JP2014106320A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧ローラの回転負荷や回転負荷変動が大きい場合でも、相対的に小さな外部加熱ローラR3、R4の回転負荷や回転負荷変動を精度高く検出して外部加熱ローラR3、R4の状態を正確に評価できる画像加熱装置を提供する。
【解決手段】定着駆動モータ電流検出部315は、定着駆動モータ314による定着ローラR1の駆動回転情報を検出する。制御部310は、定着駆動モータ電流検出部315により定着駆動モータ314の駆動トルクを検出する負荷検出モードを実行可能である。負荷検出モードでは、定着ローラR1から加圧ローラR2を離間させて定着ローラR1に外部加熱ローラR3、R4を当接させた状態で定着駆動モータ314を作動させる。制御部310は、定着駆動モータ314の駆動トルクに基づいて外部加熱ローラR3、R4の状態を診断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱回転体に当接して記録材のニップ部を形成する第一回転体とは別の第二回転体を加熱回転体に従動回転させる画像加熱装置、詳しくは記録材の非加熱処理時に第二回転体の状態を評価して、交換推奨の警告等を行う制御に関する。
像担持体に形成したトナー像を記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を画像加熱装置の一例である定着装置で加熱加圧して記録材に画像を定着させる画像形成装置が広く用いられている。画像加熱装置は、加熱回転体(ローラ部材又はベルト部材)に第一回転体(ローラ部材又はベルト部材)を当接させて記録材のニップ部を形成している。画像加熱装置では、加熱回転体の周面の加熱等を目的として、加熱回転体に第二回転体(ローラ部材又はベルト部材)を当接して従動回転させている場合がある(特許文献1、2)。
特許文献1では、2本の外部加熱ローラを加熱回転体の一例である定着ローラに当接させて従動回転させている。特許文献2では、2本の支持ローラに張架した外部加熱ベルトを定着ローラに当接させて従動回転させている。
特許文献3では、定着ローラの駆動モータの回転速度と駆動トルク(電流値)とを検出して、第一回転体の一例である加圧ローラの定着ローラに対する加圧状態を評価している。
特開2005−316421号公報 特開2007−212896号公報 特開2003−215973号公報
第二回転体や第二回転体の軸受は、長期間にわたって熱と摩耗に晒されると、回転負荷上昇や回転負荷変動を発生して加熱回転体の回転むらや駆動モータの過負荷を引き起こす場合がある。そこで、第二回転体の負荷上昇や負荷変動を早期に発見して部品交換等の必要な措置をとり得るように、所定の加熱処理枚数ごとに、検出モードを割り込み実行させて第二回転体の状態を評価することが提案された。検出モードでは、特許文献3を参考にして、加熱回転体の駆動モータの回転速度と駆動トルク(電流値)とを検出することが提案された。
しかし、大きな加圧力で加熱回転体に圧接する第一回転体の回転負荷や回転負荷変動が大きいため、加熱回転体の駆動モータの回転速度と駆動トルク(電流値)とでは、第二回転体の状態を正確に評価できないことが判明した。本発明は、第一回転体の回転負荷や回転負荷変動が大きい場合でも、相対的に小さな第二回転体の回転負荷や回転負荷変動を精度高く検出して第二回転体の状態を正確に評価できる画像加熱装置を提供することを目的としている。
本発明の画像加熱装置は、駆動モータに駆動されて回転して、記録材の画像面を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に前記加熱回転体に当接して記録材のニップ部を形成する第一回転体と、前記加熱回転体に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に前記加熱回転体に当接して従動回転する第二回転体と、前記駆動モータによる前記加熱回転体の駆動回転情報を検出する検出手段と、前記加熱回転体から前記第一回転体を離間させて前記加熱回転体に前記第二回転体を当接させた状態で前記駆動モータを作動させて前記検出手段により第一の駆動回転情報を検出する検出モードを実行可能な実行部と、を備え、前記第一の駆動回転情報に基づいて前記第二回転体の状態を診断可能なものである。
本発明の画像加熱装置では、回転負荷や回転負荷変動が相対的に大きい第一回転体を加熱回転体から離間させて検出モードを実行するので、第一回転体の回転負荷や回転負荷変動の影響が検出モードの検出結果に及びにくくなる。したがって、第一回転体の回転負荷や回転負荷変動が大きい場合でも、相対的に小さな第二回転体の回転負荷や回転負荷変動を精度高く検出して、第二回転体の状態を正確に評価できる。
画像形成装置の構成の説明図である。 定着装置の構成の説明図である。 定着装置の斜視図である。 画像形成装置の制御系のブロック図である。 加圧ローラと外部加熱ローラのポジションの説明図である。 加圧ローラを離間して負荷検出モードを実行する効果の説明図である。 実施例1の制御のフローチャートである。 実施例2の制御のフローチャートである。 ユーザ操作部の表示の説明図である。 実施例3の制御のフローチャートである。 実施例4の制御のフローチャートである。 実施例5の定着装置の構成の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置Eは、中間転写ベルト7に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部PYでは、感光ドラム1Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト7に転写される。画像形成部PMでは、感光ドラム1Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト7に転写される。画像形成部PC、PKでは、感光ドラム1C、1Kにそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト7に転写される。
