JP2014028115A - 基板ケースユニット - Google Patents

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浩之 阿部
Masahide Kobayashi
政英 小林
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【課題】制御基板の記憶素子に対する不正行為をより確実に防止可能な基板ケースユニットを提供する。
【解決手段】裏ケース30と前ケース220とが結合されて形成されるケース内部にサブ基板260を収容して構成されるサブ基板ケースユニット207において、サブ基板260を構成するサブメイン基板260Aは、サブメインプリント基板261と、サブメインプリント基板261の表面上にサブメインプリント基板261から離れて設けられてサブメインプリント基板261と電気的に接続されたサブメインプリント基板261よりも小さいサブROMプリント基板271と、サブROMプリント基板271の表面に設けられたプログラムROM274とを有し、前ケース220の内面は、プログラムROM274と対向する部分において凹んでプログラムROM274を覆うように形成される。
【選択図】図16

Description

本発明は、遊技機に設けられた装置の動作を制御する制御回路が形成された制御基板を収納して構成される基板ケースユニットに関する。
従来から、スロットマシン等の遊技機は、遊技を行うのに必要な回転リール等の遊技装置、遊技装置の動作を制御する制御回路を有するメイン制御装置、遊技の演出を行う液晶表示装置等の演出装置の動作を制御する制御回路を有するサブ制御装置、及び、遊技装置及び制御基板に電力を供給する電源装置等を備えたものとなっている。このうち、メイン制御装置及びサブ制御装置等の制御装置は、遊技動作を制御するプログラムを記憶したROM、及び、高速演算機能を有するLSI等からなるCPU等のハードウェアを備え、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアをCPUで実行することで制御を行うものとなっている。このため、メダル等の遊技媒体を容易に獲得することができる不正なプログラムが書き込まれたROMに交換されると、多量の遊技媒体が不正に獲得されてしまう。
このような不正行為を防止するために、制御装置の主要部である制御回路が形成された制御基板を収納する箱状の基板ケースを設け、内部に制御基板を入れて閉じた基板ケースを封止ピン等で封止するようにしている。ここで、基板ケースを封止する封止ピンとして、その頭部に管理用データが刻印された特殊ピンを採用した基板ケースが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような特殊ピンを基板ケースの封止に利用すれば、特殊ピンを破壊して、基板ケースを開放すると、その後、破壊した特殊ピンで基板ケースを封止することができず、別の特殊ピンを利用して、基板ケースの封止を行うと、頭部の管理用データが相違するので、頭部の管理用データの適否を確認すれば、基板ケースが不正に開放されたことを速やかに把握することができる。
一方、前述のような基板ケースでは、通常は隠れている基板ケース裏側の底面に孔等を開けて、基板ケースの裏側から、基板ケース側の封止部位を破壊すれば、特殊ピンを破壊することなく、基板ケースを開放することができ、しかも、表側から視認したのでは、基板ケースの破壊部分が確認しづらく、基板ケースの不正開放を見過ごすおそれがある、という問題がある。この問題を解決するために、基板ケースの側面に支持軸を突設し、この支持軸を回転自在に支持する支持アームを遊技機側に設け、この支持アームに基板ケースを揺動可能に支持させ、基板ケースの揺動によって、基板ケース裏側の底面を正面側に向け、基板ケースの裏側を直接視認できるようにし、これにより、基板ケースの裏側に形成された破壊部分を容易に視認可能とし、基板ケースの不正開放を確実に発見できるようにした遊技機が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−76569号公報 特開2010−240066号公報
しかしながら、基板ケースに不正な変形力が加えられて基板ケースを構成するケース部材の間に隙間が形成され、この隙間から制御基板のROM(不揮発性記憶素子)に不正にアクセスされるという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、制御基板の記憶素子に対する不正行為をより確実に防止可能な基板ケースユニットを提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る基板ケースユニットは、第1ケース部材と、前記第1ケース部材と結合される第2ケース部材とを備え、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とが結合されて形成されるケース内部に制御基板を収容して構成される基板ケースユニットであって、前記制御基板は、前記第1ケース部材もしくは前記第2ケース部材に取り付けられた第1プリント基板と、前記第1プリント基板の表面上に前記第1プリント基板から離れて設けられて前記第1プリント基板と電気的に接続された前記第1プリント基板よりも小さい第2プリント基板と、前記第2プリント基板に設けられた記憶素子とを有し、前記第1ケース部材および前記第2ケース部材のうち前記第2プリント基板と対向するケース部材の内面は、前記第2プリント基板と対向する部分において凹んで前記第2プリント基板を覆うように形成されている。
本発明によれば、制御基板の記憶素子に対する不正行為をより確実に防止することが可能である。
スロットマシンの外観正面図である。 スロットマシンの内部を示す正面図である。 サブ基板ケースユニット及び液晶ユニットの分解斜視図である。 サブ基板ケースユニット及び液晶ユニットの分解斜視図である。 サブ基板ケースユニットの斜視図である。 留め具を起こしたサブ基板ケースユニットの側面図である。 留め具を起こしたサブ基板ケースユニットの斜視図である。 サブ基板ケースユニットのヒンジを示す分解斜視図である。 コネクタカバーを示す斜視図である。 コネクタカバーの取り付けを示す斜視図である。 コネクタカバーを取り付けたサブ基板ケースユニットの平面図である。 サブ基板ケースユニットを回動させた液晶ユニットの斜視図である。 サブ基板ケースユニットの変形例を示す斜視図である。 サブ基板の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態のサブ基板ケースユニットを示す斜視図である。 第2実施形態のサブ基板ケースユニットを示す平断面図である。 第2実施形態のサブ基板を示す分解斜視図である。 第2実施形態の前ケースを示す斜視図である。 第3実施形態のサブ基板ケースユニットを示す斜視図である。 第3実施形態のサブ基板ケースユニットを示す平断面図である。 第3実施形態のサブ基板を示す分解斜視図である。
[スロットマシン1]
以下、本発明を実施するための形態について、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。スロットマシン1は、図1に示すように、箱形の筐体2の正面側に板状の前扉3を開閉自在に取り付け、筐体2の内部には、図2に示すように、3個の回転リール6Aを有するリールユニット6、メダルを貯留するとともに払い出すためのホッパーユニット8、スロットマシン1の作動を制御する制御基板を収納した基板ケースユニット7、及びスロットマシン1の主電源のON/OFFを行う電源ユニットを収納固定した構成となっている。
前扉3は、特に図示しないヒンジを介して、筐体2の正面開口を開閉自在に取り付けられており、図1に示すように、高さ方向の中央部は、スロットマシン1の操作に関わる操作スイッチ等が設けられた操作部5となっている。そして、操作部5の上方には、回転リール6Aを正面側から視認可能な図柄表示窓3Fを有する正面パネル3Aが設けられている。また、操作部5の下方には、スロットマシン1の機種に応じたキャラクター等を表示した下パネル3Bが設けられている。さらに、下パネル3Bの下方であって前扉3の下部には、ホッパーユニット8から払い出されたメダルを排出するメダル払い出し口3Eと、メダル払い出し口3Eから排出されたメダルを貯留可能な下皿3Dが形成されている。
また、前扉3には、遊技に伴う種々の演出を行わせるための演出装置9が設けられている。演出装置9としては、前扉3の上部に配置されたランプ9A、下皿3Dの奥壁に設けられたスピーカ9B、正面パネル3Aの上方に配置された液晶ユニット9Cが設けられている。操作部5としては、メダルを投入するためのメダル投入口5A、クレジットとして貯留されているメダルを投入メダルに代えるためのベットスイッチ5B、回転リール6Aの回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ5C、回転リール6Aの回転を個々に停止させるための3個のボタンスイッチからなるストップスイッチ5D、クレジットされているメダルを払い戻すための精算スイッチ5Eが設けられている。
また、図2に示すように、前扉3の裏側には、メダル投入口5Aから投入されたメダルを検出するためのメダルセレクター4が内蔵されている。基板ケースユニット7は、表面にIC等の各種電子部品を実装した回路基板と、この回路基板を収納するためのケースとから構成されている。基板ケースユニット7としては、メイン基板ケースユニット7Aと、サブ基板ケースユニット7Bが設けられている。メイン基板ケースユニット7Aは、図2に示すように、リールユニット6の上方に配置されており、メイン基板ケース内にメイン基板100を収納したものである。メイン基板100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等、種々の電子部品を備えた回路基板であり、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、スロットマシン1の遊技を制御するメイン制御装置として機能する。
サブ基板ケースユニット7Bは、図2に示すように、前扉3の裏面上方であって液晶ユニット9Cの裏側に配置されており、サブ基板ケース10内にサブ基板110を収納したものである(図7、図8参照)。サブ基板110にも、特に図示しないが、CPU、ROM、RAM等の電子部品が実装されており、メイン基板100からの入力信号に基づき、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、演出装置9の作動を制御するためのサブ制御装置として機能する。
[スロットマシン1の作動の概略]
上記構成を有するスロットマシン1は、1回の遊技において最大3枚のメダルを掛ける
(ベットする)ことができるとともに、メダル投入口5Aから投入されたメダルを最大50枚までクレジットとして貯留可能に形成されている。メダルがクレジットされている場合には、図示しないクレジット表示部にその数値が表示され、ベットスイッチ5Bを操作する度に1〜3の所定の数がクレジット表示部の表示から減算され、その枚数のメダルがベットされたものとみなされるようになっている。
そして、スタートスイッチ5Cの操作に基づき、役抽選が行われると共に、回転リール6Aが回転開始する。回転リール6Aの回転中に、対応するストップスイッチ5Dを操作することにより、回転リール6Aが回転停止する。そして、3個の回転リール6Aが全て停止したとき、各回転リール6Aの当選役を構成する図柄が当選役に応じた配列で表示された場合には、ホッパーユニット8から役に応じた枚数のメダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利遊技に移行するように形成されている。
[サブ基板ケースユニットの第1実施形態]
