JP2014180190A - スピンドルモータ - Google Patents

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ヤン チョン、シン
Hoon Hee Han
ヒー ハン、フーン
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Abstract

【課題】本発明は、スピンドルモータに関する。
【解決手段】スピンドルモータは、スラスト部材とシャフトのフランジ部の間に配置されるスリーブ部、スリーブ部から伸びて形成される連結部、及び連結部から伸びて形成されるローターハブ部を備える回転体を含み、スラスト部材とシャフトの接合部との最短距離をL1、スラスト部材とベース部材の設置部との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、スラスト部材の最上面からスラスト部材の最下面に至る垂直距離をh1、フランジ部の厚さをh2、フランジ部の上面から接合部の上端までの軸方向の垂直距離をh3、スラスト部材の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとし、連結部の厚さがL1、L2のうち小さい値により決定されるとき、0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの条件を満たすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルモータに関する。
記録ディスク駆動装置等の情報記録再生装置には、ディスクを回転駆動させるためのスピンドルモータが設置される。さらに、記録ディスク駆動装置には、耐衝撃性の強い軸を記録ディスク駆動装置のハウジングに固定させることができる、いわゆる、軸固定型のスピンドルモータが採用されることができる。
即ち、スピンドルモータには、外部衝撃によってディスクに保存される情報が記録/判読不可能な状態になることを防止するために、固定シャフトが備えられることができる。
一方、シャフトが固定設置される構造では、スリーブがシャフトを軸として回転する回転部材として機能し、スリーブにローターハブが結合されて回転体を構成する。
そして、ローターハブは、スリーブと連動して回転するように、スリーブを圧入しながら設置されることができる。即ち、スリーブとローターハブは、圧入による方式で組み立てられることができる。
しかしながら、スリーブとローターハブを圧入による方式で組み立てる場合、圧入力によってスリーブの変形が発生する可能性があるという問題がある。これを防止するために、スリーブとローターハブを一体に形成する構造が開発された。
しかしながら、スピンドルモータの薄型化につれ、スリーブとローターハブの連結部が外力又は外部衝撃によって永久変形されるという問題がある。
さらに、シャフトを固定部材に固定設置する場合、シャフトとシャフトが接合される接合面との接触面積が十分に提供されないため、シャフトと固定部材の結合力が低いという問題がある。
即ち、外部衝撃時、シャフトと固定部材が分離されやすいという問題がある。
韓国公開特許第2010−0064349号公報
本発明によれば、ディスクのクランピング時、ディスクの傾きを減少させることができるスピンドルモータが提供される。
また、外部衝撃によってシャフトがステーターから分離されることを低減させることができるスピンドルモータが提供される。
本発明の一実施例によるスピンドルモータは、ステーターコアが固定設置される設置部が形成されるベース部材と、円柱状の本体部、上記本体部の下端部から伸びて形成されるフランジ部、及び上記フランジ部から軸方向に伸びて形成され上記設置部の内周面に接合される接合部を備えるシャフトと、上記シャフトの上端部に固定設置されるスラスト部材と、上記スラスト部材と上記シャフトのフランジ部の間に配置されるスリーブ部、上記スリーブ部から伸びて形成される連結部、及び上記連結部から伸びて形成されるローターハブ部を備える回転体と、を含み、上記スラスト部材と上記接合部との最短距離をL1、上記スラスト部材と上記設置部との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、上記スラスト部材の最上面から上記スラスト部材の最下面に至る垂直距離をh1、上記フランジ部の厚さをh2、上記フランジ部の上面から上記接合部の上端までの軸方向の垂直距離をh3、上記スラスト部材の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとし、上記連結部の厚さがL1、L2のうち小さい値により決定されるとき、0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの条件を満たすことができる。
上述したスピンドルモータは、上記回転体と上記スラスト部材によって形成される間隙から潤滑流体が漏れることを防止するように上記回転体又は上記スラスト部材に固定設置されるカバー部材をさらに含むことができる。
上記シャフトは、上記スラスト部材が接合設置される外径縮小部を備えることができる。
上記シャフトは、上記スラスト部材が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成されることができる。
上記スラスト部材は、上記スリーブ部に形成される挿入溝に挿入配置される挿入突出部を備えることができる。
上記スラスト部材の外周面には、上記スラスト部材の外周面に対向配置される上記回転体の対向面と共に潤滑流体と空気との界面が形成されるように傾斜面が形成されることができる。
上記スリーブ部の外周面の下端部には、上記接合部の内周面と共に潤滑流体と空気との界面が形成されるように傾斜部が形成されることができる。
上記スリーブ部には、軸方向に向かうように形成される循環孔が備えられることができる。
上記スリーブ部の内部面又は上記本体部の外周面のうち少なくとも一つには上、下部ラジアル動圧グルーブが形成されることができる。
