JP2014058325A - 錠剤取出し装置、分包装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に、錠剤が通過する経路内を清掃するための仕組みを提供すること。
【解決手段】 錠剤シートから錠剤を取り出して、当該錠剤を包装する包装装置に供給する錠剤取出し装置であって、前記錠剤シートから取り出された錠剤を包装装置に供給する供給路と、前記錠剤取出し装置の外部と前記供給路とが導通可能である管と、を備え、前記管は、前記錠剤取出し装置の外部から前記管にガスを注入するガス注入具から、当該注入されるガスが前記供給路に通るように配管されていることを特徴とする。
【選択図】 図17

Description

本発明は、錠剤取出し装置、分包装置に関する。
従来、調剤業務において、PTPシートで提供されている錠剤(薬)の一包化を行うためには、人の手によってPTPシートから錠剤を1回分の錠剤数ずつ取り出し、分包機へセットする必要があり、作業が煩雑であった。
上記課題を解決するために、特許文献1では、錠剤シートから錠剤を除包し、錠剤を1回飲用分宛プラスチック製小瓶等の適宜容器に入れて投与する錠剤除包装置が提案されている。
特許文献1は、具体的には、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤除包装置を複数台用意し、複数台の錠剤除包装置で取り出された錠剤を、下方の集合部で集めて、小瓶等の容器に入れることが記載されている。
特開2004−194889号公報
しかしながら、例えば、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出しユニット1で取り出された錠剤を、当該錠剤を薬包袋に包装する包装装置5の方向に落下させて、当該包装装置5で当該錠剤を包装する分包装置において、当該錠剤が落下する経路(例えば、導入シュート24の斜面)に衝突等して発生する当該錠剤の錠剤粉が、当該経路内の表面に溜まってしまう。
そのため、錠剤取出しユニット1から取り出された錠剤が通過する経路に錠剤粉が溜まると、当該取り出された錠剤が落下する経路の途中で止まってしまい、当該錠剤を包装装置に送り出せなくなる可能性が高まり、効率的に分包処理を行うことが出来なくなってしまう。
そのため、錠剤粉を取り除くため、錠剤が通過する経路を定期的に清掃する必要がある。
導入シュート24は、錠剤取出しユニット1内にあり、錠剤供給装置10内に錠剤取出しユニット1が組み込まれている。そのため、導入シュート24内の清掃を行う為には、錠剤取出しユニット1を錠剤供給装置10から取り外す必要がある。
また、錠剤取出しユニット1を錠剤供給装置10から取り外すためには、錠剤取出しユニット1を錠剤供給装置10に固定しているビス等を外す手間が発生する為、導入シュート24内を清掃するために煩雑な操作が必要となってしまう。その結果、清掃時間も長くなってしまう。
このように、従来、錠剤取出しユニット1を錠剤供給装置10から取り外すことなく、導入シュート24内を容易に清掃することは困難であった。
そこで、錠剤供給装置10内に錠剤取出しユニット1が組み込まれている状態で、導入シュート24内を容易に清掃する仕組みが必要である。
本発明の目的は、容易に、錠剤が通過する経路内を清掃するための仕組みを提供することである。
本発明は、錠剤シートから錠剤を取り出して、当該錠剤を包装する包装装置に供給する錠剤取出し装置であって、前記錠剤シートから取り出された錠剤を包装装置に供給する供給路と、前記錠剤取出し装置の外部と前記供給路とが導通可能である管と、を備え、前記管は、前記錠剤取出し装置の外部から前記管にガスを注入するガス注入具から、当該注入されるガスが前記供給路に通るように配管されていることを特徴とする。
本発明により、容易に、錠剤が通過する経路内を清掃するための仕組みを提供することができる。
包装装置と錠剤供給装置を示す図である。 錠剤供給装置を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤供給装置の内部構造を示す図である。 錠剤供給ユニットの内部構造を示す図である。 包装ユニットの内部構造を示す図である。 包装ユニット701の内部構造の一部(703、704、705)を拡大した図である。 錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。 錠剤供給装置10を正面から見た図である。 錠剤供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図である。 図10に示した錠剤供給装置10の一部を抜粋した図である。 錠剤供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図である。 錠剤取出しユニット内の導入シュート内を錠剤が通過する様子を示した図である。 錠剤取出しユニット前面のエアー注入穴からエアーを注入している様子を示した図である。 錠剤取出しユニット前面のエアー注入穴からエアーを注入する際に導入シュートにエアーが届くまでの経路図を示した図である。 錠剤取出しユニット前面のエアー注入穴からエアーを注入する際に導入シュート内にエアーが届くまでの経路図を示した図である。
以下、図面を用いて、本発明の錠剤供給システム(図1)について説明する。
まず、図1について説明する。
図1は、包装装置5と錠剤供給装置10を含む錠剤供給システム(以下、分包システムや分包装置とも言う)を示す図である。
図1は、錠剤供給装置10、及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する包装装置5を含む錠剤供給システムを示す図である。
1は、錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