中間転写ベルト7は、駆動ローラ10、二次転写対向ローラ8、テンションローラ9に張架されて、駆動ローラ10によって駆動されて矢印D方向に回転する。記録材Pは、記録材カセット11から給紙ローラ12により1枚ずつ取り出されてレジストローラ13で待機する。記録材Pは、レジストローラ13によって二次転写部T2へ給送されて、二次転写部T2を搬送される過程で中間転写ベルト7からトナー像を転写される。トナー像を転写された記録材Pは、定着装置Fへ搬送され、定着装置Fで加熱加圧を受けて表面に画像を定着される。画像が定着された記録材は、排出搬送路17を通じて外部トレイ18へ排出される。
画像形成部PY、PM、PC、PKは、現像装置3Y、3M、3C、3Kで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、画像形成部PYについて説明し、画像形成部PM、PC、PKに関する重複した説明を省略する。
画像形成部PYは、感光ドラム1Yの周囲に、帯電ローラ2Y、露光装置5、現像装置3Y、転写ローラ6Y、及びドラムクリーニング装置4Yを配置している。帯電ローラ2Yは、感光ドラム1Yの表面を一様な電位に帯電させる。露光装置5は、レーザービームを走査して感光ドラム1Yに画像の静電像を書き込む。現像装置3Yは、静電像にトナーを供給して感光ドラム1Yにトナー像を現像する。転写ローラ6Yは、直流電圧を印加されて感光ドラム1Yのトナー像を中間転写ベルト7へ転写させる。
<実施例1>
(定着装置)
図2は定着装置の構成の説明図である。図3は定着装置の斜視図である。
図2に示すように、定着装置Fは、定着ローラR1に加圧ローラR2を圧接して、記録材のニップ部Nを形成する。ニップ部Nは、未定着トナーKを担持した記録材Pを挟持搬送して、トナーを融解して記録材P上に画像を定着させる。
定着ローラR1は、直径60mmのアルミニウムパイプの芯金R1aの外周面に、厚さ2.0mmのシリコンゴムの弾性層R1bを配置し、弾性層R1bの表面を、厚さ50μmのPFAチューブの離型層R1cで被覆している。弾性層R1bのシリコンゴムの熱伝導率は0.5W/m・Kである。定着ローラR1は、定着駆動モータ314に駆動されて、矢印A方向に500mm/secのプロセススピードで回転する。
加圧ローラR2は、直径60mmのアルミニウムパイプの芯金R2aの外周面に、厚さ1.9mmのシリコンゴムの弾性層R2bを配置し、弾性層R2bの表面を、厚さ50μmのPFAチューブの離型層R2cで被覆している。弾性層R2bのシリコンゴムの熱伝導率は0.5W/m・Kである。加圧ローラR2は、定着ローラR1に当接して矢印B方向に従動回転する。
加圧ローラR2は、偏心カムを用いた加圧機構321Mに駆動されて、定着ローラR1に対して接離する。加圧機構321Mは、加圧ローラR2を所定の加圧力で定着ローラR1に加圧して、定着ローラR1と加圧ローラR2の間にニップ部Nを形成する。ニップ部Nにおける圧接圧(定着圧)は、980N(100Kgf)に設定されている。加圧機構321Mは、定着ローラR1に対して加圧ローラR2を当接/離間させる機構を兼ねている。
ハロゲンヒータH1は、定着ローラR1の芯金R1aの内部に非回転に配置される。サーミスタS1は、定着ローラR1に接触して配置されて、定着ローラR1の表面温度を検出する。制御部310は、サーミスタS1の検出温度に応じてハロゲンヒータH1をON/OFF制御して、定着ローラR1の表面温度を記録材の種類に応じた所定の目標温度に維持する。
制御部310は、記録材の種類に応じた好適な加熱処理が行えるように、サーミスタS1からの信号に基づいてハロゲンヒータH1をON/OFF制御する。制御部310は、ヒータ電力供給部311を通じてハロゲンヒータH1に電力を供給する。連続画像形成時、未定着のトナー像を転写された記録材が定着ローラR1と加圧ローラR2が圧接するニップ部Nを次々に通過する。ハロゲンヒータH1で加熱された定着ローラR1の熱と、定着ローラR1に加圧ローラR2が圧接する圧接力とにより、記録材P上のトナーKが溶融定着されて記録材Pに画像が定着される。
(外部加熱ローラ)
図2に示すように、近年の加熱処理の高速化に伴い、定着ローラR1のみでは補いきれない熱量を供給するため、ハロゲンヒータH2、H3に加熱された外部加熱ローラR3、R4を定着ローラR1に当接させている。定着ローラR1の表面温度を適切に保つため、定着ローラR1の表面を、外部加熱ローラR3、R4により直接加熱する。
外部加熱ローラR3は、外径30mm、厚み3mm、長さ350mmの円筒状アルミニウム製の芯金を備える。芯金上には、耐熱性の摺動層としてのフッ素系樹脂チューブが20μmの厚さで被覆している。外部加熱ローラR3の芯金内部には、ハロゲンヒータH2が内蔵される。
外部加熱ローラR4は、外部加熱ローラR3とほぼ同様に構成されて、外部加熱ローラR3よりも定着ローラR1の回転方向上流側に配置される。外部加熱ローラR4は、外径30mm、厚み3mm、長さ350mmの円筒状アルミニウム製の芯金を備える。芯金上には、耐熱性の摺動層としてのフッ素系樹脂チューブが20μmの厚さで被覆している。外部加熱ローラR4の芯金内部には、ハロゲンヒータH3が内蔵される。
外部加熱ローラR3、R4は、偏心カムを用いた接離機構313Mによって、定着ローラR1に対して当接/離間が可能である。接離機構313Mは、外部加熱ローラR3、R4を定着ローラ101に向かって加圧する機構を兼ねている。接離機構313Mは、外部加熱ローラR3、R4を総圧力196N(約20kgf)にて加圧する。
外部加熱ローラR3、R4は、外部加熱着脱駆動モータ313に駆動されて定着ローラR1に所定の圧力で押圧することで、ニップ部N3、N4を形成して、定着ローラR1の表面を加熱する。外部加熱ローラR3、R4は、定着ローラR1に当接して従動回転する。
