JP2014016058A - 水−冷媒熱交換器及びヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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【課題】本発明は、製造工程が簡素でありながら水流路と冷媒流路の熱交換面積を大きくとり、高い伝熱性能を確保することができる水−冷媒熱交換器及びヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、水流路を流れる水と冷媒流路を流れる冷媒とを熱交換させる水−冷媒熱交換器であって、前記水流路を画成する壁面の一部を有する部材と前記壁面の一部と対向する対向部を有する部材とが間に空間を有して対向させて配置され、前記空間には前記冷媒流路が渦巻状に配置され、前記空間が前記渦巻状の冷媒流路によって仕切られることにより、渦巻状の水流路が形成されることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、水−冷媒熱交換器及びヒートポンプ給湯機に関する。
従来、深夜時間帯に外気の持つ熱量を吸収し、水を規定の温度まで加熱して湯を沸き上げて貯湯タンクで保存し、湯の使用時に貯湯タンクより出湯させる冷凍サイクルを用いた給湯機であるヒートポンプ式給湯機がある。
前記ヒートポンプ式給湯機は蒸発器,圧縮機,水−冷媒熱交換器,膨張弁からなり、それらの閉回路内を冷媒が循環することで冷凍サイクルを構成し、前記蒸発器により冷媒が外気より熱を吸収し、その冷媒を前記圧縮機により圧縮して温度を上昇させ、高温になった冷媒の熱を前記水−冷媒熱交換器で加熱対象である水に吸収させることで冷媒の温度を下げると共に湯を沸き上げ、前記膨張弁により冷媒圧力と冷媒温度を下げ、再び前記蒸発器に戻ることで冷媒が吸熱と放熱を繰り返し、湯を沸き上げている。
前記ヒートポンプ式給湯機における水−冷媒熱交換器は水流路と冷媒流路と熱伝導手段を有し、冷媒の熱を水に与えている。前記水−冷媒熱交換器の伝熱性能を向上させる手段として、前記冷媒流路と前記水流路の接触面積(以下、熱交換面積とする)を拡大する方法がある。
前記水−冷媒熱交換器は、広い伝熱面積を持つ構造の例として特許文献1のような二重管式熱交換器がある。
特開2006−78082号公報
しかし、特許文献1の構造では前記水流路内部に前記冷媒流路を配置した構造となっているため前記伝熱面積は大きいが、外管の内部に内管を入れて曲げ加工などを行う必要があるため製造工程が複雑になる。
そこで、本発明は、製造工程が簡素でありながら水流路と冷媒流路の熱交換面積を大きくとり、高い伝熱性能を確保することができる水−冷媒熱交換器及びヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
本発明は、水流路を流れる水と冷媒流路を流れる冷媒とを熱交換させる水−冷媒熱交換器であって、前記水流路を画成する壁面の一部を有する部材と前記壁面の一部と対向する対向部を有する部材とが間に空間を有して対向させて配置され、前記空間には前記冷媒流路が渦巻状に配置され、前記空間が前記渦巻状の冷媒流路によって仕切られることにより、渦巻状の水流路が形成されることを特徴とする。
本発明に係る水−冷媒熱交換器及びヒートポンプ給湯機によれば、製造工程が簡素でありながら水流路と冷媒流路の熱交換面積を大きくとり、高い伝熱性能を確保することができる。
本発明の実施形態に係るヒートポンプ式給湯機の系統構成図である。 実施例1に係る水−冷媒熱交換器の構造を示す図である。
図1に本実施形態のヒートポンプ式給湯機の系統構成図を示し、図2に本実施形態の特徴となる水流路が水−冷媒熱交換器の本体の凹部と凹部の開放面を閉塞ように配置された閉塞体からなる水−冷媒熱交換器の構造を示す。
図1に示すように、本実施形態のヒートポンプ式給湯機は、図面の左側に示す水−冷媒熱交換器5を含む冷媒サイクルを箱体内部に搭載したヒートポンプユニット1と、図面の右側に示す貯湯タンクを含めた給湯サイクルを箱体内部に搭載したタンクユニット2で構成され、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2をヒートポンプ式給湯機の施工現場にて接続配管3を使用して接続する構造となっている。
