JP2014021232A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広画角かつ小型で、全ズーム領域において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を得ること。
【解決手段】 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り、ズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化し、広角端における全系の焦点距離fw、第1レンズ群の焦点距離f1、第4レンズ群の焦点距離f4を各々適切に設定すること。
【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、特にビデオカメラ、監視カメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩写真用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、高機能で小型の監視カメラが求められており、監視カメラに用いられる撮影光学系も、従来よりも高機能で小型のものが求められている。
撮影光学系に求められる機能としては、大口径で明るい光学系であり、低照度の場所でも撮影可能であることや、広画角、高ズーム比であり、広範囲を撮影可能であることが挙げられる。
これらの要求に応えるズームレンズとして、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群から成る2群ズームレンズが知られている。また、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群から成る3群ズームレンズが知られている。(特許文献1、2)
特開2009−205055号公報 特開2009−230122号公報
最も物体側に配置されたレンズ群が負の屈折力を有する、ネガティブリード型のズームレンズは、前玉径を小さくすることが比較的容易であり、小型化や広画角を実現することに対して有利な構成である。
特許文献1及び特許文献2に記載のズームレンズは、広角端におけるFナンバーが2.85程度、広角端における撮影画角が130度程度、変倍比2.1程度である。しかし、これらのズームレンズでは、監視カメラの高機能化に対する要望に十分に応えられていない。
本発明は、広画角かつ小型で、全ズーム領域において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り、ズーミングに際して、隣接するレンズ群の間隔が変化し、広角端における全系の焦点距離をfw、第1レンズ群の焦点距離をf1、第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、
12.4 < f4/fw < 200.0
2.9 < |f1|/fw < 6.0
なる条件式を満足することを特徴とする。
本発明によれば、広画角かつ小型で、全ズーム領域において高い光学性能を有するズームレンズを得ることができる。
実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 実施例7のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C)実施例7のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明のズームレンズを備える撮像装置の要部概略図
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置について説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成る。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群乃至第3レンズ群が各々移動し、第4レンズ群は不動であっても、移動してもよい。
具体的には、ズーミングに際して、第1レンズ群は像側へ移動し、第2レンズ群及び第3レンズ群は物体側へ移動する。第4レンズ群は物体側へ移動するか、もしくは不動である。
図1は実施例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例1はズーム比3.97、開口比1.24〜2.34程度のズームレンズである。図3は実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例2はズーム比3.98、開口比1.24〜2.33程度のズームレンズである。
図5は実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例3はズーム比4.06、開口比1.24〜2.39程度のズームレンズである。図7は実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例4はズーム比4.42、開口比1.24〜2.33程度のズームレンズである。
