。この結果、水栓継手の水栓接続部は、壁孔内に配置されて、水栓継手の接続口に接続された水栓に負荷が作用しても、当該水栓はがたつかなくなる。
一方、壁孔の内径がスペーサの最大外径よりも大きい場合においては、壁孔に対して水栓継手の水栓接続部が壁裏から挿入された後に、壁表から前記環状隙間にスペーサを挿入すると、当該環状隙間の一部がスペーサにより閉塞されて、残りの環状空間が小さくなる。よって、水栓に対する負荷の一部は、前記スペーサに作用するため、当該負荷により水栓ががたつくことはあっても、その程度は、大幅に低下させられる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、軸方向に沿った切り割りを容易にするための切割部が当該軸方向の全長に亘って形成されているか、或いは軸方向の全長に亘って切り割られていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、切割部によりスペーサを軸方向に沿って切り割ることで、又は予めスペーサが軸方向に沿って切り割られていることで、当該スペーサの内径を大きくできて、水栓継手の水栓接続部の外径の変化に対応させられると共に、壁孔に対して水栓継手の水栓接続部が偏芯されて配置された場合において、スペーサの切り割りにより周方向の一部に発生した開口部を環状隙間の狭い側に配置することで、壁孔に対する水栓継手の水栓接続部の偏芯配置に対しても対応可能となる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記外径調整部は、外径の異なる分割部を軸方向に沿って複数備え、前記複数の分割部の外周面は、軸方向の一端から他端に向けて傾斜角が非直線的に変化する変則部分円錐面に形成されて、各分割部の軸方向の他端にそれぞれ径方向に大きく突出した環状突出部が形成され、前記各分割部の軸方向の一端には、小径側において隣接する別の分割部の環状突出部が弾性変形により傾動された際に当接して支持する当接支持部が形成されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、外径の異なる複数の分割部が、スペーサの軸方向に沿って複数形成されて、各分割部の軸方向の他端には、それぞれ径方向に大きく突出した環状突出部が独立して形成されているため、壁孔の内径よりも小さな環状突出部は、変形されずに、当該壁孔よりも大きな環状突出部のみが弾性変形されて壁孔の内周面に弾接することで、壁孔に対してスペーサが支持された状態となって配置される。各分割部の外周面は、軸方向の一端から他端に向けて傾斜角が非直線的に変化する変則部分円錐面に形成されていて、各分割部の軸方向に沿った他端には、それぞれ径方向に大きく突出した環状突出部が形成されているため、当該環状突出部は、壁孔に対するスペーサの挿入方向と逆方向に傾動されて、大径側において隣接する別の分割部の当接支持部に当接して支持されるので、環状突出部の傾動状態が安定化する。その結果、壁孔に対するスペーサの支持状態が安定化する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、軸方向に沿った一部を切除して、全体の長さを調整するための複数の環状凹溝が軸方向に沿って所定間隔をおいて形成されていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、壁孔に対してスペーサを圧入して環状隙間に配置させる際に、軸方向に沿った一部が不要な場合、又は壁表の水栓を構成する部材と干渉する場合には、当該不要部又は干渉部を環状凹溝の部分で切除して、スペーサを短くして使用する。
本発明によれば、スペーサの外径調整部のうち壁孔の内径よりも外径が大きな部分は、当該壁孔の内周面に対応するように弾性変形されることで、当該壁孔にスペーサが圧入されて、前記環状隙間が閉塞される。また、外径調整部は、スペーサの軸方向に沿って外径がテーパー状に変化しているため、大きさ(内径)の異なる複数の壁孔に対して使用可能である。この結果、水栓継手の水栓接続部は、壁孔内に配置されて、水栓継手の接続口に接続された水栓に負荷が作用しても、当該水栓はがたつかなくなる。
