JP2014022842A - 撮像素子および撮像素子の製造方法 - Google Patents

撮像素子および撮像素子の製造方法 Download PDF

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【課題】受光した被写体像を光電変換する画素が複数配列された撮像領域と、当該撮像領域から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器とが同一のチップに形成された撮像素子が知られている。撮像領域の増大に伴い、チップが大型化するという問題があった。
【解決手段】本発明の第1の態様における撮像素子は、画素が複数配列された撮像領域を含む撮像チップと、撮像チップに固定されて撮像領域を封止する光学素子と、撮像チップに光学素子と隣接して固定され、画素から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器を少なくとも含む信号処理チップとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子および撮像素子の製造方法に関する。
受光した被写体像を光電変換する画素が複数配列された撮像領域と、当該撮像領域から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器とが同一のチップに形成された撮像素子が知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開平7−222063号公報
撮像領域の増大に伴い、チップが大型化するという問題があった。
本発明の第1の態様における撮像素子は、画素が複数配列された撮像領域を含む撮像チップと、撮像チップに固定されて撮像領域を封止する光学素子と、撮像チップに光学素子と隣接して固定され、画素から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器を少なくとも含む信号処理チップとを備える。
本発明の第2の態様における撮像素子の製造方法は、画素が複数配列された撮像領域が複数形成されたウェハ上に、光学素子を撮像領域のそれぞれに対応して貼着する貼着工程と、撮像領域を含む単位回路領域ごとに切り出して、光学素子が貼着された撮像チップに個片化する個片化工程と、画素から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器を少なくとも含む信号処理チップを、撮像チップに光学素子と隣接して固定する固定工程とを有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態の撮像素子の構成を示す図である。 第1信号処理チップと第2信号処理チップが固定プレートに固定された状態を模式的に示す図である。 撮像素子の製造方法を説明する図である。 撮像素子の製造方法を説明する図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態の撮像素子10の構成を示す図である。図1(a)は、撮像素子10の模式的な上視図である。図1(b)は、図1(a)のA−A断面を模式的に示す断面図である。図1(a)では、後述する撮像領域101、接着層400、接着剤501、502について、図1(b)の各要素との対応関係を明確にすべく、図1(b)と同一のハッチングを施している。撮像素子10は、撮像チップ100、光学素子200、および信号処理チップ300を含んで構成される。
撮像チップ100は、図1(a)に示すように、上視した場合に矩形であり、中央部分に撮像領域101を有する。撮像領域101には、受光した被写体像を光電変換する画素が複数配列されている。撮像領域101は、オプティカルブラック領域を形成する画素を含んでいてもよい。撮像領域101の形状は、図1(a)に示すように、矩形である。
撮像チップ100は、撮像領域101における対向する一対の辺の外縁部に電極パッド104、105を有する。図1(a)、(b)に示すように、電極パッド104は、撮像領域101の第1辺102の外縁部に設けられ、電極パッド105は、第1辺に対向する第2辺103の外縁部に設けられる。電極パッド104、105は、後述する信号処理チップ300と電気的に接続するために用いられる。
撮像領域101の周縁部には、撮像領域101を取り囲むように接着層400が形成されている。接着層400は、撮像チップ100と光学素子200を接着する。接着層400の材料として、熱硬化性接着剤等が用いられる。
光学素子200は、撮像領域101に対向して接着層400上に配置され、接着層400を介して撮像チップ100に接着されている。光学素子200の面積は、撮像領域101の面積より大きく、光学素子200が撮像領域101の全体を覆っている。また、接着層400は、撮像チップ100と光学素子200の間に介在し、撮像領域101を取り囲むように形成されている。したがって、光学素子200は、接着層400の厚みにより撮像チップ100と離間しつつ、撮像領域101を封止することができる。
