JP2014139779A - 情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】コンテンツの格納履歴の情報に応じて、新たに格納するコンテンツの推奨格納場所をユーザに通知する情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供すること
【解決手段】コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶し、記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定して、特定された前記推奨格納場所を通知する。
【選択図】図５

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムに関する。

近年、電子カメラが広く普及し、撮影した写真を電子データ（画像データ）として管理する機会が増加している。また、電子カメラの普及に伴い、写真・動画を記憶するメモリカード等の記憶媒体の大容量化が進んでおり、これに伴い、記憶媒体に記憶される画像データの数が膨大になってきている。これらの大量の画像データの管理は煩雑であり、当該画像データがいつどこで撮影された画像か、等の分類作業を手動で行うことは、ユーザにとって非常に煩雑な作業である。

これに対し、例えば、イベント期間を記述したカレンダー情報を読み出し、撮影日時情報およびカレンダー情報に基づいて、画像データをイベント毎に分類する技術が公開されている（特許文献１に公開の技術）。これにより、手動で画像を分類する煩雑さを軽減している。

特開２００５−２０３９９４号公報

一方で、インターネット等を介して、メモリカード等に記憶しきれない画像データを、外部ストレージに記憶させるサービスが展開されている。当該ストレージサービスの数は増加しており、複数のストレージサービスを併用し、また、メモリカードとＰＣ、ストレージサービスを併用して画像データを管理することが一般に行われている。画像データの格納場所が増加したことにより、画像データをいずれの格納場所に格納すべきか、ユーザが管理する事が難しくなってしまっている。

特許文献１に記載の技術においては、イベント情報に応じて画像データを分類することは出来る。しかしながら、特許文献１に記載の技術においては、分類処理の後の分類の状態を確認することは出来るものの、当該分類が正しくされているかを事前に確認することは出来ないため、間違った分類処理、また、当該分類に応じたデータの格納処理がされてしまった場合、当該画像データの移動、分類・格納場所の変更を行うことはユーザにとって非常に手間である。

本発明は、コンテンツの格納履歴の情報に応じて、新たに格納するコンテンツの推奨格納場所をユーザに通知する情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。

本発明の情報処理装置は、ユーザからの指示に応じて予定情報を受け付ける予定情報受付手段と、コンテンツデータの格納場所情報を記憶する格納場所情報記憶手段と、前記格納場所情報の示す格納場所に格納されたコンテンツデータに対応する予定情報である対応予定情報を記憶する対応予定情報記憶手段と、前記格納場所情報と、前記格納場所に格納されたコンテンツデータに対応する前記対応予定情報とを用いて、前記予定情報に対応するコンテンツデータを格納すべき場所である推奨格納場所情報を特定する推奨格納場所情報特定手段と、前記推奨格納場所情報特定手段で特定した前記推奨格納場所情報を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。

本発明によれば、コンテンツの格納履歴の情報に応じて、新たに格納するコンテンツの推奨格納場所をユーザに通知する情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供することが出来る。

本発明の実施形態における、情報処理装置を含むシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、画像データ格納時処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、画像データ格納場所の事前通知処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、履歴情報データテーブル等の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、スケジュール情報データテーブル等の構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、画像データ・カレンダー紐付けデータの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、転送先識別情報テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、ログイン画面の構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、画像データ選択受付画面の構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、属性毎転送画面の構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、画像転送画面の構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、カレンダー表示画面の構成の一例を示す図である。 本発明に実施形態における、格納場所事前通知画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、スケジュール登録処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、送信画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、スケジュール登録画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、スケジュールで使用予定のデバイス情報を登録する、スケジュール登録画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、スケジュールで使用予定のデバイス情報を記憶した、スケジュール情報データテーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、コンテンツデータの取得元のデバイス情報を記憶した、履歴情報データテーブル等の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、コンテンツデータの取得元のデバイス情報に基づいた、格納場所事後通知画面の構成の一例を示す図である。

以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。まず図１を参照して、本発明の実施形態における情報処理装置を含むシステムの構成の一例について説明する。図１は、本発明の情報処理装置を含むシステム（情報処理システム）の構成の一例を示す図である。

本発明の情報処理装置を含むシステムは、図１に示すように、クライアントＰＣ１００（クライアント端末）、画像管理サーバ２００、外部サーバ３００、携帯端末４００等を備えて構成されている。ＷＡＮ１０１は上記の各装置を相互に通信可能に接続するためのネットワークである。また、本実施形態において、ＤＶＤ１０２、ＤＶＤ１０３は、画像データを記憶するための記憶媒体の一種として扱う。また、

クライアントＰＣ１００は、画像データの格納場所を示す情報、また、画像データの送信先を示す情報である画像データの格納場所情報を画像管理サーバ２００に送信する。尚、格納場所情報は、少なくとも、画像データの格納されている場所を示す情報と画像データの送信先（格納される場所）を示す情報との内、どちらかの情報を含めばよいものとする。

画像データを送信する場合の送信先は、画像管理サーバ２００であってもよいし、外部サーバ３００であってもよいし、ＤＶＤ１０３であってもよい。また、クライアントＰＣ１００の外部メモリに画像データを記憶し、当該格納場所の情報を画像管理サーバ２００に送信するようにしてもよい。

本実施例において格納場所情報とは、例えば、後述する履歴情報データテーブル６００におけるユーザＩＤ６０１、オリジナルＩＤ６０２、サムネイルＩＤ６０３、送信元格納媒体６０４、送信元格納場所６０５、送信先格納媒体６０６、送信先格納場所６０７を含む情報である（格納場所情報記憶手段）。

また、ここでは、前記格納場所情報の示す格納場所に格納されているコンテンツデータの一例として画像データを扱っているが、格納場所情報が示す格納場所に格納されるコンテンツデータは、画像データに限るものではない。例えば、静止画の画像データ、動画データであってもよいし、音楽データであってもよい。またテキストデータ等であってもよい。

格納場所情報とは、当該画像データが現在格納されている場所とは別の場所に送信される場合には、当該送信先を指し、当該画像データが現在格納されている場所から移動しないときは、当該現在格納されている場所を指すものとする。また、格納場所情報とは、例えば、コンテンツデータが格納されている装置の識別情報（ＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス、メモリカードの個体識別情報等）、データが格納されている端末内のアドレス、その他、フォルダ名やＵＲＬ等、画像データの格納場所を示す情報であればなんでもよい。

例えば、メモリカードからＰＣへ画像データが移動された場合には、当該画像データの送信元はメモリカードであり、送信先はＰＣ、及びＰＣに接続されたＨＤＤ、ＨＤＤ内のフォルダである。この場合、当該画像データの格納場所情報は、ＰＣの中の、前記画像データが格納されていた場所を指す。ＰＣに接続されたＨＤＤ、ＨＤＤ内のフォルダまで特定可能な情報等、より詳細な格納場所の情報を、前記格納場所情報に含めるようにしてもよい。

また、メモリカードがＰＣに接続されたものの、ＰＣに移動されなかった画像データの格納場所情報は、メモリカードの中の、前記画像データが格納されていた場所を指すものとする。この場合、当該格納場所情報には、メモリカードの個体識別情報が含まれるものとする。

尚、ＤＶＤ１０２、ＤＶＤ１０３には、画像管理サーバ２００に格納された格納場所情報に対応する画像データが記憶されている。実際にＤＶＤ１０２、ＤＶＤ１０３に画像データを書き込む処理を行う処理主体はクライアントＰＣ１００であってもよいし、画像管理サーバ２００であってもよい。

本発明の実施形態においては、ＤＶＤ１０２、ＤＶＤ１０３は、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が、クライアントＰＣ１００のからの指示に応じて画像データの書き込みを行うものとする。また、ＤＶＤ１０２は、クライアントＰＣ１００を操作するユーザの管理下にあるものとする。

ＤＶＤ１０３は、未だ前記ユーザの管理下にない記憶媒体であり、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１による画像データの書き込み、格納が完了した後、前記ユーザに対し、郵送等で送付されるものとする。

画像管理サーバ２００は、クライアントＰＣ１００、外部サーバ３００から前記格納場所情報を受信し、画像データのサムネイル画像と対応付けて、履歴情報として管理するまた、カレンダーと当該カレンダーに登録されたスケジュール（予約情報）、当該カレンダーと画像データとの対応付けデータを記録する。

画像管理サーバ２００は、当該スケジュール情報と、履歴情報とを用いて、データの推奨格納場所を、格納処理を行う前に、事前にユーザに通知（事前通知）する。

外部サーバ３００は、画像管理サーバ２００、また、クライアントＰＣ１００から画像管理サーバ２００を経由して画像データを受信し、記憶媒体に記憶する。

本発明の実施形態の説明においては、ＤＶＤ１０２、ＤＶＤ１０３への画像データの書き込み処理もデータ移動の一種であり、データの送信、転送に含まれるものとして説明する。

携帯端末４００は、画像管理サーバ２００より、前述した事前通知の情報を画像管理サーバ２００から受信して、表示画面に表示する機能を有する端末である。画像管理サーバ２００は、例えば、ユーザ毎に電子メールアドレスの情報を記憶しており、当該電子メールアドレス宛て、つまり、例えば、携帯端末４００の電子メールアドレス宛てに、前述した格納先の事前通知の情報を含む電子メールを送信することで、ユーザに対し、データ格納場所の事前通知を行う。

尚、本発明の実施形態においては、画像データの格納場所情報は、画像管理サーバ２００において管理されるものとする。当該格納場所情報の送信は、例えば、画像データの記憶された記憶媒体（メモリカード等）がクライアントＰＣ１００に接続された場合や、当該接続を検知して、クライアントＰＣ１００に設定された格納場所情報の送信用アプリケーションが起動した場合に行われるものとする。つまり、画像データ自体を画像管理サーバ２００に送信しなかった場合においても、前記メモリカードに記憶された画像データの格納場所情報は、画像管理サーバ２００に送信される。

ここでいう画像管理アプリケーションとは、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１が可搬メモリ等の接続を検知した場合に起動し、該可搬メモリから画像データを取得し、デフォルトに設定された格納場所である初期格納場所に、取得した画像データを記憶する、クライアントＰＣ１００の外部記憶メモリに記憶されたアプリケーションのことである。また、取得した画像データにＩＤを付与するものとする。

例えば、画像データＡが該可搬メモリからクライアントＰＣ１００の前記初期格納場所（例えばフォルダＡ）に移動した場合、画像データＡに対応する格納場所情報の示す格納場所は、前記初期格納場所（例えば、フォルダＡ）となる。つまり、クライアントＰＣ１００から画像管理サーバ２００に送信される当該画像データＡの格納場所情報は、前記初期格納場所を示す。

また、画像データＡがクライアントＰＣ１００の初期格納場所から外部サーバ３００内のフォルダＢに送信される場合、画像管理サーバ２００には、当該画像データＡに対応する格納場所情報であって、外部サーバ３００のフォルダＢを格納場所として示す格納場所情報が送信される。以上が図１の、本発明の実施形態における、情報処理装置を含むシステムの構成の一例についての説明である。

尚、前記初期格納場所は、前記アプリケーションを介して任意に設定可能であるものとする。本実施例においては、前記初期格納場所はクライアントＰＣ１００の外部記憶メモリとするが、クライアントＰＣ１００ではない外部装置の外部記憶メモリ上に当該初期格納場所を設定することも可能である。例えば、画像管理サーバ２００の外部記憶メモリ上に設定してもよいし、外部サーバ３００の外部記憶メモリ上に設定をしてもよい。

次に図２を参照して、図１に示す各種装置のハードウェア構成の一例について説明する。図２は、本発明の実施形態における、各種装置のハードウェア構成の一例を示す図である。

