JP2014038877A - ウェーハの加工方法 - Google Patents

ウェーハの加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014038877A
JP2014038877A JP2012178702A JP2012178702A JP2014038877A JP 2014038877 A JP2014038877 A JP 2014038877A JP 2012178702 A JP2012178702 A JP 2012178702A JP 2012178702 A JP2012178702 A JP 2012178702A JP 2014038877 A JP2014038877 A JP 2014038877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
resin
support member
sticking
laser beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012178702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6121116B2 (ja
Inventor
Makoto Shimotani
誠 下谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2012178702A priority Critical patent/JP6121116B2/ja
Publication of JP2014038877A publication Critical patent/JP2014038877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6121116B2 publication Critical patent/JP6121116B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

【課題】薄く研削されたウェーハから支持部材を剥離させる際のウェーハの破損を防止できるウェーハの加工方法を提供すること。
【解決手段】外部刺激により硬化する樹脂を用いて湾曲可能な厚さの支持部材上にウェーハを貼着固定するウェーハ貼着工程と、ウェーハの裏面を研削し所定厚みへと薄化する薄化工程と、分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射して分割起点領域を形成するレーザー光線照射工程と、ウェーハの裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、支持部材を湾曲させて樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、押圧手段により分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを個々のデバイスに分割する分割工程と、樹脂を軟化させてウェーハから樹脂を剥離する樹脂除去工程と、を備える構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、光デバイスウェーハなどのウェーハの加工方法に関し、特に、支持部材に貼着されたウェーハを研削して所定の厚みへと薄化するウェーハの加工方法に関する。
近年、小型軽量な光デバイスを実現するために、光デバイスウェーハを薄化することが求められている。光デバイスウェーハは、表面の分割予定ラインで区画される各領域に光デバイスが形成された後、裏面を研削されることで薄化される。この薄化の際には、光デバイスを保護するために、光デバイスウェーハの表面に保護テープを貼着させるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、光デバイスウェーハの剛性は、薄化されるにつれて著しく低下する。このため、光デバイスウェーハは、研削処理の進行に伴い大きく反らされてしまい、割れやクラックなどの発生する可能性が高くなる。また、光デバイスウェーハの外周部がナイフエッジ化されて薄くなると、外周部においてクラックや割れ、欠けなどを生じる恐れもある。
研削に伴う上述の問題を解消するため、剛体の支持部材に被加工物である光デバイスウェーハを貼着して研削する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、剛体でなる支持部材で光デバイスウェーハを支持することにより光デバイスウェーハは補強されるので、研削時における光デバイスウェーハの反りなどを抑制して破損を防止できる。
特開平5−198542号公報 特開2004−207606号公報
上述の研削方法において、被加工物である光デバイスウェーハは、例えば、固定剤となる樹脂を介して支持部材の表面に固定され、所定の厚みまで研削される。研削後の光デバイスウェーハは、樹脂を軟化させた上で引き剥がすように支持部材から分離される。ところが、薄化後の光デバイスウェーハの剛性は極めて低くなっているので、支持部材を剥離させる際に光デバイスウェーハは破損される恐れがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、薄く研削されたウェーハから支持部材を剥離させる際のウェーハの破損を防止できるウェーハの加工方法を提供することを目的とする。