(a),(b)は、それぞれ実施例1のスペーサS1 を異なる方向から見た斜視図である。 (a)は、スペーサS1 の正面図、(b)は、(a)のX1 −X1 線断面図、(c)は、(b)のX2 −X2 線断面図、(d)は、(a)のY−Y線断面図である。 壁孔H1 の環状隙間K1 にスペーサS1 が挿入配置された状態の斜視図である。 同じく断面図である。 (a),(b)は、壁孔H1 の環状隙間K1 に対してスペーサS1 を挿入する前後の断面図である。 スペーサS1 の環状突出部4の変形後の拡大断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ大きさ(内径)の異なる壁孔H1 〜H3 にスペーサS1 が挿入配置された状態の断面図である。 (a)は、スペーサS1 が環状凹溝1で切断されて全長が短くなった状態を示す斜視図であり、(b)は、スペーサS1 が第1切割部9で切り割られて、中空部7’の内径が大きくなった状態を示す斜視図である。 (a)は、第1切割部9で切り割られたスペーサS1 の使用状態の断面図であり、(b)は、この状態を壁表から見た図である。 第1切割部9で切り割られたスペーサS1 の使用状態の斜視図である。 (a)は、壁孔H1'に対して水栓継手C2 の水栓接続部28が偏芯して挿入された状態において、第1切割部9で切り割られたスペーサS1 の使用状態の断面図であり、(b)は、この状態を壁表から見た図である。 壁孔H5 に直接に挿入された水栓継手C1 の水栓接続部21と、当該壁孔H5 の内周面33とで形成される環状隙間K5 をスペーサS1 で閉塞した状態の斜視図である。 (a),(b),(c)は、それぞれ同様の状態の平面断面図、側面断面図及び正面図である。 (a),(b),(c)は、実施例2のスペーサS2 の斜視図、平面図及び使用状態の横断面図である。 (a),(b),(c)は、実施例3のスペーサS3 の斜視図、平面図及び使用状態の部分拡大縦断面図である。 (a),(b)は、それぞれ実施例4のスペーサS4 の斜視図、及び延長接続管P0 の外側にスペーサS4 が嵌め込まれた状態の横断面図である。 (a),(b),(c)は、実施例5のスペーサS5 の平面図、巻回した使用状態の斜視図及び使用状態の断面図である。
以下、複数の実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。
最初に、図1〜図7を参照して、本発明の実施例1のスペーサS1 について説明する。スペーサS1 は、図1及び図2に示されるように、ゴム材、熱可塑性エラストマー等の弾性材料により全体が円筒状に形成されて、軸方向に一定間隔をおいて周方向に形成された複数の環状凹溝1を介して当該環状凹溝1の数よりも「1」だけ多い複数の分割部2に分割されている。各分割部2の外径は、スペーサS1 の軸方向の一端から他端に向けて漸次変化している。図2(c),(d)においては、各分割部2の外径は、スペーサS1 の軸方向に沿って、右端から左端に向けて段階的に大きくなっている。また、各分割部2の外周面は、軸方向の一端から他端に向けて外径が徐々に変化した後に、急激に変化する変則部分円錐面3に形成され、分割部2における外径が急激に変化している部分は、径方向に大きく突出して、壁孔H1 に対する圧入時において、大径側に隣接する別の分割部2の側に弾性変形して傾動可能な環状突出部4となっていると共に、分割部2における外径が徐々に変化する部分は、小径側において隣接する別の分割部2の環状突出部4が傾動した際に当接して支持する当接支持部5(図6参照)となっている。即ち、各分割部2の外周面の変則部分円錐面3は、軸方向の一端から他端に向けて傾斜角が非直線的に変化していて、大径側の端部において大きく径方向に突出している。実施例1のスペーサS1 では、各分割部2の外周側の変則部分円錐面3の部分が、壁孔H1 〜H3 の異なる内径d1 〜d3 に対応して、スペーサS1 の外径を調整する外径調整部となっている。