錠剤シートは、一般的にPTPシートと呼ばれており、錠剤シートのことをPTPシートとも言う。
錠剤供給装置10には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニット1は、本発明の錠剤取出し装置の適用例である。錠剤取出ユニット1は、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニット1からなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は、包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
103は、散薬投入部であり、分包される散薬が投入される部である。また、散薬投入部103に投入された散薬を投薬1回分に分けられて、分けられた1回分の散薬を後述するメインホッパー505に入れられ、1回分ずつに分包される。
10は、錠剤供給装置であり、1または複数の錠剤取出ユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する錠剤供給ユニット400とを備えている。
錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1により錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して、錠剤供給ユニット400の供給経路を経て、包装装置5に供給する。錠剤供給装置10は、図1に示す通り、複数の錠剤取出ユニット1を備えている。
錠剤供給装置10は、1又は複数の錠剤を、それぞれ錠剤収容部に封入された錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して供給する。
次に、図2を用いて、錠剤供給装置10について説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
図2は、錠剤供給装置10を正面側から見た図である。
203は、錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入する投入口である。
次に、図3を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
図3は、錠剤取出ユニット1を正面側から見た図である。
なお、図3は、錠剤取出ユニット1が、2つ並んでいる図を示している。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シート51を搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤が錠剤収容部に密封されたものである。
錠剤シート51は、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シート51の長さ方向に沿って並んでいる。
なお、錠剤シート51としては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シート51の長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能である。
ここで、さらに、図4を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
図4は、錠剤シートの投入口203にPTPシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構(搬送機構)と、錠剤シートが載置される載置台18と、錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
39は、下部ローラである。
錠剤シート搬送機構は、錠剤シート51を進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラ39と、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。
搬送機構は、錠剤収容部の押圧を継続する前に載置台18上の押圧される位置から所定の距離だけ錠剤シート51をさらに搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
下部ローラ39は、駆動源により回転駆動可能であり、PTPシート部の下面に当接して錠剤シート51に進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、PTPシート部の上面に当接して錠剤シート51に進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
下部ローラ39と上部ローラは、錠剤シート部を上下から挟み込んで錠剤シートを進行方向に搬送できる。さらに、下部ローラ39と上部ローラは錠剤シート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
24は、導入シュートである。
導入シュート24は、載置台の下面側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路401に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下面側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路401に落ちていく。
なお、この導入シュート24は、錠剤取出しホッパーとも言う。
錠剤取出ユニット1は、載置台18上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体83と外側押圧体84とが独立して動作することでPTPシートの錠剤収容部を押圧して、PTPシートから錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体83よりも先に外側押圧体84により錠剤収容部を押圧させる。