図9は実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図10(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例5はズーム比3.98、開口比1.24〜2.44程度のズームレンズである。図11は実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図12(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例6はズーム比4.00、開口比1.24〜2.37程度のズームレンズである。
図13は実施例7のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図14(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例7のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。実施例7はズーム比4.49、開口比1.24〜2.38程度のズームレンズである。
図15は本発明のズームレンズを備える監視カメラ(撮像装置)の要部概略図である。各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルスチルカメラ、銀塩フィルムカメラ、テレビカメラ等の撮像装置に用いられる撮像光学系である。レンズ断面図において左方が物体側で、右方が像側である。またレンズ断面図において、iを物体側からのレンズ群の順番とするとLiは第iレンズ群を示す。
各実施例のズームレンズは物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4から構成されている。各実施例におけるズームレンズは4つのレンズ群から成るネガティブリード型の4群ズームレンズである。
各実施例のレンズ断面図において、SPは開口絞りであり、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の間に位置している。開口絞りSPはズーミング時及びフォーカス時に不動である。開口絞りSPを不動とすることで、開口絞りSPを移動させるために用いる、アクチュエータ等の駆動装置を設ける必要がなくなる。これにより鏡筒構造の小型化を実現することができる。なお、開口絞りSPがズーミング時に移動する構成としてもよい。
GBは光学フィルター、フェースプレート、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックであり、IPは像面である。ビデオカメラやデジタルカメラの撮像光学系としてズームレンズを使用する際には、像面IPはCCDセンサやCMOSセンサといった固体撮像素子(光電変換素子)に相当する。銀塩フィルムカメラの撮像光学系としてズームレンズを使用する際には、像面IPはフィルム面に相当する。レンズ断面図中の矢印はズーミングの際の各レンズ群の移動軌跡を示している。各実施例では、第1レンズ群L1が像側に移動することで、ズーミングに伴う像面変動が補正される。
球面収差図においてFnoはFナンバーである。また、実線はd線(波長587.6nm)、点線はg線(波長435.8nm)を示している。非点収差図において実線はd線におけるサジタル像面、点線はメリディオナル像面である。歪曲収差はd線について示している。倍率色収差図についてはd線に対するg線の収差を示している。ωは撮像半画角である。なお、以下の各実施例において広角端と望遠端はそれぞれ、機構上の制約の下、変倍用のレンズ群が光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときの各ズーム位置をいう。
各実施例において、第4レンズ群L4を通過するときに、軸外光線は光軸から離れた位置を通る。光軸から離れた位置においてはコマ収差や像面湾曲が発生しやすい。そこで、最も像側に正の屈折力を有する第4レンズ群L4を配置し、テレセントリック特性を向上させることにより、コマ収差や像面湾曲の発生を効果的に抑制することができる。また、第1レンズ群L1に適切な屈折力を与えることで、諸収差を良好に補正しつつ、広画角で小型のズームレンズを得ることができる。
フォーカシングについては、第3レンズ群L3が光軸上を移動することでフォーカシングを行う、インナーフォーカス方式を採用している。望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、レンズ断面図中の矢印3cに示すように、第3レンズ群L3が像側に移動する。
レンズ断面図中の曲線3aは、無限遠物体にフォーカスしているときの、ズーミングに伴う像面変動を補正するための移動軌跡を示す。曲線3bは近距離物体にフォーカスしているときの、ズーミングに伴う像面変動を補正するための移動軌跡を示す。望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う際に、第3レンズ群L3を像側に移動させることで、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間のスペースを有効に活用している。
なお、第1レンズ群L1はフォーカシングのためには不動であるが、収差を補正するために移動してもよい。また、第4レンズ群L4はズーミング時及びフォーカス時に不動であっても、移動しても良い。
第4レンズ群L4をズーミングに際して不動とした場合、レンズ群を移動させるための駆動機構の小型化を実現することができ、その結果、鏡筒構造の小型化が達成される。一方、第4レンズ群L4がズーミングに際して像側へ移動する場合、第4レンズ群L4に変倍負担を与えられるため、第4レンズ群L4以外のレンズ群の設計の自由度が増加する。
