JP2014097178A - ネスティング可能なロッキング椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】背もたれ3は、支持フレーム19に後傾動自在に連結されている。座2は跳ね上げ回動式の可動ベース体4に前後動自在に装着されている。座2が取り付いた支持ステーに受動アーム42に設けており、受動アーム42の上端に設けた冠部材44(受動部)に背もたれ3の押動部43が嵌まっている。ロッキングすると冠部材が押されて座2が前進する。可動ベース体4の回動軸心27と冠部材44の中心とを、側面視で略一致させている。可動ベース体4を跳ね上げると背もたれ3は後傾に対する支持を失うが、冠部材44がストッパーの役目を果たすことで、背もたれ3は後傾不能に保持される。
【選択図】図12
Description
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、椅子の概略を主として図1〜4に基づいて説明する。なお、以下の説明で方向を特定するために「前後」「左右」の文言を使用しているが、この前後・左右は、椅子に普通に腰掛けた人から見た状態を基準にしている。正面視方向は、着座者と対向した方向である。
次に、各部位の詳細を説明する。まず、主として図5〜7を参照してスライド機構を説明する(図6ではスプリングクは省略している)。既述のように、可動ベース体4には、座2が固定された左右一対のスライダー36が配置されている。
次に、従前の図に加えて図8,9も参照してスライダー36と支持ステー40と座板6との関係を説明する。図5(B)(C)のとおり、スライダー36の後端には後ろ向き片36dを設けて、これを支持ステー40にビス41及びナット(袋ナット)58で固定している。
次に、主として図10,11に基づいて、ロッキングに伴う座の押動機構を説明する。図10,11のとおり、支持ステー40における受動アーム42の上端には既述のとおり樹脂製の冠部材44を装着している。冠部材44は側面視で概ね円形に近い形態であり、受動アーム42の上端が嵌まる下向き開口溝75を設けている。
次に、上支軸17に対する背もたれ本体29の連結構造を、主として図13〜16を参照して説明する。図13,14のとおり、上支軸17は支持フレーム19(後足11)の左右外側に張り出しており、内側に突出した小径部17aを備えている。そして、小径部17aに背もたれ本体29の軸受け部32が、樹脂製の上ブッシュ82を介して回動可能に嵌合している。上ブッシュ82は、POM樹脂のように強度に優れると共に摩擦係数が小さい素材から成っている。
次に、可動ベース体4の連結構造を主として図17〜22に基づいて説明する。図17〜19に示すように、可動ベース体4のボス部23には、中壁88を挟んで外向き穴89と内向き穴90とが形成されており、外向き穴89に下ブッシュ25が外から嵌まっている。
図23では、第1実施形態と同様に回転椅子に適用した例を示している。この例では、ガスシリンダより成る脚支柱96の上端に設けた昇降ベース97に左右の支持フレーム19を設け、この支持フレーム98に背もたれ3と可動ベース体4とを回動自在に連結している。背もたれ3と可動ベース体4との連結構造は上記した実施形態と同じである。脚装置1は、第1実施形態と同様に、脚筒99に対する取り付け位置の高さを変えた2本ずつの枝足101,102を有している。このため、座部5を跳ね上げると前後にネスティングすることができる。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、座や背もたれの形態は必要に応じて任意に設定できる。ロッキングに対して抵抗を付与するばね手段としては、トーションバーや板ばねなど各種のばねを採用できる。背もたれの後傾姿勢を制御するガスシリンダ等のロック手段を設けることも可能である。背もたれ又は座は、その外周を構成するフレーム材にメッシュ状等の可撓性シート材を張った構造とすることも可能である。
2 座
3 背もたれ
4 可動ベース体
11 後足
17 上支軸
19 支持部材の一例としての支部フレーム(脚支柱)
21 可動ベース体の本体部
22 可動ベース体の角状アーム
23 角状アームのボス部
24 下支軸
29 背もたれ本体
32 背もたれの軸受け部
36 座受け体を構成するスライダー
37 ばね
40 座受け体を構成する支持ステー
42 受動アーム
43 押動部
43c 中板
43d フロントリブ
44 受動部を構成する冠部材
Claims (3)
- 脚装置はその複数個を前後に嵌め合わせ可能である一方、背もたれの後傾動に連動して座が前進する共に、前記座は前記背もたれの前面に向けて跳ね上げ回動自在であり、前記座又はこれが取り付けられた座受け体に、前記背もたれの下端部に設けた押動部で手前に押される受動部を設けており、前記押動部で受動部を押すことで前記背もたれの後傾動に連動して座が前進する構成であって、
前記押動部と受動部とは、前記座を倒した状態と跳ね上げた状態とのいずれにおいても前後離反しない状態に保持されており、側面視における前記受動部の中心を前記座の跳ね上げ回動軸心に略一致させている、
ネスティング可能なロッキング椅子。 - 前記背もたれの押動部は略上下方向に長い空間を有するポケット状になっている一方、前記受動部は前記座又は座受け体から上向きに突出した受動アームの上端に設けられていて前記押動部の空間に上下動可能に嵌まっており、前記受動部が前記押動部の内部で前後動不能に保持されている、
請求項1に記載したネスティング可能なロッキング椅子。 - 前記押動部は背もたれに一体成形されている一方、前記受動アームは金属板製であって端面が前後に位置する姿勢であり、前記受動アームの上端に、当該受動アームの板厚よりも厚い樹脂製の冠部材を装着することにより、前記冠部材を前記受動部と成しており、かつ、前記押動部に、前記受動アームは通るが冠部材は通らない縦長溝を前方及び下方に開口して、前記縦長溝の左右両側をフロントリブと成すことにより、前記背もたれの後傾動に際して押動部と受動アームとの相対動が許容されている、
請求項2に記載したネスティング可能なロッキング椅子。
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- 2012-11-14 JP JP2012250416A patent/JP6117521B2/ja active Active
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US11266244B2 (en) | 2018-02-16 | 2022-03-08 | Barrett Studios, Inc. | Chair assembly |
Also Published As
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JP6117521B2 (ja) | 2017-04-19 |
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