JP2014156782A - ラッシュアジャスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャ及び仕切部材の加工精度を緩和して加工を容易にする。
【解決手段】プランジャ12の周壁19には通油孔26が設けられ、仕切部材13はプランジャ12内に挿入された状態で通油孔26よりも上方に通油端33を有する。プランジャ12の底壁18とボディ11との間には高圧室22が区画され、プランジャ12の内部における仕切部材13の内側には低圧室23が区画され、プランジャ12の内部における仕切部材13の外側には油路40が区画されている。プランジャ12の周壁19と仕切部材13との間にはスペーサ100が介設され、スペーサ100によって仕切部材13がプランジャ12に保持されるとともに油路40が画成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラッシュアジャスタに関する。
特許文献1に記載のラッシュアジャスタは、シリンダヘッドに固定される有底筒状のボディと、ボディ内に上下移動可能に挿入されるプランジャとを備え、プランジャの上端部でロッカアームを支承する構造とされている。プランジャの周壁には、通油孔(特許文献1では「内部連通孔」と呼称)が設けられ、プランジャの底壁には、弁孔(特許文献1では「弁口」と呼称)が設けられている。シリンダヘッドの給油孔から供給される作動油は、通油孔からプランジャ内の低圧室に貯留されるとともに、弁孔を通してボディ内に充填される。ボディの内部におけるプランジャの底壁で区画される空間は高圧室とされ、高圧室の油圧に応じてプランジャが上下動するようになっている。ところで、プランジャの上昇時には、プランジャ内の低圧室の作動油が弁孔から高圧室に吸い込まれるが、このとき、低圧室の作動油の液面高さが低いと、高圧室にエアが噛み込むおそれがある。
これに対し、特許文献1の場合、プランジャ内に円筒状の仕切部材が挿入され、仕切部材の内部に低圧室が構成されている。仕切部材には、プランジャの内周面と仕切部材の外周面との間に油路(特許文献1では「流通路」と呼称)が形成され、通油孔よりも上方に通油端(特許文献1では「切欠部」と呼称)が設けられている。このため、通油孔から油路及び通油端を経て低圧室に多量の作動油が充填されることになり、作動油の液面高さが通油孔よりも上方の通油端によって規定されることで、高圧室にエアが噛み込むのが防止されるようになっている。
特開2004−197665号公報
ところで、上記の仕切部材は、プランジャ内に圧入状態で挿入される。この場合に、焼嵌め等の処理が行われないと、プランジャの内径と仕切部材の外径とを圧入公差がほとんどない状態(圧入代がゼロ又はゼロに近い状態)で寸法管理しなければならず、高い加工精度が要求されるという事情がある。とくに、仕切部材の上下方向途中には段付き部分が設けられているため、圧入公差を適正に管理せずに仕切部材がプランジャに無理嵌めされると、仕切部材が段付き部分を起点として座屈するおそれもある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、プランジャ及び仕切部材の加工精度を緩和して加工を容易にすることを目的とする。
本発明は、有底筒状のボディと、前記ボディ内に上下移動可能に挿入される有底筒状のプランジャと、前記プランジャ内に挿入される管状の仕切部材とを備え、前記プランジャの周壁には通油孔が設けられ、前記仕切部材は前記プランジャ内に挿入された状態で前記通油孔よりも上方に通油端を有し、前記プランジャの底壁と前記ボディとの間には高圧室が区画され、前記プランジャの内部における前記仕切部材の内側には低圧室が区画され、前記プランジャの底壁には前記高圧室と前記低圧室とに連通可能な弁孔が設けられ、前記プランジャの内部における前記仕切部材の外側には油路が区画されており、前記通油孔、前記油路及び前記通油端を経て前記低圧室に作動油が貯留され、さらに前記弁孔を通して前記高圧室に前記作動油が充填され、前記高圧室の油圧に応じて前記プランジャが上下動するラッシュアジャスタであって、前記プランジャの周壁と前記仕切部材との間にはスペーサが介設され、前記スペーサによって前記仕切部材が前記プランジャに保持されるとともに前記油路が画成されるところに特徴を有する。
プランジャの周壁と仕切部材との間に介在するスペーサによって仕切部材がプランジャに保持されるため、プランジャの内径と仕切部材の外径との寸法管理を厳密にする必要がなく、プランジャ及び仕切部材の加工を容易にすることができる。また、スペーサによって油路が画成されるため、油路を画成するための専用の部材又は加工が不要とされ、構成が簡素化される。