ここで広角端における全系の焦点距離をfw、第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第4レンズ群L4の焦点距離をf4としたとき、各実施例は、
12.4 < f4/fw < 200.0 …(1)
2.8 < |f1|/fw < 6.0 …(2)
なる条件式を満足している。
条件式(1)は第4レンズ群L4の焦点距離f4と広角端における全系の焦点距離fwの比を規定したものである。条件式(1)の上限値を超えて、第4レンズ群L4の屈折力が弱くなると、像面湾曲、コマ収差を良好に補正することが困難となる。条件式(1)の下限値を超えて、第4レンズ群L4の屈折力が強くなると、広角側の球面収差を補正することが難しくなり、またズーミングに伴う倍率色収差の変動を抑えることが困難になる。
条件式(2)は、第1レンズ群L1の焦点距離f1の絶対値|f1|と広角端における全系の焦点距離fwの比を規定したものである。条件式(2)の上限値を超えて、第1レンズ群L1の焦点距離f1の絶対値|f1|が大きくなると、広画角を十分に達成することが困難になる。また高ズーム比を実現するために、ズーミングに際して第1レンズ群L1の移動量が大きくなる。その結果、レンズ全長の大型化を招くため好ましくない。条件式(2)の下限値を超えて、第1レンズ群L1の焦点距離f1の絶対値|f1|が小さくなると、望遠端における球面収差や中間のズーム位置における像面湾曲やコマ収差を補正することが難しくなる。
各実施例では上記の如く、条件式(1)、条件式(2)を満足するように各要素を適切に設定している。これにより広画角かつ小型で、全ズーム領域で良好な光学性能を有するズームレンズが得られる。なお、各実施例において、好ましくは条件式(1)、条件式(2)の数値範囲を次のようにするのがよい。
15.0 < f4/fw < 150.0 …(1a)
3.0 < |f1|/fw < 5.5 …(2a)
さらに好ましくは条件式(1)、(2)の数値範囲を以下のようにするのがよい。
20.0 < f4/fw < 100.0 …(1b)
3.2 < |f1|/fw < 5.0 …(2b)
また、各実施例において、次の条件式のうち1つ以上を満足することが好ましい。ここで第1レンズ群L1の中で最も物体側に位置するレンズG11の焦点距離をfG11、広角端から望遠端へのズーミングにおける第3レンズ群の移動量をM3とする。移動量とは、広角端と望遠端における各レンズ群の光軸上での位置の差であり、移動量の符号は広角端に比べて望遠端で物体側に位置するときを正とする。さらに、第2レンズ群L2の広角端における横倍率をβ2w、第3レンズ群L3の焦点距離をf3、第1レンズ群L1を構成する負レンズの屈折率の平均値をN1dとしたとき、
2.0 < |fG11|/|f1| < 5.2 …(3)
0.01 < M3/|f3| < 0.20 …(4)
−0.30 < β2w < −0.14 …(5)
20.0 < |f3|/fw < 50.0 …(6)
1.800 < N1d …(7)
なる条件式のうち、1つ以上を満足するのがよい。
条件式(3)は、第1レンズ群L1の中で最も物体側に位置するレンズG11の焦点距離fG11と、第1レンズ群L1の焦点距離f1の比を規定したものである。条件式(3)の上限値を超えて、上記レンズG11の屈折力が弱くなると、第1レンズ群L1を構成する他のレンズの変倍負担が大きくなる。その結果、広角端における像面湾曲、歪曲収差の発生を抑制することが困難となるため、好ましくない。条件式(3)の下限値を超えて、上記レンズG11の屈折力が強くなると、望遠端における球面収差を補正することが難しくなるため、好ましくない。また、上記レンズG11の像側の面の曲率が大きくなり、偏肉比(中心肉厚と周辺肉厚の比)が大きくなる。その結果、製造が困難になるため好ましくない。
条件式(4)は、第3レンズ群L3の移動量M3と第3レンズ群L3の焦点距離f3の比を規定したものである。条件式(4)の上限値を超えて、第3レンズ群L3の移動量M3が大きくなると、レンズ全長が増大するため好ましくない。条件式(4)の下限値を超えて、第3レンズ群L3の移動量M3が小さくなると、レンズ全長の小型化には有利であるが、ズーミングに伴う球面収差やコマ収差の変動を抑制することが難しくなるため、好ましくない。
条件式(5)は、第2レンズ群L2の広角端における横倍率を規定したものである。条件式(5)の上限値を超えて第2レンズ群L2の横倍率が高くなると、広角端において第1レンズ群L1がより物体側に位置するため、広画角を実現するためには前玉径を増大させる必要が生じる。またズーミングに伴う像面湾曲の変動が大きくなるため、好ましくない。条件式(5)の下限値を超えて第2レンズ群L2の横倍率が低くなると、ズーミングに際しての第2レンズ群L2の移動量が大きくなり、レンズ全長の大型化を招くため好ましくない。
条件式(6)は第3レンズ群L3の焦点距離f3と広角端における全系の焦点距離fwの比を規定したものである。条件式(6)の上限値を超えて、第3レンズ群L3の焦点距離f3の絶対値|f3|が大きくなると、ズーミングに伴う球面収差の変動が大きくなるため好ましくない。条件式(6)の下限値を超えて、第3レンズ群L3の焦点距離f3の絶対値|f3|が小さくなると、広角側の軸上色収差を良好に補正することが難しくなる。