冷媒サイクルは、冷媒を圧縮する圧縮機4と、圧縮機4から吐出される高温・高圧の冷媒が、貯湯タンクより導いた水と熱交換する水−冷媒熱交換器5と、水−冷媒熱交換器5より流出された冷媒が減圧される減圧弁6と、減圧弁6により減圧された低温・低圧の冷媒が、空気と熱交換する蒸発器7を冷媒配管を介して環状に接続される構成となっている。水−冷媒熱交換器5では、水流路27を流れる水と冷媒流路28を流れる冷媒とが熱交換する。
蒸発器7には、ファン8により外気が通風される構造となっている。
水サイクルは必要量の湯を貯える貯湯タンク9と、貯湯タンク9の底部の水が導かれる水循環ポンプ10と、水循環ポンプ10から吐出された水が冷媒と熱交換する水−冷媒熱交換器5が循環配管により環状に接続される構成となっており、水−冷媒熱交換器5より吐出された水は貯湯タンク9の頂部に戻される構造となっている。また貯湯タンク9の底部には給水配管11を介して、図示していない水道などの給水源が接続され、頂部は使用場所に給湯する給湯配管12が接続されている。
圧縮機4には、圧縮機温度を測定するために圧縮機温度センサ13が設けられている。
水−冷媒熱交換器5の前後に設けてある水サイクル内の配管には、水−冷媒熱交換器5に流入する水の温度を計測する水−冷媒熱交換器入口水温度センサ14と、水−冷媒熱交換器5から流出する水の温度を計測する水−冷媒熱交換器出口水温度センサ15が設けられている。
以上のようなヒートポンプ式給湯機において、前記冷媒流路が破損した場合においても前記水流路に前記冷媒や前記冷凍機油が流入すること無く、前記水流路と前記冷媒流路の熱交換面積を大きく取ろうとすると製造工程が複雑になってしまう。
このため、本実施形態に係る水−冷媒熱交換器5では、以下のような構造を有する。即ち、水−冷媒熱交換器5は、水流路27を流れる水と冷媒流路28を流れる冷媒とを熱交換させるものであり、水流路27を画成する壁面の一部27aを有する部材である熱交換器本体22と、前記壁面の一部27aと対向する対向部27bを有する部材である着脱部材23と、前記熱交換器本体22と着脱部材23とを固定する固定手段(図示しない)とを備え、前記固定手段による固定を解除することで、前記水流路27を開放可能に構成される。
このようにすれば、水−冷媒熱交換器及びヒートポンプ給湯機によれば、前記水流路を前記冷媒流路が成すことで構造を簡素にすると共に熱交換面積を大きく取ることで前記水−冷媒熱交換器の熱交換性能の向上を図ることができる。
なお、固定手段としては、熱交換器本体22と着脱部材23とが対向した状態を維持することができるものであれば特定のものに限定されるものではなく、例えば、熱交換器本体22と着脱部材23とを連結するボルトやナットなどの締結具が考えられる。
また、前記熱交換器本体22には、前記冷媒流路28を有する冷媒管25が固定され、前記着脱部材23は、前記熱交換器本体22に対して着脱可能に固定される。
着脱部材23の取り外しが不要である場合は、前記熱交換器本体22に密着した状態で接着等による着脱不可な固定方法も可とする。
本実施例に係る水−冷媒熱交換器5は、前記熱交換器本体22と前記着脱部材23とは間に空間Sを有して対向させて配置され、前記空間Sには前記冷媒流路28が渦巻状に配置され、前記空間Sが前記渦巻状の冷媒流路28によって仕切られることにより、渦巻状の水流路27が形成される。
本実施例に係る水−冷媒熱交換器5は、製造工程が簡素であり、かつ水流路と冷媒流路28の熱交換面積を大きく取る構造の詳細を説明する。
前記水−冷媒熱交換器5は、図2のように熱交換器本体22と着脱部材23が分離可能な構造を持つ。前記熱交換器本体22は一面が開放された本体容器24の内部に適当なピッチを持って渦巻状に巻かれた冷媒管25を有し、前記冷媒管25によって熱交換器本体22内に連続した凹部29が形成されている。前記着脱部材23は前記凹部29の開放面を閉塞するように配置される。
