JP2014175573A - 荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014175573A
JP2014175573A JP2013048756A JP2013048756A JP2014175573A JP 2014175573 A JP2014175573 A JP 2014175573A JP 2013048756 A JP2013048756 A JP 2013048756A JP 2013048756 A JP2013048756 A JP 2013048756A JP 2014175573 A JP2014175573 A JP 2014175573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
charged particle
particle beam
heater
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013048756A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Nishiyama
哲朗 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to JP2013048756A priority Critical patent/JP2014175573A/ja
Priority to TW103105179A priority patent/TWI498938B/zh
Priority to KR1020140022091A priority patent/KR20140111948A/ko
Priority to US14/193,182 priority patent/US9449792B2/en
Publication of JP2014175573A publication Critical patent/JP2014175573A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3174Particle-beam lithography, e.g. electron beam lithography
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/22Optical or photographic arrangements associated with the tube
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
    • H01J37/09Diaphragms; Shields associated with electron or ion-optical arrangements; Compensation of disturbing fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/3002Details
    • H01J37/3007Electron or ion-optical systems
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/26Bombardment with radiation
    • H01L21/263Bombardment with radiation with high-energy radiation
    • H01L21/2636Bombardment with radiation with high-energy radiation for heating, e.g. electron beam heating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/02Details
    • H01J2237/022Avoiding or removing foreign or contaminating particles, debris or deposits on sample or tube
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/04Means for controlling the discharge
    • H01J2237/045Diaphragms
    • H01J2237/0451Diaphragms with fixed aperture

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】アパーチャの汚染による描画精度の低下を抑止する技術を提供する。
【解決手段】荷電粒子ビーム描画装置は、荷電粒子ビームを出射するビーム出射部と、そのビーム出射部により出射された荷電粒子ビームが通過する開口部26aを有するアパーチャと、そのアパーチャの表面に設けられ、熱伝導性を有する熱伝導部材として機能するアパーチャビーム管33cと、そのアパーチャビーム管33cの表面に設けられ、アパーチャにアパーチャビーム管33cを介して熱を供給するヒータ33dとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法に関する。
近年の大規模集積回路(LSI)の高集積化及び大容量化に伴って、半導体デバイスに要求される回路線幅は益々微小になってきている。半導体デバイスに所望の回路パターンを形成するためには、リソグラフィ技術が用いられており、このリソグラフィ技術では、マスク(レチクル)と称される原画パターンを用いたパターン転写が行われている。このパターン転写に用いる高精度なマスクを製造するためには、優れた解像度を有する荷電粒子ビーム描画装置が用いられている。
この荷電粒子ビーム描画装置では、通常、アパーチャ(成形アパーチャ)が用いられ、荷電粒子ビームが成形される。詳しくは、ウェハ上に転写する回路パターンが複数の基本図形に分解され、複数のアパーチャにより荷電粒子ビームが各基本図形と同じ形状及び寸法(大きさ)に成形される。その後、成形された荷電粒子ビームがレジスト上に照射され、描画が実行される。