条件式(7)は第1レンズ群L1を構成する負レンズの屈折率に関する条件式である。条件式(7)の下限値を超えて、第1レンズ群L1の負レンズの屈折率の平均値が小さくなると、第1レンズ群L1を構成する各レンズの曲率が大きくなり、広角端における像面湾曲を良好に補正することが難しくなる。
なお、好ましくは条件式(3)〜条件式(7)の数値範囲を以下の如く設定するのが良い。
2.05 < |fG11|/|f1| < 5.1 …(3a)
0.03 < M3/|f3| < 0.18 …(4a)
−0.28 < β2w < −0.15 …(5a)
22.0 < |f3|/fw < 48.0 …(6a)
1.800 < N1d < 2.500 …(7a)
より好ましくは条件式(3)〜(7)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
2.1 < |fG11|/|f1| < 5.0 …(3b)
0.05 < M3/|f3| < 0.16 …(4b)
−0.25 < β2w < −0.16 …(5b)
25.0 < |f3|/fw < 45.0 …(6b)
1.830 < N1d < 2.400 …(7b)
各実施例では、以上のように各レンズ群を構成することによって、広画角かつ小型で、全ズーム領域で良好な光学性能を有するズームレンズを得ることができる。
次に各実施例のレンズ構成を各レンズ群ごとに説明する。各レンズは特に断りがない限り、物体側から像側へ順に配置されている。
第1レンズ群L1は以下のように構成される。実施例1、5では、物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、両面が凹面の負レンズ、物体側の面が凸でメニスカス形状の正レンズから成る。レンズ全長の小型化を図るために、第1レンズ群L1の屈折力を強めている。このとき第1レンズ群L1内で、広角端において像面湾曲が多く発生するため、負の屈折力を2枚の負レンズで分担することにより、収差の発生を抑えている。
実施例2、3、4、6、7では、物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、像側の面が凹形状の負レンズ、像側の面が凹形状の負レンズ、物体側の面が凸でメニスカス形状の正レンズから成る。第1レンズ群L1の負の屈折力を3枚の負レンズで分担することで、広角端における像面湾曲の発生を抑えている。
第2レンズ群L2は、各実施例で、物体側の面が凸の正レンズ、物体側の面が凸の正レンズから成る。大口径を実現するために、第2レンズ群L2の口径が大きくなり、広角端において球面収差が多く発生する。そこで第2レンズ群L2の正の屈折力を2枚の正レンズで分担し、さらに第2レンズ群L2の最も物体側の面を非球面とすることで、球面収差の発生を低減している。
第3レンズ群L3は、各実施例で、物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、像側の面が凸の正レンズから成る。広角端におけるレンズ全長を短縮するため、第3レンズ群L3の屈折力を強めており、第3レンズ群L3で軸上色収差が発生しやすい。そこで第3レンズ群L3を正レンズと負レンズの2枚で構成することにより、軸上色収差の発生を抑制している。
第4レンズ群L4は、各実施例で、正の屈折力を有する1枚のレンズから成る。各実施例において、第4レンズ群L4を像面付近に配置することで、像側のテレセントリック特性を向上させて、像面湾曲及びコマ収差を良好に補正している。
次に、本発明の実施例1〜7にそれぞれ対応する数値実施例1〜7を示す。各数値実施例において、iは物体側からの光学面の順序を示す。riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndi、νdiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。また、kを離心率、A4、A6、A8、A10を非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は
x=(h/R)/[1+{1−(1+k)(h/R)1/2]+A5h+A7h+A9hで表される。但しRは近軸曲率半径である。各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。
[数値実施例1]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 34.220 1.05 1.88300 40.8
2 11.602 7.26
3 -194.256 0.75 1.80400 46.6
4 11.451 2.89
5 15.219 2.09 2.10205 16.8
6 23.855 (可変)
7(絞り) ∞ (可変)
8* 15.430 1.80 1.72903 54.0
9* 42.433 0.23
10 12.499 3.18 1.78800 47.4
11 -62.547 (可変)
12 14.356 0.70 2.10205 16.8
13 7.168 1.27
14 37.943 1.54 1.66672 48.3
15 -17.888 (可変)
16 -105.464 0.83 1.51633 64.1
17 -37.259 1.55
18 ∞ 2.24 1.51633 64.1
19 ∞ 3.66
像面 ∞