上記スラスト部材の底面又は上記スリーブ部の上面のうち少なくとも一つには上部スラスト動圧グルーブが形成されることができる。
上記フランジ部の上面又は上記スリーブ部の底面のうち少なくとも一つには下部スラスト動圧グルーブが形成されることができる。
上記ローターハブ部には上記ステーターコアの先端に対向配置される駆動マグネットが設置され、上記駆動マグネットの軸方向の磁気の中心は上記ステーターコアの軸方向の磁気の中心より上部に配置されることができる。
上記スリーブ部、上記連結部及び上記ローターハブ部は一体に形成されることができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータは、ステーターコアが固定設置される設置部が形成されるベース部材と、上記設置部の内部に挿入されて固定設置され円盤状の円板部と上記円板部の縁から伸びて形成される接合部を備える下部スラスト部材と、下端部が上記下部スラスト部材に固定設置され上端部には上部スラスト部が備えられるシャフトと、上記上部スラスト部と上記下部スラスト部材の間に配置されるスリーブ部、上記スリーブ部から伸びて形成される連結部、及び上記連結部から伸びて形成されるローターハブ部を備える回転体と、を含み、上記上部スラスト部と上記接合部との最短距離をL1、上記上部スラスト部と上記設置部との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、上記上部スラスト部の最上面から上記上部スラスト部の最下面に至る垂直距離をh1、上記円板部の厚さをh2、上記円板部の上面から上記接合部の上端までの軸方向の垂直距離をh3、上記上部スラスト部の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとし、上記連結部の厚さがL1、L2のうち小さい値により決定されるとき、0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの条件を満たすことができる。
上述したスピンドルモータは、上記回転体と上記スラスト部によって形成される間隙から潤滑流体が漏れることを防止するように上記回転体又は上記スラスト部に固定設置されるカバー部材をさらに含むことができる。
上記シャフトは、上記下部スラスト部材が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成されることができる。
上記シャフトの下端部には、上記下部スラスト部材が接合設置される外径縮小部が形成されることができる。
上記スラスト部は、上記シャフトの上端部から半径方向に伸びて形成されるフランジと、上記フランジの縁から軸方向の下側に伸びて形成される突出爪を備えることができる。
上記突出爪は、上記スリーブ部に形成される挿入溝に挿入配置されることができる。
上記フランジの底面又は上記スリーブ部の上面のうち少なくとも一つには上部スラスト動圧グルーブが形成されることができる。
上記スリーブ部には、軸方向に向かうように形成される循環孔が備えられることができる。
上記スリーブ部、上記連結部及び上記ローターハブ部は一体に形成されることができる。
回転体の連結部の最小厚さがL1、L2のうち小さい値を有するように形成され、0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの条件を満たすため、クランプの設置時、加えられる外力によるディスクの傾きを低減させることができるという効果がある。
即ち、クランプの設置時、加えられる外力によってローターハブ部の縁が軸方向の下部側に下がることを低減させることができる。
また、フランジ部と接合部を備えるシャフトにより、外部衝撃によってシャフトが分離されることを低減させることができる。
さらに、スラスト部材が接合されるシャフトの上端部の表面粗さを変えることにより、外部衝撃によるシャフトとスラスト部材の分離を低減させることができる。
さらに、下部スラスト部材が接合されるシャフトの下端部の表面粗さを変えることにより、外部衝撃によるシャフトと下部スラスト部材の分離を低減させることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図である。 図1のA部を示す拡大図である。 本発明の一実施例によるスピンドルモータの効果を説明するためのグラフである。 本発明の他の実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図である。 図4のB部を示す拡大図である。 本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図である。 本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図である。
以下では、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
図1は本発明の一実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図であり、図2は図1のA部を示す拡大図であり、図3は本発明の一実施例によるスピンドルモータの効果を説明するためのグラフである。
図1〜図3を参照すると、本発明の一実施例によるスピンドルモータ100は、一例として、ベース部材110、シャフト120、スラスト部材130、回転体140及びカバー部材180を含んで構成されることができる。
一方、本発明の一実施例によるスピンドルモータ100は、一例として、ハードディスク駆動装置等の情報記録再生装置に採用されるモータであることができる。
なお、方向についての用語を定義すると、軸方向は図1の上、下方向、即ち、シャフト120の下端部から上端部に向かう方向又はシャフト120の上端部から下端部に向かう方向を意味し、半径方向は図1の左、右方向、即ち、シャフト120から回転体140の外周面に向かう方向又は回転体140の外周面からシャフト120に向かう方向を意味する。
また、円周方向は、シャフト120又は回転体140の外周面に沿って回転する方向を意味する。