このときの荷電粒子ビームの成形方法の一つとして、可変成形ビーム方式(Variable Shaped Beam:VSB方式)がある。これは、基本図形として、矩形、三角形及び台形のパターンを入力し、荷電粒子ビームが通過する開口部を有する二枚のアパーチャの重なり量を制御することによって、荷電粒子ビームを矩形や三角形などの所望の形状及び寸法に成形する方式である。
このような荷電粒子ビーム描画装置では、雰囲気中にある炭素などに起因したコンタミネーション(汚染)が問題となっている。荷電粒子ビーム描画装置内の雰囲気中には、本来は存在しないはずの成分がガスとなって混入していることがある。このため、荷電粒子ビーム描画装置の稼働時間が長くなると、前述の成分に起因する汚染物質がアパーチャの開口部に付着し(開口の変形)、荷電粒子ビームの形状や寸法が変化することがある。この荷電粒子ビームの形状や寸法の変化は描画精度の低下につながってしまう。
そこで、前述のコンタミネーションを解決するため、アパーチャ表面への汚染物質の付着状況を膜厚測定器や元素分析器により測定し、所定量以上の汚染物質が付着した場合、ヒータによる加熱、あるいは、酸素プラズマやイオンビームによるエッチングによって、汚染物質を除去する荷電粒子ビーム描画装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−134861号公報
しかしながら、前述のようにアパーチャ表面への汚染物質の付着状況を測定する荷電粒子ビーム描画装置では、所定量まで汚染物質の付着を許すことになるが、描画中に少しでも汚染物質がアパーチャの開口部に付着すると、荷電粒子ビームの形状や寸法が変化し、描画精度が低下してしまう。
また、コンタミネーションを抑止するためには、アパーチャ温度を数百度(例えば、200℃)の高温にする必要があるため、描画中に大きな電流がヒータに流れることになる。このとき、ヒータにより発生する磁場(磁界)の影響によって荷電粒子ビームが偏向されると、描画位置がずれて描画精度が低下してしまう。このため、描画中にヒータに流す電流を小さくし、発生する磁場の影響を抑える必要があるが、電流を小さくするとヒータの発熱量が低下するため、アパーチャ温度を数百度の高温にすることが困難になってしまう。
なお、アパーチャ温度を数百度の高温にするため、アパーチャ表面に直接ヒータ(電熱線)を設けた場合には、アパーチャにも電流が流れてしまう。このとき、アパーチャにより発生する磁場の影響によって荷電粒子ビームが偏向されると、前述と同様に描画位置がずれて描画精度が低下することになってしまう。
本発明が解決しようとする課題は、アパーチャの汚染による描画精度の低下を抑止することができる荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法を提供することである。
本発明の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置は、荷電粒子ビームを出射するビーム出射部と、ビーム出射部により出射された荷電粒子ビームが通過する開口部を有するアパーチャと、アパーチャの表面に設けられ、熱伝導性を有する熱伝導部材と、熱伝導部材の表面に設けられ、アパーチャに熱伝導部材を介して熱を供給するヒータとを備える。
また、上記荷電粒子ビーム描画装置において、熱伝導部材が設けられたアパーチャの表面に対する反対面に設けられ、熱伝導部材と共にアパーチャを挟み込むアパーチャ補強板をさらに備えることが望ましい。
また、上記荷電粒子ビーム描画装置において、ヒータは、発熱する電熱線を内蔵しており、電熱線は、開口部の中央を通る直線を中心として左右対象の形状に配線されていることが望ましい。
本発明の実施形態に係るアパーチャユニットは、荷電粒子ビームが通過する開口部を有するアパーチャと、アパーチャの表面に設けられ、熱伝導性を有する熱伝導部材と、熱伝導部材の表面に設けられ、アパーチャに熱伝導部材を介して熱を供給するヒータとを備える。
本発明の実施形態に係る荷電粒子ビーム描画方法は、荷電粒子ビームが通過する開口部を有するアパーチャに対して、熱伝導性を有する熱伝導部材を介して熱を供給する工程と、熱が供給されているアパーチャの開口部に向けて荷電粒子ビームを照射する工程とを有する。
本発明によれば、アパーチャの汚染による描画精度の低下を抑止することができる。
実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置の概略構成を示す図である。 実施形態に係る荷電粒子ビームの成形を説明するための説明図である。 実施形態に係るアパーチャユニットの概略構成を示す平面図である。 図3に示すA1−A1線の断面図である。 実施形態に係るホルダベースを示す平面図である。 実施形態に係るヒータを示す平面図である。 実施形態に係る描画処理の流れを示すフローチャートである。
実施の一形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、実施形態に係る荷電粒子ビーム描画装置1は、荷電粒子ビームによる描画を行う描画部2と、その描画部2を制御する制御部3とを備えている。この荷電粒子ビーム描画装置1は、荷電粒子ビームとして例えば電子ビームを用いた可変成形型の描画装置の一例である。なお、荷電粒子ビームは電子ビームに限られるものではなく、イオンビームなどの他の荷電粒子ビームであっても良い。
描画部2は、描画対象となる試料Wを収容する描画室2aと、その描画室2aに連通する光学鏡筒2bとを有している。この光学鏡筒2bは、描画室2aの上面に設けられており、電子ビームを成形及び偏向し、描画室2a内の試料Wに照射するものである。このとき、描画室2a及び光学鏡筒2bの双方の内部は減圧されて真空状態にされている。
描画室2a内には、試料Wを支持するステージ11が設けられている。このステージ11は水平面内で互いに直交するX軸方向とY軸方向(以下、単にX方向及びY方向という)に移動機能により移動可能に形成されている。そのステージ11の載置面上には、例えばマスクやブランクなどの試料Wが載置される。