光学素子200は、具体的には、撮像チップ100の撮像領域101をカバーするカバーガラスである。カバーガラスとして、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、無アルカリガラス、耐熱ガラス等を用いることができる。
信号処理チップ300は、撮像チップ100に光学素子200と隣接して固定される。信号処理チップ300は、撮像チップ100から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器を少なくとも含む。信号処理チップ300は、AD変換器に加えて、撮像チップで生成されたアナログ信号を読み出す読み出し回路、読み出し回路を駆動するタイミング制御回路、読み出した信号のノイズを除去するための除去回路等を含んでもよい。
信号処理チップ数は、画素信号の読み出し方式に応じて適宜決定される。本実施形態では、画素信号の読み出し方式として2チャンネル読み出しを採用する。したがって、本実施形態では、信号処理チップ300は、第1信号処理チップ310と第2信号処理チップ320を含む。なお、以下の説明において、第1信号処理チップ310と第2信号処理チップ320を特に区別しない場合には、これらを纏めて信号処理チップ300と表現する場合もある。第1信号処理チップ310は、第1AD変換器を含む。第2信号処理チップ320は、第2AD変換器を含む。第1AD変換器と第2AD変換器は、互いに異なる画素信号を受信する。これにより、AD変換処理を高速化できる。
第1信号処理チップ310は、撮像領域101の第1辺102の外縁部に固定されている。具体的には、第1信号処理チップの電極パッド311が、バンプ601を介して、撮像チップの電極パッド104に電気的に接続される。そして、撮像チップ100と第1信号処理チップ310は、接続部分を取り囲むように形成された接着剤501により接着されている。
第2信号処理チップ320は、第1辺に対向する第2辺103の外縁部に固定される。具体的には、第2信号処理チップの電極パッド321が、バンプ602を介して、撮像チップの電極パッド105に電気的に接続される。そして、撮像チップ100と第2信号処理チップ320は、接続部分を取り囲むように形成された接着剤502により接着されている。
以上のように、本実施形態の撮像素子10では、撮像領域と回路領域が別々のチップに形成されている。したがって、製造段階において、撮像チップ100と信号処理チップ300とでそれぞれに適したプロセスを採用できる。これにより、例えば、撮像チップ100には性能向上の観点から信号処理チップ300よりも高電圧を用いつつ、信号処理チップ300では撮像チップよりも低電圧を用いて省電力を実現できる。また、配線パターンの線幅等において、設計の自由度が増す。
第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320は、撮像チップ100に光学素子200と隣接して固定されている。つまり、光学素子200だけでなく、光学素子200と信号処理チップ300の両方が撮像チップ100に配置されている。したがって、信号処理チップ300と光学素子200を積層した場合に比べて、撮像素子10全体の高さを抑制することができる。
撮像チップ100には、撮像領域101から離れた周辺部に電極パッド104、105の形成領域が設けられている。したがって、バンプ領域を確保し易く、バンプを介した接合が容易になる。撮像チップ100と、第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320とは、一部が重畳して固定されている。したがって、撮像領域と回路領域を同一チップ上に形成した場合に比べて、撮像素子の幅を狭めることができる。
なお、撮像素子10において、第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320がそれぞれ、フレキシブル基板を介して外部回路と接続されてもよい。この場合、撮像チップ100の周辺の空間を、第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320と、フレキシブル基板との接続に利用することができる。
撮像素子はさらに、第1信号処理チップと第2信号処理チップを固定するための固定プレートを備えていてもよい。図2は、第1信号処理チップ310と第2信号処理チップ320が固定プレート700に固定された状態を模式的に示す図である。さらに、図2に示すように、第1信号処理チップ310にフレキシブル基板810が接続され、第2信号処理チップ320にフレキシブル基板820が接続されていてもよい。
固定プレート700は、図2に示すように、全体として矩形であり、中央部分に矩形の開口部701を有する。すなわち、固定プレート700は四角環状である。固定プレート700は、矩形の開口部701の第1辺702に沿った第1周縁部703と、第1辺702に対向する第2辺704に沿った第2周縁部705を有する。
