JP2014118174A - パウチ開口装置および液体充填方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】充填開始から充填終了まで常にパウチの開口部を拡開可能とするパウチ開口装置および液体充填方法を提供する。
【解決手段】 ピニオンギア7を挟んで平行に配置されるとともにピニオンギア7に噛み合うラックギア9a,10aを有する一対のアーム部9,10にそれぞれパウチPに向かって垂下形成され、互いの接離中心が常に充填ノズル2のノズル軸2a上に位置するように配設されるとともに、開閉手段8によってピニオンギア7を回動させることにより接離可能とされ、少なくともパウチPの内部に対する充填ノズル2の挿入から抜去までの間、パウチPの搬送に追従するとともに、パウチPの開口部AからパウチPの内部に位置してパウチPの開口部Aを拡開させるように形成された第1開口ガイド11および第2開口ガイド12とを備える。
【選択図】 図1

Description

充填時にパウチの開口部を拡開するためのパウチ開口装置およびこのパウチ開口装置を用いた液体充填方法に関する。
樹脂製のフィルムなどをシールすることによって袋状とされている包材(以下、パウチという)に対して充填液を充填する充填装置においては、吸盤を有する開口手段によって、畳まれた状態のパウチの対向するフィルムの各外面に当該吸盤をそれぞれ吸着させ、密着した状態のフィルムを引き離し、パウチ内部にブローを行って膨らますようにして、パウチの開口部を一旦開く工程(開口工程)を経た後に、その開口部に対して充填ノズルを挿入して充填液を充填する液体充填方法が行われている。しかしながら、パウチの開口部は閉じ易いため、前記開口工程において一旦は十分に拡開された開口部がその後不十分な拡開状態となり、充填ノズルを挿入することができずに充填液を充填できないという不具合が生じることがあった。
このような不具合を解消するべく、充填液の充填の際に開口部を拡開させておくための開口ガイドを用いることが特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の開口ガイドは、開口工程位置において吸盤からなる開口手段によって広げられている開口部に対し、閉じた状態の一対の開口爪を挿入するとともに、次工程へ向けて搬送されるパウチに追従する開口工程位置からの移動によって一対の開口爪を開いた状態とすることで、パウチの対向するフィルムを各開口爪でそれぞれ外側へ押し広げてパウチの開口部を拡開するようにされている。
この一対の開口爪によるパウチの開口部の拡開は、充填ノズルの挿入位置において、充填ノズルが一対の開口爪によって拡開されている開口部に挿入されると終了し、当該一対の開口爪は充填液の充填が開始される前に開口部から引き抜かれて、再度、開口工程位置に戻るようにされている。
特開平06−008914号公報
このように、特許文献1に記載の開口ガイドは、充填ノズルが挿入されるまでしかパウチの開口部を拡開していないため、充填が終了して、充填ノズルを引き抜く際に、充填ノズルがパウチに当たって充填ノズルに付着した充填液がパウチのシール面に付着してしまい、シール不良が生じるという問題を有していた。
この問題を解決するべく、本発明は、パウチの搬送経路の、搬送されるパウチに追従しつつ充填を行う充填ノズルが挿入される位置から抜去される位置において、少なくとも、充填ノズルのパウチ内部に対する挿入から抜去までの間、常にパウチの開口部を拡開させるパウチ開口装置および液体充填方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するべく、本発明の第1の態様のパウチ開口装置は、搬送されるパウチに追従しつつ充填を行う充填ノズルが配設され、パウチの移動に連動して間欠回転する主軸に固定された基台と、前記基台の下面に上下に揺動可能に取り付けられた揺動テーブルに水平回転可能に軸支されたピニオンギアと、前記ピニオンギアを回転させる開閉手段と、前記ピニオンギアを挟んで平行に配置されるとともに前記ピニオンギアに噛み合うラックギアを有する一対のアーム部にそれぞれパウチに向かって垂下形成された第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを備え、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドは、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドの接離中心が常に前記充填ノズルのノズル軸上に位置するように配設されるとともに、前記開閉手段によって前記ピニオンギアを回動させることにより接離可能とし、少なくとも前記パウチ内部に対する前記充填ノズルの挿入から抜去までの間、前記パウチの搬送に追従するとともに、前記パウチの開口部からパウチ内に位置して前記パウチの開口部を拡開させるように形成されていることを特徴とする。