ベース部材110は、ステーターコア102が設置される設置部112を備えることができる。設置部112は、上述したシャフト120が挿入される設置孔112aを形成し、軸方向の上部側に向かって伸びて形成されることができる。
一方、設置部112の外周面には、ステーターコア102を支持する支持面112bが形成されることができる。一例として、ステーターコア102は、設置部112の支持面112bに装着された状態で設置部112に固定設置されることができる。
本実施例では、ステーターコア102の内径部側がベース部材110の設置部112に取り付けられる場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、ステーターコア102が別途の設置部材又はステーターコア102の設置のために形状が変形されたシャフトにも設置されることができる。この場合、ベース部材110には設置部112が備えられなくても良い。
シャフト120は、円柱状の本体部122と、本体部122の下端部から伸びて形成されるフランジ部124と、フランジ部124から軸方向に伸びて形成され設置部112の内周面に接合される接合部126と、を備えることができる。
即ち、シャフト120は、ベース部材110の設置部112に固定設置されることができる。
また、フランジ部124は円盤状を有し、接合部126はフランジ部124の縁から伸びて形成される円筒状を有することができる。本体部122、フランジ部124及び接合部126によって上部側が開放された内部空間が形成されることができる。
そして、シャフト120は、上端部にスラスト部材130が接合設置される外径縮小部122aを備えることができる。即ち、本体部122の上端部には、スラスト部材130が接合される外径縮小部122aが形成されることができる。
そして、シャフト120は、スラスト部材130が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成されることができる。即ち、外径縮小部122aは、本体部122の表面が他の部分より粗く形成されることができる。
これにより、スラスト部材130の設置時、スラスト部材130とシャフト120の結合力を増大させることができる。
一方、シャフト120には、上面から湾入して形成されて記録ディスク駆動装置の上部ケース(図示せず)との結合のための螺子孔122bが形成されることができる。
そして、外径縮小部122aの下端部には、シャフト120とスラスト部材130の接合のために塗布される接着剤が充填される接着剤溝122cが形成されることができる。そして、接着剤溝122cには接着剤が充填されてシャフト120とスラスト部材130の結合力を増大させる。
一方、本体部122の上部コーナーは、スラスト部材130の組立時にスラスト部材130の組立が容易となるようにラウンド状に形成されることができる。或いは、本体部122の上部コーナーには、チャンファー(chamfer)が形成されることができる。
スラスト部材130は、シャフト120の上端部に固定設置される。このため、スラスト部材130には貫通孔132が形成され、スラスト部材130の内周面の下端部にはシャフト120との組立が容易となるようにチャンファーが形成されるか又はスラスト部材130の内周面の下端部がラウンド状に形成されることができる。
一方、スラスト部材130は、後述する上記回転体140のスリーブ部150に形成される挿入溝152に挿入配置される挿入突出部134を備えることができる。このように、挿入突出部134がスラスト部材130に形成されるため、潤滑流体の充填量を増大させることができる。
そして、スラスト部材130の外周面には、これに対向配置される回転体140の対向面142と共に潤滑流体と空気との界面(即ち、気液界面)が形成されるように傾斜面136が形成されることができる。より詳細には、スラスト部材130の外周面の上端部には外径が減少するように形成される傾斜面136が形成され、傾斜面136と回転体140の対向面142によって形成される間隙には毛細管現象によって気液界面が形成される。
また、スラスト部材130の上面には段差部138が形成されることができる。
回転体140は、スラスト部材130とシャフト120のフランジ部124の間に配置されるスリーブ部150と、スリーブ部150から伸びて形成される連結部160と、連結部から伸びて形成されるローターハブ部170と、を備えることができる。
一方、スリーブ部150、連結部160及びローターハブ部170は一体に形成されることができる。
スリーブ部150は、シャフト120、スラスト部材130と共に潤滑流体が充填される軸受け間隙を形成する。そして、スリーブ部150には、シャフト120の本体部122が貫通される軸穴151が形成されることができる。
一方、スリーブ部150の外周面の下端部には、接合部126の内周面と共に潤滑流体と空気との界面が形成されるように傾斜部153が形成されることができる。
そして、本発明の一実施例によるスピンドルモータ100には、二つの気液界面が形成され、潤滑流体が軸受け間隙にすべて充填されるフルフィル構造が採用される。
また、スリーブ部150には、軸方向に向かうように形成される循環孔154が備えられることができる。循環孔154の一端部は上述した挿入溝152に開口し、他端はスリーブ部150の底面に開口する。
一方、スリーブ部150の内部面には所定の間隔で離隔配置される上、下部ラジアル動圧グルーブ155、156が形成され、回転体140の回転時、上、下部ラジアル動圧グルーブ155、156によって流体動圧が発生して回転体140がより安定的に回転することができる。上、下部ラジアル動圧グルーブ155、156は、軸方向に隣接する一対のラジアル動圧グルーブの一例であってよい。
但し、本実施例では、スリーブ部150の内周面に上、下部ラジアル動圧グルーブ155、156が形成される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、上、下部ラジアル動圧グルーブ155、156がシャフト120の本体部122の外周面に形成されることもできる。
