JP2014104538A - ロボットシステム、吸着ハンドおよびワークを含む製品の製造方法 - Google Patents

ロボットシステム、吸着ハンドおよびワークを含む製品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】柔軟性のあるシート状のワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することが可能なロボットシステムを提供する。
【解決手段】このロボットシステム100は、柔軟性のあるシート状のワーク200を保持するための吸着ハンド2と、吸着ハンド2が取り付けられるロボット1とを備え、ロボット1は、吸着ハンド2をワーク200に押し当てて吸着した後、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させることにより、ワーク200を載置面201aから剥がして保持するように構成されている。
【選択図】図9

Description

この発明は、ロボットシステム、吸着ハンドおよびワークを含む製品の製造方法に関する。
従来、被搬送物を吸着するための吸着パッドが設けられるロボットハンドを備える搬送ロボットが知られている(たとえば、特許文献1参照)。この搬送ロボットは、被搬送物の上方から被搬送物に、ロボットハンドの吸着パッドを接近させて、被搬送物を吸着パッドにより吸着するとともに、ロボットハンドを上方に移動させる(被搬送物が載置される載置面から被搬送物を持ち上げる)ことにより、被搬送物を搬送するように構成されている。
特開2011−177848号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の搬送ロボットでは、たとえば、密着性のある載置面に載置されている柔軟性のあるシート状の被搬送物(ワーク)を吸着パッドにより吸着して保持する場合(被搬送物が載置される載置面から被搬送物を持ち上げる場合)に、載置面とシート状の被搬送物とが密着することに起因して、被搬送物を保持できない場合があるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、柔軟性のあるシート状のワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することが可能なロボットシステム、吸着ハンドおよびワークを含む製品の製造方法を提供することである。
上記目的を達成するために、第1の局面によるロボットシステムは、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、多関節ロボットは、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持するように構成されている。
この第1の局面によるロボットシステムでは、上記のように、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持するように多関節ロボットを構成する。これにより、ワークの端部側からワークを剥がすことができるので、ワークを吸着した後吸着ハンドを上方(載置面に直交する方向)に移動させてワークを保持する場合と比べて、より小さな力でワークを載置面から剥がすことができる。その結果、柔軟性のあるシート状のワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することができる。
第2の局面による吸着ハンドは、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、多関節ロボットは、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持するように構成されている、ロボットシステムに適用される。
この第2の局面による吸着ハンドでは、上記のように、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持するように多関節ロボットを構成する。これにより、ワークの端部側からワークを剥がすことができるので、ワークを吸着した後吸着ハンドを上方(載置面に直交する方向)に移動させてワークを保持する場合と比べて、より小さな力でワークを載置面から剥がすことができる。その結果、柔軟性のあるシート状のワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することができる吸着ハンドを提供することができる。
第3の局面によるワークを含む製品の製造方法は、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドをワークに押し当てて吸着する工程と、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持する工程とを備える。
この第3の局面によるワークを含む製品の製造方法は、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持する工程を備える。これにより、ワークの端部側からワークを剥がすことができるので、ワークを吸着した後吸着ハンドを上方(載置面に直交する方向)に移動させてワークを保持する場合と比べて、より小さな力でワークを載置面から剥がすことができる。その結果、柔軟性のあるシート状のワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することができるワークを含む製品の製造方法を提供することができる。