ＣＰＵ２０１は、システムバス２０４に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。

また、ＲＯＭ２０２あるいは外部メモリ２１１には、ＣＰＵ２０１の制御プログラムであるＢＩＯＳ(Ｂａｓｉｃ Ｉｎｐｕｔ ／ Ｏｕｔｐｕｔ Ｓｙｓｔｅｍ)やオペレーティングシステムプログラム（以下、ＯＳ）や、各サーバ或いは各ＰＣの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。ＲＡＭ２０３は、ＣＰＵ２０１の主メモリ、ワークエリア等として機能する。

ＣＰＵ２０１は、処理の実行に際して必要なプログラム等をＲＡＭ２０３にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。また、入力コントローラ（入力Ｃ）２０５は、キーボード２０９や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。

ビデオコントローラ（ＶＣ）２０６は、ＣＲＴディスプレイ（ＣＲＴ）２１０等の表示器への表示を制御する。表示器はＣＲＴだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。また、ＣＲＴディスプレイ（ＣＲＴ）２１０は、画像管理サーバ２００、外部サーバ３００においては、必ずしも必要ではない。

メモリコントローラ（ＭＣ）２０７は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク（ＨＤ）やフロッピー（登録商標）ディスク（ＦＤ）或いはＰＣＭＣＩＡカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ（登録商標）メモリ等の外部メモリ２１１へのアクセスを制御する。

通信Ｉ／Ｆコントローラ（通信Ｉ／ＦＣ）２０８は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、ＴＣＰ／ＩＰを用いたインターネット通信等が可能である。

なお、ＣＰＵ２０１は、例えばＲＡＭ２０３内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開（ラスタライズ）処理を実行することにより、ＣＲＴ２１０上での表示を可能としている。また、ＣＰＵ２０１は、ＣＲＴ２１０上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。

本発明を実現するためのプログラムは外部メモリ２１１に記録されており、必要に応じてＲＡＭ２０３にロードされることによりＣＰＵ２０１によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは外部メモリ２１１に格納されている。以上が図２の、本発明の実施形態における各種装置のハードウェア構成の一例についての説明である。

次に図３を参照して、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例について説明する。図３は、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例を示す図である。

図３に示すように、クライアントＰＣ１００は、画像データ記憶部３１１、送信対象データ特定部３１２、画像データ送信部３１３、推奨格納場所情報受信部３１４、推奨格納場所情報表示部３１５等を備えている。

また、画像管理サーバ２００は、画像データ受信部３２１、画像データ転送部３２２、格納履歴記憶部３２３、イベント特定部３２４、推奨格納場所特定部３２５、推奨格納場所情報送信部３２６等を備えている。

また、外部サーバ３００は、画像データ受信部３３１、画像データ記憶部３３２等を備えている。また、携帯端末４００は、推奨格納場所情報受信部３４１、推奨格納場所情報表示部３４２等を備えている。

画像データ記憶部３１１は、メモリカード等の可搬メモリから画像データを抽出し、クライアントＰＣ１００の外部メモリ２１１に記憶する記憶部である。つまり、クライアントＰＣ１００の画像データの記憶機能である。尚、クライアントＰＣ１００には、ＣＰＵ２０１が可搬メモリの接続を検知した場合に、該可搬メモリから画像データを取得し、デフォルトに設定された格納場所である初期格納場所に、取得した画像データを記憶する画像管理アプリケーションが記憶されているものとする。

尚、前記格納場所情報には、画像データの送信元と、送信先が含まれているものとする。メモリカードから前記初期格納場所に画像データを移動、記憶した場合、格納場所情報における送信元＝メモリカード、送信先＝初期格納場所、とする。そして、当該格納場所情報を画像管理サーバ２００に送信する。

また、当該画像管理アプリケーションは、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１が前記クライアントＰＣ１００から画像管理サーバ２００へのアクセスを検知した場合にも起動し、当該デフォルトに設定された格納場所に格納された画像データの格納場所情報を前記画像管理サーバ２００に送信するための画面を表示する機能を有する。

当該アクセスは、ユーザからの操作指示によって、画像管理アプリケーションを介して行われるものであってもよいし、可搬メモリからの画像データの取得後に自動的に実行されるものであってもよい。

画像データの格納場所情報を前記画像管理サーバ２００に送信するための画面とは、例えば、図１０に示す画像データ選択受付画面１１００のような画面である。画像データ選択受付画面１１００については図１１の説明にて後述する。

送信対象データ特定部３１２は、ユーザより選択を受け付けたサムネイル画像データ、サムネイル画像データに対応したオリジナル画像データ、当該サムネイル画像データに対応したオリジナル画像データの格納場所情報の内、少なくとも前記格納場所情報を画像管理サーバ２００へ送信するデータとして特定する特定部である。

画像データ送信部３１３は、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１が、ユーザより送信指示を受け付けることにより、前記送信対象データ特定部３１２で特定した画像データ、格納場所情報を、送信先に送信する送信部である。

本実施例においてクライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、少なくとも、オリジナル画像データを特定するための情報としてのサムネイル画像データと、オリジナル画像データの格納場所の情報である格納場所情報と、ユーザＩＤとを当該を画像管理サーバ２００に送信するものとする。

前記サムネイル画像データは、オリジナルコンテンツデータであるオリジナル画像データを特定するための情報であるコンテンツ特定情報であるものとする。当該コンテンツ特定情報はサムネイル画像データに限るものではない。例えば、オリジナルコンテンツデータのファイル名称や、キャプチャ画像データ等の、ユーザにオリジナルコンテンツデータを識別、特定させる情報であればよい。

推奨格納場所情報受信部３１４は、画像管理サーバより通知される、画像データの推奨格納場所の情報を受信する受信部である。推奨格納場所情報表示部３１５は、当該推奨格納場所情報を表示画面に表示する表示部である。

画像管理サーバ２００の画像データ受信部３２１は、クライアントＰＣ１００等の外部装置より画像データを受信する受信部である。受信したオリジナル画像データのサムネイル画像データ、または受信した画像データであるサムネイル画像データは、画像データの格納履歴（転送履歴）である履歴情報データテーブル６００と対応付けて、画像管理サーバ２００の外部メモリ２１１に格納される。履歴情報データテーブル６００については図６の説明にて後述する。（履歴情報記憶手段）

ここで図６を参照して、本発明の実施形態における、履歴情報データテーブル等の構成の一例について説明する。図６は、本発明の実施形態における、履歴情報データテーブル等の構成の一例を示す図である。

図６に示す通り、履歴情報データテーブル６００は、ユーザＩＤ６０１、オリジナルＩＤ６０２、サムネイルＩＤ６０３、送信元格納媒体６０４、送信元格納場所６０５、送信先格納媒体６０６、送信先格納場所６０７、取得日時６０８、属性情報６０９等から構成されている。

また、オリジナル画像データ６１０は、オリジナルＩＤ６１１、名称６１２、サイズ６１３、撮影日時６１４、撮影場所６１５、コメント６１６等から構成されている。サムネイル画像データ６２０は、サムネイルＩＤ６２１、名称６２２、サイズ６２３、撮影日時６２４、撮影場所６２５、コメント６２６等から構成されている。

履歴情報データテーブル６００のユーザＩＤ６０１は、ユーザを一意に識別するためのＩＤであって、履歴情報データがいずれのユーザに対応するものかを特定するために用いられる。本実施例においては、前記ユーザＩＤは、画像管理サーバ２００にクライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１がアクセスする際に用いるユーザＩＤと同一であるものとする。

オリジナルＩＤ６０２は、オリジナル画像データを一意に識別するためのＩＤであって、当該履歴情報データに対応するオリジナル画像データを特定するために用いられる。サムネイルＩＤ６０３は、サムネイル画像データを一意に識別するためのＩＤであって、当該履歴情報データに対応するサムネイル画像データを特定するために用いられる。

送信元格納媒体６０４は、画像データの送信元の媒体を示す情報である。例えば、画像データの送信元の装置であるクライアントＰＣ１００のＭＡＣアドレスや、ＩＰアドレス、メモリカードの個体識別情報等である。送信元格納場所６０５は、送信される画像データが、送信前に格納されていた格納媒体の中の、送信対象画像データの格納場所を示す情報である。

送信先格納媒体６０６、画像データの送信先の媒体を示す情報である。例えば、画像データの送信先の装置である画像管理サーバ２００のＭＡＣアドレスや、ＩＰアドレス、メモリカードの個体識別情報等である。送信先格納場所６０７は、送信される画像データが、送信後に格納される格納媒体の中の格納場所を示す情報である。

取得日時６０８は、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が、当該画像データを取得した日時情報である。属性情報６０９は、各履歴情報におけるオリジナルＩＤ、サムネイルＩＤから特定される画像データの属性情報（対応予定情報）を示す（対応予定情報記憶手段）。

属性情報とは、例えば、画像データの撮影日時と重なる日時に、前述したカレンダーに登録されているスケジュール（予定）の情報である。また、画像データに付与されたコメントの情報（コメント６１６、コメント６２６）である。

当該属性情報は、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が、クライアントＰＣ１００より受信した画像データの撮影日時情報、画像管理サーバ２００の外部メモリに記憶されたカレンダー情報及び当該カレンダーに登録されたスケジュールの情報、クライアントＰＣ１００より受信した画像データのコメント情報を用いて、特定され、属性情報６０９に挿入される。

オリジナル画像データ６１０のオリジナルＩＤ６１１は、当該オリジナル画像データ６１０を一意に識別するためのＩＤである。本発明の実施形態においては、オリジナルＩＤ６１１は、当該オリジナル画像データが記憶された記憶媒体がクライアントＰＣ１００に接続された場合に、画像管理アプリケーションにより付与されるものとする。

画像管理アプリケーションは、新しく付与するオリジナルＩＤ６１１が他の画像データのオリジナルＩＤと重複しないように、例えば、画像管理サーバ２００にアクセスし、既に付与済みのオリジナルＩＤではない新しいＩＤをオリジナルＩＤとして画像データに付与する。

また、例えば、画像管理アプリケーションが、履歴情報データテーブル６００を有し、画像管理サーバ２００上の履歴情報データテーブル６００と同期させ、既に画像管理サーバ２００に格納場所情報を送信済の、つまり、ＩＤが付与されている画像データのオリジナルＩＤを特定して、付与済のＩＤとは別の新たなＩＤとして付与するようにしてもよい。名称６１２は、当該オリジナル画像データ６１０の名称である。

サイズ６１３は、当該オリジナル画像データ６１０のサイズ（解像度）である。撮影日時６１４は、当該オリジナル画像データ６１０の撮影された日時情報である。つまり、オリジナル画像データが生成された生成日の情報（生成日情報）である。

撮影場所６１５は、当該オリジナル画像データ６１０の撮影場所を示す位置情報である。当該位置情報は、当該オリジナル画像データを撮影処理により取得した不図示の撮像装置に搭載されたＧＰＳ機能等を用いて取得するものとする。また、当該位置情報は、ユーザの手入力によって画像データ毎に設定さるようにしてもよい。

コメント６１６は、クライアントＰＣ１００、不図示の撮像装置などを介して当該オリジナル画像データ６１０に付与されたコメント情報である。

サムネイル画像データ６２０のサムネイルＩＤ６２１は、当該サムネイル画像データ６２０を一意に識別するためのＩＤである。本発明の実施形態においては、サムネイルＩＤ６２１は、当該サムネイル画像データ６２０がクライアントＰＣ１００で生成された際に付与されるものとする。また、サムネイルＩＤ６２１は、当該名称６２２は、当該サムネイル画像データ６２０の名称である。

尚、当該サムネイルＩＤは、サムネイル画像データに対応するオリジナル画像データを撮影した不図示の撮像装置により付与されるようにしてもよい。

サイズ６２３は、当該サムネイル画像データ６２０のサイズ（解像度）である。撮影日時６２４は、当該サムネイル画像データ６２０に対応したオリジナル画像データ６１０の撮影日の情報である。