光学鏡筒2b内には、電子ビームBを出射する電子銃などのビーム出射部21と、その電子ビームBを集光する照明レンズ22と、ビーム成形用の第1のアパーチャ23と、投影用の投影レンズ24と、ビーム成形用の成形偏向器25と、ビーム成形用の第2のアパーチャ26と、試料W上にビーム焦点を結ぶ対物レンズ27と、試料Wに対するビームショット位置を制御するための副偏向器28及び主偏向器29とが配置されている。
図2に示すように、第1のアパーチャ23には、例えば矩形状の開口部23aが形成されている。また、第2のアパーチャ26には、開口部23aを通過した電子ビームBを所望の形状(例えば、矩形状や三角形状など)及び寸法(大きさ)に成形する可変成形用の開口部26aが形成されている。
この描画部2では、図1及び図2に示すように、電子ビームBがビーム出射部21から出射され、照明レンズ22により第1のアパーチャ23に照射される。この電子ビームBは第1のアパーチャ23の開口部23aを通過し、その断面形状が矩形状に成形され、投影レンズ24により第2のアパーチャ26に投影される。さらに、その投影された電子ビームBが第2のアパーチャ26の開口部26aを通過し、その断面形状が所望の形状及び寸法に成形される。このとき、前述の投影位置は成形偏向器25により変更可能であり、その投影位置の変更によって電子ビームBの形状と寸法を制御することができる。前述の第2のアパーチャ26を通過した電子ビームBは、その焦点が対物レンズ27によりステージ11上の試料Wに合わされて照射される。このとき、ステージ11上の試料Wに対する電子ビームBのショット位置は副偏向器28及び主偏向器29により変更可能である。
制御部3は、描画データを記憶する描画データ記憶部3aと、その描画データを処理してショットデータを生成するショットデータ生成部3bと、描画部2を制御する描画制御部3cとを備えている。なお、ショットデータ生成部3bや描画制御部3cは、電気回路などのハードウエアにより構成されても良く、また、各機能を実行するプログラムなどのソフトウエアにより構成されても良く、あるいは、それらの両方の組合せにより構成されても良い。
描画データ記憶部3aは、試料Wにパターンを描画するための描画データを記憶する記憶部である。この描画データは、半導体集積回路の設計者などによって作成された設計データ(レイアウトデータ)が荷電粒子ビーム描画装置1に入力可能となるように、すなわち荷電粒子ビーム描画装置1用のフォーマットに変換されたデータであり、外部装置から描画データ記憶部3aに入力されて保存されている。なお、描画データ記憶部3aとしては、例えば、磁気ディスク装置や半導体ディスク装置(フラッシュメモリ)などを用いることが可能である。
ここで、前述の設計データは、通常、多数の微小なパターン(図形など)を含んでおり、そのデータ量はかなりの大容量になっている。この設計データがそのまま他のフォーマットに変換されると、変換後のデータ量はさらに増大してしまう。このため、描画データでは、データの階層化やパターンのアレイ表示などの方法により、データ量の圧縮化が図られている。例えば、描画データは、チップ階層、そのチップ階層よりも下位のフレーム階層、そのフレーム階層よりも下位のブロック階層、そのブロック階層よりも下位のセル階層、そのセル階層よりも下位の図形階層にというように階層化されている(階層構造)。
ショットデータ生成部3bは、描画データにより規定される描画パターンをストライプ状(短冊状)の複数のストライプ領域(長手方向がX方向であり、短手方向がY方向である)に分割し、さらに、各ストライプ領域を行列状の多数のサブ領域に分割する。加えて、ショットデータ生成部3bは、各サブ領域内の図形の形状や大きさ、位置などを決定し、さらに、図形を一回のショットで描画不可能である場合には、描画可能な複数の部分領域に分割し、ショットデータを生成する。なお、ストライプ領域の短手方向(Y方向)の長さは電子ビームBを主偏向で偏向可能な長さに設定されている。
描画制御部3cは、前述の描画パターンを描画する際、ステージ11をストライプ領域の長手方向(X方向)に移動させつつ、電子ビームBを主偏向器29により各サブ領域に位置決めし、副偏向器28によりサブ領域の所定位置にショットして図形を描画する。その後、一つのストライプ領域の描画が完了すると、ステージ11をY方向にステップ移動させてから次のストライプ領域の描画を行い、これを繰り返して試料Wの描画領域の全体に電子ビームBによる描画を行う(描画動作の一例)。なお、描画中には、ステージ11が一方向に連続的に移動しているため、描画原点がステージ11の移動に追従するように、主偏向器29によってサブ領域の描画原点をトラッキングさせている。
このように電子ビームBは、副偏向器28と主偏向器29によって偏向され、連続的に移動するステージ11に追従しながら、その照射位置が決められる。ステージ11のX方向の移動を連続的に行うとともに、そのステージ11の移動に電子ビームBのショット位置を追従させることで、描画時間を短縮することができる。ただし、本実施形態では、ステージ11のX方向の移動を連続して行っているが、これに限るものではなく、例えば、ステージ11を停止させた状態で一つのサブ領域の描画を行い、次のサブ領域に移動するときは描画を行わないステップアンドリピート方式の描画方法を用いても良い。
次に、前述の第2のアパーチャ26を内蔵するアパーチャユニット(アパーチャホルダ)31について説明する。
図3及び図4に示すように、アパーチャユニット31は、アパーチャ専用のホルダ32と、そのホルダ32に組み込まれたユニット本体33と、そのユニット本体33を抑え込む複数のユニット抑え部材34と、各ユニット抑え部材34をそれぞれホルダ32に固定する複数の固定部材35とを備えている。
ホルダ32は、板状のホルダベース32aと、そのホルダベース32a上に設けられたリング状のホルダリング32bにより構成されている。ホルダベース32aは電子ビームBが通過する開口部41を有している。なお、これらのホルダベース32a及びホルダリング32bの材料としては、例えばチタンなどの材料を用いることが可能である。
