JP2014055655A - 変速装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化しても、ケースに対してキャリアが軸方向に相対変位することを規制する力を確保することができ、ケースに対してキャリアが半径方向に相対変位することを規制する力を確保することができる変速装置を提供する。
【解決手段】キャリア9とケース7間に、ケースに対してキャリアが軸方向に変位することを規制しながら自転することを許容するスラスト軸受6a,6bと、ケースに対してキャリアが半径方向に変位することを規制しながら自転することを許容するラジアル軸受6bを配置する。スラスト軸受とラジアル軸受を併用すると、ケースとキャリアの軸方向の相対変位を規制する力と、ケースとキャリアの半径方向の相対変位を規制する力を確保し易い。
【選択図】図1

Description

本明細書では、内歯の一部と外歯の一部が噛み合っており、内歯と外歯の間に歯数差が設けられており、内歯に対して外歯歯車が公転すると外歯歯車が自転する現象を利用する変速装置を開示する。
例えば、図3に示す変速装置が知られている。図3において、参照番号107はケースを示し、105,106は内歯を示している。内歯105,106は、ケース107に固定されている。参照番号103,104は外歯歯車を示し、外歯歯車103の外歯の一部と内歯105の一部が噛み合っており、外歯歯車104の外歯の一部と内歯106の一部が噛み合っている。外歯歯車103の歯数と内歯105の歯数は相違しており、外歯歯車104の歯数と内歯106の歯数は相違している。
外歯歯車103の中心103eをクランク軸101aが貫通しており、外歯歯車104の中心104eをクランク軸101bが貫通している。クランク軸101a,101bは入力軸101に接続されている。クランク軸101aもクランク軸10bも、入力軸101から距離Dだけ離れている。クランク軸101aとクランク軸101bは、入力軸101の軸心方向から観察したときに、入力軸101を中心に反対方向にオフセットされている。
外歯歯車103には貫通孔103c,103dが形成されており、外歯歯車104にも貫通孔104c,104dが形成されている。参照番号109aは出力軸であり、先端が分岐している。分岐した先端109cは貫通孔103c,104cに挿入されており、分岐した先端109dは貫通孔103d,104dに挿入されている。
入力軸101が軸Aの周りに回転すると、外歯歯車103の中心103eは軸Aの周りを公転し、外歯歯車104の中心104eも軸Aの周りを公転する。内歯105に対して外歯歯車103が公転すると外歯歯車103は自転し、内歯106に対して外歯歯車104が公転すると外歯歯車104は自転する。外歯歯車103と外歯歯車104が自転すると、出力軸109aが自転する。外歯歯車103と内歯105の歯数差、ならびに、外歯歯車104と内歯106の歯数差を調整することで変速比を調整することができる。
本明細書では、ケース107に対して出力軸109aと一体となって回転する部材、図3の場合には、出力軸109aと分岐先端109c,109dをキャリア109という。
図3は、変速装置の動作原理を模式的に示しており、出力軸109aの先端の分岐数等は、2本に限られない。
図3の変速装置は、ケース107と、外歯歯車103,104と、キャリア109を備えており、ケース107の内歯と外歯歯車103,104の外歯の間に歯数差が設けられており、ケース107に対して外歯歯車103,104が公転すると外歯歯車103,104が自転する現象を利用してケース107に対してキャリア109を自転させる変速装置である。その変速装置の場合、図3では図示されていないが、ケース107に対してキャリア109を自転可能に支持しておく必要がある。
