JP2014129633A - 開繊された繊維束の製造方法、清掃部材の製造方法、繊維束の開繊装置、及び清掃部材の製造システム - Google Patents

開繊された繊維束の製造方法、清掃部材の製造方法、繊維束の開繊装置、及び清掃部材の製造システム Download PDF

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Abstract

【課題】高速且つ小スケールで、開繊された繊維束を製造する方法を提供すること。
【解決手段】清掃部材用の開繊された繊維束を連続的に製造する方法であって、(a1)(i)第1のニップロールと、(ii)第2のニップロールと、(iii)第3のニップロールと、(iv)開繊促進部材とを準備するステップ、(a2)繊維束を、第1のニップロールと、第2のニップロールとを用いて搬送することにより、前記繊維束に張力を加えるとともに、前記繊維束を前記開繊促進部材の上流部及び角部に押しつけながら搬送するステップ、そして(a3)前記繊維束を、第2のニップロールと、第3のニップロールとを用いて搬送することにより、前記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するステップを含むことを特徴とする方法。
【選択図】図1

Description

本開示は、開繊された繊維束の製造方法、清掃部材の製造方法、繊維束の開繊装置、及び清掃部材の製造システムに関する。
清掃部材の起毛部等に用いるため、繊維束、特に捲縮された繊維の繊維束を開繊する方法が種々検討されている。
例えば、特許文献1には、捲縮したトウを開繊する方法において、複数段のロールで前記トウを移送し、前記ロールとロールの間で前記トウに摺動体を摺動させてトウの一方の側に抵抗力を与え、トウの厚み方向に並ぶ連続フィラメントに移送方向へのずれを生じさせることで、前記トウを開繊し且つ連続フィラメントをトウの幅方向へ分散させることを特徴とする連続フィラメントの開繊方法が記載されている。
特開2002−69781号公報
特許文献1に記載の方法では、摺動体(摺動プレート)を、搬送される繊維束に垂直に当てるため、特に高速生産においてトウの繊維が切断される場合があり、改良の余地がある。また、特許文献1に記載の方法は、複数の摺動プレートを必要とするため、開繊装置が大きくなる傾向があり、清掃部材の製造装置の小型化の観点からは改良の余地があった。
従って、本開示は、高速且つ小スケールで、開繊された繊維束を製造する方法を提供することを目的とする。
本開示者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、清掃部材用の開繊された繊維束を連続的に製造する方法であって、(a1)(i)第1のニップロールと、(ii)第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールと、(iii)第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールと、(iv)第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された、搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部を有する開繊促進部材とを準備するステップ、(a2)繊維束を、第1のニップロールと、第2のニップロールとを用いて搬送することにより、上記繊維束に張力を加えるとともに、上記繊維束を上記開繊促進部材の上流部及び角部に押しつけながら搬送するステップ、そして(a3)上記繊維束を、第2のニップロールと、第3のニップロールとを用いて搬送することにより、上記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するステップを含むことを特徴とする方法を見出した。
本開示の開繊された繊維束の製造方法は、高速且つ小スケールで、開繊された繊維束を製造することができる。
図1は、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う実施形態の1つを示す概略図である。 図2は、図1に示される開繊促進部材115の周囲を拡大した斜視図である。 図3は、図1に示される開繊促進部材115の周囲を拡大した側面図である。 図4は、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態における開繊促進部材の側面図である。 図5は、本開示の繊維束の開繊装置及び清掃部材の製造システムに従う実施形態の1つを示す概略図である。 図6は、清掃部材1及び把持具15の全体を示す斜視図である。 図7は、図6のVII−VII線における断面図である。 図8は、図6の清掃部材1の平面図である。
本開示の開繊された繊維束の製造方法、清掃部材の製造方法、繊維束の開繊装置、及び清掃部材の製造システムについて、以下、詳細に説明する。
<<開繊された繊維束の製造方法、及び繊維束の開繊装置>>
本開示の清掃部材用の開繊された繊維束を連続的に製造する方法(以下、「開繊された繊維束の製造方法」と称する)は、以下のステップを含む。
(a1)(i)第1のニップロールと、(ii)第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールと、(iii)第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールと、(iv)第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された、搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材とを準備するステップ(以下、「ステップ(a1)と称する」)。
(a2)繊維束を、第1のニップロールと、第2のニップロールとを用いて搬送することにより、上記繊維束に張力を加えるとともに、上記繊維束を上記開繊促進部材の上流部及び角部に押しつけながら搬送するステップ(以下、「ステップ(a2)と称する」)。
