JP2014034417A - 詰め替え袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】注出口10の両側に切り欠き11,12を設けてあるため、ボトルの口部に差し込んだ状態で保持しやすく、詰め替え作業が行いやすい。また、注出口10の基部近傍の注出口シール部寄りの箇所から袋本体に向かって表裏の面で向き合う状態で形成された2組の線状の凹部20があるため、ボトルの口部に注出口を差し込んだ状態で内容液を注出させる際に、両方の切り欠きから注出口に向かう液体の流量及び流速が抑制され、注出口に侵入する液体の量が抑制されるので、注出口が閉塞されるのを防止することができる。しかも、注出口の基部近傍以外に凹部を設けていないため、十分な注出流路が確保され、注出する液体の流量及び流速を大きくすることができる。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の第1実施形態に係る詰め替え袋を示すもので、この詰め替え袋Pは、胴部1を形成する表裏の壁面フィルムの間に2つ折りした底部2を組み合わせて縦長をした所謂スタンディングパウチ形式に製袋したものである。すなわち、フィルムを内側に折り返したガゼット形式の底部2には、その両側下端近傍に半円状の切り欠き2aが設けられており、胴部1を形成する2枚の壁面フィルムの間に2つ折りの底部2を挟み込み、舟底形の底部シール部3でヒートシールするとともに、左右端縁に沿った胴部シール部4でヒートシールすることで図1の詰め替え袋Pが製袋されている。
図6は図1に示す詰め替え袋の変形例である。この詰め替え袋Pでは、図示のように、線状の凹部20における注出口側の端部E1 が袋本体の領域内に位置している。このタイプの場合、注出口10の基部から凹部20の端部E1 までの距離L21は5mm以下とするのが好ましい。5mm以上とすると、肩部から注出口10に向かって侵入する液体の流量及び流速を制御しにくくなる。
図7は図1に示す詰め替え袋の別の変形例である。この詰め替え袋Pでは、図示のように、線状の凹部20における注出口側の端部E1 が注出口10の領域内に位置している。そして、凹部20を平行ではなく袋本体に向かって広がるハの字状に設けてある。すなわち、注出口10の基部近傍であってかつ注出口10の両側の部分から、注出口部10aのシールラインと平行で袋本体に向かうように設計することで、外向きに広がる形状としてある。
図8は図1に示す詰め替え袋のさらに別の変形例である。この詰め替え袋Pでは、図示のように、線状の凹部20における注出口側の端部E1 が注出口10の領域内に位置している。そして、凹部20を袋本体に向かって広がるとともに内方に向かって湾曲したハの字状に設けてある。すなわち、注出口10の基部近傍であってかつ注出口10の両側の部分から、注出口部10aのシールラインと平行な部分から湾曲させて袋本体に向かうように設計することで、さらに外向きに広がる形状としてある。
図9は本発明の第2実施形態に係る詰め替え袋を示すもので、この詰め替え袋Pは、別の凹部21を除いては、図1〜図3に示す第1実施形態の袋と同じ構成をしたものであるので、同様の部位には同じ符号を付してある。第2実施形態に係る詰め替え袋は、第1実施形態において、表裏の面で向き合う状態で形成された2組の線状の凹部20の袋本体側の端部同士を別の凹部21で連結したものである。
図10は図9に示す詰め替え袋の変形例である。この詰め替え袋Pでは、図示のように、線状の凹部20における注出口側の端部E1 が注出口10の領域内に位置しており、凹部20は底が大きく膨らんだU字状に設けてある。すなわち、注出口10の基部近傍であってかつ注出口10の両側の部分から、注出口部10aのシールラインと平行で袋本体に向かい、広がった先端どうしが大きな円弧で繋がるように設計することで、底が大きく膨らんだU字状としてある。
図11は図9に示す詰め替え袋の別の変形例である。この詰め替え袋Pでは、図示のように、線状の凹部20における注出口側の端部E1 が袋本体の領域内に位置しており、凹部20は大きなサイズのU字状に設けてある。すなわち、注出口10の基部近傍であってかつ注出口10の両側の部分から、僅かに広がった状態で袋本体の中央部に向かい、広がった先端どうしが大きな円弧で繋がるように設計することで、底が僅かに膨らんだ大きなサイズのU字状としてある。
図12は本発明の第3実施形態に係る詰め替え袋を示すものであり、この詰め替え袋Pは、図9に示す詰め替え袋Pと略同様な構成をしているので、同様の部位には同じ符号を付してある。第3実施形態に係る詰め替え袋は、第1実施形態あるいは第2実施形態において、注出口10の領域であって、且つ、2組の線状の凹部20よりも注出口10の先端側の領域に凸部30を設けたものである。なお、凸部とは袋の内側から外側に向かって膨らんだ形状のものを指す。
本発明の詰め替え袋に用いるフィルムとしては、プラスチックフィルムを主体とする積層フィルムであって、内面にヒートシール層を有する積層フィルムが主に用いられるが、特に限定されるものではなく、各種の液体用パウチに用いられている公知の積層フィルムであれば何れも使用できる。これらの中から、内容液の種類や充填後の加熱処理の有無など使用条件に応じて適するものを選択して用いればよい。
下記の包装材を使用し、熱罫加工、ヒートシール加工、レーザー加工及び抜き加工を順次施して図9に示すタイプの詰め替え袋Pを製袋した。なお、下記の包装材はドライラミネート法を用いて各層を貼り合わせることで、外面から各層を順次積層した例を示す。また、( )内の値は各層の厚みを示す。
−ONY(15μm)/印刷/DL/LLDPE(130μm)−
・ONY:ユニチカ製「ON−RT」
・LLDPE:テクノフィルム製「SP−303SL」
・接着剤:ロックペイント製「RU−77T/H7」
1 胴部
2 底部
2a 切り欠き
3 底部シール部
4 胴部シール部
5 開封予定部
6 ノッチ
7 上部シール部
10 注出口
10 注出口シール部
11 切り欠き
11a 肩部シール部
12 切り欠き
12a 肩部シール部
20 凹部
21 別の凹部
30 凸部
Claims (2)
- 表裏の面を有する袋からなり、袋本体における上部コーナーの何れか一方に周囲がヒートシールされた注出口が設けられており、その注出口を開封予定部のところで切り取ってから、ボトルの口部に差し込んで内容液をボトルに注ぎ入れるように使用する詰め替え袋であって、注出口の両側にはそれぞれ切り欠きが設けられており、表裏の面で向き合う状態で形成された2組の線状の凹部が、注出口の基部近傍の注出口シール部寄りの箇所から袋本体に向かって交差しないようにかつ袋本体に半分以上が含まれるように設けられていることを特徴とする詰め替え袋。
- 2組の線状の凹部の袋本体側の端部同士を別の凹部で連結したことを特徴とする請求項1に記載の詰め替え袋。
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