本発明の実施例1において、ラッシュアジャスタが組み込まれた内燃機関の全体図である。 ラッシュアジャスタの断面図である。 実施例2のラッシュアジャスタの断面図である。 実施例3のラッシュアジャスタの断面図である。 実施例4のラッシュアジャスタの断面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記スペーサが、前記油路を液密に封止するシール性を有している。これにより、油路を介する給油の信頼性が高められる。
前記仕切部材が、上下方向に段差無く延びる円筒状の形態とされている。仕切部材がこのような形態であれば、格別に複雑な加工を要せず、製造工数を削減することができるとともに、製造コストを抑えることができる。また、仕切部材の内側に存する低圧室の内容積を増加させることができ、小型のラッシュアジャスタに好適に適用可能となる。さらに、仕切部材がプランジャ内に挿入される過程で座屈するのが防止される。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1及び図2によって説明する。実施例1のラッシュアジャスタ10は、図1に示すように、内燃機関の動弁装置に組み込まれる。動弁装置は、ラッシュアジャスタ10に加え、バルブ50、ロッカアーム60及びカム70を備えている。
ラッシュアジャスタ10は、シリンダヘッド90の取付凹部91に上方から挿入され、バルブ50は、シリンダヘッド90の吸気又は排気ポート80を開閉可能に設けられる。また、ロッカアーム60は、ラッシュアジャスタ10の上端部(後述するプランジャ12の支承部25)とバルブ50の上端部との間に左右方向に架け渡して配置され、カム70は、ロッカアーム60の上方にロッカアーム60のローラ61と摺動可能に配置されている。ここで、カム70が回転すると、ロッカアーム60がラッシュアジャスタ10の上端部を支点として上下方向に揺動し、それに伴ってバルブ50が上下動して吸気又は排気ポート80が開閉されるようになっている。
続いて、ラッシュアジャスタ10について具体的に説明する。ラッシュアジャスタ10は、図2に示すように、ボディ11と、プランジャ12と、仕切部材13と、スペーサ100とを備えている。ボディ11は、円形板状の底壁部14と、底壁部14の外周から立ち上がる円筒状の周壁部15とを有し、全体として有底筒状をなしている。ボディ11は、シリンダヘッド90の取付凹部91に嵌入可能とされている。ボディ11の周壁部15には、外側通油孔16が貫通して設けられている。外側通油孔16は、取付凹部91内においてシリンダヘッド90の給油孔92に連通して配置される。また、ボディ11の外周面には、環状凹部17が全周に亘って設けられ、この環状凹部17に、外側通油孔16が開口している。このため、仮に、ボディ11が取付凹部91内で回転しても、環状凹部17を介して外側通油孔16と給油孔92との連通状態が保たれるようになっている。
プランジャ12は、円形板状の底壁18と、底壁18の外周から立ち上がる円筒状の周壁19とを有し、全体として有底筒状をなしている。底壁18の中心部には、弁孔20が貫通して設けられている。弁孔20は、後述するように、弁体21を介して高圧室22と低圧室23とを連通可能としている。周壁19の上端部には、径方向に絞られて中心部に貫通孔24を有する半球状の支承部25が設けられている。支承部25の外側の半球面には、ロッカアーム60がその揺動時に摺動するようになっている。
また、周壁19には、通油孔26が設けられている。周壁19の外周面には、環状凹所27が全周に亘って設けられ、この環状凹所27に、通油孔26が開口している。通油孔26は、環状凹所27を介してボディ11の外側通油孔16と連通しており、ボディ11内でプランジャ12が回転した場合にもその連通状態が保たれるようになっている。
図2に示すように、ボディ11内にプランジャ12が挿入された状態で、ボディ11の底部のうち、プランジャ12の底壁18とボディ11との間に区画される部分は、高圧室22とされている。高圧室22には、球形の弁体21が設けられている。弁体21は、ケージ状のリテーナ28内に収容され、第1バネ29によって弁孔20を閉じる方向に付勢されている。また、高圧室22には、ボディ11の底壁部14とリテーナ28の上縁部との間に、第2バネ30が設けられている。プランジャ12は、第2バネ30によって上方に付勢されている。