制御部310は、サーミスタS2、S3からの信号に基づいて、外部加熱ローラR3、R4の表面温度が所定の目標温度となるようにハロゲンヒータH2、H3をON/OFF制御する。制御部310は、ヒータ電力供給部311を通じてハロゲンヒータH2、H3に電力を供給する。外部加熱ローラR3、R4の目標温度は、定着ローラR1の目標温度よりも高く設定してある。外部加熱ローラR3、R4の温度が定着ローラR1の温度よりも高温に保たれていた方が、記録材に接した定着ローラR1の表面温度の降下に対してレスポンス(熱の感応精度)良く、外部加熱ローラR3、R4から定着ローラR1に熱供給できるためである。具体的には、外部加熱ローラR3、R4の目標温度は、定着ローラT1の目標温度180℃よりも40℃高い220℃としている。
図3に示すように、外部加熱ローラR3、R4の軸線方向の両端部には、外部加熱ローラR3、R4を回転自在に支持する支持フランジ部材401が設けられている。支持フランジ部材401には転がり軸受け(ボールベアリング)を用いている。転がり軸受けは、金属でできた内輪と外輪との間に、何個かの転動体が保持器によって互いに接触しないように、一定の間隔を保って配置されて円滑な転がり運動をする。
外部加熱ローラR3、R4と支持フランジ部材401との間には、外部加熱ローラR3、R4の熱が定着装置Fのフレームに伝わりにくいように、熱可塑性樹脂の断熱ブッシュ402が配置されている。断熱ブッシュ402は、外部加熱ローラR3、R4の熱に耐えうるように、耐熱温度230〜270℃程度の耐熱性樹脂材料である。断熱ブッシュ402の材料は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)をベースとした複合樹脂である。いうまでもないが、断熱性および耐熱性の高い樹脂であれば問題なく、フッ素系樹脂材料でもよい。
(制御部)
図4は画像形成装置の制御系のブロック図である。図5は加圧ローラと外部加熱ローラのポジションの説明図である。
図4に示すように、制御部310は、モータ電力供給部312を制御して、定着駆動モータ314を作動させて、定着ローラR1を一定速度で回転させる。
制御部310は、モータ電力供給部312を通じて外部加熱着脱駆動モータ313の回転と停止を制御して、偏心カムを用いた接離機構313Mを作動させて、定着ローラR1に対して外部加熱ローラR3、R4を当接/離間させる。
制御部310は、モータ電力供給部312を通じて加圧ローラ着脱駆動モータ321の回転と停止を制御して、偏心カムを用いた加圧機構321Mを作動させて、定着ローラR1に対して加圧ローラR2を当接/離間させる。
制御部310は、ネットワークケーブル318及びドライバ319を介して入力端末320に接続されている。ユーザは、入力端末320を操作して画像形成ジョブを画像形成装置Eに送信可能である。
ユーザ操作部317は、ユーザがタッチパネルを操作して、画像形成ジョブの内容、記録材Pの種類、坪量、サイズなどを入力可能である。ユーザ操作部317は、タッチパネルの画面に各種の情報を表示してユーザに通報する。
図5の(a)に示すように、スタンバイ状態では、加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4が、定着ローラR1から離間した第一のポジションを取る。第一のポジションでは、定着ローラR1に対して、加圧ローラR2、外部加熱ローラR3、R4の双方が離間する。スタンバイ状態は、画像形成装置(E)の電源がONされてプリント開始される前のプリント待機状態である。制御部310は、定着ローラR1の目標温度を、スタンバイ時では200℃とする。
図5の(b)に示すように、連続画像形成中は、加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4が、定着ローラR1に対して当接する第二のポジションを取る。第二のポジションでは、定着ローラR1に対して、加圧ローラR2、外部加熱ローラR3、R4の双方が当接する。スタンバイ状態で、プリント開始入力がされると、普通紙の場合、定着ローラR1の温度調整の目標温度が180℃に設定され、外部加熱ローラR3、R4の温度調整の目標温度は220℃に設定される。
(比較例)
図2に示すように、比較例では、定着駆動モータ電流検出部315の出力を用いて、外部加熱ローラR3、R4関連の故障検知を行う。定着駆動モータ電流検出部315は、定着駆動モータ314の刻々の出力トルク値に対応して定着駆動モータ314に供給される電流値を検出する。
しかし、定着ローラR1には、外部加熱ローラR3、R4のみではなく、相対的に大きな加圧力で圧接する加圧ローラR2が圧接している。そのため、定着ローラR1が加圧ローラR2に圧接している状態で駆動検知を行った場合、外部加熱ローラR3、R4に駆動負荷の増加がみられても、全体の駆動負荷に対する割合が小さいため、駆動負荷上昇の発見が難しくなる。また、加圧ローラR2に加えてクリーニング装置や他の回転体が定着ローラRに圧接していると、定着駆動モータ電流検出部315が検知した駆動負荷上昇の原因追究が容易ではない。
そこで、以下の実施例の制御では、図5の(c)に示すように、負荷検出モードでは、定着ローラR1に対して加圧ローラR2を離間させ、外部加熱ローラR3、R4のみを当接させる第三のポジションをとる。第三のポジションでは、加圧ローラR2を離間させて外部加熱ローラR3、R4のみが定着ローラR1に当接する。第三のポジションにおいて定着駆動モータ電流検出部315の出力を用いた駆動負荷検知を行うため、外部加熱ローラR3、R4の駆動負荷上昇を容易に検知することができる。大きな駆動負荷の上昇が確認された場合に、駆動負荷上昇の原因を外部加熱ローラR3、R4だと容易に特定できる。
(加圧ローラを離間させる効果)
図6は加圧ローラを離間して負荷検出モードを実行する効果の説明図である。図中、(a)は第二のポジションにおける定着駆動モータ電流値の内訳、(b)は第三のポジションにおける定着駆動モータ電流値の内訳である。