このような、本発明の第1の態様のパウチ開口装置においては、パウチ内部に対する充填ノズルの挿入から抜去までの間、第1開口ガイドおよび第2開口ガイドによってパウチの開口部を拡開するようにされているので、充填ノズルを挿入または抜去する際に、充填ノズルがパウチに当って汚染されるのを防止し、また、充填ノズルに付着した充填液がパウチのシール面に付着することによるシール不良の発生を防止することを可能とする。さらに、第1開口ガイドおよび第2開口ガイドの接離中心が、常に充填ノズルのノズル軸上に位置するようにされているので、充填ノズルの先端がパウチの開口部の開口中心を常に追従するように設定することで、パウチの開口部がパウチの中心からオフセットしている場合においても、パウチの形状に応じてガイド部材を取り替えることなく、確実に開口部の開口中心を拡開することができる。
本発明の第2の態様のパウチ開口装置は、請求項1において、前記パウチの搬送経路における前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドの上流側において前記パウチの開口状態を識別する開口識別手段を備え、前記開口識別手段により、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドをパウチの開口部に挿入する前に、前記パウチの開口部に近接した状態の前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドを挿入可能な隙間が有るか否かを判断することを特徴とする。
本発明の第2の態様のパウチ開口装置においては、開口識別手段によってパウチの開口部に第1開口ガイドおよび第2開口ガイドが挿入可能な隙間が有るか判断するようにされているので、隙間が確認されたパウチのみ充填作業に移行することで、第1開口ガイドおよび第2開口ガイドによって開口部を拡開できないまま充填が行われシール不良となった不良品の発生や、充填ミスによる装置の汚染などを未然に防止することを可能とする。
また、本発明の液体充填方法は、充填ノズルの移動に連動して間欠回転する主軸に固定された基台と、前記基台の下面に上下に揺動可能に取り付けられた揺動テーブルに水平回転可能に軸支されたピニオンギアと、前記基台に設けられ、前記揺動テーブルを上下に揺動させる揺動手段と、前記ピニオンギアを回転させる開閉手段と、前記ピニオンギアを挟んで平行に配置されるとともに前記ピニオンギアに噛み合うラックギアを有する一対のアーム部にそれぞれパウチに向かって垂下形成された第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを備えるパウチ開口装置を用いて、充填ノズルと近接した状態の前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドが待機する充填開始位置に搬送されてきた前記パウチの開口部の隙間に対して、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドを挿入して離間させ前記パウチの開口部を拡開するとともに、拡開される前記開口部から前記パウチ内部へ前記充填ノズルを挿入して充填を開始する開始ステップと、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドによって前記パウチの開口部を拡開した状態で充填しながら充填終了位置に搬送される前記パウチに追従する充填ステップと、充填終了位置において充填が終了した前記パウチから前記充填ノズルと離間した状態の前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを引き抜いて充填を終了する終了ステップと、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを近接した状態に戻し、前記充填ノズルと前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを充填開始位置に戻す回帰ステップとを繰り返して連続して搬送される前記パウチに充填を行うことを特徴とする。
本発明の液体充填方法においては、開始ステップから終了ステップまでの間、常に第1開口ガイドおよび第2開口ガイドによってパウチの開口部を拡開するようにされているので、パウチのシール面を汚さずに充填作業を行うことができる。また、充填開始位置から充填終了位置に搬送される間に充填液の充填を行うようにされているので、高速な充填作業を行うことを可能とする。
本発明によれば、パウチの搬送経路における充填ノズルが挿入される位置から抜去される位置において、充填ノズルの挿入から抜去までの間、常にパウチの開口部を拡開させることができるので、充填ノズルの挿入、或いは、抜去の際に、充填液をパウチのシール面に付着させ、シール不良の原因を作るような問題の発生を未然に防止することができる。
本発明のパウチ開口装置の実施形態における側面図 本発明のパウチ開口装置の実施形態における正面図 本発明のパウチ開口装置の実施形態における第1開口ガイドおよび第2開口ガイドの移動経路を示す図 本発明のパウチ開口装置の実施形態における液体充填方法を示す図 本発明の液体充填方法を示すフローチャート
本発明のパウチ開口装置の具体的な実施形態を図1乃至図5を用いて以下に説明する。