上記のように構成することによって、ワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することができる。
本発明の一実施形態によるロボットシステムの全体図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムのロボットの全体図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンドの正面図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンドの斜視図である。 図4に示す吸着ハンドを異なる方向から見た斜視図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンドに吸着されるワークを示す図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンドによりワークを剥がして保持する動作を示す図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンドをワークに押し当てた状態を示す図である。 図9に示す吸着ハンドを回動させて吸着ハンドにワークを吸着させた状態を示す図である。 図10に示す吸着ハンドを回動させて吸着ハンドにワークを吸着させた状態を示す図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンドによりワークを製品に貼付する動作を示す図である。 本発明の一実施形態によるロボットシステムの吸着ハンド(ワーク)を製品に押し当てた状態を示す図である。 図13に示す吸着ハンドを回動させて製品にワークを貼付する状態を示す図である。 図14に示す吸着ハンドを回動させて製品にワークを貼付する状態を示す図である。 本発明の一実施形態の第1変形例によるロボットシステムの吸着ハンドの図である。 本発明の一実施形態の第2変形例によるロボットシステムの吸着ハンドの図である。 本発明の一実施形態の第3変形例によるロボットシステムの吸着ハンドの図である。
以下、本実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図11を参照して、本実施形態のロボットシステム100の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態では、ロボットシステム100は、垂直多関節型のロボット1と、ロボット1に取り付けられ、柔軟性のあるシート状のワーク200を保持するための吸着ハンド2とを備えている。なお、ロボット1は、「多関節ロボット」の一例である。
ワーク200は、ワーク200と密着するシート状のワーク載置部201の載置面201a上に載置されている。また、ワーク200は、ワーク載置部201の載置面201aに複数設けられている。具体的には、1つの大きなワーク202に切り込みが入れられることにより、複数のワーク200が個々に分離されている。また、ワーク200は、ワーク載置部201に隣接するように配置される製品203に設置(貼付)されるように構成されている。また、ワーク200は、平面視において、矩形形状を有する。なお、製品203は、「ワーク設置部」の一例である。
図1および図2に示すように、ロボット1は、基台11と、基台11に取り付けられるアーム12と含む。アーム12は、6自由度を有して構成されている。
図2に示すように、アーム12は、複数のアーム構造体を有しており、ロボット1の設置面に対して垂直な回転軸A1まわりにアーム構造体12aが基台11に対して回転可能に連結されている。アーム構造体12bは、回転軸A1に対して垂直な回転軸A2まわりに回転可能にアーム構造体12aに連結されている。アーム構造体12cは、回転軸A2に対して平行な回転軸A3まわりに回転可能にアーム構造体12bに連結されている。アーム構造体12dは、回転軸A3に対して垂直な回転軸A4まわりに回転可能にアーム構造体12cに連結されている。アーム構造体12eは、回転軸A4に対して垂直な回転軸A5まわりに回転可能にアーム構造体12dに連結されている。アーム構造体12fは、回転軸A5に対して垂直な回転軸A6まわりに回転可能にアーム構造体12eに連結されている。なお、ここでいう「平行」「垂直」は、厳密な意味の「平行」および「垂直」だけでなく、「平行」および「垂直」から少しずれているものも含む広い意味である。各回転軸A1〜A6にはそれぞれサーボモータ(関節)が設けられており、各サーボモータは、それぞれの回転位置を検出するエンコーダを有している。各サーボモータは、ロボットコントローラ3(図7参照)に接続されており、ロボットコントローラ3の指令に基づいて各サーボモータが動作するように構成されている。
図3〜図5に示すように、吸着ハンド2は、ロボット1のアーム構造体12fに取り付けられる取付部21を含む。取付部21は、略U字形状を有する。ここで、本実施形態では、吸着ハンド2(取付部21の先端側)は、互いに交差する方向に沿って設けられる面状の保持部22a、保持部22bおよび保持部22cを含む。具体的には、保持部22aは、A方向に沿って設けられるとともに、保持部22bは、A方向に交差するB方向に沿って設けられる。また、保持部22cは、A方向およびB方向に交差するC方向に沿って設けられる。また、平面視において、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cは、矩形形状に形成されている。そして、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの全体(保持部22)は、矩形形状のワーク200の形状に対応する矩形形状を有する。なお、保持部22aは、「第1保持部」の一例である。また、保持部22bおよび保持部22cは、「第2保持部」の一例である。