次に、液晶ユニット9Cに設けられたサブ基板ケースユニット7Bについて詳述する。ここで、液晶ユニット9Cは、図3及び図4に示すように、液晶表示装置80を液晶ケース90に収納固定したものである。液晶表示装置80は、既製の液晶モジュールを外装ケースに収納したものであり、液晶ケース90は、液晶表示装置80を前扉3に固定するとともに、サブ基板ケースユニット7Bを固定する固定ベースとして機能する。液晶ケース90は、表面板91の四辺に形成された側面板を有し、表面板91の対向側が開口する箱形を呈している。表面板91の側面板のうち、左右に位置する側面板には、液晶ユニット9Cを前扉3に固定するためのネジ孔を有する固定部92が設けられており、前記開口に液晶表示装置80を収納し、液晶画面81が前扉3の正面側から視認可能(図1参照)となるように、前扉3の裏面側から固定される。また、図3に示すように、表面板91の一方の側端部には、サブ基板ケースユニット7Bを水平方向に回動自在に支持するためのヒンジ部としての軸受け部93が、上下方向に並んで2つ形成されており、表面板91の他方の側端部には、留め具95が取り付けられている(図5〜7参照)。留め具95は、一端が表面板91に形成された軸支部96に上下方向に回動自在に取り付けられており、他端を軸支部96の下方に設けられた係止片97に係止することができるようになっている。留め具95の作用については後述する。
さて、サブ基板ケースユニット7Bは、図3及び図4に示すように、大きく分けて、サブ基板ケース10と、サブ基板ケース10の内部に収納されるサブ基板110及びシールド板60とから構成されている。以下の各実施形態において、サブ基板ケースユニット7Bの構成部材の説明における上下左右及び前後(正面側、背面側)の方向は、特に指定しない場合には、サブ基板ケースユニット7Bが前扉3に取り付いた状態で前扉3を裏面視した場合の方向を示すものとする。すなわち、図3においては左下側が正面であり、図4においては左上側が正面である。
[サブ基板110及びシールド板60]
第1実施形態においては、図3及び図4に示すように、サブ基板110として、サブメイン基板110Aと、サブサブ基板110Bの2つの基板が設けられている。サブメイン基板110Aは、メイン基板100からの出力信号を入力して演出抽選など演出決定処理を行うためのものである。サブサブ基板110Bは、サブメイン基板110Aからの出力コマンドに基づいて、液晶表示装置80などの演出装置9を作動させるためのものである。
サブメイン基板110Aの右端上部には、図3に示すように、メインコネクタ120が設けられており、サブメイン基板110Aの左側端部には、接続コネクタ130が設けられている。メインコネクタ120に、メイン基板100(図2参照)とメインハーネスにより接続されたコネクタ(図示せず)を装着することにより、メイン基板100と電気的に接続されるようになっている。サブサブ基板110Bの右側端部には、図3に示すように、サブメイン基板110Aの接続コネクタ130と接続可能な接続コネクタ131が設けられている。接続コネクタ130と接続コネクタ131をコネクタ同士で(又はハーネスを介して)接続することにより、サブメイン基板110Aとサブサブ基板110Bが電気的に接続される。また、サブサブ基板110Bの左側端部には、サブコネクタ140が設けられており、このサブコネクタ140に、液晶表示装置80などの演出装置9とハーネスにより接続されたコネクタ(図示せず)を装着することにより、サブコネクタ140と演出装置9が電気的に接続されるようになっている。
また、サブサブ基板110Bの表面上に、演出ROM基板150及び音声基板155が略平行に取り付けられてサブサブ基板110Bと電気的に接続されており、演出ROM基板150及び音声基板155がサブ基板110とともにサブ基板ケース10の内部に収納されるようになっている。演出ROM基板150は、演出画像データが記憶された画像ROM152と、画像ROM152が実装された演出ROMプリント基板151とを有して構成される。また、演出ROM基板150は、第1ブラケット部材154(図17を参照)によりサブサブ基板110Bから離れて略平行に支持されており、演出ROM基板150とサブサブ基板110Bとの間隙部に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)が第1ブラケット部材154に覆われるようになっている。なお、画像ROM152は、演出ROMプリント基板151の表面に設けられたチップソケット153(図17を参照)に取り付けられる。
音声基板155は、音声信号(オーディオ信号)の出力を行うサウンドIC157と、音声信号のデータが記憶されたサウンドROM158と、サウンドIC157及びサウンドROM158が実装された音声プリント基板156とを有して構成される。また、音声基板155は、第2ブラケット部材160(図17を参照)によりサブサブ基板110Bから離れて略平行に支持されており、音声基板155とサブサブ基板110Bとの間隙部に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)が第2ブラケット部材160に覆われるようになっている。なお、サウンドIC157は、半田付け等により音声プリント基板156の表面に直接取り付けられ、サウンドROM158は、音声プリント基板156の表面に設けられたチップソケット159(図17を参照)に取り付けられる。
シールド板60は、サブ基板110を装着して裏ケース30に固定される金属板であって、電子部品の静電ノイズを防止するためのものである。シールド板60において、サブメイン基板110Aを固定する箇所には、図3に示すように、前後方向に貫通する開口部61が形成されているとともに、この開口部61の背面側には、導電性透明フィルム70が設置される。すなわち、開口部61は、導電性透明フィルム70によって背面側から塞がれたかたちとなる。ここにおいて、シールド板60にサブメイン基板110Aを固定した場合には、シールド板60の裏面側から、開口部61を通して、サブメイン基板110Aの裏面を視認できることとなる。また、開口部61を形成したことによるシールド効果の減衰は、導電性透明フィルム70によって相殺される。
サブ基板110は、サブメイン基板110Aとサブサブ基板110Bを連結した状態でシールド板60に嵌め込み、導電性透明フィルム70を配置した裏ケース30の適位置にセットして裏ケース30と前ケース20をネジで固定することにより、シールド板60と一体でサブ基板ケース10の内部に固定される。そして、サブ基板110に接続される外部コネクタ(メインコネクタ120やサブコネクタ140に接続されるコネクタ)がアース線の役割を果たし、サブ基板110の除電が行われる。
[サブ基板ケース10]
サブ基板ケース10は、液晶ケース90の表面板91に取り付けられる透明な裏ケース30と、裏ケース30の正面側に固定される透明な前ケース20とから成り、裏ケース30と前ケース20を合わせることにより、図7に示すように箱形のケースを形成する。
前ケース20は、図3に示すように正面板21の四辺に形成された側面板を有し、図4に示すように背面側が開口する箱状を呈している。前ケース20の右上隅角部には、切欠部22が形成されており、この切欠部22には、コネクタカバー50が装着される。切欠部22は、サブメイン基板110Aのメインコネクタ120にメインハーネス(図示せず)を接続可能とするためのものであり、前ケース20と裏ケース30を固定したときに、サブ基板ケース10の正面右上隅角部に開口部が形成されるものとなる(図10(B)参照)。また、前ケース20の正面板21には、複数の凹部23が形成されており、各凹部23の凹底部にはネジ挿通孔23A(図4参照)が形成されている。ネジ挿通孔23Aは、前ケース20と裏ケース30を適位置で合わせると、裏ケース30に設けられたネジ孔34と合致する位置に設けられている。さらに、前ケース20の左側端部には、コネクタ開口24が形成されている。コネクタ開口24は、サブサブ基板110Bのサブコネクタ140にサブハーネス(図示せず)を接続可能とするためのものである。
また、前ケース20の正面板21には、演出ROM基板150を覆う第1カバー部25Aと、音声基板155を覆う第2カバー部25Bが形成されている。第1カバー部25Aは、正面板21よりも前方に突出して形成されており、第1カバー部25Aの内面が正面板21の内面より凹んで演出ROM基板150と対向するようになっている。第2カバー部25Bは、正面板21よりも前方に突出して形成されており、第2カバー部25Bの内面が正面板21の内面より凹んで音声基板155と対向するようになっている。
裏ケース30は、図3に示すように裏面板31の四辺に形成された側面板を有し、図4に示すように正面側が開口する箱状を呈している。裏面板31には、前述したように、前ケース20のネジ挿通孔23Aと合致するネジ孔34が設けられている。また、裏ケース30の一端部である右側面には、液晶ケース90の表面板91に設けられた軸受け部93と係合可能なヒンジ部としてのヒンジ軸32が、上下方向に並んで2つ設けられている。さらに、裏ケース30の左側面すなわち一端部の対向側の他端部には、裏ケース30の反ヒンジ部側の端部を液晶ケース90に固定するための固定部35が設けられている。固定部35はネジ孔を有するブラケットであり、液晶ケース90の表面板91には、サブ基板ケースユニット7Bを液晶ケース90と平行になる位置まで回動させたときに固定部35のネジ孔と合致するネジ孔91Aが設けられている。
ここで、軸受け部93は、図8に示すように、液晶ケース90の表面板91から正面側に突出する張出部93Bに軸孔93Aを形成したものであり、ヒンジ軸32は、裏ケース30の左側の側面板から側方に突出する突部32Bに、下面から垂下する軸部32Aを形成したものである。そして、上下2つある張出部93の軸孔93Aに、上側から軸部32Aを差し込むことにより、軸受け部93とヒンジ軸32が係合する。なお、ヒンジ部の構造としては、図示したものに限られず、液晶ケース90側に軸部を設け、裏ケース30側に軸受け部を設けてもよい。さらに、裏ケース30の裏面板31の裏面には、図4に示すように、6個の円筒状の突起33が形成されているとともに、液晶ケース90の表面板91には、図7に示すように、前記突起33よりも大径の略円形の係止凹部94が形成されている(図12参照)。係止凹部94は、ヒンジ部を介して裏ケース30を液晶ケース90に取り付け、裏ケース30の裏面板31と液晶ケース90の表面板91を接合させるときに、突起33が嵌入可能な位置に設けられている。これは、突起33が係止凹部94に嵌入することにより、表面板91の全体でサブ基板ケース7Bの荷重を受け、ヒンジ部にかかる力を分散させてヒンジ部が破損するのを防ぐためである。
前ケース20と裏ケース30とは、後述するシールド板60及びサブ基板110を収納した状態で、前ケース20のネジ挿通孔23Aと裏ケース30のネジ孔34を合わせて図示しないネジを螺合して固定することにより、シールド板60及びサブ基板110と一体的に固定される。すなわち、シールド板60及びサブ基板110にも、ネジが貫通可能な挿通孔が設けられている。そして、ネジ止めした後、さらに、前ケース20の凹部23に封止カバー40を嵌入させることにより、開封不能に封止される。封止カバー40は、凹部23の内周に設けられた係合溝に係合可能な爪部を有しており、いったん爪部が係合溝に係合すると、封止カバー40は前ケース20に取り外し不能に固定される。このため、前ケース20と裏ケース30を固定しているネジにアクセス不能となって、前ケース20と裏ケース30が封止されるものである。
ここにおいて、シールド板60及びサブ基板110を収納したサブ基板ケース10の裏面側からは、透明な裏ケース30及び導電性透明フィルム70を通して、シールド板60の開口部61からサブメイン基板110Aの裏面を見ることが可能となる。なお、コネクタカバー50も、基板ケース10に取り外し不能に固定されるとともに、コネクタカバー50を固定するネジによっても、前ケース20と裏ケース30及びシールド板60とサブ基板110が一体的に固定されるようになっているが、これについては後述する。