非球面データ
第8面
K =-4.86347e+000
A 5=-3.83751e-005 A 7=-8.23925e-007

第9面
K = 0.00000e+000
A 5=-3.58950e-005 A 7=-7.62751e-007 A 9= 6.23432e-009

各種データ
ズーム比 3.97

焦点距離 2.42 3.28 9.60
Fナンバー 1.24 1.36 2.34
画角 78.64 54.23 17.85
レンズ全長 70.24 59.71 46.52
BF 6.69 6.69 6.69

d 6 26.78 16.25 3.06
d 7 10.66 9.52 1.17
d11 1.01 1.01 0.97
d15 1.50 2.64 11.03


ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -9.58
2 8 9.97
3 12 -79.13
4 16 111.12
[数値実施例2]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 41.014 1.05 1.88300 40.8
2 15.231 3.29
3 46.040 0.95 1.88300 40.8
4 10.976 4.31
5 98.784 0.75 1.83400 37.2
6 17.217 1.47
7 17.880 2.65 1.95906 17.5
8 54.904 (可変)
9(絞り) ∞ (可変)
10* 18.858 2.01 1.75501 51.2
11* 125.396 0.23
12 11.870 3.46 1.63854 55.4
13 -44.791 (可変)
14 16.624 0.60 1.95906 17.5
15 7.181 1.55
16 24.543 1.71 1.57099 50.8
17 -18.011 (可変)
18 -33.795 0.74 1.54814 45.8
19 -24.920 1.25
20 ∞ 2.24 1.51633 64.1
21 ∞ 3.66
像面 ∞

非球面データ
第10面
K =-9.27315e+000
A 5=-4.34075e-006 A 7=-8.72180e-007 A 9= 7.00209e-009

第11面
K =-6.88396e+002
A 5=-3.59278e-006 A 7=-6.86524e-007 A 9= 6.89071e-009


各種データ
ズーム比 3.98

焦点距離 2.41 3.33 9.60
Fナンバー 1.24 1.38 2.33
画角 80.00 53.34 17.86
レンズ全長 75.24 62.98 48.07
BF 6.39 6.39 6.39

d 8 30.23 17.97 3.06
d 9 10.76 9.50 1.18
d13 1.49 1.45 1.57
d17 1.60 2.89 11.09


ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -9.69
2 10 10.40
3 14 -86.40
4 18 168.16
[数値実施例3]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 26.937 1.05 1.88300 40.8
2 15.652 2.78
3 28.796 0.95 1.88300 40.8
4 10.322 5.71
5 -92.802 0.75 1.83400 37.2
6 13.800 1.78
7 17.400 2.88 1.95906 17.5
8 65.595 (可変)
9(絞り) ∞ (可変)
10* 18.429 2.00 1.75501 51.2
11* 124.765 0.23
12 12.570 3.54 1.62041 60.3
13 -31.579 (可変)
14 15.719 0.60 1.95906 17.5
15 7.079 1.55
16 20.305 1.79 1.53172 48.8
17 -18.342 (可変)
18 -23.997 0.69 1.83481 42.7
19 -20.073 1.17
20 ∞ 2.24 1.51633 64.1
21 ∞ 3.66
像面 ∞

非球面データ
第10面
K =-9.72367e+000
A 5=-1.33721e-005 A 7=-9.33531e-007 A 9= 6.60260e-009

