JP2014017999A - モータ、および、建機用ハイブリッド構造体 - Google Patents

モータ、および、建機用ハイブリッド構造体 Download PDF

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秀樹 草野
Kenichi Kawada
健一 河田
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Abstract

【課題】強度のある低出力のモータを製造することができると共に、モータの出力毎のシリーズ化を容易かつ安価に行うことができるモータを提供する。
【解決手段】磁石362の軸方向の長さL2は、ロータコア361の軸方向の長さL1よりも、短い。この短縮した磁石362では、磁力を低減できて、ロータコア361に固定されるシャフトのトルクを低減できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、モータ、および、建機用ハイブリッド構造体に関する。
従来、建機用ハイブリッド構造体のモータとしては、特開2008−290594号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
このモータは、モータハウジングと、このモータハウジング内に取り付けられるステータと、このステータの径方向内側に配置されるロータと、このロータに固定されるシャフトとを備えている。
そして、このモータのシャフトに、エンジンの出力軸とポンプの回転軸とを、接続することで、モータは、エンジンの動力をアシストし、または、エンジンの動力を受けて発電する。
特開2008−290594号公報
ところで、上記従来のモータでは、このモータの出力を調整する場合、ステータコアおよびロータコアの両方の大きさを変更することで対応していた。
ここで、上記モータハウジングに接続される上記エンジンのフライホイールハウジングは、規格でその大きさがほぼ決まっており、その大きさに合わせて、モータハウジングの大きさが決定され、ひいては、ステータコアの径方向の大きさが決定される。
また、上記シャフトのトルクを確保する必要があるため、上記ロータコアの径方向の大きさを、極端に小さくすることはできない。
そのため、上記モータの出力を調整するには、ステータコアおよびロータコアの軸方向の長さを増減する必要がある。
しかしながら、上記ステータコアの軸方向の長さが、所定値よりも小さくなると、ステータコアの強度が不足する。このため、低出力のモータを製造することができない。
さらに、上記モータの出力毎のシリーズ化のために、各種寸法のロータコアおよびステータコアを製造することは、コスト面でも望ましくない。
そこで、この発明の課題は、強度のある低出力のモータを製造することができると共に、モータの出力毎のシリーズ化を容易かつ安価に行うことができるモータ、および、このモータを有する建機用ハイブリッド構造体を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のモータは、
モータハウジングと、
このモータハウジング内に取り付けられるステータと、
このステータの径方向内側に配置されるロータと、
このロータに固定されるシャフトと
を備え、
上記ロータは、
ロータコアと、
このロータコアに取り付けられると共に、上記シャフトのトルクを低減するためのトルク低減用磁石と
を有することを特徴としている。
この発明のモータによれば、上記ロータは、トルク低減用磁石を有するので、このトルク低減用磁石によって、モータの出力を低減できる。
これによって、上記モータの出力を低減するために、ロータコアおよびステータコアの軸方向の長さや径方向の大きさを小さくする必要がなく、トルク低減用磁石を用いることで、ロータコアおよびステータコアを一定の大きさに確保でき、強度のある低出力のモータを製造することができる。
さらに、出力の異なるモータを製造するとき、トルク低減用磁石を変えるだけで、ロータコアおよびステータコアを共通化でき、モータの出力毎のシリーズ化を、容易かつ安価に行うことができる。
また、一実施形態のモータでは、上記トルク低減用磁石の軸方向の長さは、上記ロータコアの軸方向の長さよりも、短い。
この実施形態のモータによれば、上記トルク低減用磁石の軸方向の長さは、上記ロータコアの軸方向の長さよりも、短い。このように、コストの高い磁石の軸方向の寸法を小さくして、コストダウンを図ることができる。
また、一実施形態のモータでは、
上記ロータコアは、上記トルク低減用磁石を挿入する磁石挿入孔を有し、
上記トルク低減用磁石の径方向の大きさは、上記ロータコアの上記磁石挿入孔の径方向の大きさよりも、小さい。