(a3)上記繊維束を、第2のニップロールと、第3のニップロールとを用いて搬送することにより、上記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するステップ(以下、「ステップ(a3)と称する」)。
また、本開示の清掃部材用の繊維束の開繊装置(以下、「繊維束の開繊装置」と称する)は、以下の構成を有する。
第1のニップロール。
第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールであって、第1のニップロールと共に繊維束を搬送して、上記繊維束に張力を加えるニップロール。
第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールであって、第2のニップロールと共に上記繊維束を搬送して、上記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するニップロール。
搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材であって、上記繊維束を当該上流部及び角部に押しつけながら搬送するように、第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された開繊促進部材。
以下、本開示を、開繊された繊維束の製造方法に沿って、図1を用いて説明する。
図1は、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う実施形態の1つを示す概略図である。
[ステップ(a1)]
図1には、ステップ(a1)で準備すべき、(i)第1のニップロール102と、(ii)第1のニップロール102よりも下流に配置され且つ第1のニップロール102よりも周速の速い第2のニップロール106と、(iii)第2のニップロール106よりも下流に配置され且つ第2のニップロール106よりも周速の遅い第3のニップロール114と、(iv)第1のニップロール102及び第2のニップロール106の間に配置された、搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材115が記載されている。
[ステップ(a2)]
図1では、第1の繊維束F1が、コンテナ(図示せず)から取り出され、第1のニップロール102に供給される。第1のニップロール102は、一定の周速V1で回転することによって、第1の繊維束F1を搬送方向に送る。第1のニップロール102を通過した第1の繊維束F1は、テンションロール104及び開繊促進部材115を通過して、一定の周速V2で回転する第2のニップロール106に達する。
なお、開繊促進部材については後述する。
第2のニップロール106の周速V2は、第1のニップロール102の周速V1よりも速く設定されている。それにより、第1のニップロール102及び第2のニップロール106の間において第1の繊維束F1に搬送方向の張力が付与される。その結果、第1の繊維束F1が伸ばされる。
なお、第1の繊維束F1が捲縮された繊維を含む場合には、張力を加える前には、その製法に由来して、捲縮された繊維の捲縮の位相がほぼ一致しているため、捲縮された繊維がほぐれにくい状態にある。そのような状態にある繊維に張力を加えることにより、捲縮された繊維の捲縮が一時的に伸ばされ、捲縮の度合いが減少する。
複数のテンションロール104は、その質量が重くなるように、例えば、中実のスチールから形成されることが好ましい。テンションロール104を回転させるために、相当程度の力が必要となるため、第1のニップロール102から第2のニップロール106に搬送される第1の繊維束F1の移動速度を、段階的に速くすることができ、ひいては第1の繊維束F1にかかる張力を段階的に高めることができる。
複数のテンションロール104は、第1のニップロール102と第2のニップロール106との間の行程が長くなるように配置されている。第1の繊維束F1にかかる張力を徐々に高めるためである。
なお、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、テンションロールが含まれない。
図2は、図1に示される開繊促進部材115の周囲を拡大した斜視図である。図2に示される開繊促進部材115は、搬送方向MDと直交する直交方向CDに延びる角部116と、角部116の上流側に隣接する上流部117と、当該角部の下流側に隣接する下流部118とを有する。
繊維束F1は、開繊促進部材115の上流部117及び角部116に押しつけられながら搬送される。繊維束F1を、開繊促進部材115の上流部117及び角部116に押しつけながら搬送することにより、繊維束F1が、繊維束F1の幅方向に拡幅され、繊維束F1を構成する繊維に幅方向(繊維束の幅方向)のずれが生ずる。
図3は、図1に示される開繊促進部材115の周囲を拡大した側面図である。繊維束F1は、角部116において、その搬送方向を、第1の面119a側に変更する。なお、第1の面119aは、繊維束F1の、開繊促進部材115と接する面である。その結果、繊維束F1は、角部116において、第1の面119aと反対側の第2の面119bの周囲の繊維は、第1の面119aの周囲の繊維よりも長い距離を移動することになる。すなわち、繊維束F1を構成する繊維に厚さ方向(繊維束の厚さ方向)のずれが生ずる。
以上のように、繊維束F1は、開繊促進部材115において、その厚さ方向と、その幅方向の両方において、各繊維にずれが生じ、繊維が厚さ方向のみにずれる特許文献1に記載の方法と比較して、より開繊されやすい。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置では、繊維束は、角部において、その搬送方向を、第1の面側に30〜150°の角度で変化することが好ましく、そして60〜120°の角度で変化することがより好ましい。上記角度が30°未満であると、角部の曲率が大きく、繊維が切れ、ロール等への巻き付きによる不具合が発生する傾向がある。一方、上記角度が150°超であると、開繊を促進する作用が低下する傾向がある。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び/又は繊維束の開繊装置では、開繊促進部材の角部は、30〜150°の角度を有することが好ましく、そして60〜120°の角度を有することが好ましい。繊維束の搬送方向の変化と一致させるためである。
