JP2014181017A - ハンドルスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチケースの容量を確保しつつ、外観上、コンパクトに見えるハンドルスイッチを提供する。
【解決手段】ハンドルスイッチ10は、スイッチ80、82、84を収容するスイッチケース66と、該スイッチケース66に配置され、運転者が操作することによりスイッチ80、82、84を作動させる操作部材74、76、78とを備える。操作部材74、76が配置されるスイッチケース66の中央部は、本体部66aの右端部86a及び左端部88aに対して、本体部66aの径方向に膨出する膨出部66bとして形成され、膨出部66bの中央部分に操作部材74、76が配設される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両を操舵するハンドルに取り付けられるハンドルスイッチに関し、より詳細には、自動二輪車に好適なハンドルスイッチに関する。
特許文献1には、複数のスイッチを集約したハンドルスイッチを自動二輪車のハンドルに取り付けた構成が開示されている。
特開2007−50881号公報
複数のスイッチを集約すると、ハンドルスイッチを構成するスイッチボックス(スイッチケース)の容量が大きくなる。これにより、ハンドルスイッチが大きく見えてしまい、該ハンドルスイッチの外観性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、スイッチケースの容量を確保しつつ、外観上、コンパクトに見えるハンドルスイッチを提供することを目的とする。
本発明に係るハンドルスイッチ(10)は、以下の特徴を有する。
第1の特徴;車両(12)を操舵するハンドル(14)に取り付けられるハンドルスイッチ(10)であって、前記車両(12)の電装品(46、54)を操作するスイッチ(80、82、84)を収容するスイッチケース(66)と、前記車両(12)の搭乗者によって操作されることにより前記スイッチ(80、82、84)を作動させる操作部材(74、76、78)とを備え、前記操作部材(74、76)の少なくとも一部は、前記スイッチケース(66)の中央部(66b)に配置され、前記スイッチケース(66)の中央部(66b)は、前記ハンドル(14)に沿った前記スイッチケース(66)の両端部(86a、88a)に対して、前記ハンドル(14)と交差する方向に膨出する膨出部(66b)として設けられ、前記膨出部(66b)の中央部分に前記操作部材(74、76)が配設されている。
第2の特徴;前記膨出部(66b)は、前記搭乗者に対向し且つ前記操作部材(74、76)が配置される第1面(72)と、前記第1面(72)に連なると共に、前記搭乗者から離間し且つ前記操作部材(74、76)が配置されない第2面(98)とを有し、前記膨出部(66b)における前記第1面(72)側の厚み(d1)は、所定の厚みを有し、前記膨出部(66b)における前記第2面(98)側の厚み(d2)は、前記第1面(72)から離間するに従って小さくなる。
第3の特徴;前記膨出部(66b)における前記ハンドル(14)に沿った方向の幅のうち、前記操作部材(74、76)の配置部分を除いた余り代の幅(Wb)は、前記スイッチケース(66)の端部(86a、88a)の幅(Wa)よりも狭い。
第4の特徴;少なくとも1つの前記操作部材(74)が前記膨出部(66b)に配置され、前記操作部材(74)の一部は、正面視で、前記膨出部(66b)から突出するように配置されている。
第5の特徴;前記操作部材(74)は、前記電装品(54)としての前記車両(12)の前照灯を操作するスイッチ(80)の操作部材である。
第6の特徴;前記膨出部(66b)の角部(94b、96b)と、前記スイッチケース(66)の両端部(86a、88a)の角部(94a、96a)とは、前記膨出部(66b)に対して傾斜するように面取りされている。
第7の特徴;前記スイッチケース(66)の両端部(86a、88a)の角部(94a、96a)の傾斜幅(Wc)は、前記膨出部(66b)の角部(94b、96b)の傾斜幅(Wd)よりも大きい。
本発明の第1の特徴によれば、スイッチケースの両端部に対して中央部を膨出させ、さらに、該中央部にスイッチの操作部材を配置する。これにより、前記スイッチケースには、前記中央部(膨出部)を中心として対称な段差が設けられる。この結果、ハンドルに沿った方向、すなわち、ハンドルスイッチの幅方向に、該ハンドルスイッチが小さくなる印象を搭乗者に与えることができる。従って、前記ハンドルスイッチを視覚的にコンパクトに見せることができる。
