JP2014037043A - 刃物台を備えた工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転工具を取り付けた部分の刃物台本体の熱変位を抑制しながら自由度の高いワーク加工を行うこと。
【解決手段】工作機械(1)は、ワークW1の軸心方向(Z方向)とは異なる方向へ長手方向(X方向)を向けたホルダ基部30と、該ホルダ基部30の長手方向一端側(31)及び長手方向他端側(32)から前記軸心方向(Z方向)及びホルダ基部30の長手方向(X方向)とは異なる方向へ突出し回転工具RT1,RT2が取り付けられる第一及び第二のホルダ脚部40,50とを有する刃物台本体20と、ホルダ基部30に設けられたモータ65と、第一のホルダ脚部40に取り付けられた回転工具RT1へ前記モータ65の回転駆動力を伝える第一の動力伝達機構70と、第二のホルダ脚部50に取り付けられた回転工具RT2へモータ65の回転駆動力を伝える第二の動力伝達機構80とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転工具が取り付けられる刃物台を備えた工作機械に関する。
工作機械として、主軸で把持したワークを刃物台の工具で加工するCNC(Computerized Numerical Control)旋盤が知られている。正面主軸と背面主軸(対向主軸)との間にガイドブッシュが配置された旋盤は、例えば、正面主軸で把持したワークをガイドブッシュで支持して正面加工工具で加工し、正面加工後のワークを背面主軸で把持して背面加工工具で加工する。加工工具として回転工具を設けた刃物台は、回転工具を取り付けた刃物台本体の裏面側に回転工具駆動用のサーボモータが取り付けられている。すなわち、回転工具とサーボモータとは、刃物台本体に対して互いに反対側の位置に取り付けられている。回転工具を備えた刃物台は、ワークの軸心と直交するクロス穴といった、ワークの軸心とは異なる中心の穴を加工することができる。
回転工具が相対向した第一刃物台及び第二刃物台が設けられる場合、第一刃物台では回転工具とサーボモータとが刃物台本体に対して互いに反対側の位置に取り付けられ、第二刃物台では回転工具とサーボモータとが刃物台本体に対して互いに反対側の位置に取り付けられる。すなわち、回転工具駆動用のサーボモータは、各刃物台本体に対して別々に設けられる。
特開2007−196366号公報
回転工具駆動用のサーボモータは、駆動時に熱が発生する。この熱は、サーボモータを取り付けた刃物台本体に伝わり、回転工具を取り付けた刃物台本体を変位させることがある。刃物台本体の熱変位は、回転工具による加工精度の低下に繋がる。特に、ワーク加工の自由度を向上させるため回転工具及びサーボモータを増やすと、サーボモータから発生する熱が増えてしまう。
なお、参考として挙げた特許文献1に記載の刃物台切込装置は、回転しない刃物を取り付けた刃物台ユニットが主軸中心線を中心として周方向に複数配列されている。従って、回転工具駆動用のサーボモータは刃物台ユニットに設けられておらず、特許文献1に記載の技術は上述した課題を解決するものではない。
以上を鑑み、本発明は、回転工具を取り付けた部分の刃物台本体の熱変位を抑制しながら自由度の高いワーク加工を行う目的を有している。
上記目的を達成するため、本発明の工作機械は、ワークの軸心方向とは異なる方向へ長手方向を向けたホルダ基部と、該ホルダ基部の長手方向一端側及び長手方向他端側から前記軸心方向及び前記ホルダ基部の長手方向とは異なる方向へ突出し回転工具が取り付けられる第一及び第二のホルダ脚部とを有する刃物台本体と、
前記ホルダ基部に設けられたモータと、
前記第一のホルダ脚部に取り付けられた回転工具へ前記モータの回転駆動力を伝える第一の動力伝達機構と、
前記第二のホルダ脚部に取り付けられた回転工具へ前記モータの回転駆動力を伝える第二の動力伝達機構とを備えた、態様を有する。
すなわち、ホルダ基部の長手方向一端側及び長手方向他端側から突出した第一及び第二のホルダ脚部に取り付けられる回転工具には、動力伝達機構によりモータの回転駆動力が伝えられる。第一及び第二のホルダ脚部に回転工具が取り付けられるので、自由度の高いワーク加工を行うことができる。
また、熱が発生するモータはホルダ脚部でなくホルダ基部に設けられているので、モータからの熱は直接にはホルダ脚部へ伝わらない。さらに、第一及び第二の動力伝達機構により、第一及び第二のホルダ脚部に取り付けられる回転工具を回転駆動するモータを共通にすることができ、モータからの熱の発生量を少なくすることができる。従って、回転工具を取り付けた部分の刃物台本体であるホルダ脚部の熱変位を抑制することができる。