固定プレート700は、第1信号処理チップ310と第2信号処理チップ320に架設されている。具体的には、固定プレート700の第1周縁部703が第1信号処理チップ310と、固定プレート700の第2周縁部705が第2信号処理チップ320と接している。固定プレート700の第1周縁部703の下面と第1信号処理チップ310の上面は、接着剤により接着されることによって、固定されている。同様に、固定プレート700の第2周縁部705の下面と第2信号処理チップ320の上面は、接着剤により接着されることによって、固定されている。固定プレート700が第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320に固定されるので、枠状の構造体が形成されることになる。よって、第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320が片持ち構造の場合に比べて、外力に対してより強固になる。
固定プレート700の開口部701は、固定プレート700と第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320が固定された場合に、少なくとも撮像領域に対応する部分に形成されている。ここでは、固定プレート700の開口部701の面積は、光学素子200の面積よりも広く形成されている。光学素子200は、固定プレート700の開口部701から露出している。撮像素子20の構成では、固定プレート700において撮像領域に対応する部分が開口されているので、被写体像の撮像領域への入射を妨げない。
固定プレート700の材料は、例えば金属またはセラミックである。第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320は発熱するので、固定プレート700の材料として熱伝導性の高い材料を用いることによって、放熱性を高めることができる。また、第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320はそれぞれ、フレキシブル基板810、820を介して外部回路と接続されてもよい。
図3は、撮像素子の製造方法を説明する図である。具体的には、図3は、ウェハレベルでの処理工程を示す。なお、図3では、図示の簡略化の観点から、図3(a)より前の工程においてウェハ上に形成された電極パッド104、105を省略している。
まず、図3(a)に示すように、受光した被写体像を光電変換する画素が複数配列された撮像領域101が複数形成されたウェハ110を準備し、当該ウェハ110上に接着材料層210を形成する。接着材料層210は、例えば、ウェハ110上に接着剤を均一に塗布することにより形成される。また、ウェハ110上にダイアタッチシートを貼り付けることによって、接着材料層210を形成してもよい。
次に、接着材料層210の一部を除去することにより、図3(b)に示すように、複数の撮像領域101のそれぞれを取り囲む接着層400を形成する(接着層形成工程)。接着層400は、接着材料層210を例えばフォトリソグラフィを利用してパターニングすることにより形成される。
次に、複数の撮像領域101のそれぞれに対して光学素子200を例えば熱圧着により貼着する(貼着工程)。これにより、図3(c)に示すように、複数の撮像領域101のそれぞれが接着層400を介して光学素子200によって封止されるので、貼着工程以降の工程において、撮像領域101にパーティクルが付着することを防止することができる。
次に、ウェハを、撮像領域101を含む単位回路領域ごとに切り出すことによって、図3(d)に示すように、光学素子200が貼着された撮像チップ100に個片化する(個片化工程)。
図4は、撮像素子の製造方法を説明する図である。具体的には、個片化以降の工程を示す。個片化以降の工程については、各撮像チップに対する処理は共通しているので、一つの撮像チップに着目して説明する。
図4(a)に示すように、撮像チップ100の紙面左側の電極パッド104に、接着剤501をディスペンサにより形成する。接着剤501として、熱硬化性樹脂を用いることができる。接着剤501が形成された撮像チップ100と、予め電極パッド311にバンプ601が形成された第1信号処理チップ310とを位置あわせした後、撮像チップ100上に第1信号処理チップ310を貼り合わせる。撮像チップ100と第1信号処理チップ310の貼り合わせは、加熱状態で行われる。これにより、図4(b)に示すように、第1信号処理チップ310が、バンプ601を介して撮像チップ100と電気的に接続されるとともに、接着剤501によって撮像チップ100に固定される(固定工程)。