また、本実施形態では、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cは、それぞれ、空気を吸引することによりワーク200を保持部22a、保持部22bおよび保持部22cに吸着させるための吸引孔部23a、吸引孔部23bおよび吸引孔部23cを含む。また、吸引孔部23a、吸引孔部23bおよび吸引孔部23cには、それぞれ、空気を吸引するための吸引管24a、24bおよび24cが接続されている。なお、吸引管24a、24bおよび24cは、それぞれ、図示しない電磁弁に接続されており、吸引孔部23a、吸引孔部23bおよび吸引孔部23cからの空気の吸引および放出は、ロボットコントローラ3(図7参照)により、個々に制御されるように構成されている。
また、本実施形態では、図3に示すように、吸引孔部23a、吸引孔部23bおよび吸引孔部23cは、それぞれ、複数設けられている。そして、保持部22aの吸引孔部23aは、平面視において、ワーク200がワーク載置部201の載置面201aから最初に剥がされる側(矢印A1方向側)の保持部22aの端部に配置されている。具体的には、保持部22aの吸引孔部23aは、平面視において、保持部22aの矢印A1方向側にマトリクス状(本実施形態では3行×12列)に配置されている。また、保持部22bの吸引孔部23bは、平面視において、保持部22bの周縁部に配置されるとともに、周縁部に配置される保持部22b間を繋ぐように(B方向に沿って)、はしご状に配置されている。また、保持部22cの吸引孔部23cは、平面視において、C方向に交差するD方向に沿って2行(2行×12列のマトリクス状に)配置されている。
そして、本実施形態では、図9〜図11に示すように、ロボット1は、吸着ハンド2をワーク200に押し当てて吸着した後、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させることにより、ワーク200を載置面201aから剥がして保持するように構成されている。具体的には、ロボット1は、保持部22aをワーク200に押し当てるとともに、吸引孔部23aから空気を吸引することにより保持部22aにワーク200を吸着させた後(図9参照)、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させて、吸引孔部23bから空気を吸引することにより保持部22aおよび保持部22bの両方にワーク200を吸着(図10参照)させる。さらに、吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させて、吸引孔部23cから空気を吸引することにより保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの全てにワーク200を吸着させる(図11参照)ことによって、ワーク200を載置面201aから剥がして保持するように構成されている。また、ロボット1は、ワーク200の一方端部側(矢印X1方向側、図9〜図11参照)からワーク200を剥がして保持するように構成されている。
また、本実施形態では、図6に示すように、吸着ハンド2は、平面視において、吸引孔部23aにワーク200(図6の斜線参照)を部分的にオーバーラップさせた状態で、ワーク200を保持するように構成されている。具体的には、吸着ハンド2は、平面視において、矢印A1方向側に配置される吸引孔部23aの略半分に、ワーク200をオーバーラップさせた状態で、ワーク200を保持するように構成されている。
また、本実施形態では、図13〜図15に示すように、ロボット1は、ロボット1のアーム12を移動させることにより、吸着ハンド2に保持されるワーク200を、ワーク200を設置するための製品203上に押し当てた後、吸着ハンド2を製品203に対して回動させるようにロボット1のアーム12を移動させるとともに吸引孔部22a、22bおよび22cからワーク200に空気を放出することにより、ワーク200を吸着ハンド2から剥がして製品203に設置するように構成されている。具体的には、ロボット1は、吸着ハンド2の保持部22a(ワーク200)を製品203に押し当てるとともに、吸引孔部23aから空気を放出することにより製品203にワーク200(保持部22aに吸着されていたワーク200の部分)を貼付した後(図13参照)、製品203に対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させて(図14参照)、吸引孔部23bから空気を放出することにより製品203にワーク200(保持部22bに吸着されていたワーク200の部分)を貼付する。さらに、吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させて、吸引孔部23cから空気を放出することにより製品203にワーク200(保持部22cに吸着されていたワーク200の部分)を貼付する(図15参照)ように構成されている。
図7に示すように、ロボットシステム100は、ロボット1と、ロボットシステム100の全体の動作を制御するためのロボットコントローラ3とが接続されている。また、ロボットコントローラ3には、制御部31と、メモリ32とが設けられている。
次に、図8〜図15を参照して、本実施形態によるロボットシステム100のワーク200の保持動作および貼付動作(製品203の製造方法)について説明する。なお、図9〜図11および図13〜図15では、ロボット1のアーム12は省略されて、吸着ハンド2のみ示されている。
(ワーク200の保持動作)