ここで、ホルダ基部の長手方向は、ワークの軸心方向とは異なる方向に向いていればよく、軸心方向と直交する方向の他、軸心方向と直交する方向からずれた方向でもよい。ホルダ脚部の突出方向は、ワークの軸心方向、及び、ホルダ基部の長手方向とは異なる方向に向いていればよく、前記軸心方向及び前記長手方向と直交する方向の他、前記軸心方向及び前記長手方向と直交する方向からずれた方向でもよい。
ホルダ基部の長手方向一端側及び長手方向他端側は、ホルダ基部の中央から長手方向へずれた位置であればよく、ホルダ基部の端部に限定されない。
回転工具が取り付けられるホルダ脚部には、回転工具が取り付けられた状態のホルダ脚部、回転工具が取り付けられる前のホルダ脚部、のいずれも含まれる。回転工具が取り付けられることには、回転工具を有する回転工具ユニットが取り付けられることが含まれる。回転工具は、ホルダ脚部に対して取り外し不能に取り付けられてもよいし、ホルダ脚部に対して着脱可能に取り付けられてもよい。また、ホルダ脚部には、回転工具以外の工具が取り付けられてもよい。
ホルダ脚部は、ホルダ基部に対して固定されてもよいが、ホルダ基部に対して旋回可能に設けられてもよい。
前記ホルダ基部は、前記第一及び第二のホルダ脚部の突出した側に回転工具を取り付け可能とされてもよい。むろん、回転工具ユニットを取り付けることも、回転工具を取り付けることに含まれる。ホルダ脚部に取り付けられた回転工具のみならずホルダ基部に取り付けられた回転工具でもワークを加工することができるので、本態様は、ワーク加工の自由度を向上させることができる。
前記第一及び第二のホルダ脚部の少なくとも一方は、自らの突出方向を中心軸として前記ホルダ基部に対して旋回可能とされてもよい。また、該旋回可能なホルダ脚部を旋回駆動する旋回駆動手段が設けられてもよい。旋回可能なホルダ脚部に取り付けられた回転工具の向きを変えることができるので、本態様も、ワーク加工の自由度を向上させることができる。
請求項1に係る発明によれば、回転工具を取り付けた部分の刃物台本体の熱変位を抑制しながら自由度の高いワーク加工を行うことが可能になる。
請求項2,3に係る発明は、ワーク加工の自由度を向上させることができる。
旋盤1の構成の概略を模式的に例示する正面図である。 ホルダ脚部非旋回時の刃物台10の外観を例示する図である。 ホルダ脚部非旋回時の刃物台10の要部を一部断面視して例示する図である。 (a)はホルダ基部30に設けられた動力伝達機構の例を図3のA1方向から示す図、(b)は第一のホルダ脚部40に設けられた動力伝達機構の例を図3のA2方向から示す図、(c)は第二のホルダ脚部50に設けられた動力伝達機構の例を図3のA3方向から示す図、である。 旋回駆動手段100が設けられた刃物台10の要部を一部断面視して例示する図である。 図5のA4−A4断面を例示する図である。 (a)は正面加工時の刃物台10の様子を例示する図、(b)は背面加工時の刃物台10の様子を例示する図、である。 比較例に係る刃物台910の外観を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。むろん、以下に説明する実施形態は、本発明を例示するものに過ぎない。
(1)回転工具を取り付けた刃物台を備えた工作機械の概略:
図1は、上記工作機械を例示するCNC旋盤1の構成の概略を模式的に示している。この旋盤1の加工部200では、正面主軸台テーブル210に正面主軸台211が設けられ、背面主軸台テーブル220に背面主軸台221が設けられ、刃物台テーブル9に刃物台10が設けられている。背面主軸222は、正面主軸212の対向主軸である。正面主軸212と背面主軸222との間には、ガイドブッシュ230が配置されている。NC(Numerical Control)装置300は、操作受付部や表示部を備えるコンピュータであり、加工部200の動作を数値制御する際の制御主体となる。
正面主軸212の先端部(図1の右端部)には、背後から供給される長尺な円柱状の材料(ワークW1)を解放可能に把持するコレット(把持具)213が取り付けられている。ワークW1を把持した正面主軸212は、図示しない正面主軸回転用サーボモータにより回転駆動されて、Z1方向(図1の左右方向)に沿った軸心AX1を中心としてワークW1を回転させる。正面主軸212は、正面主軸台211とともに図示しない正面主軸送りサーボモータで正面主軸台テーブル210に対してZ1方向へ駆動される。