図2に示すように、実施例1では、加熱回転体の一例である定着ローラR1は、駆動モータの一例である定着駆動モータ314に駆動されて回転して、記録材の画像面を加熱する。第一回転体の一例である加圧ローラR2は、定着ローラR1に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に定着ローラR1に当接して記録材のニップ部Nを形成する。第二回転体の一例である外部加熱ローラR3、R4は、定着ローラR1に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に定着ローラR1に当接して従動回転する。
検出手段の一例である定着駆動モータ電流検出部315は、定着駆動モータ314による定着ローラR1の駆動回転情報を検出する。実行部の一例である制御部310は、定着駆動モータ電流検出部315により第一の駆動回転情報の一例である定着駆動モータ314の駆動トルクを検出する検出モードの一例である負荷検出モードを実行可能である。検出モードでは、定着ローラR1から加圧ローラR2を離間させて定着ローラR1に外部加熱ローラR3、R4を当接させた状態で定着駆動モータ314を作動させる。制御部310は、定着駆動モータ314の駆動トルクに基づいて外部加熱ローラR3、R4の状態を診断可能である。定着駆動モータ314の駆動トルクは、(1)定着ローラR1の回転速度、(2)定着ローラR1における回転速度の変動回数、(3)定着駆動モータ314の駆動トルクの変動回数に置き換え可能である。
操作パネルの一例であるユーザ操作部317は、負荷検出モードの開始を指令可能であるとともに画像加熱装置Fの状態を表示可能である。制御部310は、外部加熱ローラR3、R4の状態を異常と判断した場合に、ユーザ操作部317に外部加熱ローラR3、R4の交換を示唆する表示を行う。
外部加熱回転体の一例である外部加熱ローラR3、R4は、記録材の加熱処理時に定着ローラR1の表面を加熱する。制御部310は、外部加熱ローラR3、R4が画像形成時の温度で定着ローラR1の表面を加熱している状態で負荷検出モードを実行する。
図5の(b)に示すように、比較例では、第二のポジションにおいて負荷検出モードを実行する。このとき、定着ローラR1自身を駆動する駆動電流:加圧ローラR2を駆動する駆動電流:外部加熱ローラR3および外部加熱ローラR4を駆動する駆動電流の関係は以下のようになる。
300mA:800mA:500mA=3:8:5
図6の(a)に示すように、例えば外部加熱ローラR3の片側のボールベアリングに異常が発生して、外部加熱ローラR3の駆動負荷が上昇して、定着駆動モータ314の電流値が300mA上昇したとする。このとき、定着駆動モータ314の電流値の上昇比率は以下のようになる。
300mA/(300mA+800mA+500mA)=18%
図5の(c)に示すように、実施例1では、第三のポジションにおいて負荷検出モードを実行する。このとき、定着ローラR1自身を駆動する駆動電流:加圧ローラR2を駆動する駆動電流:外部加熱ローラR3および外部加熱ローラR4を駆動する駆動電流の関係は以下のようになる。
300mA:0mA:500mA=3:0:5
図6の(b)に示すように、比較例と同様に、外部加熱ローラR3の片側のボールベアリングに異常が発生して、外部加熱ローラR3の駆動負荷が上昇して、定着駆動モータ314の電流値が300mA上昇したとする。このとき、定着駆動モータ314の電流値の上昇比率は以下のようになる。
300mA/(300mA+000mA+500mA)=37%
外部加熱ローラR3、R4は、定着ローラR1に対して比較的に低い圧力で当接している。このため、定着ローラR1自身の駆動あるいは加圧ローラR2の駆動に異常が発生した場合に比べて、外部加熱ローラR3、R4の駆動に異常が発生した場合の駆動電流増加は、比較的小さい値になる。
以下の実施例の制御では、第三のポジションにおいて負荷検知モードを実行するため、外部加熱ローラR3、R4の小さな駆動負荷増加量でも正確に(S/N比高く)検知して、部品の異常を早期の段階で発見できる。また、定着ローラR1に当接している当接物が外部加熱ローラR3、R4のみのため、負荷変動が生じた際に、原因の特定が容易となる。
(実施例1の制御)
図7は実施例1の制御のフローチャートである。実施例1の制御は、外部加熱ローラR3、R4の駆動負荷異常を検知する負荷検出モードを連続プリント動作中に割り込み実行させる駆動制御である。
図4を参照して図7に示すように、制御部310は、プリント待機状態で(S11)、ユーザがユーザ操作部317を通じて画像形成ジョブを入力すると(S12)、サーミスタS1、S2、S3の検知温度を確認する(S13)。
制御部310は、サーミスタS1、S2、S3が目標温度未満の場合(S13のNO)、それぞれハロゲンヒータH1、H2、H3をONして(S14)、目標温度に到達するまでONを継続する。
制御部310は、サーミスタS1、S2、S3が目標温度に達すると(S13のYES)、図5の(b)に示すように、定着ローラR1に、加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4を当接させる(S15)。
制御部310は、定着駆動モータ314をONして定着ローラR1をの回転を開始して(S16)、続いて画像形成を開始して記録材を給送する(S17)。制御部310は、画像形成中、定着駆動モータ電流検出部315から定着駆動モータ314の負荷を50msec毎に検出し続ける(S18)。
制御部310は、正常状態における検出電流は1600mA程度であるため、検出電流が1秒間連続して2500mAを超えたら(S18のNO)、ユーザ操作部317に警告を表示して画像形成装置Eを停止させる。同時に、ネットワークケーブル318を通じてによって接続されたPCドライバ319を通じてPC320上に警告を表示する(S19)。