このホルダ32は光学鏡筒2b内の所定位置に着脱可能に形成されている。これにより、アパーチャユニット31はホルダ32ごと専用治具により付け外し(着脱)が可能になっている。なお、ホルダ32の交換は、描画室2aや光学鏡筒2bなどのコラム内を大気化すれば、各部を分解しなくても可能となっている。
ここで、ホルダベース32aの表面、すなわちユニット本体33を支持する支持面には、図5に示すように、複数(図5では、三本)の溝42が断面V字形状に形成されている。これらの溝42には、それぞれ断熱球43が設けられている。各断熱球43は、それぞれ設置された溝42に沿って移動可能であり、ユニット本体33を三点で支持することになる(点接触)。なお、各断熱球43の材料としては、熱伝導率が他部材よりも低い材料、例えば、ジルコニアや窒化ケイ素などの材料を用いることが可能である。
図3及び図4に戻り、ユニット本体33は、前述の第2のアパーチャ26と、アパーチャベース33aと、アパーチャ補強板33bと、アパーチャビーム管33cと、ヒータ33dと、ヒータ抑えリング33eと、複数の断熱球33fと、ヒータ抑え部材33gと、固定部材33hとを備えている。
アパーチャベース33aは、上部が開口する円柱の箱形状に形成されており、その底面に、電子ビームBが通過する開口部51を有している。このアパーチャベース33aの下面、すなわちホルダベース32a側の表面には、複数(例えば、三つ)の穴部52が形成されている。アパーチャベース33aは、その各穴部52がホルダベース32a上の各断熱球43に合わせられ、それらの断熱球43上に設けられる。これにより、ユニット本体33は各断熱球43の三点で支持されることになる(点接触)。なお、アパーチャベース33aの材料としては、例えばチタンなどの材料を用いることが可能である。
アパーチャ補強板33bは、電子ビームBが通過する開口部53を有しており、アパーチャベース33aの底部の上面、すなわちホルダベース32aと反対側の表面に設けられている。このアパーチャ補強板33bは、第2のアパーチャ26を補強する板材である。なお、アパーチャ補強板33bの材料としては、電子ビームBがチャージアップせず、第2のアパーチャ26と熱膨張率が近い材料、例えばモリブデンやタングステンなどの材料を用いることが可能である。
アパーチャビーム管33cは、電子ビームBが通過する開口部54を有する筒状に形成されており、第2のアパーチャ26の上面に設けられている。このアパーチャビーム管33cは筒部とフランジ部により構成されている。このアパーチャビーム管33cは、熱伝導性を有する熱伝導部材として機能し、ヒータ33dにより生じた熱を第2のアパーチャ26に伝える。なお、アパーチャビーム管33cの材料としては、電子ビームBがチャージアップせず、第2のアパーチャ26と熱膨張率が近い材料、例えばモリブデンやタングステンなどの材料を用いることが可能である。
ヒータ33dは、アパーチャビーム管33cの筒部に嵌まり込むリング形状に形成されており、アパーチャビーム管33cの筒部に嵌め込まれてフランジ部上に設けられている。なお、ヒータ33dとしては、例えば、セラミックヒータやポリイミドヒータなどを用いることが可能である。
このヒータ33dは、図6に示すように、その内部に一本の電熱線55を有している。この電熱線55は、ヒータ33dのリング形状に合わせて配線されており、その配線パターンは、第2のアパーチャ26の開口部26aの中央O1を通る直線を中心として左右対象の形状になっている。電熱線55は、例えば、絶縁性を有する二枚のアルミナ板のどちらか一方に印刷されており、これらのアルミナ板が貼り合わされ、ヒータ33dが形成されている。なお、ヒータ33dの材料としては、アルミナ板以外にも、ポリイミドなど各種の材料を用いることが可能である。
図3及び図4に戻り、ヒータ抑えリング33eは、アパーチャビーム管33cの筒部に嵌まり込むリング形状に形成されており、アパーチャビーム管33cの筒部に嵌め込まれてヒータ33d上に設けられている。なお、ヒータ抑えリング33eの材料としては、例えばチタンなどの材料を用いることが可能である。
このヒータ抑えリング33eの上面には、複数(図4では、二つ)の穴部56が形成されている。これらの穴部56はアパーチャビーム管33cの開口部54の中央を中心として対象となる位置に設けられている。また、アパーチャベース33aの上面において、他の部分より一段下がった複数(例えば、三つ)の箇所には、穴部57が形成されている。なお、穴部57がそれぞれ形成されている複数の箇所は等間隔に設けられている。
各断熱球33fは、ヒータ抑えリング33e上の各穴部56及びアパーチャベース33a上の各穴部57に個別に設けられている。これらの断熱球33fは、それぞれ設置された各穴部56や各穴部57に嵌り込んでいる。なお、各断熱球43の材料としては、熱伝導率が他部材よりも低い材料、例えば、ジルコニアや窒化ケイ素などの材料を用いることが可能である。
各ヒータ抑え部材33gは、それぞれL字形状に形成されている(図3参照)。ヒータ抑え部材33gは、その両端が二つの固定部材33hによりアパーチャベース33aの上面に固定され、中間部でヒータ抑えリング33e上の断熱球33fを抑え込んでいる(点接触)。このヒータ抑え部材33gとしては、例えば板バネなどを用いることが可能であり、そのヒータ抑え部材33gの材料としては、例えばチタンなどの材料を用いることが可能である。また、固定部材33hとしては、例えばボルトなどを用いることが可能である。
各ユニット抑え部材34は、それぞれ矩形の板形状に形成されている(図3参照)。ユニット抑え部材34は、その一端が固定部材35によりホルダリング32bの上面において他の部分よりも一段下がった個所に固定され、他端でアパーチャベース33a上の断熱球33fを抑え込んでいる(点接触)。このユニット抑え部材34としては、例えば、板バネなどを用いることが可能であり、そのユニット抑え部材34の材料としては、例えばチタンなどの材料を用いることが可能である。また、固定部材35としては、例えばボルトなどを用いることが可能である。
次に、前述の荷電粒子ビーム描画装置1が行う描画動作(描画処理)について説明する。荷電粒子ビーム描画装置1が備える描画制御部3cが描画処理、すなわち以下の各ステップを実行する。