また、スペーサS1 の内周部には、スプライン状の支持突条6が周方向に一定間隔をおいて軸方向の全長に亘って形成されていて、各支持突条6の内周面は、全長に亘って後述の水栓継手C1 の延長された水栓接続部である延長接続管P0 の外径に対応する円の周上に配置されていて〔図2(c)参照〕、スペーサS1 の中空部7に前記延長接続管P0 を挿入した状態において、当該延長接続管P0 に対してスペーサS1 の内周面は、全長に亘って各支持突条6の当接支持面に当接することで、安定して支持される構造になっている。一方、スペーサS1 における前記支持突条6を除く部分は、当該支持突条6に比較して薄肉に形成されたテーパー円筒部8となっていて、当該テーパー円筒部8の肉厚(T)は、軸方向に沿って一定しているため、スペーサS1 における前記テーパー円筒部8の内周面は、縦断面視で軸方向に沿って傾斜している〔図2(c),(d)参照〕。
また、スペーサS1 には、対応する水栓の水栓接続部よりも大きな水栓の水栓接続部に対応可能にすべく、当該スペーサS1 の軸方向に沿った切断を容易にするための深溝状の第1切割部9が外周面に開口した状態で軸方向の全長に亘って形成されている。深溝状の第1切割部9の深さは、各分割部2の肉厚が小径側から大径側に向けて徐々に厚くなっていることに対応して、スペーサS1 の軸方向の一端の小径側から他端の大径側に向けて漸次深くなっていて、当該第1切割部9が設けられた部分の肉厚は、テーパー円筒部8の肉厚Tよりも僅かに厚く形成されて、前記第1切割部9は、テーパー円筒部8の肉厚の部分まで形成されていて、切り割りを容易にしている。即ち、スペーサS1 を第1切割部9で切り割って、横断面視で周方向の一部に開口部29〔図8(b)参照〕を形成することで、当該開口部29が形成されたスペーサS1 の中空部7’の内径は、当該開口部29を有しない本来のスペーサS1 の中空部7の内径よりも大きくなって、スペーサS1 が対応する本来の水栓よりもサイズの大きな別の水栓に対して対応可能となる(別の水栓の水栓接続部の外側にスペーサS1 を嵌め込むことができる)。
また、スペーサS1 における前記第1切割部9に対して周方向に沿って位相が180°異なる部分、即ち、当該第1切割部9と対向する部分には、前記第1切割部9と同様の外周面に開口した第2切割部11が、当該スペーサS1 の小径側の一端から軸方向に沿った中間の部分まで形成されている。第2切割部11の主たる機能は、壁孔H1 に挿入された水栓接続部、或いは水栓接続部としての機能を果す後述の延長接続管P0 の外周面と、当該壁孔H1 の内周面33とで形成される環状隙間K1 (図5参照)にスペーサS1 を圧入させる際に、当該スペーサS1 の小径側の部分を拡開させて、水栓の水栓接続部或いは延長接続管P0 の外側に対するスペーサS1 の嵌め込みを容易にすることであり、他の機能については、後述する。
次に、図3〜図7を参照して、壁材Wに形成された壁孔H1 に、水栓継手C1 を構成する延長接続管P0 が挿入された状態において、当該延長接続管P0 の外周面と壁孔H1 の内周面33との間に形成される環状隙間K1 に、上記したスペーサS1 を挿入して、当該環状隙間K1 を閉塞する構造について説明する。図3及び図4に示されるように、L字状をした水栓継手C1 は、壁材Wの壁裏に配置されて、L字状のブラケット31を介して横材32に固定される。本配管例では、壁材Wに対して横材32が所定距離だけ離れて配置されているため、水栓継手C1 の水栓接続部21を壁孔H1 に直接に挿入できない。このため、水栓継手C1 の水栓接続部21に短直管状の延長接続管P0 を接続して、当該延長接続管P0 の先端部が壁裏から壁孔H1 に挿入され、壁表において当該延長接続管P0 に水栓Vが接続される。延長接続管P0 の一端部には、壁孔H1 に挿入される一般部22よりも僅かに小径の雄螺子部23が設けられ、当該雄螺子部23が、水栓継手C1 の水栓接続部21の内周面に形成された雌螺子部24に螺合されている。また、延長接続管P0 の先端部には、水栓継手C1 の水栓接続部21に形成された雌螺子部24と同一内径の雌螺子部25が形成されているため、延長接続管P0 の使用により、水栓継手C1 は、当該延長接続管P0 の一般部22の長さだけ、壁表に向けて延長されることになって、水栓継手C1 の水栓接続部21と同等機能を果す延長接続管P0 の先端部を壁孔H1 に挿入可能となる。