[コネクタカバー50]
次に、コネクタカバー50について詳述する。上記したように、前ケース20には切欠部22が形成されているため、サブ基板110を収納したサブ基板ケース10からは、メインコネクタ120が露出した状態となる(図10(B)参照)。そこで、コネクタカバー50を切欠部22に嵌め込んで封止することにより、メインコネクタ120をアクセス不能に保護しているものである。コネクタカバー50は、図3及び図9に示すように、前ケース20の切欠部22に嵌め込むことができるブロック状の部材であり、図9(A)に示すように、正面側には円形の凹部51が形成されている。凹部51の凹底部には、図9(B)に示すようにネジ挿通孔51Aが形成されている。ネジ挿通孔51Aは、サブ基板ケース10を組み立てた状態でコネクタカバー50を切欠部22に嵌め込むと、裏ケース30に設けられたネジ孔34’(図3参照)と合致する位置に設けられている。ネジ挿通孔51Aからネジを挿入すると、サブ基板110及びシールド板60に設けられたネジ挿通孔を通ってネジ孔34’に到達し、ネジを締めることによりコネクタカバー50がサブ基板ケース10に固定される。
また、前記凹部51には、封止カバー41を嵌入可能であり、コネクタカバー50は封止カバー41によって基板ケース10に取り外し不能に固定される。封止カバー41は、封止カバー40と同様に、凹部51の内周に設けられた係合溝に係合可能な爪部を有しており、いったん爪部が係合溝に係合すると、封止カバー41はコネクタカバー50に取り外し不能に固定される。このため、コネクタカバー50によってメインコネクタ120が被覆されるとともに、基板ケース10(裏ケース30)とコネクタカバー50を固定しているネジにアクセス不能となるものである。なお、メインコネクタ120に接続されるメインハーネスは、コネクタカバー50の背面と裏ケース30の正面側端部との隙間からケース外に導出される。
さらに、コネクタカバー50の背面側端部には、背面側に向かって突設されたロック片52が設けられている。ロック片52は、移動阻止部であって、液晶ケース90に取り付けたサブ基板ケース10にコネクタカバー50を装着すると、図10(A)及び図11(A)に示すように、ヒンジ部の軸受け部93の下側に位置するように形成されている。また、ロック片52は、図11(B)に示すように、サブ基板ケース10をヒンジ部を中心に回動させた場合でも、軸受け部93の下側の位置を保つようになっている。すなわち、ロック片52は、サブ基板ケースユニット7Bの回動を妨げることなく、軸受け部93に当接又は近接して、サブ基板ケースユニット7Bのヒンジ解除方向(本実施の形態では上方向)への移動を阻止することができるように形成されている。そして、コネクタカバー50を装着することにより、軸受け部93がロック片52とヒンジ軸32の突部32Bに挟持されたかたちとなり、ヒンジ軸32の軸部32Aを軸受け部93の軸孔93Aから抜き出すことができなくなる。このため、コネクタカバー50が装着された状態では、サブ基板ケースユニット7Bをヒンジ解除方向に移動させることができず、その結果、サブ基板ケースユニット7Bを液晶ケース90から取り外すことが不能となる。
[サブ基板ケースユニット7Bの装着及び点検]
上記構成を有するサブ基板ケースユニット7Bを液晶ケース90に取り付ける場合には、コネクタカバー50を取り付けていない状態で、裏ケース30のヒンジ軸32を液晶ケース90の軸受けに係止させる。そして、図12に示すように、留め具95を上方に回動させた状態で、裏ケース30の裏面と液晶ケース90の表面板91とを合わせるようにサブ基板ケースユニット7Bを回動させる。このとき、裏ケース30の係止突起33が液晶ケース90の係止凹部94に嵌入する。係止突起33を完全に係止凹部94内に嵌め込むと、裏ケース30の裏面と液晶ケース90の表面板91が当接又は近接して平行状態になる。このとき、裏ケース30の固定部35と液晶ケース90の表面板91のネジ孔91Aが合致するので、固定ネジにより固定する。そして、留め具95を下方に回動させて、係止片97に係止させる(図5参照)。これにより、サブ基板ケースユニット7Bの反ヒンジ側の端部が固定されるとともに、前ケース20のコネクタ開口24が被覆され、サブコネクタ140の接続部が覆われる。さらに、コネクタカバー50を装着し、封止カバー41を固定することにより、メインコネクタ120の接続部がアクセス不能に被覆され、かつ、ロック片52によりヒンジ部が取り外し不能にロックされる。サブ基板ケースユニット7Bを液晶ケース90から取り外すには、封止カバー41を破壊してコネクタカバー50を取り外すか、ヒンジ部を破壊しなければならず、いずれの場合にも不正な取り外しの痕跡が残る。
サブ基板ケースユニット7Bの裏面を点検する場合には、係止片97を押し下げて留め具95との係止を解除し、留め具95を上方に回動させる。そして、固定部35を固定しているネジを外し、サブ基板ケースユニット7Bを、裏ケース30の裏面と液晶ケース90の表面板91が離れる方向に回動させる。前述したように、裏ケース30の裏面からは、サブメイン基板110Aの裏面を視認することができ、不正な部品等が取り付けられている場合には一目で確認することができる。
[第1実施形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、サブ基板ケースユニット7Bがヒンジを介して固定ベースである液晶ケース90に取り付けられているので、サブ基板ケースユニット7Bを回動させることによりその裏面側を視認することができ、サブ基板110の裏側への不正基板や不正部品の取付を発見しやすくなった。そして、サブ基板110の裏側を視認可能とするために金属製のシールド板60に開口部61を設けたことによるシールド効果の減衰を、導電性透明フィルム70を用いることで解消することができる。
また、ヒンジ部にかかる負荷を減らすために、サブ基板ケース10の裏ケース30に設けた係止突起33と、液晶ケース90の表面板91に設けた係止凹部94とを係合させるようにしている。これにより、サブ基板ケースユニット7Bの重量によるヒンジ部の破損を防止できるとともに、サブ基板ケースユニット7Bと液晶ケース90との固定を強固にすることができる。なお、裏ケース30に凹部を設け、液晶ケース90の表面板91に突起を設けてもよい。そして、サブ基板ケース10の反ヒンジ側の端部は、留め具95により係止されるが、この留め具95により、サブコネクタ140の接続部を保護することができる。そして、メインコネクタ120を保護するためのコネクタカバー50に、ヒンジ部のロックとしての機能を持たせることにより、単一の部品で、メインコネクタ120の不正な抜き差しに加えて、サブ基板ケースユニット7Bの不正な取り外しをも防止することができる。
[サブ基板ケースユニットの変形例]
上述の第1実施形態において、前ケース20の一部に切欠部22を設けてサブ基板ケース10におけるコネクタ接続用の開口部を形成していたが、コネクタ接続用の開口部は、ヒンジ部の近傍に位置していれば、前ケース20の正面板21に設けられた開口部でもよく、前ケース20又は裏ケース30の側面板に設けられた開口部であってもよい。
また、サブ基板ケース10にコネクタカバー50を装着すると、ロック片52が軸受け部93の下方に位置して、ヒンジ軸32の軸部32Aが軸受け部93の軸孔93Aから抜けなくなるように形成してあったが、ロック片52の機能は、そのようなものに限られない。例えば、ヒンジの構造が、下側に位置する軸部32Aを下側に位置する軸受け部93の軸孔93Aに上側から差し込み、上側に位置する軸部32Aを上側に位置する軸受け部93の軸孔93Aに下側から差し込む構造となっている場合には、コネクタカバー50の装着時に、ロック片52が軸受け部93の上方に位置するようにして、ヒンジ軸32の軸部32Aが軸受け部93の軸孔93Aから抜けなくなるようにすることができる。そして、ロック片52の形状も、図示したものに限られず、ヒンジ部の形状に応じて、適宜変更可能である。要は、サブ基板ケース10にコネクタカバー50を装着することによって、コネクタカバー50の一部がヒンジ部の一部に当接可能となり、サブ基板ケースユニット7Bの回動を阻害することなく、サブ基板ケースユニット7Bのヒンジ係合解除方向への移動を阻止できるように形成されていればよい。
また、上述の第1実施形態において、液晶ケース90に設けた留め具95によってサブ基板ケースユニット7Bの反ヒンジ側を固定するようにしてあったが、図13に示すように、サブ基板ケース10の裏ケース30の側面に液晶ケース90との固定部35を設けるとともに、液晶ケース90の表面板91には固定部35と対応する位置に固定部98を設け、双方の固定部35,98をカシメピン45で固定するようにしてもよい。このように形成した場合には、サブ基板ケースユニット7Bを取り外す場合やサブ基板ケースユニット7Bの裏面を確認する場合、カシメピン45の頭部を破壊してカシメピン45を取り外さないとならないので、不正な取り外しの場合には痕跡が残る。また、図13に示すように、サブ基板ケース10に冷却用のファン25を設けてもよい。
また、上述の第1実施形態において、演出ROM基板150は、画像ROM152が第1カバー部25Aの内側に収容されるように配置されてもよい。これにより、前ケース20の内面は、演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)と対向する部分(第1カバー部25A)において凹んで画像ROM152を覆うように形成される。そのため、仮に、サブ基板ケース10に不正な変形力が加えられて前ケース20と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第1カバー部25Aによって画像ROM152が覆われるため、前ケース20と裏ケース30の隙間から画像ROM152に不正にアクセスされるのを防止することができる。またこのとき、第1ブラケット部材154が演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)とサブサブ基板110Bとの間隙部を囲むように形成されることで、前ケース20と裏ケース30の隙間から演出ROM基板150の裏面側に不正にアクセスされるのを防止することができる。
また、上述の第1実施形態において、音声基板155は、サウンドIC157及びサウンドROM158が第2カバー部25Bの内側に収容されるように配置されてもよい。これにより、前ケース20の内面は、音声基板155(音声プリント基板156)と対向する部分(第2カバー部25B)において凹んでサウンドIC157及びサウンドROM158を覆うように形成される。そのため、仮に、サブ基板ケース10に不正な変形力が加えられて前ケース20と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第2カバー部25BによってサウンドIC157及びサウンドROM158が覆われるため、前ケース20と裏ケース30の隙間からサウンドIC157およびサウンドROM158に不正にアクセスされるのを防止することができる。またこのとき、第2ブラケット部材160が音声基板155(音声プリント基板156)とサブサブ基板110Bとの間隙部を囲むように形成されることで、前ケース20と裏ケース30の隙間から音声基板155の裏面側に不正にアクセスされるのを防止することができる。また、音声基板155(音声プリント基板156)に、サウンドROM158とともにサウンドIC157が設けられることで、仮に、スロットマシン1の(音声)仕様に応じてサウンドIC157を交換する必要が生じた場合に、音声基板155のみを交換すればよく、サブ基板110ごと交換する必要がないことから、各制御基板の交換コストを抑えることが可能である。
[サブ基板の回路構成]