外歯歯車103,104をケース107に対して公転させる機構は、図3の機構に限られない。例えば図4では、外歯歯車103,104の中心以外の位置103f,104fを、クランクシャフト101a,101bが貫通している。この構造でも、入力軸101が回転すると、外歯歯車103,104はケース107に対して公転する。外歯歯車103,104がケース107に対して公転すると、外歯歯車103,104はケース107に対して自転する。図4の構造では、入力軸101とクランクシャフト101a,101bが、外歯歯車103,104の自転に追従する必要がある。そのために、入力軸101を支持する部材109gは、ケース107に対して回転可能となっている。図4では、出力軸109aと分岐先端109dと入力軸支持部材109g等でキャリア109が形成されている。図4の構造でも、キャリア109をケース107に自転可能に支持しておく必要がある。図4の場合、入力軸101を回転させるモータをキャリア109に固定する。この場合、キャリア109に対してケース107が自転することが多い。
図4は、変速装置の動作原理を模式的に示しており、入力軸101の本数や、出力軸109aの分岐数等は、図示のものに限られない。
図5は、クランクシャフト101a,101bが、外歯歯車103,104の自転を出力軸109aに伝達する部材を兼用している場合を例示している。図5では、クランクシャフト101bの上端に、トルク伝達軸101cが接続されている。出力軸109aには、出力軸109aの回転中心軸A以外の部分でトルク伝達軸101cの上端を受け入れる部分109hが形成されている。トルク伝達軸101cは、受け入れ部分109hに対して自転可能である。
この構造でも、入力軸101が回転すると、外歯歯車103,104はケース107に対して公転する。外歯歯車103,104がケース107に対して公転すると、外歯歯車103,104はケース107に対して自転する。図5の構造では、入力軸101とクランクシャフト101a,101bとトルク伝達軸101cが、外歯歯車103,104の自転に追従する必要がある。そのために、入力軸101を支持する部材109gは、ケース107に対して回転可能となっている。図5では、出力軸109aと入力軸支持部材109g等でキャリア109が形成されている。図5の構造でも、キャリア109をケース107に自転可能に支持しておく必要がある。図5の場合、入力軸101を回転させるモータをキャリア109に固定する。この場合、キャリア109に対してケース107が自転することが多い。
図5は、変速装置の動作原理を模式的に示しており、入力軸101の本数は、図示のものに限られない。
図3から図5に例示するいずれの構造でも、キャリア109をケース107に自転可能に支持しておく必要がある。特許文献1は、図5の構造を詳細に示している。特許文献1の図1に示されているように、特許文献1の技術では、キャリアに円柱形状部を設け、ケースに筒状部を設け、円柱形状部と筒状部の間に軸受を設ける。具体的には、円柱形状部の上端近傍に第1の軸受を設け、円柱形状部の下端近傍に第2の軸受を設ける。
特開2007−278355号公報
上記の変速装置は、例えばロボットの関節部に利用される。例えばケースをアームの基部側に固定し、キャリアをアームの先端側に固定すると、モータによって基部側に対して先端側を回転させることができる。その際に、モータ回転数を減速して先端側を回転させることができる。
ケースとキャリアの間に様々な外力が作用する。ケースとキャリアの間には、ケースに対してキャリアが軸方向(キャリアの自転軸に沿った方向)に変位することを規制する必要があり、ケースに対してキャリアが半径方向に変位することを規制する必要があり、しかもケースに対してキャリアが自転できる関係が必要とされる。
特許文献1の技術では、円柱形のキャリアの上端近傍に第1ボールベアリングを設け、円柱形のキャリアの下端近傍に第2ボールベアリングを配置することで、上記の要請に応えている。
変速装置が小型化すると、軸受も小型化せざるを得ない。軸受を小型化すると、ケースに対してキャリアが軸方向に変位することを規制する力が低下し、半径方向に変位することを規制する力も低下してしまう。アンギュラボールベアリング(転動するボールを案内するレースの形状を改良して、軸方向の規制力を高めた軸受)、アンギュラローラベアリング(転動体にローラを利用することで接触面積を増大させるとともに、ローラの伸張方向を傾斜させることによって軸方向の規制力を高めた軸受)、テ―パローラベアリング(転動体に径が徐々に変化するローラを設けることで、軸方向の規制力を高めた軸受)など、ベアリングの種類を様々に工夫しても、変位を規制する力が不足してしまう。
本明細書では、変速装置を小型化しても、ケースに対してキャリアが軸方向に相対変位することを規制する力を確保することができ、ケースに対してキャリアが半径方向に相対変位することを規制する力を確保することができる変速装置を開示する。