ガイドブッシュ230は、正面主軸212から前進方向へ突出したワークW1が中央の貫通孔に挿入され、Z1方向へ摺動可能な状態でワークW1を保持する。ワークW1を保持したガイドブッシュ230は、正面主軸212とともに軸心AX1を中心として回転する。
背面主軸222の先端部(図1の左端部)には、前方から供給される正面加工後のワークW1を解放可能に把持するコレット(把持具)223が取り付けられている。ワークW1を把持した背面主軸222は、図示しない背面主軸回転用サーボモータにより回転駆動されて、Z2方向(図1の左右方向)に沿った軸心を中心としてワークW1を回転させる。背面主軸222は、背面主軸台221とともに図示しない背面主軸送りサーボモータで背面主軸台テーブル220に対してZ2方向へ駆動される。Z2方向とX方向とY方向とを互いに直交する(異なる)方向とするとき、背面主軸222はX方向とY方向の少なくとも一方へ駆動されてもよい。
なお、X方向はX軸という制御軸に沿った同じ向きの方向であり、Y方向はY軸という制御軸に沿った同じ方向であり、Z方向はZ軸という制御軸に沿った同じ方向である。実質的に並行するZ1方向とZ2方向をZ方向と総称する。
図2等に示す刃物台10は、回転工具RT1〜RT3、及び、工具軸を中心としては回転しない工具T1,T2を含む工具群を有している。工具T1,T2には、例えば、図2に示すくし歯状の各工具や、その他ねじ切り用のスレッドワーリング工具、すりわり形成用のスロッティング工具、多角柱形成用のポリゴン加工工具、等が含まれる。刃物台10は、これらの工具を用いて、ガイドブッシュ230に保持されたワークW1の正面側を加工したり背面主軸222に保持されたワークW1の背面側を加工したりする。本刃物台10は、回転工具RT1〜RT3を回転駆動するためのサーボモータであるモータ65、ホルダ脚部50を旋回駆動するためのサーボモータであるモータ101、も有している。刃物台10は、図示しない刃物台X軸送りサーボモータで刃物台テーブル9に対してX方向へ駆動され、図示しない刃物台Y軸送りサーボモータで刃物台テーブル9に対してY方向へ駆動される。X方向とY方向とZ方向は、互いに異なる方向であればよく、移動制御のし易さの点から実質的に直交しているのが好ましいものの、直交する方向から例えば45°以下の角度でずれた方向でもよい。
NC装置300は、加工部200に設けられた各種サーボモータを接続したサーボアンプに対しアプリケーションプログラムや加工プログラムに従った指示を出すことにより、各種サーボモータの回転駆動等を数値制御する。
図1〜4等に例示される工作機械は、刃物台本体20と回転駆動手段60を基本要素として備える。
刃物台本体20は、ホルダ基部30とホルダ脚部40,50を有する。ホルダ基部30は、ワークW1の軸心方向(Z方向)とは異なる方向へ長手方向(X方向)を向けている。第一のホルダ脚部40は、ホルダ基部30の長手方向一端側の接続部31からZ方向及びX方向とは異なる方向(Y方向)へ突出し、回転工具RT1が取り付けられている。第二のホルダ脚部50は、ホルダ基部30の長手方向他端側の接続部32からZ方向及びX方向とは異なる方向(Y方向)へ突出し、回転工具RT2が取り付けられている。ホルダ脚部40,50の突出方向は、移動制御のし易さの点から実質的に平行であるのが好ましいものの、平行方向から例えば45°以下の角度でずれた方向でもよい。
回転駆動手段60は、モータ65と動力伝達機構70,80を有する。モータ65は、ホルダ基部30に設けられている。第一の動力伝達機構70は、第一のホルダ脚部40に取り付けられた回転工具RT1へモータ65の回転駆動力を伝える。第二の動力伝達機構80は、第二のホルダ脚部50に取り付けられた回転工具RT2へモータ65の回転駆動力を伝える。従って、両ホルダ脚部40,50に取り付けられた回転工具RT1,RT2により、自由度の高いワーク加工が行われる。
近年、ワーク形状の複雑化に伴い、回転工具の本数が増加している。ワーク加工に必要な回転工具を一列に並べると、刃物台の大型化に繋がる。本技術は、回転工具RT1,RT2をホルダ脚部40,50に配置することにより、刃物台の大型化が抑制されている。