また、開繊促進部材115は、角部116の上流側に隣接する上流部117を有するため、繊維束F1を構成する繊維に局所的に大きな力、具体的には、角部116から局所的に大きな力が加わりにくくなるため、繊維が切れにくい。
図2及び図3に示される開繊促進部材115は、角部116の下流側に隣接する下流部118を有し、角部116を通過した繊維束F1を、引き続き下流部118に沿って搬送する。繊維束F1を下流部118に沿って搬送することにより、繊維束F1を構成する繊維に局所的に大きな力、具体的には、角部116から局所的に大きな力がより加わりにくくなるため、繊維がより切れにくくなる。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び/又は繊維束の開繊装置の別の実施形態では、角部を通過した繊維束を、下流部118に押しつけながら搬送する。押しつけながら搬送することにより、繊維束がより開繊されやすくなる。
なお、図2及び図3に示される開繊促進部材115では、角部116は、面取りされていないが、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、開繊促進部材が、面取りされた角部を有する。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従うさらに別の実施形態では、繊維束を下流部に沿って搬送しない、すなわち、繊維束を下流部に沿わせずに搬送する。
図4は、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態における開繊促進部材の側面図であり、図1に示される開繊促進部材115の周囲を拡大した側面図に相当する。図4に示される開繊促進部材115では、繊維束F1を、角部116の下流側に隣接する下流部118’に沿わせずに搬送している。
図2〜図4に示される開繊促進部材115では、上流部117及び下流部118は、両方とも平面である。本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、上流部及び/又は下流部は、平面及び凸状面からなる群から選択される。
図2〜図4に示される開繊促進部材115は、直交方向CDに、角部116を間に挟む2つの平面(上流部117及び下流部118)と、当該2つの平面と交わる湾曲面115aとを有し、略扇形の搬送方向の断面形状を有する。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別のいくつかの実施形態では、開繊促進部材は、直交方向に、多角形、例えば、三角形、四角形、五角形、六角形の断面形状を有する。
図2〜図4に示される開繊促進部材115は静止しているが、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、繊維束の開繊状況をモニタリングしながら、開繊状況に応じて、開繊促進部材の位置を変化させる。
[ステップ(a3)]
第1の繊維束F1は、第2のニップロール106を通過した後、エアー供給器108及び油剤適用器110を経由して第3のニップロール114に達する。第3のニップロール114の周速V3は、第2のニップロール106の周速V2よりも遅く設定されている。従って、第1の繊維束F1は、第2のニップロール106と第3のニップロール114との間で、その張力が緩和されることによって、第2のニップロール106を通過後、第1の繊維束F1が開繊されると共に、第1の繊維束F1の幅がさらに拡幅され、帯状の第1の繊維束F’1を形成する。
なお、本明細書において、開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置、並びに後述の清掃部材の製造方法及び清掃部材の製造システムにおいて、「幅方向」は、特に記載のない限り、搬送方向と直交する方向且つ水平方向を意味する。
第1の繊維束F1が捲縮された繊維を含む場合には、その張力を緩和することによって、捲縮された繊維の捲縮が回復するが、隣り合う繊維同士の捲縮の位相がずれるため、繊維束が開繊される。
図1では、エアー供給器108が、第2のニップロール106と第3のニップロール114との間に設けられ、そしてエアー供給器108のエアー吹出口から、帯状の第1の繊維束F’1の搬送方向と交差する方向に、エアーを吹付ける。エアーを吹付けることにより、帯状の第1の繊維束F’1の幅をさらに拡幅することができる。また、エアーの吹付け条件によっては、幅方向の中央にある繊維を、幅方向の端部に分散させることができ、そして/又は帯状の第1の繊維束F’1をさらに開繊することができる。
なお、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、エアー吹出方向は、帯状の第1の繊維束の厚さ方向であり、そして本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従うさらに別の実施形態では、エアー吹出方向は、繊維束の搬送方向の上流側に傾斜している。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、帯状の繊維束の下方、より好ましくは、鉛直方向下方に配置されたエアー吹出口から、エアーを上方に吹出して、帯状の繊維束に吹付ける。帯状の繊維束の下方からエアーを上方に吹出すことにより、帯状の繊維束を浮かせることができるため、帯状の繊維束の幅をより拡幅することができる。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従うさらに別の実施形態では、エアー吹出口と、帯状の繊維束を挟んだ反対側に、帯状の繊維束の浮上を防止するための浮上制御板が設けられている。浮上制御板を設けることにより、帯状の繊維束が上方に逃げにくくなり、帯状の繊維束がさらに開繊しやすくなると共に幅方向に拡幅されやすくなる。
本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、エアー供給器が、第3のニップロールの下流に配置される。