図7に示すように、第2のアパーチャ26に対する加熱が実行され(ステップS1)、第2のアパーチャ26の温度が所定の温度(例えば、200℃)になったか否かが判断される(ステップS2)。この第2のアパーチャ26の温度が所定の温度になったか否かの判断は、その温度がどのくらいの時間で何℃まで上昇するかが予め把握されているため、加熱開始からの時間に基づいて行われる。なお、この判断は時間に基づくもの以外にも、第2のアパーチャ26の温度を測定し、その測定した温度に基づくものでも良い。
前述のステップS2において、第2のアパーチャ26の温度が所定の温度になったと判断されると(ステップS2のYES)、描画が開始される(ステップS3)。次いで、第2のアパーチャ26の温度が前述の所定の温度に維持され(ステップS4)、描画が完了したか否かが判断され(ステップS5)、描画が完了したと判断されると(ステップS5のYES)、描画が停止される(ステップS6)。
この描画処理では、ステップS1において、描画制御部3cによる制御に応じて、電流がヒータ33dの電熱線55に供給される。これにより、電熱線55が発熱し、この発生した熱はヒータ33dからアパーチャビーム管33cを介して第2のアパーチャ26に供給される。これにより、第2のアパーチャ26は加熱されて所定の温度となる。その後、ステップS4において、第2のアパーチャ26に対する加熱は描画中にも継続され、第2のアパーチャ26の温度が所定の温度で一定に維持される。なお、描画の完了後も、次の描画が実行される場合には、第2のアパーチャ26に対する加熱は継続されるが、例えば、生産終了など、次の描画が長時間実行されない場合には、第2のアパーチャ26に対する加熱は停止される。
このような荷電粒子ビーム描画装置1では、第1のアパーチャ23は、描画中その開口部23aの全体に電子ビームBが照射されており、ある程度の温度が維持されるため、長時間使用されても、開口部23aへのコンタミネーションは少なくて済む。これに対して、第2のアパーチャ26は、描画するパターンの形状によって、電子ビームBが照射される位置が変わり、また、電子ビームBがブランキングされているとき、すなわち電子ビームBが第1のアパーチャ23に対してその開口部23aを通過しないように照射されているときには、電子ビームBが第2のアパーチャ26に到達しないため、温度が下がり、コンタミネーションが発生しやすくなる。
このため、前述のアパーチャユニット31の構造、すなわちヒータ33dによりアパーチャビーム管33cを介して第2のアパーチャ26を加熱する構造を採用することによって、第2のアパーチャ26を加熱して数百℃の温度(例えば、200℃)に維持し、第2のアパーチャ26の開口部26aに対するコンタミネーションを抑止することが可能となる。
また、第2のアパーチャ26はアパーチャ補強板33bとアパーチャビーム管33cにより挟まれて保持されているが、これらのアパーチャ補強板33bやアパーチャビーム管33cの材料としては、シリコン製の第2のアパーチャ26と熱膨張率が近いモリブデンを用いることが可能である。この場合には、第2のアパーチャ26が加熱時に割れることを防止することができる。
また、第2のアパーチャ26に対する加熱は描画中継続されており、第2のアパーチャ26の温度は所定の温度(例えば、200℃)に維持されている。これにより、描画中に汚染物質が第2のアパーチャ26の開口部26aに付着することを確実に抑えることが可能となり、電子ビームBの形状や寸法の変化を抑止することができる。さらに、描画中の第2のアパーチャ26やアパーチャ補強板33b、アパーチャビーム管33cなどの各部材の熱膨張が一定に保たれるため、熱膨張の変化によって加熱時の第2のアパーチャ26が割れることを抑止することができる。
また、第2のアパーチャ26の温度を数百℃の温度(例えば、200℃)にするためには、大きな電流が必要となるが、このとき発生する磁場も大きくなるため、この磁場の影響により電子ビームBが偏向されて描画位置がずれることがある。このため、第2のアパーチャ26に対する熱の供給量を増やし、ヒータ33dに供給する電流をできるだけ小さい電流とすることが望ましい。そこで、ヒータ33dによりアパーチャビーム管33cを介して第2のアパーチャ26を加熱する構造を採用することによって、ヒータ33dとアパーチャビーム管33cとの接触面積、さらに、アパーチャビーム管33cと第2のアパーチャ26との接触面積をできるだけ大きくすることが可能となる。これにより、第2のアパーチャ26に対する熱の供給量が増えるため、ヒータ33dの発熱量が減少するとしても、ヒータ33dに供給する電流を小さくすることができる。
また、ヒータ33dとしては、絶縁性を有するセラミックヒータを用いることが可能である。このとき、ヒータ33dはアパーチャビーム管33cやヒータ抑えリング33eなどの周囲の金属部品により覆われている。これにより、ヒータ33dのチャージアップによるビームドリフトを抑止することが可能となる。また、ヒータ33dの電熱線55は、そのパターンが第2のアパーチャ26の開口部26aの中央O1を通る直線を中心として左右対象になるように配線されている。これにより、電熱線55で発生する磁場がキャンセルされるため、磁場により電子ビームBが偏向されることを防止することができる。
また、ユニット本体33は、第2のアパーチャ26が必要な温度(例えば、200℃)まで容易に上昇することができるように、周囲と断熱されていることが望ましい。このため、前述のユニット本体33における外部との接触箇所には、熱伝導率が小さいジルコニア製の断熱球43を用いることが可能である。この場合には、ユニット本体33と外部との接触は点接触となり、その接触面積が小さくなるため、第2のアパーチャ26の温度を200℃程度の高温まで容易に上昇させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第2のアパーチャ26にアパーチャビーム管33cを介して熱を供給するヒータ33dを設けることによって、ヒータ33dで発生した熱がアパーチャビーム管33cを介して第2のアパーチャ26に供給されて、第2のアパーチャ26は加熱されることになる。これにより、汚染物質が第2のアパーチャ26の開口部26aに付着することを抑えることが可能となるので、アパーチャの汚染による電子ビームBの形状や寸法の変化を抑え、描画精度の低下を抑止することができる。