内側押圧体83の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体83は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。
外側押圧体84の先端は、ほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シート51に開いた穴から先端が突き出ない。つまり、錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰すためのものである。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体84を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体83を昇降させる第2昇降機構とを有する。
第1昇降機構は、外側押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第1昇降体93は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体84が取り付けられている。カム94は、外側押圧体84の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。
カム94は、第1昇降体93の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体93を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体84の高さ位置を調整する(外側押圧体84の昇降動作を行う)ことができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体84の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体83が取り付けられた第2昇降体98と、回転駆動して第2昇降体98を昇降させるカム99と、第2昇降体98を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体98は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体83が取り付けられている。カム99は、第2昇降体98の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体98を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体83の高さ位置を調整する(内側押圧体83の昇降動作を行う)ことができる。第2昇降機構は、カム99の回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体83の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体83と外側押圧体84は、互いに独立に昇降動作させることができる。
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体83と外側押圧体84を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、PTPシートの錠剤収容部の押圧をする前に、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する算出手段をさらに有している。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知されたPTPシートの錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する算出手段をさらに有する。
搬送機構(下部ローラ39、上部ローラ)は、搬送距離により載置台18上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シート51を搬送する。
次に、図5を用いて、錠剤供給装置10の内部構造について説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
なお、図5は、錠剤供給装置10を背面側(裏側)から見た図である。
204は、光学センサ(ビームセンサ)であり、落下物を検知するものである。除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の有無の判定を行う。錠剤落下検出機構は、光学センサ204と落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたか否かを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構(光学センサ204)を有している。
押出し機構は、取り出された錠剤が検知されない場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
401は、錠剤導入路である。
錠剤導入路401は、導入シュート24と導通しており、錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパーに中継する。
次に、図6を用いて、錠剤供給ユニット400の内部構造について説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は、第1集積ホッパーである。