図1では、油剤適用器110及び着塵油剤槽112が、第2のニップロール106と第3のニップロール114との間に設けられている。着塵油剤槽112から、油剤適用器110、すなわち油剤転写ロールに、着塵油剤を移行させ、次いで油剤転写ロールから、帯状の第1の繊維束F’1に着塵油剤を転写する。着塵油剤は、塵、埃等の吸着を促進させる作用を有し、例えば、主成分としての流動パラフィンと、界面活性剤とを含む。
なお、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従う別の実施形態では、油剤適用器は、第2のニップロールと第3のニップロールとの間以外の場所、例えば、第2ニップロールよりも上流、又は第3ニップロールよりも下流に配置されている。
また、本開示の開繊された繊維束の製造方法及び繊維束の開繊装置に従うさらに別の実施形態では、着塵油剤を適用するステップ及び/又は油剤適用器が含まれない。
<<清掃部材の製造方法、及び清掃部材の製造システム>>
本開示の清掃部材の製造方法は、以下のステップを含む。
(A)開繊された繊維束を連続的に製造するステップ(以下、「ステップ(A)」と称する)。
(B)上記開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定するステップ(以下、「ステップ(B)」と称する)。
(C)上記固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットするステップ(以下、「ステップ(C)」と称する)。
本開示の清掃部材の製造システムは、以下の構成を有する。
開繊装置。
開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定する、一又は複数の装置。
上記固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットする、一又は複数の装置。
以下、図6〜8に示される、一例としての清掃部材を説明し、次いで、本開示を、清掃部材の製造方法に沿って、図5を用いて説明する。
[清掃部材の例示]
図5は、本開示の繊維束の開繊装置に従う実施形態の1つと、本開示の清掃部材の製造システムに従う実施形態の1つを示す概略図である。
図6〜図8は、図5の図である。
図6は、清掃部材1及び把持具15の全体を示す斜視図であり、図7は、図6のVII−VII線における断面図であり、そして図8は、図6の清掃部材1の平面図である。
図6〜図8に示される清掃部材1は、第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6、及び第4繊維状部材6の下に配置される短冊シート7を有する起毛部2と、起毛部2の上に積み重ねられた基材シート12と、基材シート12の上に積み重ねられた保持シート13とを備え、基材シート12及び保持シート13の間に、把持具15の挿入部16を挿入させるための被挿入部14が設けられている。
なお、図7において、向かって上側が、把持具により把持される側であり、そして向かって下側が清掃面側である。
図6〜8に示される清掃部材1では、把持具15の2つに分岐している挿入部16を挿入するために、2つの被挿入部14が設けられている。しかし、把持具の挿入部は、3つ又はそれ以上に分岐していてもよいし、分岐していなくてもよい。把持具の挿入部の分岐数に応じて、清掃部材に被挿入部が設けられる。
図6に示されるように、起毛部2は、第1繊維状部材3と、第1繊維状部材3の下に配置される第2繊維状部材4と、第2繊維状部材4の下に配置される第3繊維状部材5と、第3繊維状部材5の下に配置される第4繊維状部材6とからなる4層の繊維状部材と、当該4層の繊維状部材の第4繊維状部材6の下に配置される短冊シート7とを備えている。なお、起毛部2の繊維状部材は、4層に限らず、1層、2層、3層又は5層以上であってもよい。また、別の実施形態では、起毛部2は、短冊シート7を備えていない。
起毛部2の第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、及び第4繊維状部材6には、塵、埃等の吸着を促進させる着塵油剤、例えば、流動パラフィンを主成分とする着塵油剤が適用されている。
起毛部2の第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、及び第4繊維状部材6は、開繊された繊維束、例えば、開繊されたトウ(TOW)を切断することにより形成されうる。
なお、本明細書では、「トウ」は、JIS L 0204−3:1998の3.1.24に記載されるとおり、極めて多数のフィラメントをそろえた束を意味する。
上記繊維束としては、例えば、熱可塑性繊維からなる繊維束、熱可塑性繊維を含む繊維束が挙げられる。
上記繊維束を構成する繊維の原料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、レーヨン等が挙げられる。
上記繊維束を構成する繊維としては、例えば、単一繊維及び複合繊維、例えば、芯鞘型複合繊維、サイドバイサイド型複合繊維等が挙げられる。
上記複合繊維としては、芯鞘型複合繊維が好ましく、そして芯の融点が鞘の融点よりも高い芯鞘型複合繊維がより好ましい。熱融着性の観点からである。
上記芯鞘型複合繊維としては、芯がポリプロピレン又はポリエチレンテレフタレートからなり且つ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維がより好ましく、そして芯がポリエチレンテレフタレートからなり且つ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維がさらに好ましい。
繊維束を構成する繊維の繊度は、1〜50dtexであることが好ましく、そして2〜10dtexであることがより好ましい。繊維束は、同一繊度を有する複数種の繊維を含むことができ、そして異なる繊度を有する単一又は複数種の繊維を含むことができる。
上記繊維束は、スリットファイバ(フィルムを細長く切断し延伸させて造った繊維)、スプリットファイバ(細長いフィルムを網目構造に細分化して造った繊維)等の束であってもよい。
