JP2013515411A - 移動通信デバイスから送信される信号に関する電力低減レベルの決定及び選択 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動通信デバイスから送信される信号に関する電力低減レベルを決定する方法を提供する。
【解決手段】デジタル無線通信システム内の無線チャネルを介して、移動通信デバイスから送信されることになる信号に関する電力低減レベルが決定され、各信号はいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調される。各変調構成について、電力低減の第1の推定が計算され(101)、計算された第1の推定がデバイス内に記憶される(102)。方法は、変調構成の限定セットを決定するステップ(103)であって、当該限定セットは、実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、決定するステップと、限定セットの各変調構成に関して、電力低減の最適化された推定を計算するステップ(104)と、計算された最適化された推定をデバイスに記憶するステップ(105)とを、含む。このように、デバイスの電力消費は低減される一方で、ルックアップ・テーブルは妥当なサイズで維持される。
【選択図】 図2

Description

本発明に従った実施形態は、デジタル・ワイヤレス通信システムにおけるいくつかの無線チャネルを介して移動通信デバイスから送信される信号に関する電力低減レベルの決定及び選択に関し、当該信号はそれぞれ、いくつかの変調構成のうちの1つに従って変調される。
セルラー・システムにおいて、ユーザ機器(UE)におけるエネルギー消費は、新しい機能及び標準を導入する場合に考慮する最も重要な局面のうちの1つである。エネルギー消費は、様々な標準によって異なる多くのパラメータによって決定されるが、電力増幅器(PA)は通常、特にユーザ機器が高出力電力で動作している場合、非常に重要な一因である。
PAの効率、すなわち送信される電力と消費される電力との間の関係は、電力増幅器を非線形領域内で動作させることによって、高めることができる。しかしながらこれには、エネルギーが所期の周波数以外でも放出され、したがってこれらの周波数で動作するシステムへの干渉を生じさせるという副作用がある。
これらの望ましくない帯域外放出を減少させるために、PAバイアスを増加させることによって、電力増幅器をより非線形でなく、すなわちより線形にすることができるが、これによって再度PA効率が低減するため、UEの電力消費を劇的に悪化させる可能性がある。代わりにいくつかの標準では、何らかの状況で、その公称値から最大伝送電力を低減させることが可能である。この最大電力低減(MPR)に求められるものは、例えば変調によって決定される使用される信号波形に依存する。
WCDMAシステムでは、通常、所与の波形にどれだけのMPRが適用可能であるかについての測度として、立方計量(CM)が使用される。特定のWCDMAアップリンク信号波形は、拡散符号、拡散率、電力レベル、及び変調などの、異なる物理層パラメータに関連付けられた、いくつかの構成要素からなり、そのすべてが、簡単でない方法で信号の立方計量を決定する。
立方計量は発見的測度であり、WCDMAアップリンク信号に関して立方計量からdB単位で許容MPRが計算できるように、いくつかの数値定数が選択される。基本原理は、異なる波形が、同じPAバイアスを使用して、次元決定(dimensioning)帯域外要件(典型的には、隣接チャネル漏洩電力比−ACLR)を満たすことができるはずであるということである。しかしながら、計算される立方計量が示すMPRは、特定の波形及び特定の電力増幅器に対して実際に必要とされるものに比べて、しばしば、かなり過大評価又は過小評価されることがわかっている。
立方計量は、3次歪み(third order distortion)に関する相対的電力量に基づくものである。しかしながら、周波数領域内のこの電力の分布、特に、帯域内と隣接チャネルとの間の分布は考慮しない。同じ立方計量を用いるWCDMAアップリンク波形は、しばしば、完全に異なる分布を有するため、立方計量に基づくMPRは、しばしば失敗する。
WO 2008/077540では、MPR推定を大幅に向上させるための基準として、変調プロファイルを導入している。変調プロファイルは、立方計量の弱点に対処するものである。総3次歪み電力を定量化するのみならず、3次及びさらに高次の積に対するチャネル分布があらゆる波形について計算される。1つの波形から生じるこうした電力レベル・セットのそれぞれが、変調プロファイルと呼ばれる。変調プロファイルは、多くの方法でMPRにマッピング可能である。本明細書では、dB単位で与えられる変調プロファイル数の単純な線形組み合わせで、十分な正確さが得られることが証明されている。したがって、変調プロファイルを用いれば、すべての波形及び異なる電力増幅器特徴について、正確なMPR値を容易かつ迅速に計算することができる。これにより、設計パラメータ上のマージンが大幅に小さく、電力効率がはるかに高い状態で動作可能な、ユーザ機器の設計が可能となる。