また、プランジャ12内には、仕切部材13が挿入されている。仕切部材13は、金属製の管体であって、上下方向に延びる円筒状の形態とされている。仕切部材13がプランジャ12内に挿入された状態では、仕切部材13の下端がプランジャ12の底壁18に当接し、仕切部材13の上端が通油孔26よりも上方となるプランジャ12の支承部25近傍に位置するようになっている。具体的には、仕切部材13は、上下方向に同一径で延び、且つ全高に亘って同形となる断面円形状をなし、上下方向途中に段付き部分を有さない形態とされている。そして、仕切部材13の外径は、プランジャ12の周壁19の内径よりも小さくされている。
また、プランジャ12内に仕切部材13が挿入された状態で、プランジャ12の周壁19と仕切部材13との間には、スペーサ100が介設されている。スペーサ100は、プランジャ12及び仕切部材13よりも低硬度の焼結金属材からなる円環状の弾性リングであって、自然状態では、プランジャ12の周壁19の内径と仕切部材13の外径との寸法差よりやや大きい径方向の幅寸法を有している。
スペーサ100は、通油孔26よりも下方に組み込まれ、プランジャ12の周壁19と仕切部材13との間には、スペーサ100によって油路40が画成されている。油路40は、プランジャ12と仕切部材13との間に介挿されたスペーサ100の幅寸法と同一の路幅とされ、その下端がスペーサ100によって液密に封止されている。油路40の路側面は、プランジャ12の周壁19の内周面と仕切部材13の外周面とによって規定されている。また、油路40は、仕切部材13の上端に臨み、この仕切部材13の上端は、通油端33として構成されている。さらに、プランジャ12内において、仕切部材13の内側で区画される部分は、低圧室23として構成されている。
なお、仕切部材13及びスペーサ100は、未だ支承部25が形成されていないプランジャ12の上端開口からプランジャ12内に挿入される。このとき、加熱状態にあるスペーサ100の内側に仕切部材13が挿入され、その後、スペーサ100が冷却されて仕切部材13にしばり嵌めされるとよい。そして、仕切部材13及びスペーサ100がプランジャ12内に挿入された状態で、プランジャ12の上端部が縮径方向に絞り込まれて、支承部25が貫通孔24とともに成形されるようになっている。
ここで、シリンダヘッド90の給油孔92から、外側通油孔16、通油孔26、油路40及び通油端33を順次経て供給された作動油は、低圧室23に貯留され、さらに弁孔20を通して高圧室22に充填される。この場合に、仕切部材13の通油端33が通油孔26よりも上方に位置していることから、低圧室23には、通油孔26を越える高さにまで作動油が貯留される。
低圧室23及び高圧室22に作動油が導入された状態で、プランジャ12に対してロッカアーム60側から下向きに押圧力が付与されると、弁体21が弁孔20を閉じて高圧室22が密閉され、高圧室22の油圧によってプランジャ12の下降が停止される。一方、ロッカアーム60側からの押圧力の減少に伴い、プランジャ12が上昇して高圧室22の容積が増大すると、弁体21が下降して弁孔20を開き、作動油が低圧室23から弁孔20を通して高圧室22に流入し、高圧室22に作動油が満たされた状態となる。そして、プランジャ12の上昇が停止すると、弁体21が第1バネ29の付勢により上昇して弁孔20を閉じ、高圧室22が密閉状態となる。かくして、プランジャ12がボディ11に対して上下動することにより、ロッカアーム60に対する支承位置が変動して、バルブクリアランスが調整されるようになっている。
上述したように、実施例1の場合、プランジャ12の周壁19と仕切部材13との間に介挿されたスペーサ100によって仕切部材13がプランジャ12に保持されるため、プランジャ12内に仕切部材13が圧入される場合と違って、プランジャ12の周壁19の内径と仕切部材13の外径との寸法管理を厳密にする必要がない。したがって、プランジャ12及び仕切部材13の加工精度が緩和されてこれらの加工を容易にすることができる。また、スペーサ100によって油路40が画成されるため、油路40を画成するための専用の部材又は加工が不要とされ、構成が簡素化される。
また、スペーサ100が油路40を液密に封止するシール性を有しているため、油路40を介する給油の信頼性が高められる。さらに、仕切部材13が上下方向に段差無く延びる円筒状の形態とされているため、仕切部材13の製造にあたり、格別に複雑な加工を要せず、製造工数を削減することができるとともに、製造コストを抑えることができる。また、仕切部材13の内側に存する低圧室23の内容積を増加させることができ、小型のラッシュアジャスタ10に対して好適に適用可能となる。さらに、仕切部材13の上下方向途中に段付き部分を有しないため、仕切部材13がプランジャ12内に挿入される過程で座屈するのが防止される。