撮影場所６２５は、当該サムネイル画像データ６２０に対応したオリジナル画像データ６１０の撮影場所の情報である。コメント６２６は、クライアントＰＣ１００、不図示の撮像装置などを介して当該サムネイル画像データ６２０に付与されたコメント情報である。以上が図６の、本発明の実施形態における、履歴情報データテーブル等の構成の一例についての説明である。

図３の説明に戻る。画像データ転送部３２２は、画像データを外部装置に転送する転送部である。格納履歴記憶部３２３は、画像データ転送部で転送した画像データの転送先の情報を含む、画像データの格納履歴の情報を、前述した履歴情報データテーブルに記憶する記憶部である。

イベント特定部３２４は、カレンダーに登録されたスケジュール（イベント）であって、現在時刻より一定時間内に開始されるイベントを特定する特定部である。推奨格納場所特定部３２５は、当該イベント特定部３２４で特定されたイベントの情報を属性情報として有する画像データを記憶すべき場所を特定する特定部である。

例えば、当該イベント特定部３２４で特定されたイベントの情報を属性情報として有する画像データが、最も多く格納されている格納場所（サーバ、ストレージサービス、各装置における記憶領域の一部を示すＵＲＬ等）を特定する。

推奨格納場所特定部３２５は、例えば、イベント特定部３２４で特定されたイベントの情報に対応する画像（当該イベントの情報を属性情報として持つ画像データ）が格納される傾向のある格納場所を特定する特定部である。推奨格納場所情報送信部３２６は、当該推奨格納場所特定部３２５で特定した格納場所の情報をクライアントＰＣ、携帯端末４００に送信する送信部である。

尚、格納履歴記憶部３２３でいう記憶処理（履歴の更新）とは、記憶する対象の画像データに対応する新たな履歴情報を履歴情報データテーブル６００に追加する処理である。つまり、クライアントＰＣ１００のフォルダＡより画像管理サーバ２００のフォルダＢに画像データＡが移動された場合、画像データＡのＩＤ（オリジナルＩＤ６０２、サムネイルＩＤ６０３）をオリジナルＩＤ６０２、サムネイルＩＤ６０３に有し、送信元格納媒体６０４にクライアントＰＣ１００の識別情報、送信元格納場所６０５に前記フォルダＡ、送信先格納媒体６０６に画像管理サーバ２００の識別情報、送信先格納場所６０７に前記フォルダＢを有し、前記画像データＡを前記画像管理サーバ２００が取得した日の情報を取得日時６０８に有するデータを、履歴情報データテーブル６００に追加する処理である。

外部サーバ３００の画像データ受信部３３１は、画像管理サーバ２００から画像データを受信する受信部である。画像データ記憶部３３２は、画像データ受信部３３１で受信した画像を記憶する記憶部である。

携帯端末４００の推奨格納場所情報受信部３４１は、画像管理サーバより通知される、画像データの推奨格納場所の情報を受信する受信部である。推奨格納場所情報表示部３４２は、当該推奨格納場所情報を表示画面に表示する表示部である。以上が図３の、本発明の実施形態における、各種装置の機能構成の一例についての説明である。

次に図４を参照して、本発明の実施形態における、画像データ格納時処理の流れについて説明する。図４は、本発明の実施形態における、画像データ格納時処理の流れを示すフローチャートである。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、外部メモリの接続を検知すると（ステップＳ４０１）、予めクライアントＰＣ１００に設定されているアプリケーションであって、接続された外部メモリから画像データを取得し、画像管理サーバ２００に当該取得した画像の格納場所情報を送信するためのアプリケーションである、画像管理アプリケーションを起動する。

以下、図４に記載の処理の内、クライアントＰＣ１００における処理は、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１が、当該画像管理アプリケーションの機能を用いて実行するものとする。尚、当該画像管理アプリケーションには、予め、ユーザを一意に識別するためのＩＤであるユーザＩＤが設定されているものとする。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、外部メモリより画像データを取得し（ステップＳ４０２）、当該画像データに対応するサムネイル画像データを生成して（ステップＳ４０３）初期格納場所に格納する。ここでいう初期格納場所とは、前記画像管理アプリケーションで取得した画像データを格納するためのフォルダ（外部メモリ上の特定の記憶領域）のことである。初期格納場所は、当該画像管理アプリケーションにおいて、予め設定されているものとする。

尚、サムネイル画像データを生成する際、当該サムネイル画像データに対し、サムネイルＩＤを付与するものとする。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、当該初期格納場所から移動させる画像データの選択を受け付ける画像データの選択画面を表示画面に表示する（ステップＳ４０４）。当該画像データの選択画面とは、例えば、図１１の画像データ選択受付画面１１００のような画面である。

ここで図１１を参照して、本発明に実施形態における、画像データ選択受付画面の構成の一例について説明する。図１１は、本発明に実施形態における、画像データ選択受付画面の構成の一例を示す図である。

図１１に示すように、画像データ選択受付画面１１００は、送信元フォルダ表示部１１０１、送信元フォルダ格納画像データ１１０２、チェックボックス１１０３、「Ｖｉｅｗ」ボタン１１０４、「決定」ボタン１１０５等から構成されている。

送信元フォルダ表示部１１０１は、前記初期格納場所の、クライアントＰＣ１００内の外部メモリ２１１内の場所を示す情報を表示する表示部である。送信元フォルダ格納画像データ１１０２は、前記初期格納場所に格納されたオリジナル画像データ（オリジナルコンテンツ）に対応したサムネイル画像データである。

ここでいうオリジナル画像データとは、前記サムネイル画像データの生成元の画像を指す。サムネイル画像データはオリジナル画像データを特定するためのコンテンツ特定情報の１つである。

送信元フォルダ格納画像データ１１０２の表示される表示領域には、既に画像管理サーバ２００に送信済みの画像データは表示しない。各画像データが画像管理サーバ２００に送信済か否かの情報は、各画像データのＩＤと共に、前記画像管理アプリケーションが記憶管理しているものとする（例えば、履歴情報データテーブル６００の情報を、クライアントＰＣ１００の外部メモリにも記憶しておく）。

また、前記初期格納場所内の全ての画像データを表示し、画像の外枠に色を付する等して、既に画像管理サーバ２００に送信済みの画像データと、未送信のデータとを識別可能に表示するように制御してもよい。

チェックボックス１１０３は、ユーザから、画像データの選択指示を受け付けるためのチェックボックスである。選択指示を受け付けることで、チェックボックス内のチェックの状態を切り替える。チェック有り＝選択中であって、チェック無し＝未選択の状態である。

「Ｖｉｅｗ」ボタン１００４は、前記送信元フォルダ格納画像データ１１０２を拡大表示して、画像の詳細をユーザに確認させるためのボタンである。「決定」ボタン１１０５は、画像の選択を完了するためのボタンである。以上が図１０の、画像データ選択受付画面１１００の構成の一例についての説明である。

図４の説明に戻る。クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、画像データの円卓指示を受け付け（ステップＳ４０５）、図１１における「決定」ボタン１１０５の押下を受け付けることで、当該選択された（選択が完了した）画像データのサムネイル画像ＩＤ、撮影日時情報（生成日時情報）を画像管理サーバ２００に送信する（ステップＳ４０６）。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該サムネイル画像ＩＤ、撮影日時情報を受信し（生成日時情報取得手段）、各画像データに対応する属性情報（対応予定情報）を特定する（ステップＳ４０７／属性情報取得手段）。当該属性情報とは、例えば、画像データの撮影日時と重なる日時に、前述したカレンダーに登録されているスケジュール（予定）の情報である。また、画像データに付与されたコメントの情報である。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、外部メモリ２１１に記憶されたカレンダー情報を参照して、受信した全てのサムネイルＩＤ（画像データ）に対応する属性情報を特定した後、当該属性情報を１種類取得する（ステップＳ４０８）。

履歴情報データテーブル６００の属性情報６０９を参照して、ステップＳ４０８で取得した属性情報と同じ種類の属性情報に対応する画像データが格納される傾向のある格納場所、例えば、当該同じ種類の属性に対応する画像データが最も多く格納されている格納場所を、お勧めの格納場所（推奨格納場所）として特定する（ステップＳ４０９／推奨格納場所情報特定手段（特定手段））。

推奨格納場所情報は、例えば、履歴情報データテーブルの送信先格納場所６０７の情報に基づいて特定する。例えば、「運動会」という属性情報６０９を備える履歴情報が５つあり、当該履歴情報の送信先格納場所６０７の内３つが格納先Ａを示し、１つが格納先Ｂを示し、１つが格納先Ｃを示す場合、属性情報「運動会」に対応する画像データの推奨格納場所は、格納先Ａであると特定される。

尚、当該推奨格納場所の特定処理は、履歴情報データテーブル６００の履歴情報の、各画像データの最新の履歴情報を用いて行うものとする。つまり、例えば、９月１８日に画像ａが格納場所Ｃから格納場所Ｂに送信された履歴と、９月１９日に、画像ａが格納場所Ｂから格納場所Ａに送信された履歴と、が存在する場合、９月１９日の履歴情報を利用して推奨格納場所の特定処理を行う。

尚、上述した手順で当該推奨格納場所が特定できなかった場合、つまり、例えば、属性情報を持つ画像データが、いずれの格納場所にも格納、記憶されていない場合、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、予め設定された所定の格納場所の情報を、推奨格納場所情報として特定する。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ４０７で特定した全ての属性情報の種類について、ステップＳ４０８、ステップＳ４０９の処理を完了したかを判定し（ステップＳ４１０）、完了していないと判定した場合は（ステップＳ４１０でＮＯ）、処理をステップＳ４０８の前に戻す。完了していると判定した場合は（ステップＳ４１０でＹＥＳ）、処理をステップＳ４０９に移行する。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、属性情報の種類毎の推奨格納場所情報を、各画像データと対応付けてクライアントＰＣ１００に送信する（ステップＳ４１１）。つまり、例えば、図１２の属性毎転送画面１２００をクライアントＰＣ１００の表示画面に表示させるべく、属性情報の種類毎の推奨格納場所情報を、クライアントＰＣ１００に送信する（表示制御手段）。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、当該推奨格納場所情報を受信し（ステップＳ４１２）、ステップＳ４０５にて、画像データ選択受付画面１１００で選択された各画像データを、属性毎に（予定情報毎に）、推奨格納場所に送信・格納するための画面を表示画面に表示する（ステップＳ４１３／表示手段）当該画面は、例えば、図１２の属性毎転送画面１２００である。

ここで図１２を参照して、本発明に実施形態における、属性毎転送画面の構成の一例について説明する。図１２は、本発明に実施形態における、属性毎転送画面の構成の一例を示す図である。

図１２に示す通り、属性毎転送画面１２００は、属性毎画像表示部１２０１、サムネイル１２０２、チェックボックス１２０３、転送先表示部１２０４、「送信」ボタン１２０５、「詳細表示」ボタン１２０６、「キャンセル」ボタン１２０７、「一括送信」ボタン１２０８、「終了」ボタン１２０９等から構成されている。

属性毎画像表示部１２０１は、各画像データ（サムネイル）を属性毎（予定情報毎）に分けて表示する表示部である。

サムネイル１２０２は、図４のステップＳ４０５で選択指示を受け付けた画像データ（サムネイル）である。チェックボックス１２０３は、送信先に送信する当該サムネイルに対応するオリジナル画像データの選択を受け付ける選択受付部である。

転送先表示部１２０４は、画像管理サーバ２００より受信した推奨送信先を表示する表示部であって、「送信」ボタン１２０５の押下指示を受け付けた場合に、選択済の画像データが送信される送信先である。
転送先表示部１２０４は、１つの属性情報に対する推奨格納場所が２つ以上ある場合、プルダウンで、当該推奨格納場所を選択可能にする。