この実施形態のモータによれば、上記トルク低減用磁石の径方向の大きさは、上記ロータコアの上記磁石挿入孔の径方向の大きさよりも、小さい。このように、コストの高い磁石の径方向の寸法を小さくして、コストダウンを図ることができる。
また、一実施形態のモータでは、上記トルク低減用磁石は、フェライト磁石である。
この実施形態のモータによれば、上記トルク低減用磁石は、フェライト磁石である。このように、安価な磁石を用いることで、コストダウンを図ることができる。
また、一実施形態のモータでは、上記トルク低減用磁石を上記ロータコアに対して位置決めする非磁性の位置決め部材を備える。
この実施形態のモータによれば、上記位置決め部材によって、上記トルク低減用磁石を上記ロータコアに対して位置決めする。これにより、トルク低減用磁石の寸法を小さくしても、トルク低減用磁石をロータコアの所定位置に位置決めできる。
また、一実施形態のモータでは、上記ロータコアの軸方向の長さと、上記トルク低減用磁石の軸方向の長さとは、上記ステータのステータコアの軸方向の長さよりも、短い。
この実施形態のモータによれば、上記ロータコアの軸方向の長さと、上記トルク低減用磁石の軸方向の長さとは、上記ステータのステータコアの軸方向の長さよりも、短いので、モータの出力を低減できる。
これによって、上記モータの出力を低減するために、ステータコアの軸方向の長さや径方向の大きさを小さくする必要がなく、ステータコアを一定の大きさに確保でき、強度のある低出力のモータを製造することができる。
さらに、出力の異なるモータを製造するとき、ステータコアを共通化でき、モータの出力毎のシリーズ化を、容易かつ安価に行うことができる。
また、一実施形態の建機用ハイブリッド構造体では、
エンジンと、
ポンプと、
上記エンジンと上記ポンプとの間に配置される上記モータと
を備え、
上記モータの上記シャフトは、上記エンジンの出力軸と上記ポンプの回転軸との間に接続され、
上記モータの上記モータハウジングは、上記エンジンのフライホイールハウジングに接続される。
この実施形態の建機用ハイブリッド構造体によれば、上記モータハウジングは、上記フライホイールハウジングに接続されている。このフライホイールハウジングは、規格でその大きさがほぼ決まっており、その大きさに合わせて、モータハウジングの大きさが決定され、ひいては、ステータコアの径方向の大きさが決定される。このような場合であっても、上記トルク低減用磁石を用いることで、モータの出力を低減できて、ステータコアの大きさを変えずに済む。
この発明のモータ、および、建機用ハイブリッド構造体によれば、上記ロータは、トルク低減用磁石を有するので、強度のある低出力のモータを製造することができると共に、モータの出力毎のシリーズ化を容易かつ安価に行うことができる。
本発明の第1実施形態のモータおよび建機用ハイブリッド構造体を示す簡略断面図である。 モータの拡大断面図である。 本発明の第2実施形態のモータの拡大断面図である。 本発明の第3実施形態のモータの拡大断面図である。 本発明の第4実施形態のモータの拡大断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態の建機用ハイブリッド構造体を示す縦断面図である。図1に示すように、この建機用ハイブリッド構造体は、例えば、建機用の車両に組み込まれており、エンジン1と、ポンプ2と、上記エンジン1と上記ポンプ2との間に配置されるモータ3とを備えている。
上記エンジン1は、エンジン本体10と、エンジン本体10の出力軸11に接続されたフライホイール12と、エンジンハウジング13とを有する。エンジンハウジング13は、エンジン本体10を覆う本体ハウジング130と、フライホイール12を覆うフライホイールハウジング131とを有する。
上記ポンプ2は、例えば、油圧ポンプであり、ポンプ本体20と、ポンプハウジング23とを有する。ポンプハウジング23は、ポンプ本体20を覆う本体ハウジング230と、ポンプ本体20の回転軸21側に位置する取付板231とを有する。
上記モータ3は、例えば、エンジン1のポンプ2への動力をアシストするために用いられ、または、エンジン1のポンプ2への動力を受けて発電するために用いられる。モータ3は、モータハウジング33と、ステータ35と、ロータ36と、シャフト31とを有する。
上記モータハウジング33は、エンジンハウジング13とポンプハウジング23との間に配置され、エンジンハウジング13およびポンプハウジング23に接続される。具体的に述べると、モータハウジング33は、ボルトによって、フライホイールハウジング131と取付板231とに接続される。
上記ステータ35は、モータハウジング33内に取り付けられる。ステータ35は、モータハウジング33の内面に接触する円筒状のステータコア351と、このステータコア351に巻回されたステータコイル352とを有する。