本発明の実施形態におけるパウチ開口装置1は、食品などの充填から包装までを自動で行う自動包装機に配置される任意の軸周りに間欠回転可能に配置され、先端から充填液Lを放出するノズルを有する充填ノズル2が設けられた主軸3に対して、図1に示すように、基台4を固定配置することで取り付けられている。
基台4の下面4bには、揺動中心4dを支点として上下に揺動可能な揺動テーブル5が支持部材4cを介して取り付けられ、基台4の上面には、揺動テーブル5を揺動中心4dを支点として上方および下方に回転揺動させるエアーシリンダーなどのアクチュエータからなる揺動手段6が配設されている。
揺動テーブル5には揺動テーブル5の平面に対して水平回転可能にピニオンギア7が軸支され、ピニオンギア7には一端部がピニオンギア7の回転軸に軸支され、他端部がエアーシリンダーなどのアクチュエータからなる開閉手段8のシリンダーロッド8aに連結されたギア駆動レバー7aが一体として形成されている。ピニオンギア7は、開閉手段8のシリンダーロッド8aの直線駆動によってギア駆動レバー7aをピニオンギア7の回転軸を中心として揺動させることにより、回動するようにされている。また、ピニオンギア7には、ピニオンギア7に噛み合うラックギア9a,10aが形成された一対のアーム部9,10が径方向の両側に平行に配置されている。
アーム部9,10は、揺動テーブル5の端部からパウチPの搬送経路方向に水平に突き出しており、先端部9b,10bには、パウチPの開口部Aに向かって第1開口ガイド11および第2開口ガイド12が一体として垂下形成されている。
この時、図2に示すように、第1開口ガイド11が形成されたアーム部9は、パウチPの開口部Aに向かって真っ直ぐに突出形成され、第2開口ガイド12が形成されたアーム部10は、第1開口ガイド11と接触可能に湾曲部10cを有するL字型に形成されており、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12は接触可能とされている。
また、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12は、開閉手段8のシリンダーロッド8aを直線駆動させることにより、ギア駆動レバー7aを揺動させてピニオンギア7を回動し、ピニオンギア7に噛み合うアーム部9,10のラックギア9a,10aを直線移動させて、パウチPの対向するフィルムをそれぞれ引き離す方向に接離するようにされている。
なお、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12は、その接離中心が、常に充填ノズル2のノズル軸2a上に位置するように形成されている。
この本実施形態におけるパウチ開口装置1においては、図示を省略した制御部によって、充填ノズル2のノズル軸2aがパウチPの開口部Aの開口中心を追従するように主軸3の間欠回転における1ピッチの位相および移動速度を制御し、さらに、パウチP内部に対する充填ノズル2の挿入から抜去までの間は、ピニオンギア7が第1開口ガイド11および第2開口ガイド12が離間する回転角を維持して、パウチPの開口部Aを第1開口ガイド11および第2開口ガイド12によって拡開するように、開閉手段8を制御するようにされている。
このような、本実施形態のパウチ開口装置1においては、パウチP内部に対する充填ノズル2の挿入から抜去までの間、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12によってパウチPの開口部Aを拡開するように形成されているので、充填ノズル2を挿入または抜去する際に、充填ノズル2がパウチPの内面に当たって充填ノズル2に付着した充填液LがパウチPのシール面に付着することによるシール不良の発生を防止することを可能とする。さらに、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12の接離中心が常に充填ノズル2のノズル軸2a上に位置するように形成されているので、充填ノズル2の先端がパウチPの開口部Aの開口中心を常に追従するように主軸3の間欠回転を制御することで、パウチPの開口部AがパウチPの中心からオフセットしている場合においても、パウチPの形状に応じて開口ガイドを取り替えることなく、確実に開口部Aの開口中心を拡開することができる。
また、パウチ開口装置1には、図3に示すように、パウチPの搬送経路における開口工程の下流側であって、充填ノズル2を挿入して充填を開始するための充填開始位置に位置する第1開口ガイド11および第2開口ガイド12の上流側に配置されたレーザーセンサ13aを有する開口識別手段13を備え、開口工程において吸盤などにより、対抗するフィルムが引き離されて一旦拡開され搬送されてきたパウチPの開口部Aの開口量をレーザーセンサ13aによって測定し、当該開口量に基づいてパウチPの開口部Aに、近接した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を挿入可能な隙間が形成されているか否かの判断をするようにされている。