そして、上、下部ラジアル動圧グルーブ155、156は、ヘリンボーン状又はスパイラル状を有することができる。
また、スリーブ部150の上面には上部スラスト動圧グルーブ157が形成されることができる。上部スラスト動圧グルーブ157は、上述した挿入溝152の半径方向の内側に配置されることができる。上部スラスト動圧グルーブ157は第2スラスト動圧グルーブの一例であってよい。
一方、本実施例では、上部スラスト動圧グルーブ157がスリーブ部150の上面に形成される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、上部スラスト動圧グルーブ157がスラスト部材130の底面に形成されることもできる。
そして、スリーブ部150の底面には下部スラスト動圧グルーブ158が形成されることができる。また、下部スラスト動圧グルーブ158は、循環孔154と干渉しないように循環孔154が形成された領域から半径方向の内側に配置されることができる。下部スラスト動圧グルーブ158は第1スラスト動圧グルーブの一例であってよい。
一方、本実施例では、下部スラスト動圧グルーブ158がスリーブ部150の底面に形成される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、下部スラスト動圧グルーブ158がフランジ部124の上面に形成されることもできる。
連結部160は、スリーブ部150から伸びて形成され、スリーブ部150とローターハブ部170を連結する役割を行う。一方、連結部160は所定厚さを有するように形成されることができ、これについては以下で詳細に説明する。
ローターハブ部170は、連結部160から伸びて形成されることができる。一方、ローターハブ部170は、円盤状のボディー172と、ボディー172の縁から軸方向の下側に伸びて形成されて駆動マグネット174aが設置される円筒壁体174と、円筒壁体174の端部から半径方向に伸びて形成されるディスク支持爪176と、を備えることができる。
一方、駆動マグネット174aの内部面は、ステーターコア102の先端に対向配置されることができる。
また、駆動マグネット174aは、円周方向にN極とS極が交互に着磁されて一定強さの磁力を発生させる永久磁石であることができる。
ここで、回転体140の回転駆動方式について簡略に説明すると、ステーターコア102に巻線されたコイル101に電源が供給されると、コイル101が巻線されたステーターコア102と駆動マグネット174aの電磁気的相互作用によって回転体140を回転させる駆動力が発生して回転体140が回転する。
即ち、駆動マグネット174aと、駆動マグネット174aに対向配置されるコイル101が巻線されたステーターコア102の電磁気的相互作用によって回転体140が回転する。
一方、駆動マグネット174aの軸方向の磁気の中心は、ステーターコア102の軸方向の磁気の中心より上部に配置されることができる。これにより、回転体140には、駆動マグネット174aとステーターコア102の相互作用によって軸方向の下側に向かう力が発生する。
以下、連結部160の厚さについてより詳細に説明する。
まず、上記スラスト部材130と上記接合部126との最短距離をL1、上記スラスト部材130と上記設置部112との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、上記スラスト部材130の最上面から上記スラスト部材130の最下面に至る垂直距離をh1、上記フランジ部124の厚さをh2、上記フランジ部124の上面から上記接合部126の上端までの軸方向の垂直距離をh3、上記スラスト部材130の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとする。
一方、連結部160の厚さは、L1、L2のうち小さい値により決定されることができる。
そして、L1、L2のうち小さい値は、下記の条件を満たすことができる。
0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθ
即ち、連結部160の厚さは、L1、L2のうち小さい値により決定されるとき、0.5mmより大きく、{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの値より小さい値を有することができる。
そして、図3に示されたグラフから、連結部160の厚さが0.5mmより小さい場合はローターハブ部170のディスク支持爪176の軸方向の変位が急激に増加することが分かる。
したがって、連結部160の厚さは0.5mmより大きく形成されなければならない。
そして、連結部160の厚さは、上述した{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの値よりは小さい値を有しなければならない。
このように、連結部160の厚さが上述した範囲内にあるため、クランプの設置時、加えられる外力によるディスクの傾きを低減させることができる。
即ち、クランプの設置時、加えられる外力によってローターハブ部170の縁が軸方向の下部側に下がることを低減させることができる。即ち、ディスクのクランピング時、許容変形量内でローターハブ部170の縁が軸方向の下部側に下がることがある。
カバー部材180は、回転体140とスラスト部材130によって形成される間隙から潤滑流体が漏れることを防止するように回転体140に固定設置されることができる。
一方、カバー部材180は、回転体140に接合される折り曲げ部182と、折り曲げ部182から半径方向の内側に折れ曲がるシーリング部184と、を備えることができる。シーリング部184の内径部側は、上述したスラスト部材130の段差部138の上部に配置されることができる。
これにより、スラスト部材130の外周面と回転体140の対向面142の間に配置される気液界面から潤滑流体が外部に飛散されることを防止することができる。
