JP2014181527A - 作業機の照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス作業が容易に行なえる作業機の照明装置を提供する。
【解決手段】ポストの上端部に上部旋回体を設置する。上部旋回体の踊り場9またはポストに設ける踊り場に開口部23を設ける。照明器具取付け体24は開口部23に回動可能に取付ける。この照明器具取付け体24は開口部23を閉塞可能なサイズを有する。この照明器具取付け体24を開口部23を閉塞した状態から、上方に回動することにより、照明器具17を踊り場9上に露出させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、作業場を照明するために作業機に備えられる照明装置に係り、特にポスト上に旋回装置を介して上部旋回体が設置された構成のハイポスト式作業機に適用する場合に好適なものに関する。
例えばスクラップの集積場で使用されるスクラップ処理機等の作業機は、スクラップの分別、搬出における作業視界を確保するため、ポストと称される鉄塔の上に運転室を含む上部旋回体を設置して運転室の地面からの高さを高くし、その上部旋回体に多関節構造等の作業用フロントを取付けて構成される(例えば特許文献1参照)。このような作業機はハイポスト式作業機と称され、夜間における作業を可能にするため、上部旋回体の前部等に作業場に向けて照射する照明器具を備える。
特開2006−131318号公報
このようなハイポスト式作業機における照明器具はメンテナンス作業を行なう必要がある。このメンテナンス作業には、ランプの交換や、ランプの照明方向調整、あるいは照明器具をブラケットに取付けるボルトの締付け等の作業が含まれる。しかしながら、スクラップ処理機を用いる作業場は広いことから、水銀灯等の大型の照明器具を用いることが多く、その上、効率よく作業場を照らすため、従来より、上部旋回体のできるだけ外側や踊り場の下側等に照明器具を取付けている。このため、メンテナンス作業を行なう際に作業者の手がランプ等に届きにくく、メンテナンス作業が容易ではないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、ランプ交換等のメンテナンス作業が容易に行なえる作業機の照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の作業機の照明装置は、
支持体に旋回装置を介して運転室、パワーユニットおよび踊り場を有する上部旋回体を設置し、前記上部旋回体の旋回フレームに作業用フロントを取付け、前記踊り場または前記支持体に設けた踊り場に照明器具を取付けた作業機の照明装置において、
前記照明器具を、通常作業時の照明位置とメンテナンス容易な位置との間で移動可能に取付けたことを特徴とする。
請求項2の作業機の照明装置は、請求項1に記載の作業機の照明装置において、
前記照明器具を取付けた照明器具取付け体を、前記上部旋回体に設けた踊り場または前記支持体に設けた踊り場に上下方向に回動可能に取付け、
通常作業時には前記照明器具が前記踊り場の下側に位置し、メンテナンス作業時には前記照明器具取付け体を上方に回動させて前記照明器具を前記踊り場上に露出させる構成にしたことを特徴とする。
請求項3の作業機の照明装置は、請求項2に記載の作業機の照明装置において、
作業機の前記上部旋回体に設けた踊り場、または前記支持体に設けた踊り場に開口部を備え、
前記照明器具取付け体は、前記開口部を閉塞可能な広さを有すると共に、前記開口部の一端側を中心として回動可能に取付けられ、
通常作業時には前記照明器具取付け体が前記開口部を閉塞する構成にしたことを特徴とする。
請求項4の作業機の照明装置は、請求項2に記載の作業機の照明装置において、
作業機の前記上部旋回体に設けた踊り場、または前記支持体に設けた踊り場に備えた開口部と、
前記開口部を閉塞可能に前記踊り場の上面側を回動範囲として前記踊り場に回動可能に取付けられた第1のカバーと、
前記第1のカバーの枢着側に一端が前記第1のカバーに対して角度をなして固定されると共に、前記踊り場の下側を回動範囲として前記踊り場に回動可能に取付けられ、前記開口部を閉塞可能なサイズを有する第2のカバーとを備え、
前記第1のカバーまたは前記第2のカバーのいずれか一方を照明器具取付け体とし、
