JP2014097727A - 車両用高電圧ケーブルの配索構造 - Google Patents

車両用高電圧ケーブルの配索構造 Download PDF

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Abstract

【課題】高電圧ケーブルの長さを短くでき、かつ格納室内の空間を有効活用できる車両の高電圧ケーブルの配索構造を提供すること。
【解決手段】客室7と、客室7よりも車両前後方向前方に位置してインバータ2、モータ3、ジェネレータ4などを格納するエンジンルーム1と、客室7とエンジンルーム1とを仕切るダッシュパネル5と、インバータ2のダッシュパネル5に対向する位置に配置される被接続部2Aに接続される高電圧ケーブル6と、を備え、高電圧ケーブル6の被接続部2Aに接続される接続部61が、垂直部と水平部とからなるL字端子を有し、高電圧ケーブル6がインバータ2とダッシュパネル5との間に被接続部2Aから下方向へ向けて配索される。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用高電圧ケーブル(以下、高電圧ケーブルと云う。)の配索構造に関し、さらに詳しくは、高電圧ケーブルの長さを短くでき、かつエンジンルーム内の空間を有効活用できる車両の高電圧ケーブルの配索構造に関する。
従来、ハイブリッド車両(HEV)や電気自動車(EV)は、図7に示すように、エンジンルーム100内に、インバータ101、モータ102、ジェネレータ103などの高電圧ユニットを備える。これら高電圧ユニットは、高電圧ケーブル104によって接続されている。この配索構造では、高電圧ケーブル104が、ダッシュパネル105の方向へ延ばされて回り込むように配索されている。この他の高電圧ケーブルの配索構造としては、エンジンルームにおいて車両幅方向に並ぶ電気機器と他部品との間を高電圧ケーブルで接続したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この配索構造において、高電圧ケーブルは、複数相の電線が車両幅方向に平行と配置され、これら複数相の電線が同一平面上に並ぶように束ねられている。
特開2007−307984号公報
しかしながら、ハイブリッド車両や電気自動車において、インバータ101と、モータ102と、ジェネレータ103とは、その機能および特性に応じて配置されるため、エンジンルーム100において車両幅方向ではなく、むしろ車両上下方向に並ぶように配置される場合が多い。また、高電圧部品の構造や車両のレイアウト上、インバータ101の後部に被接続部を配置する場合が多い。このような高電圧部品に接続される高電圧ケーブル104は、太く曲げにくい。このため、図7に示すように、高電圧ケーブル104を曲げる場合には、その曲げカーブとなるアール部が大きくなり(曲率半径が長くなり)、長い線長が必要になる。したがって、高電圧部品の後部に配置された被接続部に高電圧ケーブル104を接続する場合、インバータ101の後方に(ダッシュパネル105の前方)に高電圧ケーブル104を曲げ込むための空間が必要となる。図7に示すような高電圧ケーブル104の配索構造においては、車両の前方から外力が作用した場合、高電圧ユニット(インバータ102など)が後退して、高電圧ケーブル104が高電圧ユニットとダッシュパネル105とに挟まれる虞がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、本発明は、高電圧ケーブルの長さを短くでき、かつ格納室内の空間を有効活用できる車両の高電圧ケーブルの配索構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の態様は、車両の客室と、この客室よりも車両前後方向前方に位置して高電圧ユニットを格納する格納室と、客室と格納室とを仕切るダッシュパネルと、高電圧ユニットのダッシュパネルに対向する位置に配置される被接続部に接続される高電圧ケーブルと、を備える高電圧ケーブルの配索構造であって、高電圧ケーブルの被接続部に接続される接続部が、高電圧ケーブルを構成する電線の端部が接続された垂直部と、垂直部の上端から屈曲して高電圧ユニットの被接続部に接続される水平部と、からなるL字端子を有し、高電圧ケーブルが、高電圧ユニットとダッシュパネルとの間に被接続部から下方向へ向けて配索されることを特徴とする。