本開示の開繊された繊維束の製造方法、清掃部材の製造方法、繊維束の開繊装置、及び清掃部材の製造システムに従う実施形態の1つでは、繊維束は、捲縮された繊維を含むか、又は捲縮された繊維からなる。繊維束が捲縮された繊維を含むことにより、繊維束を嵩高くすることができるとともに、繊維束から形成される起毛部の捲縮部分に、塵,埃は取り込まれやすくなる。
本開示の開繊された繊維束の製造方法、清掃部材の製造方法、繊維束の開繊装置、及び清掃部材の製造システムに従う別の実施形態では、繊維束は、捲縮された繊維を含まない。
短冊シート7は、後述するように、基材シート12及び保持シート13と同様に、熱可塑性繊維(熱融着性繊維)からなる不織布、又は熱可塑性繊維を含む不織布から形成され、基材シート12とほぼ同一幅、ほぼ同一長さの長方形状に形成される。短冊シート7には、短冊シート7の全体に亘って所定の間隔ごとに鋸歯形状の切れ込み(図示せず)が設けられ、この切れ込みによって、短冊シート7に、清掃部材の幅方向の両側縁に、鋸歯形状の短冊片(図示せず)が形成される。
起毛部2の第1繊維状部材3の上には、図6〜図8に示されるように、基材シート12及び保持シート13がそれらの順に積み重ねられ、この基材シート12と保持シート13との間に把持具15の挿入部16を挿入させるための被挿入部14が設けられている。
図8に示されるように、基材シート12及び保持シート13は、清掃部材の幅方向における同一の長さを有するが、清掃部材の長手方向において異なる長さを有する。すなわち、基材シート12の方が、清掃部材の長手方向の長さが長い。また、保持シート13は、基材シート12の長手方向の両端部が保持シート13の長手方向の両端から所定長さ外方に突出するように、基材シート12の上に積み重ねられている。
なお、図6〜図8に示される清掃部材1において、「清掃部材の長手方向」(図8において、向かって上下方向)は、把持具15を挿入する方向を意味し、そして「清掃部材の幅方向」(図7及び図8において、向かって左右方向)は、清掃部材の長手方向と直交する方向を意味する。
基材シート12及び保持シート13は、熱可塑性繊維(熱融着性繊維)からなる不織布、又は熱可塑性繊維を含む不織布から形成されている。熱可塑性繊維としては、例えば、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、ポリエチレンとポリエチレンテレフタレートとの複合繊維、例えば、芯がポリエチレンテレフタレートからなり且つ鞘がポリエチレンからなる芯鞘型複合繊維、ポリエチレンとポリプロピレンとの複合繊維等が挙げられる。また、不織布の種類として、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布等が挙げられる。
また、別の実施形態では、基材シート及び保持シートは、熱可塑性樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等から形成される。また、さらに別の実施形態では、基材シート及び保持シートは、不織布と樹脂フィルムとのラミネートシートから形成される。
基材シート12及び保持シート13は、後述する第1融着部形成装置(図5の符号158)によって、起毛部2の全層(第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6、及び短冊シート7)と融着され、図6〜図8に示されるような、清掃部材の幅方向の中央部に、清掃部材の長手方向に延びる第1融着部8が形成される。
さらに、基材シート12及び保持シート13は、第1融着部8の両側に、後述する第2融着部形成装置(図5の符号134)によって、起毛部2の1層(第1繊維状部材3)と融着され、長手方向に2本の第2融着部11が形成される。2本の第2融着部11は、それぞれ、間欠的に形成されている。第1繊維状部材3が基材シート12及び保持シート13と融着されることにより、第1繊維状部材3がこれらのシート12、13の動きに追従するので、使用状態において起毛部2がより広がりやすくなり、ひいては清掃効率が向上する。
基材シート12及び保持シート13を、第1融着部8において、起毛部2の全層(第1繊維状部材3、第2繊維状部材4、第3繊維状部材5、第4繊維状部材6、及び短冊シート7)と融着させ、2本の第2融着部11において起毛部2の第1繊維状部材3と融着させる。それにより、基材シート12と保持シート13との間に、第1融着部8と、2本の第2融着部11とによって区画された、基材シート12及び保持シート13の長手方向に延びる、長手方向の両端が開口する袋状の空間である一対の被挿入部14が設けられる。その結果、この被挿入部14内に把持具15の挿入部16を挿入することができる。
基材シート12及び保持シート13は、後述する第2融着部形成装置(図5の符号134)によって、起毛部2の第1繊維状部材3と、清掃部材の長手方向の中央部で融着され、清掃部材の幅方向に、所定の間隔をおいて一対の融着線18が形成される。この一対の融着線18の間に第1融着部8が形成される。これら一対の融着線18は、製造時に第1融着部8の位置を管理するための目印であって、この目印である一対の熱融着線18の間に第1融着部8が配置されているか否かをセンサ等で管理することにより、良品と、不良品との選別がなされている。
2本の第2融着部11は、それぞれ、長手方向に、間欠的に数カ所設けられている。第2融着部11の非融着部分に把持具15の各挿入部16の円弧状の突起16aを係止させることにより、把持具15の各挿入部16が各被挿入部14から抜け出るのが防止される。
また、図6に示されるように、基材シート12及び保持シート13には、鋸歯形状の切れ込み20aが設けられている。切れ込み20aは、清掃部材の幅方向の両縁部(2本の第2融着部11の外側部分)に、清掃部材の長手方向に沿って、所定の間隔をおいて設けられている。両縁が鋸歯形状の複数の短冊片20は、切れ込み20aによって基材シート12及び保持シート13に画定されている。
別の実施形態では、基材シート12及び保持シート13は、鋸歯形状の切れ込み20aを有せず、清掃部材が、短冊片20を有しない。
なお、把持具15は、プラスチック等から形成され、図6に示されるように、互いに平行に配置される一対の長方形板状の挿入部16と、各挿入部16の長手方向の両端部の外側面から突出した円弧状の一対の突起16aと、挿入部16の端部の一方に一体に設けられるホルダ部17とを有している。