制御部310は、検出電流が2500mAを下回っている場合(S18のYES)、記憶部316において画像形成の通紙枚数をカウントアップしつつ、残りの画像形成を継続する(S20、S21)。
制御部310は、画像形成の通紙枚数がA4換算で10000枚に達すると、連続画像形成を停止させて(S22)、図5の(c)に示すように、加圧ローラR2のみを定着ローラR1から離間させて負荷検出モードを開始する(S23)。
制御部310は、定着駆動モータ314を作動させて定着ローラR1を回転させ(S24)、定着駆動モータ電流検出部315から定着駆動モータ314の負荷を50msec毎に検出し続ける(S25A)。
負荷検出モードでは、正常状態における検出電流は500mA程度であるため、検出電流が1秒間連続して800mAを超えたら(S25Aの800mA超)、検出電流を判断する(S25B)。
制御部310は、検出電流が800mAを超えて1000mA以下の場合(S25Bの1000mA以下)、ユーザ操作部317に注意を表示し、ネットワークケーブル318を通じてPC320上にも注意を表示する(S26)。その後、図5の(b)に示すように、加圧ローラR2を定着ローラR1に当接させて負荷検出モードを抜ける(S27)。そして、連続画像形成の枚数が終了するか、再度、A4換算で10000枚の通紙がされるまで、連続画像形成を許可する。
制御部310は、検出電流が1000mAを超えている場合(S25Bの1000mA超)、ユーザ操作部317に警告を表示して画像形成装置Eを停止させる。同時に、ネットワークケーブル318を通じてPC320上にも警告を表示する(S28)。
実施例1の制御では、画像形成ジョブの通紙枚数がA4換算で10000枚通紙される毎に負荷検出モードに移行して駆動負荷検知を行う。これは、外部加熱ローラR3、R4の駆動負荷が10000枚程度の通紙で変動していく傾向があるためである。
また、画像形成装置Eでは、A4換算で5000通紙される毎に連続画像形成を中断して、装置本体の調整が入るため、装置本体の調整タイミングの2回に1回のタイミングで同時に負荷検出モードを行って、ダウンタイムの回数を減らしている。
なお、負荷検出モードは、電流値の検出によって負荷検出することに特定されない。定着駆動モータ電流検出部315とは異なる測定手段、例えば定着駆動モータトルク検出部、定着ローラ回転速度検出部、定着ローラ回転むら検出部を用いて同様な評価を行うことが可能である。定着駆動モータ電流検出部315は、所定の閾値を超えた場合にロック信号パルスを発生して、所定時間内のロック信号の発生回数を検出してもよい。
<実施例2>
図8は実施例2の制御のフローチャートである。図9はユーザ操作部の表示の説明図である。実施例1では、画像形成ジョブの通紙枚数がA4換算で10000枚通紙される毎に負荷検出モードを自動的に割り込み実行させた。これに対して、実施例2では、画像形成の停止状態で、ユーザ操作部317を通じてユーザが指示入力をすることで、任意のタイミングで負荷検出モードを実行させる。
図4を参照して図8に示すように、制御部310は、サービスマンがユーザ操作部317を操作して負荷検出モードの開始を指令すると(S32)、サーミスタS1、S2、S3の温度を検知する(S33)。
制御部310は、サーミスタS1、S2、S3の検知温度が目標温度以下の場合(S33のNO)、ハロゲンヒータH1、H2、H3をONして、各々が目標温度に到達するまで加熱を継続する(S34)。サーミスタS1、S2、S3の検知温度が目標温度に到達するまで待機してから駆動負荷検知を行うほうが、定着駆動モータ314の駆動負荷が安定して正確な評価が可能になるからである。
具体的には、以下のような理由で、目標温度に到達するのを待ってから駆動負荷検知を開始する。
(1)外部加熱ローラR3、R4の芯金と断熱ブッシュ402との間に塗られるグリスや、支持フランジ部材401に封入されるグリスは、目標温度まで加熱することによって粘性と駆動抵抗が安定する。
(2)定着ローラR1及び外部加熱ローラR3、R4の寸法は、目標温度に到達した時点での熱膨張によってガタが少なくなるように設計されているため、目標温度に到達した時点でガタによる駆動負荷が安定する。
(3)目標温度まで加熱することにより、定着ローラR1の弾性層や表層の硬度が安定化し、定着ローラR1と外部加熱ローラR3、R4のニップ部における抵抗が安定する。
(4)定着ローラR1の蓄熱量が大きいため、サーミスタS1、S2、S3の検知温度が目標温度に到達するまでに必要とする時間が約6分に対して、40℃の定着ローラR1が室温の25℃に冷却されるまでに必要とする時間は30分以上である。このため、目標温度まで加熱する方が早く安定した測定を開始できる。
制御部310は、サーミスタS1、S2、S3の検知温度が目標温度に到達すると(S33のYES)、定着ローラR1に対して外部加熱ローラR3、R4を当接させて第三のポジションをとらせる(S39)。
制御部310は、定着駆動モータ314を作動させて定着ローラR1を回転させた状態で(S40)、定着駆動モータ電流検出部315による電流(トルク)検知を行う(S41)。具体的には、50msec毎にモータ負荷を検出し続ける。
制御部310は、1secの間に検出電流が連続して800mAを超え(S41のNO)、1000mA以下であれば(S45の1000mA以下)、ユーザ操作部317に注意を促す表示を出力する(S46)。ネットワークケーブル318を通じて入力端末320上に注意を促す表示を出力する(S46)。
制御部310は、1secの間に検出電流が連続して1000mAを超えたら(S45の1000mA超)、ユーザ操作部317及び入力端末320上に警告を表示して画像形成装置Eを緊急停止させる(S47)。
制御部310は、1secの間に検出電流が連続して800mA以下であった場合(S41のYES)、外部加熱ローラR3、R4に異常が無いことをユーザ操作部317及び入力端末320上に表示する(S42)。通常状態における第三ポジションでの電流値は、ほぼ500mAである。