前記冷媒管25は前記本体容器24の内側底面との接触面を溶接もしくは耐塩性・高温耐性を持つ密閉手段によりシールされており、前記冷媒管25と前記着脱部材23との間は水が通らない構造となっている。前記着脱部材23は前記水−冷媒熱交換器5の熱交換器本体22から分離可能な構造とするため、前記冷媒管25と前記着脱部材23との接触面は耐塩性・高温耐性を持つ密閉手段によりシールされている。ただし、前記固定手段の固定時には、前記冷媒管25と前記着脱部材23の間は水を通さない構造となっている。
前記冷媒管25は前記水流路27の汚染防止のため二重管構造となっており、冷媒漏れが起こった場合でも前記水流路27に冷媒が混入することがない。
図2の構造では、前記水流路27を前記冷媒管25と前記水−冷媒熱交換器5の熱交換器本体22と前記着脱部材23とで画成し、前記水流路27と前記冷媒管が密接しながら交互に配置されている。従って、冷媒管25から直接的に外気へ放熱することがない。対して通常の外管と内管から構成され、外管と内管をそれぞれ流れる流体が熱交換を行う二重管式熱交換器を考えると、外管は周囲が外気と接触しているために周囲から外気に対して直接的に放熱が起こり、放熱ロスが大きくなる。この点、図2における構造では放熱ロスがより小さく、水−冷媒熱交換器としての性能が向上する。
また、図2における放熱が起こる面は平面であるため、前記二重管式熱交換器の長い曲面の放熱面と比較して断熱を行いやすいため、高効率化が図れる。
また、前記冷媒管の巻き回数を変更することで熱交換距離を変更することができるため、前記ヒートポンプユニットの特性に合った熱交換能力を有する前記水−冷媒熱交換器5を容易に設計できる。
1 ヒートポンプユニット
2 タンクユニット
3 接続配管
4 圧縮機
5 水−冷媒熱交換器
6 減圧弁
7 蒸発器
8 ファン
9 貯湯タンク
10 水循環ポンプ
11 給水配管
12 給湯配管
13 圧縮機温度センサ
14 水−冷媒熱交換器入口水温度センサ
15 水−冷媒熱交換器出口水温度センサ
16 蒸発器入口温度センサ
17 蒸発器出口温度センサ
18 外気温度センサ
19 給水弁
20 給水配管エア(水)抜き栓
21 給湯配管エア(水)抜き栓
22 熱交換器本体
23 着脱部材
24 本体容器
25 冷媒管
26 水管
27 水流路
28 冷媒流路
29 凹部

Claims (5)

  1. 水流路を流れる水と冷媒流路を流れる冷媒とを熱交換させる水−冷媒熱交換器であって、前記水流路を画成する壁面の一部を有する部材と前記壁面の一部と対向する対向部を有する部材とが間に空間を有して対向させて配置され、前記空間には前記冷媒流路が渦巻状に配置され、前記空間が前記渦巻状の冷媒流路によって仕切られることにより、渦巻状の水流路が形成されることを特徴とする水−冷媒熱交換器。
  2. 請求項1に記載の水−冷媒熱交換器において、前記一部を有する部材及び前記対向部を有する部材のうち一方の部材は、前記冷媒流路を有する冷媒管が固定される熱交換器本体であり、前記他方の部材は、前記熱交換器本体に対して着脱可能に固定される着脱部材であることを特徴とする水−冷媒熱交換器。
  3. 請求項1に記載の水−冷媒熱交換器において、水流路を画成する壁面の一部を有する部材と、前記壁面の一部と対向する対向部を有する部材と、前記一部を有する部材と前記対向部を有する部材とを固定する固定手段とを備え、前記固定手段による固定を解除することで、前記水流路を開放可能に構成されることを特徴とする水−冷媒熱交換器。
  4. 請求項1に記載の水−冷媒熱交換器において、前記水流路の流路断面積は、水流路の上流側よりも下流側で大きく設定されることを特徴とする水−冷媒熱交換器。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の水−冷媒熱交換器を有することを特徴とするヒートポンプ給湯機。
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JP2019145359A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 日立化成株式会社 亜鉛電池

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