第1集積ホッパー402は、錠剤取出ユニット1により、PTPシートから取り出された錠剤が導入シュート24を落下して通り、そして、導入シュート24から錠剤導入路401を通り、該錠剤が集積される部である。
すなわち、錠剤導入路401は、第1集積ホッパー402と直接、導通している。
501は、第2集積ホッパーである。第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402で集積された錠剤をさらに集積する。
すなわち、第2集積ホッパー501は、第1集積ホッパー402と導通している。
そのため、第1集積ホッパー402に落ちてきた錠剤50は、第2集積ホッパー501に落ちて集積される。
502は、第1の送り出し機構である。第1の送り出し機構502は、第2集積ホッパーに集積された錠剤50を第3の集積ホッパーに移動させる。
503は、第3集積ホッパーである。第3集積ホッパー503は、第1の送り出し機構502により送り出(移動)された錠剤を集積する。
504は、第2の送り出し機構である。第2の送り出し機構504は、第3集積ホッパーに集積された錠剤をメインホッパー505に移動させる。
505は、メインホッパーである。メインホッパー505は、第2の送り出し機構504により送り出(移動)された錠剤(1回分)を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
ここで、第1集積ホッパーは、本発明の第1の供給部の適用例であり、第2集積ホッパーは、本発明の第2の供給部の適用例である。また、第1、第2、第3の集積ホッパーは、本発明の供給部の適用例である。また、供給部は、前記錠剤取出し装置から、重力方向に向けて配置されている。
次に、図7、図8を用いて、包装ユニット701の内部構造について説明する。
図7は、包装ユニット701の内部構造を示す図である。
図8は、図7に示す包装ユニット701の内部構造の一部(703、704、705)を拡大した図である。
包装ユニット701は、包装装置5内のユニットである。
702は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は、メインホッパー505内に集積された錠剤(1回分の錠剤803)が包装シートの中に投入され、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する(包装機構)。
704は、メインホッパー505内に集積された錠剤が包装シートの中に投入され、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する(包装機構)。
すなわち、包装機構703と、包装機構704とで、包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シート(1つの包み802)に分断するための分断用ミシン目801を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
図7、図8に示すように、包装ユニットにより、投薬1回分の錠剤が分包される。
次に、図9を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。
図9は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
901は、錠剤シートの投入口203のカバーである。
カバー901を開けることにより、錠剤シート51を投入口203に入れることが出来るようになる。
また、図9に示す24は、導入シュートであり、既に、図4などを用いて説明しているため、ここでは説明を省略する。
次に、図10を用いて、錠剤供給装置10について説明する。
図10は、錠剤供給装置10を正面から見た図である。
図10に示す1は、図1にも示している通り、錠剤取出ユニットである。
錠剤取出ユニット1で、PTPシートから取り出された錠剤は、導入シュート24を通り、そして、錠剤導入路401を通り、第1集積ホッパー402に落ちていく。
次に、図11を用いて、錠剤供給装置10の錠剤供給ユニット400が備える各構成について説明する。
図11は、錠剤供給装置10を横(正面から見て右側)から見た図である。
図10でも説明したが、錠剤取出ユニット1で、PTPシートから取り出された錠剤は、導入シュート24、錠剤導入路を通り、第1集積ホッパー402内に落ちてくる。
そして、第1集積ホッパー402を通った錠剤は、第2集積ホッパー501を通り、第1の送り出し機構502に送られる。第1の送り出し機構は、第1の中継ユニットである。
そして、第1の送り出し機構502は、錠剤を第3集積ホッパー503に送り、第3集積ホッパー503は、第2の送り出し機構504に錠剤を送る。第2の送り出し機構504は、第2の中継ユニットである。
第2の送り出し機構504は、第2の送り出し機構504に送られた錠剤を、メインホッパー505に送る。
次に、図12を用いて、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤がどのように、導入シュート24、錠剤導入路401、第1集積ホッパー402を通るかについて説明する。
図12は、図10に示した錠剤供給装置10の一部を抜粋した図である。すなわち、図10に示す錠剤取出ユニット1を2段分削除した図が、図12である。
図12に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。
また、図12に示す通り、第1集積ホッパー402の左側の導管、及び真ん中の導管の幅は、直径が78mmである。
次に、図13を用いて、錠剤供給装置10の錠剤供給ユニット400が備える各構成について説明する。
図13は、錠剤供給装置10の内部を横(正面から見て右側)から見た図である。
図13に示す点線の矢印1201は、錠剤取出ユニット1から取り出された錠剤の移動経路を示している。