本明細書で開示する変速装置は、図3〜図5に開示したように、ケースと外歯歯車とキャリアを備えている。ケースには内歯が形成されており、外歯歯車には外歯が形成されている。外歯歯車は、ケースに対して遊星運動可能である。ケースに形成されている内歯の歯数と、外歯歯車に形成されている外歯の歯数は相違している。そのためにケースに形成されている内歯の一部と外歯歯車に形成されている外歯の一部が噛み合った状態でケースに対して外歯歯車が公転すると、外歯歯車が自転する。
ケースに対して外歯歯車を公転させる機構は特に限定されない。図3から図5に例示した種々の公転機構を利用することができる。図3から図5に例示されない公転機構を利用することもできる。
本明細書で開示する変速装置では、ケースとキャリア間に、ケースに対してキャリアが軸方向に変位することを規制しながらケースに対してキャリアが自転することを許容するスラスト軸受と、ケースに対してキャリアが半径方向に変位することを規制しながらケースに対してキャリアが自転することを許容するラジアル軸受が配置されている。すなわちケースに対してキャリアが自転することが可能であるが、軸方向の相対変位はスラスト軸受で規制され、半径方向の相対変位はラジアル軸受で規制されている。
上記構造を備えていると、外歯歯車の自転に追従してケースに対してキャリアが自転する。外歯歯車の公転数と外歯歯車の自転数の間に変速比を実現することができる。
上記によると、軸方向の相対変位はスラスト軸受で規制され、半径方向の相対変位はラジアル軸受で規制される。この構造によると、軸方向の相対変位と半径方向の相対変位を単一の軸受で規制する構造、すなわち、アンギュラボールベアリング、アンギュラローラベアリング、あるいはテ―パローラベアリングで支持する構造に比して、必要な規制力を確保しやすい。軸受を小型化しても、必要な規制力を確保することができる。すなわち、スラスト軸受とラジアル軸受の併用したときの軸方向の長さと外径と、アンギュラボールベアリング、アンギュラローラベアリング、あるいはテ―パローラベアリングを用いたときの軸方向の長さと外径を等しくした場合、前者による軸方向の規制力>後者による軸方向の規制力となり、前者による半径方向の規制力>後者による半径方向の規制力となる。
スラスト軸受とラジアル軸受の併用方法は特に限定されない。例えばキャリアの軸方向の一部に鍔状大径部を形成し、鍔状大径部の上面を第1スラスト軸受で支持し、鍔状大径部の下面を第2スラスト軸受で支持し、鍔状大径部の周面をラジアル軸受で支持する構造を採用することができる。あるいはケースの内歯提供面とキャリアの外周面の間に、ラジアル軸受を配置してもよい。ケースの内歯提供面に断面が半円形の溝を形成し、その溝に断面が円形のピンを自転自在に収容することで、内歯を形成する技術が知られている。その構造で内歯が形成されているケースの内歯提供面とキャリアの外周面の間に、ラジアル軸受を配置する場合、上記半円形の溝にローラ(ラジアル軸受の転動体)を配置することができる。溝を転動体の転動面として利用することができる。さらに、内歯を提供するピンがラジアル軸受の転動体を兼用する構造とすることができる。
第1実施例の変速装置の断面図を示す。 第2実施例の変速装置の断面図を示す。 従来の変速装置の第1例を例示する。 従来の変速装置の第2例を例示する。 従来の変速装置の第3例を例示する。
以下、本明細書で開示する実施例の技術的特徴の幾つかを記す。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(特徴1)キャリアに対して偏心揺動軸が回転可能に支持されている。
(特徴2)キャリアと偏心揺動軸の間に、一対のテ―パローラベアリングが配置されている。
(特徴3)偏心揺動軸の上端近傍とキャリアの間に上部テ―パローラベアリングが配置されており、偏心揺動軸の下端近傍とキャリアの間に下部テ―パローラベアリングが配置されている。
(特徴4)ケースとキャリア間に作用する軸方向力>キャリアと偏心揺動軸間に作用する軸方向力であり、ケースとキャリア間に作用する半径方向力>キャリアと偏心揺動軸間に作用する半径方向力である。
(第1実施例)
図1の(II)は、第1実施例の変速装置20の断面図を示している。図1の(I)は、図1の(II)のI-I線の拡大断面図を示している。