前述のように、必要なMPRは、WCDMA信号内の物理チャネルに関するパラメータに依存する。TS 25.101「User Equipment(UE) radio transmission and reception(FDD)」、3GPP、リリース8では、以下のアップリンク物理チャネルのうちのいくつか又はすべてが使用されている。
・DPCCH、例えばパイロット・シンボル及び電力制御コマンドを搬送する
・DPDCH、トランスポート・チャネルDCHに関するデータを搬送する
・HS−DPCCH、関連付けられたDL HS−DSCH伝送に関するフィードバック情報を搬送する
・E−DPDCH、トランスポート・チャネルE−DCHに関するデータを搬送する
・E−DPCCH、関連付けられたE−DPCHチャネルに関する制御情報を搬送する
これらの物理チャネルに関するパラメータの許容される組み合わせの数は非常に多く、3GPPリリース8信号の場合、300000を超える。
既存のWCDMA標準における1つの問題は、立方計量計算をオンザフライで実行するのが困難なことである。代わりに、自然な解決策は、立方計量をすべての可能なチャネル構成についてオフラインで計算し、対応する可能なMPRをルックアップ・テーブルに記憶することである。欠点は、3GPPリリース8では可能な構成の数が300000を超えるため、ルックアップ・テーブルが非常に大きい必要があることである。マルチ搬送波伝送の導入により、組み合わせの数がさらに多くなるため、この問題はさらに大きくなっている。したがって、MPR計算を簡略化するいかなる方法も有益である。
他の問題は、立方計量が、しばしば、帯域外要件を満たすために実際に必要なMPRの正確な測度を与えないことである。この結果、電力増幅器バイアス、したがって電力消費が不必要に高くならざるを得ない場合がある。
立方計量ベースのMPR値が使用される場合、ルックアップ・テーブルは比較的小さいままであるが、エントリ数は多い。これは、立方計量に基づくMPRが、0.5 dBグリッド上で最も近い高位値に丸められた数として指定されるためである。したがって、0から3.5 dBまでの指定範囲からMPRを表すために、エントリ当たり3ビットのみが必要となる。しかしながら、より正確なMPRが、おそらくは最適な電力増幅器バイアスと共に使用されるはずである場合、ルックアップ・テーブルのサイズは劇的に増加することになる。
したがって本発明の実施形態の目的は、ルックアップ・テーブルを妥当なサイズで維持しながらデバイスの電力消費を低減させる、移動通信デバイスから送信される信号に関する電力低減レベルを決定する方法を提供することである。
本発明の実施形態によれば、目的は、デジタル無線通信システム内のいくつかの無線チャネルを介して、移動通信デバイスから送信されることになる信号に関する電力低減レベルを決定する方法で達成され、当該信号のそれぞれはいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調され、方法は、各変調構成について、当該変調構成に従って変調された信号の、移動通信デバイスから送信するために使用される電力低減の第1の推定を計算するステップと、計算された第1の推定を移動通信デバイスに記憶するステップとを含む。方法は、変調構成の限定セットを決定するステップであって、当該限定セットは、実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、決定するステップと、限定セットの各変調構成に関して、当該変調構成に従って変調された信号の送信に使用されることになる電力低減の最適化された推定を計算するステップと、計算された最適化された推定を移動通信デバイスに記憶するステップとを、さらに含む。
実際に使用される可能性が高い変調構成の限定セットを決定すること、及び、限定セットの構成のみに関する電力低減の最適化された推定を計算することによって、標準に従って計算された第1の推定が占有するメモリ・スペースは最適化された推定よりもはるかに少ないため、ルックアップ・テーブルのサイズを妥当に維持できることが保証される。
すべてのタイプの物理チャネルに関するパラメータの許容される組み合わせの数は非常に多く、3GPPリリース8信号の場合、300000を超えるが、それらのほとんどは、実際にはまったく使用されないか、又は滅多に使用されない。例えば、所与のセットの物理チャネルを伴う信号の場合、拡散符号及び拡散率は、物理チャネルが搬送している符号レート及び情報量に従って設定される。その後、適用するのが妥当な各物理チャネルに対して許容される設定の中に、その設定の限定領域が存在する。
したがって、方法は、実際に使用される可能性が高いことが決定された物理チャネル構成の限定セットに関して適用されるMPRを最適化する。これらの最適化された設定が、物理チャネル構成の限定セットの性能をより良くすることができる。このセットに属さない信号の場合、MPRのより控えめな値(conservative value)を使用することができる。