「詳細表示」ボタン１２０６は、「詳細表示」ボタンが押下される直前に選択された画像（サムネイル）の拡大画像を表示するためのボタンである。「キャンセル」ボタン１２０７は、当該「キャンセル」ボタン１２０７が配置された、属性毎画像表示部１２０１の表示を終了し、当該属性毎画像表示部１２０１に表示された画像データの送信先への送信をキャンセルするためのボタンである。

「一括送信」ボタン１２０８は、属性毎転送画面１２００に表示されている全ての属性の画像データを、一括で、所定の送信先に送信すべく、表示画面を図１３の画像転送画面１３００のような画面に遷移させるための画面である。画像転送画面１３００の詳細については、図１３の説明にて後述する。「終了」ボタン１２０９は、属性毎転送画面１２００を終了するためのボタンである。

属性毎転送画面１２５０は、属性毎転送画面１２００において、「送信」ボタン１２０５が押下され、当該押下指示に応じて、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１が、画像データを送信先に送信し、当該送信処理が完了した後の画面の様子を示す。

属性毎画像表示部１２５１は、送信先に送信済の画像データを属性毎に表示する表示部である。尚、図１２において、属性毎転送画面１２５０は、属性毎転送画面１２００の「運動会」の属性の属性毎画像表示部１２０１における「送信」ボタン１２０５が押下され、当該送信処理が完了した場合に表示される画面の様子を表している。以上が図１２の、本発明に実施形態における、属性毎転送画面の構成の一例についての説明である。

図４の説明に戻る。クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、属性毎の送信指示を受け付けたか否かを判定する（ステップＳ４１４）。つまり、図１２の「送信」ボタン１２０５が押下されたか否かを判定する。

属性毎の送信指示を受け付けたと判定した場合（ステップＳ４１４でＹＥＳ）、送信対象の画像データ、及び、当該画像データの格納場所情報（オリジナル画像データが記憶されている場所の情報、及び、画像データを格納する先の情報）を画像管理サーバに送信する（ステップＳ４１５）．尚、例えば、当該送信先がクライアントＰＣ１００の外部メモリであった場合、乃至、クライアントＰＣ１００を介して画像データを記憶する記憶媒体（ＵＳＢメモリカード、ＳＤメモリカード、ＤＶＤ等）の場合、画像管理サーバに、サムネイル画像データ、格納場所情報を送信するものとする。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該画像データと、格納場所情報を受信し（ステップＳ４１６）、当該格納場所情報に応じて、画像データを送信先（ここでは外部サーバ３００）に画像データを格納させるべく送信する（ステップＳ４１７／記憶制御手段）。この際、当該格納場所情報に含まれる、外部サーバ３００内における格納場所の情報を共に送信する。

外部サーバ３００のＣＰＵ２０１は、当該画像データを受信して（ステップＳ４１８）、当該画像データを、画像管理サーバ２００に指定された格納場所に格納する（ステップＳ４１９）。

一方、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該画像データを送信した送信先に送信した後、履歴情報データテーブル６００に、当該画像データに対応する新たな履歴情報を追加し（ステップＳ４２０／格納場所情報記憶手段）、当該履歴情報データテーブルへの履歴情報の追加が完了した旨の情報をクライアントＰＣ１００に送信する（ステップＳ４２１）。

尚、ステップＳ４１６で受信した格納場所情報が画像管理サーバ２００の記憶領域を示す場合、当該画像データは当該画像管理サーバ２００の記憶領域に記憶される。また、当該画像管理サーバ２００の記憶領域の情報を、履歴情報データテーブル６００に追加するものとする。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、当該履歴情報の追加完了の通知を受信し（ステップＳ４２２）、ステップＳ４０５で選択指示を受け付けた全ての画像データが送信先（格納場所）に送信済（格納済）か否かを判定する（ステップＳ４２７）。

尚、送信がキャンセルされた画像データ、つまり、図１２の「キャンセル」ボタン１２０７が押下されたことにより、格納場所への格納処理の対象から除外された画像データは、当該ステップＳ４２７の判定の対象から除外されるものとする。

全ての画像データが送信先に送信済であると判定した場合（ステップＳ４２７でＹＥＳ）、処理を終了し、属性毎転送画面１２００、乃至、属性毎転送画面１２５０を終了する。全ての画像データが送信先に送信済でないと判定した場合（ステップＳ４２７でＮＯ）、処理をステップＳ４１３に戻す。

ステップＳ４１３において、送信済の画像データの属性毎画像データ表示部の表示については、表示を変更し、例えば、図１２の属性毎転送画面１２５０のような画面を表示する。属性毎転送画面１２５０は、属性＝「運動会」の画像データを送信先に送信済であることを示している。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ４１４において、属性毎の送信指示を受け付けていないと判定した場合（ステップＳ４１４でＮＯ）、画像データの一括転送の指示を受け付けたか否かを判定する（ステップＳ４２３）。つまり、図１２の「一括送信」ボタン１２０８の押下を受け付けたか否かを判定する。

画像データの一括転送の指示を受け付けていないと判定した場合（ステップＳ４２３でＮＯ）、ここでは、終了指示を受け付けたものとして（例えば、「終了」ボタン１２０９の押下指示を受け付けたものとして）、当該処理を終了する。
画像データの一括転送の指示を受け付けたと判定した場合（ステップＳ４２３でＹＥＳ）、表示画面に画像転送画面１３００のような画面を表示する。

ここで図１３を参照して、本発明に実施形態における、画像転送画面の構成の一例について説明する。図１３は、本発明に実施形態における、画像転送画面の構成の一例を示す図である。

図１３に示す通り、画像転送画面１３００は、転送先選択受付部１３０１、「キャンセル」ボタン１３０２、「送信」ボタン１３０３等から構成されている。転送先選択受付部１３０１は、プルダウンで表示される転送先（画像データの送信先）の中から、送信先の選択指示を受け付ける選択受付部である。

尚、転送先選択受付部１３０１にて、画像データの格納場所のＵＲＬ情報が直接入力された場合、当該ＵＲＬ情報の示す場所を転送先とする。また、転送先選択受付部１３０１にプルダウンで表示される転送先候補のデータ（図９の転送先識別情報テーブル９００）は、画像管理サーバ２００の外部メモリ２１１に、ユーザ毎に記憶されているものとする。

ここで図９を参照して、本発明の実施形態における、転送先識別情報テーブルの構成の一例について説明する。図９は、本発明の実施形態における、転送先識別情報テーブルの構成の一例を示す図である。

当該転送先識別情報テーブル９００に記憶される情報は、クライアントＰＣ１００の表示画面に表示される不図示の転送先登録画面において、ユーザの指示に応じて入力された入力内容が、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１によって、画像管理サーバ２００に送信されることにより生成され、画像管理サーバ２００の外部メモリに記憶されるものとする。

ユーザＩＤ９０１は、当該転送先識別情報に対応するユーザのＩＤであって、画像管理サーバへのログインに用いるＩＤと同一のＩＤである。転送先９０２は、転送先の名称である。前述した図１３の転送先選択受付部のプルダウンリストには、当該転送先９０２の情報が表示される。

転送先識別情報９０３は、転送先の装置に識別情報である。例えば、Ｍａｃアドレス、ＩＰアドレスや、メモリカードの個体識別用のＩＤである。転送先識別情報９０３は、当該転送先識別情報９０３により識別・特定される装置・媒体中の、画像データの格納場所のＵＲＬ情報を示す。以上が図９の、本発明の実施形態における、転送先識別情報テーブルの構成の一例についての説明である。

図１３の説明に戻る。「キャンセル」ボタン１３０２は、画像転送画面１３００を終了し、表示画面の表示を、属性毎転送画面１２００に戻すためのボタンである。

「送信」ボタン１３０３は、転送先選択受付部１３０１で選択、又は入力を受け付けた転送先に画像データを転送するためのボタンである。以上が図１３の、本発明に実施形態における、画像転送画面の構成の一例についての説明である。

図４の説明に戻る。クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ４２５で、画像転送画面１３００において、画像転送先（送信先）の入力又は選択指示を受け付け（ステップＳ４２５）、当該転送先に対する画像データの転送・送信指示を受け付けたか否かを判定する（ステップＳ４２６）。

画像データの送信指示を受け付けたと判定した場合（ステップＳ４２６でＹＥＳ）、処理をステップＳ４１５に戻す。つまり、送信対象の画像データの送信先を、ステップＳ４２５で選択を受け付けた送信先に設定し、格納場所情報に含めて、画像データと共に画像管理サーバ２００に送信する（ステップＳ４１５）。

画像データの送信指示を受け付けていないと判定した場合（ステップＳ４２６でＮＯ）、例えば、「キャンセル」ボタン１３０２の押下指示を受け付けた場合、処理をステップＳ４１３に戻す。以上が図４の、本発明の実施形態における、画像データ格納時処理の流れについての説明である。

以上が、画像データをユーザが手動で送信先に送信する場合に、当該送信処理の前に、前述した推奨格納場所の情報をユーザに通知する処理の説明である。次に、ユーザが画像データを送信するための手動処理を行わずとも、カレンダーに登録されたスケジュール情報を用いて、当該ユーザに対して、推奨格納場所の情報を通知するための処理について説明する。

図５を参照して、本発明の実施形態における、画像データ格納場所の事前通知処理の流れについて説明する。図５は、本発明の実施形態における、画像データ格納場所の事前通知処理の流れを示すフローチャートである。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、現在時刻の情報を、画像管理サーバの内部時計（不図示）から取得し（ステップＳ５０１）、当該取得した時刻から一定時間内に開始される、カレンダーに登録されたスケジュール情報を特定して、１つ取得する（ステップＳ５０２／第１の予定情報特定手段）。また、取得したスケジュール情報に対応するユーザ情報（ユーザＩＤ等）も共に取得する。

ここでいう、カレンダーに登録されたスケジュール情報とは、図７のスケジュール情報データテーブル７００のような情報であり、当該スケジュールは、図１４に示すカレンダー表示画面１４００のような画面で登録される。

ここで、図１６を参照して、本発明の実施形態における、スケジュール登録処理の流れについて説明する。図１６は、本発明の実施形態における、スケジュール登録処理の流れを示すフローチャートである。

画像管理サーバ２００の記憶、管理するカレンダーに対するスケジュールの登録処理は、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１がブラウザアプリケーションを起動し、インターネット上で画像管理サーバ２００が提供するウェブページにアクセスして、ユーザからのスケジュール入力指示に応じて、スケジュールの情報を画像管理サーバ２００の外部メモリに記憶することで実現される。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、ブラウザアプリケーションを立ち上げて、画像管理サーバ２００の提供するウェブページにアクセスし、図１０に示すようなログイン画面１０００を表示画面に表示する。

当該ログイン画面１０００のユーザＩＤ入力受付部１００１、パスワード入力受付部１００２に対する、ユーザＩＤ、パスワードの入力を受け付け、「ＯＫ」ボタン１００３の押下指示を受け付けることで、画像管理サーバ２００へのログイン要求を画像管理サーバ２００に送信する（ステップＳ１６０１）

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ログインを受け付け（ステップＳ１６０２）、当該ユーザＩＤに対応するスケジュール情報データテーブル７００（図７）、画像・カレンダー紐付けデータ８００（図８）の情報に基づいて、カレンダー表示画面１４００（図１４）の画面情報を生成し、クライアントＰＣ１００に送信する（ステップＳ１６０３）。

ここで図７、図８、図１４を参照して、図７の、本発明の実施形態における、スケジュール情報データテーブル等の構成の一例と、図８の、本発明に実施形態における、画像データ・カレンダー紐付けデータの構成の一例と、図１４の、本発明の実施形態における、転送先識別情報テーブルの構成の一例と、について説明する。