本発明のウェーハの加工方法は、表面に分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するウェーハの加工方法であって、金属性の支持部材に外部刺激により硬化する樹脂を塗布し、ウェーハの表面を対面させウェーハを該樹脂に埋没させてウェーハの外周全周に渡って該樹脂がウェーハの裏面まで***するまでウェーハを押圧して載置し、該樹脂に外部刺激を与えて硬化させウェーハを該支持部材上に貼着固定するウェーハ貼着工程と、該ウェーハ貼着工程を実施した後、該支持部材側を保持テーブルで保持してウェーハの裏面を研削し該所定厚みへと薄化する薄化工程と、該薄化工程を実施した後に、ウェーハの裏面から該分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し分割する起点となる分割起点領域を形成するレーザー光線照射工程と、該レーザー光線照射工程を実施した後に、該裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、金属性の該支持部材は外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されており、該エキスパンドテープ貼着工程を実施した後に、該支持部材を湾曲させて該樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、該支持部材剥離工程を実施した後に、押圧手段により該樹脂側から押圧することにより該分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを該分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する分割工程と、該分割工程を実施した後に、該樹脂を軟化させ、ウェーハから該樹脂を剥離する樹脂除去工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、金属製の支持部材でウェーハを支持させるので、研削時のウェーハの撓みは抑制されてウェーハを十分に薄く加工できる。また、金属製の支持部材は、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されているので、剥離時に支持部材を湾曲させて、樹脂と支持部材との剥離性を高めることができる。よって、薄く加工されたウェーハから支持部材を剥離させる際のウェーハの破損を防止できる。さらに、ウェーハWは、樹脂に埋没された状態で個々のデバイスに分割されるので、分割の際のデバイスの水平方向の動きは樹脂によって抑制される。また、ウェーハWは、樹脂とエキスパンドテープとで上下を挟み込まれるように保持されているので、分割後のデバイスの鉛直方向の動きも抑制される。よって、デバイスの動きに起因する分割の不具合を防止できる。
本発明のウェーハの加工方法は、表面に分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するウェーハの加工方法であって、金属性の支持部材に外部刺激により硬化する樹脂を塗布し、ウェーハの表面を対面させウェーハを該樹脂に埋没させてウェーハの外周全周に渡って該樹脂がウェーハの裏面まで***するまでウェーハを押圧して載置し、該樹脂に外部刺激を与えて硬化させウェーハを該支持部材上に貼着固定するウェーハ貼着工程と、該ウェーハ貼着工程を実施した後、該支持部材側を保持テーブルで保持してウェーハの裏面を研削し該所定厚みへと薄化する薄化工程と、該薄化工程を実施した後に、該研削した裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、金属性の該支持部材は外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されており、該エキスパンドテープ貼着工程を実施した後に、該支持部材を湾曲させて該樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、該支持部材剥離工程を実施した後に、ウェーハの裏面からウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線の集光点をウェーハの内部に位置付けて該分割予定ラインに沿って照射し、ウェーハの内部に改質層を形成するレーザー光線照射工程と、該レーザー光線照射工程を実施した後に、押圧手段により該樹脂側から押圧することにより該分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを該分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する分割工程と、該分割工程を実施した後に、該樹脂を軟化させ、ウェーハから該樹脂を剥離する樹脂除去工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、金属製の支持部材でウェーハを支持させるので、研削時のウェーハの撓みは抑制されてウェーハを十分に薄く加工できる。また、金属製の支持部材は、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されているので、剥離時に支持部材を湾曲させて、樹脂と支持部材との剥離性を高めることができる。よって、薄く加工されたウェーハから支持部材を剥離させる際のウェーハの破損を防止できる。さらに、ウェーハWは、樹脂に埋没された状態で個々のデバイスに分割されるので、分割の際のデバイスの水平方向の動きは樹脂によって抑制される。また、ウェーハWは、樹脂とエキスパンドテープとで上下を挟み込まれるように保持されているので、分割後のデバイスの鉛直方向の動きも抑制される。よって、デバイスの動きに起因する分割の不具合を防止できる。また、ウェーハは、金属製の支持部材が剥離された後にレーザー光線を照射されるので、改質層の形成において支持部材によるレーザー光線の反射、散乱などを防止できる。
本発明によれば、薄く研削されたウェーハから支持部材を剥離させる際のウェーハの破損を抑制できるウェーハの加工方法を提供できる。
実施の形態1のウェーハ貼着工程において支持部材に樹脂が塗布される様子を示す図である。 実施の形態1のウェーハ貼着工程においてウェーハが押圧される様子を示す図である。 実施の形態1のウェーハ貼着工程において樹脂が硬化される様子を示す図である。 実施の形態1の薄化工程においてウェーハが薄化される様子を示す図である。 実施の形態1のレーザー光線照射工程においてウェーハに分割起点領域が形成される様子を示す図である。 実施の形態1のエキスパンドテープ貼着工程においてウェーハにエキスパンドテープが貼着される様子を示す図である。 実施の形態1の支持部材剥離工程において樹脂から支持部材が剥離される様子を示す図である。 実施の形態1の分割工程においてウェーハが分割される様子を示す図である。 実施の形態1の樹脂除去工程においてウェーハから樹脂が除去される様子を示す図である。 実施の形態2のエキスパンドテープ貼着工程においてウェーハにエキスパンドテープが貼着される様子を示す図である。 実施の形態2の支持部材剥離工程において樹脂から支持部材が剥離される様子を示す図である。 実施の形態2のレーザー光線照射工程においてウェーハに分割起点領域が形成される様子を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下においては、光デバイスウェーハを加工対象とするウェーハの加工方法について説明するが、本発明の加工対象となるウェーハは、光デバイスウェーハに限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態のウェーハの加工方法は、ウェーハ貼着工程、薄化工程、レーザー光線照射工程、エキスパンドテープ貼着工程、支持部材剥離工程、分割工程、及び樹脂除去工程を含む。ウェーハ貼着工程では、樹脂を塗布された金属製の支持部材にウェーハの表面を対向させてウェーハを押圧し、樹脂を硬化させてウェーハを支持部材に貼着固定する。薄化工程では、ウェーハの裏面側を研削してウェーハを薄化する。