第11面
K =-8.08126e+002
A 5=-1.25998e-005 A 7=-6.93092e-007 A 9= 6.74575e-009


各種データ
ズーム比 4.06
広角 中間 望遠
焦点距離 2.24 3.12 9.10
Fナンバー 1.24 1.39 2.39
画角 80.71 55.78 18.81
レンズ全長 75.74 63.60 49.51
BF 6.31 6.31 6.31

d 8 29.29 17.15 3.06
d 9 10.86 9.60 1.19
d13 1.48 1.46 1.67
d17 1.48 2.77 10.97

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -8.94
2 10 10.32
3 14 -98.54
4 18 136.18
[数値実施例4]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 34.312 1.05 1.88300 40.8
2 18.318 3.99
3 58.741 0.95 1.88300 40.8
4 11.944 4.18
5 47.913 0.75 1.83481 42.7
6 14.314 1.52
7 15.894 2.53 1.95906 17.5
8 33.643 (可変)
9(絞り) ∞ (可変)
10* 17.473 2.03 1.75501 51.2
11* 106.769 0.23
12 12.674 3.32 1.67790 55.3
13 -43.334 (可変)
14 18.385 0.60 1.95906 17.5
15 7.080 1.55
16 23.495 1.48 1.76200 40.1
17 -28.853 (可変)
18 -37.926 0.68 1.77347 28.9
19 -29.531 1.23
20 ∞ 2.24 1.51633 64.1
21 ∞ 3.66
像面 ∞

非球面データ
第10面
K =-1.18190e+001
A 5=-2.04456e-005 A 7=-1.09308e-006 A 9= 7.69985e-010

第11面
K =-1.62044e+003
A 5=-3.17622e-005 A 7=-7.26374e-007 A 9= 3.98578e-009


各種データ
ズーム比 4.42

焦点距離 2.42 3.43 10.70
Fナンバー 1.24 1.39 2.33
画角 79.96 51.64 16.00
レンズ全長 79.82 65.38 48.19
BF 6.37 6.37 6.37

d 8 34.69 20.24 3.06
d 9 10.92 9.68 1.18
d13 1.50 1.44 1.74
d17 1.50 2.79 10.99

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -10.71
2 10 10.11
3 14 -67.51
4 18 166.60
[数値実施例5]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 33.587 1.05 1.88300 40.8
2 11.680 7.15
3 -208.171 0.75 1.81600 46.6
4 11.507 3.05
5 14.924 2.13 2.10205 16.8
6 23.246 (可変)
7(絞り) ∞ (可変)
8* 19.056 1.70 1.72903 54.0
9* 48.713 0.23
10 12.724 2.93 1.83481 42.7
11 -141.755 (可変)
12 15.966 0.70 2.10205 16.8
13 7.916 1.43
14 41.686 1.54 1.65160 58.5
15 -17.827 (可変)
16 62.660 0.93 1.75500 52.3
17 -94.620 (可変)
18 ∞ 2.24 1.51633 64.1
19 ∞ 3.45
像面 ∞

非球面データ
第8面
K =-7.20745e+000
A 5=-4.70154e-005 A 7=-3.89672e-007

第9面
K = 0.00000e+000
A 5=-4.48156e-005 A 7=-2.52365e-007 A 9= 2.98682e-009


各種データ
ズーム比 3.98

焦点距離 2.41 3.27 9.60
Fナンバー 1.24 1.35 2.44
画角 78.67 54.36 17.88
レンズ全長 73.24 62.48 50.05
BF 6.16 6.16 6.18

d 6 27.02 16.26 3.83
d 7 12.27 10.94 1.21
d11 1.22 1.19 1.00
d15 2.98 4.33 14.24
d17 1.22 1.22 1.24

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -9.78
2 8 10.93
3 12 -107.30
4 16 50.06
[数値実施例6]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 29.906 1.05 1.88300 40.8
2 12.484 6.71
3 -123.365 0.95 1.88300 40.8
4 12.647 2.71
5 38.148 0.75 1.83481 42.7
6 17.091 0.87
7 17.596 2.75 1.95906 17.5
8 58.047 (可変)
9(絞り) ∞ (可変)
10* 17.850 2.06 1.75501 51.2
11* 110.345 0.23
12 12.368 3.93 1.62041 60.3
13 -33.898 (可変)
14 15.259 0.60 1.95906 17.5
15 6.700 1.55
16 13.445 1.91 1.54814 45.8
17 -27.509 (可変)
18 -14.227 0.65 1.84666 23.9
19 -13.556 1.23
20 ∞ 2.24 1.51633 64.1
21 ∞ 3.66
像面 ∞