図１４は、本発明に実施形態における、カレンダー表示画面の構成の一例を示す図である。

図１４に示す通り、カレンダー表示画面１４００は、「ログアウト」ボタン１４０１、カレンダー表示部１４０２、サムネイル表示部１４０３、日付表示部１４０４、「詳細」ボタン１４０５、スケジュール１４０６等から構成されている。

「ログアウト」ボタン１４０１は、当該カレンダー表示画面１４００の表示を終了し、前述した図１０のログイン画面１０００や、当該ログイン画面１０００が表示画面に表示される以前に表示されていた表示画面に画面を遷移させるためのボタンである。

カレンダー表示部１４０２は、図１６のステップＳ１６０２で受信したユーザ情報（ユーザＩＤ）に応じたスケジュール情報を含むカレンダー情報を表示する表示部である。

サムネイル表示部１４０３は、ユーザＩＤに対応付けて、画像管理サーバ２００の外部メモリに記憶されているサムネイル画像データ（図４のステップＳ４１６で受信したサムネイル）メインとなるメインサムネイル画像データを表示する表示部である。

ここでいうメインサムネイル画像データとは、図８に示す、画像データ・カレンダー紐付けデータ８００のメインサムネイルＩＤ８０５に設定されたＩＤと同一のサムネイルＩＤ６２１（図６）を有するサムネイル画像データのことである。
ここで図８を参照して、本発明に実施形態における、画像データ・カレンダー紐付けデータの構成の一例について説明する。

画像データ・カレンダー紐付けデータ８００は、カレンダー表示画面１４００のサムネイル表示部１４０３に表示する画像データであって、日付表示部１４０４に表示された日付に撮影されたオリジナル画像データ（に対応するサムネイル画像データ）を特定するためのデータである。当該画像データ・カレンダー紐付けデータ８００は、例えば図４のステップＳ４１６で、サムネイル画像データを受信した場合に、当該サムネイル画像データと共に受信した撮影日時情報を用いて生成される。

図８に示すように、画像データ・カレンダー紐付けデータ８００は、ユーザＩＤ８０１、日付８０２、予定８０３、サムネイルＩＤ８０４、メインサムネイルＩＤ８０５等から構成されている。本実施例において、画像データ・カレンダー紐付けデータ８００は、画像管理サーバ２００の外部メモリ２１１等の記憶領域に記憶されているものとする。

ユーザＩＤ８０１は、ユーザを一意に識別するためのユーザＩＤである。日付８０２は、カレンダーに設定された日付であって、いずれのサムネイル画像データが、カレンダー上のいずれの日付に対応しているかを特定するための情報である。

つまり、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、画像データを外部メモリ２１１等に記憶する場合に、当該記憶する画像データの撮影日時６２４を取得し、当該撮影日時６２４と同一の日付８０２を有するデータ列を特定し、当該データ列に当該画像データのサムネイルＩＤ８２１を挿入して、カレンダー情報と画像データを紐付けるものとする。

予定８０３は、サムネイルＩＤ８０４から特定されるサムネイル画像データが、カレンダーの各日付に設定されたいずれの予定情報と紐付いているかを特定するための情報である。サムネイルＩＤ８０４は、サムネイル画像データ６２０を一意に識別するための識別情報であり、いずれのサムネイル画像データ６２０がカレンダー表示画面１４００上の日付表示部１４０４に表示される、いずれの日付（日付８０２）に対応するかを特定するために利用される。

メインサムネイルＩＤ８０５は、前記カレンダーの各日付に対応したサムネイル画像データの内、カレンダー表示画面１４００のサムネイル表示部１４０３に表示されるメインサムネイル画像データを特定するための情報である。例えば、当該日付８０２に対応する画像データを名称順にソートした場合の、先頭のサムネイル画像である。以上が図８の、本発明に実施形態における、画像データ・カレンダー紐付けデータの構成の一例についての説明である。

図１４の説明に戻る。日付表示部１４０４は、カレンダー内の日付を表示する表示部である。例えば、当該日付表示部１４０４に表示された日付の押下を受け付けることで、当該日付に撮影された、メインサムネイル画像データ以外の画像データを含む、画像データの一覧を表示することも可能である。

また、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、サムネイル表示部１４０３に表示されたサムネイル画像データの押下指示を受け付けることで、当該押下指示の対象となったサムネイル画像データを拡大表示するものとする。

「詳細」ボタン１４０５は、当該カレンダー表示画面に表示中の月日に撮影されたオリジナル画像データに対応したサムネイル画像データと、前記オリジナル画像データの格納場所情報を表示画面に表示するためのボタンである。

スケジュール１４０６は、各日付を示す領域に対し、ユーザの指示に応じて入力されたスケジュール情報である。例えば、カレンダーの各日付の示す領域のダブルクリックの指示を受け付けた場合に、図１８に示すスケジュール登録画面を表示し、当該スケジュール入力画面において、スケジュールの入力指示を受け付け、入力完了の指示を受け付けることで、当該スケジュール情報が、スケジュール情報データテーブル７００に登録されて、スケジュール１４０６に示すように、カレンダー表示画面１４００上でスケジュール内容を確認可能に表示する。以上が図１４の、本発明に実施形態における、カレンダー表示画面の構成の一例についての説明である。

ここで図１８を参照して、本発明の実施形態における、スケジュール登録画面の構成の一例について説明する。図１８は、本発明の実施形態における、スケジュール登録画面の構成の一例を示す図である。

スケジュール登録画面１８００は、図１４のカレンダー表示画面１４００において、日付表示部１４０４に表示される日付、当該日付表示部１４０４に表示されている日の領域、乃至、登録済の予定情報に対する指定指示（例えばダブルクリック指示）を受け付けることにより表示画面に表示される、当該指定指示を受け付けた日の予定情報を登録するための画面である。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、日付表示部１４０４に表示される日付の指定指示を受け付けた場合、当該指定を受け付けた日付の情報、乃至、ブラウザで表示されているカレンダー表示画面１４００上の位置の情報を画像管理サーバ２００に送信し、当該画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該指定指示を受け付けた日付に予定情報を登録するためのスケジュール登録画面１８００の情報を生成して、クライアントＰＣ１００に送信する。クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、当該スケジュール登録画面１８００の画面情報を受信して表示画面に表示する。

スケジュール登録画面１８００は、予定名称入力受付部１８０１、場所名称入力受付部１８０２、予定日選択受付部１８０３、予定時間入力受付部１８０４、コメント入力受付部１８０５、「保存」ボタン１８０６、「削除」ボタン１８０７、「キャンセル」ボタン１８０８、外出フラグ設定受付部１８０９、非公開フラグ設定受付部１８１０等から構成される。

予定名称入力受付部１８０１は、予定情報の名称の入力を受け付ける入力受付部である。場所名称入力受付部１８０２は、予定情報の場所（例えば、運動会の開催場所）の入力を受け付ける入力受付部である。

予定日選択受付部１８０３は、当該予定の開始日、及び終了日を、プルダウン表示される日付から選択するための選択受付部である。予定時間入力受付部１８０４は、当該予定の開始時間、終了時間の入力を受け付ける入力受付部である。当該予定日選択受付部１８０３、予定時間入力受付部１８０４に対する、日時の選択、入力が無い場合、当該予定は終日（指定された日の００：００〜２４：００）の予定として登録される。

コメント入力受付部１８０５は、当該予定に対するコメントの入力を受け付ける入力受付部である。「保存」ボタン１８０６は、当該予定をカレンダーに登録するためのボタンである。当該「保存」ボタン１８０６を受け付けることで、後述する図３７の予定情報テーブル３７００に、当該スケジュール登録画面１８００で入力、選択を受け付けた各情報を保存、追加する。

「削除」ボタン１８０７は、登録済の予定情報に対する指定指示を受け付けて当該スケジュール登録画面１８００が捧持されている場合に、当該登録済の予定情報を削除するためのボタンである。「キャンセル」ボタン１８０８は、当該スケジュール登録画面１８００で入力、選択された情報（予定情報）を予定情報テーブル３７００に保存・登録することなく、表示画面をカレンダー表示画面１４００に戻すためのボタンである。

外出フラグ設定受付部１８０９は、当該予定を外出の予定として登録するための設定受付部である。チェックボックスにチェックが入っている場合、当該予定を外出の予定として登録すべく、予定情報テーブルの外出フラグを１に変更する。非公開フラグ設定受付部１８１０は、当該予定を非公開の予定として登録するための設定受付部である。チェックボックスにチェックが入っている場合、当該予定を非公開の予定として登録すべく、予定情報テーブルの非公開フラグを１に変更する。以上が図１８の、本発明の実施形態における、スケジュール登録画面の構成の一例についての説明である。
次に図７を参照して、本発明の実施形態における、スケジュール情報データテーブルの構成の一例について説明する。

図７に示す通り、スケジュール情報データテーブル７００は、ユーザＩＤ７０１、スケジュール７０２、日付７０３、時間７０４、外出フラグ７０５、非公開フラグ７０６等から構成されている。当該スケジュール情報データテーブル７００は、カレンダー上でスケジュールが登録、削除された場合に生成、更新され、画像管理サーバ２００の外部メモリに記憶される。

ユーザＩＤ７０１は、当該スケジュール情報に対応するユーザ（当該スケジュール情報データテーブル７００に含まれるスケジュール７０２をカレンダーに登録したユーザ）のユーザＩＤである。

スケジュール７０２は、当該ユーザＩＤでログインしたことにより表示されたカレンダー上で登録されたスケジュールの情報である。日付７０３、時間７０４は、当該スケジュール７０２が登録・設定された対象の日時情報である。

外出フラグ７０５、非公開フラグ７０６は、当該スケジュールが、外出スケジュールか否か、非公開のスケジュールか否かを示すフラグである。以上が図７の、本発明の実施形態における、スケジュール情報データテーブルの構成の一例についての説明である。

図１６の説明に戻る。画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、カレンダー表示画面情報をクライアントＰＣ１００に送信し（ステップＳ１６０３）、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１はこれを受信して（ステップＳ１６０４）、カレンダー表示画面１４００を表示画面に表示する（ステップＳ１６０５）。

クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、スケジュールの登録指示を受け付けたか否か判定し（ステップＹＥＳ）、当該スケジュールの登録内容の情報（スケジュール情報）を画像管理サーバ２００に送信する（ステップＳ１６０７／予定情報送信手段）。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該スケジュール情報を受信して（ステップＳ１６０８）、スケジュール情報データテーブル７００に記憶し（ステップＳ１６０９／予定情報受付手段）、処理をステップＳ１６０３の前に戻して、ステップＳ１６０９で記憶したスケジュール情報を含むカレンダー表示画面の情報を生成し、クライアントＰＣ１００に送信する（ステップＳ１６０３）。

スケジュールの登録指示を受け付けていないと判定した場合（ステップＳ１６０６でＮＯ）、カレンダー表示画面１４００の終了指示を受け付けたか否か判定し（ステップＳ１６１０）、終了指示を受け付けていないと判定した場合（ステップＳ１６１０でＮＯ）、処理をステップＳ１６０６の前に戻し、終了指示を受け付けたと判定した場合（ステップＳ１６１０でＹＥＳ）、処理を終了する。以上が図１６の、本発明の実施形態における、スケジュール登録処理の流れについての説明である。