上述したように、連結部160の厚さが0.5mmより大きく、{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの値より小さいように形成されるため、クランプの設置時、加えられる外力によるディスクの傾きを低減させることができる。
即ち、クランプの設置時、加えられる外力によってローターハブ部170の縁が軸方向の下部側に下がることを低減させることができる。即ち、ディスクのクランピング時、許容変形量内でローターハブ部170の縁が軸方向の下部側に下がることがある。
フランジ部124と接合部126を備えるシャフト120により、外部衝撃によってシャフト120が分離されることを低減させることができる。
さらに、スラスト部材130が接合されるシャフト120の上端部の表面粗さを変えることにより、外部衝撃によるシャフト120とスラスト部材130の分離を低減させることができる。
以下では、図面を参照して本発明の他の実施例によるスピンドルモータについて説明する。
図4は本発明の他の実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図であり、図5は図4のB部を示す拡大図である。
図4及び図5を参照すると、本発明の他の実施例によるスピンドルモータ200は、一例として、ベース部材210、下部スラスト部材220、シャフト230、回転体240及びカバー部材280を含んで構成されることができる。下部スラスト部材220は第1スラスト部材の一例であってよい。
ベース部材210は、ステーターコア202が設置される設置部212を備えることができる。設置部212は、上述したシャフト230が挿入される設置孔212aを形成し、軸方向の上部側に向かって伸びて形成されることができる。
一方、設置部212の外周面には、ステーターコア202を支持する支持面212bが形成されることができる。一例として、ステーターコア202は、設置部212の支持面212bに装着された状態で設置部212に固定設置されることができる。
下部スラスト部材220は、設置部212の内部に挿入されて固定設置されることができる。一方、下部スラスト部材220は、円盤状の円板部222と、円板部222の縁から伸びて形成される接合部224と、を備えることができる。
そして、円板部222の中央部には、シャフト230が挿入設置される装着孔222aが形成されることができる。そして、接合部224は、上述したベース部材210の設置部212に、接着、圧入、溶接のうち少なくとも一つの方式で接合されることができる。
シャフト230は、下端部が下部スラスト部材220に固定設置されることができる。一方、シャフト230の上端部には上部スラスト部232が備えられることができる。上部スラスト部232は第2スラスト部の一例であってよい。
そして、上部スラスト部232は、シャフト230の上端部から半径方向に伸びて形成されるフランジ232aと、フランジ232aの縁から軸方向の下側に伸びて形成される突出爪232bと、を備えることができる。
突出爪232bは、後述するスリーブ部250の挿入溝252に挿入配置されることができる。このように、突出爪232bがスリーブ部250の挿入溝252に挿入配置されることができる軸方向の長さを有するため、潤滑流体の充填量を増大させることができる。
一方、上部スラスト部232の外周面には、これに対向配置される回転体240の対向面242と共に潤滑流体と空気との界面(即ち、気液界面)が形成されるように傾斜面232cが形成されることができる。
より詳細には、上部スラスト部232の外周面の上端部には外径が減少するように形成される傾斜面232cが形成され、傾斜面232cと回転体240の対向面242によって形成される間隙には毛細管現象によって気液界面が形成される。
そして、上部スラスト部232の上面には段差部232dが形成されることができる。
一方、シャフト230は、下部スラスト部材220が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成されることができる。即ち、シャフト230の下端部は表面が他の部分より粗く形成されることができる。
これにより、下部スラスト部材220とシャフト230の結合力を増大させることができる。
但し、本実施例では、シャフト230と下部スラスト部材220が接着により接合される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、シャフト230と下部スラスト部材220が溶接によって接合されることもできる。
また、シャフト230には、上面から湾入して形成されて記録ディスク駆動装置の上部ケース(図示せず)との結合のための螺子孔236が形成されることができる。
一方、シャフト230の下端部のコーナー又は/及び下部スラスト部材220の内部面の下端部には、組立を容易にするためのラウンド部及びチャンファーが形成されることができる。
回転体240は、上部スラスト部232と下部スラスト部材220の間に配置されるスリーブ部250と、スリーブ部250から伸びて形成される連結部260と、連結部260から伸びて形成されるローターハブ部270と、を備えることができる。
一方、スリーブ部250、連結部260及びローターハブ部270は一体に形成されることができる。
スリーブ部250は、下部スラスト部材220、シャフト230と共に潤滑流体が充填される軸受け間隙を形成する。そして、スリーブ部250には、シャフト230が貫通される軸穴251が形成されることができる。
一方、スリーブ部250の外周面の下端部には、下部スラスト部材220の接合部224の内周面と共に潤滑流体と空気との界面が形成されるように傾斜部253が形成されることができる。
そして、本発明の他の実施例によるスピンドルモータ200には二つの気液界面が形成され、潤滑流体が軸受け間隙にすべて充填されるフルフィル構造がスピンドルモータ200に採用される。
また、スリーブ部250には、軸方向に向かうように形成される循環孔254が備えられることができる。循環孔254の一端部は上述した挿入溝252に開口し、他端はスリーブ部250の底面に開口する。
