JP2014037769A - 道路工事機械 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な方法で取り付けることができるスクレイパーを提供する。
【解決手段】ロードローラーのローラーのためのスクレイパーが記載されている。スクレイパーは、支持レールとローラーに隣接してしたスクレイパーブレードとで構成されている。スクレイパーの保持装置は、長さ方向に沿ってT−プロファイル又はダブテイルプロファイルを備えた支持レールと、Tプロファイル又はダブテイルプロファイルに相補的なネジ締付要素とを備えた対応部材で構成される。
【選択図】図2
【解決手段】ロードローラーのローラーのためのスクレイパーが記載されている。スクレイパーは、支持レールとローラーに隣接してしたスクレイパーブレードとで構成されている。スクレイパーの保持装置は、長さ方向に沿ってT−プロファイル又はダブテイルプロファイルを備えた支持レールと、Tプロファイル又はダブテイルプロファイルに相補的なネジ締付要素とを備えた対応部材で構成される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ロードローラーのローラーのためのスクレイパーであって、支持レールに保持され、前記ローラーに隣接したスクレイパーブレードと、前記支持レールのための保持装置を備えたものに関する。本発明は、さらに、このようなスクレイパーを備えたロードローラーに関する。
道路を製造するためのロードローラーは一般に知られている。ローラーへの付着物の付着を阻止するために、スクレイパーが前記ローラーの幅全体に亘って配置され、前記ローラーの円筒面に接して付着物を取り除く。このようなスクレイパーは、独国実用新案第29622280号明細書に記載されている。
本発明の目的は、簡単な方法で取り付けることができる、上述した種類のスクレイパーを提供することである。
この目的は、前記保持装置は前記支持レールの長さ方向に亘ってT−プロファイル又はダブテイルプロファイルが形成され、前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルに対する相補的なねじ締付要素が対応部材として設けられていることにより解決される。なお、前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルは、前記スクレイパー側又は前記ロードローラー側に配置することができる。
T−プロファイルとダブテイルプロファイルは公知である。これらは、二つの部材間の接続を確立するために、Tスロットナット、Tスロットブロック、Tスロットネジ等の溝に対して相補的な形状を有する対応部材とともに使用される。
本発明は、前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルに沿って、固定ポイントを個々に調整でき、プロファイルが形成された部材とその対応部材は、互いに相対的に移動可能であるという利点を有する。その結果、スクレイパーの固定を様々な機械に適合させることが可能となる。さらに、機械の合計組立時間が短縮された。スクレイパーの交換が必要であれば、それは簡単な方法で実行できる。
本発明の好ましい一実施形態によれば、前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルは、さらに、付加要素を有する。前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルは、前記支持レールに備えることが適切である。あるいは、前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルは前記ロードローラーに取り付けることが有利である。
付加要素として、取手、保護カバー、スプレーノズル、昇降補助、例えば踏み段、及び/又はミラーを配設すると有利である。これらの要素は、取り付け場所について大きな自由度がある、ローラーの直近に配置することができる。それらは、例えば、ローラーのさらなるクリーニングのため、ローラーのシールドのため、及びローラー及びローラー前方の領域の正確なモニタリングのために使用することができる。
以下、添付の図面を参照しながら本発明について更に詳細に説明する。
図1は、振り子式/関節式ステアリングを介して互いに接続された前方キャリッジ2と後方キャリッジ3を備えたロードローラー1として設計された自走式建設機械を示す図である。前方キャリッジ2には前方ローラー4が配置され、後方キャリッジ3には後方ローラー5が配置される。両ローラー4,5は、フレーム側側方キャリア8又は9に保持された垂直側方サポート6,7を介して前方キャリッジ2又は後方キャリッジ3に配置されている。前方キャリッジ2には、さらに運転手キャビン10が配置されている。
スクレイパー12は、前方ローラー4の前で、ローラー4の全幅に亘ってローラー表面に接し、必要に応じて上方に折り返すことができるように配置されている。この目的のために、その両端部に二つの取手13が配置されている。スクレイパー12は、二つの離間した支持装置15によってロードローラー1のフレーム側部材14に固定されている。さらに、スクレイパー12の正面視両端にそれぞれバッフル29が配置され、前方ローラー4に付着することを阻止するために複数のスプレーノズル30が散布した噴射水が、スクレイパー12とローラー表面の隙間から横にあふれ出ることを阻止する。スプレーノズル30は、図示の例では、前方ローラー4の幅全体に配置され、フレーム側部材14に固定されている。
図2は、図1の矢印11と一致した方向からローラー4(図1)から離反する側へのスクレイパー12の部分図を示す。スクレイパー12は、支持レール17と、弾性ゴム材料で製造され、スクレイパー12が作業姿勢であるときにその自由端がローラー4に接触するスクレイパーブレード16を備える。休止姿勢において、スクレイパー12が上方に折り返されたとき、スクレイパーブレード16はローラー4から接触状態から外れる。スクレイパーブレード16はその全長に亘って押出プロファイルとして形成された支持レール17に保持されている。
支持装置15は支持レール17に保持され、その位置は支持レール17に沿って自由に選択でき調整可能である。さらに、支持レール17は、ロードローラー1の作動、操作の種々の補助機能を実行することができる付加要素の、取り外し可能な保持のために用いられる。図示された例において、付加要素は取手13とバッフル29である。
支持レールプロファイルは、その一つの面に所定の幅の受入スリット18を備え、これにスクレイパーブレード16が差し込まれている。受入スリット18の二つの脚部は、スクレイパーブレード16が押圧保持されるように、ボルト19で共に締め付けられている。