また、前記膨出部を形成することにより、該膨出部に前記スイッチを収容することが可能となる。
このように、本発明の第1の特徴によれば、前記スイッチケースの中央部を前記膨出部として形成することにより、前記スイッチケースにおける前記スイッチの容量を確保しつつ、外観上、コンパクトに見せることができる。
本発明の第2の特徴によれば、操作部材の配置されていない膨出部の第2面側が突出しておらず、第1面から離間するに従って徐々に小さくなる形状となっている。これにより、ハンドルスイッチの奥行が小さくなると共に、前記膨出部の第1面側にオフセットすることになる。このように、前記膨出部における第2面側の厚みを小さくすることにより、搭乗者が前記ハンドルスイッチを見たときに、視覚的に、より小さく感じさせることができる。
本発明の第3の特徴によれば、膨出部における操作部材の配置部分を除いた余り代の幅を、スイッチケースの端部の幅よりも狭くすることにより、ハンドルスイッチを一層小さく見せることができる。
本発明の第4の特徴によれば、操作部材の一部が膨出部から突出することにより、スイッチケースの両端部、前記膨出部の側部、及び、前記操作部材の一部を2つのラインで結ぶと、ハンドルスイッチは、先細り形状にレイアウトされることになる。このようにレイアウトすることにより、前記ハンドルスイッチがコンパクトな形状であることを搭乗者に感じさせることができる。
本発明の第5の特徴によれば、例えば、操作部材が車両の電装品としての前照灯を操作するスイッチの操作部材であれば、搭乗者は、該操作部材を操作することにより、前記前照灯の光軸方向を調整することができる。
本発明の第6の特徴によれば、膨出部の角部とスイッチケースの両端部の角部とを面取りし、前記膨出部に対して傾斜させることにより、ハンドルスイッチが全体的に丸みを帯びた円弧状の形状となる。この結果、正面視で、前記ハンドルスイッチをコンパクトに見せることができる。また、搭乗者が操作部材に触れたときの指当たりを向上させることもできる。
本発明の第7の特徴によれば、スイッチケースの両端部の角部の傾斜幅を、膨出部の角部の傾斜幅よりも大きくすることにより、ハンドルスイッチを一層コンパクトに見せることができると共に、搭乗者が操作部材に触れたときの指当たりをさらに向上させることができる。
本実施の形態に係るハンドルスイッチが搭載された自動二輪車の側面図である。 図1の自動二輪車のハンドルにハンドルスイッチが取り付けられた状態を示す斜視図である。 図2のハンドルスイッチの正面図である。 図2のハンドルスイッチの側面図である。 図5Aは、比較例に係るハンドルスイッチの正面図であり、図5Bは、本実施の形態に係るハンドルスイッチの正面図である。 本実施の形態の変形例に係るハンドルスイッチの正面図である。
本発明に係るハンドルスイッチについて、車両のハンドルに取り付けた好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10を、例えば、車両としての自動二輪車12のハンドル14に取り付けた状態を図示した該自動二輪車12の側面図である。
なお、特に指示のない限り、図1の矢印方向に従って、前後、上下の方向を説明し、車体に着座した運転者(搭乗者)から見た方向に従って、左右の方向を説明する。また、図1では、一例として、自動二輪車12の左ハンドルにハンドルスイッチ10を取り付けた状態を図示している。
自動二輪車12は、車体フレーム16と、車体フレーム16の前端部に設けられたヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18に回転可能に軸支される左右一対のフロントフォーク20と、左右一対のフロントフォーク20に回転可能に軸支される操舵輪である前輪22と、左右一対のフロントフォーク20の上部に取り付けられる操舵可能なバー状のハンドル14とを有する。
車体フレーム16は、ヘッドパイプ18から後方に延びる左右一対のメインフレーム24と、左右一対のメインフレーム24の後側に設けられる左右一対のピボットプレート26と、左右一対のピボットプレート26に設けられ、後方斜め上方に延びる左右一対のシートフレーム28とを備える。左右一対のメインフレーム24には、動力を発生する動力ユニット30が設けられている。駆動輪である後輪32を回転可能に軸支するスイングアーム34は、ピボットプレート26によって揺動自在に支持される。動力ユニット30は、そのケース内にエンジン30aと変速機30bとを収納する。