まず、図8に示すように、ロボット1のアーム12が移動されることにより、吸着ハンド2が、ワーク200の上方(矢印Z1方向)に位置される。次に、図9に示すように、ロボット1のアーム12が下方(矢印Z2方向)に移動されることにより、吸着ハンド2の保持部22aがワーク200に押し当てられるとともに、吸引孔部23aから空気が吸引されることにより保持部22aにワーク200が吸着される。その後、図10に示すように、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2が、矢印R方向に回動されるようにロボット1のアーム12が移動される。そして、吸引孔部23bから空気が吸引されることにより、保持部22aおよび保持部22bの両方にワーク200が吸着される。さらに、図11に示すように、載置面201aに対して吸着ハンド2が、矢印R方向に回動されるようにロボット1のアーム12が移動されて、吸引孔部23cから空気が吸引されることにより、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの全てにワーク200が吸着される。その後、ロボット1のアーム12が上方に移動されることにより、ワーク200が載置面201aから剥がされる。これにより、吸着ハンド2によるワーク200の保持動作が終了される。
(ワーク200の貼付動作)
まず、図12に示すように、ロボット1のアーム12が移動されることにより、吸着ハンド2が、製品203の上方(矢印Z1方向)に位置される。次に、図13に示すように、ロボット1のアーム12が下方(矢印Z2方向)に移動されることにより、吸着ハンド2の保持部22aが製品203に押し当てられる。その後、保持部22aの吸引孔部23aから空気が放出されるとともに、図14に示すように、製品203に対して吸着ハンド2が、矢印R方向に回動されるようにロボット1のアーム12が移動される。これにより、保持部22aからワーク200が剥がされる。さらに、保持部22bの吸引孔部23bから空気が放出されるとともに、図15に示すように、製品203に対して吸着ハンド2が、矢印R方向に回動されるようにロボット1のアーム12が移動される。これにより、保持部22bからワーク200が剥がされる。その後、吸引孔部23cから空気が放出されるとともに、ロボット1のアーム12が上方に移動されることにより、保持部22cからワーク200が剥がされる。これにより、製品203に対するワーク200の貼付動作が終了される。
本実施形態では、上記のように、吸着ハンド2をワーク200に押し当てて吸着した後、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させることにより、ワーク200を載置面201aから剥がして保持するようにロボット1を構成する。これにより、ワーク200の端部側からワーク200を剥がすことができるので、ワーク200を吸着した後吸着ハンド2を上方(載置面201aに直交する方向)に移動させてワーク200を保持する場合と比べて、より小さな力でワーク200を載置面201aから剥がすことができる。その結果、柔軟性のあるシート状のワーク200が密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワーク200を保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ワーク200の一方端部側からワーク200を剥がして保持するようにロボット1を構成する。これにより、ワーク200の中央部からワーク200を剥がす場合と異なり、容易に、ワーク200を載置面201aから剥がすことができる。
また、本実施形態では、上記のように、吸着ハンド2を、互いに交差する方向に沿って設けられる面状の保持部22a、保持部22bおよび保持部22cを含むように構成する。そして、保持部22aをワーク200に押し当てて保持部22aにワーク200を吸着した後、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させて、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの全てにワーク200を吸着させることにより、ワーク200を載置面201aから剥がして保持するようにロボット1を構成する。これにより、ワーク200の全面を吸着ハンド2の保持部に吸着させて、吸着ハンド2を上方に移動させることにより、ワーク200を載置面201aから剥がして保持する場合と異なり、ワーク200が載置面201aに密着している場合でも、容易に、ワーク200を保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cを、それぞれ、空気を吸引することによりワーク200を保持部22a、保持部22bおよび保持部22cに吸着させるための吸引孔部23a、吸引孔部23bおよび吸引孔部23cを含むように構成する。そして、保持部22aをワーク200に押し当てるとともに、吸引孔部23aから空気を吸引することにより保持部22aにワーク200を吸着させた後、予めワーク200が載置される載置面201aに対して吸着ハンド2を回動させるようにロボット1のアーム12を移動させて、吸引孔部23b(吸引孔部23c)から空気を吸引することにより保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの全てにワーク200を吸着させることによって、ワーク200を載置面201aから剥がして保持するようにロボット1を構成する。