JP2014070253A - 機械部品の製造方法、及び機械部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成形型2の内面にコーティング膜4を形成するコーティング工程と、成形型2を用いて電鋳を行い、コーティング膜4上に母材6を形成する母材形成工程と、コーティング膜4とともに母材6を成形型2から取り出す取り出し工程と、を有していることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
この種の機械部品は、従来、打ち抜き加工等の機械加工によって主に製造されていたが、近時では電鋳を利用して製造する方法が採用されている。これは、機械加工に比べて機械公差が小さいうえ、複雑な外形形状であっても精度良く作製することができるためである。よって、時計用の歯車等の微細で精密な機械部品を製造する場合には、特に適した方法である。
しかしながら、特にイオンプレーティング等、コーティングを行うのに母材を通電する必要がある場合には、複数の母材同士を導電材料により連結し、各母材間をそれぞれ通電する必要がある。また、蒸着等、母材同士の通電が必要ない場合であっても、複数の母材同士が重ならないように配列する必要がある。
そのため、製造コストが増加するとともに、製造効率が低下するという問題がある。
さらに、機械部品の外形形状をなす母材に対してコーティングを行うため、コーティング膜の高精度な膜厚制御が必要になる。
また、例えば機械部品の貫通孔内にコーティング膜を形成する場合には、成形型において、貫通孔を成形する柱部の外周面にコーティング膜を形成し、その上から母材を形成すればよいだけなので、母材の貫通孔自体にコーティング膜を形成する場合に比べて、コーティング膜を簡単に形成することができる。そのため、高アスペクト比の貫通孔であっても、コーティング膜を均一な膜厚で形成することができる。
さらに、機械部品の厚み寸法は成形型の深さで決定されるため、仮にコーティング膜に厚みむらがあっても、その厚み分を母材の厚みにより吸収することができる。これにより、高精度な機械部品を提供することができる。
この構成によれば、コーティング膜と、密着層上に形成される母材と、の密着性を向上させ、コーティング膜の剥離等を抑制できるので、コーティング膜の機能を長期間に亘って発揮させることができる。
この構成によれば、上記本発明の機械部品の製造方法を用いて製造されているため、高精度な機械部品を低コストで提供することができる。
(機械部品の製造方法)
図1は機械部品の製造方法を説明するためのフローチャートであり、図2は機械部品の製造方法を説明するための工程図(断面図)である。
本実施形態の機械部品の製造方法では、成形型形成工程(S10)、コーティング工程(S20)、母材形成工程(S30)及び取り出し工程(S40)を主に有している。
まず、図1、図2(a)に示すように、成形型形成工程(S10)では、機械部品10(図2(e)参照)の外形形状を成形するためのパターン部1を有する成形型2を形成する。図示のパターン部1は、機械部品10の外形形状を成形する凹部1aと、凹部1aの底面から立設されて機械部品10に貫通孔10a(図2(e)参照)を成形する柱部1bと、を備えている。
図3(a)に示すように、電鋳装置20は、電鋳液Wが貯液された電鋳槽21と、電鋳すべき金属材料からなり、電鋳液W内に浸漬された電極22と、電極22及び成形型2に形成されたコーティング膜4に電気配線23を介してそれぞれ接続される電源部24と、を備えている。なお、電源部24の陽極側に電極22が接続され、陰極側にコーティング膜4が接続されている。また、電鋳液Wは、電鋳材料に応じて選択されるが、ニッケル電鋳を行う場合には、例えばスルファミン酸浴、ワット浴や硫酸浴等が用いられる。仮にスルファミン酸浴を用いてニッケル電鋳を行う場合には、例えば電鋳槽21の中にスルファミン酸ニッケル水和塩を主成分とするスルファミン酸浴を入れる。
まず、電鋳槽21内に貯液された電鋳液W中に成形型2を浸漬させた後、電源部24を作動させて、電極22とコーティング膜4との間に電圧を印加する。すると、電極22を構成するニッケルがイオン化してスルファミン酸浴中を移動し、図2(c)、図3(b)に示すように電鋳液W内にてコーティング膜4上に金属として析出するとともに、このニッケルが徐々に成長して電鋳体5となる。本実施形態では、成形型2における主面全体(凹部1a内及び表面上)に電鋳体5が形成される。そして、少なくとも成形型2の凹部1aが埋まるまで電鋳体5を成長させる。
この時点で、電鋳体形成工程(S31)が終了する。なお、上述したコーティング工程(S20)において、コーティング膜4を絶縁材料により形成した場合には、無電解処理により電鋳体5を形成することも可能である。また、電極22と成形型2との間に電圧を印加しても構わない。
なお、上述した母材形成工程(S30)の前に、成形型2に形成されたコーティング膜4をパターニングすることで、母材6上における任意の位置のみにコーティング膜4を形成することも可能である。