図8は、比較例に係る刃物台910の外観を示している。この刃物台910は、相対向する工具群を有するホルダ部940,950を備えている。すなわち、第一のホルダ部940の内側面941には、回転工具RT1及びその他工具T1が設けられている。第二のホルダ部950の内側面951には、回転工具RT2及びその他工具T2が設けられている。回転工具RT1を回転駆動するサーボモータ965は、第一のホルダ部940の外側面942に取り付けられている。回転工具RT2を回転駆動するサーボモータ966は、第二のホルダ部950の外側面952に取り付けられている。
モータ965,966は、駆動時に熱が発生する。この熱は、モータ965,966を取り付けたホルダ部940,950に伝わり、ホルダ部940,950を変位させることがある。ホルダ部940,950の熱変位は、回転工具による加工精度の低下に繋がる。
また、ホルダ部940,950のX方向外側にモータ965,966が取り付けられているため、刃物台がX方向に大きくなってしまう。
一方、図1〜4に例示される工作機械は、モータ65がホルダ脚部40,50でなくホルダ基部30に設けられているので、モータ65からの熱は直接にはホルダ脚部40,50へ伝わらない。さらに、動力伝達機構70,80により、両ホルダ脚部40,50に取り付けられる回転工具RT1,RT2を回転駆動するモータ65を共通にすることができ、モータ65からの熱の発生量を少なくすることができる。従って、本技術は、回転工具を取り付けた部分の刃物台本体20であるホルダ脚部40,50の熱変位を抑制することができる。
また、ホルダ脚部40,50のX方向外側からモータが無くなるので、刃物台がX方向に小さくなる。
さらに、回転工具RT1,RT2が同一のモータ65で回転駆動されるので、サーボモータ、サーボアンプ及びケーブルが減り、工作機械のコストが低減される。
なお、図2,3に例示されるホルダ基部30は、ホルダ脚部40,50の突出した側(内側面33)に回転工具RT3を取り付け可能とされている。ホルダ基部30には、ホルダ基部30に取り付けられた回転工具RT3へモータ65の回転駆動力を伝える第三の動力伝達機構90が回転駆動手段60の一部として設けられている。ホルダ脚部40,50に取り付けられた回転工具RT1,RT2のみならずホルダ基部30に取り付けられた回転工具RT3でもワークW1を加工することができるので、さらに自由度の高いワーク加工が行われる。
また、図2〜6に例示されるホルダ脚部50は、自らの突出方向(Y方向)を中心軸(旋回軸AX2)としてホルダ基部30に対して旋回可能とされている。刃物台10には、ホルダ脚部50を旋回駆動する旋回駆動手段100が設けられている。図8で示した刃物台910は、第二のホルダ部950にモータ966が取り付けられているので、第二のホルダ部950を旋回させることができない。図2〜6に例示される刃物台10は、ホルダ脚部50に取り付けられた回転工具RT2の向きを変えることができる。従って、さらに自由度の高いワーク加工が行われる。
(2)刃物台の具体例の説明:
図2に示す刃物台本体20は、回転工具RT1〜RT3をユニット化した回転工具ユニットUR1〜UR3が取り付けられている。回転工具は、回転工具ユニットのうち回転する刃部を意味する。ホルダ基部30は、Z方向と直交するX方向へ長手方向を向けている。ホルダ脚部40,50は、Z方向及びX方向と直交するY方向へ長手方向を向けている。旋回可能な第二のホルダ脚部50は、図2,3に示すように回転工具RT1,RT2がX方向へ相対向する状態を非旋回状態とする。
ホルダ基部30の内側面33には、回転工具RT3等の工具を着脱可能に取り付けるための工具ユニット装着部35が複数設けられている。これらの工具ユニット装着部35には、図2,3に示すように、回転軸AX13をY方向に向けて回転工具ユニットUR3が取り付けられる。工具ユニット装着部35には、回転工具ユニットの他、ねじ切り用のスレッドワーリングユニット、すりわり形成用のスロッティングユニット、多角柱形成用のポリゴン加工ユニット、等を取り付け可能である。複数の工具ユニット装着部35に一つの工具ユニットが取り付けられてもよい。
また、ホルダ基部の内側面33には、工具ユニット装着部35からX方向外側となる位置にホルダ脚部40,50の接続部31,32が設けられている。一方の接続部31には、Y方向へ突出したホルダ脚部40が固定されている。他方の接続部32には、Y方向へ突出したホルダ脚部50が旋回軸AX2を中心として旋回可能に接続されている。図2,3に示す接続部31,32は、ホルダ基部30の長手方向の厳密な両端部ではなく、厳密な両端部よりも長手方向内側に設けられている。
ホルダ基部30の外側面34には、回転工具駆動用のモータ65、及び、ホルダ脚部旋回駆動用のモータ101が取り付けられている。