制御部310は、外部加熱ローラR3、R4を定着ローラR1から離間して第一のポジションをとらせて(S43)、スタンバイモードに移行する(S44)。
制御部310は、サービスマンがユーザ操作部317を操作して負荷検出モードの開始を指令した後に(S33のNO)、ユーザが入力端末320を通じて画像形成ジョブを入力すると(S37のYES)、画像形成ジョブを優先して実行する(S38)。サーミスタS1、S2、S3の検知温度が目標温度に到達し、画像形成ジョブが完了した後に(S38の完了)、定着ローラR1に対して外部加熱ローラR3、R4を当接させて第三のポジションをとらせる(S39)。すなわち、サービスマンによってユーザ操作部317の操作が入力された後、検知温度が目標温度に到達する前にユーザによって画像形成ジョブが入力された場合、画像形成ジョブを優先して完了するまで待機する。しかし、画像形成ジョブのほうを待機させて、駆動負荷検知を優先して完了させてもよい。
図9の(a)に示すように、定着駆動モータ314の電流値が部品の異常を示す場合、画像形成を継続することができないので、ユーザ操作部317に「警告」が表示される。併せて、ユーザ操作部317上に画像形成を再開するための条件として「部品の交換が必要です」と表示させる。
図9の(b)に示すように、定着駆動モータ314の電流値が部品の劣化の進行を示す場合、早めに外部加熱ローラR3、R4を交換する必要があるため、「注意」が表示される。併せて、ユーザ操作部317上に「部品の交換時期が近づいています」と表示させる。
図9の(c)に示すように、定着駆動モータ314の電流値が正常な範囲の場合、画像形成に支障がないため、「問題無い」が表示される。併せて、ユーザ操作部317上に「問題ありません」と表示させる。
なお、ネットワークケーブル318を通じて入力端末320又はサービスステーションの管理端末に検知結果を示す場合も、ユーザ操作部317に検知結果を示す場合と同様に表示する。表示する文面は、ユーザまたはサービスマンに部品の交換が必須の状態であるのか、部品の交換時期が近づいている状態であるのか、問題が無い状態であるのか、を報知することができればよい。文面は図9に示す各例とは異なっても良い。
<実施例3>
図10は実施例3の制御のフローチャートである。実施例3は、図1〜図5を参照して説明した定着装置Fにおいて、実施例1の制御の一部を変更して構成される。したがって、図10中、実施例1と共通する制御ステップには、図7と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施例3の制御における負荷検出モードは、実施例1の制御と同様に第三のポジションで駆動負荷検知を行って、外部加熱ローラR3および外部加熱ローラR4の駆動異常を検出する。しかし、その後、第一のポジションで駆動負荷検知を行って、定着ローラR1の駆動異常と、外部加熱ローラR3、R4の駆動異常とを切り分ける。
図2に示すように、定着ローラR1から加圧ローラR2を離間させた状態と、定着ローラR1から加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4を離間させた状態とで、第二の駆動回転情報の一例である定着駆動モータ314の駆動トルクを検出する。定着ローラR1から加圧ローラR2を離間した状態で検出された駆動トルクが所定の異常状態に該当する場合に、外部加熱ローラR3、R4も離間させた状態で駆動トルクを検出する。
診断部の一例である制御部310は、2つの定着駆動モータ314の駆動トルクの差分値に基づいて外部加熱ローラR3、R4の状態を診断可能である。制御部310は、加圧ローラR2のみを離間した状態で検出された駆動トルクと加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4を離間した状態で検出した駆動トルクとに基づいて外部加熱ローラR3、R4の状態を診断する。
制御部310は、次の場合に外部加熱ローラR3、R4の状態を異常と判断する。それは、加圧ローラR2のみを離間した状態で検出された駆動トルクが所定の異常状態に該当して加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4を離間した状態で検出した駆動トルクが所定の異常状態に該当しない場合である。
図4を参照して図10に示すように、制御部310は、画像形成の通紙枚数がA4換算で10000枚に達すると(S21のYES)、連続画像形成を停止させる(S22)。図5の(c)に示すように、加圧ローラR2のみを定着ローラR1から離間させて負荷検出モードを開始する(S23)。
負荷検出モードでは、定着駆動モータ314を作動させて定着ローラR1を回転させ(S24)、定着駆動モータ電流検出部315から定着駆動モータ314の負荷を50msec毎に検出し続ける(S25A)。
負荷検出モードでは、1secの間に検出電流が連続して800mAを超えた場合(S25Aの800mA超)、検出電流値を記憶部316に記憶する(S51)。
負荷検出モードでは、図5の(a)に示すように、外部加熱ローラR3、R4を定着ローラR1から離間して(S52)、第一のポジションにおいて定着駆動モータ電流検出部315において電流値の検出を行う(S53)。
負荷検出モードでは、第一のポジションにおいて50msec毎にモータ負荷を検出し続けて1secの間に検出した電流値の平均値と、記憶部316に記憶した第三のポジションにおいて検出した電流値の平均値との差分を求める(S54)。
制御部310は、差分が500mA以下の場合(S54のYES)、ユーザ操作部317に定着ローラR1の駆動に関わる部品の交換時期が近い旨の表示を行う(S55)。ネットワークケーブル318を通じて入力端末320にも同様に表示を行う。
制御部310は、差分が500mAを超える場合(S54の500mA超)、ユーザ操作部317に外部加熱ローラR3、R4の駆動に関わる部品の交換時期が近い旨の表示を行う(S56)。ネットワークケーブル318を通じて入力端末320にも同様に表示を行う。
