JP2014085903A - 印刷システム、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

印刷システム、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】テープ印刷装置でのテープ印刷の進行状況を、印刷データ生成装置(携帯端末)にて監視し、データ送信速度の低下を考慮した印刷時間を印刷データ生成装置に表示すること。
【解決手段】印刷データを生成する携帯端末と携帯端末から送信された印刷データを、印刷テープ上に印刷するテーププリンターと、を備えた印刷システムであって、携帯端末はテーププリンターからステータスを取得するステータス取得部と、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間情報生成部と、印刷時間情報を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷データを生成し、当該印刷データをテープ状部材に印刷する印刷システム、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の制御方法、およびプログラムに関する。
印刷データをテープ状部材に印刷する印刷システムとして、印刷実行中に、当該印刷に要する残り時間を表示部に表示するプリンターが知られている(特許文献1参照)。このプリンターは、プリンター上で設定された、印刷データのレイアウト情報、印刷枚数、およびその他の印刷設定から印刷データを生成し印刷を行う。そして、プリンターのRAMタスクリストに蓄積された印刷設定情報から、印刷時間を算出して表示する。これにより、ユーザーは印刷に要する残り時間を確認することができ、印刷作業完了の見通しを立てることができる。
特開2000−118104号公報
ところで、近年、スマートフォン等の携帯端末に、ラベル作成用のアプリケーションを起動させて、印刷データ作成装置として機能させることが検討されている。かかる際、携帯端末からのデータ送信速度が何らかの影響で低下すると、テープ印刷装置でのテープ印刷時間が延長されてしまう。よって、上記の手法を適用して印刷時間を算出した場合には、ユーザーに提示した印刷時間と、実際の印刷に要する時間との間に差が出てしまうという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み、テープ印刷装置でのテープ印刷の進行状況を、印刷データ生成装置にて監視し、データ送信速度の低下を考慮した印刷時間を印刷データ生成装置に表示することができる印刷システム、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の制御方法、およびプログラムを提供することを課題としている。
[適用例1]本適用例に係る印刷システムは、設定された印刷設定情報に基づいて印刷データを生成する印刷データ生成装置と、印刷データ生成装置から送信された印刷データをテープ状部材に印刷するテープ印刷装置と、を備えた印刷システムであって、印刷データ生成装置は、テープ印刷装置から、テープ印刷装置において印刷済みの印刷データ量Aを含むステータス情報を取得するステータス取得部と、印刷設定情報と印刷済みの印刷データ量Aから、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間情報生成部と、印刷時間情報を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、携帯端末(印刷データ生成装置)が、印刷済みの印刷データ量と総印刷データ量から、印刷完了までの時間を算出するため、容量の小さいCPUを搭載したテープ印刷装置に代わって、携帯端末が印刷時間情報を生成することができる。また、テープ印刷装置は、装置の構造上、作成されたラベルが装置外に排出されるため、排出されたラベルが折れ曲がったり紛失したりしないようにユーザーはラベル作成終了まで待機するのが一般的である。よって、携帯端末において印刷完了までの時間を示す情報を表示することは、このようにラベル作成終了まで待機するユーザーにとって利便性がよい。
[適用例2]上記の印刷システムは、表示部に、印刷の経過に伴って変化する印刷時間情報を表示することが好ましい。
この構成によれば、印刷の実行中においてリアルタイムの印刷時間情報をユーザーに提示することができる。これによりユーザーは、現在の印刷の進行状況を把握することができる。
[適用例3]また、印刷時間情報は、印刷完了までの絶対時間を表した情報であることが好ましい。
この構成によれば、正確な印刷完了までの時間をユーザーに提示することができる。なお、印刷完了までの絶対時間を表す情報として、当該絶対時間を分単位および秒単位の両方、またはいずれかで表示することが望ましい。
[適用例4]また、印刷時間情報は、印刷の全所要時間に対する印刷完了までの時間の割合を示す情報であることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、印刷完了までの時間を直感的に把握することができる。なお、印刷の全所要時間に対する経過時間の割合を示す情報として、プログレスバーや数値によるパーセンテージを表示することが望ましい。