なお、サブ基板110は上述の実施形態に限られるものではないが、サブ基板110の回路構成について、図14を参照しながら説明する。前述したように、サブ基板110として、サブメイン基板110Aと、サブサブ基板110Bの2つの基板が設けられている。
サブメイン基板110Aは、CPU、ROM、RAM等の電子部品(電子素子)と、前述した接続コネクタ130及びメインコネクタ120等の電気部品と、これらが実装されるサブメインプリント基板111(図3を参照)とから構成される。サブメイン基板110Aには、接続コネクタ130,131を介してサブサブ基板110Bが電気的に接続され、メインコネクタ120を介してメイン基板100が電気的に接続される。また、サブメイン基板110Aには、不図示の接続コネクタを介して、スピーカ9Bと、電源基板160と、各種ランプ基板165とが電気的に接続される。サブメイン基板110Aは、電子部品として、サブメインCPU112と、拡張ワークRAM113と、プログラムROM114Aと、デジタルアンプ115とを有している。
サブメインCPU112は、不図示のワークRAMを内蔵している。サブメインCPU112には、拡張ワークRAM113及びプログラムROM114Aなどが電気的に接続される。拡張ワークRAM113には、不図示のバックアップ電池からバックアップ用の電力が供給されるようになっている。プログラムROM114Aには、所定の制御プログラムが記憶されている。サブメインCPU112は、プログラムROM114Aに記憶された制御プログラムに基づいて処理を行う。例えば、サブメインCPU112は、メイン基板100からの出力情報(コマンドデータ)に基づいて、演出抽選など演出決定処理を行い、演出に応じた(ランプ9Aなどの)発光制御信号を各種ランプ基板165に出力する。デジタルアンプ115は、音声基板155から出力された音声信号を増幅してスピーカ9Bに出力する。
なお、プログラムROM114Aに記憶されるデータとアドレスの関係は、スロットマシン1ごとに変更可能に設定される。これにより、プログラムROM114Aの偽造が困難となるため、プログラムROM114Aに対する不正行為を防止することができる。また、図示を省略するが、サブメイン基板110Aには、時刻を計時するリアルタイムクロック(図示せず)、電源基板160からサブ基板110への供給電圧が所定の電圧値より低いか否かを検出する電断検出回路(図示せず)、リアルタイムクロック(図示せず)の計時終了時に割り込み処理を行うRTC割り込み回路(図示せず)、デジタルアンプ115の異常を検出して割り込み処理を行うアンプ異常検出回路(図示せず)、電源投入直後にリセット信号を出力するリセットIC(図示せず)などが設けられている。
サブサブ基板110Bは、CPU、ROM、RAM等の電子部品(電子素子)と、前述した接続コネクタ131及びサブコネクタ140等の電気部品と、これらが実装されるサブサブプリント基板116(図3を参照)とから構成される。サブサブ基板110Bには、接続コネクタ130,131を介してサブメイン基板110Aが電気的に接続され、サブコネクタ140及び画像表示接続基板170を介して液晶表示装置80が電気的に接続される。また、サブサブ基板110Bには、不図示の基板接続コネクタを介して、演出ROM基板150と、音声基板155とが電気的に接続される。サブサブ基板110Bは、電子部品として、サブサブCPU117と、VRAM(Video RAM)118と、VDP(Video Display Processor)119と、プログラムROM114Bとを有している。
サブサブCPU117は、不図示のワークRAMを内蔵している。サブサブCPU117には、VRAM118及びVDP119と、プログラムROM114Bなどが電気的に接続される。プログラムROM114Bには、所定の制御プログラムが記憶されている。サブサブCPU117は、プログラムROM114Bに記憶された制御プログラムに基づいて処理を行う。例えば、サブサブCPU117は、サブメインCPU112において決定された演出態様に基づいて、演出に応じた画像制御信号をVDP119に出力し、演出に応じた音声制御信号を音声基板155に出力する。
VDP119には、VRAM118及び演出ROM基板150が電気的に接続される。VDP119は、サブサブCPU117からの画像制御信号に応じて、画像表示接続基板170に画像信号(ビデオ信号)を出力する。画像表示接続基板170には、サブサブ基板110B及び液晶表示装置80が電気的に接続される。画像表示接続基板170は、サブサブ基板110Bから出力された画像信号(LVDS信号)の信号波形をLVDSリピータ(図示せず)により望ましい信号波形に整形し、液晶表示装置80に出力する。
音声基板155のサウンドIC157は、サブサブ基板110Bからの音声制御信号に応じて、サブサブ基板110Bに音声信号(オーディオ信号)を出力する。音声基板155からサブサブ基板110Bに出力された音声信号は、サブメイン基板110Aのデジタルアンプ115に送信される。前述したように、デジタルアンプ115は、音声基板155のサウンドIC157から出力された音声信号を増幅してスピーカ9Bに出力する。
なお、サブメイン基板110A及びサブサブ基板110Bのうち、サブサブ基板110B(及び、演出ROM基板150と音声基板155)については、スロットマシン1以外の遊技機(例えば、パチンコ機)においても使用可能に構成されている。このように、サブサブ基板110B(及び、演出ROM基板150と音声基板155)の共用化を図ることにより、製造コストの削減が期待できる。また、サブサブ基板110Bには、サブサブ基板110Bの表面上に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)を介して、演出ROM基板150及び音声基板155が電気的に接続されている。これにより、画像ROM152の容量変更やサウンドIC157の仕様変更に応じて、演出ROM基板150及び音声基板155を容易に交換することが可能となり、スロットマシン1の仕様に応じて使用する電子部品(電子素子)を容易に変更することができる。
[サブ基板ケースユニットの第2実施形態]
次に、サブ基板ケースユニットの第2実施形態について、図15〜図18を参照しながら説明する。なお、第2実施形態のサブ基板ケースユニット207は、サブ基板および前ケースを除いて第1実施形態と同様の構成であり、各部に第1実施形態の場合と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。第2実施形態のサブ基板ケースユニット207は、図15及び図16に示すように、液晶ケース90(液晶ユニット9C)に設けられ、サブ基板ケース210と、サブ基板ケース210の内部に収納されるサブ基板260及びシールド板60とから構成される。
[サブ基板260及びシールド板60]
図17に示すように、サブ基板260は、サブメイン基板260Aと、サブサブ基板260Bとから構成される。サブメイン基板260Aは、メイン基板100からの出力情報(コマンドデータ)に基づいて、演出抽選など演出決定処理を行う。サブサブ基板260Bは、サブメイン基板260Aからの出力コマンドに基づいて、液晶表示装置80などの演出装置9を作動させる演出制御処理を行う。
サブメイン基板260Aは、CPU、ROM、RAM等の電子部品(電子素子)と、接続コネクタ263及びメインコネクタ264等の電気部品と、これらが実装されるサブメインプリント基板261及びサブROMプリント基板271とから構成される。サブメインプリント基板261の右隅には、ネジ281が挿通される円形の第1ネジ挿通孔261Aが形成される。サブメインプリント基板261の左隅には、ネジ281が挿通される半円形のネジ逃げ部261Bが形成される。サブメインプリント基板261の中央部には、円形の第1係合穴262A及び第2ネジ挿通孔262Bが形成される。
接続コネクタ263は、サブメインプリント基板261の表面側左中央部に設けられ、サブサブ基板260Bの接続コネクタ268と嵌合接続されて、サブメイン基板260Aにサブサブ基板260Bが電気的に接続される。メインコネクタ264は、サブメインプリント基板261の表面側右上部に設けられ、メイン基板100(図2参照)とサブ基板260とを繋ぐメインハーネスのコネクタ(図示せず)と嵌合接続されて、サブメイン基板260Aにメイン基板100が電気的に接続される。なお、サブメイン基板260Aには、第1実施形態と同様に、不図示の接続コネクタを介して、スピーカ9Bと、電源基板160と、各種ランプ基板165とが電気的に接続される。
また、サブメインプリント基板261の表面側中央部には、基板接続コネクタ265が設けられる。基板接続コネクタ265は、サブROMプリント基板271の裏面側に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)と嵌合接続されて、サブメインプリント基板261にサブROMプリント基板271が電気的に接続されるようになっている。サブROMプリント基板271は、サブメインプリント基板261よりも小さくて、第3ブラケット部材275によりサブメインプリント基板261から離れて略平行に支持されており、サブROMプリント基板271とサブメインプリント基板261との間隙部に設けられた基板接続コネクタ265が第3ブラケット部材275に覆われるようになっている。サブROMプリント基板271の左右中央部には、円形の第2係合穴271Aが形成される。また、サブROMプリント基板271の左右下部には、ネジ282が挿通される円形のネジ挿通孔271Bが形成される。
第3ブラケット部材275は、樹脂材料を用いてブロック状に形成される。第3ブラケット部材275の中央部には、基板接続コネクタ265が挿入されるコネクタ挿入孔276が形成される。第3ブラケット部材275の裏面側には、サブメインプリント基板261の第1係合穴262Aと係合可能な第1係合ピン277Aが形成される。第3ブラケット部材275の表面側には、サブROMプリント基板271の第2係合穴271Aと係合可能な第2係合ピン277Bが形成される。第3ブラケット部材275の左右下部には、ネジ282が挿通される円形のネジ挿通孔278が形成される。
第3ブラケット部材275の第2係合ピン277BをサブROMプリント基板271の第2係合穴271Aに係合させた状態で、ネジ282をサブROMプリント基板271のネジ挿通孔271Bと第3ブラケット部材275のネジ挿通孔278に挿通させて、不図示のロックナット等によりネジ固定することにより、サブROMプリント基板271が第3ブラケット部材275に取り付けられる。また、第3ブラケット部材275の第1係合ピン277Aをサブメインプリント基板261の第1係合穴262Aに係合させて、サブメインプリント基板261の基板接続コネクタ265とサブROMプリント基板271の基板接続コネクタ(図示せず)とを嵌合接続させることにより、サブROMプリント基板271が第3ブラケット部材275を介してサブメインプリント基板261に取り付けられる。
サブメイン基板260Aは、電子部品として、サブメインプリント基板261に設けられたサブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115(図14を参照)と、サブROMプリント基板271に設けられたプログラムROM274とを有している。サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115は、第1実施形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。プログラムROM274は、サブROMプリント基板271の表面に設けられたチップソケット272に取り付けられる。なお、サブROMプリント基板271とプログラムROM274によりサブROM基板270が構成される。