清掃部材1の両被挿入部14内に把持具15の両挿入部16を挿入し、第2融着部11の非融着部分に突起16aを係止させることにより、把持具15に清掃部材1が取り付けられる。
ユーザーは、把持具15のホルダ部17を把持して、起毛部2を清掃対象箇所に接触させ、所望の方向に移動させることにより、清掃対象箇所の塵、埃等が起毛部2に捕捉され、清掃対象箇所が清掃される。
なお、図6〜図8に示される清掃部材は、本開示の清掃部材の製造方法、及び清掃部材の製造システムを用いて製造することができる清掃部材の一例であり、本開示の清掃部材の製造方法、及び清掃部材の製造システムは、例えば、特開2000−296083号,同2003−265390号,同2003−268663号,同2004−223692号,同2005−046645号,同2005−095665号,同2005−111284号,同2005−137929号,同2005−137930号,同2005−137931号,同2005−144198号,同2005−169148号,同2005−199077号,同2005−230573号,同2005−237975号,同2006−015164号,同2006−034990号,同2006−141483号,同2007−135774号,同2007−209460号及び同2007−209461号,並びに2007−029136号,同2007−111297号,同2007−135666号,同2007−136156号,同2007−159612号,同2007−236690号,同2008−006260号,同2008−119171号及び同2007−029135号に記載の清掃部材を製造するために用いることができる。
[ステップ(A)]
ステップ(A)に関しては、上述の「開繊された繊維束の製造方法、及び繊維束の開繊装置」を参照し、ここでは説明を省略する。
[ステップ(B)]
ステップ(B)では、開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定する。上記複層ウェブを構成する一又は複数の他の部材としては、一又は複数の開繊された繊維束、不織布等が挙げられる。また、上記固定手段としては、接着剤、例えば、ホットメルト接着剤、融着、例えば、ヒートシール、超音波シール等が挙げられる。
本開示の清掃部材の製造方法、及び清掃部材の製造システムは、特定構造の複層ウェブを含むことを意図するものではないが、実施形態の1つを、図5に基づいて説明する。
図5では、第3のニップロール114を通過した帯状の第1の繊維束F’1は、合流部132に進む。
一方、不織布ロール120から、基材シート12を形成すべき、帯状の不織布121が連続的に巻出される。帯状の不織布121は、上下2段に配設された複数のロールを含み下段に位置するロールが上下に揺動するダンサローラ124を通過することによって間欠的に搬送される。本明細書において、「間欠的に搬送する」とは、資材を、一定の距離(例えば、清掃部材の幅方向長さ)だけ搬送させ、次いで一定時間停止させるサイクルを繰り返しながら搬送することをいう。資材を間欠的に搬送することによって、後述する複層ウェブの構成要素を融着させるための時間を確保することができる。
同様に、不織布ロール122から、保持シート13を形成すべき、帯状の不織布123が連続的に巻出される。帯状の不織布123は、上下2段に配設された複数のロールを含み下段に位置するロールが上下に揺動するダンサローラ126を通過することによって間欠的に搬送される。
帯状の不織布123は、合流部128で帯状の不織布121に積み重ねられ、帯状の不織布121及び帯状の不織布123から複層ウェブS1が形成される。複層ウェブS1は、鋸歯形状の刃(図示せず)がその表面において周方向に間欠的に形成されているギャザーカッタ130を通過し、複層ウェブS1に切れ込みが形成される。なお、複層ウェブS1の切れ込みは、図6に示される基材シート12及び保持シート13の切れ込み20aに相当する。
次いで、帯状の第1の繊維束F’1が、合流部132において、複層シートS1に積み重ねられ、帯状の第1の繊維束F’1及び複層シートS1から、複層ウェブS2が形成される。
なお、第3のニップロール114と合流部132との間の区間は、帯状の第1の繊維束F’1をある程度たわませて搬送できるように設計されており、たわませることにより、ダンサローラがこれらの間に設けられているのと同等の作用が得られる。
複層ウェブS2を構成する基材シート12、保持シート13及び第1の繊維束F1を、第2融着部形成装置134で融着することによって、2本の第2融着部11(図7を参照)が形成される。本開示の清掃部材の製造方法及び清掃部材の製造システムにおいて、第2融着部形成装置としては、例えば、ヒートシール装置、超音波シール装置等が挙げられる。
次いで、第1の繊維束F1と同様の手法で開繊された第2の繊維束F2(帯状の第2の繊維束F'2)を、合流部136において、複層ウェブS2に積み重ね、第3の繊維束F3(帯状の第3の繊維束F'3)を、合流部138において、それらの上に積み重ね、そして第4の繊維束F4(帯状の第4の繊維束F'4)を、合流部140において、それらの上に積み重ね、複層ウェブS3を形成する。
次いで、不織布ロール150から、短冊シート7を形成すべき、帯状の不織布151が連続的に巻出される。帯状の不織布151は、ダンサローラ152を通過することによって間欠的に搬送され、次いでギャザーロール154を通過する。ギャザーロール154は、その表面にその周方向に連続した鋸歯形状の刃(図示せず)を有するので、ギャザーロール154を通過した帯状の不織布151には、鋸歯形状の切れ込み(図示せず)が形成される。
帯状の不織布151から形成された短冊シート7を、合流部156において、複層ウェブS3に積み重ね、短冊シート及び複層ウェブS3から、複層ウェブS4が形成される。
次いで、複層ウェブS4を、第1融着部形成装置158を用いて、その厚さ方向に融着し、複層ウェブS4に第1融着部8(図8等参照)を形成する。本開示の清掃部材の製造方法及び清掃部材の製造システムにおいて、第1融着部形成装置としては、例えば、ヒートシール装置、超音波シール装置等が挙げられる。