[適用例5]上記の印刷データ生成装置は、印刷中の前記テープ状部材の搬送スピードVをテープ状部材の種類およびテープ幅に対応付けて記憶した搬送スピード記憶部をさらに備え、印刷時間情報生成部は、印刷設定情報と、ステータス取得部によって取得された印刷済みの印刷データ量Aと、に基づいて、印刷を行う印刷領域のテープ長方向長さL1を算出し、印刷時間情報生成部は、式:(L1/V)に基づいて、印刷時間情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、印刷中の搬送スピードVを加味した正確な印刷時間情報を生成することができる。
[適用例6]上記の印刷システムにおいて、印刷データ生成装置は、印刷を開始してからの印刷時間tを計測する時間計測部をさらに備え、印刷時間情報生成部は、印刷設定情報から算出した全印刷データ量Bと、印刷済みの印刷データ量Aと、印刷時間tとから、式:(A/B−1)×tに基づいて印刷時間情報を生成することが好ましい。
この構成によれば、印刷済みの印刷データを印刷するために要した時間に基づいて正確な印刷時間情報を生成することができる。
[適用例7]上記の印刷システムにおいて、テープ印刷装置は、印刷済みのテープ状部材をカットするテープカッターをさらに備え、印刷時間情報は、テープ状部材のカット時間を含むことが好ましい。
この構成によれば、印刷済みのテープ部材がカットされてラベルが作成されるまでの時間を印刷完了までの時間とするため、実際にユーザーがラベルを手にできるまでの時間を提示することができる。
[適用例8]上記の印刷システムにおいて、印刷設定情報が複数枚のラベルを印刷する連続印刷を行うための情報を含む場合、印刷時間情報は、複数枚のラベル全ての印刷が完了するまでの時間を示す情報であることが好ましい。
この構成によれば、単一のラベルを印刷する通常の印刷に対して印刷枚数が多く、一般的に印刷に時間のかかる連続印刷において、当該連続印刷が完了するまでの時間をユーザーに提示することができるため、利便性がよい。
[適用例9]本適用例に係る印刷データ生成装置は、設定された印刷設定情報に基づいて印刷データを生成してテープ印刷装置に送信する印刷データ生成装置であって、テープ印刷装置から、テープ印刷装置において印刷済みの印刷データ量を含むステータス情報を取得するステータス取得部と、印刷設定情報と印刷済みの印刷データ量から、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間情報生成部と、印刷時間情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
[適用例10]本適用例に係る印刷データ生成装置の制御方法は、設定された印刷設定情報に基づいて印刷データを生成してテープ印刷装置に送信する印刷データ生成装置の制御方法であって、印刷データ生成装置が、テープ印刷装置から、テープ印刷装置において印刷済みの印刷データ量を含むステータス情報を取得するステータス取得ステップと、印刷設定情報と印刷済みの印刷データ量から、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間生成ステップ、印刷時間情報を表示部に表示する表示ステップと、を実行することを特徴とする。
[適用例11]本適用例にかかるプログラムは、コンピューターに、上記印刷データ生成装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラムである。
本適用例によれば、携帯端末(印刷データ生成装置)が、印刷済みの印刷データ量と総印刷データ量から、印刷完了までの時間を算出するため、容量の小さいCPUを搭載したテープ印刷装置に代わって、携帯端末が印刷時間情報を生成することができる。
本発明の一実施形態に係る印刷システムのシステム構成図。 携帯端末の制御ブロック図。 携帯端末の機能ブロック図。 携帯端末の編集画面を示した図。 携帯端末の定期動作を示したフローチャート。 定期動作に伴う画面遷移を示した状態遷移図。 印刷実行指示動作を示したフローチャート。 ダイアログ画面を示した図。 印刷テープの印刷イメージを示した図であり、(a)は1枚のラベルを印刷する場合を示した図であり、(b)は3枚のラベルを連続印刷する場合を示した図である。 印刷残り時間を示す表示部の表示例であり、(a)は印刷開始前に表示される表示例であり、(b)は印刷中に表示される表示例である。 時間表示ボタンの押下による表示処理を示すフローチャート。 印刷実行中の表示処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせしめている。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷システムのシステム構成図である。図1に示すように、印刷システム1は、印刷データ生成用のアプリケーションを搭載した携帯端末(印刷データ生成装置)2と、携帯端末2で生成した印刷データ62(図4参照)を印刷テープ(テープ状部材)Tに印刷するテーププリンター(テープ印刷装置)3と、無線LAN(Local Area Network)ルーター4とにより構成されている。このうち、携帯端末2と無線LANルーター4とは無線接続され、無線LANルーター4とテーププリンター3とはケーブル5により有線接続されている。なお、印刷システム1が、複数の携帯端末2を備えている場合には、複数の携帯端末2により単一のテーププリンター3を共有使用可能に構成している。