最上段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約460mmであり、中段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第1の傾斜部1401までの距離は、約265mmである。
また、第1集積ホッパー402の長さは、約362mmである。すなわち、最下段の錠剤取出ユニット1の導入シュート24の出口から、第2集積ホッパー501までの距離は、約362mmである。
各段の錠剤取出ユニット1で、PTPシートから錠剤が取り出されると、錠剤は、導入シュート24を通り、導入シュート24の出口から、錠剤導入路401を通り、そして、第1集積ホッパー402に入り、第2集積ホッパー501に集積される。
この時、錠剤供給装置10全体の分包時間を短縮させることを考慮すると、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、まっすぐ下に垂直落下させ、第2集積ホッパー下部に収めることが考えられる。
しかしながら、最上段の錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、まっすぐ下に垂直落下させ、第2集積ホッパー下部に収めると、約876mmもあるため、錠剤が割れたり、欠けたりして破損してしまう可能性が高くなる。また、PTPシートから取り出される薬が、カプセルの場合は凹んだりして変形をしてしまう可能性が高くなる。
このように、本実施形態の錠剤供給装置10は、錠剤取出ユニット1が複数積み上げられて使用できるようになっているため、特に最上段の錠剤取出ユニット1から錠剤が落下する場合には、導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から第2集積ホッパーまでの距離が非常に長くなり、PTPシートから取り出される錠剤、又はカプセルが、破損してしまう可能性が高くなってしまう。
そこで、第1集積ホッパー402の上部に、分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第1の傾斜部1401を設ける。すなわち、第1集積ホッパー402の上部の一部をオフセットさせる。
本実施の形態では、重力方向から約32°の傾斜を有する第1の傾斜部1401としている。
また、第2集積ホッパー501においても、第1集積ホッパー402から第2集積ホッパー501の下部にダイレクトに錠剤が到達しないように、第2集積ホッパー501も分包時間を余りロスしない程度に錠剤をバウンドさせる第2の傾斜部1402を設けている。
本実施の形態においては、第2の傾斜部1402は、水平方向より約40°の傾斜としている。
ここで、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402の角度は、例として、それぞれ、約32°、約40°としているが、落下してくる錠剤がバウントして(落下スピードを落として)、その後の経路に移動可能な角度(次の供給部に落下により供給可能な角度の傾斜)であれば、どのような角度であってもよい。
このように、第1集積ホッパー402に、第1の傾斜部1401を備え、第2集積ホッパー501に第2の傾斜部1402を備えることにより、錠剤取出ユニット1の導入シュート24(錠剤取り出しホッパー)出口から、第2集積ホッパー501の下部までダイレクトに錠剤を落下させず、錠剤の落下向きを変えつつ錠剤が破損、変形しない程度のクッションを与えることができる。その結果、落下してくる錠剤が第2集積ホッパー501の下部に到達した時の衝撃を和らげることができ、錠剤が破損、変形する可能性を低減させることが出来るようになる。
第1の傾斜部は、錠剤取出し装置から落下してきた錠剤が接触する位置に設けられており、第2の傾斜部は、第1の傾斜部に接触した錠剤がさらに落下して接触する位置に設けられている。
また、第1の傾斜部1401、第2の傾斜部1402に、ゴムなどの、衝撃を吸収する材料(衝撃吸収材)を更に設けることにより、錠剤の衝撃をさらに抑えることが可能となる。
次に、図14を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。図14は導入シュート24内を錠剤50が通過する様子を示した、錠剤取出ユニット1の断面図である。図14は、2つの錠剤取出しユニット1がそれぞれ並んだ図を示している。
錠剤取出しユニット(錠剤取出し装置)は、錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して、当該錠剤を包装する包装装置5に供給する。
導入シュート24は、載置台の下面側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路401に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下面側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路401に落ちていく。
この錠剤が数多く導入シュート24内を通過すると、導入シュート内に錠剤粉等が蓄積する。錠剤粉等が蓄積すると、導入シュート24内で錠剤50が止まってしまう等の課題がある。
図14に示す錠剤取出しユニット1の断面図には、エアー注入口が設けられていないため、このような課題が発生してしまう。
そこで、本発明では、図15、図16、図17に示すように、エアー注入穴、チューブ、エアー注入口を、錠剤導入路401に設けることで、このような課題を解消する。
以下に、図15、図16、図17について、説明する。
図15は、錠剤取出しユニット1前面のエアー注入穴から、エアー注入具によりガス(例えば、エアー)を注入している様子を示した図である。
図15、図16、図17では、エアー注入穴(ガス注入穴)から、エアー注入具(ガス注入具)によりエアー注入することについて、説明するが、注入される物質は、エアーに限定されるものではなく、ガスであれば、どのような物質であっても構わない。