なお、開口識別手段13は、レーザーセンサ13aに限定されるものではなく、カメラを用いた画像判断方法など既存の手段を用いることができる。
この開口識別手段13によってパウチPの開口部Aの状態を判断することにより、パウチPの開口部Aに近接した状態の第1開口手段11および第2開口手段12を挿入するのに十分な隙間が有ると判断した場合には、充填開始位置に搬送して開口部Aの拡開および充填を行い、パウチPの開口部Aに十分な隙間が開いていないと判断した場合には、開口部Aの拡開および充填を行わずに後工程に設けられた排出路へ搬送するようにされている。このように、開口部Aに近接した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を挿入するのに十分な隙間を有するパウチPのみを充填開始位置に搬送することによって、パウチPの開口部Aに対して近接した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を確実に挿入して拡開し、開口部Aを拡開できずに充填が行われてシール不良とされた不良品の発生や、充填ミスによる装置の汚染などを未然に防止することを可能とする。
上記の本発明のパウチ開口装置1を用いたパウチP内部への充填液Lの液体充填方法を図4および図5を用いて以下に説明する。
まず、パウチPは、図3に示すように、吸盤14a,14bおよび図示を省略したブローノズルなどが備えられた開口行程において、パウチPの対抗するフィルムを離れる方向に吸盤14a,14bによってそれぞれ引っ張られるとともに、ブローノズルから放出されるエアーによって一旦膨らまされ、その後、充填工程に移される。
本実施形態におけるパウチ開口装置1を用いた液体充填方法においては、図5に示すように、開口工程から搬送されてきたパウチPの開口部Aの開口量をレーザーセンサ13aによって測定し、開口部Aに近接した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を挿入可能な隙間を有しているか否かの判断を行うようにされている(判断ステップ15)。このとき、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12は、近接した状態とされ充填ノズル2の下方に位置した状態で図3に示す充填開始位置において待機している。
図4(a)に示すように、近接した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を挿入可能な隙間を有していると判断されたパウチPが充填開始位置に間欠搬送されてくると、開始ステップ16に移行し、揺動手段6を動作させて揺動テーブル5を下方に揺動させて、図4(b)に示すように、近接した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイド12のみをパウチPの開口部Aに挿入する。さらに、開閉手段8を動作させて第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を離間させて、図4(c)に示すように、パウチPの開口部を拡開するとともに、図4(d)に示すように、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12によって拡開される開口中心に充填ノズル2を挿入し、パウチP内部への充填液Lの充填を開始する。
充填が開始されると充填ステップ17に移行し、図4(e)に示すように、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12は、開口部Aを拡開した状態で、図3に示すように、反時計回りに間欠搬送されるパウチPの搬送経路における充填開始位置から充填終了位置の間において、パウチPに充填を行いながら追従して移動する充填ノズル2に伴って充填終了位置まで移動する。
充填終了位置にて充填を終了すると終了ステップ18に移行し、図4(f)に示すように、パウチPの開口部Aから引き抜かれる充填ノズル2に連動して、揺動手段6を動作させて揺動テーブル5を上方へ揺動させて、離間した状態の第1開口ガイド11および第2開口ガイドを開口部Aから充填ノズル2と同時に引き抜く。
パウチPから第1開口ガイド11および第2開口ガイド12が完全に抜去されると回帰ステップ19に移行し、パウチPの搬送経路を時計回りに移動して充填開始位置に回帰する充填ノズル2に伴って、第1開口ガイド11および第2開口ガイド12を近接した状態に戻し、充填開始位置に回帰させる。
本発明のパウチ開口装置1を用いた液体充填方法においては、判断ステップ15から回帰ステップ19を繰り返すことにより、搬送経路を連続して搬送されてくるパウチPの開口部Aを開始ステップから終了ステップまでの間、すなわち、パウチPの内部に対する充填ノズル2の挿入から抜去までの間、常に第1開口ガイド11および第2開口ガイド12によって拡開しながら充填作業を行うので、パウチのシール面を汚さずに充填作業を行うことを可能とする。また、本発明の液体充填方法によれば、充填開始位置から充填終了位置に搬送される間に充填液Lの充填を行うようにされているので、高速な充填作業を行うことを可能とする。