レーザー光線照射工程では、ウェーハの分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し、分割の起点となる改質層(分割起点領域)を形成する。エキスパンドテープ貼着工程では、ウェーハの裏面にエキスパンドテープを貼着する。支持部材剥離工程では、支持部材を湾曲させてウェーハ及び樹脂から剥離する。分割工程では、押圧手段でウェーハを押圧させて分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する。樹脂除去工程では、樹脂を軟化させて、ウェーハから樹脂を剥離する。
本実施の形態で用いられる金属製の支持部材は、薄化工程において要求される高い支持性と、支持部材剥離工程において要求される高い剥離性とを併せ備えている。このため、本実施の形態に係るウェーハの加工方法により、ウェーハを薄く研削した上で支持部材を容易に剥離させることができる。また、本実施の形態のウェーハの加工方法において、ウェーハは、樹脂に埋没された状態で個々のデバイスに分割されるので、分割の際のデバイスの動きを抑制して不具合の発生を防止できる。以下、本実施の形態に係るウェーハの加工方法の詳細について説明する。
図1から図3を参照してウェーハ貼着工程について説明する。図1は、ウェーハ貼着工程において樹脂が塗布される様子を示す図であり、図2は、ウェーハ貼着工程においてウェーハが押圧される様子を示す図であり、図3は、ウェーハ貼着工程において樹脂が硬化される様子を示す図である。
図1Aに示すように、ウェーハ貼着工程では、まず、樹脂塗布装置1において支持部材Sの表面S1に樹脂Rが塗布される。樹脂塗布装置1は、下方に向けて液状物を吐出可能なノズル11を備えており、このノズル11から、ウェーハWを支持部材Sに固定するための固定剤となる樹脂Rが吐出される。樹脂Rを塗布された後には、図1Bに示すように、支持部材Sの表面S1とウェーハWの表面W1(図1において不図示、例えば、図2参照)とが向き合うように、支持部材Sの上方にウェーハWが位置付けられる。そして、ウェーハWと支持部材Sとで樹脂Rが挟まれるように、樹脂Rの塗布された領域上にウェーハWが重ねられる。
ウェーハWは、略円板形状を有するサファイア基板の表面に窒化ガリウム系化合物半導体層が積層された光デバイスウェーハである。ウェーハWの表面W1(図2参照)には、格子状の分割予定ライン(不図示)が設けられており、この分割予定ラインで区画された各領域には光デバイス(不図示)が形成されている。
支持部材Sは、外力により湾曲可能な厚さに形成された略円板形状を有するアルミニウム板である。この支持部材Sは、ウェーハWの全体を支持可能なように、ウェーハWより大面積に構成されている。支持部材Sの表面S1は、後の支持部材剥離工程において樹脂Rを剥離できる程度に滑らかになっている。
樹脂Rは、紫外光を照射されることで硬化される無溶剤の光硬化樹脂(光硬化性樹脂)である。この樹脂Rは、図1Aに示すように、樹脂塗布装置1のノズル11から支持部材Sの表面S1の中央付近に滴下されるように塗布される。なお、本実施の形態では、光硬化樹脂を用いる例を示しているが、外部刺激により硬化する樹脂Rであれば、光硬化樹脂でなくとも良い。例えば、樹脂Rとして、熱硬化樹脂(熱硬化性樹脂)などを用いることもできる。
支持部材S上にウェーハWを重ねた後には、図2に示すように、プレス装置2でウェーハWを支持部材Sに押圧させる。プレス装置2は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル21を備えている。保持テーブル21に支持部材Sの裏面S2を吸着させることで、ウェーハWは、支持部材Sを介して保持テーブル21上に保持される。保持テーブル21の上方には、ウェーハWの裏面W2を押圧する押圧部22が上下動可能に設けられている。
押圧部22とウェーハWの裏面W2とを接触させ、押圧部22により下向きの力を加えると、ウェーハWと支持部材Sとの間隔は狭まり、樹脂Rは塗布された位置から放射状に広がる。押圧部22の押圧力をさらに強めると、図2に示すように、ウェーハWは樹脂Rに埋没される。ウェーハWを樹脂Rに埋没させると、ウェーハWの外周全周において樹脂Rは***された状態になり、樹脂RはウェーハWの裏面W2側にまで回り込む。***されて裏面W2側に回り込んだ状態の樹脂Rを硬化させることで、ウェーハWを支持部材Sに強固に固定できる。
ウェーハWを押圧した後には、図3に示すように、紫外光照射装置3で樹脂Rに紫外光UVを照射させる。紫外光照射装置3は、支持部材Sの配置される保持テーブル31と、保持テーブル31の上方の紫外光源32とを備えている。紫外光照射装置3の保持テーブル31には支持部材Sが配置され、紫外光源32からウェーハWの裏面W2側に紫外光UVが照射される。
ウェーハWは、所定波長の紫外光UVを透過させるサファイア基板で構成されているので、照射された紫外光UVは、ウェーハWを透過して樹脂Rに到達する。ウェーハWを介して紫外光UVの照射された樹脂Rは、化学反応により硬化され、ウェーハWは支持部材Sに固定される。なお、硬化された樹脂Rは、後の薄化工程でウェーハWと共に研削可能である。
ウェーハ貼着工程の後には、薄化工程が実施される。図4は、薄化工程においてウェーハWが薄化される様子を示す図である。薄化工程では、図4に示すように、研削装置4でウェーハWの裏面W2側が研削される。研削装置4は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル41を備えている。保持テーブル41の下方には不図示の回転機構が設けられており、保持テーブル41は回転軸C1の周りに回転される。ウェーハWは、支持部材Sを介して保持テーブル41に保持される。