これにより、ワーク200が空気によって吸引されるので、より容易に、ワーク200を載置面201aから剥がして保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、吸着ハンド2を、複数の保持部22aを含むように構成して、複数の保持部22aを、ワーク200が載置面201aから最初に剥がされる側の保持部22aの端部に配置する。これにより、ワーク200が載置面201aから剥がす際に、最初に剥がされる部分を空気により吸引することができるので、さらに容易に、ワーク200を載置面201aから剥がして保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、吸着ハンド2を、平面視において、吸引孔部23aにワーク200を部分的にオーバーラップさせた状態で、ワーク200を保持するように構成する。これにより、複数の吸引孔部23aの全てがワーク200に塞がれている場合と異なり、ワーク200に塞がれていない吸引孔部23aから空気が吸引される。その結果、より強い吸引力でワーク200を吸引して、ワーク200を保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、吸着ハンド2の保持部22(保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの全体)を、ワーク200の形状に対応する矩形形状を有するように構成する。これにより、吸着ハンド2の保持部22により、ワーク200の全面を保持することができるので、吸着ハンド2の保持部がワーク200よりも小さく形成されている場合と異なり、ワーク200を安定した状態で保持することができる。また、吸着ハンド2の保持部がワーク200よりも大きく形成されている場合と異なり、複数のワーク200が隣接するように配置されている場合(図1参照)でも、複数のワーク200が一度に剥がされるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ロボット1のアーム12を移動させることにより、吸着ハンド2に保持されるワーク200を、ワーク200を設置するための製品203上に押し当てた後、吸着ハンド2を製品203に対して回動させるようにロボット1のアーム12を移動させることにより、ワーク200を吸着ハンド2から剥がして製品203に設置するようにロボット1を構成する。これにより、ワーク200を保持した吸着ハンド2を下方に移動させてワーク200を製品203上に押し当てた後、吸着ハンド2を上方に移動させる場合と異なり、容易に、ワーク200を吸着ハンド2から剥がすことができる。その結果、確実に、ワーク200を製品203に設置(貼付)することができる。
また、本実施形態では、上記のように、ロボット1のアーム12を移動させることにより、吸着ハンド2に保持されるワーク200を、ワーク200を設置するための製品203上に押し当てた後、吸着ハンド2を製品203に対して回動させるようにロボット1のアーム12を移動させるとともに吸引孔部23a、吸引孔部23bおよび吸引孔部23cからワーク200に空気を放出することにより、ワーク200を吸着ハンド2から剥がして製品203に設置するようにロボット1を構成する。これにより、ワーク200が空気の力によって保持部22a、保持部22bおよび保持部22cから剥がされるので、より確実にワーク200を製品に設置(貼付)することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ロボットのアームが6自由度を有する例を示したが、たとえば、ロボットのアームが6自由度以外の自由度(5自由度、7自由度など)を有していてもよい。
また、上記実施形態では、吸着ハンドが、互いに交差する方向に沿って設けられる3つの面状の保持部(保持部22a、保持部22bおよび保持部22c、図3〜図5参照)を有する例を示したが、たとえば、図16に示す第1変形例のように、吸着ハンド2aを、互いに交差する方向に沿って設けられる2つの面状の保持部25aおよび25bを有するように構成してもよい。なお、保持部25aおよび25bは、それぞれ、「第1保持部」および「第2保持部」の一例である。また、図17に示す第2変形例のように、吸着ハンド2bを、1つの面状の保持部26を有するように構成してもよい。さらに、図17に示す第3変形例のように、吸着ハンド2cを、半円柱状の保持部27を有するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、吸着ハンドの保持部に、空気を吸引することによりワークを保持部に吸着させるための吸引孔部が設けられる例を示したが、たとえば、吸引しなくても吸着ハンドによりワークを保持できる場合には、保持部に吸引孔部を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、ワーク200が載置面201aから最初に剥がされる側の吸着ハンド2の保持部22aの端部に、複数の吸引孔部23aが配置されている例(図6参照)を示したが、たとえば、保持部22aの全面に吸引孔部23aを配置してもよい。
また、上記実施形態では、吸着ハンドを、平面視において、吸引孔部(吸引孔部23a)にワークを部分的にオーバーラップさせた状態で、ワークを保持するように構成する例を示したが、たとえば、吸引孔部の全てにワークをオーバーラップさせた状態で、ワークを保持するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ワークが矩形形状を有する例を示したが、ワークは、矩形形状以外の形状でもよい。この場合、吸着ハンドの保持部を、ワークの形状に対応する形状にするのが好ましい。