同様に、撮像チップ100の紙面右側の電極パッド105に、接着剤502をディスペンサにより形成する。そして、接着剤502が形成された撮像チップ100と、予め電極パッド321にバンプ602が形成された第2信号処理チップ320とを位置合わせした後、撮像チップ100上に第2信号処理チップ320を貼り合わせる。撮像チップ100と第2信号処理チップ320の貼り合わせも、加熱状態で行われる。これにより、図4(c)に示すように、第2信号処理チップ320が、バンプ602を介して撮像チップ100と電気的に接続されるとともに、接着剤502によって撮像チップ100に固定される(固定工程)。
次に、図4(d)に示すように、撮像チップの撮像領域101に対応する開口部701を有する固定プレート700を第1信号処理チップ310と第2信号処理チップ320に架設する(架設工程)。具体的には、固定プレート700と第1信号処理チップ310および第2信号処理チップ320を、接着剤を介して貼り合わせる。
さらに、図4(e)に示すように、外部回路と接続されるフレキシブル基板810を第1信号処理チップ310に接続し、フレキシブル基板820を第2信号処理チップ320に接続する(接続工程)。具体的には、予め電極パッド811にバンプ603が形成されたフレキシブル基板810と、第1信号処理チップ310の電極パッド312を位置合わせした後、フレキシブル基板810と第1信号処理チップ310を貼り合わせる。フレキシブル基板810と第1信号処理チップ310の貼り合わせは、加熱状態で行われる。さらに、フレキシブル基板810と第1信号処理チップ310の間を接着剤503で接着する。
同様に、予め電極パッド821にバンプ604が形成されたフレキシブル基板820と、第2信号処理チップ320の電極パッド322を位置合わせした後、フレキシブル基板820と第2信号処理チップ320を貼り合わせる。フレキシブル基板820と第2信号処理チップ320の貼り合わせも、加熱状態で行われる。さらに、フレキシブル基板820と第2信号処理チップ320の間を接着剤504で接着する。
以上の説明では、撮像チップと光学素子の線膨張係数について特に言及しなかったが、光学素子として、撮像チップの線膨張係数とほぼ同一の線膨張係数を有するガラスを用いるとよい。撮像チップの線膨張係数とほぼ同一の線膨張係数を有するカバーガラスを用いることによって、撮像素子の反りを抑制することができる。
また、光学素子として、α線放出抑制の加工が施されたカバーガラスを用いることもできる。カバーガラスに施されたα線放出抑制の加工は、カバーガラス中のウラン、トリウムを取り除くことによって実現される。例えば、カバーガラスのα線放出量を、0.01カウント/(cm・hr)以下にするとともに、厚さを20μm以上にすれば、α線の放出を効果的に抑制することができる。したがって、α線放出抑制の加工が施されたカバーガラスを用いることによって、α線の影響による画素欠陥の発生を抑制できる。
α線放出抑制の加工が施されたカバーガラスの線膨張係数は、撮像チップの線膨張係数と異なる場合がある。そこで、α線放出抑制の加工が施されたカバーガラスが採用された場合には、接着層として、弾性接着剤が用いるとよい。弾性接着剤として、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂を挙げることができる。接着層として弾性接着剤を用いることにより、カバーガラスと撮像チップの線膨張係数の差に起因する反りによって撮像チップ100にかかる応力を低減することができる。したがって、撮像素子の反りを抑制することができる。撮像素子の撮像面に反りが生じると、像が歪んでしまい画質が劣化するが、本実施形態では、撮像素子の撮像面の反りが抑制されるので、良好な結像を実現でき、画質の劣化を防止できる。
以上の説明では、光学素子は、撮像チップに対して接着層を介して固定されるとしたが、光学素子は、撮像チップに対してスペーサを介して固定されてもよい。光学素子がスペーサを介して固定される場合も、接着層を介して固定される場合と同様、スペーサは、光学素子を取り囲むように環状形状であることが好ましい。これにより、光学素子は、スペーサの厚みにより撮像チップと離間しつつ撮像領域を封止することができる。スペーサは、弾性を有することが好ましい。スペーサが弾性を有する場合には、弾性接着剤を用いた場合と同様、光学素子と撮像チップの線膨張係数の差に起因して生じる応力を吸収することができる。弾性を有するスペーサは、例えばゴム部材によって形成することができる。
以上の説明では、2つの信号処理チップが撮像チップに固定されていたが、信号処理チップの数は2つに限らず1つであってもよい。また、信号処理チップが3つ以上固定されていてもよい。信号処理チップを3つ以上固定する場合には、撮像領域101の第1辺102に直交する辺の外縁部に信号処理チップを固定することができる。