保持テーブル41の上方には、研削ホイール42が上下動可能に設けられている。研削ホイール42の上方には不図示の回転機構が設けられており、研削ホイール42は回転軸C2の周りに回転される。研削ホイール42の下部には研削砥石43が配置されている。図4に示すように、研削砥石43をウェーハWの裏面W2に接触させた状態で保持テーブル41と研削ホイール42とを相対回転させることで、ウェーハWの裏面W2側は研削される。この時、外周部において***された樹脂Rも同時に研削される。なお、研削ホイール42は、保持テーブル41より高速に回転される。
保持テーブル41の近傍にはハイトゲージ(不図示)が設けられており、ウェーハWの厚さを測定できるようになっている。このハイトゲージによりウェーハWの厚さを測定しながら研削することで、ウェーハWは所定厚みへと薄化される。上述のように、支持部材SでウェーハWを支持させることにより、研削時のウェーハWの撓みは抑制されてウェーハWを十分に薄く加工できる。また、ウェーハWの外周部は、樹脂Rにより補強されているので、ナイフエッジ化によるクラックや割れ、欠けなどの発生を防止できる。
薄化工程の後には、レーザー光線照射工程が実施される。図5は、レーザー光線照射工程においてウェーハに改質層(分割起点領域)が形成される様子を示す図である。レーザー光線照射工程では、図5に示すように、レーザー加工装置5により分割の起点となる改質層(分割起点領域)W3が形成される。レーザー加工装置5は、ポーラスセラミック材による吸着面を有する保持テーブル51と、保持テーブル51の上方の加工ヘッド52とを備えている。
ウェーハWは、支持部材Sを介して保持テーブル51に保持される。また、加工ヘッド52の射出口がウェーハWの分割予定ラインに位置付けられ、ウェーハWの裏面W2側にレーザー光線が照射される。レーザー光線は、ウェーハWに対して透過性を有する波長であり、ウェーハWの内部に集光するように調整されている。レーザー光線の集光点が調整された状態で、ウェーハWに対して加工ヘッド52が相対移動されることで、ウェーハWの内部に分割予定ラインに沿った改質層W3が形成される。
具体的には、まず、ウェーハWの表面W1(下面)付近に集光点が調整され、全ての分割予定ラインの表面W1近傍に改質層W3を形成するようにレーザー光線が照射される。次に、集光点の高さが裏面W2側(上方)に移動され、再び分割予定ラインに沿ってレーザー光線が照射される。このように、レーザー光線の照射と集光点の移動とが繰り返されることで、ウェーハWの内部に所定の厚さの改質層W3が形成される。この改質層W3は、例えば、レーザー光線の照射によってウェーハWの内部の密度、屈折率、機械的強度やその他の物理的特性が周囲と異なる状態に改質された領域である。ただし、分割起点領域として、アブレーションによる分割起点溝を形成しても良い。
レーザー光線照射工程の後には、エキスパンドテープ貼着工程が実施される。図6は、エキスパンドテープ貼着工程においてウェーハにエキスパンドテープが貼着される様子を示す図である。エキスパンドテープ貼着工程では、図6に示すように、ウェーハWの裏面W2に、リング状のフレームFに張られたエキスパンドテープTが貼着される。エキスパンドテープ貼着工程は、例えば、テープ貼着装置(不図示)によって行われるが、オペレータの手作業により行われても良い。
エキスパンドテープ貼着工程の後には、支持部材剥離工程が実施される。図7は、支持部材剥離工程において樹脂から支持部材が剥離される様子を示す図である。支持部材剥離工程では、図7に示すように、支持部材Sの一端を把持し、中心を挟んで対称な他端側に向けて支持部材Sを引っ張る。支持部材Sは、湾曲可能な厚さに形成されているので、このような引張力を加えられると湾曲される。
支持部材Sの表面S1は、支持部材Sと樹脂Rとを分離できる程度の表面粗さに形成されている。このため、支持部材Sは、湾曲されると一端側から徐々に剥離される。力を加え続けることで支持部材Sと樹脂Rとの剥離は進行し、最終的に、支持部材Sは樹脂R及びウェーハWから完全に分離される。このように、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成された金属製の支持部材Sを用いることで、剥離時に支持部材Sを湾曲させて、支持部材Sの剥離性を高めることができる。支持部材剥離工程は、例えば、剥離装置(不図示)によって行われるが、オペレータの手作業により行われても良い。
支持部材剥離工程の後には、分割工程が実施される。図8は、分割工程においてウェーハが分割される様子を示す図である。図8に示すように、ウェーハWは、ブレーキング装置8で分割される。ブレーキング装置8は、ウェーハWの載置される一対の支持刃81(81a,81b)と、支持刃81の上方に設けられた押圧刃(押圧手段)82と、支持刃81の下方においてウェーハWを撮像する撮像手段83とを備える。押圧刃82は、支持刃81aと支持刃81bとの間に位置付けられており、押圧機構(不図示)で上下動される。
分割工程では、まず、エキスパンドテープTを介してウェーハWを支持刃81上に載置させ、撮像手段83でウェーハWの裏面W2側を撮像させる。改質層W3は、レーザー光線の照射によって改質されており、ウェーハWの他の領域とは異なる透過率及び反射率を有している。このため、撮像画像に基づいて、改質層W3の位置を認識することができる。次に、撮像画像に基づきウェーハWを支持刃81に対して相対移動させ、改質層W3を支持刃81aと支持刃81bとの間に位置付ける。すなわち、図8Aに示すように、改質層W3を押圧刃82の直下に位置付ける。
その後、図8Bに示すように、押圧刃82を降下させてウェーハWを樹脂R側から押圧させる。ウェーハWは、支持刃81によって改質層W3の両側を下方から支持されており、樹脂Rは、押圧刃82の押圧で撓む程度の弾性を有しているので、改質層W3には下向きの曲げ応力が加えられる。このように、押圧刃82により分割予定ラインに沿って形成された改質層W3に外力を付与することで、ウェーハWは分割予定ラインに沿って分割される。