制御部310は、差分が1000mAを超える場合(S57のYES)、ユーザ操作部317に警告の表示を行って画像形成装置Eを緊急停止させる(S58)。ネットワークケーブル318を通じて入力端末320にも同様に表示を行う。
制御部310は、差分が1000mA以下の場合(S57の1000mA未満)、加圧ローラR2及び外部加熱ローラR3、R4を定着ローラR1に当接させて、図5の(b)に示すように第二のポジションを設定して(S27)、画像形成を再開する。
実施例3の制御によれば、定着ローラR1の駆動に異常がみられた場合、定着ローラR1関連の部品不良と外部加熱ローラR3、R4関連の部品不良とを切り分けることが可能となる。
<実施例4>
図11は実施例4の制御のフローチャートである。実施例4は、図1〜図5を参照して説明した定着装置Fにおいて、実施例2の制御の一部を変更して構成される。また、変更に係る部分は、実施例3の制御と同一である。したがって、図11中、実施例2と共通する制御ステップには、図8と同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、実施例3と共通する制御ステップには、図10と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施例4の制御における負荷検出モードは、実施例2の制御と同様に、サービスマンがユーザ操作部317を操作して開始され、第三のポジションで駆動負荷検知を行って、外部加熱ローラR3および外部加熱ローラR4の駆動異常を検出する。しかし、その後、第一のポジションで駆動負荷検知を行って、定着ローラR1の駆動異常と、外部加熱ローラR3、R4の駆動異常とを切り分ける。
図4を参照して図11に示すように、制御部310は、定着ローラR1に対して外部加熱ローラR3、R4を当接させて第三のポジションをとらせて(S39)、定着駆動モータ電流検出部315による電流(トルク)検知を行う(S41)。
負荷検出モードでは、1secの間に検出電流が連続して800mAを超えた場合(S41の800mA超)、検出電流値を記憶部316に記憶する(S51)。
制御部310は、図5の(a)に示すように、外部加熱ローラR3、R4を定着ローラR1から離間して第一のポジションをとらせて(S52)、定着駆動モータ電流検出部315による電流(トルク)検知を行う(S53)。
制御部310は、第一のポジションにおいて検出した電流値の平均値と、第三のポジションにおいて検出した電流値の平均値との差分を求める(S54)。
制御部310は、差分が500mA以下の場合(S54のYES)、ユーザ操作部317に定着ローラR1の駆動に関わる部品の交換時期が近い旨の表示を行う(S55)。制御部310は、差分が500mAを超える場合(S54の500mA超)、ユーザ操作部317に外部加熱ローラR3、R4の駆動に関わる部品の交換時期が近い旨の表示を行う(S56)。制御部310は、差分が1000mAを超える場合(S57の1000mA以上)、ユーザ操作部317に警告の表示を行って画像形成装置Eを緊急停止させる(S58)。
実施例4の制御によれば、定着ローラR1の駆動に異常がみられた場合、定着ローラR1関連の部品不良と外部加熱ローラR3、R4関連の部品不良とを切り分けることが可能となる。
<実施例5>
図12は実施例5の定着装置の構成の説明図である。
実施例1では、負荷検出モードにおいて、外部加熱ローラの回転負荷を評価するために、定着ローラから加圧ローラを離間させた。実施例5では、負荷検出モードにおいて、外部加熱ベルトの回転負荷を評価するために、定着ローラから加圧ローラ、ウエブクリーニング装置、均熱ローラを離間させた。
図12に示すように、クラッチ手段の一例であるクラッチCRは、加圧ローラR2に対する定着駆動モータ314からの駆動伝達を遮断可能である。記録材の加熱処理時に、加圧ローラR2はクラッチCRにより定着ローラR1に連動して回転する。制御部310は、クラッチCRをOFFして、加圧ローラR2への駆動伝達を遮断した状態で負荷検出モードを実行する。
クリーニング部材の一例であるウエブクリーニング装置R7は、定着ローラR1に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に定着ローラR1に当接する。制御部310は、定着ローラR1からウエブクリーニング装置R7を離間させた状態で負荷検出モードを実行する。
第一回転体の一例である均熱ローラR8は、定着ローラR1に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に定着ローラR1に当接して長手方向の温度差を緩和する。制御部310は、定着ローラR1から均熱ローラR8を離間させた状態で負荷検出モードを実行する。
<実施例6>
実施例1では、第二回転体として、外部加熱ローラR3、R4を定着ローラR1に当接させる実施形態を説明した。しかし、第二回転体は、外部加熱ローラには限らない。複数の支持回転体に張架した外部加熱ベルト(特許文献2)でもよい。定着ローラR1に着脱可能に当接して定着ローラR1の表面を清掃するクリーニングローラ、ウエブクリーニング装置などでもよい。同様に、定着ローラR1から加圧ローラR2を離間させて負荷検出モードを行うことで、これらの第二回転体の回転状態の異常をS/N比高く検出できるからである。
また、複数のポジションとして、加圧ローラR2のみを定着ローラR1に当接させるようなポジションを取っても良い。第二のポジションにおいて、定着ローラR1自身を駆動する駆動電流:加圧ローラR2を駆動する駆動電流:外部加熱ローラR3および外部加熱ローラR4を駆動する駆動電流が300mA:800mA:500mAであるとする。この条件において、加圧ローラR2の駆動負荷が300mA増加した場合、電流値が18%増加する。
これに対して、加圧ローラR2の駆動負荷が同じく300mA増加した場合、加圧ローラR2のみを定着ローラR1に当接させるようなポジションにおいては27%の増加となり、駆動負荷検知の精度を増すことができる。