本発明によれば、高電圧ケーブルの長さを短くでき、かつ格納室内の空間を有効活用できる車両の高電圧ケーブルの配索構造を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルの配索構造が適用された車両の要部を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルの配索構造が適用されたインバータの平面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルの配索構造が適用されたインバータの背面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルの接続部に設けられたL字端子の取り付け構造を示す斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルの接続部の構造を示す斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルをインバータの後部に取り付ける状態を示す側面説明図である。 図7は、従来の高電圧ケーブルの配索構造を示す側面説明図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る高電圧ケーブルの配索構造の詳細を図面に基づいて説明する。また、本実施の形態では、説明の便宜を図るため、車両に搭載した状態における前後方向、左右方向、ならびに上下方向を図中に矢印で示す。
(搭載車両の概略構成)
図1に示すように、本実施の形態に係る高電圧ケーブルの配索構造が適用される車両は、格納室としてのエンジンルーム1に、高電圧ユニットとしての、インバータ2と、モータ3と、ジェネレータ4などが搭載されている。エンジンルーム1と客室7との間には、ダッシュパネル5が配置されている。インバータ2は、エンジンルーム1において、車両前後方向の前側の上部に配置されている。モータ3は、インバータ2よりも車両前後方向の後側で、車両左右方向の右側下方に配置されている。ジェネレータ4は、モータ3よりも車両前後方向の前側に配置されている。このジェネレータ4は、インバータ2に対して車両前後方向の後側で車両左右方向の右側下方に配置されている。
図1に示すように、インバータ2の車両前後方向の後側面の上部には、インバータ2の被接続部2Aが設けられている。図6に示すように、被接続部2Aの内部には、水平方向に沿って延びるように、被接続板2Bが配置されている。なお、被接続板2Bは、後述する高電圧ケーブル6の接続部61に設けられたL字端子70と同数が対応する位置に配置されている。図1に示すように、インバータ2の上部には、被接続部2Aの上方を覆うカバー2Cが設けられている。モータ3およびジェネレータ4は、車両左右方向の左側面の上部に図示しない被接続部を備えている。
(高電圧ケーブルおよび配索構造)
図1および図3に示すように、高電圧ケーブル6は、電気絶縁性の樹脂でなるチューブ状の被覆で覆われた被覆部(ケーブル部)6Aと、インバータ2の被接続部2Aに接続される電気絶縁性の樹脂で覆われた接続部61と、電気絶縁性の樹脂で覆われた他方の接続部62と、被覆部6A内に収納される3本の電線63(図4参照)と、を備えている。
図4に示すように、電線63のそれぞれの一方の端部には、L字端子70が取り付けられている。L字端子70は、電線63の一方の端部に接続される垂直部71と、この垂直部71の上端からこの垂直部71と直角をなすように屈曲する水平部72と、備えた接続用金具である。垂直部71には、電線63の一方の端部に加締められて圧着するカシメ部71Aを備えている。水平部72の先端部近傍には、固定用開口部72Aが形成されている。
図5に示すように、高電圧ケーブル6の接続部61には、L字端子70が互いに平行をなすように配置され、水平部72が側方に向けて突出している。すなわち、接続部61において、水平部72が突出する方向は、接続部61から被覆部6Aが延在される方向と直角をなす方向である。接続部61の幅方向両側部には、取り付け用突片61Aが突設されている。それぞれの取り付け用突片61Aには、固定用開口部61Bが形成されている。