左右一対のメインフレーム24の上方には、燃料を貯留する燃料タンク36が設けられ、燃料タンク36の後方、且つ、左右一対のシートフレーム28の上方には、運転者が着座する運転者用シート38が設けられ、運転者用シート38の後方には乗員が着座する乗員用シート40が設けられている。左右一対のフロントフォーク20には、フロントフェンダ42が設けられ、左右一対のシートフレーム28の後部には、リアフェンダ44が設けられている。このリアフェンダ44は、リアウインカ46を支持する。
さらに、自動二輪車12は、車体フレーム16に設けられ、前方を保護するアッパーカウル48と、アッパーカウル48の上方に設けられたウインドスクリーン50と、アッパーカウル48の上部に設けられ運転者が後方を確認するためのバックミラー52と、アッパーカウル48の前部に設けられ前方を照射する前照灯としてのヘッドライト54と、自動二輪車12の前方側部を保護するミドルカウル56と、このミドルカウル56の下部に設けられ車両後方に延びるアンダーカバー58と、シートフレーム28の上方に設けられシートフレーム28の上部から運転者用シート38の下部まで覆うサイドカバー60とを備える。バックミラー52には、フロントウインカが内蔵されている。
次に、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10の構成について、図2〜図4を参照しながら説明する。
ハンドルスイッチ10は、ハンドル14を構成するハンドルバー62の左グリップ64側の箇所に取り付けられている。
ハンドルスイッチ10は、ハンドルバー62に取り付けられた樹脂製のスイッチケース66を有する。スイッチケース66には、ハンドルバー62に沿った左右方向に貫通する貫通孔68が形成されており、該貫通孔68を挿通するハンドルバー62に対して、係合部材70を係合させることにより、スイッチケース66をハンドルバー62の左グリップ64側の箇所に固定保持させることができる。
スイッチケース66は、貫通孔68が形成され、左右方向に延在する略円筒状の本体部66aと、本体部66aの中央部分から該本体部66aの径方向に膨出する膨出部(中央部)66bと、本体部66aの底部から下方向に突出する立方体状のベース部66cとから構成されている。
そして、自動二輪車12(図1参照)において、運転者用シート38に運転者が着座する場合、膨出部66bにおいて、運転者に対向する表面である第1面72の中央部には、左グリップ64を把持した運転者が左親指を使って操作可能な2つの操作部材74、76が上下にそれぞれ設けられている。また、ベース部66cにおける操作部材74、76の下方の箇所には、運転者が左親指を使って操作可能な他の操作部材78が設けられている。
操作部材74は、スイッチケース66に収容されたディマースイッチ80を作動させるためのスイッチである。運転者が左親指を使って操作部材74を上下方向に操作することにより、ディマースイッチ80が作動して、ヘッドライト54の光軸を上向き(ハイビーム)又は下向き(ロービーム)に切り換え、あるいは、ヘッドライト54をパッシング状態に切り換えることができる。
操作部材76は、スイッチケース66に収容されたホーンスイッチ82を作動させるためのスイッチである。運転者が左親指を使って操作部材76を左右方向に操作することにより、ホーンスイッチ82が作動して、警報用のホーンを鳴動させることができる。なお、操作部材76の左右方向に沿った幅は、操作部材74の左右方向に沿った幅と略同じである。
操作部材78は、スイッチケース66に収容されたウィンカスイッチ84を作動させるためのスイッチである。運転者が左親指を使って操作部材78を左右方向に操作することにより、ウィンカスイッチ84が作動して、フロントウインカ及びリアウインカ46を点灯させることができる。
なお、操作部材76は、運転者の左親指の当たりを良好にし、操作性を向上させるために、左親指との接触面が斜めに傾斜していることが望ましい。
そして、膨出部66bは、図3に示す正面視では、スイッチケース66の両端部でもある本体部66aの右端部86a及び左端部88aに対して、該本体部66aの中央部を上方向に膨出させることにより形成される。従って、図3の正面視では、スイッチケース66のうち、本体部66a及び膨出部66bは、膨出部66bを中心として、左右対称に形成されている。