通常作業時には前記第1のカバーが前記開口部を閉塞すると共に、前記第2のカバーが前記踊り場の下方に向いた状態にあり、メンテナンス作業時には前記第1のカバーおよび前記第2のカバーを上方に回動させて前記照明器具を前記踊り場上に露出させると共に、前記第2のカバーにより前記開口部を閉塞する構成にしたことを特徴とする。
請求項5の作業機の照明装置は、請求項3に記載の作業機の照明装置において、
前記開口部を設けた踊り場の下面に、前記開口部を閉塞するように取付けられると共に、前記照明器具取付け体により前記開口部が閉塞された状態において前記照明器具を囲む構造を有するフードをさらに備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、照明器具のメンテナンスの際には、照明器具をメンテナンスが行なえる位置に移動させることにより、作業者は踊り場から身を乗り出すことなく作業を行なうことができ、電球交換等のメンテナンス作業を容易に行なうことが可能となる。
また、メンテナンス作業時には照明器具を作業が容易な場所に移動させることが可能となるので、メンテナンス作業を考慮して照明器具の取付け位置を制限する必要が無くなる。このため、通常作業時には照明器具による作業場所の照射を好ましい形態で行なうことが可能となる。
請求項2の発明によれば、照明器具のメンテナンス作業の際には、照明器具取付け体を上方に回動させて照明器具を踊り場上に露出させることができるので、作業者は踊り場上でメンテナンス作業を行なうことができ、メンテナンス作業がより容易に行なえる。
請求項3の発明によれば、通常作業時には、踊り場に設けた開口部は照明器具取付け体によって閉塞されるので、通常作業時は照明器具取付け体は踊り場の一部として利用できると共に、通常作業時の安全性が確保される。
請求項4の発明によれば、通常作業時には、踊り場に設けた開口部は第1のカバーによって閉塞されるので、通常作業時は照明器具取付け体は踊り場の一部として利用できると共に、通常作業時の安全性が確保される。また、メンテナンス作業の際には、踊り場に設けた開口部は第2のカバーによって閉塞されるので、安全性が確保される。
請求項5の発明によれば、通常作業時には、踊り場に設けた開口部は照明器具取付け体によって閉塞されるので、通常作業時は照明器具取付け体は踊り場の一部として利用できると共に、通常作業時の安全性が確保される。また、メンテナンス作業時には開口部は踊り場の下面に設けたフードによって閉塞されるので、安全性が確保される。
(A)は本発明の第1の実施の形態の照明装置を適用した作業機の一例を作業用フロントを省略して示す正面図、(B)はその側面図である。 (A)は第1の実施の形態の照明装置の側面図、(B)はその底面図である。 本発明による照明装置の第2の実施の形態をメンテナンス作業時の姿勢を示す斜視図である。 (A)は図3の照明装置の側面図、(B)はその平面図である。 (A)は図4(A)のE−E断面図、(B)は通常作業時の姿勢を示す側面図である。 本発明による照明装置の第3の実施の形態をメンテナンス作業時の姿勢で示す斜視図である。 (A)は図6の照明装置の側面図、(B)はその平面図である。 (A)は図6の照明装置の正面図、(B)はその底面図である。 (A)は第3の実施の形態の照明装置を通常作業時の姿勢で示す側面断面図、(B)はその正面図である。
図1(A)、(B)はそれぞれ本発明による照明装置の第1の実施の形態を備えた作業機の一例を、作業用フロントを省略して示す正面図、側面図である。図1(A)、(B)において、1は例えばスクラップ集積所に立設されたポスト(鉄塔)、2はこのポスト1の中間部に設けた踊り場、3は地面とこの踊り場2との間でオペレータや作業員が昇降するための梯子である。4はこのポスト1の頂部に旋回装置5を介して設置した旋回フレームである。
この旋回フレーム4には運転室6、パワーユニット7、カウンタウエイト8および踊り場9等を搭載して上部旋回体10を構成する。踊り場9は、運転室6やパワーユニット7等にオペレータや作業員が行き来するために、旋回フレーム4の左右に設けられる。11はポスト1の中間部の踊り場2と上部旋回体10の踊り場9との間でオペレータや作業員が昇降するための梯子である。ポスト1の中間部に設けた踊り場2は、保守点検のため、作業員がこの踊り場2に立った際に、旋回フレーム4の下面に設けられるアンダーカバーを取外して上部旋回体10の下面部から上部旋回体10に備えた機器の保守点検や修理を行なうことが可能となる高さに設定されている。