また、上記実施形態では、ワーク200を吸着ハンド2から剥がして製品203に設置する際に、ワーク200を載置面201aから剥がす場合と同様に、保持部22a、保持部22bおよび保持部22cの順で、ワーク200(保持部22a、保持部22bおよび保持部22c)を製品203に押し当ててワーク200を製品203に貼付する例を示したが、保持部22c、保持部22bおよび保持部22aの順(逆の順)で、ワーク200(保持部22a、保持部22bおよび保持部22c)を製品203に押し当ててワーク200を製品に貼付してもよい。
また、上記実施形態では、保持部(ワーク)を製品に押し当てるとともに、吸引孔部からワークに空気を放出することにより、ワークを吸着ハンドから剥がして製品に設置する例を示したが、空気を放出しなくても吸着ハンドからワークを剥がすことができる場合には、保持部に吸引孔部を設けなくてもよい(吸引部から空気を放出しなくてもよい)。
1 ロボット(多関節ロボット)
2、2a、2b、2c 吸着ハンド
12 アーム
22a、25a 保持部(第1保持部)
22b、22c、25b 保持部(第2保持部)
23a 吸引孔部(第1吸引孔部)
23b、23c 吸引孔部(第2吸引孔部)
26、27 保持部
100 ロボットシステム
200 ワーク
201a 載置面
203 製品(ワーク載置部)
上記目的を達成するために、第1の局面によるロボットシステムは、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、多関節ロボットは、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して略平行な軸を中心として吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持するように構成されており、吸着ハンドは、空気を吸引することによりワークを吸着するための複数の吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、複数の吸引孔部は、ワークが載置面から最初に剥がされる側の保持部に設けられる吸引孔部の数が、ワークが載置面から最初に剥がされる側とは反対側の保持部に設けられる吸引孔部の数よりも多くなるように構成されている
第2の局面による吸着ハンドは、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、多関節ロボットは、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して略平行な軸を中心として吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持するように構成されており、吸着ハンドは、空気を吸引することによりワークを吸着するための複数の吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、複数の吸引孔部は、ワークが載置面から最初に剥がされる側の保持部に設けられる吸引孔部の数が、ワークが載置面から最初に剥がされる側とは反対側の保持部に設けられる吸引孔部の数よりも多くなるように構成されている、ロボットシステムに適用される。
第3の局面によるワークを含む製品の製造方法は、空気を吸引することによりワークを吸着するための複数の吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、複数の吸引孔部は、ワークが、予めワークが載置される載置面から最初に剥がされる側の保持部に設けられる吸引孔部の数が、ワークが載置面から最初に剥がされる側とは反対側の保持部に設けられる吸引孔部の数よりも多くなるように構成され、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドをワークに押し当てて吸着する工程と、予めワークが載置される載置面に対して略平行な軸を中心として吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持する工程とを備える。
この第3の局面によるワークを含む製品の製造方法は、予めワークが載置される載置面に対して吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、ワークを載置面から剥がして保持する工程を備える。これにより、ワークの端部側からワークを剥がすことができるので、ワークを吸着した後吸着ハンドを上方(載置面に直交する方向)に移動させてワークを保持する場合と比べて、より小さな力でワークを載置面から剥がすことができる。その結果、柔軟性のあるシート状のワークが密着しやすい場所に載置されている場合でも、ワークを保持することができるワークを含む製品の製造方法を提供することができる。
第4の局面によるロボットシステムは、柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、吸着ハンドは、空気を吸引することによりワークを吸着するための複数の吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、多関節ロボットは、吸着ハンドをワークに押し当てて吸着した後、予めワークが載置される載置面に対して略平行な軸を中心として吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させるとともに、吸着ハンドの回動に伴って、複数の吸引孔部のうち、ワークが載置面から最初に剥がされる側の保持部に設けられる吸引孔部から順に空気を吸引することにより、ワークを載置面から剥がして保持するように構成されている。

Claims (11)