また、図3の正面視では、ディマースイッチ80の操作部材74の一部が膨出部66bから上方に突出している。そのため、操作部材74の一部、膨出部66bの右端部86b及び本体部66aの右端部86aによって段差部90が形成されると共に、操作部材74の一部、膨出部66bの左端部88b及び本体部66aの左端部88aによって段差部92が形成される。
また、本体部66aにおける右端部86a上方の角部94a及び左端部88a上方の角部96aは、膨出部66bに対して傾斜するように面取りされている。また、膨出部66bにおける右端部86b上方の角部94b及び左端部88b上方の角部96bも、膨出部66bに対して傾斜するように面取りされている。
前述のように、本体部66a及び膨出部66bが左右対称の形状であるため、膨出部66bにおいて、左右方向に沿った、操作部材74と右端部86bとの間の幅と、操作部材74と左端部88bとの間の幅とは、共に、操作部材74、76を除いた余り代の幅であり、略同じ幅Wbである。また、本体部66aにおいて、左右方向に沿った、右端部86a、86b間の幅と、左端部88a、88b間の幅とは、略同じ幅Waである。この場合、幅Waと幅Wbとの間には、Wa>Wbの関係がある。一方、面取りされた角部94a、96aの上下方向に沿った傾斜幅をWcとし、面取りされた角部94b、96bの上下方向に沿った傾斜幅をWdとすれば、傾斜幅Wcと傾斜幅Wdとの間には、Wc>Wdの関係がある。
このように、図3の正面視では、段差部90、92の形成と、角部94a、94b、96a、96bの面取りによる傾斜部分の形成とにより、ハンドルスイッチ10の上側部分は、先細り形状にレイアウトされる。
また、膨出部66bは、図4に示す側面視では、本体部66aにおけるベース部66c以外の部分を本体部66aの径方向に膨出させることにより形成される。この場合、運転者に対向する膨出部66bの第1面72側は、所定の厚みd1を有する。
一方、膨出部66bは、第1面72に連なると共に、運転者から離間する第2面98を有する。すなわち、第2面98は、自動二輪車12の前方側に形成され、操作部材74、76、78が配置されていない。この場合、膨出部66bの第2面98側の厚みは、運転者及び第1面72から離間するに従って小さくなる厚みd2とされている。すなわち、図4において、第2面98側で厚みd1となる箇所を破線で図示すれば、第2面98側では、第1面72側と比較して、運転者及び第1面72から離間するに従って、膨出部66bが徐々に削り落とされた形状となっている。
そのため、運転者が、矢印付きの一点鎖線で図示した視線100をハンドルスイッチ10に向けたとき、図4の斜線部分には、運転者の視界を遮るものがない。このように、膨出部66bの背面側、すなわち、第2面98側が膨らんでいないため、運転者に対して視覚的にハンドルスイッチ10を小さく感じさせることができるという効果を奏することができる。
本実施の形態に係るハンドルスイッチ10は、以上のように構成されるものである。次に、ハンドルスイッチ10の効果について、図5A及び図5Bも参照しながら説明する。
図5Aは、比較例に係るハンドルスイッチ102の正面図であり、図5Bは、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10の正面図である。ここでは、ハンドルスイッチ102について、ハンドルスイッチ10と同じ構成要素については、同じ参照数字を付けて説明する。
本実施の形態に係るハンドルスイッチ10と、比較例に係るハンドルスイッチ102とは、左右方向に沿って、同じ幅Wを有している。
しかしながら、比較例に係るハンドルスイッチ102は、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10を構成する段差部90、92が設けられていない。すなわち、ハンドルスイッチ102の本体部66aは、ハンドルスイッチ10の膨出部66bの箇所まで膨張している。
そのため、運転者がハンドルスイッチ102を見たとき、2つのハンドルスイッチ10、102が互いに同じ幅Wであるにも関わらず、運転者は、ハンドルスイッチ102がハンドルスイッチ10よりも大きいと視覚的に感じてしまう。