以上の説明では、撮像チップ100および撮像領域101の形状は矩形であると説明したが、他の形状であってもよい。例えば、撮像チップ100および撮像領域101の形状は、正方形でもよい。また、固定プレート700および開口部701は、矩形であると説明したが、信号処理チップ300を固定でき、かつ、撮像領域に相当する領域が開口されていれば、他の形状であってもよい。例えば、固定プレート700および開口部701は、正方形でもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中の製造工程の手順に関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明しているが、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 撮像素子、20 撮像素子、100 撮像チップ、101 撮像領域、102 第1辺、103 第2辺、104 電極パッド、105 電極パッド、110 ウェハ、200 光学素子、210 接着材料層、300 信号処理チップ、310 第1信号処理チップ、320 第2信号処理チップ、400 接着層、501 接着剤、502 接着剤、503 接着剤、504 接着剤、601 バンプ、602 バンプ、603 バンプ、604 バンプ、700 固定プレート、701 開口部、702 第1辺、703 第1周縁部、704 第2辺、705 第2周縁部、810 フレキシブル基板、820 フレキシブル基板、311 電極パッド、312 電極パッド、321 電極パッド、322 電極パッド、811 電極パッド、821 電極パッド

Claims (12)

  1. 画素が複数配列された撮像領域を含む撮像チップと、
    前記撮像チップに固定されて前記撮像領域を封止する光学素子と、
    前記撮像チップに前記光学素子と隣接して固定され、前記画素から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器を少なくとも含む信号処理チップと
    を備える撮像素子。
  2. 前記光学素子は、前記撮像チップに対して接着層を介して固定され、前記接着層の厚みにより前記撮像チップと離間しつつ前記撮像領域を封止する請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記光学素子は、前記撮像チップに対してスペーサを介して固定され、前記スペーサの厚みにより前記撮像チップと離間しつつ前記撮像領域を封止する請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記信号処理チップは、矩形からなる前記撮像領域の第1辺の外縁部に固定され、第1AD変換器を含む第1信号処理チップと、前記第1辺に対向する第2辺の外縁部に固定され、第2AD変換器を含む第2信号処理チップとを含む請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 前記撮像領域に対応する開口部を有し、前記第1信号処理チップと前記第2信号処理チップに架設された固定プレートを備える請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記信号処理チップは、フレキシブル基板を介して外部回路と接続される請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像素子。
  7. 画素が複数配列された撮像領域が複数形成されたウェハ上に、光学素子を前記撮像領域のそれぞれに対応して貼着する貼着工程と、
    前記撮像領域を含む単位回路領域ごとに切り出して、前記光学素子が貼着された撮像チップに個片化する個片化工程と、
    前記画素から出力されるアナログ信号を受信してデジタル信号に変換するAD変換器を少なくとも含む信号処理チップを、前記撮像チップに前記光学素子と隣接して固定する固定工程と
    を有する撮像素子の製造方法。
  8. 前記貼着工程では、接着層を介して前記光学素子によりそれぞれの前記撮像領域を封止する請求項7に記載の撮像素子の製造方法。
  9. 前記ウェハ上に接着剤を均一に形成した後にその一部を除去して、前記撮像領域のそれぞれを取り囲む前記接着層を形成する接着層形成工程を有する請求項8に記載の撮像素子の製造方法。
  10. 前記信号処理チップは、第1AD変換器を含む第1信号処理チップと、第2AD変換器を含む第2信号処理チップとを含み、
    前記固定工程では、矩形からなる前記撮像領域の第1辺の外縁部に前記第1信号処理チップを固定し、前記第1辺に対向する第2辺の外縁部に前記第2信号処理チップを固定する請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像素子の製造方法。
  11. 前記撮像領域に対応する開口部を有する固定プレートを前記第1信号処理チップと前記第2信号処理チップに架設する架設工程をさらに含む請求項10に記載の撮像素子の製造方法。
  12. 外部回路と接続されるフレキシブル基板を前記信号処理チップに接続する接続工程を有する請求項7から11のいずれか1項に記載の撮像素子の製造方法。
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