サブサブ基板260Bは、CPU、ROM、RAM等の電子部品(電子素子)と、接続コネクタ268及びサブコネクタ269等の電気部品と、これらが実装されるサブサブプリント基板266とから構成される。サブサブプリント基板266の左隅には、ネジ281が挿通される円形のネジ挿通孔266Aが形成される。サブサブプリント基板266の右隅には、ネジ281が挿通される半円形のネジ逃げ部266Bが形成される。
接続コネクタ268は、サブサブプリント基板266の表面側右中央部に設けられ、サブメイン基板260Aの接続コネクタ263と嵌合接続される。サブコネクタ269は、サブサブプリント基板266の表面側左中央部に設けられ、画像表示接続基板170(図14参照)とサブ基板260とを繋ぐサブハーネスのコネクタ(図示せず)と嵌合接続されて、サブサブ基板260Bに画像表示接続基板170が電気的に接続される。なお、サブサブ基板260Bには、第1実施形態と同様に、不図示の基板接続コネクタを介して、演出ROM基板150と、音声基板155とが電気的に接続される。また、サブサブ基板260Bは、第1実施形態と同様に、電子部品として、サブサブCPU117と、VRAM118と、VDP119と、プログラムROM114Bとを有している(図14を参照)。
また、サブサブ基板260Bの表面上に、演出ROM基板150および音声基板155が略平行に取り付けられてサブサブ基板260Bと電気的に接続されており、演出ROM基板150及び音声基板155がサブ基板260とともにサブ基板ケース210の内部に収納されるようになっている。演出ROM基板150は、第1実施形態と同様に、画像ROM152と、演出ROMプリント基板151とを有して構成される。また、演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)は、第1ブラケット部材154によりサブサブ基板260B(サブサブプリント基板266)から離れて略平行に支持されており、演出ROM基板150とサブサブ基板260Bとの間隙部に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)が第1ブラケット部材154に覆われるようになっている。なお、画像ROM152は、演出ROMプリント基板151の表面に設けられたチップソケット153に取り付けられる。
音声基板155は、第1実施形態と同様に、サウンドIC157と、サウンドROM158と、音声プリント基板156とを有して構成される。また、音声基板155(音声プリント基板156)は、第2ブラケット部材160によりサブサブ基板260B(サブサブプリント基板266)から離れて略平行に支持されており、音声基板155とサブサブ基板260Bとの間隙部に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)が第2ブラケット部材160に覆われるようになっている。なお、サウンドIC157は、半田付け等により音声プリント基板156の表面に直接取り付けられ、サウンドROM158は、音声プリント基板156の表面に設けられたチップソケット159に取り付けられる。
第2実施形態のシールド板60は、第1実施形態と同様に、サブ基板260を装着して裏ケース30に固定される。また、第2実施形態のシールド板60には、第1実施形態と同様に、導電性透明フィルム70(図15〜図18では図示せず)が設置される。
サブ基板260は、サブメイン基板260Aとサブサブ基板260Bとが連結された状態でシールド板60に嵌め込まれ、導電性透明フィルム70を配置した裏ケース30の適位置にセットして、裏ケース30と前ケース220とをネジで固定することにより、シールド板60と一体でサブ基板ケース210の内部に固定される。そして、サブ基板260に接続される外部コネクタ(メインコネクタ264やサブコネクタ269に接続されるコネクタ)がアース線の役割を果たし、サブ基板260の除電が行われる。
[サブ基板ケース210]
サブ基板ケース210は、図15及び図16に示すように、液晶ケース90の表面板91に取り付けられる裏ケース30と、裏ケース30の前面側に結合される前ケース220とを備え、前ケース220と裏ケース30とを結合させることにより、図15に示すような箱形に形成される。なお、図15に示す、裏ケース30、コネクタカバー50、及び封止カバー40,41は、第1実施形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
前ケース220は、図18に示すように、長方形状の正面板221と、正面板221の四辺に形成された側面板とを有し、背面側が開口する箱状を呈している。前ケース220の右上隅角部には、切欠部222が形成されており、この切欠部222には、コネクタカバー50が装着される。切欠部222は、サブメイン基板260Aのメインコネクタ264にメインハーネス(図示せず)を接続可能とするためのものであり、前ケース220と裏ケース30とを結合させたときに、サブ基板ケース210の正面右上隅角部に開口部が形成されるものとなる。また、図15に示すように、前ケース220の正面板221には、複数の凹部223が形成されており、各凹部223の凹底部にはネジ挿通孔223A(図18を参照)が形成されている。ネジ挿通孔223Aは、前ケース220と裏ケース30を適位置で合わせると、裏ケース30に設けられたネジ孔34と合致する位置に設けられている。さらに、前ケース220の左側端部には、コネクタ開口224が形成されている。コネクタ開口224は、サブサブ基板260Bのサブコネクタ269にサブハーネス(図示せず)を接続可能とするためのものである。
また、前ケース220の正面板221には、演出ROM基板150を覆う第1カバー部225Aと、音声基板155を覆う第2カバー部225Bと、サブROM基板270を覆う第3カバー部225Cが形成されている。第1カバー部225Aは、正面板221よりも前方に突出して形成されており、第1カバー部225Aの内面が正面板221の内面より凹んで演出ROM基板150と対向するようになっている。第2カバー部225Bは、正面板221よりも前方に突出して形成されており、第2カバー部225Bの内面が正面板221の内面より凹んで音声基板155と対向するようになっている。
第3カバー部225Cは、正面板221よりも前方に突出して形成されており、第3カバー部225Cの内面が正面板221の内面より凹んでサブROM基板270のプログラムROM274を覆うようになっている。第3カバー部225Cの内部には、サブROMプリント基板271の表面から第3カバー部225Cの内面に延びて繋がり、プログラムROM274を囲む第1囲い部226Aが形成される。第3カバー部225Cの周部には、サブメインプリント基板261の表面から正面板221の内面に延びて繋がり、サブROMプリント基板271及び第3ブラケット部材275を囲む第2囲い部226Bが形成される。
前ケース220と裏ケース30とは、シールド板60及びサブ基板260を収納した状態で、前ケース220のネジ挿通孔223Aと裏ケース30のネジ孔34(図15〜図18では図示せず)を合わせて図示しないネジを螺合して固定することにより、シールド板60及びサブ基板260と一体的に結合される。なお、前述したように、サブ基板260においても、サブメインプリント基板261の右隅(下側)に形成された第1ネジ挿通孔261A、サブサブプリント基板266の左隅に形成されたネジ挿通孔266Aなどが設けられている。そして、ネジ固定した後、さらに、前ケース220の凹部223に封止カバー40を嵌入させることにより、第1実施形態と同様に開封不能に封止される。
また、コネクタカバー50は、第1実施形態と同様に、不図示のネジを用いて基板ケース210に固定される。さらに、コネクタカバー50の凹部51に封止カバー41を陥入させることにより、第1実施形態と同様に、コネクタカバー50が基板ケース210に取り外し不能に固定される。これにより、コネクタカバー50によってサブメイン基板260Aのメインコネクタ264が被覆され、基板ケース210(裏ケース30)にコネクタカバー50を固定しているネジ(図示せず)にもアクセス不能となる。
[サブ基板ケースユニット207の装着及び点検]
第2実施形態のサブ基板ケースユニット207は、第1実施形態と同様にして液晶ケース90に回動自在に取り付けられる。そして、第1実施形態と同様に、液晶ケース90に設けられた留め具95を下方に回動させて係止片97(図15〜図18では図示せず)に係止させることにより、図15に示すように、サブ基板ケースユニット207の反ヒンジ側の端部が固定されるとともに、前ケース220のコネクタ開口224が覆われて、サブサブ基板260Bのサブコネクタ269が被覆される。
さらに、コネクタカバー50を基板ケース210に取り付けて不図示のネジで固定し、コネクタカバー50の凹部51に封止カバー41を陥入させることにより、サブメイン基板260Aのメインコネクタ264がアクセス不能に被覆され、かつ、サブ基板ケースユニット207のヒンジ部が取り外し不能にロックされる。サブ基板ケースユニット207を液晶ケース90から取り外すには、封止カバー41を破壊してコネクタカバー50を取り外すか、ヒンジ部を破壊しなければならず、いずれの場合にも不正な取り外しの痕跡が残る。
サブ基板ケースユニット207の裏面を点検する場合には、第1実施形態と同様に、係止片97を押し下げて留め具95との係止を解除し、留め具95を上方に回動させる。そして、第1実施形態と同様に、サブ基板ケースユニット207を液晶ケース90の表面板91から離れる方向に回動させる。これにより、裏ケース30の裏面からは、サブメイン基板260Aの裏面を視認することができ、不正な部品等が取り付けられている場合には一目で確認することができる。
[第2実施形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、サブ基板ケースユニット207がヒンジを介して固定ベースである液晶ケース90に取り付けられているので、サブ基板ケースユニット207を回動させることによりその裏面側を視認することができ、サブ基板260の裏側への不正基板や不正部品の取付を発見しやすくなった。そして、サブ基板260の裏側を視認可能とするために金属製のシールド板60に開口部61を設けたことによるシールド効果の減衰を、導電性透明フィルム70を用いることで解消することができる。
また、サブ基板ケース210の裏ケース30が第1実施形態と同様の構成であるため、第1実施形態と同様、サブ基板ケースユニット207の重量によるヒンジ部の破損を防止できるとともに、サブ基板ケースユニット207と液晶ケース90との固定を強固にすることができる。また、サブ基板ケース210の反ヒンジ側の端部は、留め具95により係止されるが、この留め具95により、サブサブ基板260Bのサブコネクタ269を保護することができる。また、コネクタカバー50が第1実施形態と同様の構成であるため、第1実施形態と同様、単一の部品で、サブメイン基板260Aのメインコネクタ264の不正な抜き差しに加えて、サブ基板ケースユニット207の不正な取り外しをも防止することができる。
また、前ケース220の内面は、サブROMプリント基板271と対向する部分(第3カバー部225C)において凹んでプログラムROM274を覆うように形成されている。そのため、仮に、サブ基板ケース210に不正な変形力が加えられて前ケース220と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第3カバー部225CによってプログラムROM274が覆われるため、前ケース220と裏ケース30の隙間からプログラムROM274に不正にアクセスされるのを防止することができる。また、前ケース220の内面にプログラムROM274を囲む第1囲い部226Aが設けられることで、前ケース220と裏ケース30の隙間からプログラムROM274に不正にアクセスされるのをより確実に防止することができる。また、第3ブラケット部材275がサブROMプリント基板271とサブメインプリント基板261との間隙部を囲むように形成されることで、前ケース220と裏ケース30の隙間からサブROMプリント基板271の裏面側に不正にアクセスされるのを防止することができる。