一方、スリーブ部250の内部面には所定の間隔で離隔配置される上、下部ラジアル動圧グルーブ255、256が形成され、回転体240の回転時、上、下部ラジアル動圧グルーブ255、256によって流体動圧が発生して回転体240がより安定的に回転することができる。
但し、本実施例では、スリーブ部250の内周面に上、下部ラジアル動圧グルーブ255、256が形成される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、上、下部ラジアル動圧グルーブ255、256がシャフト230の外周面に形成されることもできる。
そして、上、下部ラジアル動圧グルーブ255、256は、ヘリンボーン状又はスパイラル状を有することができる。
また、スリーブ部250の上面には上部スラスト動圧グルーブ257が形成されることができる。上部スラスト動圧グルーブ257は、上述した挿入溝252の半径方向の内側に配置されることができる。
一方、本実施例では、上部スラスト動圧グルーブ257がスリーブ部250の上面に形成される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、上部スラスト動圧グルーブ257がシャフト230の上部スラスト部232の底面に形成されることもできる。
そして、スリーブ部250の底面には下部スラスト動圧グルーブ258が形成されることができる。また、下部スラスト動圧グルーブ258は、循環孔254と干渉しないように循環孔254が形成された領域から半径方向の内側に配置されることができる。
一方、本実施例では、下部スラスト動圧グルーブ258がスリーブ部250の底面に形成される場合を例に挙げて説明しているが、これに限定されず、下部スラスト動圧グルーブ258が下部スラスト部材220の円板部222の上面に形成されることもできる。
連結部260は、スリーブ部250から伸びて形成され、スリーブ部250とローターハブ部270を連結する役割を行う。一方、連結部260は所定厚さを有するように形成されることができ、これについては以下で詳細に説明する。
ローターハブ部270は、連結部260から伸びて形成されることができる。一方、ローターハブ部270は、円盤状のボディー272と、ボディー272の縁から軸方向の下側に伸びて形成されて駆動マグネット274aが設置される円筒壁体274と、円筒壁体274の端部から半径方向に伸びて形成されるディスク支持爪276と、を備えることができる。
一方、駆動マグネット274aの内部面は、ステーターコア202の先端に対向配置されることができる。
また、駆動マグネット174aの軸方向の磁気の中心は、ステーターコア102の軸方向の磁気の中心より上部に配置されることができる。これにより、回転体140には、駆動マグネット174aとステーターコア102の相互作用によって軸方向の下側に向かう力が発生する。
以下では、連結部260の厚さについてより詳細に説明する。
まず、上記上部スラスト部232と上記接合部224との最短距離をL1、上記上部スラスト部232と上記設置部212との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、上記上部スラスト部232の最上面から上記上部スラスト部232の最下面に至る垂直距離をh1、上記円板部222の厚さをh2、上記円板部222の上面から上記接合部224の上端までの軸方向の垂直距離をh3、上記上部スラスト部232の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとする。
一方、連結部260の厚さは、L1、L2のうち小さい値により決定されることができる。
そして、L1、L2のうち小さい値は、下記の条件を満たすことができる。
0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθ
即ち、連結部260の厚さは、L1、L2のうち小さい値により決定されるとき、0.5mmより大きく、{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθの値より小さい値を有することができる。
このように、連結部260の厚さが上述した範囲内にあるため、クランプの設置時、加えられる外力によるディスクの傾きを低減させることができる。
即ち、クランプの設置時、加えられる外力によってローターハブ部270の縁が軸方向の下部側に下がることを低減させることができる。即ち、ディスクのクランピング時、許容変形量内でローターハブ部270の縁が軸方向の下部側に下がることがある。
カバー部材280は、回転体240と上部スラスト部232によって形成される間隙から潤滑流体が漏れることを防止するように回転体240に固定設置されることができる。
一方、カバー部材280は、回転体240に接合される折り曲げ部282と、折り曲げ部282から半径方向の内側に折れ曲がるシーリング部284と、を備えることができる。シーリング部284の内径部側は、上述した上部スラスト部232の段差部232dの上部に配置されることができる。
これにより、上部スラスト部232の外周面と回転体240の対向面242の間に配置される気液界面から潤滑流体が外部に飛散されることを防止することができる。
以下では、図面を参照して本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータについて説明する。但し、上述した本発明の他の実施例によるスピンドルモータの構成要素と同じ構成要素については、同じ図面符号を付して図面に示し、ここではその詳細な説明を省略する。
図6は、本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図である。
図6を参照すると、本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータ300は、一例として、ベース部材210、下部スラスト部材220、シャフト230、回転体240及びカバー部材280を含んで構成されることができる。