この構成によれば、コーティング膜4が形成された成形型2内に母材6(電鋳体5)を形成するのみで、母材6の表面がコーティング膜4に覆われた機械部品10を製造することができる。そのため、例えば複数の機械部品10を一括して形成する場合等において、従来のように既に成形された母材に対してコーティング膜を形成する場合と異なり、コーティング膜を形成するために複数の母材を配列したり、母材同士を通電させたりする必要がない。これにより、製造効率を向上させることができるとともに、低コスト化を図ることができる。
次に、機械式時計について説明する。なお、図4は、ムーブメント表側の平面図である。図5は、香箱車からがんぎ車の部分を図示する概略部分断面図である。図6は、がんぎ車からてんぷの部分を図示する概略部分断面図である。
一般に、地板102の両側のうち、文字板104が配される側をムーブメント100の裏側と称し、文字板104が配される側の反対側をムーブメント100の表側と称する。また、ムーブメント100の表側に組み込まれる輪列を表輪列と称し、ムーブメント100の裏側に組み込まれる輪列を裏輪列と称する。
また、筒かな150には、二番車124に対するスリップ機構が設けられている。筒かな150の回転に基づいて、日の裏車の回転を介して筒車154が回転する。そして、筒車154に取り付けられた時針156が「時」を表示する。なお、筒車154の具体的な構成については後述する。
緩急針168は、てんぷ受166に回転可能に取り付けられている。また、てんぷ140は、地板102及びてんぷ受166に対して回転可能に支持されている。
図6に示すように、アンクル142は、アンクル体142dと、アンクル真142fとを備えている。アンクル真142fは、上軸部142aと、下軸部142bとを備えている。
上述した潤滑油は、精密機械用油であるのが好ましく、いわゆる時計油であるのが特に好ましい。
また、地板102、香箱受160、輪列受162及びアンクル受164は、黄銅等の金属で形成しても良いし、ポリカーボネート等の樹脂で形成しても良い。
図7に示すように、がんぎ車130は、上述したがんぎ歯車部132と、がんぎ歯車部132の中心に打ち込まれた軸部材131と、を備えている。
次に、上述した機械部品10の製造方法を用いた例として、がんぎ歯車部132、アンクル142、及び筒車154等の時計用部品の製造方法について説明する。
(がんぎ歯車部の製造方法)
上述した機械部品10の製造方法を用いてがんぎ歯車部132を製造する場合、まず成形型形成工程(S10)において、がんぎ歯車部132の外形形状をなすパターン部1を成形型2に形成する。その後、上述した製造方法(S20)〜(S40)に沿ってコーティング膜4及び母材6を形成することで、母材6がコーティング膜4に覆われたがんぎ歯車部132を製造することができる。
また、アンクル142の爪石144a,144bを上述した機械部品の製造方法で製造する場合も、まず成形型形成工程(S10)において、爪石144a,144bの外形形状をなすパターン部1を成形型2に形成する。その後、上述した製造方法(S20)〜(S40)に沿ってコーティング膜4及び母材6を形成することで、母材6がコーティング膜4に覆われた爪石144a,144bを製造することができる。なお、コーティング膜4は、爪石144a,144bのうち、少なくともがんぎ歯車部132の摺動面132bとの接触部分に形成することが好ましい。
図8は筒車を示す斜視図であり、図9は図8のA−A線に沿う断面図である。
図8、図9に示すように、上述した筒車154は、筒部154aと、筒部154aの軸方向の一端縁に連設され、径方向の外側に向けて延びるフランジ部154bと、フランジ部154bの外周縁における周方向の全周に亘って形成された複数の歯部154cと、を備えている。
筒部154aの内周面は、上述したそろばん玉部124hや、筒かな150の外周縁が摺動する摺動面となっており、この摺動面にコーティング膜4が形成されている。
例えば、上述した実施形態では、コーティング膜4上に母材6(電鋳体5)を直接形成する構成について説明したが、これに限らず、コーティング膜4と母材6との間に両者の密着性を向上させる密着層を形成しても構わない。密着層の材料としては、例えば金(Au)等を用いることが可能である。
また、上述した実施形態では、本発明の機械部品10の製造方法をがんぎ歯車部132や爪石144a,144b、筒車154に採用した場合について説明したが、これに限らず、種々の時計用部品の他、小型な精密機械等、機械部品全般に採用することが可能である。
さらに、上述した実施形態では、成形型2や、コーティング膜4、母材6の材料としては、上述した実施形態で挙げた材料に限らず、種々の材料を採用することが可能である。
Claims (3)
- 成形型の内面にコーティング膜を形成するコーティング工程と、
前記成形型を用いて電鋳を行い、前記コーティング膜上に母材を形成する母材形成工程と、
前記コーティング膜とともに前記母材を前記成形型から取り出す取り出し工程と、を有していることを特徴とする機械部品の製造方法。 - 前記コーティング工程と前記母材形成工程との間に、前記コーティング膜と前記母材との密着性を向上させるための密着層を形成する密着層形成工程を有していることを特徴とする請求項1記載の機械部品の製造方法。
- 請求項1記載の機械部品の製造方法を用いて製造されたことを特徴とする機械部品。
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