図1(A)において、12は旋回フレーム4の中央前部に設けた作業用フロント取付け部である。なお、不図示の作業用フロントは、例えば旋回フレーム4に起伏可能に取付けるブームと、このブームの先端に回動可能に取付けられるアームと、このアームの先端に取付けられる作業具等とからなるもので、スクラップ処理機の場合、作業具としてはスクラップを把持するホークや、鉄屑を吸着するリフティングマグネット等が用いられる。
13は旋回フレーム4の前部の左右に取付けた照明装置である。図2(A)はこの第1の実施の形態の照明装置13を拡大して示す側面図、図2(B)はその底面図である。図2(A)、(B)に示すように、照明装置13は、上部旋回体10に備える踊り場9の下面に取付けられるガイド枠14と、このガイド枠14に前後方向に移動可能に取付けられるスライド枠15と、このスライド枠15にブラケット16を介して取付けられる照明器具17とを備える。
ガイド枠14は踊り場9の下面にボルト等の固定具18によって上部旋回体10の前後方向に向けて取付けられる。スライド枠15はガイド枠14の左右に設けたガイド部14a,14aに左右の端部を図2(A)の矢印Xに示す前後方向に摺動可能に係合させて取付けられる。スライド枠15に取付けられるブラケット16は二又構造をなし、ブラケット16は軸21を中心に左右の向きが調整できるように取付けられる。また、照明器具17はこのブラケット16に軸19を中心に矢印Rで示すように上下方向の向きが調整できるように取付けられる。20は照明装置13の使用時にガイド枠14にスライド枠15を固定するボルト等でなる固定具である。
この構成において、作業機により作業を行なっている際には、照明器具17は図1(B)に示すように、踊り場9の前端部に位置する。この位置は図2(A)の実線aで示す位置である。この位置において、固定ボルト20によりスライド枠15をガイド枠14に締結することにより、照明器具17はこの前方位置に固定される。この位置は照明を行なう上では好適であるが、踊り場2におけるメンテナンス作業がし難い位置である。
ランプの交換等のメンテナンス作業の際には、作業員はポスト1の中間部に設けた踊り場2に上り、固定具20を緩め、スライド枠15に設けた手掛け部15aに手を掛けて後方にスライドさせ、図2(A)に2点鎖線で示す位置bに移動させる。このように、照明器具17を後方に移動させた状態であれば、作業員は踊り場2から前方に身を乗り出すことなく、照明器具17のランプの交換等の保守点検、修理を行なうことができ、これらの作業が容易に行なえる。
図2の実施の形態においては、照明器具17の前後位置を変更する手段としてスライド構造を採用したが、単関節構造あるいは多関節構造または平行リンク機構等のリンク機構で照明器具17を支持し、リンクを回動させることにより照明器具17の前後位置を変更する構成としてもよい。
図3は本発明による照明装置の第2の実施の形態をメンテナンス作業時の姿勢で示す側面図である。また、図4(A)は図3の側面図、図4(B)はその平面図、図5(A)は図4(A)のE−E断面図である。図5(B)は通常作業時の姿勢を示す側面図である。
図3〜図5に示すように、第2の実施の形態においても、上部旋回体10の踊り場9に照明装置13Aが取付けられる。この実施の形態においては、踊り場9に開口部23を設け、この開口部23に照明装置13Aを取付ける。この照明装置13Aは、第1のカバー24と第2のカバー26とを備える。第1のカバー24は板状をなし、開口部23を閉塞可能なサイズを有する。第1のカバー24には、照明器具17が、ブラケット16を介して軸19を中心として傾斜角度調整可能に取付けられる。すち、この図示例では、この第1のカバー24を照明器具17の取付け体として用いている。この第1のカバー24は、開口部23の後縁に設けるヒンジ25によって踊り場9の上側を回動範囲として、踊り場9に回動可能に取付けられる。
第2のカバー26は、この例ではメンテナンス作業時における落下防止プレートとして機能するものである。この第2のカバー26は、その一端を第1のカバー24のヒンジ25による枢着側に溶接等により固定して取付ける。この第2のカバー26は、この照明器具取付け体と角度(この例ではほぼ直角)をなし、踊り場9の下側を回動範囲とする。この第2のカバー26は、開口部23を閉塞可能なサイズを有する。27はカバー24,26の開閉の際の衝撃を緩和するためのダンパーであり、このダンパーには流体式またはバネ式のものが用いられる。このダンパー27は、一端を第1のカバー24に設けたブラケット28にピン29により連結し、他端を踊り場9の開口部の側縁に設けたブラケット30にピン31により連結して取付けられる。