[サブ基板ケースユニットの変形例]
上述の第2実施形態において、サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115が、サブメインプリント基板261に設けられているが、これに限られるものではなく、サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115のうち少なくともいずれかが、サブROMプリント基板271に設けられるようにしてもよい。サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115など、サブ基板260において相対的に交換が必要となりやすい(壊れやすい)電子素子がサブROMプリント基板271に設けられることで、仮に、このような電子素子を交換する必要が生じた場合に、交換する電子素子が設けられたROMプリント基板271のみを交換すればよく、サブ基板260ごと交換する必要がないことから、各制御基板の交換コストを抑えることが可能である。
また、上述の第2実施形態において、演出ROM基板150は、画像ROM152が第1カバー部225Aの内側に収容されるように配置されてもよい。これにより、前ケース220の内面は、演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)と対向する部分(第1カバー部225A)において凹んで画像ROM152を覆うように形成される。そのため、仮に、サブ基板ケース210に不正な変形力が加えられて前ケース220と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第1カバー部225Aによって画像ROM152が覆われるため、前ケース220と裏ケース30の隙間から画像ROM152に不正にアクセスされるのを防止することができる。またこのとき、第1ブラケット部材154が演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)とサブサブ基板260B(サブサブプリント基板266)との間隙部を囲むように形成されることで、前ケース220と裏ケース30の隙間から演出ROM基板150の裏面側に不正にアクセスされるのを防止することができる。
なおこの場合、上述の第2実施形態と同様、第1カバー部225Aの内部に、演出ROMプリント基板151の表面から第1カバー部225Aの内面に延びて繋がり、画像ROM152を囲む第1囲い部(図示せず)が形成されてもよい。また、第1カバー部225Aの周部に、サブサブプリント基板266の表面から正面板221の内面に延びて繋がり、演出ROMプリント基板151及び第1ブラケット部材154を囲む第2囲い部(図示せず)が形成されてもよい。これにより、前ケース220と裏ケース30の隙間から画像ROM152に不正にアクセスされるのをより確実に防止することができる。
また、上述の第2実施形態において、音声基板155は、サウンドIC157及びサウンドROM158が第2カバー部225Bの内側に収容されるように配置されてもよい。これにより、前ケース220の内面は、音声基板155(音声プリント基板156)と対向する部分(第2カバー部225B)において凹んでサウンドIC157及びサウンドROM158を覆うように形成される。そのため、仮に、サブ基板ケース210に不正な変形力が加えられて前ケース220と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第2カバー部225BによってサウンドIC157及びサウンドROM158が覆われるため、前ケース220と裏ケース30の隙間からサウンドIC157およびサウンドROM158に不正にアクセスされるのを防止することができる。またこのとき、第2ブラケット部材160が音声基板155(音声プリント基板156)とサブサブ基板260B(サブサブプリント基板266)との間隙部を囲むように形成されることで、前ケース220と裏ケース30の隙間から音声基板155の裏面側に不正にアクセスされるのを防止することができる。また、音声基板155(音声プリント基板156)に、サウンドROM158とともにサウンドIC157が設けられることで、仮に、スロットマシン1の(音声)仕様に応じてサウンドIC157を交換する必要が生じた場合に、音声基板155のみを交換すればよく、サブ基板260ごと交換する必要がないことから、各制御基板の交換コストを抑えることが可能である。
なおこの場合、上述の第2実施形態と同様、第2カバー部225Bの内部に、音声プリント基板156の表面から第2カバー部225Bの内面に延びて繋がり、サウンドROM158を囲む第1囲い部(図示せず)が形成されてもよい。また、第2カバー部225Bの周部に、サブサブプリント基板266の表面から正面板221の内面に延びて繋がり、音声プリント基板156及び第2ブラケット部材160を囲む第2囲い部(図示せず)が形成されてもよい。これにより、前ケース220と裏ケース30の隙間からサウンドROM158に不正にアクセスされるのをより確実に防止することができる。
また、上述の第2実施形態において、サブサブ基板260BのプログラムROM114Bは、サブメイン基板260AのプログラムROM274と同様に、サブサブプリント基板266の表面上に略平行に離れてブラケット部材(図示せず)に支持されたサブROMプリント基板(図示せず)に設けられ、前ケース220の正面板221に前方に突出して形成されたカバー部(図示せず)に覆われるようにしてもよい。またこの場合、サブメイン基板260AのプログラムROM274と同様に、第1囲い部(図示せず)及び第2囲い部(図示せず)が形成されてもよい。これにより、サブメイン基板260AのプログラムROM274の場合と同様の効果を得ることができる。
また、上述の第2実施形態において、前ケース220の第1〜第3カバー部225A〜225Cが正面板221に前方に突出して形成されているが、これに限られるものではなく、第1〜第3カバー部を含む正面板の外面が平面状で、第1〜第3カバー部の内面が正面板の内面より凹むように(すなわち、正面板の厚さが少なくとも第3カバー部においてプログラムROM274を収容可能に薄くなるように)形成されてもよい。
また、上述の第2実施形態において、前ケース220の一部に切欠部222を設けてサブ基板ケース210におけるコネクタ接続用の開口部を形成していたが、コネクタ接続用の開口部は、第1実施形態と同様に、ヒンジ部の近傍に位置していればよい。また、コネクタカバー50のロック片52についても、第1実施形態と同様に、ヒンジ部の形状に応じて、適宜変更可能である。すなわち、サブ基板ケース210にコネクタカバー50を装着することによって、コネクタカバー50の一部がヒンジ部の一部に当接可能となり、サブ基板ケースユニット207の回動を阻害することなく、サブ基板ケースユニット207のヒンジ係合解除方向への移動を阻止できるように形成されていればよい。
また、上述の第2実施形態において、液晶ケース90に設けた留め具95によってサブ基板ケースユニット207の反ヒンジ側を固定するようにしてあったが、第1実施形態と同様に、裏ケース30の側面に固定部35を設けるとともに、液晶ケース90の表面板91に固定部98を設け、双方の固定部35,98をカシメピン45で固定するようにしてもよい(図13を参照)。また、第1実施形態と同様に、サブ基板ケース210に冷却用のファン25を設けてもよい(図13を参照)。
[サブ基板ケースユニットの第3実施形態]
次に、サブ基板ケースユニットの第3実施形態について、図19〜図21を参照しながら説明する。なお、第3実施形態のサブ基板ケースユニット307は、サブ基板および前ケースを除いて第1実施形態と同様の構成であり、各部に第1実施形態の場合と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。第3実施形態のサブ基板ケースユニット307は、図19及び図20に示すように、液晶ケース90(液晶ユニット9C)に設けられ、サブ基板ケース310と、サブ基板ケース310の内部に収納されるサブ基板360及びシールド板60とから構成される。
[サブ基板360及びシールド板60]
図21に示すように、サブ基板360は、サブメイン基板360Aと、サブサブ基板360Bとから構成される。サブメイン基板360Aは、メイン基板100からの出力情報(コマンドデータ)に基づいて、演出抽選など演出決定処理を行う。サブサブ基板360Bは、サブメイン基板360Aからの出力コマンドに基づいて、液晶表示装置80などの演出装置9を作動させる演出制御処理を行う。
サブメイン基板360Aは、CPU、ROM、RAM等の電子部品(電子素子)と、接続コネクタ363及びメインコネクタ364等の電気部品と、これらが実装されるサブメインプリント基板361及びサブROMプリント基板371とから構成される。サブメインプリント基板361の右隅には、ネジ381が挿通される円形のネジ挿通孔361Aが形成される。サブメインプリント基板361の左隅には、ネジ381が挿通される半円形のネジ逃げ部361Bが形成される。
接続コネクタ363は、サブメインプリント基板361の表面側左中央部に設けられ、サブサブ基板360Bの接続コネクタ368と嵌合接続されて、サブメイン基板360Aにサブサブ基板360Bが電気的に接続される。メインコネクタ364は、サブメインプリント基板361の表面側右上部に設けられ、メイン基板100(図2参照)とサブ基板360とを繋ぐメインハーネスのコネクタ(図示せず)と嵌合接続されて、サブメイン基板360Aにメイン基板100が電気的に接続される。なお、サブメイン基板360Aには、第1実施形態と同様に、不図示の接続コネクタを介して、スピーカ9Bと、電源基板160と、各種ランプ基板165とが電気的に接続される。
また、サブメインプリント基板361の表面側中央部には、支持コネクタ365が設けられる。支持コネクタ365は、サブROMプリント基板371の端部に設けられた接触端子371Aと接触嵌合して、サブメインプリント基板361にサブROMプリント基板371が電気的に接続されるようになっている。サブROMプリント基板371は、サブメインプリント基板361よりも小さくて、支持コネクタ365によりサブメインプリント基板361に対して略直角に延びるように支持される。
サブメイン基板260Aは、電子部品として、サブメインプリント基板261に設けられたサブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115(図14を参照)と、サブROMプリント基板371に設けられたプログラムROM374とを有している。サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115は、第1実施形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。プログラムROM374は、サブROMプリント基板371の表面に設けられたチップソケット372に取り付けられる。なお、サブROMプリント基板371とプログラムROM374によりサブROM基板370が構成される。
サブサブ基板360Bは、CPU、ROM、RAM等の電子部品(電子素子)と、接続コネクタ368及びサブコネクタ369等の電気部品と、これらが実装されるサブサブプリント基板366とから構成される。サブサブプリント基板366の左隅には、ネジ381が挿通される円形のネジ挿通孔366Aが形成される。サブサブプリント基板366の右隅には、ネジ381が挿通される半円形のネジ逃げ部366Bが形成される。