図3及び図4(a)に示すホルダ基部30には、駆動軸66、伝達軸71,81,82,83、回転工具ユニットUR3の工具軸91、が設けられている。
第一のホルダ脚部40の内側面41には、回転工具RT1を有する回転工具ユニットUR1が回転軸AX11をX方向に向けて複数取り付けられている。回転工具ユニットUR1を着脱可能に取り付けるための工具ユニット装着部を内側面41に設けてもよい。また、内側面41には、回転工具ユニットUR1から先端側(下側)の位置において複数の工具T1がくし歯状に固定されている。
第一のホルダ脚部40の外側面42には、回転工具駆動用のモータは取り付けられていない。
図3及び図4(b)に示すホルダ脚部40には、伝達軸72、各工具ユニットUR1の工具軸73、が設けられている。
第二のホルダ脚部50には、両端に回転工具RT2を有する回転工具ユニットUR2が回転軸AX12を非旋回時のX方向に向けて複数取り付けられている。一方の回転工具RT2aは内側面51から非旋回時のX方向内側へ突出し、他方の回転工具RT2bは外側面52から非旋回時のX方向外側へ突出している。回転工具ユニットUR2を着脱可能に取り付けるための工具ユニット装着部をホルダ脚部50に設けてもよい。また、内側面51には、回転工具ユニットUR2から先端側(下側)の位置において複数の工具T2が固定されている。
第二のホルダ脚部50の外側面52には、回転工具駆動用のモータは取り付けられていない。
図3及び図4(c)に示すホルダ脚部50には、伝達軸84、各工具ユニットUR2の工具軸85、が設けられている。
ホルダ基部30には、モータ65に繋がった駆動軸66が設けられている。長手方向をY方向に向けた駆動軸66には、平歯車66aが設けられている。
モータ65の回転駆動力を第一のホルダ脚部40の回転工具RT1へ伝える第一の動力伝達機構70は、ホルダ基部30に設けられた伝達軸71、ホルダ脚部40に設けられた伝達軸72、を有する。長手方向をY方向に向けた伝達軸71は、外側面34側に平歯車71aを有し、内側面33側に傘歯車71bを有している。平歯車71aは、駆動軸の平歯車66aと噛み合っている。長手方向をX方向に向けた伝達軸72は、外側面42側に平歯車72aを有し、内側面41側に傘歯車72bを有している。傘歯車71b,72b同士は、噛み合っている。各回転工具ユニットUR1の工具軸73は、長手方向をX方向に向けてホルダ脚部40に設けられ、外側面42側に平歯車73aを有し、内側面41から回転工具RT1が突出している。伝達軸72に最も近い工具軸73の平歯車73aと伝達軸72の平歯車72aとは、噛み合っている。隣接する平歯車73a,73a同士は、噛み合っている。
モータ65の回転駆動力を第二のホルダ脚部50の回転工具RT2へ伝える第二の動力伝達機構80は、ホルダ基部30に設けられた伝達軸81,82,83、ホルダ脚部50に設けられた伝達軸84、を有する。軸心をY方向に向けた伝達軸81は、駆動軸の平歯車66aと噛み合った平歯車81aを有している。軸心をY方向に向けた伝達軸82は、伝達軸81の平歯車81aと噛み合った平歯車82aを有している。図4(a)に示すように、伝達軸81,82は、各回転工具ユニットUR3の工具軸91を回避するようにX方向へずれた位置とされている。長手方向をY方向に向けた伝達軸83は、外側面34側に平歯車83aを有し、内側面33側に傘歯車83bを有している。平歯車83aは、伝達軸82の平歯車82aと噛み合っている。長手方向をX方向に向けた伝達軸84は、外側面52側に平歯車84aを有し、内側面51側に傘歯車84bを有している。傘歯車83b,84b同士は、噛み合っている。各回転工具ユニットUR2の工具軸85は、長手方向を非旋回時におけるX方向に向けてホルダ脚部50に設けられ、途中位置に平歯車85aを有し、内側面51から回転工具RT2aが突出し、外側面52から回転工具RT2bが突出している。伝達軸84に最も近い工具軸85の平歯車85aと伝達軸84の平歯車84aとは、噛み合っている。隣接する平歯車85a,85a同士は、噛み合っている。
モータ65の回転駆動力をホルダ基部30の回転工具RT3へ伝える第三の動力伝達機構90は、図3の左側の回転工具RT3に対しては図4(a)に示す平歯車66a,91aの噛合で構成され、図3の右側の回転工具RT3に対しては図4(a)に示す平歯車66a,81a,82a,91aの噛合で構成される。各回転工具ユニットUR3の工具軸91は、長手方向をY方向に向けてホルダ基部30に設けられ、外側面34側に平歯車91aを有し、内側面33から回転工具RT3が突出している。図4(a)の左側の平歯車91aは、駆動軸66の平歯車66aと直接噛み合っている。図4(a)の右側の平歯車91aは、伝達軸82の平歯車82aと噛み合っている。