図4(B)に示すように、メンテナンス作業時に第1のカバー24を起立姿勢に保つため、第2のカバー26の上面にはピン32を中心として回動可能にストッパ33が取付けられている。34はこのストッパ33を第2のカバー26の上面に固定しておくためのストッパホルダである。このストッパホルダ34は弾性体でなり、第2のカバー26にねじ等の固定具35により固定されている。ストッパ33がストッパホルダ34に保持された状態においては、ストッパ33は第2のカバー26の周囲から外側に突出せず、第2のカバー26は開口部23の縁に干渉されずに回動可能である。
この照明装置13Aは、図5(B)に示すように、通常作業時には第1のカバー24が開口部23を閉塞すると共に、第2のカバー26が踊り場9の下方に向いた状態にある。この時、第1のカバー24の反枢着側端部は、踊り場9の下面の開口部23の縁に固定した支持板36により支持される。そして照明器具17は作業用フロント(図示せず)に取付けられた作業具による前方の作業場を照射する。この時、ストッパ33は、ストッパホルダ34により固定され、第2のカバー26の周囲から外側に突出しない状態にある。
一方、メンテナンス作業時には第1のカバー24に設けた把手37を持って第1のカバー24を上方に引き上げ、図3、図4(A)、(B)、図5(A)に示すように、第1のカバー24を上方に回動させて起立させる。これにより、照明器具17を踊り場9上に露出させると共に、第2のカバー26により開口部23を閉塞する。このように第2のカバー26によって開口部23を閉塞した状態において、図4(B)に示すように、ストッパ33を2点鎖線cに示すようなストッパホルダ34に固定された状態から、実線dで示すように突出位置である位置へと回動させることにより、ストッパ33を踊り場9の開口部23の縁に係止させて第2のカバー26や第1のカバー24が下がる方向に動くことを防止する。
この第2の実施の形態によれば、照明装置13Aのメンテナンス作業の際には、第1のカバー24を上方に回動させて開くことにより、照明器具17を踊り場9上に露出させることができるので、作業者は踊り場9上でメンテナンス作業を容易に行なうことができる。
また、通常作業時には、踊り場9に設けた開口部23は照明器具取付け体である第1のカバー24によって閉塞されるので、通常作業時は第1のカバー24は踊り場9の一部として利用できると共に、通常作業時の安全性が確保される。
また、メンテナンス作業の際に、踊り場9に設けた開口部23は第2のカバー26によって閉塞され、第2のカバー26はストッパ33により閉塞状態を保つので、作業者は開口部23から落下したり、工具を開口部23から落下させるおそれがなく、メンテナンス作業を安全に行なうことができる。
なお、この第2の実施の形態において、照明器具17は第1のカバー24に取付けるのではなく、第2のカバー26に取付けてもよい。第2のカバー26に照明器具17を取付ける場合には、メンテナンス作業時における第2のカバー26の上面側に照明器具17を取付けることにより、メンテナンス作業時に照明器具17を踊り場9上に露出させることができる。
図6は本発明による照明装置の第3の実施の形態をメンテナンス作業時の姿勢で示す斜視図であり、図7(A)、(B)はそれぞれ同姿勢における側面図および平面図、図8(A),(B)はそれぞれ同姿勢における正面図および底面図である。また図9(A)、(B)はそれぞれこの実施の形態における通常作業時の姿勢を示す側面図および正面図である。
この第3の実施の形態においては、前記第2の実施の形態における第2のカバー26の代わりに照明装置13Bのフード41を落下防止手段とし用いる。このフード41は周囲に取付け板部41aを一体に有し、この取付け板部41aを開口部23の下面に当ててねじやボルト42とナット43等の固定具42により固定して取付けたものである。また、照明器具取付け体として用いる第1のカバー24、は第2の実施の形態と同様に、開口部23の後縁にヒンジ25を介して上方に回動させることにより、照明器具17を踊り場9上に露出させることができる。また、第1のカバー24は、通常作業時においては、開口部23の内周から内側に突出した取付け板部41aによって支持される。
この第3の実施の形態においても、照明装置13Bのメンテナンス作業の際には、照明器具取付け体としての第1のカバー24を上方に回動させて開くことにより、照明器具17を踊り場9上に露出させることができるので、作業者は踊り場9上でメンテナンス作業を容易に行なうことができる。また、開口部23は常時踊り場9の下面に設けたフード41によって閉塞されるので、このメンテナンス作業の際に、作業者は開口部23から落下するおそれがなく、また工具を落下させるおそれがないので、メンテナンス作業を安全に行なうことができる。