テーププリンター3は、長尺状の印刷テープTを繰り出し可能に収納したテープカートリッジ16を装着しており、印刷テープTを繰り出しつつ、携帯端末2から受信した印刷データ62に基づいて、印刷、および切断処理を行って、ラベルを作成する。テーププリンター3の側面には、開閉蓋17が設けられており、開閉蓋17の内側には、テープカートリッジ16を装着するためのカートリッジ装着部と、開閉蓋17の開閉を検出する開閉検出センサーと、が配置されている(いずれも図示省略)。そして、テープカートリッジ16は、開閉蓋17を開放した状態でカートリッジ装着部に着脱可能に装着される。
印刷テープTは、テープ種別(テープ幅、テープの地色、地模様、材質(質感)など)が異なる複数種のものが用意されており、印刷テープTは、テープ種別対応のテープカートリッジ16に収容されている。すなわち、テープカートリッジ16を入れ替えることで、装填されている印刷テープTを交換することができ、例えば、装填されている印刷テープTのテープ幅を変更することができる。また、テープカートリッジ16には、印刷テープTの種別を特定するための複数の孔(図示省略)が設けられている。一方、複数の孔に対応してカートリッジ装着部には、これらのビットパターンを検出するマイクロスイッチ等のテープ識別センサー(図示省略)が、複数設けられている。そして、このテープ識別センサーによって、テープカートリッジ16に収容された印刷テープTのテープ種別、すなわち、テーププリンター3に装填されている印刷テープTのテープ種別を検出する。
携帯端末2は、タッチパネル12を備えた一般的なスマートフォンである。そして、携帯端末2に、印刷データ生成用のアプリケーションをインストールし、これを起動させることで、当該携帯端末2が、印刷データ62を生成する印刷データ生成装置として機能する。
図2は、携帯端末2の制御ブロック図である。図2に示すように、携帯端末2は、ユーザーインターフェイスであるタッチパネル12と、無線LANルーター4を介してテーププリンター3との通信を行う無線通信ユニット13と、これらを制御する制御ユニット14と、各種データを記憶するフラッシュROM(Flash Read Only Memory)15と、を備えている。
制御ユニット14は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、およびRAM(Random Access Memory)33から成る。CPU31は、中央処理装置であり、各種演算処理を行う。なお、特に図示しないが、CPU31は、現在時刻と計時するタイマーを有している。ROM32は、CPU31が各種演算処理を行うための制御プログラムを記憶し、RAM33は、CPU31が各種演算処理を行う際のワークエリアとして用いられる。フラッシュROM15は、テーププリンター3の各種データを記憶すると共に、印刷データ生成用のアプリケーションを記憶している。
図3は、携帯端末2の機能ブロック図であり、図4は、携帯端末2の編集画面αを示した図である。ここで、図2、図3、および図4を参照して携帯端末2の機能構成について説明する。
図3に示すように、携帯端末2は、表示部41と、操作部42と、表示制御部43と、印刷データ送信部44と、ステータス情報取得部45と、データ編集部46と、搬送スピード記憶部47と、時間計測部48とを備えている。
表示部41は、タッチパネル12を主要部とし、印刷データ62を生成し編集するための編集画面αを表示する。操作部42は、タッチパネル12を主要部とし、編集画面α上で各種操作を行うための手段である。表示制御部43は、制御ユニット14を主要部とし、操作部42による操作に従って、表示部41の表示制御を行う。印刷データ送信部44は、無線通信ユニット13を主要部とし、編集画面αにより編集した印刷データ62を、テーププリンター3に送信する。
ステータス情報取得部45は、無線通信ユニット13を主要部とし、テーププリンター3のステータス情報を定期的に取得する。具体的には、ステータス情報取得部45は、テーププリンター3にステータス要求信号を送信し、これに対するテーププリンター3からのステータス情報に基づいて、テーププリンター3に現在装填されている印刷テープTのテープ幅であるテープ幅ステータスと、開閉蓋17の開閉状態(「開放」か「閉塞」か)を示す開閉ステータスと、を得る。
加えて、ステータス要求信号の送信に対するテーププリンター3からのステータス情報の取得の有無に基づいて、テーププリンター3の電源状態(「電源オン」か「電源オフ」か)を示す電源ステータスを判別する。また、テーププリンター3が印刷中の場合は、印刷済みの印刷データ量を得る。なお、後述するが、テーププリンター3の電源状態は、テーププリンター3の応答の有無により判別するため、テーププリンター3が通信不能である場合も含めて、電源ステータスが「電源オフ」であるものと判別する。
データ編集部46は、編集画面α上での編集操作に伴って、印刷データ62を編集すると共に、テーププリンター3に特定のステータス変化(後述する)が生じた場合に、ステータス情報取得部45が取得したテープ幅ステータスに基づき、印刷データ62のテープ幅の設定を強制的に変更する。
搬送スピード記憶部47と時間計測部48については、後述する。
次に図4を参照して編集画面αについて説明する。編集画面αは、プレビュー表示領域51と、ステータス表示領域54と、メニュー表示領域52と、操作ボタン表示領域53と、を有している。