非球面データ
第10面
K =-9.32495e+000
A 5=-5.41955e-006 A 7=-1.08957e-006 A 9= 8.95206e-009

第11面
K =-8.50367e+002
A 5=-1.00726e-005 A 7=-7.76262e-007 A 9= 8.00511e-009


各種データ
ズーム比 4.00

焦点距離 2.40 3.31 9.59
Fナンバー 1.24 1.39 2.37
画角 80.07 53.48 17.89
レンズ全長 73.26 62.41 50.31
BF 6.37 6.37 6.37

d 8 26.01 15.16 3.06
d 9 11.18 9.87 1.14
d13 1.49 1.51 2.03
d17 1.50 2.79 10.99

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -8.60
2 10 10.35
3 14 -100.98
4 18 234.98
[数値実施例7]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd
1 34.312 1.05 1.88300 40.8
2 18.318 4.88
3 57.452 0.95 1.88300 40.8
4 12.565 4.75
5 53.723 0.75 1.83481 42.7
6 15.586 1.69
7 17.188 2.71 1.95906 17.5
8 36.904 (可変)
9(絞り) ∞ (可変)
10* 17.671 1.95 1.75501 51.2
11* 91.869 0.23
12 12.750 3.30 1.67790 55.3
13 -43.497 (可変)
14 17.819 0.60 1.95906 17.5
15 7.154 1.55
16 27.292 1.43 1.76200 40.1
17 -27.302 (可変)
18 743.022 0.70 1.83481 42.7
19 -130.843 1.23
20 ∞ 2.24 1.51633 64.1
21 ∞ 3.66
像面 ∞

非球面データ
第10面
K =-1.35685e+001
A 5=-2.44519e-005 A 7=-1.17810e-006 A 9=-6.33616e-010

第11面
K =-1.24356e+003
A 5=-3.72998e-005 A 7=-7.74988e-007 A 9= 3.77587e-009


各種データ
ズーム比 4.49

焦点距離 2.33 3.31 10.49
Fナンバー 1.24 1.39 2.38
画角 81.15 53.02 16.71
レンズ全長 84.74 68.94 49.25
BF 6.36 6.36 6.36

d 8 37.94 22.14 2.46
d 9 10.91 9.70 1.31
d13 1.49 1.41 1.60
d17 1.49 2.78 10.98

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 -11.22
2 10 10.28
3 14 -65.41
4 18 133.32
Figure 2014021232
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。また信号処理回路により歪曲を電気的に補正することで、歪曲の少ない画像を出力することも可能である。
特に、広角側において歪曲収差の補正を行うことが好ましい。広角側の有効像円径を、望遠側の有効像円径よりも小さくなるようにすることで、前玉有効径の小型化を実現することができる。
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いた監視カメラ(撮像装置)の実施例について、図15を用いて説明する。図15において、30は監視カメラ本体、31は実施例1〜7で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系である。32はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系31によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子である。33は固体撮像素子32によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。34は撮影した32によって光電変換された被写体像を転送するためのネットワークケーブルである。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
SP 開口絞り
GB ガラスブロック
IP 像面
d d線
g g線
Fno Fナンバー
ω 半画角
ΔS サジタル像面
ΔM メリディオナル像面

Claims (10)

  1. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から成り、ズーミングに際して、隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、広角端における全系の焦点距離をfw、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第4レンズ群の焦点距離をf4としたとき、
    12.4 < f4/fw < 200.0
    2.9 < |f1|/fw < 6.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群の中で最も物体側に位置するレンズG11の焦点距離をfG11としたとき、
    2.0 < |fG11|/|f1| < 5.2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第3レンズ群の移動量をM3としたとき、
    0.01 < M3/|f3| < 0.20
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群の広角端における横倍率をβ2wとしたとき、
    −0.30 < β2w < −0.15
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3としたとき、
    20.0 < |f3|/fw < 50.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群を構成する負レンズの屈折率の平均値をN1dとしたとき、
    1.800 < N1d
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第3レンズ群が像側に移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 前記第4レンズ群は正の屈折力を有する単レンズから成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 広角端から望遠端へのズーミングに際し、前記第4レンズ群は不動であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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