図５の説明に戻る。画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ５０２で取得したスケジュール情報を前述した、画像データの属性情報として特定し（ステップＳ５０３／対応予定情報）、当該属性情報に対応する画像データの格納場所の情報を、履歴情報データテーブル６００の送信先格納場所６０７、属性情報６０９を参照して取得する（ステップＳ５０４）。
尚、当該推奨格納場所は、履歴情報データテーブル６００の履歴情報の、各画像データの最新の履歴情報からのみ取得されるものとする。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ５０３で特定した属性情報と同じ属性情報を持つ画像データが、最も多く記憶、格納されている格納場所情報を、当該属性に対応する推奨格納場所情報として特定する（ステップＳ５０５／推奨格納場所情報特定手段（特定手段））。つまり、例えば、ステップＳ５０２で特定した予定情報の示す時間帯に撮影されるであろう画像データの推奨格納場所を特定する。

その後、ステップＳ５０１で取得した時刻から一定時間内に開始される、カレンダーに登録されたスケジュール情報の全てに対し、ステップＳ５０２〜ステップＳ５０５の処理を実行したか否か判定し（ステップＳ５０６）、実行していないと判定した場合には（ステップＳ５０６でＮＯ）、処理をステップＳ５０２の前に戻し、実行済であると判定した場合には（ステップＳ５０６でＹＥＳ）、処理をステップＳ５０７に移行する。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ５０５で特定した推奨格納場所情報をアップロードするために用いるＵＲＬであって、後述するステップＳ５１０にて携帯端末４００（クライアント端末）に送信する通知メールに挿入する一時ＵＲＬを発行する（ステップＳ５０７）。

当該ＵＲＬはステップＳ５０５で特定された推奨格納先に画像データをアップロードするためのＵＲＬである。当該ＵＲＬの直接のリンク先は画像管理サーバ２００であり、当該ＵＲＬにアクセスすることで表示画面に表示される画像データの送信画面（図１７の送信画面１７００のような画面）を介して、画像データの選択、アップロードがされた場合、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該アップロードされた画像データを、ステップＳ５０５で特定された推奨格納先に転送する処理を実行する。

また、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該ＵＲＬを、ステップＳ５０２で取得したスケジュールの開始時間が経過することで有効になるよう設定する。つまり、例えば、「運動会」が開始されるまで、ユーザは当該ＵＲＬを用いて、推奨格納先に画像データをアップロードすることが出来ない。こうすることで、「運動会」に関連しない画像データの前記推奨格納先へのアップロードを防止し、各格納場所における、画像データの分類（属性）の統一を図ることが出来る。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該ＵＲＬを挿入した通知メールを生成する（ステップＳ５０８）。そして、ステップＳ５０５で特定した推奨格納場所情報を含む、当該電子メールを携帯端末４００に送信する（ステップＳ５０９）。当該送信処理は、画像管理サーバ２００の外部メモリに、ユーザＩＤと対応付けて予め記憶されているメールアドレスの情報を用いて、当該メールアドレスを宛先とした、図１５に示すようなメールを作成して送信することにより実現する（ＵＲＬ通知手段）。

尚、１ユーザに対して、複数の推奨格納場所情報が特定された場合、当該複数の推奨格納場所情報を纏めて記載した電子メールを生成して、当該ユーザのメールアドレスを宛先に設定して送信するものとする。

携帯端末４００のＣＰＵ２０１は、当該推奨格納場所情報の記載された電子メールを受信し（ステップＳ５１０）、表示画面に表示する（ステップＳ５１１／表示手段）。以上が図５の、本発明の実施形態における、画像データ格納場所の事前通知処理の流れについての説明である。

ここで図１５を参照して、本発明に実施形態における、格納場所事前通知画面（電子メール本文）の構成の一例をについて説明する。図１５は、本発明に実施形態における、格納場所事前通知画面の構成の一例を示す図である。

格納場所事前通知画面１５００は、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が生成し、ステップＳ５０７で携帯端末４００に送信した電子メールを表示した画面である。
図１５に示す通り、格納場所事前通知画面１５００は、件名１５０１、通知文１５０２、画像アップロード用ＵＲＬ１５０３等から構成されている。

件名１５０１には、ステップＳ５０３で特定された属性情報が含まれる。ここでは属性情報＝「運動会」が含まれている。属性情報が複数特定された場合、当該件名１５０１には、当該複数の属性情報が挿入される。

通知文１５０２は、推奨格納場所情報であって、当該推奨格納場所を通知するメール本文である。当該メールの本文のデータは、矩形で囲んだユーザ名（ここでは、ＡＡＡ）、推奨格納場所情報（ここでは、ストレージサービスＹＹＹ）と、ＵＲＬ（ここでは、ｈｔｔｐ：／／ｕｓＡＸ１２３／ｓｅｒｖ２００＿ｔｏ＿ｓｔｒＹＹＹ）以外はテンプレートとして画像管理サーバ２００の外部メモリに記憶されている。

矩形で囲んだユーザ名、推奨格納場所情報は、ステップＳ５０２で取得したユーザ情報から特定される、画像管理サーバ２００の外部メモリに予め記憶されているユーザ名、及び、ステップＳ５０５で特定された推奨格納場所の名称が挿入される。

画像アップロード用ＵＲＬ１５０３は、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が、図５のステップＳ５０７で発行し、ステップＳ５０８で当該電子メールに挿入したＵＲＬである。以上が図１５の、本発明に実施形態における、格納場所事前通知画面の構成の一例についての説明である。

携帯端末４００のＣＰＵ２０１は、当該ＵＲＬの選択指示を受け付けた場合、ブラウザアプリケーションを起動し、インターネット回線を介して画像管理サーバ２００にアクセスし、図１７の送信画面１７００の要求をする。

当該要求を受けた画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、送信画面１７００を携帯端末４００に返信し、携帯端末４００のＣＰＵ２０１は、当該送信画面１７００を表示画面に表示する。

図１７の送信画面１７００、及び図１７から遷移する画面である送信画像選択画面１７５０は、画像データを、画像管理サーバ２００を介して、推奨格納場所に送信するための画面である。

送信画面１７００は、「画像選択」ボタン１７０１、選択中画像表示領域１７０２、「送信」ボタン１７０３等から構成されている。送信画像選択画面１７５０は、参照フォルダ１７５１、参照フォルダ内画像表示部１７５２、サムネイル１７５３、チェックボックス１７５４、選択中画像名称表示部１７５５、「決定」ボタン１７５６等から構成されている。

「画像選択」ボタン１７０１は、携帯端末４００の外部メモリ内に構成されている内部フォルダから、推奨格納場所にアップロードするための画像データを選択するための送信画像選択画面１７５０に画面を遷移させるためのボタンである。

参照フォルダ１７５１は、アップロード対象の画像データが格納されたフォルダを参照すべく指定を受け付ける指定受付部である。参照フォルダ内画像表示部１７５２は、参照フォルダ１７５１内に保存されている画像データを表示する表示部である。

サムネイル１７５３は、フォルダ１７５１内に保存されているオリジナル画像データのサムネイルである。チェックボックス１７５４は、当該サムネイル１７５３の選択を受け付け、当該選択の状態を示す。選択されているサムネイルのチェックボックスにはチェックが挿入される。

選択中画像名称表示部１７５５は、チェックボックスにチェックが挿入されている画像データの名称を表示する表示部である。「決定」ボタン１７５６は、当該選択中の画像データを、推奨格納場所に送信する画像として決定するためのボタンである。「決定」ボタン１７５６が押下された場合、表示画面を送信画面１７００に遷移させる。

選択中画像表示領域１７０２は、前記「決定」ボタン１７５６が押下された際に、送信画像選択画面１７５０で選択されていた画像（推奨格納場所への送信対象の画像）が表示される表示部である。

「送信」ボタン１７０３は、選択中画像表示領域１７０２に表示される、推奨格納場所への送信対象の画像を、送信先（例えば、図５のＳ５０５で特定された格納場所）に送信するためのボタンである。当該「送信」ボタン１７０３が押下された場合、選択中の画像データは一度画像管理サーバ２００に送信され、当該画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該画像データと、当該画像データを取得して（コンテンツデータ取得手段）、当該画像データを当該ＵＲＬに対応する推奨格納場所に送信する。以上が図１７の、本発明の実施形態における画像送信画面の構成の一例についての説明である。

尚、ここではステップＳ５０２で一定時間後までの（現在時刻から所定の時間内に開始される）予定情報を取得し、ステップＳ５０９で、当該取得した予定情報に対応するコンテンツデータ（画像データ）の推奨格納場所情報を、当該予定情報の示す予定の開始前に通知するものとしたが、例えば、当該通知を、当該予定情報の終了後に行うようにしてもよい。

例えば、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、現在時刻を取得して（ステップＳ５０１）、当該現在時刻から遡って、所定の時間内に終了したスケジュール（予定情報）を取得し（ステップＳ５０２／第２の予定情報特定手段）、当該予定情報を画像データの属性情報として特定する（ステップＳ５０３）。

そして、当該属性情報に対応する画像データの格納場所の情報を、履歴情報データテーブル６００の送信先格納場所６０７、属性情報６０９を参照して取得する（ステップＳ５０４）。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ５０３で特定した属性情報と同じ属性情報を持つ画像データが、最も多く記憶、格納されている格納場所情報を、当該属性に対応する推奨格納先情報として特定する（ステップＳ５０５）。

その後、ステップＳ５０１で取得した現在時刻から、遡って一定時間内に終了した、カレンダーに登録されたスケジュール情報の全てに対し、ステップＳ５０２〜ステップＳ５０５の処理を実行したか否か判定し（ステップＳ５０６）、実行していないと判定した場合には（ステップＳ５０６でＮＯ）、処理をステップＳ５０２の前に戻し、実行済であると判定した場合には（ステップＳ５０６でＹＥＳ）、処理をステップＳ５０７に移行する。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ５０５で特定した推奨格納場所情報をアップロードするために用いるＵＲＬであって、後述するステップＳ５１０にて携帯端末４００に送信する通知メールに挿入する一時ＵＲＬを発行する（ステップＳ５０７）。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、当該ＵＲＬを挿入した通知メールを生成する（ステップＳ５０８）。そして、ステップＳ５０５で特定した推奨格納場所情報を含む、当該電子メールを携帯端末４００に送信する（ステップＳ５０９）。つまり、予定情報の示す予定の終了後、所定時間内に当該通知を実施する

上述したように、所定の時間内に終了した予定情報を取得し、当該予定情報に対応するコンテンツデータ（例えば、当該予定情報の示す時間帯に撮像された画像データ）を、前記推奨格納場所に格納するための案内を、事後通知（予定終了後に通知）することで、ユーザは取得済のコンテンツデータの格納場所を容易に確認することが出来る。

また、上述した実施形態の説明においては、コンテンツ（例えば画像データ）の格納履歴の情報のうち、コンテンツデータ（例えば画像データ）に対応する予定（スケジュール）の情報を用いて、推奨格納先を特定して通知するものとしたが、本発明は、コンテンツデータの格納履歴の情報を用いて、推奨格納先を特定するものであるため、当該推奨格納先の特定基準は、コンテンツデータに対応するスケジュールに限られるものではない。

例えば、当該コンテンツの取得（例えば画像の撮影）に用いられたデバイスの情報（端末情報）を用いて、当該コンテンツの推奨格納先を特定して通知するようにしてもよい。

例えば、どのカメラで撮影した画像が、どの格納先に多く保存されているかを特定して、同じカメラで撮影された画像が多く保存されている格納先を、推奨格納先としてユーザに通知するようにしてもよい。

これにより、ユーザに、コンテンツデータに対応するデバイスに応じて、推奨格納先を通知することができる。

以下、当該デバイスの情報を用いた、コンテンツの推奨格納先を特定して通知する具体的方法について記載する。尚、上述した実施形態の説明と共通する各装置の動作については説明を省略するものとする。

まず、スケジュールと、当該スケジュールにおいて使用するデバイスを対応付けて登録・記憶させる処理を行う。具体的には、上述した、図１８に示すスケジュール登録画面１８００の表示のタイミングに、スケジュール登録画面１８００の代わりに、図１９に示すスケジュール登録画面１９００を表示する。