接続コネクタ368は、サブサブプリント基板366の表面側右中央部に設けられ、サブメイン基板360Aの接続コネクタ363と嵌合接続される。サブコネクタ369は、サブサブプリント基板366の表面側左中央部に設けられ、画像表示接続基板170(図14参照)とサブ基板360とを繋ぐサブハーネスのコネクタ(図示せず)と嵌合接続されて、サブサブ基板360Bに画像表示接続基板170が電気的に接続される。なお、サブサブ基板360Bには、第1実施形態と同様に、不図示の基板接続コネクタを介して、演出ROM基板150と、音声基板155とが電気的に接続される。また、サブサブ基板360Bは、第1実施形態と同様に、電子部品として、サブサブCPU117と、VRAM118と、VDP119と、プログラムROM114Bとを有している(図14を参照)。
また、サブサブ基板360Bの表面上に、演出ROM基板150および音声基板155が略平行に取り付けられてサブサブ基板360Bと電気的に接続されており、演出ROM基板150及び音声基板155がサブ基板360とともにサブ基板ケース310の内部に収納されるようになっている。演出ROM基板150は、第1実施形態と同様に、画像ROM152と、演出ROMプリント基板151とを有して構成される。また、演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)は、第1ブラケット部材154によりサブサブ基板360B(サブサブプリント基板366)から離れて略平行に支持されており、演出ROM基板150とサブサブ基板360Bとの間隙部に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)が第1ブラケット部材154に覆われるようになっている。なお、画像ROM152は、演出ROMプリント基板151の表面に設けられたチップソケット153に取り付けられる。
音声基板155は、第1実施形態と同様に、サウンドIC157と、サウンドROM158と、音声プリント基板156とを有して構成される。また、音声基板155(音声プリント基板156)は、第2ブラケット部材160によりサブサブ基板360B(サブサブプリント基板366)から離れて略平行に支持されており、音声基板155とサブサブ基板360Bとの間隙部に設けられた基板接続コネクタ(図示せず)が第2ブラケット部材160に覆われるようになっている。なお、サウンドIC157は、半田付け等により音声プリント基板156の表面に直接取り付けられ、サウンドROM158は、音声プリント基板156の表面に設けられたチップソケット159に取り付けられる。
第3実施形態のシールド板60は、第1実施形態と同様に、サブ基板360を装着して裏ケース30に固定される。また、第3実施形態のシールド板60には、第1実施形態と同様に、導電性透明フィルム70(図19〜図21では図示せず)が設置される。
サブ基板360は、サブメイン基板360Aとサブサブ基板360Bとが連結された状態でシールド板60に嵌め込まれ、導電性透明フィルム70を配置した裏ケース30の適位置にセットして、裏ケース30と前ケース320とをネジで固定することにより、シールド板60と一体でサブ基板ケース310の内部に固定される。そして、サブ基板360に接続される外部コネクタ(メインコネクタ364やサブコネクタ369に接続されるコネクタ)がアース線の役割を果たし、サブ基板360の除電が行われる。
[サブ基板ケース310]
サブ基板ケース310は、図19及び図20に示すように、液晶ケース90の表面板91に取り付けられる裏ケース30と、裏ケース30の前面側に結合される前ケース320とを備え、前ケース320と裏ケース30とを結合させることにより、図18に示すような箱形に形成される。なお、図19に示す、裏ケース30、コネクタカバー50、及び封止カバー40,41は、第1実施形態と同様の構成であり、詳細な説明を省略する。
前ケース320は、長方形状の正面板321と、正面板321の四辺に形成された側面板とを有し、背面側が開口する箱状を呈している。前ケース320の右上隅角部には、切欠部322が形成されており、この切欠部322には、コネクタカバー50が装着される。切欠部322は、サブメイン基板360Aのメインコネクタ364にメインハーネス(図示せず)を接続可能とするためのものであり、前ケース320と裏ケース30とを結合させたときに、サブ基板ケース310の正面右上隅角部に開口部が形成されるものとなる。また、前ケース320の正面板321には、複数の凹部323が形成されており、各凹部323の凹底部にはネジ挿通孔(図示せず)が形成されている。ネジ挿通孔(図示せず)は、前ケース320と裏ケース30を適位置で合わせると、裏ケース30に設けられたネジ孔34と合致する位置に設けられている。さらに、前ケース320の左側端部には、コネクタ開口324が形成されている。コネクタ開口324は、サブサブ基板360Bのサブコネクタ369にサブハーネス(図示せず)を接続可能とするためのものである。
また、前ケース320の正面板321には、演出ROM基板150を覆う第1カバー部325Aと、音声基板155を覆う第2カバー部325Bと、サブROM基板370を覆う第3カバー部325Cが形成されている。第1カバー部325Aは、正面板321よりも前方に突出して形成されており、第1カバー部325Aの内面が正面板321の内面より凹んで演出ROM基板150と対向するようになっている。第2カバー部325Bは、正面板321よりも前方に突出して形成されており、第2カバー部325Bの内面が正面板321の内面より凹んで音声基板155と対向するようになっている。
第3カバー部325Cは、正面板321よりも前方に突出して形成されており、第3カバー部325Cの内面が正面板321の内面より凹んでサブROM基板370(サブROMプリント基板271)を覆うようになっている。第3カバー部325Cの周部には、サブメインプリント基板361の表面から正面板321の内面に延びて繋がり、サブROMプリント基板271を囲む囲い部326が形成される。第3カバー部325Cの内部には、サブメインプリント基板361における接触端子371Aと反対側の端部を支持する基板支持部327が形成される。
前ケース320と裏ケース30とは、シールド板60及びサブ基板360を収納した状態で、前ケース320のネジ挿通孔(図示せず)と裏ケース30のネジ孔34(図19〜図21では図示せず)を合わせて図示しないネジを螺合して固定することにより、シールド板60及びサブ基板360と一体的に結合される。なお、前述したように、サブ基板360においても、サブメインプリント基板361の右隅(下側)に形成されたネジ挿通孔361A、サブサブプリント基板366の左隅に形成されたネジ挿通孔366Aなどが設けられている。そして、ネジ固定した後、さらに、前ケース320の凹部323に封止カバー40を嵌入させることにより、第1実施形態と同様に開封不能に封止される。
また、コネクタカバー50は、第1実施形態と同様に、不図示のネジを用いて基板ケース310に固定される。さらに、コネクタカバー50の凹部51に封止カバー41を陥入させることにより、第1実施形態と同様に、コネクタカバー50が基板ケース310に取り外し不能に固定される。これにより、コネクタカバー50によってサブメイン基板360Aのメインコネクタ364が被覆され、基板ケース310(裏ケース30)にコネクタカバー50を固定しているネジ(図示せず)にもアクセス不能となる。
[サブ基板ケースユニット307の装着及び点検]
第3実施形態のサブ基板ケースユニット307は、第1実施形態と同様にして液晶ケース90に回動自在に取り付けられる。そして、第1実施形態と同様に、液晶ケース90に設けられた留め具95を下方に回動させて係止片97(図19〜図21では図示せず)に係止させることにより、図19に示すように、サブ基板ケースユニット307の反ヒンジ側の端部が固定されるとともに、前ケース320のコネクタ開口324が覆われて、サブサブ基板360Bのサブコネクタ369が被覆される。
さらに、コネクタカバー50を基板ケース310に取り付けて不図示のネジで固定し、コネクタカバー50の凹部51に封止カバー41を陥入させることにより、サブメイン基板360Aのメインコネクタ364がアクセス不能に被覆され、かつ、サブ基板ケースユニット307のヒンジ部が取り外し不能にロックされる。サブ基板ケースユニット307を液晶ケース90から取り外すには、封止カバー41を破壊してコネクタカバー50を取り外すか、ヒンジ部を破壊しなければならず、いずれの場合にも不正な取り外しの痕跡が残る。
サブ基板ケースユニット307の裏面を点検する場合には、第1実施形態と同様に、係止片97を押し下げて留め具95との係止を解除し、留め具95を上方に回動させる。そして、第1実施形態と同様に、サブ基板ケースユニット307を液晶ケース90の表面板91から離れる方向に回動させる。これにより、裏ケース30の裏面からは、サブメイン基板360Aの裏面を視認することができ、不正な部品等が取り付けられている場合には一目で確認することができる。
[第3実施形態の効果]
以上のように、本実施形態によれば、サブ基板ケースユニット307がヒンジを介して固定ベースである液晶ケース90に取り付けられているので、サブ基板ケースユニット307を回動させることによりその裏面側を視認することができ、サブ基板360の裏側への不正基板や不正部品の取付を発見しやすくなった。そして、サブ基板360の裏側を視認可能とするために金属製のシールド板60に開口部61を設けたことによるシールド効果の減衰を、導電性透明フィルム70を用いることで解消することができる。
また、サブ基板ケース310の裏ケース30が第1実施形態と同様の構成であるため、第1実施形態と同様、サブ基板ケースユニット307の重量によるヒンジ部の破損を防止できるとともに、サブ基板ケースユニット307と液晶ケース90との固定を強固にすることができる。また、サブ基板ケース310の反ヒンジ側の端部は、留め具95により係止されるが、この留め具95により、サブサブ基板360Bのサブコネクタ369を保護することができる。また、コネクタカバー50が第1実施形態と同様の構成であるため、第1実施形態と同様、単一の部品で、サブメイン基板360Aのメインコネクタ364の不正な抜き差しに加えて、サブ基板ケースユニット307の不正な取り外しをも防止することができる。
また、前ケース320の内面は、サブROMプリント基板371と対向する部分(第3カバー部325C)において凹んでサブROMプリント基板371を覆うように形成されている。そのため、仮に、サブ基板ケース310に不正な変形力が加えられて前ケース320と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第3カバー部325CによってプログラムROM374が覆われるため、前ケース320と裏ケース30の隙間からプログラムROM374に不正にアクセスされるのを防止することができる。また、サブROMプリント基板371がサブメインプリント基板361の表面に略直角に延びるように設けられるため、サブROMプリント基板371の表面側に加えて裏面側を容易に視認することが可能であり、サブROMプリント基板371の裏面側における不正行為の痕跡を容易に発見することができる。また、前ケース320の内面にサブROMプリント基板371を囲む囲い部326が設けられることで、前ケース320と裏ケース30の隙間からプログラムROM374に不正にアクセスされるのをより確実に防止することができる。また、サブメインプリント基板361の表面に、サブROMプリント基板371の接触端子371Aと接触嵌合してサブROMプリント基板371を支持する支持コネクタ365が設けられることで、第2実施形態における第3ブラケット部材275のような支持部材を用いずに、少ない部品点数で、サブメインプリント基板361に対するサブROMプリント基板371の電気的な接続及び支持を行うことができる。
[サブ基板ケースユニットの変形例]