導入シュート24内に錠剤粉等が蓄積した場合、何らかの方法で導入シュート内を清掃する必要がある。導入シュート内の清掃効果が最も高いのは、錠剤供給装置10から錠剤取出ユニット1を取出して、導入シュート内を直接清掃する方法である。しかしながら、錠剤供給装置10から錠剤取出ユニット1を取出すには、錠剤取出ユニット1を固定しているビス等を外さなければならない為、清掃するまでに多くの時間を要する。
短時間かつ容易に清掃する為には、錠剤取出ユニット1が錠剤供給装置10に組み込まれている状態で清掃できることが望ましい。
この問題を解決する為に、導入シュート24内部にエアーを吹き付けることで対応する。錠剤取出ユニット1の前面に開けられたエアー注入用穴部からエアーを注入し、導入シュート24内部を清掃する。
図16は、錠剤取出しユニット前面のエアー注入穴からエアーを注入する際に導入シュートにエアーが届くまでの経路図を示した図である。
錠剤取出ユニット1の前面に開けられたエアー注入穴からエアー注入具で注入されたエアーはチューブ(管)を伝い、錠剤導入路401内へと注入される。
チューブ(管)は、図16に示すように、錠剤取出し装置の外部と前記供給路とが導通可能である管である。
また、チューブ(管)は、錠剤取出しユニットの外部からチューブ(管)にガスを注入するガス注入具から、当該注入されるガスが供給路に通るように配管されている。
すなわち、管は、導入シュートが錠剤導入路に通ずる位置、又はその付近に、ガス注入具からのガスが出るように配管されている。
ここで、導入シュートが錠剤導入路に通ずる位置付近とは、エアー注入口から出てくるエアーが、導入シュートに入り込み、導入シュート内を清掃することができる位置を含む。
図17は、錠剤取出しユニット前面のエアー注入穴からエアーを注入する際に導入シュート内にエアーが届くまでの経路図を示した図である。
錠剤導入路401は、錠剤シートから取り出された錠剤を包装装置に供給する供給路の適用例である。
錠剤取出しユニット1は、錠剤シートから取り出された錠剤を、錠剤導入路401に供給する導入シュートを備えている。
図17に示すように、錠剤導入路は、2つの錠剤取出し装置の間に設けられており、チューブ(管)は、2つの錠剤取出し装置のそれぞれの導入シュートが錠剤導入路に通ずる位置、又はその付近に、ガス注入具からのガスが出るように配管されている。
これにより、エアー注入具により出てくるガスが、エアー注入口から出てきて、1度に2つの導入シュートのそれぞれに注入されるので、効率的にかつ容易に導入シュート内を清掃することが可能となる。
また、錠剤導入路401(供給路)は、導入シュートが錠剤導入路401に通ずる位置、又はその付近に、ガス注入具からのガスがチューブ(管)を介して錠剤導入路401(供給路)に出る口(エアー注入口(ガス注入口ともい言う))を有する。
錠剤導入路401内に注入されたエアーは拡散し、導入シュート24内へと吹き付けられる。吹き付けられたエアーにより、導入シュート24内に溜まっていた錠剤粉を吹き飛ばし、導入シュート内を清掃する。
本実施例では、錠剤取出しユニット前面に開けられたエアー注入穴部からエアーを注入(例えば、エアーダスター)し、あらかじめ取り付けられたチューブを伝い、導入シュート内にエアーを注入し拡散させることで、導入シュート内を清掃することができるようになる。
以上、本発明によれば、導入シュート内部にガスが注入される為、導入シュート内に溜まっていた錠剤粉等を取り除くことが可能となる。また、錠剤取出しユニット前面からガスを注入するだけなので、清掃作業が容易に行える為、清掃作業の負担軽減ができる。
このように、本発明によれば、容易に、錠剤が通過する経路内を清掃するための仕組みを提供することができる。
1 錠剤取出ユニット
5 包装装置
10 錠剤供給装置
103 散薬投入部
702 ロール紙送出機構

Claims (5)

  1. 錠剤シートから錠剤を取り出して、当該錠剤を包装する包装装置に供給する錠剤取出し装置であって、
    前記錠剤シートから取り出された錠剤を包装装置に供給する供給路と、
    前記錠剤取出し装置の外部と前記供給路とが導通可能である管と、
    を備え、
    前記管は、前記錠剤取出し装置の外部から前記管にガスを注入するガス注入具から、当該注入されるガスが前記供給路に通るように配管されていることを特徴とする錠剤取出し装置。
  2. 前記供給路は、前記錠剤取出し装置により前記錠剤シートから取り出された錠剤を、前記包装装置に供給する錠剤導入路を含み、
    前記錠剤取出し装置は、前記錠剤シートから取り出された錠剤を、前記錠剤導入路に供給する導入シュートを備え、
    前記管は、前記導入シュートが前記錠剤導入路に通ずる位置、又はその付近に、前記ガス注入具からのガスが出るように配管されていることを特徴とする請求項1に記載の錠剤取出し装置。
  3. 前記錠剤導入路は、2つの錠剤取出し装置の間に設けられており、
    前記管は、前記2つの錠剤取出し装置のそれぞれの導入シュートが前記錠剤導入路に通ずる位置、又はその付近に、前記ガス注入具からのガスが出るように配管されていることを特徴とする請求項2に記載の錠剤取出し装置。
  4. 前記供給路は、前記導入シュートが前記錠剤導入路に通ずる位置、又はその付近に、前記ガス注入具からのガスが前記管を介して前記供給路に出る口を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の錠剤取出し装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の錠剤取出し装置を含むことを特徴とする分包装置。

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