変速装置20は、ケース7と、第1外歯歯車3と、第2外歯歯車4と、キャリア9と、偏心揺動軸11を備えている。
キャリア9は、第1スラスト軸受6a、ラジアル軸受6b、第2スラスト軸受6cによって、ケース7に対してA軸の回りに自転可能に支持されている。キャリア9は、ケース7に対して、A軸(自転軸)に沿った方向にも、半径方向も変位しないように規制されている。
偏心揺動軸11は、第1テ―パローラベアリング8aと、第2テ―パローラベアリング8bによって、キャリア9に対してE軸の周りに自転可能に支持されている。偏心揺動軸11がE軸の周りに自転すると、偏心カム11cの中心軸CがE軸の周りを公転し、第1外歯歯車3が公転する。ケース7の内周面には内歯7gが形成されており、第1外歯歯車3の外周面には外歯3dが形成されており、内歯7gの一部と外歯3dの一部が噛み合っている。内歯7gの一部と外歯3dの一部が噛み合った状態で第1外歯歯車3がケース7に対して公転すると、第1外歯歯車3が自転する。全く同様にして第2外歯歯車4も公転しながら自転する。第1外歯歯車3と第2外歯歯車4の自転に追従してキャリア9が自転する。偏心揺動軸11の単位時間あたりの自転数に比して、キャリア9の単位時間あたりの自転数は非常に遅い。図1の変速装置は、図5の基本構造を備えている。
ケース7は、上板7bと筒部7cをボルト7aで固定したものである。筒部7cには、取り付け孔7dが形成されている。取り付け孔7dを使って、ケース7を他の部材、例えばロボットのアームの基部側に固定することができる。筒部7cの内周面7eには、図1の(I)に示すように、断面が半円形の溝7fが形成されている。溝7fは、軸Aと平行に伸びている。溝7fは、内周面7eにおいて、周方向の所定距離毎に形成されている。各々の溝7fには、ピン5が挿入されている。ピン5は断面半円形の溝7f内で自転可能である。ピン5と筒部7cの内周面7eによって、内歯7gが形成されている。ケース7には、内歯7gが形成されている。図1の(I)では、わかり易さのために、ピン5と溝7fの間に間隔が存在するように図示しているが、実際にはピン5と溝7fは接している。
第1外歯歯車3の外周面には、外歯3dが形成されている。第1外歯歯車3には、偏心カム11cを受け入れる開口と、中心開口と、キャリア9が通過する開口が形成されている。参照番号3aは、偏心カム11cを受け入れる開口の周面を示し、参照番号3bは、中心開口の周面を示し、参照番号3cは、キャリアが通過する開口の周面を示している。
同様に、第2外歯歯車4の外周面には、外歯4dが形成されている。第2外歯歯車4には、偏心カム11bを受け入れる開口と、中心開口と、キャリア9が通過する開口が形成されている。参照番号4aは、偏心カム11bを受け入れる開口の周面を示し、参照番号4bは、中心開口の周面を示し、参照番号4cは、キャリアが通過する開口の周面を示している。
キャリア9は、上部9dと下部9eが、ピン9qやボルト9r等で一体化されて構成されている。上部9dには、鍔状の大径部9jが形成されている。大径部9jの上面9iは、スラスト軸受6aで、ケース7に対して支持されている。大径部9jの周面9kは、ラジアル軸受6bで、ケース7に対して支持されている。大径部9jの下面9mは、スラスト軸受6cで、ケース7に対して支持されている。大径部9j、すなわちキャリア9は、スラスト軸受6aとラジアル軸受6bとスラスト軸受6cで、ケース7に対してA軸の周りに自転可能に支持されている。スラスト軸受6aは、大径部9jの上面9iがケース7に対して上方に変位するのを規制する。スラスト軸受6cは、大径部9jの下面9mがケース7に対して下方に変位するのを規制する。スラスト軸受6a,6cは、キャリア9がケース7に対してA軸方向に変位するのを規制する。ラジアル軸受6bは、キャリア9がケース7に対して半径方向に変位するのを規制する。本実施例では、軸方向上方への変位を規制する軸受と、半径方向への変位を規制する軸受と、軸方向下方への変位を規制する軸受が別々に設けられていることを特徴としている。例えば、軸受6aは、キャリア9がケース7に対してA軸に沿って上方へ変位することを規制するためだけのものであり、半径方向への変位も規制しなければ、下方への変位も規制しない。