当該スケジュール登録画面１９００の、使用デバイス入力受付部１９０１において、ユーザ操作により、当該スケジュール登録画面１９００で入力中のスケジュールにおいて使用する予定のデバイスの指定・入力を受け付ける。

例えば、当該使用するデバイス（カメラ・ビデオカメラ・音声レコーダ等）のデバイス識別情報の入力を受け付ける。尚、当該デバイスの識別情報（デバイスＩＤ）は、画像管理サーバ２００の外部メモリに、ユーザＩＤ、デバイス名と対応付けて、予め記憶されているものとする。尚、デバイスＩＤは、デバイスを識別することが出来る情報であればよく、例えば、当該カメラのシリアルナンバーや、機種名の情報でもよい。

尚、既に画像管理サーバ２００に記憶済のデバイスＩＤを、使用デバイス入力受付部１９０１にプルダウン表示し、選択を受け付けることで、当該使用するデバイスのＩＤの入力を受け付けるようにしてもよい。また、デバイスＩＤの代わりにデバイス名をプルダウン表示し、選択させるようにしてもよい。

当該デバイスＩＤの入力を受け付けた状態で「保存」ボタンの押下指示を受け付けた場合、クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１は、ステップＳ１６０７（図１６）において、スケジュール登録画面１９００で入力を受け付けた情報（デバイスＩＤを含む情報）を画像管理サーバに送信する。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１はこれを受信し（Ｓ１６０８）、図２０のスケジュール情報テーブル２０００のような、スケジュール情報の管理テーブルに、受信した新たなスケジュールを追加して記憶する（Ｓ１６０９）。

スケジュール情報テーブル２０００のデバイスＩＤ２００７は、ステップＳ１６０８で受信したスケジュール情報に含まれていたデバイスの識別情報であり、当該スケジュールで使用される予定のデバイスのＩＤである。ユーザＩＤ２００１〜非公開フラグ２００６については、図７の説明で上述したため、ここでは割愛する。

以降、例えば使用予定のデバイスであったカメラで画像データが撮像（生成・取得）された後の処理について説明する。まず、画像データと当該画像データを生成したデバイスＩＤとを対応付けて記憶する方法について説明する。

図４のステップＳ４０２で、クライアントＰＣ１００の画像管理アプリケーションは、画像の取得及び、当該画像の取得元のデバイス（カメラ）の識別情報を取得する。例えば、当該カメラの機種名の情報を取得し、当該機種名に対応付けて当該画像管理アプリケーションがＰＣ１００の外部メモリに記憶管理しているデバイスＩＤを取得する。

画像管理アプリケーションは、例えばステップＳ４０３のタイミングで、ステップＳ４０２で取得したオリジナル画像及び、ステップＳ４０３で生成したサムネイル画像に、当該デバイスＩＤの情報を付与する。

当該デバイスＩＤを付与したオリジナル画像データは、例えば、図２１のオリジナル画像データ２１１０に示す。また、当該デバイスＩＤを付与したサムネイル画像データは、図２１のサムネイル画像データ２１２０に示す（それぞれ、デバイスＩＤ２１１７、デバイスＩＤ２１２７が付与されている）。

また、ステップＳ４１４において画像データの送信指示を受け付けた場合、ステップＳ４１５において、上述した実施形態において送信した情報に加え、デバイスＩＤ２１１７、デバイスＩＤ２１２７の情報を送信する（Ｓ４１４）。

画像管理サーバ２００のＣＵ２０１はこれを受信し（Ｓ４１６／端末情報取得手段）、当該画像データの送信先への送信後、ステップＳ４２０で、格納履歴の情報を、図２１に示す履歴情報データテーブル２１００のような履歴テーブルに記憶する。（履歴情報記憶手段）

この際、送信した画像データに対応する、当該画像データの生成元（取得元）のデバイスＩＤ（例えば、デバイスＩＤ２１１７）を、デバイスＩＤ２１１０に挿入するものとする。つまり、どの格納場所に、どのデバイスで生成されたコンテンツが、どの程度の数、記憶されているかを記憶する。

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、現在時刻から所定時間前までに終了したスケジュール情報を、スケジュール情報データテーブルから定期的に取得し、当該取得したスケジュール情報に対応するデバイスＩＤ２００６を特定する。

そして、履歴情報データテーブル２１００を参照し、特定したデバイスＩＤ２００６と同一のデバイスＩＤ（対応端末情報）をデバイスＩＤ２１１０に有する履歴情報を特定して、当該デバイスＩＤ２１１０と最も多く対応付けられている送信先格納場所２１０７を特定する。（つまり、デバイスＩＤ２１１０の示すデバイスで撮影された画像が最も多く記憶されている格納先を特定する。）

画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１は、取得したスケジュール情報のユーザＩＤ２００１と対応付けて記憶されているメールアドレスを取得して、当該メールアドレス宛に、図２２に示すようなメールを生成して、送信する。

当該メールには、いずれのユーザの、いずれのデバイスで生成されたコンテンツが、いずれの格納場所に最も多く記憶されているかの情報を記載するものとする。図２２の格納場所事前通知画面２２００は、ユーザの携帯端末が当該メールを受信して表示した画面の一例を示す。当該通知のメールには、例えば、図２２に示すように、ユーザＩＤと、終了したスケジュールに対応するデバイスＩＤを挿入するものとする。

また、ステップＳ４０６において、ステップＳ４０２で取得した画像データの生成元（取得元）のデバイスの識別情報を画像管理サーバ２００に送信し、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１がこれを受信して（端末情報取得手段）、当該デバイスの識別情報を画像データの属性情報として扱い、同一の属性情報（デバイスの識別情報）を持つ画像データが記憶されている格納場所（例えば、同一の属性情報を持つ画像データが最も多く記憶されている格納場所）を、推奨格納先として特定して、クライアントＰＣ１００に送信するようにしてもよい。

またクライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１はこれを受信し、属性情報であるデバイス毎にサムネイルを挿入した属性毎転送画面１２００（図１２）であって、それぞれの属性情報と同一の属性情報を持つ画像データが最も多く記憶されている格納場所を、それぞれの転送先表示部１２０４に挿入した属性毎転送画面１２００を表示画面に表示するようにしてもよい。

以上が、デバイスの情報を用いた、コンテンツの推奨格納先を特定して通知する具体的方法についての説明である。

また、上述した実施形態においては、推奨格納場所＝「同一のイベント（予定）の情報を属性情報として有する画像データが、最も多く格納されている」格納先、「同一のデバイスで撮影された画像データが最も多く記憶されている格納先」であるものとしたが、当該推奨格納場所の特定基準はこれに限るものではない。

例えば、同一のイベント（予定）の情報を属性情報として有する画像データの格納数が最も少ない、又は格納されていない格納先や、同一のデバイスで撮影された画像データの格納数が最も少ない、又は格納されていない格納先を、推奨格納先として特定し、通知するようにしてもよい。尚、当該推奨格納先の特定は図５のステップＳ５０５、図４のステップＳ４０９等で履歴情報データテーブル（６００、又は２１００）を参照して行われるものとする。

こうすることで、異なる属性情報（例えば、前述したスケジュールや生成元のデバイスの情報）に対応するコンテンツデータを、まんべんなく、複数の格納場所に格納させるべく、推奨格納先をユーザに通知することができる。

例えば、上述した実施形態の図５のステップＳ５０５において、ステップＳ５０４で特定した格納場所のうち、取得日時６０８が最も新しい送信先格納場所６０７（当該予定情報に対応するコンテンツの格納場所であって、最近にコンテンツデータを格納した格納場所）を、推奨格納先として特定するようにしてもよい（特定手段）。また、上述したように、スケジュール情報に対応するデバイス及び当該デバイスに対応するコンテンツの格納場所を履歴情報データテーブル２１００から特定して、当該特定した履歴のうち、取得日時６０８が最も新しい送信先格納場所６０７（当該デバイスで生成されたコンテンツが最近に記憶された格納場所）を特定して、ユーザに通知するようにしてもよい（特定手段）。

また、例えば、図５のステップＳ５０１〜Ｓ５０４の処理に代えて、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が現在時刻を取得し、ユーザＩＤをランダムに１つ取得して、当該ユーザＩＤに対応するスケジュール情報データテーブル７００に、当該現在時刻より所定時間後までにスケジュールが登録されているか否かを判定し、所定時間後までにスケジュールが登録されている場合に、図９の履歴情報データテーブル６００を参照して、当該ユーザＩＤに対応する、取得日時６０８が最も新しい送信先格納場所６０７（最近にコンテンツデータを格納した格納場所）を、推奨格納先として特定する（ステップＳ５０５／特定手段）ようにしてもよい。つまり、当該ユーザが最近にコンテンツデータ（画像データ等）を保存させた格納先を履歴情報から特定して、ユーザに通知するようにしてもよい。

当該通知のメールには、例えば、ユーザＩＤと、最近にコンテンツデータを保存させた格納先及び、当該格納先が最近に当該コンテンツデータを格納させた先であることを示す情報を挿入するものとする。

これにより、ユーザに、格納先にデータが格納された時間に基づいて、当該通知された格納先（格納場所）に、新たにコンテンツデータを送信・保存させるか否かを判断させることができる。

また、画像管理サーバ２００の履歴情報データテーブル６００において、送信先格納場所に送信した各コンテンツのデータサイズを、それぞれの履歴について記憶・管理しておき、当該データサイズの合計が他の送信先格納場所６０７と比較して、最も少ない格納先を、推奨格納先として特定して（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。当該コンテンツのデータサイズは、送信先格納場所６０７へのコンテンツの送信時に取得するものとする。つまり、当該ユーザのコンテンツデータ量が最も多い格納先を履歴情報から特定して（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。当該通知のメールには、例えば、ユーザＩＤと、データサイズの合計が最も少ない格納先及び、当該格納先のコンテンツデータ格納量が最も少ない旨を示す情報を挿入するものとする。

また、当該データサイズの合計が最も大きい格納先を、推奨格納先として特定して（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。つまり、当該ユーザのコンテンツデータ量が、他の送信先格納場所６０７と比較して最も多い格納先を履歴情報から特定して、ユーザに通知するようにしてもよい。当該通知のメールには、例えば、ユーザＩＤと、データサイズの合計が最も多い格納先及び、当該格納先のコンテンツデータ格納量が最も多い旨を示す情報を挿入するものとする。

これにより、ユーザに、データの格納場所に格納されたデータの容量に基づいて、当該通知された格納先（格納場所）に、新たにコンテンツデータを送信・保存させるか否かを判断させることができる。

また、図６の履歴情報データテーブル６００を参照して、格納されているコンテンツデータの数が最も多い送信先格納場所６０７を推奨格納先として特定し（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。また、格納されているコンテンツデータの数が最も少ない送信先格納場所６０７を推奨格納先として特定し（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。当該通知のメールには、例えば、ユーザＩＤと、保存されたデータ数、または当該保存されたデータ数の大小を示す情報を挿入するものとする。

それぞれの格納先（送信先格納場所６０７）に格納されているコンテンツデータの数は、画像管理サーバ２００のＣＰＵ２０１が、当該履歴情報データテーブル６００の履歴情報のうち、それぞれのオリジナルＩＤ６０２に対応する最新の履歴を取得して、当該最新の履歴の、対応するオリジナルＩＤ６０２の数と送信先格納場所６０７の値を用いて特定する。

これにより、ユーザに、データの格納場所に格納されたデータの数に基づいて、当該通知された格納先（格納場所）に、新たにコンテンツデータを送信・保存させるか否かを判断させることができる。