上述の第3実施形態において、サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115が、サブメインプリント基板361に設けられているが、これに限られるものではなく、サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115のうち少なくともいずれかが、サブROMプリント基板371に設けられるようにしてもよい。サブメインCPU112、拡張ワークRAM113、及びデジタルアンプ115など、サブ基板360において相対的に交換が必要となりやすい(壊れやすい)電子素子がサブROMプリント基板371に設けられることで、仮に、このような電子素子を交換する必要が生じた場合に、交換する電子素子が設けられたROMプリント基板371のみを交換すればよく、サブ基板360ごと交換する必要がないことから、各制御基板の交換コストを抑えることが可能である。
また、上述の第3実施形態において、演出ROM基板150は、演出ROMプリント基板151がサブサブプリント基板366の表面に略直角に延びるように設けられて第1カバー部325Aの内側に収容されるように配置されてもよい。これにより、前ケース320の内面は、演出ROM基板150(演出ROMプリント基板151)と対向する部分(第1カバー部325A)において凹んで演出ROMプリント基板151を覆うように形成される。そのため、仮に、サブ基板ケース310に不正な変形力が加えられて前ケース320と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第1カバー部325Aによって画像ROM152が覆われるため、前ケース320と裏ケース30の隙間から画像ROM152に不正にアクセスされるのを防止することができる。また、演出ROMプリント基板151がサブサブプリント基板366の表面に略直角に延びるように設けられるため、演出ROMプリント基板151の表面側に加えて裏面側を容易に視認することが可能であり、演出ROMプリント基板151の裏面側における不正行為の痕跡を容易に発見することができる。
なおこの場合、上述の第3実施形態と同様、第1カバー部325Aの周部に、サブサブプリント基板366の表面から正面板321の内面に延びて繋がり、演出ROMプリント基板151を囲む囲い部(図示せず)が形成されてもよい。これにより、前ケース320と裏ケース30の隙間から画像ROM152に不正にアクセスされるのをより確実に防止することができる。またこの場合、演出ROMプリント基板151の端部に接触端子(図示せず)が設けられ、サブサブプリント基板366の表面に演出ROMプリント基板151の接触端子と接触嵌合して演出ROMプリント基板151を支持する支持コネクタ(図示せず)が設けられるようにしてもよい。これにより、少ない部品点数で、サブサブプリント基板366に対する演出ROMプリント基板151の電気的な接続及び支持を行うことができる。
また、上述の第3実施形態において、音声基板155は、音声プリント基板156がサブサブプリント基板366の表面に略直角に延びるように設けられて第2カバー部325Bの内側に収容されるように配置されてもよい。これにより、前ケース320の内面は、音声基板155(音声プリント基板156)と対向する部分(第2カバー部325B)において凹んで音声プリント基板156を覆うように形成される。そのため、仮に、サブ基板ケース310に不正な変形力が加えられて前ケース320と裏ケース30に隙間が形成されたとしても、第2カバー部325BによってサウンドIC157及びサウンドROM158が覆われるため、前ケース320と裏ケース30の隙間からサウンドIC157およびサウンドROM158に不正にアクセスされるのを防止することができる。また、音声プリント基板156がサブサブプリント基板366の表面に略直角に延びるように設けられるため、音声プリント基板156の表面側に加えて裏面側を容易に視認することが可能であり、音声プリント基板156の裏面側における不正行為の痕跡を容易に発見することができる。また、音声基板155(音声プリント基板156)に、サウンドROM158とともにサウンドIC157が設けられることで、仮に、スロットマシン1の(音声)仕様に応じてサウンドIC157を交換する必要が生じた場合に、音声基板155のみを交換すればよく、サブ基板360ごと交換する必要がないことから、各制御基板の交換コストを抑えることが可能である。
なおこの場合、上述の第3実施形態と同様、第2カバー部325Bの周部に、サブサブプリント基板366の表面から正面板321の内面に延びて繋がり、音声プリント基板156を囲む囲い部(図示せず)が形成されてもよい。これにより、前ケース320と裏ケース30の隙間からサウンドIC157及びサウンドROM158に不正にアクセスされるのをより確実に防止することができる。またこの場合、音声プリント基板156の端部に接触端子(図示せず)が設けられ、サブサブプリント基板366の表面に音声プリント基板156の接触端子と接触嵌合して音声プリント基板156を支持する支持コネクタ(図示せず)が設けられるようにしてもよい。これにより、少ない部品点数で、サブサブプリント基板366に対する音声プリント基板156の電気的な接続及び支持を行うことができる。
また、上述の第3実施形態において、サブサブ基板360BのプログラムROM114Bは、サブメイン基板360AのプログラムROM374と同様に、サブサブプリント基板366の表面に略直角に延びるように支持コネクタ(図示せず)に支持されたサブROMプリント基板(図示せず)に設けられ、前ケース320の正面板321に前方に突出して形成されたカバー部(図示せず)に覆われるようにしてもよい。またこの場合、サブメイン基板360AのプログラムROM374と同様に、囲い部(図示せず)が形成されてもよい。これにより、サブメイン基板360AのプログラムROM374の場合と同様の効果を得ることができる。
また、上述の第3実施形態において、前ケース320の第1〜第3カバー部325A〜325Cが正面板321に前方に突出して形成されているが、これに限られるものではなく、第1〜第3カバー部を含む正面板の外面が平面状で、第1〜第3カバー部の内面が正面板の内面より凹むように(すなわち、正面板の厚さが少なくとも第3カバー部においてサブROMプリント基板371を収容可能に薄くなるように)形成されてもよい。
また、上述の第3実施形態において、前ケース320の一部に切欠部322を設けてサブ基板ケース310におけるコネクタ接続用の開口部を形成していたが、コネクタ接続用の開口部は、第1実施形態と同様に、ヒンジ部の近傍に位置していればよい。また、コネクタカバー50のロック片52についても、第1実施形態と同様に、ヒンジ部の形状に応じて、適宜変更可能である。すなわち、サブ基板ケース310にコネクタカバー50を装着することによって、コネクタカバー50の一部がヒンジ部の一部に当接可能となり、サブ基板ケースユニット307の回動を阻害することなく、サブ基板ケースユニット307のヒンジ係合解除方向への移動を阻止できるように形成されていればよい。
また、上述の第3実施形態において、液晶ケース90に設けた留め具95によってサブ基板ケースユニット307の反ヒンジ側を固定するようにしてあったが、第1実施形態と同様に、裏ケース30の側面に固定部35を設けるとともに、液晶ケース90の表面板91に固定部98を設け、双方の固定部35,98をカシメピン45で固定するようにしてもよい(図13を参照)。また、第1実施形態と同様に、サブ基板ケース310に冷却用のファン25を設けてもよい(図13を参照)。
また、上述の各実施形態において、サブ基板ケースユニットが液晶ユニット9Cの裏面に設置される場合について説明したが、これに限られるものではなく、例えば、基板ケースユニットとして、メイン基板100をメイン基板ケース内に収容して構成されるメイン基板ケースユニット7Aに適用することも可能である。また、基板ケースユニットを固定する固定ベースは、液晶ユニット9Cに限られるものではなく、前扉3の裏面部や、筐体2の裏板であってもよい。また、基板ケースユニットは、固定ベースに回動自在に取り付けられていればよく、回動方向は水平方向に限られず、上下方向に回動可能であってもよい。
また、上述の各実施形態において、本発明が適用される遊技機の一例として、スロットマシン1を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、雀球遊技機や、アレンジボール機、パチンコ機などについても同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
1 スロットマシン 2 筐体
3 前扉 4 メダルセレクター
5 操作部 6 リールユニット
7 基板ケースユニット 7B サブ基板ケースユニット
8 ホッパーユニット 9 演出装置
10 サブ基板ケース
20 前ケース(第2ケース部材) 21 正面板
22 切欠部 23 凹部
24 コネクタ開口 25 ファン
30 裏ケース(第1ケース部材) 31 裏面板
32 ヒンジ軸(ヒンジ部) 33 係止突起
34 ネジ孔 35 固定部
40 封止カバー 41 封止カバー
50 コネクタカバー 51 凹部
52 ロック片
60 シールド板 61 開口部
70 導電性透明フィルム 80 液晶表示装置
90 液晶ケース(固定ベース) 91 表面板
92 固定部 93 軸受け部(ヒンジ部)
94 係止凹部 95 留め具
100 メイン基板 110 サブ基板
207 サブ基板ケースユニット(第2実施形態)
310 サブ基板ケース
220 前ケース 225A〜225C 第1〜第3カバー部
226A 第1囲い部 226B 第2囲い部
260 サブ基板
261 サブメインプリント基板 271 サブROMプリント基板
274 プログラムROM 275 第3ブラケット部材
307 サブ基板ケースユニット(第3実施形態)
310 サブ基板ケース
320 前ケース 325A〜325C 第1〜第3カバー部
326 囲い部
360 サブ基板 365 支持コネクタ
361 サブメインプリント基板 371 サブROMプリント基板
374 プログラムROM

Claims (4)

  1. 第1ケース部材と、前記第1ケース部材と結合される第2ケース部材とを備え、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とが結合されて形成されるケース内部に制御基板を収容して構成される基板ケースユニットであって、
    前記制御基板は、前記第1ケース部材もしくは前記第2ケース部材に取り付けられた第1プリント基板と、前記第1プリント基板の表面上に前記第1プリント基板から離れて設けられて前記第1プリント基板と電気的に接続された前記第1プリント基板よりも小さい第2プリント基板と、前記第2プリント基板の表面に設けられた記憶素子とを有し、
    前記第1ケース部材および前記第2ケース部材のうち前記記憶素子と対向するケース部材の内面は、前記記憶素子と対向する部分において凹んで前記記憶素子を覆うように形成されることを特徴とする基板ケースユニット。
  2. 前記対向するケース部材は、前記ケース内部において前記第2プリント基板の表面から前記対向するケース部材の内面に延びて繋がり、前記記憶素子を囲む囲い部を有することを特徴とする請求項1に記載の基板ケースユニット。
  3. 前記制御基板を構成する電子素子のうち、相対的に交換が必要となりやすい電子素子が前記第2プリント基板に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の基板ケースユニット。
  4. 前記第1プリント基板の表面に設けられて前記第2プリント基板を前記第1プリント基板から離して支持するブラケット部材を備え、
    前記ブラケット部材が前記第1プリント基板と前記第2プリント基板との間隙部を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の基板ケースユニット。
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