本発明のパウチ開口装置1および液体充填方法は、上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の特徴を損なわない範囲において、例えば、基台4に複数の揺動テーブル5を取り付けるようにして、複数のパウチPに対して、同時に開口部Aの拡開作業を行う構成とするなど、種々の変更が可能である。
1 パウチ開口装置
2 充填ノズル
2a ノズル軸
3 主軸
4 基台
5 揺動テーブル
6 揺動手段
7 ピニオンギア
8 開閉手段
9,10 アーム部
9a,10a ラックギア
11 第1開口ガイド
12 第2開口ガイド
13 開口識別手段
15 判断ステップ
16 開始ステップ
17 充填ステップ
18 終了ステップ
19 回帰ステップ
P パウチ
A 開口部
L 充填液

Claims (3)

  1. 搬送されるパウチに追従しつつ充填を行う充填ノズルが配設され、パウチが配設されパウチの移動に連動して間欠回転する主軸に固定された基台と、
    前記基台の下面に上下に揺動可能に取り付けられた揺動テーブルに水平回転可能に軸支されたピニオンギアと、
    前記ピニオンギアを回転させる開閉手段と、
    前記ピニオンギアを挟んで平行に配置されるとともに前記ピニオンギアに噛み合うラックギアを有する一対のアーム部にそれぞれパウチに向かって垂下形成された第1開口ガイドおよび第2開口ガイドと、
    を備え、
    前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドは、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドの接離中心が常に前記充填ノズルのノズル軸上に位置するように配設されるとともに、前記開閉手段によって前記ピニオンギアを回動させることにより接離可能とし、少なくとも前記パウチ内部に対する前記充填ノズルの挿入から抜去までの間、前記パウチの搬送に追従するとともに、前記パウチの開口部からパウチ内に位置して前記パウチの開口部を拡開させるように形成されていることを特徴とするパウチ開口装置。
  2. 前記パウチの搬送経路における前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドの上流側において前記パウチの開口状態を識別する開口識別手段を備え、前記開口識別手段により、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドをパウチの開口部に挿入する前に、前記パウチの開口部に近接した状態の前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドを挿入可能な隙間が有るか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のパウチ開口装置。
  3. 充填ノズルの移動に連動して間欠回転する主軸に固定された基台と、
    前記基台の下面に上下に揺動可能に取り付けられた揺動テーブルに水平回転可能に軸支されたピニオンギアと、
    前記基台に設けられ、前記揺動テーブルを上下に揺動させる揺動手段と、
    前記ピニオンギアを回転させる開閉手段と、
    前記ピニオンギアを挟んで平行に配置されるとともに前記ピニオンギアに噛み合うラックギアを有する一対のアーム部にそれぞれパウチに向かって垂下形成された第1開口ガイドおよび第2開口ガイドと、
    を備えるパウチ開口装置を用いて、
    充填ノズルと近接した状態の前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドが待機する充填開始位置に搬送されてきた前記パウチの開口部の隙間に対して、前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドを挿入して離間させ前記パウチの開口部を拡開するとともに、拡開される前記開口部から前記パウチ内部へ前記充填ノズルを挿入して充填を開始する開始ステップと、
    前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドによって前記パウチの開口部を拡開した状態で充填しながら充填終了位置に搬送される前記パウチに追従する充填ステップと、
    充填終了位置において充填が終了した前記パウチから前記充填ノズルと離間した状態の前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを引き抜いて充填を終了する終了ステップと、
    前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを近接した状態に戻し、前記充填ノズルと前記第1開口ガイドおよび第2開口ガイドとを充填開始位置に戻す回帰ステップと、
    を繰り返して連続して搬送される前記パウチに充填を行うことを特徴とする液体充填方法。
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