上記ロータ36は、ステータ35の径方向内側に配置される。ロータ36は、ステータコア351の径方向内側に間隔をあけて配置される円筒状のロータコア361と、このロータコア361に埋め込まれた複数の磁石362とを有する。
上記シャフト31は、円筒状であり、ロータ36の内面に固定され、エンジン1の出力軸11とポンプ2の回転軸21との間に接続される。具体的に述べると、シャフト31の一端は、ボルトによって、フライホイール12に連結される。シャフト31の他端は、カップリング37を介して、ポンプ本体20の回転軸21に連結される。カップリング37は、ボルトによって、シャフト31の他端に連結される。
上記建機用ハイブリッド構造体の作用を説明すると、上記エンジン1の出力軸11が回転することにより、モータ3のシャフト31が回転すると共に、ポンプ2の回転軸21が回転する。このとき、モータ3は、ステータ35とロータ36の電磁力により、エンジン1の動力をアシストし、または、エンジン1の動力を受けて発電する。
図2に示すように、上記ロータコア361は、複数の磁石挿入孔361aを有する。この磁石挿入孔361aは、軸方向からみて、矩形状に形成されている。複数の磁石挿入孔361aは、周方向に、所定の間隔をあけて、配列されている。
上記複数の磁石挿入孔361aのそれぞれには、上記磁石362が挿入される。この磁石362は、ネオジウム磁石であり、板状に形成されている。
上記磁石362の軸方向の長さL2は、上記ロータコア361の軸方向の長さL1よりも、短い。こうすることによって、この短縮した磁石362では、ロータコア361の長さL1と同じ長さを有する一般的な磁石と比べて、磁力を低減できる。つまり、この短縮した磁石362は、上記シャフト31のトルクを低減するためのトルク低減用磁石といえる。なお、ロータコア361の軸方向の長さL1は、ステータコア351の軸方向の長さと略同じである。
一方、上記磁石362の径方向の大きさ(厚み)は、上記磁石挿入孔361aの径方向の大きさと、同じである。
上記磁石362は、上記ロータコア361の軸方向の中央部分に、位置している。この磁石362の軸方向両端側で、上記磁石挿入孔361a内には、非磁性体363が、設けられている。この非磁性体363は、磁石362をロータコア361に対して位置決めする。つまり、非磁性体363は、位置決め部材の一例である。
上記非磁性体363は、例えば、樹脂やSUSからなる。非磁性体363は、単独で、磁石挿入孔361aに挿入されてもよく、または、ロータコア361の図示しない端板と一体に形成され、この端板の取り付けに追従して、磁石挿入孔361aに挿入されてもよい。
上記構成のモータ3によれば、上記ロータ36は、トルク低減用磁石362を有するので、このトルク低減用磁石362によって、モータ3の出力を低減できる。
これによって、上記モータ3の出力を低減するために、ロータコア361およびステータコア351の軸方向の長さや径方向の大きさを小さくする必要がなく、トルク低減用磁石362を用いることで、ロータコア361およびステータコア351を一定の大きさに確保でき、強度のある低出力のモータ3を製造することができる。
さらに、軸方向の長さの異なる複数のトルク低減用磁石362を用意しておき、出力の異なるモータ3を製造するとき、これら長さの異なるトルク低減用磁石362を変えるだけで、ロータコア361およびステータコア351を共通化でき、モータ3の出力毎のシリーズ化を、容易かつ安価に行うことができる。
また、上記トルク低減用磁石362の軸方向の長さL2は、上記ロータコア361の軸方向の長さL1よりも、短い。このように、コストの高い磁石362の軸方向の寸法を小さくして、コストダウンを図ることができる。
また、位置決め部材としての非磁性体363によって、上記トルク低減用磁石362を上記ロータコア361に対して位置決めする。これにより、トルク低減用磁石362の寸法を小さくしても、トルク低減用磁石362をロータコア361の所定位置に位置決めできる。
上記構成の建機用ハイブリッド構造体によれば、上記モータハウジング33は、上記フライホイールハウジング131に接続されている。このフライホイールハウジング131は、規格でその大きさがほぼ決まっており、その大きさに合わせて、モータハウジング33の大きさが決定され、ひいては、ステータコア351の径方向の大きさが決定される。このような場合であっても、上記トルク低減用磁石362を用いることで、モータ3の出力を低減できて、ステータコア351の大きさを変えずに済む。
(第2の実施形態)
図3は、この発明の第2実施形態のモータを示す縦断面図である。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態とは、トルク低減用磁石の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図3に示すように、磁石362Aの径方向の大きさM2は、磁石挿入孔361aの径方向の大きさM1よりも、小さい。こうすることによって、この薄肉の磁石362Aでは、磁石挿入孔361aの大きさM1と同じ厚みを有する一般的な磁石と比べて、磁力を低減できる。つまり、この薄肉の磁石362Aは、上記シャフト31のトルクを低減するためのトルク低減用磁石といえる。