これに対して、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10は、図5Bに示すように、スイッチケース66の両端部である本体部66aの右端部86a及び左端部88aに対して、該本体部66aの中央部分を膨出させ、膨出部66bとして形成し、該膨出部66bにスイッチ80、82の操作部材74、76を配置している。これにより、スイッチケース66には、膨出部66bを中心として左右対称の段差部90、92が設けられる。
この結果、ハンドル14に沿った左右方向、すなわち、ハンドルスイッチ10の幅方向に、該ハンドルスイッチ10が小さい印象を運転者に与えることができる。すなわち、図5Bに示すハンドルスイッチ10は、図5Aに示すハンドルスイッチ102と比較して、ハンドルスイッチ10の幅Wを変えることなく、該ハンドルスイッチ10を小さく見せることができる。従って、本実施の形態では、ハンドルスイッチ10を視覚的にコンパクトに見せることができる。
また、膨出部66bを形成することにより、該膨出部66bにスイッチ80、82を収容することが可能となる。
このように、スイッチケース66の中央部分を膨出部66bとして形成することにより、スイッチケース66におけるスイッチ80、82、84の容量を確保しつつ、外観上、ハンドルスイッチ10をコンパクトに見せることができる。
また、ハンドルスイッチ10では、操作部材74、76、78の配置されていない膨出部66bの第2面98側が突出しておらず、第1面72から離間するに従って徐々に小さくなる形状となっている。これにより、ハンドルスイッチ10の奥行が小さくなると共に、膨出部66bの第1面72側にオフセットすることになる。このように、膨出部66bにおける第2面98側の厚みd2を小さくすることにより、運転者がハンドルスイッチ10を見たときに、視覚的に、より小さく感じさせることができる。
さらに、膨出部66bにおける操作部材74、76の配置部分を除いた余り代の幅Wbを、本体部66aの右端部86a及び左端部88a側の幅Waよりも狭くすることにより(Wa>Wb)、ハンドルスイッチ10を一層小さく見せることができる。
さらにまた、操作部材74の一部が膨出部66bから突出することにより、本体部66aの右端部86a及び左端部88a、膨出部66bの右端部86b及び左端部88b、並びに、操作部材74の一部を2つのラインで結ぶと、ハンドルスイッチ10は、上方向に向かって先細りする形状にレイアウトされることになる。このようにレイアウトすることにより、ハンドルスイッチ10がコンパクトな形状であることを運転者に感じさせることができる。
また、例えば、操作部材74が自動二輪車12の電装品としてのヘッドライト54を操作するスイッチ80の操作部材であれば、運転者は、該操作部材74を操作することにより、ヘッドライト54の光軸方向を調整することができる。
また、膨出部66bの角部94b、96bと本体部66aの角部94a、96aとを面取りし、膨出部66bに対して傾斜させることにより、ハンドルスイッチ10が全体的に丸みを帯びた円弧状の形状となる。この結果、図3の正面視で、ハンドルスイッチ10をコンパクトに見せることができる。また、運転者が操作部材74、76、78に触れたときの指当たりを向上させることもできる。
さらに、本体部66aの角部94a、96aの傾斜幅Wcを、膨出部66bの角部94b、96bの傾斜幅Wdよりも大きくすることにより(Wc>Wd)、ハンドルスイッチ10を一層コンパクトに見せることができると共に、運転者が操作部材74、76、78に触れたときの指当たりを一層向上させることができる。
また、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10を、図6の変形例に係るハンドルスイッチ10aに変更してもよい。
変形例に係るハンドルスイッチ10aは、本体部66aの右端部86a及び左端部88aを、下方向に向かうに従って、先細り状に形成したものである。従って、ハンドルスイッチ10aにおいて、ベース部66cは、先細りした右端部86a及び左端部88aの形状に対応して、左右方向の幅が比較的狭く設定されている。この変形例に係るハンドルスイッチ10aにおいても、段差部90、92等が形成されているため、本実施の形態に係るハンドルスイッチ10による上記の各効果を容易に奏することができる。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態の記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10、10a…ハンドルスイッチ 12…自動二輪車