一方、本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータ300に備えられるベース部材210、下部スラスト部材220、シャフト230、回転体240及びカバー部材280は、後述するシャフト230の外径縮小部334を除いて、本発明の他の実施例によるスピンドルモータ200に備えられる構成と同じ構成であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
シャフト230の下端部には、下部スラスト部材220が接合設置される外径縮小部334を備えることができる。そして、外径縮小部334の粗度が他の部分の粗度より悪く形成されることができる。
一方、外径縮小部334の上端部には、シャフト230と下部スラスト部材220の接合のために塗布される接着剤が充填される接着剤溝334aが形成されることができる。そして、接着剤溝334aには接着剤が充填されてシャフト230と下部スラスト部材220の結合力を増大させることができる。
一方、外径縮小部334のコーナー又は下部スラスト部材220の内部面の下端部には、組立を容易にするためのラウンド部又はチャンファーが形成されることができる。
以下では、図面を参照して本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータについて説明する。
図7は、本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータを示す概略断面図である。
図7を参照すると、本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータ400は、一例として、ベース部材210、下部スラスト部材220、シャフト430、回転体240及びカバー部材280を含んで構成されることができる。
一方、本発明のさらに他の実施例によるスピンドルモータ400に備えられるベース部材210、下部スラスト部材220、回転体240及びカバー部材280は、上述した本発明の他の実施例によるスピンドルモータ200に備えられる構成と実質的に同じであるため、ここではその詳細な説明を省略する。
シャフト430は、下端部が下部スラスト部材220に固定設置されることができる。一方、シャフト430の上端部には上部スラスト部432が備えられることができる。
上部スラスト部432は、円板形状を有し、上述した本発明の他の実施例によるスピンドルモータ200に備えられる上部スラスト部232と比較して突出爪232bが備えられていない。
これにより、回転体240のスリーブ部250には挿入溝252が形成されない。
一方、上部スラスト部432の外周面には、これに対向配置される回転体240の対向面242と共に潤滑流体と空気との界面(即ち、気液界面)が形成されるように傾斜面432cが形成されることができる。
より詳細には、上部スラスト部432の外周面の上端部には外径が減少するように形成される傾斜面432cが形成され、傾斜面432cと回転体240の対向面242によって形成される間隙には毛細管現象によって気液界面が形成される。
そして、上部スラスト部432の上面には段差部432dが形成されることができる。
一方、シャフト430は、下部スラスト部材220が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成されることができる。即ち、シャフト430の下端部は表面が他の部分より粗く形成されることができる。
これにより、下部スラスト部材220とシャフト430の結合力を増大させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
100、200、300、400 スピンドルモータ
110、210 ベース部材
120 シャフト
130 スラスト部材
140、240 回転体
150、250 スリーブ部
160、260 連結部
170、270 ローターハブ部
180、280 カバー部材
220 下部スラスト部材
230 シャフト

Claims (22)

  1. ステーターコアが固定設置される設置部が形成されるベース部材と、
    円柱状の本体部、前記本体部の一方の端部から伸びて形成されるフランジ部、及び前記フランジ部から軸方向に伸びて形成され前記設置部の内周面に接合される接合部を備えるシャフトと、
    前記シャフトの他方の端部に固定設置されるスラスト部材と、
    前記スラスト部材と前記シャフトのフランジ部の間に配置されるスリーブ部、前記スリーブ部から伸びて形成される連結部、及び前記連結部から伸びて形成されるローターハブ部を備える回転体と、
    を含み、
    前記スラスト部材と前記接合部との最短距離をL1、前記スラスト部材と前記設置部との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、前記スラスト部材の軸方向の一方の端面から前記スラスト部材の軸方向の他方の端面に至る軸方向の距離をh1、前記フランジ部の厚さをh2、前記フランジ部の軸方向他方側の面から前記接合部の軸方向他方側の端までの軸方向の距離をh3、前記スラスト部材の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとし、前記連結部の厚さがL1、L2のうち小さい値により決定されるとき、
    0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθ
    の条件を満たす、スピンドルモータ。
  2. 前記回転体と前記スラスト部材によって形成される間隙から潤滑流体が漏れることを防止するように前記回転体又は前記スラスト部材に固定設置されるカバー部材をさらに含む、請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 前記シャフトは、前記スラスト部材が接合設置される外径縮小部を備える、請求項1または2に記載のスピンドルモータ。