  1. 柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、
    前記吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、
    前記多関節ロボットは、前記吸着ハンドを前記ワークに押し当てて吸着した後、予め前記ワークが載置される載置面に対して前記吸着ハンドを回動させるように前記多関節ロボットのアームを移動させることにより、前記ワークを前記載置面から剥がして保持するように構成されている、ロボットシステム。
  2. 前記多関節ロボットは、前記ワークの一方端部側から前記ワークを剥がして保持するように構成されている、請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記吸着ハンドは、互いに交差する方向に沿って設けられる面状の第1保持部および第2保持部を含み、
    前記多関節ロボットは、前記第1保持部を前記ワークに押し当てて前記第1保持部に前記ワークを吸着した後、予め前記ワークが載置される前記載置面に対して前記吸着ハンドを回動させるように前記多関節ロボットのアームを移動させて、前記第1保持部および前記第2保持部の両方に前記ワークを吸着させることにより、前記ワークを前記載置面から剥がして保持するように構成されている、請求項2に記載のロボットシステム。
  4. 前記第1保持部および前記第2保持部は、それぞれ、空気を吸引することにより前記ワークを前記第1保持部および前記第2保持部に吸着させるための第1吸引孔部および第2吸引孔部を含み、
    前記多関節ロボットは、前記第1保持部を前記ワークに押し当てるとともに、前記第1吸引孔部から空気を吸引することにより前記第1保持部に前記ワークを吸着させた後、予め前記ワークが載置される前記載置面に対して前記吸着ハンドを回動させるように前記多関節ロボットのアームを移動させて、前記第2吸引孔部から空気を吸引することにより前記第1保持部および前記第2保持部の両方に前記ワークを吸着させることによって、前記ワークを前記載置面から剥がして保持するように構成されている、請求項3に記載のロボットシステム。
  5. 前記吸着ハンドは、空気を吸引することにより前記ワークを吸着するための複数の吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、
    前記複数の吸引孔部は、前記ワークが前記載置面から最初に剥がされる側の前記保持部の端部に少なくとも配置されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  6. 前記吸着ハンドは、空気を吸引することにより前記ワークを吸着するための複数の吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、
    前記吸着ハンドは、平面視において、前記吸引孔部に前記ワークを部分的にオーバーラップさせた状態で、前記ワークを保持するように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  7. 前記吸着ハンドは、前記ワークを吸着するための面状の保持部を含み、
    前記吸着ハンドの保持部は、前記ワークの形状に対応する形状を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  8. 前記多関節ロボットは、前記多関節ロボットのアームを移動させることにより、前記吸着ハンドに保持される前記ワークを、前記ワークを設置するためのワーク設置部上に押し当てた後、前記吸着ハンドを前記ワーク設置部に対して回動させるように前記多関節ロボットのアームを移動させることにより、前記ワークを前記吸着ハンドから剥がして前記ワーク設置部に設置するように構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のロボットシステム。
  9. 前記吸着ハンドは、空気を吸引することにより前記ワークを吸着するための吸引孔部が設けられる面状の保持部を含み、
    前記多関節ロボットは、前記多関節ロボットのアームを移動させることにより、前記吸着ハンドに保持される前記ワークを、前記ワークを設置するための前記ワーク設置部上に押し当てた後、前記吸着ハンドを前記ワーク設置部に対して回動させるように前記多関節ロボットのアームを移動させるとともに前記吸引孔部から前記ワークに空気を放出することにより、前記ワークを前記吸着ハンドから剥がして前記ワーク設置部に設置するように構成されている、請求項8に記載のロボットシステム。
  10. 柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドと、前記吸着ハンドが取り付けられる多関節ロボットとを備え、前記多関節ロボットは、前記吸着ハンドを前記ワークに押し当てて吸着した後、予め前記ワークが載置される載置面に対して前記吸着ハンドを回動させるように前記多関節ロボットのアームを移動させることにより、前記ワークを前記載置面から剥がして保持するように構成されている、ロボットシステムに適用される、吸着ハンド。
  11. 柔軟性のあるシート状のワークを保持するための吸着ハンドを前記ワークに押し当てて吸着する工程と、
    予め前記ワークが載置される載置面に対して前記吸着ハンドを回動させるように多関節ロボットのアームを移動させることにより、前記ワークを前記載置面から剥がして保持する工程とを備える、ワークを含む製品の製造方法。
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