この場合、上方への変位を規制することに特化した軸受6aを利用でき、小型の軸受6aで大きな規制力を得ることができる。同様に、軸受6cは、キャリア9がケース7に対してA軸に沿って下方へ変位することを規制するためだけのものであり、半径方向への変位も規制しなければ、上方への変位も規制しない。この場合、下方への変位を規制することに特化した軸受6cを利用でき、小型の軸受6cで大きな規制力を得ることができる。ラジアル軸受6bについても同様であり、ラジアル軸受6bは、キャリア9がケース7に対して半径方向へ変位することを規制するためだけのものであり、上方への変位も規制しなければ、下方への変位も規制しない。この場合、半径方向への変位を規制することに特化した軸受6bを利用でき、小型のラジアル軸受6bで大きな規制力を得ることができる。
一対のテーパローラベアリング8a,8bによって、キャリア9に対して偏心揺動軸11が軸方向にも半径方向にも変位しないようにしながら、キャリア9に対して偏心揺動軸11が自転可能な状態に支持している。実際には、キャリア9と偏心揺動軸11の間には、軸方向に大きな力が掛かることなく、一対のテーパローラベアリング8a,8bによって、キャリア9に対して偏心揺動軸11が軸方向にも半径方向にも変位しないようにしながら、キャリア9に対して偏心揺動軸11を自転可能に支持することができる。
しかしながら、キャリア9とケース7間には、軸方向の大きな力が作用する。スラスト軸受6aとラジアル軸受6bとスラスト軸受6cを包み込む輪郭内に収容できるサイズのテーパローラベアリングを用いてケース7に対してキャリア9を支持すると、外力に抗してキャリア9とケース7が軸方向に相対変位することを規制することができず、半径方向に相対変位することを規制することもできない。テーパローラベアリングに代えて、アンギュラボールベアリングを用いても、あるいはアンギュラローラベアリングを用いても、必要な規制力を確保できない。軸受の外形サイズが同一であれば、軸方向の規制に特化したスラスト軸受と半径方向の規制に特化したラジアル軸受を組み合わせて用いる場合の規制力は、1つの軸受で軸方向にも半径方向にも規制するアンギュラボールベアリング、アンギュラローラベアリング、あるいはテーパローラベアリングを用いる場合の規制力の約4倍程度を見込むことができる。本実施例では、上方への変位を規制することに特化した軸受6a、半径方向への変位を規制することに特化した軸受6b、下方への変位を規制することに特化した軸受6cを利用するために、軸受6a,6b,6cの外周を一巡する輪郭サイズが小型化されている。
クロスローラ軸受が知られている。クロスローラ軸受けは、軸方向の力を受ける向きに配置されたローラ群と、半径方向の力を受ける向きに配置されたローラ群を備えており、軸方向の規制力も高ければ、半径方向の規制力の高い。しかしながら製造に多大な工数を要し、高価である。特化した軸受6a,6b,6cを併用する構造の方が実際的であり、製造しやすい。
偏心揺動軸11は、4つの円柱部11a,11b,11c,11dを接続したものである。円柱部11a,11dの中心軸は同軸であり、円柱部11aがテーパローラベアリング8aで支持され、円柱部11dがテーパローラベアリング8bで支持されている。一対のテーパローラベアリング8a,8bで支持されると、円柱部11a,11dの中心軸はE軸上に配置される。円柱部11a,11dは、E軸の周りに自転する。
円柱部11bの中心軸は、円柱部11a,11dの中心軸から距離Dだけずれている。同様に、円柱部11cの中心軸も、円柱部11a,11dの中心軸から距離Dだけずれている。ただし、軸Eに沿った方向から観察した場合、円柱部11a,11dの中心軸からの円柱部11bのずれ方向と、円柱部11a,11dの中心軸からの円柱部11cのずれ方向は、反対側を向いている。
円柱部11a,11dが中心軸Eの周りに自転すると、円柱部11cの中心軸Cと、円柱部11bの中心軸Bは、中心軸Eの周りを公転する。図1は、円柱部11cの中心軸Cが円柱部11a,11dの中心軸Eから左方向にずれ、円柱部11bの中心軸Bが円柱部11a,11dの中心軸Eから右方向にずれた状態を示している。逆に、軸Cが軸Eから右方向にずれ、軸Bが軸Eから左方向にずれた状態となることもある。円柱部11cは、中心軸Cが軸Eの周りに公転する偏心カムであり、円柱部11bは、中心軸Bが軸Eの周りに公転する偏心カムである.