次に、水栓継手C1 及び当該水栓継手C1 に接続される延長接続管P0 を使用して、壁裏に配管された給水管P1 に対して壁表において水栓Vを接続する配管施工について説明する。まず、水栓継手C1 に接続される水栓Vが設定予定位置に配置されるように、壁裏において、当該水栓継手C1 を壁裏予定位置に設置されている横材32にブラケット31を介して固定し、その後に、横材32の配置位置、給水管P1 の呼径、水栓継手C1 のサイズ等の設計図類に記載の既知事項に基づいて算出された位置に、前記既知事項に基づいて算出された内径d1 の壁孔H1 を穿孔した壁材Wを立設させる。その後に、壁表から壁孔H1 を貫通させて、水栓継手C1 の水栓接続部21に延長接続管P0 を接続させて、延長接続管P0 の雌螺子部25と水栓継手C1 の雌螺子部24とが同心となって、水栓継手C1 の水栓接続部21が延長接続管P0 の一般部22の長さだけ壁表側に延長される。なお、延長接続管P0 は、壁材Wの立設前に、水栓継手C1 に接続されて施工してもよい。本配管例では、延長接続管P0 の先端部は、所定長だけ壁表に突出している。
上記したように、壁材Wを立設する前に、横材32に対する水栓継手C1 の固定、水栓継手C1 に対する給水管P1 の接続等を済ませておくために、壁材Wに穿孔される壁孔H1 の内径d1 は、水栓継手C1 の水栓接続部21(又は延長接続管P0 )の外径よりも大きくしないと、壁孔H1 と水栓継手C1 の水栓接続部21(又は延長接続管P0 )とが干渉して、壁孔H1 と水栓継手C1 の水栓接続部21(又は延長接続管P0 )を挿入できないことが発生する。現実の配管施工では、壁孔H1 の軸心J1 に対して水栓継手C1 の水栓接続部21(又は延長接続管P0 )の軸心がずれることの方が多いため、壁孔H1 の内径d1 を水栓継手C1 の水栓接続部21(又は延長接続管P0 )の外径D1 よりも大きくしてある。その結果として、壁孔H1 の内周面33と、水栓継手C1 の水栓接続部21(又は延長接続管P0 )の外周面との間に不可避的に環状隙間K1 が発生し、水栓Vのがたつき防止のために、当該環状隙間K1 を閉塞する必要が生ずる。
その後に、図5に示されるように、必要に応じてスペーサS1 の第2切割部11の部分において、当該スペーサS1 の小径側の部分を切り割って拡開しておき、この状態で、壁表において、延長接続管P0 の先端部から、その外側にスペーサS1 を嵌め込むことにより、相対的に当該スペーサS1 の中空部7に延長接続管P0 の先端部が挿入される。これにより、延長接続管P0 の外周面と壁孔H1 の内周面33とで形成される環状隙間K1 がスペーサS1 により閉塞される。内径d1 の壁孔H1 の場合には、図6に詳細に図示されているように、中央の2つの環状突出部4のみが、壁孔H1 の内周面33に弾接することで大径側に隣接する別の分割部2の側に弾性変形により傾動されて、大径側に隣接する別の分割部2の当接支持部5に当接して支持される。このため、壁孔H1 に対するスペーサS1 の支持力も大きくなって、容易にはずれなくなる。このため、水栓Vに負荷が加わった場合、当該負荷の一部は、負荷作用部から最も近いスペーサS1 に作用して、水栓Vのがたつきを効果的に防止できる。なお、図3及び図4において、34は、L字形の水栓継手C1 における給水管P1 と接続される管接続部を示す。
その後に、壁表において、延長接続管P0 の先端部の内周面に形成された雌螺子部25に水栓Vの雄螺子部26を螺合させると、延長接続管P0 に対して水栓Vが接続される。水栓Vの雄螺子部26には、化粧リング27が螺合されて、壁材Wの表面に密着される。延長接続管P0 の先端部及びスペーサS1 の大径側の一部は、壁表に突出しているが、これらの突出部分の全ては、化粧リング27と壁表面とで形成される空間に収容されて外側からは視認できなくなって、外観が良好となる。