[ステップ(C)]
本開示の清掃部材の製造方法、及び清掃部材の製造システムは、特定構造の複層ウェブを含むことを意図するものではなく、ステップ(C)は、固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットすることができるものであれば特に制限されない。
第1融着部形成装置158を通過した複層ウェブS4は、カッタ部160において切り離されて、清掃部材1が製造される。
なお、図5に示される清掃部材の製造システム100は、ギャザーロール154を有するが、本開示の清掃部材の製造方法及び/又は清掃部材の製造システムに従う別の実施形態では、ギャザーロールが含まれず、製造される清掃部材は、短冊シートの代わりに不織布シートを含む。
本開示の清掃部材の製造方法及び/又は清掃部材の製造システムに従うさらに別の実施形態では、ギャザーロールとその上流の工程が含まれず、製造される清掃部材が、清掃面側に、直接、繊維状部材を有する。
また、図5に示される清掃部材の製造システム100では、清掃部材における被挿入部が、清掃部材の表面に形成されるが、本開示の清掃部材の製造方法及び/又は清掃部材の製造システムに従う別の実施形態では、基材シート、保持シート、及び繊維状部材の積み重ねの順番を変更することによって、被挿入部が、隣接する繊維状部材のいずれかの間に配置される。それにより、清掃部材の両面を使用して清掃することができる。
また、本開示の清掃部材の製造方法及び/又は清掃部材の製造システムに従う別の実施形態では、挿入部を被挿入部に容易に挿入させるために、基材シート及び保持シートの長手方向の寸法を、繊維状部材よりも長くすることが好ましい。また、本開示の清掃部材の製造方法及び/又は清掃部材の製造システムに従うさらに別の実施形態では、短冊シートを積み重ねず、そしてさらに別の実施形態では、清掃部材1の両面に短冊シート7を積み重ねる。
本開示は、以下のJ1〜J12に関する。
[J1]
清掃部材用の開繊された繊維束を連続的に製造する方法であって、
(a1)(i)第1のニップロールと、(ii)第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールと、(iii)第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールと、(iv)第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された、搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材とを準備するステップ、
(a2)繊維束を、第1のニップロールと、第2のニップロールとを用いて搬送することにより、上記繊維束に張力を加えるとともに、上記繊維束を上記開繊促進部材の上流部及び角部に押しつけながら搬送するステップ、そして
(a3)上記繊維束を、第2のニップロールと、第3のニップロールとを用いて搬送することにより、上記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するステップ、
を含むことを特徴とする、上記方法。
[J2]
上記角部を通過した上記繊維束を、上記開繊促進部材の下流部に沿って搬送する、J1に記載の方法。
[J3]
上記上流部及び/又は下流部が、平面又は凸状面から形成される、J1又はJ2に記載の方法。
[J4]
上記開繊促進部材が、静止している、J1〜J3のいずれか一項に記載の方法。
[J5]
上記繊維束の搬送方向を、上記開繊促進部材において、上記繊維束の第1の面側に変え、そして上記繊維束の搬送方向を、第2のニップロールにおいて、第1の面と反対側の第2の面側に変える、J1〜J4のいずれか一項に記載の方法。
[J6]
清掃部材の製造方法であって、
(A)J1〜J5のいずれか一項に記載の方法により、開繊された繊維束を連続的に製造するステップ、
(B)上記開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定するステップ、そして
(C)上記固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットするステップ、
を含むことを特徴とする、上記製造方法。
[J7]
第1のニップロールと、
第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールであって、第1のニップロールと共に繊維束を搬送して、上記繊維束に張力を加えるニップロールと、
第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールであって、第2のニップロールと共に上記繊維束を搬送して、上記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するニップロールと、
搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材であって、上記繊維束を当該上流部及び角部に押しつけながら搬送するように、第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された開繊促進部材と、
を含むことを特徴とする、清掃部材用の繊維束の開繊装置。
[J8]
上記開繊促進部材が、上記繊維束を、上記下流部に沿わせて搬送するように配置されている、J7に記載の開繊装置。
[J9]
上記上流部及び/又は下流部が、平面又は凸状面から形成される、J7又はJ8に記載の開繊装置。
[J10]
上記開繊促進部材が、静止している、J7〜J9のいずれか一項に記載の開繊装置。
[J11]
少なくとも上記開繊促進部材及び第2のニップロールが、上記繊維束の搬送方向を、上記開繊促進部材において、上記繊維束の第1の面側に変化させ、そして第2のニップロールにおいて、第1の面と反対側の第2の面側に変化させるように配置されている、J7〜J10のいずれか一項に記載の開繊装置。
[J12]
J7〜J11のいずれか一項に記載の開繊装置、
開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定する、一又は複数の装置、及び