なお、第2、3の実施の形態においては、踊り場9そのものにカバー24,26等を直接取付ける構成としたが、踊り場9に取付け板を介してカバー24,26等を間接的に取付ける構成としてもよい。また、第2、3の実施の形態においては、照明装置13A,13Bを上部旋回体10の踊り場9を設けた例について示したが、これらの照明装置13A、13Bはポスト1に設ける踊り場2に設けてもよい。
また、本発明は、据え付け式の作業機ではなく、自走式あるいは他力により走行する走行体上にポスト(支持体)を設けてそのポスト上に上部旋回体を設置した作業機にも適用することができる。また、本発明を適用する作業機としては、スクラップ作業以外に作業具の機能に応じた各種の作業を行なう作業機が対象となる。その他、本発明は、上記実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加が可能である。
1:ポスト、2:踊り場、4:旋回フレーム、5:旋回装置、6:運転室、7:パワーユニット、8:カウンタウエイト、9:踊り場、10:上部旋回体、12:作業用フロント取付け部、13,13A,13B:照明装置、14:ガイド枠、15:スライド枠、17:照明器具、20:固定具、23:開口部、24:第1のカバー(照明器具取付け体)、25:ヒンジ、26:第2のカバー、27:ダンパー、33:ストッパ、34:ストッパホルダ、36:支持板、41:フード

Claims (5)

  1. 支持体に旋回装置を介して運転室、パワーユニットおよび踊り場を有する上部旋回体を設置し、前記上部旋回体の旋回フレームに作業用フロントを取付け、前記踊り場または前記支持体に設けた踊り場に照明器具を取付けた作業機の照明装置において、
    前記照明器具を、通常作業時の照明位置とメンテナンス容易な位置との間で移動可能に取付けたことを特徴とする作業機の照明装置。
  2. 請求項1に記載の作業機の照明装置において、
    前記照明器具を取付けた照明器具取付け体を、前記上部旋回体に設けた踊り場または前記支持体に設けた踊り場に上下方向に回動可能に取付け、
    通常作業時には前記照明器具が前記踊り場の下側に位置し、メンテナンス作業時には前記照明器具取付け体を上方に回動させて前記照明器具を前記踊り場上に露出させる構成にしたことを特徴とする作業機の照明装置。
  3. 請求項2に記載の作業機の照明装置において、
    作業機の前記上部旋回体に設けた踊り場、または前記支持体に設けた踊り場に開口部を備え、
    前記照明器具取付け体は、前記開口部を閉塞可能な広さを有すると共に、前記開口部の一端側を中心として回動可能に取付けられ、
    通常作業時には前記照明器具取付け体が前記開口部を閉塞する構成にしたことを特徴とする作業機の照明装置。
  4. 請求項2に記載の作業機の照明装置において、
    作業機の前記上部旋回体に設けた踊り場、または前記支持体に設けた踊り場に備えた開口部と、
    前記開口部を閉塞可能に前記踊り場の上面側を回動範囲として前記踊り場に回動可能に取付けられた第1のカバーと、
    前記第1のカバーの枢着側に一端が前記第1のカバーに対して角度をなして固定されると共に、前記踊り場の下側を回動範囲として前記踊り場に回動可能に取付けられ、前記開口部を閉塞可能なサイズを有する第2のカバーとを備え、
    前記第1のカバーまたは前記第2のカバーのいずれか一方を照明器具取付け体とし、
    通常作業時には前記第1のカバーが前記開口部を閉塞すると共に、前記第2のカバーが前記踊り場の下方に向いた状態にあり、メンテナンス作業時には前記第1のカバーおよび前記第2のカバーを上方に回動させて前記照明器具を前記踊り場上に露出させると共に、前記第2のカバーにより前記開口部を閉塞する構成にしたことを特徴とする作業機の照明装置。
  5. 請求項3に記載の作業機の照明装置において、
    前記開口部を設けた踊り場の下面に、前記開口部を閉塞するように取付けられると共に、前記照明器具取付け体により前記開口部が閉塞された状態において前記照明器具を囲む構造を有するフードをさらに備えたことを特徴とする作業機の照明装置。
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