14…ハンドル 54…ヘッドライト
62…ハンドルバー 64…左グリップ
66…スイッチケース 66a…本体部
66b…膨出部 66c…ベース部
72…第1面 74、76、78…操作部材
80…ディマースイッチ 82…ホーンスイッチ
84…ウィンカスイッチ 86a、86b…右端部
88a、88b…左端部 90、92…段差部
94a、94b、96a、96b…角部 98…第2面
100…視線

Claims (7)

  1. 車両(12)を操舵するハンドル(14)に取り付けられるハンドルスイッチ(10)であって、
    前記車両(12)の電装品(46、54)を操作するスイッチ(80、82、84)を収容するスイッチケース(66)と、
    前記車両(12)の搭乗者によって操作されることにより前記スイッチ(80、82、84)を作動させる操作部材(74、76、78)と、
    を備え、
    前記操作部材(74、76)の少なくとも一部は、前記スイッチケース(66)の中央部(66b)に配置され、
    前記スイッチケース(66)の中央部(66b)は、前記ハンドル(14)に沿った前記スイッチケース(66)の両端部(86a、88a)に対して、前記ハンドル(14)と交差する方向に膨出する膨出部(66b)として設けられ、
    前記膨出部(66b)の中央部分に前記操作部材(74、76)が配設されている
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
  2. 請求項1記載のハンドルスイッチ(10)において、
    前記膨出部(66b)は、前記搭乗者に対向し、且つ、前記操作部材(74、76)が配置される第1面(72)と、前記第1面(72)に連なると共に、前記搭乗者から離間し、且つ、前記操作部材(74、76)が配置されない第2面(98)とを有し、
    前記膨出部(66b)における前記第1面(72)側の厚み(d1)は、所定の厚みを有し、
    前記膨出部(66b)における前記第2面(98)側の厚み(d2)は、前記第1面(72)から離間するに従って小さくなる
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
  3. 請求項1又は2記載のハンドルスイッチ(10)において、
    前記膨出部(66b)における前記ハンドル(14)に沿った方向の幅のうち、前記操作部材(74、76)の配置部分を除いた余り代の幅(Wb)は、前記スイッチケース(66)の端部(86a、88a)の幅(Wa)よりも狭い
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のハンドルスイッチ(10)において、
    少なくとも1つの前記操作部材(74)が前記膨出部(66b)に配置され、
    前記操作部材(74)の一部は、正面視で、前記膨出部(66b)から突出するように配置されている
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
  5. 請求項4記載のハンドルスイッチ(10)において、
    前記操作部材(74)は、前記電装品(54)としての前記車両(12)の前照灯を操作するスイッチ(80)の操作部材である
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のハンドルスイッチ(10)において、
    前記膨出部(66b)の角部(94b、96b)と、前記スイッチケース(66)の両端部(86a、88a)の角部(94a、96a)とは、前記膨出部(66b)に対して傾斜するように面取りされている
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
  7. 請求項6記載のハンドルスイッチ(10)において、
    前記スイッチケース(66)の両端部(86a、88a)の角部(94a、96a)の傾斜幅(Wc)は、前記膨出部(66b)の角部(94b、96b)の傾斜幅(Wd)よりも大きい
    ことを特徴とするハンドルスイッチ(10)。
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