図7は、壁材Wにあけられる壁孔H1 〜H3 の内径d1 〜d3 によって、当該壁孔H1 〜H3 に挿入されるスペーサS1 の長さが異なることで、壁孔の内径が所定の範囲内であれば、同一のスペーサS1 により当該壁孔H1 〜H3 の環状隙間K1 〜K3 を閉塞可能であることを示している。なお、スペーサS1 に対応する壁孔H1 の内径は、(d1)であって各壁孔H1 〜H3 の内径d1 〜d3 は、(d3 >d1 >d2 )の関係を有している。即ち、壁孔H1(H2,H3)の内径d1(d2,d3)が小さい程、環状隙間K1(K2,K3)が小さくなって、壁孔H1(H2,H3)に対するスペーサS1 の挿入長は短くなるが、複数の環状突出部4のうち、壁孔H1(H2,H3)の内径に対応したいずれかが、その内周面33に弾接することで、壁孔H1(H2,H3)に対してスペーサS1 が保持された状態で、環状隙間K1(K2,K3)が閉塞される。また、図 7(a)は、壁孔H2 の内径が、スペーサS1 の対応する壁孔H1 の内径d1 よりも小さいために、壁孔H2 に対するスペーサS1 の挿入長が短くて、その大径側の未挿入部が前記化粧リング27と干渉してしまうため、図8(a)に示されるように、大径側の2つの分割部2を環状凹溝1の部分で切断して、全長を半減させた例である。なお、図8(a)において、S1'は、切除された側のスペーサを示す。
また、スペーサS1 は、図8(b)で示されるように、第1切割部9で切り割って、中空部7’の内径を大きくすることで、対応する外径D1 (図6参照)の延長接続管(水栓接続部)P0 よりも大きな外径(D2)の水栓接続部に対応可能である。即ち、図9及び図10に示されるように、外径(D2)の水栓接続部28を備えた水栓継手C2 において、当該水栓接続部28が壁孔H4 と同心状態で挿入された状態において、壁表から、第1切割部9で切り割られたスペーサS1 を壁孔H1 の環状隙間K4 に挿入すると、当該スペーサS1 は、水栓接続部28の外径(D2)に対応した量だけ切割部分が拡開されることで、中空部7’の内径が大きくなって、対応外径(D1)よりも大きな外径(D2)の水栓接続部28の外周面に嵌め込まれると共に、複数の環状突出部4が壁孔H4 の内周面に弾性変形して密着する。これにより、周方向の一部にスペーサS1 が存在しない開口部29が発生することで、壁孔H4 の環状隙間K1 の周方向の一部が未閉塞のままであるが、当該スペーサS1 は、壁孔H4 の内周面33に抜け出ることなく保持される。また、軸方向に沿った切り割りを容易にするための第1切割部9の部分で切り割って開口部29を形成することなく、予め切り割られた構造にしておいてもよい。なお、開口部29が壁孔H4 の上部に配置されるように、当該壁孔H4 の環状隙間K1'に対して周方向の一部に開口部29を有するスペーサS1 を圧入すると、当該スペーサS1 に対して負荷を作用する部分の全ては、壁孔H4 の内周面に密着しているため、当該水栓Vのがたつきを一層効果的に防止できる。
図11には、壁孔H4 に対して水栓継手C2 の水栓接続部28が偏芯して挿入された状態において、第1切割部9で切り割られたスペーサS1 により、環状隙間K4 が閉塞される構造を示している。なお、図11(b)において、J1 ,J2 は、それぞれ壁孔H4 及び水栓継手C2 の水栓接続部28の中心(軸心)を示す。水栓継手C2 の水栓接続部28の外径は(D2 )〔>D1 〕であるため、スペーサS1 は、第1切割部9で切り割られて、周方向の一部に中空部7’が形成された状態で、水栓継手C2 の水栓接続部28の外側に嵌め込まれて、環状隙間K1'が閉塞されている。即ち、水栓継手C2 の水栓接続部28は、壁孔H4 に対して偏芯配置されて、壁孔H4 を中心J1 で上下に二分した場合において、スペーサS1 の環状突出部4の変形量は、下半分の方が上半分よりも大きくなった状態で、環状隙間K4 が閉塞されている。そして、上記した偏芯量が一定量を超えて大きくなると、スペーサS1 の周方向の一部に開口部29を形成しないと、壁孔H4 の環状隙間K4 にスペーサS1 を圧入できなくなり、この場合において、当該開口部29が有効に作用する。
また、上記配管例では、水栓継手C1 が壁裏において壁材Wから離間して配置されるために、水栓接続部21を壁孔H1 の部分まで到達させるために延長接続管P0 を使用しているが、図12及び図13に示される配管例では、横材32が壁材Wの裏面に接した状態で配置されているため、水栓継手C1 の水栓接続部21を壁孔H5 に直接に挿入できる構造である。L字形の水栓継手C1 は、水栓接続部21と管接続部34とを備え、L字形のブラケット31を介して周辺の部材に固定され、図4に示されるように、ブラケット31の一方の板部31aは、複数のボルト35を介して水栓継手C1 の背面側に固定され、他方の板部31bは、同じく複数本のボルト36を介して横材32に固定される。