一方、高電圧ケーブル6の接続部62は、モータ3、ジェネレータ4の車両左右方向の左側面の上部に設けられた図示しない被接続部に接続されている。この接続部62は、高電圧ケーブル6の延長方向に突出する図示しない3つの端子を備えている。これら3つの端子は、それぞれの電線63の他方の端部に接続され、モータ3、ジェネレータ4の図示しない被接続部に端子が挿入されて接続される。
ここで、高電圧ケーブルの接続部61とインバータ2との接続構造を説明する。図6に示すように、高電圧ケーブル6の接続部61の3つの水平部72は、インバータ2の車両前後方向の後側上部に設けられた被接続部2Aに挿入される。このとき、水平部72は、被接続板2Bの上に重なるように設定されている。そして、水平部72と被接続板2Bとが重なった状態で、水平部72の固定用開口部72Aにボルト65をねじ込むことにより、水平部72がインバータ2側へ固定されている。図2は、インバータ2に接続部61を取り付けた状態を示す平面図である。この図2は、インバータ2の上部のカバー2Cを取り外した状態を示す。
図3は、インバータ2の車両前後方向の後側上部に高電圧ケーブル6の接続部61を固定した状態を示す背面図である。接続部61の取り付け用突片61Aの固定用開口部61B(図5参照)には、ボルト64がねじ込まれて接続部61がインバータ2の車両前後方向の後側上部に固定されている。このとき、高電圧ケーブル6の被覆部6Aは、接続部61からインバータ2の車両前後方向の後側面に沿って下方へ向けて配索されている。
(作用・効果)
上述のように、本実施の形態では、L字端子70の水平部72をインバータ2の被接続部2Aに対して水平方向に挿入できる。このため、垂直部71の延在方向に沿って高電圧ケーブル6を下方に導くことができる。したがって、本実施の形態では、高電圧ケーブル6がダッシュパネル5側へ向けて延びることを防止できる。また、本実施の形態では、高電圧ケーブル6が接続部61から他方の接続部62へ向けて車両後方側に向けてU字状に撓ませなくてよいため、高電圧ケーブル6の配索に大きな空間を要しない。
本実施の形態では、高電圧ケーブル6がインバータ2の被接続部2Aからダッシュパネル5へ向けて水平方向に配索されないため、高電圧ケーブル6とダッシュパネル5との間の距離を長くすることができる。よって、車両に前方から外力を受けた際に、インバータ2が後退して、高電圧ケーブル6がインバータ2とダッシュパネル5とに挟まれることを避けることができる。本実施の形態では、高電圧ケーブル6がインバータ2の被接続部2Aからダッシュパネル5へ向けて水平方向に配索される部分がなくなるため、エンジンルーム1のスペースを有効活用することができる。また、本実施の形態では、高電圧ケーブル6がインバータ2の被接続部2Aからダッシュパネル5へ向けて水平方向に配索される部分およびUターンして戻るように配索される部分がなくなるため、高電圧ケーブル6の長さを短くすることができる。
また、本実施の形態では、インバータ2に対して、接続部61をボルト64とボルト65とで2方向(上下方向と水平方向)から保持しているため、接続強度を高めることができる。本実施の形態では、インバータ2とダッシュパネル5との間の空間に工具を挿入し易いため、接続部61の取り付け用突片61Aの固定用開口部61Bにボルト64を挿入して締め付ける操作を行い易いという利点がある。
1 エンジンルーム
2 インバータ
2A 被接続部
3 モータ
4 ジェネレータ
5 ダッシュパネル
6 高電圧ケーブル
7 客室
61 接続部
62 接続部
63 電線
70 L字端子
71 垂直部
72 水平部

Claims (1)

  1. 車両の客室と、前記客室よりも車両前後方向前方に位置して高電圧ユニットを格納する格納室と、前記客室と前記格納室とを仕切るダッシュパネルと、前記高電圧ユニットの前記ダッシュパネルに対向する位置に配置される被接続部に接続される高電圧ケーブルと、を備える高電圧ケーブルの配索構造であって、
    前記高電圧ケーブルの前記被接続部に接続される接続部が、前記高電圧ケーブルを構成する電線の端部が接続された垂直部と、前記垂直部の上端から屈曲して前記高電圧ユニットの前記被接続部に接続される水平部と、からなるL字端子を有し、
    前記高電圧ケーブルが、前記高電圧ユニットと前記ダッシュパネルとの間に前記被接続部から下方向へ向けて配索されることを特徴とする高電圧ケーブルの配索構造。
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