プレビュー表示領域51は、印刷テープTのイメージであるテープイメージ61に配置された印刷データ62をフリック操作によってスクロール自在に表示している。印刷データ62は、編集画面αで挿入されたテキストデータ63と、同じく編集画面αで挿入されたイメージデータ64と、を有している。
また、イメージデータ64には、コード情報を示すコード画像データ66と、コード画像データ66以外のイメージデータ64であるシンボルデータ65とがある。図4の例では、シンボルデータ65、テキストデータ63、およびコード画像データ66が挿入され、これらが並んで配置されている。
メニュー表示領域52には、テープ長設定メニュー71と、テープ幅設定メニュー72と、文字サイズ設定メニュー73と、イメージ設定メニュー74と、を表示する。
テープ長設定メニュー71は、印刷データ62のテープ長を自動設定するテープ長自動設定ボタン76と、上記テープ長を固定値に手動設定するテープ長固定設定ボタン77と、手動設定の際にテープ長を入力するテキストボックス78と、を有している。携帯端末2は、テープ長自動設定ボタン76がタップ操作されると、印刷データ62に基づいてテープ長を設定する。一方、テープ長固定設定ボタン77がタップ操作されると、テキストボックス78への入力が可能となり、入力されたテープ長となるように印刷データ62を編集する(余白の付加、文字サイズ・文字幅の変更など)。
テープ幅設定メニュー72は、印刷データ62のテープ幅を、「12mm」、「18mm」、「24mm」、「36mm」、「50mm」、「100mm」の中から選択可能となっている。
文字サイズ設定メニュー73は、テキストデータ63の文字サイズを、「大」、「中」、「小」の中から選択可能となっている。
イメージ設定メニュー74は、シンボルデータ65の挿入位置を、「なし」、「左」、「全体」、「右」の中から選択可能となっている。ここで、「左」が選択されると、テープイメージ61においてシンボルデータ65を左寄せの配置とする(テープ前端側に配置する)。また、「右」が選択されると、テープイメージ61においてシンボルデータ65を右寄せの配置とする(テープ後端側に配置する)。さらに、「全体」が選択されると、テープ幅方向に拡大されたシンボルデータ65が、印刷テープT全体に配置される。
なお、シンボルデータ65が挿入されていない場合は、イメージ設定メニュー74から「左」または「右」を選択することで、所定のシンボルデータを挿入することができる。その場合、所定のシンボルデータは、前回選択したシンボルデータであっても良いし、あらかじめ決まっているシンボルデータであっても良い。また、シンボルデータを選択するメニューが表示されても良い。
操作ボタン表示領域53は、拡張設定ボタン96、プレビューボタン97、印刷ボタン98、時間表示ボタン99を有している。
拡張設定ボタン96は、拡張設定画面を表示するボタンである。拡張設定画面には、イメージ選択画面を表示させるためのイメージ選択ボタンや、二次元コードを作成するための二次元コード作成画面を、表示させるための二次元コード作成ボタンや、一次元コードを作成するための一次元コード作成画面を表示させるための一次元コード作成ボタンなどを表示する(図示省略)。
プレビューボタン97は、印刷テープTに印刷された印刷データ62を実寸大で表示するプレビュー画面を表示するボタンである。
印刷ボタン98は、印刷実行の指示を行うボタンである。つまり、印刷ボタン98がタップ操作されると、印刷データ送信部44により、印刷データ62をテーププリンター3に送信する。
時間表示ボタン99は、印刷データの印刷に要する印刷残り時間を表示部41に表示させるためのボタンである。本実施形態では、生成された印刷データの印刷を開始する前に、当該印刷データの印刷に要する印刷残り時間を確認するために用いられる(図10参照)。
ステータス表示領域54は、ステータス情報取得部45により取得したステータス情報を表示する。具体的には、ステータス表示領域54は、テープ幅ステータスに基づく現在テープ幅を表示するテープ幅表示エリア101と、開閉ステータスおよび電源ステータスに基づくテーププリンター3の状態を表示する状態表示エリア102と、を有している。
テープ幅表示エリア101は、複数種のテープ幅を表したボックスのうち、テープ幅ステータスに基づくテープ幅のボックスを暗転表示することで、テープ幅ステータスに基づく現在テープ幅を示す。
一方、状態表示エリア102は、開閉ステータスが「開放」であることを示すメッセージ(「Cover Open!」)と、電源ステータスが「電源オフ」である、すなわち応答がなかったことを示すメッセージ(「No Response!」)と、開閉ステータスが「閉塞」であり且つ電源ステータスが「電源オン」である、すなわち印刷可能状態であることを示すメッセージ(「Ready」)と、を開閉ステータスおよび電源ステータスに基づいて選択的に表示することで、テーププリンター3の状態を示す。
すなわち、ステータス情報を、「現在テープ幅」および「テーププリンター3の状態」という形で表示している。
次に図5を参照して、携帯端末の定期動作について説明する。定期動作は、印刷データ生成用のアプリケーションを起動している間(編集作業の間、および生成した印刷データに基づいてテーププリンター3が印刷を行っている間)、一定時間(例えば3秒)毎に実施されるものであり、テーププリンター3からのステータス情報の取得を主とし、これに伴う表示制御やデータ編集を行う動作である。
図5に示すように、まず、携帯端末2は、ステータス情報取得部45により、ステータス要求信号を送信する(S1)。そして、テーププリンター3からのステータス情報の受信待ち状態(S2)に移行する。
