JP2014184953A5

JP2014184953A5 -

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Publication number: JP2014184953A5
Application number: JP2014061466A
Authority: JP
Filing date: 2014-03-25
Publication date: 2017-05-18
Anticipated expiration: 2034-03-25

Claims

各々が第１の座席（２１ａ、２１ｂ）と第２の座席（２０ａ、２０ｂ）である２つ座席を有する２つのブロック（１０ａ、１０ｂ）のセットであって、
前記座席の各々は、当該座席の少なくともシートクッション及びシートバックの相対移動によって、着座状態と横臥状態との間で個別に変換可能であり、前記座席のシートクッション及びシートバックは、実質的に水平面に配置されて前記座席上に横たわる平面の一部を形成し、前記セットにおいて、前記２つのブロックは、長手方向Ｘに向きが定められた長さＬｘの側縁（１０２）と、前記長手方向Ｘに直交する前記セットの横方向に向きが定められた前端（１０３）及び後端（１０４）とによって境界が定められた前記セットの外接長方形（１０１）の内側で、前部ブロック（１０ａ）の座席が後部ブロック（１０ｂ）の座席と向かい合わせの状態で配列され、
前記２つのブロック（１０ａ、１０ｂ）の前記第１の座席（２１ａ、２１ｂ）は、前記外接長方形（１０１）の第１の対角線（１０５）に沿って前記セット（１００）内に配列され、前記第１の座席の長手軸（２１１ａ、２１１ｂ）は、方向の観点から前記第１の対角線の方向に接近しており、前記第１の座席は、実質的に向かい合わせで配置され、
前記２つの第１の座席（２１ａ、２１ｂ）の間の距離は、前記横臥状態において対象の前記第１の座席の搭乗者の足が置かれるブロック（１０ａ）の第１の座席（２１ａ）の足領域（２１２ａ）が、上から見た場合に、他方のブロック（１０ｂ）の前記第１の座席（２１ｂ）の足領域（２１２ｂ）と重複する距離であり、前記２つの第１の座席（２１ａ、２１ｂ）が前記横臥状態である場合、前記２つの第１の座席上に横たわる平面は、基準レベルに対して異なる高さであることを特徴とするセット。
前記外接長方形（１０１）の幅に対応する前記前縁（１０３）及び前記後縁（１０４）の長さＬｙは、前記２つの座席のシートクッション及びアームレストの累積的な幅により決まり、前記前部ブロック及び後部ブロックの第２の座席（２０ａ、２０ｂ）は、第２の対角線に沿って前記セット内に配列され、前記第２の座席の各々の長手軸（２０１ａ、２０１ｂ）は、前記第２の座席の各々の足領域（２０２ａ、２０２ｂ）が前記外接長方形（１０２）の内側に位置するように向きが定められる、請求項１に記載のセット。
前記足領域（２０２ａ、２０２ｂ、２１２ａ、２１２ｂ）は、前記２つのブロック（１０ａ、１０ｂ）の間で中央コンソール（３０）内に配列された足元空間（３２ａ、３２ｂ、３１ａ、３１ｂ）に対応し、前記第１の座席（２１ａ、２１ｂ）の前記足元空間（３１ａ、３１ｂ）は重複し、前記第２の座席（２０ａ、２０ｂ）の前記足元空間（３２ａ、３２ｂ）は、前記第１の座席の前記足元空間（３１ａ、３１ｂ）の左右側に並置される、請求項２に記載のセット。
各座席（２０ａ、２０ｂ、２１ａ、２１ｂ）は、シェル（２０３ａ、２０３ｂ、２１３ａ、２１３ｂ）内に収容され、前記前部ブロック（１０ａ）の第２の座席（２０ａ）のシェル（２０３ａ）の後面は、前記外接長方形（１０１）の前縁（１０３）に実質的に接触しており、前記後部ブロック（１０ｂ）の第２の座席（２０ｂ）のシェル（２０３ｂ）の後面は、前記外接長方形の前記後縁（１０４）に実質的に接触しており、前記第１の座席（２１ａ、２１ｂ）の各々の前記シェル（２１３ａ、２１３ｂ）の後面は、前記外接長方形の前記前縁又は後縁に対して前記外接長方形（１０２）の内側に向かって距離ＤＬｘだけオフセットしている、請求項１から３のいずれかに記載のセット。
前記中央コンソール（３０）は、前記座席の搭乗者の各々に配慮して個々の快適性又は娯楽性を具現化する、前記２つのブロック（１０ａ、１０ｂ）の間の視覚的な分離部を形成する、請求項１から４のいずれかに記載のセット。
前記少なくとも１つの第２の座席（２０ａ、２０ｂ）上に横たわる平面は、少なくとも１つの第２の座席を含む前記ブロック（１０ａ、１０ｂ）の隣接する前記第１の座席（２１ａ、２１ｂ）上に横たわる平面に対して高さがオフセットしている、請求項１から５のいずれかに記載のセット。
前記２つの第２の座席（２０ａ、２０ｂ）の各々の上に横たわる平面は、同じブロック内の隣接する第１の座席（２１ａ、２１ｂ）上に横たわる平面に対して高さがオフセットしており、前記外接長方形（１０１）の同じ側縁（１０２）のそばに配置される２つの座席上に横たわる平面は、前記外接長方形の他方の側縁のそばに配置される２つの座席上に横たわる平面に対して、同じ上向き又は下向きの方向に高さがオフセットしている、請求項６に記載のセット。
長手軸Ｘに沿って並置される請求項１から８のいずれかに記載の少なくとも２つのセット（１００、１００’）の少なくとも１つの列（２００）を有し、前記列において、第１のセット（１００）の後部ブロック（１０ｂ）の後面は、前記第１のセットの後方で当該第１のセットに並置される第２のセット（１００’）のブロック（１０’ａ）の後面に接触していることを特徴とする旅客車両用客室又は客室の一部分。
前記少なくとも２つの並置されたセット（１００、１００’）の外接長方形は、長さＤＬｘだけ部分的に重なり、長さＬｘのＮ（Ｎ≧２）個の並置されたセットは、長手方向Ｘに沿って全長Ｎ×Ｌｘ−１×ＤＬｘを占める、請求項５と組み合わせた請求項８に記載の客室又は客室の一部分。
前記外接長方形（１０１）の同じ側縁（１０２）の近くに配置され、前記外接長方形の他方の側縁の近くに配置される２つの座席に対して下方にオフセットしている２つの座席は、客室又は客室の一部分の往来通路（２０１）の側面に配置されている、請求項７と組み合わせた請求項８又は９に記載の客室又は客室の一部分。
セット（１００）は、２つの座席の前部ブロック（１０ａ）と、２つの座席の後部ブロック（１０ｂ）と、中央コンソール（３０）とを有し、前記前部ブロック、前記後部ブロック、及び前記中央コンソールは、前記フロアに配列された固定点によって客室又は客室の一部分のフロアに、相互に独立して所要の分離距離で固定されている、請求項８から１０のいずれかに記載の客室又は客室の一部分。
前記第１のセットの後方で当該第１のセットに並置される第２のセット（１００’）の前部ブロック（１０’ａ）に接触して背中合わせで配置されている第１のセット（１００）の後部ブロック（１０ｂ）は、前記ブロックの座席の機能に有用な装備品を共用する、請求項８から１１のいずれかに記載の客室又は客室の一部分。
請求項８から１２のいずれかに記載の客室又は客室の一部分を含むことを特徴とする航空機。