方法は、当該変調構成に従って変調された信号の3次積から計算された項を含む、変調依存データから、当該第1の推定及び当該最適化された推定のうちの少なくとも1つを計算するステップを、さらに含むことができる。これは、通常、標準に従って立方計量から計算することが可能な第1の推定の場合である。或いは、方法は、移動通信デバイスの信号の特徴及び送信器のモデルに基づいて、当該第1の推定及び当該最適化された推定のうちの少なくとも1つを計算するステップを、含むことができる。
方法は、限定セットの各変調構成について、移動通信デバイスに関する送信器設定の最適化されたセットを計算するステップを、さらに含むことができる。送信器設定のセットは、移動通信デバイスの電力増幅器に関するバイアス及び供給電圧のうちの少なくとも1つを含むことができる。送信器の電力設定も電力消費に影響を与える。変調構成の限定セットを使用する場合、適用するのが妥当な各物理チャネルに対して許容される設定の中にも、その電力設定の限定領域が存在する。電力設定が低すぎると、データ/制御伝送が失敗することになり、電力設定が高すぎると電力の無駄になるだけであって、結果としてユーザ機器のバッテリ消耗が増加し、ネットワーク内の干渉レベルが上昇することになる。適用されたMPR並びに送信器設定が、物理チャネル構成の限定セットに対して最適化される場合、これらの構成に対するユーザ機器のエネルギー消費は低減される。このセットに属していない信号の場合、代わりに設定のより控えめな値を使用することができるため、結果としてこれらのケースではユーザ機器のエネルギー消費がはるかに多くなる可能性がある。しかしながら、これらの信号は推定上めったに使用されないため、この挙動がユーザ機器バッテリ全体の消耗に影響を与えることはごくわずかである。構成の限定セットを使用する場合、正確なMPR及び送信器設定を小さなルックアップ・テーブルに効率的に記憶することができる。
一実施形態では、方法は、所与のネットワーク・ベンダー又はネットワーク・オペレータに関するシステム設定の知識から変調構成の限定セットを決定するステップと、当該最適化された推定をオフラインで計算及び記憶するステップとを、さらに含む。電力設定を含む、使用する物理層パラメータは、大部分がネットワークによってユーザ機器へと信号送信される。これらのパラメータは、通常、ベンダー特有であり、オペレータがそれらを所与の展開のために最適化するように微調整することも可能である。しかしながら、妥当な電力設定の範囲はかなり限定されており、標準によって許可されるよりもかなり狭い。信号送信されるパラメータに加えて、ユーザ機器は、例えば最大出力電力制約の対象となる場合、これらのパラメータをある状況で調整することが可能である。
これらの設定を取得する1つの方法は、方法が、当該デジタル・ワイヤレス通信システムの異なるネットワークにおいて、異なるデータ・レート及び異なる変調構成で通信デバイス見本(specimen)を動作するステップと、この動作中の測定結果を記録するステップと、記録された測定結果から当該システム設定の知識を取得するステップと、をさらに含む場合である。
他の実施形態では、方法は、移動通信デバイスの動作中に、当該デジタル・ワイヤレス通信システムのネットワークからシステム・パラメータを受信するステップと、当該移動通信デバイス内で受信されたシステム・パラメータから、変調構成の限定セットを決定するステップと、当該最適化された推定を計算し、当該移動通信デバイス内に記憶するステップと、をさらに含む。
方法は、当該移動通信デバイスの動作中に、異なる変調構成の使用に関する情報を記録するステップと、変調構成の現行の限定セットが変調構成の実際の使用を反映していない場合、それに応じて限定セットを更新するステップと、更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に関する、最適化された推定を計算及び記憶するステップと、をさらに含むことができる。第1の好ましいセットに関する最適化が実行された後、どの構成が実際に使用されているかの新しい信号送信及び/又は観察に基づいて、好ましいセットの更新を続行することができる。したがって、MPR及びPAバイアス・パラメータを記憶しているルックアップ・テーブル又はルックアップ・テーブルの一部は、可変コンテンツを有することができる。
一実施形態では、更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップは、当該移動通信デバイスの送信器回路内で、この回路が他の信号の送信に使用されていない期間中に、更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に対応する信号を生成するステップと、生成された信号から、この変調構成に関する当該最適化された推定を計算するステップと、を含むことができる。
他の実施形態では、更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップは、変調構成の限定セットが更新された場合、セットの新しい変調構成に関する最適化された推定を、当該移動通信デバイスに関して以前に計算されたすべての変調構成に関する最適な推定を備えるデータベースを含むサーバに、要求するステップと、要求された推定を当該サーバから受信し、それらを当該移動通信デバイス内に記憶するステップと、を含むことができる。