一方、上記磁石362Aの軸方向の長さは、上記ロータコア361の軸方向の長さと、同じである。
上記磁石362Aは、ネオジウム磁石であり、板状に形成されている。磁石362Aは、磁石挿入孔361aの径方向の外側部分に、位置している。この磁石362Aの径方向内側で、上記磁石挿入孔361a内に、位置決め部材としての非磁性体363が、設けられている。この非磁性体363は、磁石362Aをロータコア361に対して位置決めする。
この第2実施形態のモータによれば、上記ロータ36は、トルク低減用磁石362Aを有するので、このトルク低減用磁石362Aによって、モータの出力を低減できる。
これによって、上記モータの出力を低減するために、ロータコア361およびステータコア351の軸方向の長さや径方向の大きさを小さくする必要がなく、トルク低減用磁石362Aを用いることで、ロータコア361およびステータコア351を一定の大きさに確保でき、強度のある低出力のモータを製造することができる。
さらに、径方向の大きさ(厚み)の異なる複数のトルク低減用磁石362Aを用意しておき、出力の異なるモータを製造するとき、これら厚みの異なるトルク低減用磁石362Aを変えるだけで、ロータコア361およびステータコア351を共通化でき、モータの出力毎のシリーズ化を、容易かつ安価に行うことができる。
また、上記トルク低減用磁石362Aの径方向の大きさM2は、上記ロータコア361の径方向の大きさM1よりも、小さい。このように、コストの高い磁石362Aの径方向の寸法を小さくして、コストダウンを図ることができる。
(第3の実施形態)
図4は、この発明の第3実施形態のモータを示す縦断面図である。この第3の実施形態は、上記第1の実施形態とは、トルク低減用磁石の構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第3の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図4に示すように、磁石362Bは、フェライト磁石である。こうすることによって、このフェライト磁石362Bでは、一般的なネオジウム磁石と比べて、磁力を低減できる。つまり、このフェライト磁石362Bは、上記シャフト31のトルクを低減するためのトルク低減用磁石といえる。この磁石362Bの大きさは、磁石挿入孔361aの大きさと、同じである。
この第3実施形態のモータによれば、上記ロータ36は、トルク低減用磁石362Bを有するので、このトルク低減用磁石362Bによって、モータの出力を低減できる。
これによって、上記モータの出力を低減するために、ロータコア361およびステータコア351の軸方向の長さや径方向の大きさを小さくする必要がなく、トルク低減用磁石362Bを用いることで、ロータコア361およびステータコア351を一定の大きさに確保でき、強度のある低出力のモータを製造することができる。
また、上記トルク低減用磁石362Bは、フェライト磁石である。このように、安価な磁石362Bを用いることで、コストダウンを図ることができる。
(第4の実施形態)
図5は、この発明の第4実施形態のモータを示す縦断面図である。この第4の実施形態は、上記第1の実施形態とは、ロータの構成のみが相違する。この相違する構成のみを以下に説明する。なお、この第4の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図5に示すように、このロータ36Aでは、ロータコア361Aの軸方向の長さL3と、磁石362Cの軸方向の長さL4とは、ステータ35のステータコア351の軸方向の長さL5よりも、短い。ロータコア361Aの長さL3と、磁石362Cの長さL4とは、略同じである。
こうすることによって、この磁石362Cでは、ステータコア351の長さL5と同じ長さを有する一般的な磁石と比べて、磁力を低減できる。つまり、この磁石362Cは、シャフト31のトルクを低減するためのトルク低減用磁石といえる。
また、このロータコア361Aでは、ステータコア351の長さL5と同じ長さを有する一般的なロータコアと比べて、慣性モーメントを小さくできる。
この第4の実施形態のモータによれば、上記ロータコア361Aの軸方向の長さL3と、上記トルク低減用磁石362Cの軸方向の長さL4とは、上記ステータコア351の軸方向の長さL5よりも、短いので、モータの出力を低減できる。
これによって、上記モータの出力を低減するために、ステータコア351の軸方向の長さや径方向の大きさを小さくする必要がなく、ステータコア351を一定の大きさに確保でき、強度のある低出力のモータを製造することができる。