図5は、第二のホルダ脚部50を90°旋回させた状態で旋回駆動手段100を有する刃物台10の要部を一部断面視して示している。図6は、図5のA4−A4断面を示している。
旋回駆動手段100は、ホルダ脚部旋回駆動用のモータ101、減速機102、伝達軸103〜105、を有している。モータ101の駆動軸、及び、伝達軸103〜105は、伝達軸83の軸心でもある旋回軸AX2を中心として回転可能とされている。減速機102の入力端は、モータ101の駆動軸に固定されている。減速機102は、モータ101の駆動軸の回転速度を所定比に減速して伝達軸103に伝える。伝達軸103の入力端(上端部)は、減速機102の出力端に固定されている。伝達軸104は、軸心の同じ伝達軸83の平歯車83aの外側に配置されている。伝達軸104の入力端(上端部)は、伝達軸103の出力端(下端部)に固定されている。図6に示すように、伝達軸104の伝達軸103への接続部104aは、平歯車83aの周囲の一部にしかない。すなわち、この平歯車83aと伝達軸82の平歯車82aとを噛み合わせるための開口部104bが伝達軸104に形成されている。伝達軸105は、軸心の同じ伝達軸83の外側において伝達軸83と同心円状に配置されている。伝達軸105の入力部は、伝達軸104の出力部に固定されている。伝達軸105の出力端(下端部)は、第二のホルダ脚部50の上部に固定されている。
上述した旋回駆動手段100は、図7(a)に示すように、内側面51側の回転工具RT2aの先を中心として第二のホルダ脚部50を所定の角度範囲内で旋回させる。図7(a)では、回転工具RT2aを第一のホルダ脚部40の回転工具RT1に対向させる角度0°を非旋回角度として一方の向き(背面主軸222側)に135°までホルダ脚部50が旋回可能であることが示されている。例えば、旋回角度が0°である場合、正面主軸212のZ1方向への移動、及び、刃物台10のX,Y方向への移動とあわせて、ガイドブッシュ230に保持されているワークW1に対して回転工具RT2aによりクロス穴を加工することができる。むろん、回転工具RT2aによるクロス穴とは180°反対側のクロス穴は、第一のホルダ脚部40の回転工具RT1により加工することができる。旋回角度が45°又は135°である場合、ガイドブッシュ230に保持されているワークW1に対して回転工具RT2aにより正面斜め穴加工を行うことができる。旋回角度が90°である場合、回転工具RT2aにより正面穴加工を行うことができる。
旋回可能なホルダ脚部50の回転工具は、図7(b)に示すように背面加工に使用することができる。例えば、旋回角度が90°である場合、背面主軸222のZ2方向への移動、及び、刃物台10のX,Y方向への移動とあわせて、背面主軸222に保持されているワークW1に対して回転工具RT2bにより背面穴加工を行うことができる。旋回角度が45°又は135°である場合、背面主軸222に保持されているワークW1に対して回転工具RT2bにより背面斜め穴加工を行うことができる。
なお、刃物台本体20の主要部や工具(RT1〜RT3,T1,T2)は、例えば金属で形成することができる。
(3)刃物台を備えた工作機械の動作、作用、及び、効果:
次に、図2〜7を参照して、旋盤1の動作、作用、及び、効果を説明する。
回転工具駆動用のサーボモータ65からの回転駆動力は、動力伝達機構70,80,90を介して回転工具RT1〜RT3へ伝えられる。
第一の動力伝達機構70は、駆動軸66からの回転駆動力を、ホルダ基部30の伝達軸71、第一のホルダ脚部40の伝達軸72、回転工具ユニットUR1の工具軸73、の順に伝える。これにより、各回転工具RT1が同期して回転軸AX11を中心として回転する。
第二の動力伝達機構80は、駆動軸66からの回転駆動力を、ホルダ基部30の伝達軸81,82,83、第二のホルダ脚部50の伝達軸84、回転工具ユニットUR2の工具軸85、の順に伝える。これにより、各回転工具RT2が同期して回転軸AX12を中心として回転する。なお、工具ユニット装着部35に回転工具RT3が取り付けられていない場合でも、伝達軸81,82,83により回転駆動力が工具軸85に伝達される。