図示の13は、偏心カム(偏心円柱部)11cの周りに第1外歯歯車3を支持する軸受である。図示の14は、偏心カム(偏心円柱部)11bの周りに第2外歯歯車4を支持する軸受である。偏心カム(偏心円柱部)11cが軸Eの周りに公転すると、第1外歯歯車3の中心軸C’は軸Aの周りを公転し、第2外歯歯車4の中心軸B’は軸Aの周りを公転する。
第1外歯歯車3の外周面には、ペリサイクロイド形状の外歯3dが形成されている。第1外歯歯車3の外周に形成されている外歯3dの一部と、ケース7の内周に形成されている内歯7gの一部は噛み合っている。外歯3dは軸C’を中心とする円周上にあり、内歯7gは軸Aを中心とする円周上にある。
ケース7に形成されている内歯7gの歯数と、第1外歯歯車3に形成されている外歯3dの歯数は一致していない。第1外歯歯車3の外歯3dの一部とケース7の内歯7gの一部が噛み合った状態で、ケース7に対して第1外歯歯車3が公転すると、第1外歯歯車3は自転する。第1外歯歯車3は、ケース7に対して公転しながら自転する(遊星運動する)。
キャリア9の中心開口9a、9pに筒10が固定されている。筒10の外周と、第1外歯歯車3の中心開口の周面3bとの間にはクリアランスが確保されており、筒10によって第1外歯歯車3がケース7に対して遊星運動することを阻止されることはない。また、キャリア9の外歯歯車通過部9cと、外歯歯車3のキャリア通過用の開口の周面3cの間にもクリアランスが確保されており、キャリア9によって第1外歯歯車3がケース7に対して遊星運動することを阻止されることもない。
第2外歯歯車4の外周面には、ペリサイクロイド形状の外歯4dが形成されている。第2外歯歯車4の外周に形成されている外歯4dの一部と、ケース7の内周に形成されている内歯7gの一部は噛み合っている。外歯4dは軸B’を中心とする円周上にあり、内歯7gは軸Aを中心とする円周上にある。
ケース7に形成されている内歯7gの歯数と、第2外歯歯車4に形成されている外歯4dの歯数は一致していない。第1外歯歯車4の外歯4dの一部とケース7の内歯7gの一部が噛み合った状態で、ケース7に対して第2外歯歯車4が公転すると、第2外歯歯車4は自転する。第2外歯歯車4は、ケース7に対して公転しながら自転する(遊星運動する)。
筒10の外周と、第2外歯歯車4の中心開口の周面4bとの間にはクリアランスが確保されており、筒10によって第2外歯歯車4がケース7に対して遊星運動することを阻止されることはない。また、キャリア9の外歯歯車通過部9cと、外歯歯車3のキャリア通過用の開口の周面4cの間にもクリアランスが確保されており、キャリア9によって第2外歯歯車4がケース7に対して遊星運動することを阻止されることもない。
ケース7に対して第1外歯歯車3と第2外歯歯車4が公転しながら自転すると、偏心揺動軸11がトルク伝達部材となってキャリア9が自転する。キャリア9は、出力軸でもある。たとえば、取り付け孔9f,9gを利用して、ロボットアームの先端側をキャリア9に固定しておくことができる。
ケース7にロボットアームの基部側を固定し、キャリア9にロボットアームの先端側を固定してもよい。この場合は、キャリア9が出力軸となる。逆に、キャリア9にアームの基部側を固定し、ケース7にアームの先端側を固定してもよい。この場合には、ケース7が出力軸となる。
偏心揺動軸11には歯車11eが固定されている。歯車11eは、直接または間接的にモータの出力軸に固定されている歯車に噛み合っている。モータが回転すると、偏心カム11b,11cが公転し、第1外歯歯車3と第2外歯歯車4が公転しながら自転する。キャリア9が不動でケース7が回転する場合、キャリア9に固定されているモータは移動しない。ケース7が不動でキャリア9が回転する場合、キャリア9に固定されているモータの位置は軸Aの周りを回転する。
(第2実施例)
図2は、第2実施例を示している。以下では第1実施例と相違する点のみを説明する。第2実施例でも、ケース7に対してキャリア9が自転可能となっている。
図示の26aは、ケース7に対してキャリア9が下方に変位することを規制する第2スラスト軸受である。26b,26dはローラ26cを案内するレースである。ローラ26cの回転軸は、図2において水平に伸びており、A軸から放射状に伸びている。第2スラスト軸受26aによって、キャリア9はケース7に対してA軸の周りに自転可能であり、ケース7に対してキャリア9が下方に変位するのを規制する。