この際、所定時間(例えば1秒)以上、テーププリンター3からのステータス情報を受信しなかった場合(S3:Yes)には、ステータス情報取得部45により、電源ステータスが「電源オフ」であると判別する(S4)。電源ステータスの「電源オフ」を判別したら、表示制御部43により、判別した電源ステータスでステータス表示領域54の状態表示エリア102を更新する(S5)。すなわち、状態表示エリア102上において、メッセージ「No Response! Off!」を表示部41に表示させる。そして、本動作を終了する。所定時間以内であれば(S3:No)、ステータス情報の受信待ち状態(S2)に移行する。
一方、テーププリンター3は、携帯端末2ステータス情報の受信待ち状態(S6)において、ステータス要求信号を受信すると(S6:Yes)、テープ種別検出センサーおよび開閉検出センサーにより検出したテープ幅ステータス、および開閉ステータスを、ステータス情報として送信する(S7)。また、テーププリンター3は、携帯端末2ステータス情報の受信待ち状態(S6)において、ステータス要求信号を受信していない場合は(S6:No)、携帯端末2からのステータス要求信号を待つ。
これに対し、携帯端末2は、テーププリンター3より、ステータス情報を受信すると(S2:Yes)、受信したステータス情報からテープ幅ステータス、および開閉ステータスを得る(S8:ステータス取得ステップ)。
そして、携帯端末2は、上記所定時間経たずにステータス情報を受信したことから、ステータス情報取得部45により、電源ステータスが「電源オン」であると判別する(S9)。ステータス情報(テープ幅ステータス、開閉ステータスおよび電源ステータス)が得られたら、表示制御部43により、得られたステータス情報でステータス表示領域54の各表示エリアを更新する(S10:表示制御ステップ)。すなわち、テープ幅表示エリア101上において、取得した最新のテープ幅ステータスに基づく現在テープ幅を、表示部41に表示させる(対応するボックスを暗転)と共に、状態表示エリア102上において、得られた開閉ステータスおよび電源ステータスに基づく現在のテーププリンター3の状態を、表示部41に表示させる(対応するメッセージを表示)。
続いて、携帯端末2は、データ編集部46により、得られたステータス情報に基づいて、特定のステータス変化が生じたか否かを判別し(S11)、特定のステータス変化が生じた場合(S11:Yes)は、印刷データ62のテープ幅の設定を変更する(S12)。特定のステータス変化は、開閉ステータスが「開放」から「閉塞」に変化するステータス変化、および電源ステータスが「電源オフ」から「電源オン」に変化するステータス変化を含む。
すなわち、具体的には、前回の定期動作で得られたステータス情報と、今回の定期動作で得られたステータス情報と、を参酌し、開閉ステータスや電源ステータスが、上記のように変化したか否かによって、特定のステータス変化が生じたか否かを判別する(S11)。そして、特定のステータス変化が生じていない場合(S11:No)には、本動作を終了し、一方、特定のステータス変化が生じていない場合(S11:Yes)には、印刷データ62のテープ幅の設定を変更して(S12)、本動作を終了する。すなわち、テープ幅設定メニュー72への操作によって印刷データ62のテープ幅が設定されていた場合にも、現在装填している印刷テープTのテープ幅に合わせて、印刷データ62のテープ幅を強制的に変更する。
このような定期動作を行うことで、図6に示すように、表示制御部43により、テーププリンター3の実際のステータス変化に連動して、ステータス表示領域54を遷移させていく。これにより、携帯端末2は、ユーザーによる編集作業の間、編集画面α上で常に最新のステータス情報を表示し、ユーザーに対し現在のテーププリンター3のステータスを提示し続けることができる。
次に図7を参照して、印刷システム1における印刷実行指示動作について説明する。この印刷実行指示動作は、印刷実行が指示された際(厳密には携帯端末の印刷ボタン98がタップ操作された際)に実行される動作である。
図7に示すように、携帯端末の印刷ボタン98がタップ操作されたとき(S21:Yes)、最新の定期動作で取得したテープ幅ステータスに基づく現在テープ幅と、ユーザー操作によって設定されているテープ幅(以下、設定テープ幅と呼称)とが一致しているか否かを判定する(S22)。両テープ幅が一致している場合(S22:Yes)には、印刷データ送信部44により、印刷データ62をテーププリンター3に送信して(S23)、本動作を終了する。
一方、両テープ幅が一致していない場合(S22:No)には、表示制御部43により、両テープ幅が一致していないことを示してテープ交換を促すダイアログ画面βを、表示部41に表示させる(S24)。具体的には、図8に示すように、ダイアログ画面βは、「プリンターに装着されているテープ幅と設定しているテープ幅が合っていません。」というメッセージを表示すると共に、これに対する対応策を選択するための選択肢を表示する。これにより、「テープ幅に合わせて印刷」、「テープを交換して印刷」、および「キャンセル」が選択可能になっている。
「キャンセル」が選択された場合(S25:Yes、S26:a)には、印刷実行の指示をキャンセルし、本動作を終了する。