位置合わせと押圧刃82による押圧とを全ての分割予定ラインに沿って繰り返し行うことで、ウェーハWは個々のデバイスに対応する複数のチップCに分割される。この分割工程において、ウェーハWは、樹脂Rに埋没された状態で分割されるので、分割後のチップCの水平方向の動きは樹脂Rによって抑制される。また、ウェーハWは、樹脂RとエキスパンドテープTとで上下を挟み込まれるように保持されているので、分割後のチップCの鉛直方向の動きも抑制される。
分割工程の後には、樹脂除去工程が実施される。図9は、樹脂除去工程においてウェーハから樹脂が除去される様子を示す図である。樹脂除去工程では、まず、樹脂Rをヒーター(不図示)で加熱し、軟化させる。樹脂Rの軟化は、加水処理などで樹脂Rを膨潤させるようにして行っても良い。次に、図9に示すように、樹脂Rの一端を把持し、中心を挟んで対称な他端側に向けて樹脂Rを引っ張る。その結果、樹脂RはウェーハWから剥離されるように除去される。樹脂除去工程は、例えば、剥離装置(不図示)によって行われるが、オペレータの手作業により行われても良い。
以上のように、本実施の形態に係るウェーハの加工方法によれば、金属製の支持部材SでウェーハWを支持させるので、研削時のウェーハWの撓みは抑制されてウェーハWを十分に薄く加工できる。また、金属製の支持部材Sは、外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されているので、剥離時に支持部材Sを湾曲させて、樹脂Rと支持部材Sとの剥離性を高めることができる。よって、薄く加工されたウェーハWから支持部材Sを剥離させる際のウェーハWの破損を防止できる。
さらに、ウェーハWは、樹脂Rに埋没された状態で個々のデバイスに相当するチップCに分割されるので、分割の際のチップCの水平方向の動きは樹脂Rによって抑制される。また、ウェーハWは、樹脂RとエキスパンドテープTとで上下を挟み込まれるように保持されているので、分割後のチップCの鉛直方向の動きも抑制される。その結果、チップCの動きに起因する分割の不具合を防止できる。本実施の形態に示す構成及び方法は、他の実施の形態において示す構成及び方法と適宜組み合わせて実施できる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、上記実施の形態とは異なる態様のウェーハの加工方法について説明する。実施の形態のウェーハの加工方法は、ウェーハ貼着工程、薄化工程、エキスパンドテープ貼着工程、支持部材剥離工程、レーザー光線照射工程、分割工程、及び樹脂除去工程を含む。すなわち、本実施の形態のウェーハの加工方法は、支持部材の剥離後にレーザー光線を照射する点において上記実施の形態と相違している。なお、実施の形態1と共通する構成などについては共通する符号を付して詳細な説明を省略する。
薄化工程(図4参照)の後には、エキスパンドテープ貼着工程が実施される。図10は、エキスパンドテープ貼着工程においてウェーハにエキスパンドテープが貼着される様子を示す図である。エキスパンドテープ貼着工程では、図10に示すように、ウェーハWの裏面W2に、リング状のフレームF1に張られたエキスパンドテープT1が貼着される。本実施の形態では、レーザー光線照射工程の前にエキスパンドテープ貼着工程が実施されるため、この段階でウェーハWに改質層W3は形成されていない。
エキスパンドテープ貼着工程の後には、支持部材剥離工程が実施される。図11は、支持部材剥離工程において樹脂から支持部材が剥離される様子を示す図である。支持部材剥離工程では、支持部材Sの一端が把持され、中心を挟んで対称な他端側に向けて引っ張られる。支持部材Sは、湾曲可能な厚さに形成されているので、支持部材Sの一端を他端側に向けて引っ張るような力が加わると湾曲される。本実施の形態においても、支持部材Sの表面S1は、支持部材Sと樹脂Rとを分離できる程度の表面粗さに形成されているので、支持部材Sは、湾曲されると一端側から徐々に剥離される。力を加え続けることで支持部材Sと樹脂Rとの剥離は進行し、最終的に、支持部材Sは樹脂R及びウェーハWから完全に分離される。支持部材Sが剥離された後には、樹脂Rに保護テープT2が貼着される(図12参照)。また、ウェーハWの裏面W2に貼着されたエキスパンドテープT1は剥離される。
支持部材剥離工程の後には、レーザー光線照射工程が実施される。図12は、レーザー光線照射工程においてウェーハに改質層が形成される様子を示す図である。支持部材Sは既に除去されているので、ウェーハWは、保護テープT2及び樹脂Rを介して保持テーブル51に保持される。レーザー光線の照射により、ウェーハWは改質されて改質層W3が形成される。改質層W3が形成された後には、ウェーハWの裏面W2に、リング状のフレームFに張られたエキスパンドテープTが貼着される(図8,9参照)。また、樹脂Rに貼着された保護テープT2は剥離される。その後、分割工程(図8参照)が実施される。
本実施の形態に係るウェーハの加工方法によれば、ウェーハWは、金属製の支持部材Sが剥離された後にレーザー光線を照射されるので、改質層W3を形成する際の支持部材Sによるレーザー光線の反射、散乱などを防止できる。その結果、レーザー光線を適切に集光させて改質層W3を形成できる。本実施の形態に示す構成及び方法は、他の実施の形態において示す構成及び方法と適宜組み合わせて実施できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施の形態では、支持部材側に樹脂を塗布する方法を示しているが、ウェーハ側に樹脂を塗布するようにしても良い。この場合、支持部材の表面には、ウェーハの表面に塗布された光硬化樹脂が間接的に塗布されることになる。
また、上記実施の形態では、加工対象としてサファイア基板からなる光デバイスウェーハを用いる場合を示しているが、加工対象はこれに限られない。例えば、シリコンウェーハ、ガリウム砒素(GaAs)基板、シリコンカーバイド(SiC)基板、窒化ガリウム(GaN)基板などの各種半導体基板、セラミック基板やガラス基板などの各種無機材料基板などを用いても良い。
また、上記実施の形態では、支持部材としてアルミニウム板を用いる場合を示しているが、支持部材はこれに限られない。薄化工程における高い支持性と、支持部材剥離工程における高い剥離性とを併せ備えていれば、どのような基板を用いても良い。例えば、高い剛性を備えるステンレス板や銅板などを適切な厚さに加工して用いることが可能である。また、支持部材の形状も円板形状であることに限定されず、任意の形状とすることができる。