  4. 前記シャフトは、前記スラスト部材が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成される、請求項1から3の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  5. 前記スラスト部材は、前記スリーブ部に形成される挿入溝に挿入配置される挿入突出部を備える、請求項1から4の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  6. 前記スラスト部材の外周面には、前記スラスト部材の外周面に対向配置される前記回転体の対向面と共に潤滑流体と空気との界面が形成されるように傾斜面が形成される、請求項1から5の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  7. 前記スリーブ部の外周面の一方の端部には、前記接合部の内周面と共に潤滑流体と空気との界面が形成されるように傾斜部が形成される、請求項1から6の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  8. 前記スリーブ部には、軸方向に向かうように形成される循環孔が備えられる、請求項1から7の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  9. 前記スリーブ部の内部面又は前記本体部の外周面のうち少なくとも一つには軸方向に隣接する一対のラジアル動圧グルーブが形成される、請求項1から8の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  10. 前記スラスト部材の前記スリーブ部との対向面又は前記スリーブ部の前記スラスト部材との対向面のうち少なくとも一つには第2スラスト動圧グルーブが形成される、請求項1から9の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  11. 前記フランジ部の前記スリーブ部との対向面又は前記スリーブ部の前記フランジ部との対向面のうち少なくとも一つには第1スラスト動圧グルーブが形成される、請求項1から10の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  12. 前記ローターハブ部には前記ステーターコアの先端に対向配置される駆動マグネットが設置され、
    前記駆動マグネットの軸方向の磁気の中心は前記ステーターコアの軸方向の磁気の中心より軸方向他方側に配置される、請求項1から11の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  13. 前記スリーブ部、前記連結部及び前記ローターハブ部は一体に形成される、請求項1から12の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  14. ステーターコアが固定設置される設置部が形成されるベース部材と、
    前記設置部の内部に挿入されて固定設置され、円盤状の円板部と前記円板部の縁から伸びて形成される接合部を備える第1スラスト部材と、
    一方の端部が前記第1スラスト部材に固定設置され、他方の端部には第2スラスト部が備えられるシャフトと、
    前記第2スラスト部と前記第1スラスト部材の間に配置されるスリーブ部、前記スリーブ部から伸びて形成される連結部、及び前記連結部から伸びて形成されるローターハブ部を備える回転体と、
    を含み、
    前記第2スラスト部と前記接合部との最短距離をL1、前記第2スラスト部と前記設置部との最短距離をL2、記録ディスク駆動装置の厚さをH、前記第2スラスト部の軸方向の一方の端面から前記第2スラスト部の軸方向の他方の端面に至る軸方向の距離をh1、前記円板部の厚さをh2、前記円板部の軸方向の他方の面から前記接合部の軸方向の他方の端までの軸方向の距離をh3、前記第2スラスト部の外周面から伸びる延長線と、L1、L2のうち小さい値を有する連結線との角度をθとし、前記連結部の厚さがL1、L2のうち小さい値により決定されるとき、
    0.5mm<min{L1、L2}<{(H−0.3)−(h1+h2+h3)}/cosθ
    の条件を満たす、スピンドルモータ。
  15. 前記回転体と前記第2スラスト部によって形成される間隙から潤滑流体が漏れることを防止するように前記回転体又は前記第2スラスト部に固定設置されるカバー部材をさらに含む、請求項14に記載のスピンドルモータ。
  16. 前記シャフトは、前記第1スラスト部材が接合される部分の粗度が他の部分の粗度より悪く形成される、請求項14または15に記載のスピンドルモータ。
  17. 前記シャフトの一方の端部には、前記第1スラスト部材が接合設置される外径縮小部が形成される、請求項14から16の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  18. 前記第2スラスト部は、前記シャフトの他方の端部から半径方向に伸びて形成されるフランジと、前記フランジの縁から軸方向の一方側に伸びて形成される突出爪と、を備える、請求項14から17の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  19. 前記突出爪は、前記スリーブ部に形成される挿入溝に挿入配置される、請求項18に記載のスピンドルモータ。
  20. 前記フランジの前記スリーブ部との対向面又は前記スリーブ部の前記フランジとの対向面のうち少なくとも一つには第2スラスト動圧グルーブが形成される、請求項18または19に記載のスピンドルモータ。
  21. 前記スリーブ部には、軸方向に向かうように形成される循環孔が備えられる、請求項14から20の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  22. 前記スリーブ部、前記連結部及び前記ローターハブ部は一体に形成される、請求項14から21の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
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