支持レールプロファイルは、さらに、支持レール17の前記正面の反対側にその全長に亘ってT形溝20を備えている。T形溝20は、その中で、対応部材として支持装置15と付加要素、ここでは取手13とバッフル29、のための相補的なネジ締付要素が保持されるレールとして機能し、それらの位置はT形溝20に沿って自由に選択でき必要に応じて調整可能である。
支持装置15と付加要素ためのネジ締付要素は、T形溝20に挿入されたスロットナット21,22,23として構成され、これによって支持装置15ないし取手13やバッフル29をT形溝20で支持する。スロットナット21,22,23と協働するボルトが符合31,32,33,33’で示されている。
支持装置15は、図2では、ベースプレート34に備えられた二つのベアリングブロック15a,15bを備え、ベアリングブロック15a,15bは、スクレイパー12の折り返しを可能にするために、ジョイント28を支持する。ジョイント28は、フレーム側アーム35に接続されている。ベースプレート34は、T形溝20とスロットナット23を介して支持レール17の上に固着されている。これに関連するボルト33が、ベースプレート34の穿孔(図示せず)を通ってスロットナット23に螺着される。ベースプレート34、ボルト33及びスロットナット23は、T形溝20に対して相補的なスクレイパーホルダーを構成し、図示された例において、その他のボルト33’とそれに関連するスロットナット(図示せず)によって補足されている。
T形溝20に対して相補的な取手ホルダーは、ボルト32、それに関連するスロットナット22(一つのスロットナットのみが図示される)、前記スクレイパーホルダーのベースプレート34と同様の別のベースプレート36とによって構成される。
バッフルホルダーは、ボルト31、それに関するスロットナット21(一つのスロットナットのみが図示される)、前記スクレイパーホルダーのベースプレート34と同様の第三のベースプレート37とによって構成される。
図3は、図2のスクレイパー12の、取手13と支持装置15の間の切断線に沿った支持装置15が見える断面図を示す
図4に示されるスクレイパー12’の第二の実施形態では、支持レール17はスクレイパーブレード16のための一つの設置面24を備え、スクレイパーブレード16は別体のレール25を介して、この設置面24に押圧される。
図5に示されるスクレイパー12’’は、支持レールプロファイルを備え、図2及び3の実施形態とは対照的に、L―プロファイル26が備えられた受入スリット18’を備える。スクレイパーブレード16’の関係するエッジも、スクレイパーブレード16’がインタロックよって保持されるように、受入スリット18’のL−プロファイルに対して相補的なL−プロファイル27を備える。
なお、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
4:前方ローラー
12:スクレイパー
13:取手
16:スクレイパーブレード
17:支持レール
29:バッフル
12:スクレイパー
13:取手
16:スクレイパーブレード
17:支持レール
29:バッフル
Claims (10)
- ロードローラーのローラー(4)のためのスクレイパー(12)であって、
スクレイパーブレード(16)と、前記スクレイパーブレード(16)を保持する支持レール(17)を備え、さらに前記支持レール(17)のための保持装置を備えるものにおいて、
前記保持装置は前記支持レール(17)の長さ方向に亘ってT−プロファイル又はダブテイルプロファイルが形成され、前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルに対する相補的なねじ締付要素が対応部材として設けられていることを特徴とするスクレイパー(12)。 - 前記支持レール(17)は、T−プロファイル又はダブテイルプロファイルを備えていることを特徴とする請求項1に記載のスクレイパー(12)。
- 前記支持レール(17)は、少なくとも一つの付加要素を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のスクレイパー(12)。
- 付加要素は、前記支持レール(17)を作業姿勢と休止姿勢の間で折り返すための取手(13)として設けられるとともに、
前記取手(13)は、前記スクレイパー(12)に保持するための相補的な取手ホルダーを備え、
前記取手ホルダーより前記取手(13)が前記スクレイパー(12)の前記保持装置に可変に取り付けることができること特徴とする請求項3に記載のスクレイパー(12)。 - 付加要素は、ローラー(4)にスプレーするためのスプレーノズルとして設けられるとともに、
前記スプレーノズルは、前記スクレイパー(12)に保持するための相補的なスプレーノズルホルダーを備え、
前記スプレーノズルホルダーにより前記スプレーノズルが前記スクレイパー(12)の前記保持装置に取り付けることができること特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のスクレイパー(12)。 - 付加要素は、噴射水のためのバッフル(29)として設けられるとともに、
前記バッフル(29)は、前記スクレイパー(12)に保持するための相補的なバッフルホルダーを備え、
前記バッフルホルダーにより前記バッフル(29)が前記スクレイパー(12)の前記保持装置に可変に取り付けることができること特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載のスクレイパー(12)。 - 付加要素は、ミラーとして設けられるとともに、
前記ミラーは、前記スクレイパー(12)に保持するための相補的なミラーホルダーを備え、
前記ミラーホルダーにより前記ミラーが前記スクレイパー(12)の前記保持装置に可変に取り付けることができること特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のスクレイパー(12)。 - 請求項1から7の何れか一項に記載のスクレイパー(12)を備えたロードローラー。
- 請求項1から7の何れか一項に記載のスクレイパー(12)を備えたロードローラーであって、
前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルはフレームに配設され、前記対応部材は前記スクレイパー(12)に配設されることを特徴とするロードローラー。 - 請求項1から7の何れか一項に記載のスクレイパー(12)を備えたロードローラーであって、
前記T−プロファイル又は前記ダブテイルプロファイルは、付加要素のためのホルダーとして形成されていることを特徴とするロードローラー。
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