さらに、出力の異なるモータを製造するとき、ステータコア351を共通化でき、モータの出力毎のシリーズ化を、容易かつ安価に行うことができる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第4の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
また、上記トルク低減用磁石として、軸方向の長さを短くする構成と、径方向の大きさ(厚み)を小さくする構成と、フェライト磁石を用いる構成との、少なくとも一つの構成を有するようにしてもよい。
また、上記エンジンの出力軸と、上記ポンプの回転軸と、上記モータのシャフトとが、一体に形成されていてもよい。
また、上記構成のモータを、エンジンにより発電する発電モータのみ、または、エンジンの駆動をアシストするアシストモータのみに、適用してもよい。
また、上記構成のモータを、建機用ハイブリッド構造体以外の機械製品に、用いてもよい。
1 エンジン
2 ポンプ
3 モータ
10 エンジン本体
11 出力軸
12 フライホイール
13 エンジンハウジング
130 本体ハウジング
131 フライホイールハウジング
20 ポンプ本体
21 回転軸
23 ポンプハウジング
230 本体ハウジング
231 取付板
31 シャフト
33 モータハウジング
35 ステータ
351 ステータコア
352 ステータコイル
36,36A ロータ
361,361A ロータコア
361a 磁石挿入孔
362,362A,362B,362C 磁石(トルク低減用磁石)
363 非磁性体(位置決め部材)
37 カップリング
L1,L3 ロータコアの軸方向の長さ
L2,L4 磁石の軸方向の長さ
L5 ステータコアの軸方向の長さ
M1 磁石挿入孔の径方向の大きさ
M2 磁石の径方向の大きさ

Claims (7)

  1. モータハウジング(33)と、
    このモータハウジング(33)内に取り付けられるステータ(35)と、
    このステータ(35)の径方向内側に配置されるロータ(36,36A)と、
    このロータ(36,36A)に固定されるシャフト(31)と
    を備え、
    上記ロータ(36,36A)は、
    ロータコア(361,361A)と、
    このロータコア(361,361A)に取り付けられると共に、上記シャフト(31)のトルクを低減するためのトルク低減用磁石(362,362A,362B,362C)と
    を有することを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    上記トルク低減用磁石(362)の軸方向の長さ(L2)は、上記ロータコア(361)の軸方向の長さ(L1)よりも、短いことを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータにおいて、
    上記ロータコア(361)は、上記トルク低減用磁石(362A)を挿入する磁石挿入孔(361a)を有し、
    上記トルク低減用磁石(362A)の径方向の大きさ(M2)は、上記ロータコア(361)の上記磁石挿入孔(361a)の径方向の大きさ(M1)よりも、小さいことを特徴とするモータ。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載のモータにおいて、
    上記トルク低減用磁石(362B)は、フェライト磁石であることを特徴とするモータ。
  5. 請求項2から4の何れか一つに記載のモータにおいて、
    上記トルク低減用磁石(362,362A,362B)を上記ロータコア(361)に対して位置決めする非磁性の位置決め部材(363)を備えることを特徴とするモータ。
  6. 請求項1に記載のモータにおいて、
    上記ロータコア(361A)の軸方向の長さ(L3)と、上記トルク低減用磁石(362C)の軸方向の長さ(L4)とは、上記ステータ(35)のステータコア(351)の軸方向の長さ(L5)よりも、短いことを特徴とするモータ。
  7. エンジン(1)と、
    ポンプ(2)と、
    上記エンジン(1)と上記ポンプ(2)との間に配置される請求項1から6の何れか一つに記載のモータ(3)と
    を備え、
    上記モータ(3)の上記シャフト(31)は、上記エンジン(1)の出力軸(11)と上記ポンプ(2)の回転軸(21)との間に接続され、
    上記モータ(3)の上記モータハウジング(33)は、上記エンジン(1)のフライホイールハウジング(131)に接続されることを特徴とする建機用ハイブリッド構造体。
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