その他、上記実施の形態に係る構成、方法などは、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
本発明は、光デバイスウェーハなどを研削して所定の厚みへと加工する際に有用である。
1 樹脂塗布装置
2 プレス装置
3 紫外光照射装置
4 研削装置
5 レーザー加工装置
8 ブレーキング装置
11 ノズル
21 保持テーブル
22 押圧部
31 保持テーブル
32 紫外光源
41 保持テーブル
42 研削ホイール
43 研削砥石
51 保持テーブル
52 加工ヘッド
81,81a,81b 支持刃
82 押圧刃(押圧手段)
83 撮像手段
F,F1 フレーム
C チップ
C1,C2 回転軸
R 樹脂
S 支持部材
S1,W1 表面
S2,W2 裏面
T,T1 エキスパンドテープ
T2 保護テープ
UV 紫外光
W ウェーハ
W3 改質層(分割起点領域)

Claims (2)

  1. 表面に分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するウェーハの加工方法であって、
    金属性の支持部材に外部刺激により硬化する樹脂を塗布し、ウェーハの表面を対面させウェーハを該樹脂に埋没させてウェーハの外周全周に渡って該樹脂がウェーハの裏面まで***するまでウェーハを押圧して載置し、該樹脂に外部刺激を与えて硬化させウェーハを該支持部材上に貼着固定するウェーハ貼着工程と、
    該ウェーハ貼着工程を実施した後、該支持部材側を保持テーブルで保持してウェーハの裏面を研削し該所定厚みへと薄化する薄化工程と、
    該薄化工程を実施した後に、ウェーハの裏面から該分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し分割する起点となる分割起点領域を形成するレーザー光線照射工程と、
    該レーザー光線照射工程を実施した後に、該裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、
    金属性の該支持部材は外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されており、該エキスパンドテープ貼着工程を実施した後に、該支持部材を湾曲させて該樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、
    該支持部材剥離工程を実施した後に、押圧手段により該樹脂側から押圧することにより該分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを該分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する分割工程と、
    該分割工程を実施した後に、該樹脂を軟化させ、ウェーハから該樹脂を剥離する樹脂除去工程と、
    を備えるウェーハの加工方法。
  2. 表面に分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウェーハを該分割予定ラインに沿って分割するウェーハの加工方法であって、
    金属性の支持部材に外部刺激により硬化する樹脂を塗布し、ウェーハの表面を対面させウェーハを該樹脂に埋没させてウェーハの外周全周に渡って該樹脂がウェーハの裏面まで***するまでウェーハを押圧して載置し、該樹脂に外部刺激を与えて硬化させウェーハを該支持部材上に貼着固定するウェーハ貼着工程と、
    該ウェーハ貼着工程を実施した後、該支持部材側を保持テーブルで保持してウェーハの裏面を研削し該所定厚みへと薄化する薄化工程と、
    該薄化工程を実施した後に、該研削した裏面にエキスパンドテープを貼着するエキスパンドテープ貼着工程と、
    金属性の該支持部材は外部からの力により湾曲可能な厚さに形成されており、該エキスパンドテープ貼着工程を実施した後に、該支持部材を湾曲させて該樹脂から剥離する支持部材剥離工程と、
    該支持部材剥離工程を実施した後に、ウェーハの裏面からウェーハに対して透過性を有する波長のレーザー光線の集光点をウェーハの内部に位置付けて該分割予定ラインに沿って照射し、ウェーハの内部に改質層を形成するレーザー光線照射工程と、
    該レーザー光線照射工程を実施した後に、押圧手段により該樹脂側から押圧することにより該分割予定ラインに沿って外力を付与しウェーハを該分割予定ラインに沿って個々のデバイスに分割する分割工程と、
    該分割工程を実施した後に、該樹脂を軟化させ、ウェーハから該樹脂を剥離する樹脂除去工程と、
    を備えるウェーハの加工方法。
JP2012178702A 2012-08-10 2012-08-10 ウェーハの加工方法 Active JP6121116B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178702A JP6121116B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 ウェーハの加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178702A JP6121116B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 ウェーハの加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014038877A true JP2014038877A (ja) 2014-02-27
JP6121116B2 JP6121116B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=50286800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012178702A Active JP6121116B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 ウェーハの加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6121116B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9478514B2 (en) 2014-11-19 2016-10-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Pre-package and methods of manufacturing semiconductor package and electronic device using the same