<実施例2>
図3は、本発明の実施例2を示す。実施例2では、プランジャ12の周壁19と仕切部材13との間に、複数のスペーサ100が介設されている。具体的には、スペーサ100は、通油孔26よりも下方に、上下方向に2つ並列して設けられている。実施例2によれば、仕切部材13が複数のスペーサ100を介することでプランジャ12内に安定して支持される。なお、実施例2のものは、スペーサ100の個数を除いて実施例1と同様であるため、図面には、実施例1と同一の符号を付す。
<実施例3>
図4は、本発明の実施例3を示す。実施例3は、スペーサ100Aの形状が実施例1とは異なる。すなわち、スペーサ100Aは、プランジャ12の周壁19と仕切部材13との間に介挿された状態で、プランジャ12の周壁19の内周面に圧潰状態で弾性的に密着するリップ110を有している。図示するリップ110は、スペーサ100Aの外周を周回する突条の形態とされ、上下方向に2つ並列して設けられている。実施例3によれば、リップ110によって油路40の液密状態がより良好に保たれる。なお、リップ110は、スペーサ100Aの内周を周回して仕切部材13の外周面に密着する形態であってもよい。
<実施例4>
図5は、本発明の実施例4を示す。実施例4は、スペーサ100Bの形状及び配置が実施例1とは異なり、また仕切部材13Bの形状が実施例1とは若干異なる。スペーサ100Bの上端部の内周面には、上方に向けて拡径するテーパ状の案内部120が設けられている。そして、スペーサ100Bは、プランジャ12内に深く押し込まれて底壁18と当接して配置される。一方、仕切部材13Bの下端部には、下方に向けて縮径するテーパ状の被案内部39が設けられている。プランジャ12内に、加熱状態のスペーサ100Bが挿入され、次いで仕切部材13Bが挿入されると、被案内部39が案内部120を摺動することにより、仕切部材13Bがスペーサ100Bの内側へと円滑に誘い込まれる。その後、スペーサ100Bが冷却されることで仕切部材13Bにしばり嵌めされ、仕切部材13Bがスペーサ100Bを介してプランジャ12に安定して保持される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)通油端は、仕切部材の上端に切欠状に凹み形成されるものであってもよい。
(2)仕切部材の上端は、支承部の半球形状に沿うように径方向に絞られた形態になっていてもよい。
(3)スペーサは、径方向に弾性変形可能な樹脂製のリングで構成されるものであってもよい。
10…ラッシュアジャスタ
11…ボディ
12…プランジャ
13、13B…仕切部材
18…底壁
19…周壁
20…弁孔
22…高圧室
23…低圧室
26…通油孔
33…通油端
40…油路
100、100A、100B…スペーサ

Claims (3)

  1. 有底筒状のボディと、前記ボディ内に上下移動可能に挿入される有底筒状のプランジャと、前記プランジャ内に挿入される管状の仕切部材とを備え、前記プランジャの周壁には通油孔が設けられ、前記仕切部材は前記プランジャ内に挿入された状態で前記通油孔よりも上方に通油端を有し、前記プランジャの底壁と前記ボディとの間には高圧室が区画され、前記プランジャの内部における前記仕切部材の内側には低圧室が区画され、前記プランジャの底壁には前記高圧室と前記低圧室とに連通可能な弁孔が設けられ、前記プランジャの内部における前記仕切部材の外側には油路が区画されており、前記通油孔、前記油路及び前記通油端を経て前記低圧室に作動油が貯留され、さらに前記弁孔を通して前記高圧室に前記作動油が充填され、前記高圧室の油圧に応じて前記プランジャが上下動するラッシュアジャスタであって、
    前記プランジャの周壁と前記仕切部材との間にはスペーサが介設され、前記スペーサによって前記仕切部材が前記プランジャに保持されるとともに前記油路が画成されることを特徴とするラッシュアジャスタ。
  2. 前記スペーサが、前記油路を液密に封止するシール性を有していることを特徴とする請求項1記載のラッシュアジャスタ。
  3. 前記仕切部材が、上下方向に段差無く延びる円筒状の形態とされていることを特徴とする請求項1又は2記載のラッシュアジャスタ。
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