第三の動力伝達機構90は、駆動軸66からの回転駆動力を直接、左側の回転工具ユニットUR3の工具軸91に伝える。また、第三の動力伝達機構90は、駆動軸66からの回転駆動力を、伝達軸81,82、右側の回転工具ユニットUR3の工具軸91、の順に伝える。従って、各回転工具RT3が同期して回転軸AX13を中心として回転する。
ホルダ脚部旋回駆動用のサーボモータ101からの旋回駆動力は、旋回力伝達機構(減速機102及び伝達軸103〜105)を介して第二のホルダ脚部50へ伝えられる。すなわち、モータ101の駆動軸の回転は、減速機102で所定比に減速され、伝達軸103,104,105の低速回転となり、旋回軸AX2を中心としたホルダ脚部50の旋回となる。これにより、図7(a)に示すようにワークW1の正面加工に種々の旋回角度で回転工具RT2aを使用することができ、図7(b)に示すようにワークW1の背面加工に種々の旋回角度で回転工具RT2bを使用することができる。
以上説明したように、本旋盤1は、ホルダ基部30及びホルダ脚部40,50のそれぞれに回転工具RT1〜RT3が取り付けられるので、自由度の高いワーク加工を行うことができる。これらの回転工具RT1,RT2を回転駆動するためのモータ65がホルダ脚部40,50でなくホルダ基部30に取り付けられているので、モータ65からの熱は直接にはホルダ脚部40,50へ伝わらない。さらに、同一のモータ65で回転工具RT1〜RT3を回転駆動することができるので、モータ65からの熱の発生量を少なくすることができる。
従って、本旋盤1は、ホルダ脚部40,50の熱変位を抑制することができ、刃物台をX方向に小さくすることができ、サーボモータ、サーボアンプ及びケーブルを減らしてコストを低減させることができる。
また、本旋盤1は、ホルダ脚部に回転工具駆動用のモータが無いので、回転工具を取り付けたホルダ脚部を旋回させることができる。従って、本旋盤1は、ワーク加工の自由度を向上させることができる。
(4)変形例:
本技術は、種々の変形例が考えられる。
例えば、本技術は、旋盤以外の工作機械にも適用可能である。
ホルダ脚部40,50の接続部31,32は、ホルダ基部30の長手方向の厳密な端部でもよい。
ホルダ基部30やホルダ脚部40,50に設けられる回転工具の数は、特に限定は無く、一つでもよい。第一のホルダ脚部40が旋回可能である場合、ホルダ脚部40の外側面42に回転工具が設けられてもよいし、X方向等へ突出した回転工具が設けられてもよい。第二のホルダ脚部50には、内側面51と外側面52の一方にのみ回転工具が設けられてもよいし、X方向等へ突出した回転工具が設けられてもよい。ホルダ基部30に回転工具が取り付けられなくても、ホルダ脚部の熱変位を抑制する効果が得られる。ホルダ基部30には、回転工具とともに回転しない工具が取り付けられてもよい。ホルダ脚部40,50には、工具T1,T2が無くてもよい。
回転駆動力は、歯車以外にも、ベルト等でモータから回転工具に伝達されてもよい。
刃物台本体20に取り付けられた回転工具は、選択的に回転駆動されてもよい。例えば、駆動軸66の平歯車66aと伝達軸71の平歯車71aとの噛合を解除させる噛合解除機構をホルダ基部30に設けると、平歯車66a,71aの噛合が解除されたときに回転駆動力がホルダ脚部40の回転工具RT1群に伝えられなくなる。伝達軸82の平歯車82aと伝達軸83の平歯車83aとの噛合を解除させる噛合解除機構をホルダ基部30に設けると、平歯車82a,83aの噛合が解除されたときに回転駆動力がホルダ脚部50の回転工具RT2群に伝えられなくなる。平歯車66a,91aとの噛合を解除させる噛合解除機構や、平歯車82a,91aとの噛合を解除させる噛合解除機構をホルダ基部30に設けてもよい。
上記噛合解除機構は、例えば、一方の平歯車を噛合相手の平歯車から離間させたり噛合相手の平歯車に接触させたりする往復移動機構で構成することができる。平歯車71aを往復移動させて平歯車66aに接触させたり平歯車66aから離間させたりすると、回転工具RT1群へ回転駆動力を伝達させたり該伝達を停止させたりすることができる。回転工具RT2群や回転工具RT3群についても、同様である。むろん、回転工具の回転駆動を個別に制御してもよい。
なお、ホルダ脚部40,50が旋回しなくても、ホルダ脚部の熱変位を抑制するという基本的効果が得られる。ホルダ基部30に回転工具が取り付けられなくても、前記基本的効果が得られる。
以上例示したように、従属請求項に係る構成要件を有しておらず独立請求項に係る構成要件のみからなる技術等でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