CN109935550A (zh) * 2017-12-12 2019-06-25 株式会社迪思科 被加工物的分割方法
JP2019149409A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 三星ダイヤモンド工業株式会社 Low−k膜付きウエハの分断方法
JP2020096043A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
JP2020096046A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法および樹脂シートユニット
JP2020096044A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法および樹脂シートユニット
JP2020096045A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
KR102176675B1 (ko) * 2020-04-07 2020-11-09 (주) 예승이엔지 셀 레이저 가공용 워크 테이블

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076101A (ja) * 2000-08-29 2002-03-15 Disco Abrasive Syst Ltd 保持プレート及び保持プレートの使用方法
JP2006295030A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nitto Denko Corp 半導体装置の製造方法、およびそれに用いる粘着シート
JP2010251661A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Disco Abrasive Syst Ltd 光デバイスウエーハの加工方法
JP2011018769A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板用のサイズ調整治具
JP2011029450A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法
JP2011140100A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Disco Abrasive Syst Ltd 板状物の研削方法
JP2011146457A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 分離方法及び分離装置
JP2011216763A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Disco Corp ウェーハの加工方法
JP2012023244A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Sharp Corp 半導体素子の製造方法、並びに、その製造方法によって作製された半導体素子を有する発光ダイオードおよびパワーデバイス

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076101A (ja) * 2000-08-29 2002-03-15 Disco Abrasive Syst Ltd 保持プレート及び保持プレートの使用方法
JP2006295030A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Nitto Denko Corp 半導体装置の製造方法、およびそれに用いる粘着シート
JP2010251661A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Disco Abrasive Syst Ltd 光デバイスウエーハの加工方法
JP2011018769A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板用のサイズ調整治具
JP2011029450A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工方法
JP2011140100A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Disco Abrasive Syst Ltd 板状物の研削方法
JP2011146457A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd 分離方法及び分離装置
JP2011216763A (ja) * 2010-04-01 2011-10-27 Disco Corp ウェーハの加工方法
JP2012023244A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Sharp Corp 半導体素子の製造方法、並びに、その製造方法によって作製された半導体素子を有する発光ダイオードおよびパワーデバイス

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9478514B2 (en) 2014-11-19 2016-10-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Pre-package and methods of manufacturing semiconductor package and electronic device using the same