一方、「テープ幅に合わせて印刷」が選択された場合(S25:Yes、S26:b)には、データ編集部46により、最新の定期動作で取得したテープ幅ステータスのテープ幅に合わせて、印刷データ62を拡大・縮小する(S27)。なお、この際、ユーザー操作によるテープ長の設定を無視して編集する。その後、印刷データ送信部44により、印刷データ62をテーププリンター3に送信して(S28)、本動作を終了する。
さらに、「テープを交換して印刷」が選択された場合(S25:Yes、S26:c)には、設定テープ幅の印刷テープTに交換されるのを待つ。具体的には、定期動作によって、設定テープ幅を示すテープ幅ステータス(すなわち、設定テープ幅と一致するテープ幅のテープ幅ステータス)を取得するのを待つ取得待ち状態(S29)に移行する。設定テープ幅を示すテープ幅ステータスを取得したら(S29:Yes)、設定テープ幅の印刷テープTに交換されたものと考えられるため、印刷データ送信部44により、印刷データ62をテーププリンター3に送信して(S30)、本動作を終了する。
そして、ダイアログ画面βを表示されている状態(S25)で、設定テープ幅を示すテープ幅ステータスを取得した場合(S25:No、S31:Yes)にも、印刷データ送信部44により、印刷データ62をテーププリンター3に送信して(S32)、本動作を終了する。すなわち、かかる場合、操作部42による指示(タッチパネル12による操作)を伴うことなく、印刷データ62をテーププリンター3に送信する。さらに、ダイアログ画面βを表示されている状態(S25)で、設定テープ幅を示すテープ幅ステータスを取得できなかった場合(S25:No、S31:No)、「電源OFF」または、「ネットワークエラー」と判断し(S33)、本動作を終了する。
次に、図9を参照し、本実施形態の印刷残り時間の算出方法について説明する。図9は、ユーザーにより編集された印刷データおよび設定された印刷設定に基づいて印刷される印刷テープTの印刷イメージを示している。
図9(a)に示すように、ユーザーにより編集された印刷データが「ABC」であり、印刷設定が「連続印刷なし」、「余白Xmm」、および「自動カットなし」で1枚のラベルを印刷する場合、印刷テープTには、印刷データが印刷される印刷領域A1と、印刷領域A1のテープ長方向側に余白のカラ送り領域A2が設定される。なお、印刷中の印刷残り時間の算出においては、未印刷部分の印刷データに基づいた印刷領域A1、および印刷ヘッドを通過していない部分のカラ送り領域A2が設定される。
先ず、携帯端末2の制御ユニット14は、印刷される印刷テープTのテープ長Lを算出する。具体的には、印刷データ「ABC」に基づいて、印刷領域A1のテープ長方向長さとしてのテープ長L1を算出し、カラ送り領域A2のテープ長L2である余白分のXmmを加えてテープ長Lを算出する。すなわちテープ長Lは、L1+2L2となる。なお、テープ長L1は、所定のプログラムに基づいて、フォント、文字サイズ等の書式設定を考慮して算出される。
続いて、テープ長Lと印刷テープTの搬送スピードVから印刷残り時間を算出する。具体的には、印刷領域A1における搬送スピードV1とカラ送り領域A2の搬送スピードV2とを加味して、印刷領域A1における印刷残り時間の算出とカラ送り領域A2における印刷残り時間の算出とを別々に行う。
すなわち、印刷領域A1における印刷残り時間は、L1/V1となり、カラ送り領域A2における印刷残り時間は、L2/V2となる。そして、テープ長Lの全領域における印刷残り時間はこれらの和であり、(L1/V1)+2(L2/V2)となる。
なお、「自動カットあり」と指定されていた場合は、カット時間ctを加える必要がある。搬送スピードV(V1,V2)は、携帯端末2の搬送スピード記憶部47が保持していてもよいし、ステータス情報取得部45によって、テーププリンター3から他の情報とともに取得してもよい。また、搬送スピードVは、テープ状部材の種類およびテープ幅に対応付けられていることが好ましく、テープ状部材に応じて正確な印刷残り時間を算出することができる。
図9(b)に示すように、印刷設定において「連続印刷3枚」と設定され、3枚のラベルを連続印刷する場合、全印刷動作に要する時間は、{(L1/V1)+2(L2/V2)+ct}×3となる。すなわち、単一のラベルに対して上記の算出方法で印刷残り時間を算出し、当該印刷残り時間に枚数を掛けることによって連続印刷の印刷残り時間を算出する。
次に図10を参照し、算出した印刷残り時間を示す表示例について説明する。図10(a)は、印刷開始前に表示された携帯端末2の表示部41の表示例である。表示部41には、これらから実行される印刷の全所要時間が表示される。図中では、現在入力されている印刷データおよび印刷設定に基づいて算出された印刷残り時間を、秒単位の絶対時間(20秒)で表示している。
図10(b)は、印刷の実行中に表示された携帯端末2の表示部41の3つの表示例である。本表示部41には、実行中の印刷における印刷残り時間を示す画面が表示される。図中の[例1]は、算出された残りの印刷残り時間を、秒単位の絶対時間(5秒)で表示している。図中の[例2]は、印刷の全所要時間に対する印刷残り時間の割合をプログレスバーで表現している。図中の[例3]は、印刷の全所要時間に対する印刷完了時間の割合を数値で表示している。なお、印刷完了時間は、印刷の全所要時間から印刷残り時間を除いて算出することができる。
このように、本表示部41には、実行中の印刷における印刷残り時間が、全所要時間に対して絶対的または相対的に表示され、ユーザーは、この画面により実行中の印刷の進行状況を確認することができる。なお、印刷経過により変化する印刷残り時間に伴って、表示部41の表示は変化する。