ブラケット31の板部31bの先端部は、水栓接続部21の基端部まで達していて、当該基端部に設けられた3つの突起部37a,37b,37cのいずれかに当接させて、水栓継手C1 の固定状態を安定化させている。図3及び図11の配管例では、給水管P1 が垂直配管されるため、ブラケット31の板部31bは、いずれも水栓接続部21の上面部に設けられた突起部37aに当接している。残りの2つの突起部37b,37cは、水栓接続部21の両側面部に対向して形成されて、給水管P1 が水平配管される場合において、ブラケット31の板部31bを当接させるのに使用される。このため、計3つの突起部37a,37b,37cは、水栓継手C1 の水栓接続部21の基端部の外周面に互いに位相が90°だけずれて配置されている。
そして、水栓継手C1 の水栓接続部21が壁孔H5 に挿入されて、当該水栓接続部21の外周面と壁孔H5 の内周面33とで形成された環状隙間K5 をスペーサS1 で閉塞するには、以下のようにして行う。即ち、スペーサS1 を第1切割部9の部分で切り割って、中空部7’の内径を大きくすると共に、第2切割部11を切り割って、当該第2切割部11の側を上方に向けた状態で、当該スペーサS1 を壁表から前記水栓継手C1 の水栓接続部21の外側に嵌め込むと、スペーサS1 の開口部29を除く部分において、環状突出部4が弾性変形により壁表の側に傾動されて、壁孔H5 の内周面33に弾接することで、前記環状隙間K5 が閉塞される。
環状隙間K5 を閉塞しているスペーサS1 の奥側の小径部においては、図12及び図13に詳細に図示されているように、スペーサS1 における第2切割部11で切り割られた部分は、水栓継手C1 の水栓接続部21とブラケット31の板部31bとの隙間が入り込んだ状態で、当該水栓接続部21の上部に設けられた突起部37aにより両側に押し拡げられて、当該突起部37aを両側から挟んだ状態に配置される。また、スペーサS1 の奥側の小径部における各突起部37b,37cの部分においては、当該各突起部37b,37cに乗り上げた状態となって配置される。
次に、図14を参照して、実施例2のスペーサS2 について、上記したスペーサS1 と異なる部分についてのみ説明する。実施例2のスペーサS2 は、前記スペーサS1 に対してテーパー円筒部8’の外周面に形成された傾斜突条部41の形状のみが異なる。即ち、テーパー円筒部8’の外周面には、複数本の傾斜突条部41が周方向に一定間隔をおいてスペーサS2 の軸心J1 に対して角度(θ)だけ傾斜して一体に設けられている。傾斜突条部41の突出長は、全長に亘って一定であるが、当該傾斜突条部41が一体に設けられているテーパー円筒部8’の外径が軸方向に沿ってテーパー状に変化しているため、傾斜突状部41の先端部の外径は、軸方向に沿った一端から他端に向けて直線的に変化している。実施例2では、複数本の傾斜突条部41が外径調整部を構成している。
このため、壁孔H1 に挿入された水栓継手C1 の延長接続管P0 の外周面と、当該壁孔H1 の内周面との間の環状隙間K1 に壁表からスペーサS2 を圧入すると、傾斜突条部41がスペーサS2 の軸心J1 に対して傾斜しているため、当該傾斜突条部41の先端部が常に一方側に傾動されて、壁孔H1 の内径d1 に対応した長さだけスペーサS2 が当該壁孔H1 に挿入された状態で、当該壁孔H1 の内周面33に密着する。
また、隣接する傾斜突条部41の間はテーパー円筒部8のみが存在しているため、スペーサS2 の周方向の一部に開口部を形成して、対応外径よりも大きな外径の水栓継手の水栓接続部に嵌め込むためには、隣接する傾斜突条部41の間のテーパー円筒部8を当該傾斜突条部41に沿って切断すればよい。当該切断は、テーパー円筒部8が薄肉構造であるため容易である。
次に、図15を参照して、実施例3のスペーサS3 について、実施例2のスペーサS2 は、軸心J1 に対して傾斜した状態でテーパー円筒部8’の外周に一体に設けられた複数の傾斜突条部41が外径調整部を構成しているのに対して、実施例3のスペーサS3 は、テーパー円筒部8”の外側に、当該テーパー円筒部8”の小径側から大径側に向けて高さが徐々に高くなった断面三角形状の山部42aを有する螺旋突条部42が一体に設けられた構成である。スペーサS3 では、螺旋突条部42が外径調整部を構成している。また、スペーサS3 には、スペーサS1 と同様に、第1及び第2の各切割部9,11が設けられている。