US9761477B2 (en) 2014-11-19 2017-09-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Pre-package and methods of manufacturing semiconductor package and electronic device using the same
CN109935550A (zh) * 2017-12-12 2019-06-25 株式会社迪思科 被加工物的分割方法
JP2019106454A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 株式会社ディスコ 被加工物の分割方法
JP7045843B2 (ja) 2017-12-12 2022-04-01 株式会社ディスコ 被加工物の分割方法
JP2019149409A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 三星ダイヤモンド工業株式会社 Low−k膜付きウエハの分断方法
JP7020675B2 (ja) 2018-02-26 2022-02-16 三星ダイヤモンド工業株式会社 Low-k膜付きウエハの分断方法
JP2020096045A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
JP2020096044A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法および樹脂シートユニット
JP2020096046A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法および樹脂シートユニット
JP2020096043A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
JP7166728B2 (ja) 2018-12-11 2022-11-08 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
JP7171139B2 (ja) 2018-12-11 2022-11-15 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
JP7171140B2 (ja) 2018-12-11 2022-11-15 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法および樹脂シートユニット
JP7254412B2 (ja) 2018-12-11 2023-04-10 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法および樹脂シートユニット
KR102176675B1 (ko) * 2020-04-07 2020-11-09 (주) 예승이엔지 셀 레이저 가공용 워크 테이블

Also Published As

Publication number Publication date
JP6121116B2 (ja) 2017-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6121116B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP5111938B2 (ja) 半導体ウエハの保持方法
JP6067348B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6021362B2 (ja) 板状物の研削方法
JP2007266191A (ja) ウェハ処理方法
JP2011216763A (ja) ウェーハの加工方法
JP5912805B2 (ja) 板状物の転写方法
JP4444142B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP6057616B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2009212439A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体製造装置
KR20210114489A (ko) 반도체 소자의 제조 방법
JP6013850B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6125170B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP6132502B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP2016127273A (ja) ウェハをダイに分割する方法
JP2014049537A (ja) ウェーハの加工方法
JP2012023244A (ja) 半導体素子の製造方法、並びに、その製造方法によって作製された半導体素子を有する発光ダイオードおよびパワーデバイス
JP6043675B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP5992256B2 (ja) ウェーハの分割方法
JP2016174092A (ja) 光デバイスチップの製造方法
JP2016051779A (ja) ウエーハの貼り合わせ方法及び貼り合わせワークの剥離方法
JP2009289809A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2014138177A (ja) 環状凸部除去方法
US20230178412A1 (en) Temporary adhesion method, device wafer processing method, laminate for temporary adhesion, and laminate for device wafer processing
JP2018050010A (ja) 加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160923

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6121116

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250