特に、ヒータ33dは第2のアパーチャ26にアパーチャビーム管33cを介して熱を供給することから、アパーチャビーム管33cが熱伝導部材として機能し、そのアパーチャビーム管33cと第2のアパーチャ26との接触面積を大きく取ることが可能となる。このため、第2のアパーチャ26に対する熱の供給量を増やし、ヒータ33dに供給する電流を小さくすることができる。これにより、ヒータ33dにより発生する磁場の影響によって電子ビームBが偏向されることを抑止しつつ、第2のアパーチャ26の温度を高温(例えば、200℃)にすることが可能となり、第2のアパーチャ26の開口部26aに対する汚染物質の付着を確実に抑えることができる。なお、第2のアパーチャ26に直接ヒータ(電熱線)を設けた場合などと比べ、ヒータ33dの大きさや配置などの設計自由度が向上するため、ヒータ33dに流す電流を小さく抑えつつ、ヒータ33dの発熱量を増やすことも可能となる。
さらに、第2のアパーチャ26とヒータ33dがアパーチャビーム管33cによって離間して直接接触していないことから、第2のアパーチャ26に直接ヒータ(電熱線)を設けた場合と比べ、ヒータ33d用の電流が第2のアパーチャ26を流れるようなことは無くなる。したがって、第2のアパーチャ26に電流が流れて磁場が発生することは無くなり、その磁場によって電子ビームBが偏向されて描画位置がずれることを防止することが可能となるので、描画精度の低下を抑止することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 荷電粒子ビーム描画装置
2 描画部
2a 描画室
2b 光学鏡筒
3 制御部
3a 描画データ記憶部
3b ショットデータ生成部
3c 描画制御部
11 ステージ
21 レーザ出射部
22 照明レンズ
23 第1のアパーチャ
23a 開口部
24 投影レンズ
25 成形偏向器
26 第2のアパーチャ
26a 開口部
27 対物レンズ
28 副偏向器
29 主偏向器
31 アパーチャユニット
32 ホルダ
32a ホルダベース
32b ホルダリング
33 ユニット本体
33a アパーチャベース
33b アパーチャ補強板
33c アパーチャビーム管
33d ヒータ
33e ヒータ抑えリング33e
33f 断熱球
33g ヒータ抑え部材
33h 固定部材
34 ユニット抑え部材
35 固定部材
41 開口部
42 溝
43 断熱球
51 開口部
52 穴部
53 開口部
54 開口部
55 電熱線
56 穴部
57 穴部
B 電子ビーム
O1 中央
W 試料

Claims (5)

  1. 荷電粒子ビームを出射するビーム出射部と、
    前記ビーム出射部により出射された荷電粒子ビームが通過する開口部を有するアパーチャと、
    前記アパーチャの表面に設けられ、熱伝導性を有する熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材の表面に設けられ、前記アパーチャに前記熱伝導部材を介して熱を供給するヒータと、
    を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
  2. 前記熱伝導部材が設けられた前記アパーチャの表面に対する反対面に設けられ、前記熱伝導部材と共に前記アパーチャを挟み込むアパーチャ補強板をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  3. 前記ヒータは、発熱する電熱線を内蔵しており、
    前記電熱線は、前記開口部の中央を通る直線を中心として左右対象の形状に配線されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の荷電粒子ビーム描画装置。
  4. 荷電粒子ビームが通過する開口部を有するアパーチャと、
    前記アパーチャの表面に設けられ、熱伝導性を有する熱伝導部材と、
    前記熱伝導部材の表面に設けられ、前記アパーチャに前記熱伝導部材を介して熱を供給するヒータと、
    を備えることを特徴とするアパーチャユニット。
  5. 荷電粒子ビームが通過する開口部を有するアパーチャに対して、熱伝導性を有する熱伝導部材を介して熱を供給する工程と、
    熱が供給されている前記アパーチャの開口部に向けて荷電粒子ビームを照射する工程と、
    を有することを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
JP2013048756A 2013-03-12 2013-03-12 荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法 Pending JP2014175573A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013048756A JP2014175573A (ja) 2013-03-12 2013-03-12 荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法
TW103105179A TWI498938B (zh) 2013-03-12 2014-02-18 荷電粒子束描繪裝置、光圈單元及荷電粒子束描繪方法
KR1020140022091A KR20140111948A (ko) 2013-03-12 2014-02-25 하전 입자빔 묘화 장치, 애퍼처 유닛 및 하전 입자빔 묘화 방법
US14/193,182 US9449792B2 (en) 2013-03-12 2014-02-28 Charged particle beam writing apparatus, aperture unit, and charged particle beam writing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013048756A JP2014175573A (ja) 2013-03-12 2013-03-12 荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014175573A true JP2014175573A (ja) 2014-09-22