図示の26kは、ケース7に対してキャリア9が上方に変位することを規制する第1スラスト軸受である。26m,26pはローラ26nを案内するレースである。ローラ26nの回転軸は、図2において水平に伸びており、A軸から放射状に伸びている。第1スラスト軸受26kによって、キャリア9はケース7に対してA軸の周りに自転可能であり、ケース7に対してキャリア9が上方に変位するのを規制する。
図示の26eと26hは、ケース7に対してキャリア9が半径方向に変位することを規制するラジアル軸受である。26f,26iはローラであり、26g,26jはローラを案内するキャリア9側のインナーレースである。第1実施例と同じく第2実施例でも、ケース7の内歯提供面7eには断面半円形の溝7fが形成されている。その溝7fにはピン5が挿入されているが、第2実施例では溝7fがピン5よりも長く形成されている。図2のように、ピン5の両端側で、ローラ26f,26iはピン5と同じように、溝7f内に自転可能に収容されている。溝7fをローラ26f,26iのケース7側のレースに兼用することで、部品点数を減らしている。
さらに、ピン5が、ラジアル軸受26eと26hの転動体(ローラ)を兼用することも可能である。構造が簡単化され、必要な部品点数がさらに減少する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
3:第1外歯歯車
3a:開口周面(偏心カム11cを受け入れる開口の周面)
3b:開口周面(中心開口の周面)
3c:開口周面(キャリアが通過する開口の周面)
3d:外歯
4:第2外歯歯車
4a:開口周面(偏心カム11bを受け入れる開口の周面)
4b:開口周面(中心開口の周面)
4c:開口周面(キャリアが通過する開口の周面)
4d:外歯
5:ピン(ローラ)
6a:第1スラスト軸受
6b:ラジアル軸受
6c:第2スラスト軸受
7:ケース
7a:ボルト
7b:上板
7c:筒部
7d:取り付け孔
7e:内周面
7f:溝(断面半円形)
7g:内歯
8a:テ―パローラベアリング
8b:テ―パローラベアリング
9:キャリア
9a:中心開口周面
9b:外歯歯車収容部
9c:外歯歯車通過部
9d:上部
9e:下部
9f:取り付け孔
9g:取り付け孔
9h:外歯歯車収容部
9i:上面
9j:大径部
9k:周面
9m:下面
9n:開口周面(偏心揺動軸11を受け入れる開口の周面)
9o:開口周面(偏心揺動軸11を受け入れる開口の周面)
9p:中心開口周面
9q,9r:ボルト
10:筒
11:偏心揺動軸
11a:円柱部
11b:偏心した円柱部(偏心カム)
11c:偏心した円柱部(偏心カム)
11d:円柱部
11e:歯車
13:軸受
14:軸受
20:変速装置
26a:第2スラスト軸受
26b:レース
26c:ローラ
26d:レース
26e:ラジアル軸受
26f:ローラ
26g:レース
26h:ラジアル軸受
26i:ローラ
26j:レース
26k:第1スラスト軸受
26m:レース
26n:ローラ
26p:レース

Claims (5)

  1. ケースと外歯歯車とキャリアを備えており、
    ケースには、内歯が形成されており、
    外歯歯車には、外歯が形成されており、ケースに対して遊星運動可能であり、
    ケースの内歯の歯数と外歯歯車の外歯の歯数が相違しており、
    ケースの内歯の一部と外歯歯車の外歯の一部が噛み合った状態でケースに対して外歯歯車が公転すると外歯歯車が自転し、
    外歯歯車の自転に追従してケースに対して自転するキャリアとケースの間に、ケースに対してキャリアが軸方向に変位することを規制しながらケースに対してキャリアが自転することを許容するスラスト軸受と、ケースに対してキャリアが半径方向に変位することを規制しながらケースに対してキャリアが自転することを許容するラジアル軸受が配置されていることを特徴とする変速装置。
  2. キャリアの軸方向の一部に鍔状の大径部が形成されており、
    大径部の上面が第1スラスト軸受で支持され、
    大径部の下面が第2スラスト軸受で支持され、
    大径部の周面がラジアル軸受で支持されていることを特徴とする請求項1の変速装置。
  3. ケースの内歯提供面とキャリアの間に、ラジアル軸受が配置されていることを特徴とする請求項1の変速装置。
  4. ケースの内歯提供面に断面が半円形の溝が形成されており、その溝がラジアル軸受の転動面を兼用していることを特徴とする請求項3の変速装置。
  5. 前記溝に断面が円形のピンが自転自在に収容されており、そのピンがラジアル軸受の転動体を兼用していることを特徴とする請求項4の変速装置。
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