<実施例7>
本発明は、加熱回転体に当接する特定の回転体の評価をする際に、加熱回転体に当接する他の回転体を離間させる限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
したがって、加熱回転体、第一回転体、及び第二回転体はローラ部材には限らず、その少なくとも一方がベルト部材であってもよい。加熱回転体は定着ローラには限らない。第二回転体の加熱手段は、ハロゲンヒータには限らない。第二回転体に誘導加熱層を設けて交番磁束により誘導加熱してもよい。第二回転体は、加熱回転体の加熱用途には限らない。本発明は、加熱回転体の回転軸線方向の温度分布を平均化する均熱用途、加熱回転体の冷却を促進する冷却用途でも実施できる。
像加熱装置は、定着装置の他に、半定着又は定着済画像の光沢や表面性を調整する表面加熱装置を含む。定着済画像が形成された記録材のカール除去装置も含む。画像加熱装置は、画像形成装置に組み込む以外に、単独で設置、操作される1台の装置又はコンポーネントユニットとして実施できる。画像形成装置は、モノクロ/フルカラー、枚葉型/記録材搬送型/中間転写型、トナー像形成方式、転写方式の区別無く実施できる。本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途の画像形成装置で実施できる。
310 制御部、311 ヒータ電力供給部
313 外部加熱着脱駆動モータ、313M 接離機構
314 定着駆動モータ
321 加圧ローラ着脱駆動モータ、321M 加圧機構
E 画像形成装置、F 画像加熱装置、H1、H2、H3 ハロゲンヒータ
P 記録材、R1 定着ローラ、R2 加圧ローラ、R3、R4 外部加熱ローラ
S1、S2、S3 サーミスタ、T トナー像

Claims (9)

  1. 駆動モータに駆動されて回転して、記録材の画像面を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に前記加熱回転体に当接して記録材のニップ部を形成する第一回転体と、
    前記加熱回転体に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に前記加熱回転体に当接して従動回転する第二回転体と、
    前記駆動モータによる前記加熱回転体の駆動回転情報を検出する検出手段と、
    前記加熱回転体から前記第一回転体を離間させて前記加熱回転体に前記第二回転体を当接させた状態で前記駆動モータを作動させて前記検出手段により第一の駆動回転情報を検出する検出モードを実行可能な実行部と、を備え、
    前記第一の駆動回転情報に基づいて前記第二回転体の状態を診断可能であることを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記駆動回転情報は、
    (1)前記加熱回転体の回転速度、
    (2)前記加熱回転体における回転速度の変動回数、
    (3)前記駆動モータの駆動トルク、
    (4)前記駆動モータの駆動トルクの変動回数、
    のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記検出モードでは、前記加熱回転体から前記第一回転体及び前記第二回転体を離間させた状態で前記駆動モータを作動させて前記検出手段により第二の駆動回転情報を検出し、
    前記第一の駆動回転情報及び前記第二の駆動回転情報に基づいて前記第二回転体の状態を診断可能であることを特徴とする請求項2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記検出モードでは、検出された前記第一の駆動回転情報が所定の異常状態に該当する場合に前記第二の駆動回転情報を検出することを特徴とする請求項3に記載の画像加熱装置。
  5. 前記第一の駆動回転情報及び前記第二の駆動回転情報に基づいて前記第二回転体の状態を診断する診断部を備え、
    前記診断部は、前記第一の駆動回転情報が所定の異常状態に該当して前記第一の駆動回転情報が所定の異常状態に該当しない場合に前記第二回転体の状態を異常と判断することを特徴とする請求項4に記載の画像加熱装置。
  6. 前記検出モードの開始を指令可能であるとともに画像加熱装置の状態を表示可能な操作パネルを備え、
    前記診断部は、前記第二回転体の状態を異常と判断した場合に、前記操作パネルに前記第二回転体の交換を示唆する表示を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像加熱装置。
  7. 前記第一回転体に対する前記駆動モータからの駆動伝達を遮断可能なクラッチ手段を備え、記録材の加熱処理時に、前記第一回転体は前記クラッチ手段により前記加熱回転体に連動して回転し、
    前記実行部は、前記クラッチ手段により前記第一回転体への駆動伝達を遮断した状態で前記検出モードを実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  8. 前記加熱回転体に対して接離可能に配置され、記録材の加熱処理時に前記加熱回転体に当接するクリーニング部材を備え、
    前記実行部は、前記加熱回転体から前記クリーニング部材を離間させた状態で前記検出モードを実行することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  9. 前記第二回転体は、記録材の加熱処理時に前記加熱回転体の表面を加熱する外部加熱回転体であって、
    前記実行部は、前記第二回転体が前記加熱回転体の表面を加熱している状態で前記検出モードを実行することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
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