図16に示される実施例4のスペーサS4 は、実施例1のスペーサS1 において、水栓継手C1 の延長接続管P0 又は水栓接続部21に嵌め込まれる中空部7”の断面形状が異なるのみである。即ち、実施例1のスペーサS1 では、中空部7には、前記延長接続管P0 又は水栓接続部21の外側に嵌め込まれるスプライン状の複数本の支持突条6が周方向に一定間隔をおいて設けられている。これに対して実施例4のスペーサS4 では、中空部7”の横断面形状を正八角形にして、延長接続管P0 又は水栓接続部21に対する嵌め込みを容易にしてある。
また、実施例1〜4のスペーサS1 〜S4 は、いずれも筒状に形成されているが、図17に示されるようにスペーサS5 のように、板状のものを巻回させて筒状を形成する構成であってもよい。即ち、板状のスペーサS5'の原形状は、図17(a)に示されるように、細長比の大きな長方形の板状であって、その肉厚は、短辺の方向に沿って漸次変化する形状である。板状のスペーサS5'を巻回させた円筒状のスペーサS5 では、その外径が軸方向に沿ってテーパー状に変化している外周部が外径調整部となっている。スペーサS5 は、原形状が板状であるために、水栓継手の水栓接続部の異なる外径に対応した巻回状態を実現できて、水栓接続部の外径の異なる水栓継手に対応できる利点がある。
上記したように、本発明に係るスペーサの複数の実施例1〜5を挙げて、スペーサの外周部に設けられる「外径調整部」の種々の態様について説明したが、他の「外径調整部」に関しては、請求項1に記載のように、「軸方向の一端から他端に向けて外径がテーパー状に変化した形状」であれば、上記した実施例1〜5以外の形状であってもよい。
1 〜H5 :壁孔
1 〜K5 :環状隙間
1 〜S5 :スペーサ
V:水栓
W:壁材
1:環状凹溝
2:分割部
3:変則部分円錐面(外径調整部)
4:環状突出部(外径調整部)
5:当接支持部
9:第1切割部(切割部)
21,28:スペーサの水栓接続部
29:切り割られたスペーサの開口部
33:壁孔の内周面
41:傾斜突条部(外径調整部)
42:螺旋突条部(外径調整部)

Claims (4)

  1. 水栓が接続される水栓接続部が壁表側に臨むように、壁裏から、壁材に貫通して形成された壁孔内に挿入された状態で、壁裏に設置される水栓継手の当該水栓接続部の外周面と前記壁孔の内周面との間に形成される環状隙間に配置される隙間閉塞用スペーサであって、
    前記隙間閉塞用スペーサは、弾性材料により全体が筒状に形成されて、
    内部に前記水栓接続部が挿入されることで前記環状隙間に配置され、外周部には、前記壁孔の大きさの相違に対応すべく、軸方向の一端から他端に向けて外径がテーパー状に変化する外径調整部が形成されていることを特徴とする隙間閉塞用スペーサ。
  2. 軸方向に沿った切り割りを容易にするための切割部が当該軸方向の全長に亘って形成されているか、又は軸方向の全長に亘って切り割られていることを特徴とする請求項1に記載の隙間閉塞用スペーサ。
  3. 前記外径調整部は、外径の異なる分割部を軸方向に沿って複数備え、
    前記複数の分割部の外周面は、軸方向の一端から他端に向けて傾斜角が非直線的に変化する変則部分円錐面に形成されて、各分割部の軸方向の他端にそれぞれ径方向に大きく突出した環状突出部が形成され、
    前記各分割部の軸方向の一端には、小径側において隣接する別の分割部の環状突出部が弾性変形により傾動された際に当接して支持する当接支持部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の隙間閉塞用スペーサ。
  4. 軸方向に沿った一部を切除して、全体の長さを調整するための複数の環状凹溝が軸方向に沿って所定間隔をおいて形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の隙間閉塞用スペーサ。
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