また、図６の履歴情報データテーブル６００を参照して、コンテンツデータが送信された回数（送信回数／送信されて格納された格納回数）が最も多い送信先格納場所６０７を推奨格納先として特定し（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。また、ンテンツデータが送信された回数が最も少ない送信先格納場所６０７を推奨格納先として特定し（特定手段）、ユーザに通知するようにしてもよい。当該通知のメールには、例えば、ユーザＩＤと、コンテンツデータが送信先に送信された回数、または当該送信された回数が多いか、少ないかを示す情報を挿入するものとする。

当該送信回数は、当該履歴情報データテーブル６００の、送信先格納場所６０７に記憶されている、それぞれの送信先格納場所毎の数である。

これにより、ユーザに、コンテンツデータが送信された回数に基づいて通知された格納先（格納場所）に、新たにコンテンツデータを送信・保存させるか否かを判断させることができる。

また、例えば図４のＳ４０７で、コンテンツのデータ種別を特定して、当該特定したデータ種別を属性情報とし、当該データ種別（静止画データ、動画データ、音声データ等）ごとに、当該データ種別のコンテンツが格納されている格納場所を推奨格納場所として特定してクライアントＰＣ１００に通知するようにしてもよい。当該データ種別は、例えば当該コンテンツデータ自体、又は履歴情報データテーブルに含まれるコンテンツのファイル名の拡張子等を以って特定可能である。クライアントＰＣ１００のＣＰＵ２０１はこれを受信して、データ種別（属性情報）ごとにサムネイルを表示する属性毎転送画面１２００を生成し、データ種別（属性情報）ごとに受信した推奨格納場所を、データ種別（属性情報）ごとに転送先表示部１２０４に表示するようにしてもよい。

また、スケジュール登録画面１９００のような画面で、使用デバイス入力受付部１９０１の代わりに、当該スケジュールで取得・生成するコンテンツデータ（撮影する画像、録音する音声等）のデータ種別の入力受付部を設け、当該データ種別とスケジュールを対応付けて記憶しておき、図５のステップＳ５０３で、ステップＳ５０２で取得したスケジュールに対応するデータ種別の情報を属性情報として取得し、当該データ種別の格納場所の中で、当該データ種別の格納されている数が最も多い格納場所（又は最も少ない、格納されていない等、他の条件で特定される格納場所でもよい）を推奨格納場所として特定し、携帯端末４００に通知するようにしてもよい。

また、ここでは前記推奨格納場所情報の事前通知と事後通知のどちらかを行うものとして説明したが、例えば、事前通知と事後通知の両方を実施するようにしてもよい。

以上、様々な実施形態について説明したが、本発明は、コンテンツの格納履歴の情報に応じて、新たに格納するコンテンツの推奨格納場所をユーザに通知することを目的とするものであり、履歴に含まれるいずれかの情報（予定情報、デバイスの識別情報等）を用いて、新たに格納するコンテンツの推奨格納先を特定し、通知しさえすればよいものとする。

また、図４のＳ４１１の通知処理、又は、図５のＳ５０９の通知処理のいずれか一方を行うものであっても、その両方を行うものであってもよい。

以上説明した通り、本発明によれば、コンテンツの格納履歴の情報に応じて、新たに格納するコンテンツの推奨格納場所をユーザに通知する情報処理装置、情報処理システム、その制御方法及びプログラムを提供することが出来る。

以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。

例えば、クライアントＰＣ１００の処理及び携帯端末４００の処理の全てをクライアントＰＣ１００で行うようにしてもよい。また、クライアントＰＣ１００の処理及び携帯端末４００の処理の全てを携帯端末４００で行うようにしてもよい。

前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。

この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。

また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレーティングシステム）等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

１００ クライアントＰＣ
１０１ ＷＡＮ
１０２ ＤＶＤ
２００ 画像管理サーバ
３００ 外部サーバ
４００ 携帯端末

Claims (25)

1. コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
   前記履歴情報記憶手段により記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定手段と、
   前記特定手段で特定された前記推奨格納場所を通知する通知手段と、
   を備えることを特徴とする情報処理装置。
2. 予定を示す予定情報を記憶する予定情報記憶手段
   を備え、
   前記履歴情報記憶手段は、前記格納場所に格納されているコンテンツデータに対応する予定情報である対応予定情報を含む履歴情報を記憶し、
   前記特定手段は、前記履歴情報に含まれる前記格納場所と前記対応予定情報とを用いて、前記予定情報記憶手段に記憶された予定情報に対応するコンテンツデータを新たに格納する場所である推奨格納場所を特定し、
   前記通知手段は、前記特定手段で、前記履歴情報に含まれる前記格納場所と前記対応予定情報とを用いて特定された前記推奨格納場所を通知することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
3. 前記通知手段は、前記予定情報記憶手段に記憶された前記予定情報の示す予定が開始される前に、前記推奨格納場所を通知することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
4. 現在の日時から所定の時間内に開始される前記予定情報を特定する第１の予定情報特定手段と、
   を備え、
   前記特定手段は、前記第１の予定情報特定手段で特定した予定情報に対応するコンテンツデータを格納する前記推奨格納場所を、前記履歴情報に含まれる前記格納場所と前記対応予定情報とを用いて特定することを特徴とする請求項２又は３に記載の情報処理装置。
5. 前記通知手段は、前記予定情報記憶手段に記憶された前記予定情報の示す予定が終了した後に、前記推奨格納場所を通知することを特徴とする請求項２乃至４のいずれか１項に記載の情報処理装置。
6. 現在の日時から所定の時間内に終了した前記予定情報を特定する第２の予定情報特定手段と、
   を備え、
   前記特定手段は、前記第２の予定情報特定手段で特定した予定情報に対応するコンテンツデータを格納する前記推奨格納場所を特定することを特徴とする請求項２乃至５のいずれか１項に記載の情報処理装置。
7. 格納場所に新たに格納する前記コンテンツデータの生成日時の情報である生成日時情報を取得する生成日時情報取得手段と、
   前記生成日時情報取得手段で取得した前記生成日時情報に対応する前記予定情報を特定する第３の予定情報特定手段と、
   を備え、
   前記特定手段は、前記履歴情報記憶手段に記憶されたコンテンツの前記第３の予定情報特定手段で特定した予定情報に対応するコンテンツデータを格納する前記推奨格納場所を特定することを特徴とする請求項２乃至６のいずれか１項に記載の情報処理装置。
8. 前記特定手段は、前記履歴情報を用いて、前記予定情報記憶手段に記憶した予定情報と同一の前記対応予定情報に対応するコンテンツデータが最も多く格納されている格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項２乃至７のいずれか１項に記載の情報処理装置。
9. 前記特定手段は、前記履歴情報を用いて、前記予定情報記憶手段に記憶した予定情報と同一の前記対応予定情報に対応するコンテンツデータが最近に格納された格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項２乃至８のいずれか１項に記載の情報処理装置。
10. 格納場所に格納する新たなコンテンツデータの生成元の端末情報を取得する端末情報取得手段と、
    を備え、
    前記履歴情報記憶手段は、前記格納場所に格納されているコンテンツデータに対応する端末の情報である対応端末情報を含む履歴情報を記憶し、
    前記特定手段は、前記端末情報取得手段で取得した端末情報と、前記履歴情報に含まれる前記格納場所と前記対応端末情報とを用いて、前記推奨格納場所を特定し、
    前記通知手段は、前記特定手段で、前記端末情報取得手段で取得した端末情報と、前記履歴情報に含まれる前記格納場所と前記対応端末情報とを用いて特定された前記推奨格納場所を通知することを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の情報処理装置。
11. 前記特定手段は、前記履歴情報を用いて、前記端末情報取得手段で取得した端末情報と同一の前記対応端末情報に対応するコンテンツデータが最も多く格納された格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項１０に記載の情報処理装置。
12. 前記特定手段は、前記履歴情報を用いて、前記端末情報取得手段で取得した端末情報と同一の前記対応端末情報に対応するコンテンツデータが最近に格納された格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項１０又は１１に記載の情報処理装置。
13. 前記特定手段は、前記履歴情報を用いて、前記端末情報取得手段で取得した端末情報に対応するコンテンツデータが記憶されていない格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項１０乃至１２のいずれか１項に記載の情報処理装置。
14. 前記履歴情報記憶手段は、前記格納場所に前記コンテンツデータが格納された回数である格納回数の情報を含む履歴情報を記憶し、
    前記特定手段は、前記履歴情報に含まれる前記格納回数を用いて、前記推奨格納場所を特定し、
    前記通知手段は、前記特定手段で、前記履歴情報に含まれる前記格納回数を用いて特定された前記推奨格納場所を通知することを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の情報処理装置。
15. 前記特定手段は、前記履歴情報に含まれる前記格納回数が最も多い格納場所、又は前記格納回数が最も少ない格納場所を前記推奨格納場所として特定し、
    前記通知手段は、前記特定手段で特定された、前記格納回数が最も多い格納場所、又は前記格納回数が最も少ない格納場所を前記推奨格納場所として通知することを特徴とする請求項１４に記載の情報処理装置。
16. 前記特定手段は、前記推奨格納場所を特定できなかった場合、所定の格納場所を前記推奨格納場所として特定し、
    前記通知手段は、前記所定の格納場所を、前記推奨格納場所として通知することを特徴とする請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の情報処理装置。
17. コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶工程と、
    前記履歴情報記憶工程により記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された前記推奨格納場所を通知する通知工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
18. 情報処理装置を、
    コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記履歴情報記憶手段により記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された前記推奨格納場所を通知する通知手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
19. クライアント端末と、情報処理装置とから構成される情報処理システムであって、
    コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記履歴情報記憶手段により記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された前記推奨格納場所を通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された推奨格納場所の情報を含む通知画面を表示画面に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置システム。
20. クライアント端末と、情報処理装置とから構成される情報処理システムの制御方法であって、
    コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶工程と、
    前記履歴情報記憶工程により記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された前記推奨格納場所を通知する通知工程と、
    前記通知工程により通知された推奨格納場所の情報を含む通知画面を表示画面に表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理装置システムの制御方法。
21. クライアント端末と、情報処理装置とから構成される情報処理システムで実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    前記履歴情報記憶手段により記憶されている前記履歴情報を用いて、コンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定された前記推奨格納場所を通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された推奨格納場所の情報を含む通知画面を表示画面に表示する表示手段として機能させることを特徴とする情報処理装置システムのプログラム。
22. クライアント端末と、情報処理装置とから構成される情報処理システムであって、
    コンテンツデータをいずれの格納場所に格納したかの情報、及び前記コンテンツデータの属性情報である第１の属性情報を含む履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    格納場所に新たに格納するコンテンツデータの属性情報である第２の属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記履歴情報に含まれる前記第１の属性情報と、前記属性情報取得手段で取得した前記第２の属性情報とを用いて、前記第２の属性情報を持つコンテンツデータを新たに格納する格納場所である推奨格納場所を特定する特定手段と、
    前記特定手段で特定した前記推奨格納場所を通知する通知手段と、
    前記通知手段で通知された前記推奨格納場所を、前記第２の属性情報ごとに表示画面に表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
23. 前記属性情報は、コンテンツデータの生成日時に設定されていた予定を特定可能な予定情報、又は、前記コンテンツデータの生成元の端末を特定可能な端末情報であることを特徴とする請求項２２に記載の情報処理システム。
24. 前記特定手段は、前記属性情報取得手段で取得した前記第２の属性情報の示す予定情報と同一の予定情報であって、前記履歴情報に含まれる前記第１の属性情報の示す予定情報に対応するコンテンツデータの格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項２２又は２３に記載の情報処理システム。
25. 前記特定手段は、前記属性情報取得手段で取得した前記第２の属性情報の示す端末情報と同一の端末情報であって、前記履歴情報に含まれる前記第１の属性情報の示す端末情報に対応するコンテンツデータの格納場所を、前記推奨格納場所として特定することを特徴とする請求項２２乃至２４のいずれか１項に記載の情報処理システム。

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