次に、図11を参照し、時間表示ボタン99の押下による、表示部41の表示に関する携帯端末2の制御方法について説明する。携帯端末2は、時間表示ボタン99の押下を検出すると(S01)、印刷データおよび印刷設定から上記した算出方法でテープ長Lを算出する(S02)。そして、算出したテープ長Lと搬送スピードVから上記した算出方法で印刷残り時間を算出する(S03)。当該印刷が連続印刷でない場合(S04:No)、算出した印刷残り時間を全印刷残り時間としS06へ進む。一方、当該印刷が連続印刷であった場合(S04:Yes)、算出した印刷残り時間に印刷枚数をかけ(S05)算出した時間を全印刷残り時間とする。そして、算出した全印刷残り時間に基づいて表示部41に表示するための表示データを生成し(S06)、生成した表示データを表示部41に表示する(S07)。
次に、図12を参照し、印刷実行中の表示部41の表示に関する携帯端末2の制御方法について説明する。なお、本説明では、図11におけるS02〜S05の処理と同じ過程を経る処理を「印刷残り時間算出処理」として記載する。
図示のように、携帯端末2は、印刷ボタン98の押下を検出すると(S111)、印刷残り時間算出処理を行う(S112)。そして、算出した全印刷残り時間に基づいて表示部41に表示するための表示データを生成し(S113)、生成した表示データを表示部41に表示する(S114)。
当該印刷が単一のラベルを印刷する通常の印刷であって(S115:No)、表示データの表示から所定時間が経過した場合(S116:Yes)、テーププリンター3から印刷済みの印刷データ量を取得し、取得した印刷済みの印刷データ量および印刷設定から残りのテープ長Lを算出する(S117)。実際には、印刷完了を、携帯端末2のステータス情報取得部45が取得した印刷済みのドット数で検出し、検出結果から印刷が完了していない印刷データおよび余白を未印刷の印刷データとして残りのテープ長Lを算出する。そして、算出した残りのテープ長Lと搬送スピードVから上記した算出方法で残りの印刷残り時間を、L/Vに基づいて算出する(S118)。そして、算出した印刷残り時間に基づいて表示部41に表示するための表示データを生成し(S119)、生成した表示データを表示部41に表示する(S120)。そして、全印刷が完了した場合(S121:Yes)、処理を終了する。一方、印刷が終了していない場合(S121:No)、S116〜S120の処理を繰り返す。
一方、当該印刷が連続印刷であって(S115:Yes)、新たに1枚のラベルについて印刷が終了した場合(S122:Yes)、全印刷残り時間から印刷済みのラベル枚数分の印刷残り時間を引いて実際の印刷残り時間を算出する(S123)。そして、算出した印刷残り時間に基づいて表示部41に表示するための表示データを生成し(S124)、生成した表示データを表示部41に表示する(S125)。そして、ラベルの全枚数について印刷が終了した場合(S126:Yes)、処理を終了する。一方、ラベルの全枚数について印刷が終了していない場合(S126:No)、S122〜S125の処理を繰り返す。
これまで説明してきた印刷システム1によれば、印刷済みの印刷データ量に基づいて印刷に要するテープ長Lを算出し、印刷残り時間を算出するため、複雑な処理を必要とすることなく簡単に印刷残り時間を算出することができる。そして算出した印刷残り時間を表示部41に表示することにより、ユーザーは印刷残り時間を確認することができるため利便性がよい。また、印刷済みの印刷データ量に基づいて印刷残り時間を算出するので、データ送信状態や、印刷状態を考慮した印刷残り時間を表示することができるので、データ通信速度の低下を考慮した印刷時間を表示することができる。
また、本実施形態は、時間表示ボタン99の押下による印刷開始前の印刷残り時間の表示と、印刷実行中の自動的な印刷残り時間の表示とを行う。このため、ユーザーは、印刷データが膨大である場合や連続印刷の場合など印刷残り時間の予測が困難な場合に、印刷開始前の印刷残り時間を確認することで印刷作業の見通しを立てることができる。また、印刷完了まで待機するユーザーにとって印刷実行中に印刷残り時間を確認できるため利便性がよい。
また、印刷領域A1における搬送スピードV1とカラ送り領域A2の搬送スピードV2とを加味して印刷残り時間の算出を行うため、正確な印刷残り時間を算出することができる。なお、搬送スピードV1および搬送スピードV2が同じである場合、印刷領域A1における印刷残り時間とカラ送り領域A2における時間とをまとめて算出してもよい。
なお、本実施形態では、印刷開始前に時間表示ボタン99の押下によって印刷残り時間を表示する構成としたが、自動的に現在入力されている印刷データおよび印刷設定に基づいて印刷残り時間を表示する構成としてもよい。一方、印刷実行中の印刷残り時間の表示を自動表示とせず、時間表示ボタン99の押下によって表示させる構成としてもよい。
また、本実施形態では、印刷済みの印刷データ量に基づいて印刷に要するテープ長Lを算出し、印刷残り時間を算出しているが、印刷済みの印刷データ量Aと、全印刷データ量Bと、印刷を開始してからの印刷時間tとから、(A/B−1)×tによって印刷残り時間を算出する構成としてもよい。この場合、携帯端末2は、時間を計測する時間計測部48を備え、印刷を開始してからの印刷時間tを計測する構成とすればよい。