Family

ID=51529031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013048756A Pending JP2014175573A (ja) 2013-03-12 2013-03-12 荷電粒子ビーム描画装置、アパーチャユニット及び荷電粒子ビーム描画方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9449792B2 (ja)
JP (1) JP2014175573A (ja)
KR (1) KR20140111948A (ja)
TW (1) TWI498938B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112470078A (zh) 2018-06-05 2021-03-09 Asml荷兰有限公司 包括低温保持器和超导线圈层的组件以及设置有这种组件的电机***
US11615939B2 (en) * 2021-03-24 2023-03-28 Kla Corporation Shaped aperture set for multi-beam array configurations

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654744A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Preventive device against contamination on electron optics equipment
JPS62272529A (ja) * 1986-05-20 1987-11-26 Nec Corp 電子ビ−ム露光装置
JPH0274026A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Jeol Ltd 電子ビーム装置
JPH02215119A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Fujitsu Ltd 荷電粒子ビーム露光装置
JPH09134861A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Hitachi Ltd 荷電粒子ビーム露光方法および装置
JPH11162811A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Toshiba Mach Co Ltd 荷電粒子ビーム露光装置
JP2002260988A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Advantest Corp 電子ビーム露光装置、電子ビーム成形装置、及び電子ビーム露光方法
JP2002534794A (ja) * 1999-01-06 2002-10-15 エテック システムズ インコーポレイテッド 二次元複画素フラッシュフィールドを用いるラスタ形成、電子ビーム露光方法
JP2006108119A (ja) * 2000-12-01 2006-04-20 Toshiba Corp 電子ビーム照射装置
JP2006294481A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
US20100224778A1 (en) * 2009-03-04 2010-09-09 Muray Lawrence P Layered scanning charged particle apparatus package having an embedded heater

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105616B2 (ja) 1989-02-16 1995-11-13 三洋電機株式会社 部品供給装置
JP2744833B2 (ja) * 1990-01-24 1998-04-28 日本電子株式会社 荷電粒子ビーム描画方法
JP2000156342A (ja) * 1998-06-30 2000-06-06 Toshiba Corp 電子線描画システムおよびその制御方法
US20020104970A1 (en) 1999-01-06 2002-08-08 Winter Stacey J. Raster shaped beam, electron beam exposure strategy using a two dimensional multipixel flash field
JP3694669B2 (ja) * 2001-12-20 2005-09-14 株式会社日立ハイテクノロジーズ 電子ビーム描画装置
DE10344492B4 (de) * 2003-09-24 2006-09-07 Carl Zeiss Nts Gmbh Teilchenstrahlgerät
JP5016988B2 (ja) * 2007-06-19 2012-09-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置およびその真空立上げ方法
DE102009028013B9 (de) * 2009-07-24 2014-04-17 Carl Zeiss Microscopy Gmbh Teilchenstrahlgerät mit einer Blendeneinheit und Verfahren zur Einstellung eines Strahlstroms in einem Teilchenstrahlgerät
US8853078B2 (en) * 2011-01-30 2014-10-07 Fei Company Method of depositing material