上記固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットする、一又は複数の装置、
を含むことを特徴とする、清掃部材の製造システム。
1:清掃部材 2:起毛部 3:第1繊維状部材 4:第2繊維状部材
5:第3繊維状部材 6:第4繊維状部材 7:短冊シート 8:第1融着部
11:第2融着部 12:基材シート 13:保持シート 14:被挿入部
15:把持具 16:挿入部 16a:突起 17:ホルダ部 18:融着線
20:短冊片 20a:切れ込み
100:清掃部材の製造システム 101:繊維束の開繊装置
102:第1のニップロール 104:テンションロール
106:第2のニップロール 108:エアー供給器 110:油剤適用器
112:着塵油剤槽 114:第3のニップロール 115:開繊促進部材
116:角部 117:上流部 118:下流部
119a:第1の面 119b:第2の面 120,122,150:不織布ロール
121,123,151:帯状の不織布 124,126,152:ダンサローラ
128,132、136,138,140,156:合流部
130:ギャザーカッタ 134:第2融着部形成装置 154:ギャザーロール
158:第1融着部形成装置 160:カッタ部

Claims (12)

  1. 清掃部材用の開繊された繊維束を連続的に製造する方法であって、
    (a1)(i)第1のニップロールと、(ii)第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールと、(iii)第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールと、(iv)第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された、搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材とを準備するステップ、
    (a2)繊維束を、第1のニップロールと、第2のニップロールとを用いて搬送することにより、前記繊維束に張力を加えるとともに、前記繊維束を前記開繊促進部材の上流部及び角部に押しつけながら搬送するステップ、そして
    (a3)前記繊維束を、第2のニップロールと、第3のニップロールとを用いて搬送することにより、前記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するステップ、
    を含むことを特徴とする、前記方法。
  2. 前記角部を通過した前記繊維束を、前記開繊促進部材の下流部に沿って搬送する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記上流部及び/又は下流部が、平面又は凸状面から形成される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記開繊促進部材が、静止している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記繊維束の搬送方向を、前記開繊促進部材において、前記繊維束の第1の面側に変え、そして前記繊維束の搬送方向を、第2のニップロールにおいて、第1の面と反対側の第2の面側に変える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 清掃部材の製造方法であって、
    (A)請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法により、開繊された繊維束を連続的に製造するステップ、
    (B)前記開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定するステップ、そして
    (C)前記固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットするステップ、
    を含むことを特徴とする、前記製造方法。
  7. 第1のニップロールと、
    第1のニップロールよりも下流に配置され且つ第1のニップロールよりも周速の速い第2のニップロールであって、第1のニップロールと共に繊維束を搬送して、前記繊維束に張力を加えるニップロールと、
    第2のニップロールよりも下流に配置され且つ第2のニップロールよりも周速の遅い第3のニップロールであって、第2のニップロールと共に前記繊維束を搬送して、前記繊維束を弛緩させ、帯状の繊維束を形成するニップロールと、
    搬送方向と直交する方向に延びる角部と、当該角部の上流側に隣接する上流部と、当該角部の下流側に隣接する下流部とを有する開繊促進部材であって、前記繊維束を当該上流部及び角部に押しつけながら搬送するように、第1のニップロール及び第2のニップロールの間に配置された開繊促進部材と、
    を含むことを特徴とする、清掃部材用の繊維束の開繊装置。
  8. 前記開繊促進部材が、前記繊維束を、前記下流部に沿わせて搬送するように配置されている、請求項7に記載の開繊装置。
  9. 前記上流部及び/又は下流部が、平面又は凸状面から形成される、請求項7又は8に記載の開繊装置。
  10. 前記開繊促進部材が、静止している、請求項7〜9のいずれか一項に記載の開繊装置。
  11. 少なくとも前記開繊促進部材及び第2のニップロールが、前記繊維束の搬送方向を、前記開繊促進部材において、前記繊維束の第1の面側に変化させ、そして第2のニップロールにおいて、第1の面と反対側の第2の面側に変化させるように配置されている、請求項7〜10のいずれか一項に記載の開繊装置。
  12. 請求項7〜11のいずれか一項に記載の開繊装置、
    開繊された繊維束を、一又は複数の他の部材と積み重ねて複層ウェブを形成すると共に、当該複層ウェブの各部材を固定する、一又は複数の装置、及び
    前記固定された複層ウェブを、個々の清掃部材にカットする、一又は複数の装置、
    を含むことを特徴とする、清掃部材の製造システム。
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