ところで、上述した実施形態により、本発明の工作機械(1)は、ワークW1の軸心方向(Z方向)とは異なる方向へ長手方向(X方向)を向けたホルダ基部30と、該ホルダ基部30の長手方向一端側(31)及び長手方向他端側(32)から前記軸心方向(Z方向)及び前記ホルダ基部30の長手方向(X方向)とは異なる方向へ突出し回転工具RT1,RT2が取り付けられる第一及び第二のホルダ脚部40,50とを有し、前記ホルダ基部30が前記第一及び第二のホルダ脚部40,50の突出した側(33)に回転工具RT3を取り付け可能とされた刃物台本体20と、
前記第一及び第二のホルダ脚部40,50並びに前記ホルダ基部30に取り付けられた回転工具RT1〜R3を回転駆動する回転駆動手段60とを備えた、独立項の態様を有する。
すなわち、第一及び第二のホルダ脚部40,50に回転工具RT1,RT2が取り付けられるうえ、ホルダ基部30においてホルダ脚部40,50の突出した側(33)にも回転工具RT3を取り付けられる。従って、本態様は、ワーク加工の自由度を向上させることができる。
本態様において、ホルダ脚部40,50が旋回しなくても、ワーク加工の自由度を向上させるという基本的効果が得られる。また、本態様において、回転工具駆動用のモータがホルダ脚部40,50に設けられても、前記基本的効果が得られる。
以上例示したように、上記独立項の態様に係る構成要件のみからなる技術等でも、上述した基本的な作用、効果が得られる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、回転工具を取り付けた部分の刃物台本体の熱変位を抑制しながら自由度の高いワーク加工を行う技術、ワーク加工の自由度を向上させる技術、等を提供することができる。
また、上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態及び変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も実施可能である。本発明は、これらの構成等も含まれる。
1…旋盤(工作機械)、10…刃物台、20…刃物台本体、
30…ホルダ基部、31,32…接続部、
33…内側面(ホルダ脚部の突出した側)、34…外側面、
35…工具ユニット装着部、
40…第一のホルダ脚部、41…内側面、42…外側面、
50…第二のホルダ脚部、51…内側面、52…外側面、
60…回転駆動手段、65…モータ、66…駆動軸、66a…平歯車、
70…第一の動力伝達機構、71,72…伝達軸、
71a,72a…平歯車、71b,72b…傘歯車、
73…工具軸、73a…平歯車、
80…第二の動力伝達機構、81,82,83,84…伝達軸、
81a,82a,83a,84a…平歯車、83b,84b…傘歯車、
85…工具軸、85a…平歯車、
90…第三の動力伝達機構、91…工具軸、91a…平歯車、
100…旋回駆動手段、101…モータ、102…減速機、
103,104,105…伝達軸、104a…接続部、104b…開口部、
212…正面主軸、222…背面主軸、230…ガイドブッシュ、
AX1…軸心、AX2…旋回軸、AX11〜AX13…回転軸、
RT1〜RT3,RT2a,RT2b…回転工具、T1,T2…工具、
UR1〜UR3…回転工具ユニット、
W1…ワーク。

Claims (3)

  1. ワークの軸心方向とは異なる方向へ長手方向を向けたホルダ基部と、該ホルダ基部の長手方向一端側及び長手方向他端側から前記軸心方向及び前記ホルダ基部の長手方向とは異なる方向へ突出し回転工具が取り付けられる第一及び第二のホルダ脚部とを有する刃物台本体と、
    前記ホルダ基部に設けられたモータと、
    前記第一のホルダ脚部に取り付けられた回転工具へ前記モータの回転駆動力を伝える第一の動力伝達機構と、
    前記第二のホルダ脚部に取り付けられた回転工具へ前記モータの回転駆動力を伝える第二の動力伝達機構とを備えた、工作機械。
  2. 前記ホルダ基部は、前記第一及び第二のホルダ脚部の突出した側に回転工具を取り付け可能とされている、請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記第一及び第二のホルダ脚部の少なくとも一方は、自らの突出方向を中心軸として前記ホルダ基部に対して旋回可能とされ、
    該旋回可能なホルダ脚部を旋回駆動する旋回駆動手段が設けられた、請求項1又は請求項2に記載の工作機械。
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