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654744A (en) * 1979-10-11 1981-05-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Preventive device against contamination on electron optics equipment
JPS62272529A (ja) * 1986-05-20 1987-11-26 Nec Corp 電子ビ−ム露光装置
JPH0274026A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Jeol Ltd 電子ビーム装置
JPH02215119A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Fujitsu Ltd 荷電粒子ビーム露光装置
JPH09134861A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Hitachi Ltd 荷電粒子ビーム露光方法および装置
JPH11162811A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Toshiba Mach Co Ltd 荷電粒子ビーム露光装置
JP2002534794A (ja) * 1999-01-06 2002-10-15 エテック システムズ インコーポレイテッド 二次元複画素フラッシュフィールドを用いるラスタ形成、電子ビーム露光方法
JP2006108119A (ja) * 2000-12-01 2006-04-20 Toshiba Corp 電子ビーム照射装置
JP2002260988A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Advantest Corp 電子ビーム露光装置、電子ビーム成形装置、及び電子ビーム露光方法
JP2006294481A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置
US20100224778A1 (en) * 2009-03-04 2010-09-09 Muray Lawrence P Layered scanning charged particle apparatus package having an embedded heater

Also Published As

Publication number Publication date
US20140273536A1 (en) 2014-09-18
US9449792B2 (en) 2016-09-20
KR20140111948A (ko) 2014-09-22
TWI498938B (zh) 2015-09-01
TW201435959A (zh) 2014-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3929459B2 (ja) 荷電粒子線露光装置
JP2013168589A (ja) 電子ビーム描画装置および電子ビーム描画方法
US20200258716A1 (en) Multi-charged-particle beam writing apparatus and multi-charged-particle beam writing method
US9966229B2 (en) Supporting case and multi charged particle beam drawing apparatus
KR102081734B1 (ko) 멀티 하전 입자 빔 묘화 장치 및 멀티 하전 입자 빔 묘화 방법
TWI503857B (zh) The action temperature adjustment method of the cathode and the electron beam drawing device
WO2018154705A1 (ja) 荷電粒子線装置
TWI498938B (zh) 荷電粒子束描繪裝置、光圈單元及荷電粒子束描繪方法
JP2015177032A (ja) リソグラフィ装置及び物品の製造方法
JP6437266B2 (ja) 基板カバー
JP2020181902A (ja) マルチ荷電粒子ビーム描画装置
JPH05198490A (ja) 荷電粒子ビーム露光装置
JP2011066247A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置
JP2002203776A (ja) 電子ビーム露光装置及び電子ビーム成形部材
US11205557B2 (en) Multi charged particle beam writing apparatus
TWI769728B (zh) 帶電粒子槍及帶電粒子束系統
JP2007019210A (ja) 電子ビーム装置及び電子ビームの照射方法
JP2010135248A (ja) 荷電粒子ビームの評価基板
JP2014075520A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置
JP2012243921A (ja) 荷電粒子ビーム描画装置および荷電粒子ビーム描画方法
JP6962255B2 (ja) アパーチャ部材及びマルチ荷電粒子ビーム描画装置
JP2002260988A (ja) 電子ビーム露光装置、電子ビーム成形装置、及び電子ビーム露光方法
JP2020198307A (ja) 荷電粒子線装置
US20170316914A1 (en) Stage mechanism
JP2005236025A (ja) 電子ビーム露光装置及び電子ビーム露光方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150406

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160829

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161104