また、印刷実行中の印刷残り時間の算出は、連続印刷においても未印刷の印刷データに基づいて残りのテープ長Lを算出し、このテープ長Lを用いて残りの印刷残り時間を算出する構成としてもよい。これによれば、1枚のラベルの印刷に時間がかかる場合に、ラベルの印刷途中においても正確に残りの印刷残り時間を表示することができる。
1…印刷システム、 2…携帯端末、 3…テーププリンター、 17…開閉蓋、 41…表示部、 42…操作部、 43…表示制御部、 44…印刷データ送信部、 45…ステータス情報取得部、 46…データ編集部、 47…搬送スピード記憶部、 48…時間計測部、 62…印刷データ、 α…編集画面、 β…ダイアログ画面、 T…印刷テープ、 99…時間表示ボタン、 31…CPU、 32…ROM、 33…RAM。

Claims (11)

  1. 設定された印刷設定情報に基づいて印刷データを生成する印刷データ生成装置と、
    前記印刷データ生成装置から送信された前記印刷データをテープ状部材に印刷するテープ印刷装置と、を備えた印刷システムであって、
    前記印刷データ生成装置は、
    前記テープ印刷装置から、前記テープ印刷装置において印刷済みの印刷データ量Aを含むステータス情報を取得するステータス取得部と、
    前記印刷設定情報と前記印刷済みの印刷データ量Aから、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間情報生成部と、
    前記印刷時間情報を表示する表示部と、を備えた、
    ことを特徴とする印刷システム。
  2. 前記表示部は、印刷の経過に伴って変化する前記印刷時間情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記印刷時間情報は、前記印刷完了までの絶対時間を表した情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  4. 前記印刷時間情報は、前記印刷の全所要時間に対する前記印刷完了までの時間の割合を示す情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  5. 前記印刷データ生成装置は、
    印刷中の前記テープ状部材の搬送スピードVを前記テープ状部材の種類およびテープ幅に対応付けて記憶した搬送スピード記憶部をさらに備え、
    前記印刷時間情報生成部は、前記印刷設定情報と、前記ステータス取得部によって取得された前記印刷済みの印刷データ量Aと、に基づいて、印刷を行う印刷領域のテープ長方向長さL1を算出し、
    前記印刷時間情報生成部は、式:(L1/V)に基づいて、前記印刷時間情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  6. 前記印刷データ生成装置は、印刷を開始してからの印刷時間tを計測する時間計測部をさらに備え、
    前記印刷時間情報生成部は、前記印刷設定情報から算出した全印刷データ量Bと、前記印刷済みの印刷データ量Aと、前記印刷時間tとから、式:(A/B−1)×tに基づいて前記印刷時間情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷システム。
  7. 前記テープ印刷装置は、印刷済みのテープ状部材をカットするテープカッターをさらに備え、
    前記印刷時間情報は、前記テープ状部材のカット時間を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  8. 前記印刷設定情報が、複数枚のラベルを印刷する連続印刷を行うための情報を含む場合、前記印刷時間情報は、前記複数枚のラベル全ての印刷が完了するまでの時間を示す情報である、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の印刷システム。
  9. 設定された印刷設定情報に基づいて印刷データを生成してテープ印刷装置に送信する印刷データ生成装置であって、
    前記テープ印刷装置から、前記テープ印刷装置において印刷済みの印刷データ量を含むステータス情報を取得するステータス取得部と、
    前記印刷設定情報と前記印刷済みの印刷データ量から、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間情報生成部と、
    前記印刷時間情報を表示する表示部と、を備える、
    ことを特徴とする印刷データ生成装置。
  10. 設定された印刷設定情報に基づいて印刷データを生成してテープ印刷装置に送信する印刷データ生成装置の制御方法であって、前記印刷データ生成装置が、
    前記テープ印刷装置から、前記テープ印刷装置において印刷済みの印刷データ量を含むステータス情報を取得するステータス情報取得ステップと、
    前記印刷設定情報と前記印刷済みの印刷データ量から、印刷完了までの時間を示す情報である印刷時間情報を生成する印刷時間情報生成ステップと、
    前記印刷時間情報を表示部に表示する表示ステップと、
    を実行することを特徴とする印刷データ生成装置の制御方法。
  11. コンピューターに、請求項10に記載の印刷データ生成装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
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