さらに他の実施形態では、更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップは、移動通信デバイスからの当該変調構成のうちの1つに従って変調された信号を送信するステップと、測定受信器内で当該信号を受信し、受信した信号から、信号の送信中に移動通信デバイスから放出されたスペクトル放出を決定するステップと、決定されたスペクトル放出から、その変調構成に関する最適化された推定を計算するステップと、を含むことができる。測定受信器は、オフラインで使用されるように外部に存在可能であるが、測定受信器を移動通信デバイス内に組み込み、オンラインで使用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態は、移動通信デバイスにおいて、デジタル・ワイヤレス通信システムにおけるいくつかの無線チャネルを介して移動通信デバイスから送信される信号に関する電力低減レベルを選択する方法にも関し、信号はいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調され、移動通信デバイスは、そのメモリ内に、移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の第1の推定であって、第1の推定は当該変調構成のそれぞれについて計算された、第1の推定と、移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の最適化された推定であって、最適化された推定は変調構成の限定セットのうちの各変調構成について計算され、当該限定セットは実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、最適化された推定と、を記憶する。方法は、後続の期間中に信号の変調に使用されることになる変調構成を決定するステップと、当該決定された変調構成が変調構成の限定セットに属するかどうかを決定するステップと、決定された変調構成が変調構成の限定セットに属する場合、記憶された最適化された推定を信号の送信に使用するステップと、属さない場合、記憶された第1の推定を信号の送信に使用するステップと、を含む。
電力低減レベルを決定する方法に関して前述された方法に対応する実施形態は、電力低減レベルを選択する方法にも適用される。
本発明のいくつかの実施形態は、デジタル・ワイヤレス通信システムにおいていくつかの無線チャネルを介して信号を送信すること、及び、送信された信号をいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調することを、実行するように構成された、移動通信デバイスにも関し、さらにデバイスは、移動通信デバイスから送信されることになる信号に電力低減レベルを使用するようにも構成され、デバイスは、移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の第1の推定であって、第1の推定は当該変調構成のそれぞれについて計算された、第1の推定と、移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の最適化された推定であって、最適化された推定は変調構成の限定セットのうちの各変調構成について計算され、当該限定セットは実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、最適化された推定と、を記憶する、メモリを備える。さらにデバイスは、後続の期間中に信号の変調に使用されることになる変調構成を決定すること、当該決定された変調構成が変調構成の限定セットに属するかどうかを決定すること、決定された変調構成が変調構成の限定セットに属する場合、記憶された最適化された推定を信号の送信に使用すること、及び、属さない場合、記憶された第1の推定を信号の送信に使用すること、を実行するように構成される。
電力低減レベルを選択する方法に関して前述された方法に対応する実施形態は、移動通信デバイスにも適用される。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら以下でより完全に説明する。
移動端末内の送信器を示す簡略ブロック図である。 第1の推定及び最適化された推定がどのように計算及び記憶可能であるかを示すフローチャートである。 第1の推定及び最適化された推定から選択するように構成されたアップリンク送信器に関する動作モードを示す、フローチャートである。 第1の推定並びに最適化された推定が記憶されるメモリを備えた、MPRユニットを示す図である。 ネットワーク・ベンダー及び/又はオペレータのために、システム設定の知識を通じて構成の限定セットを決定する1つの方法を示すフローチャートである。 ネットワークによって送信されたシステム・パラメータを受信した後に、限定セットがどのように構築可能であるかを示すフローチャートである。
図1では、移動端末内の送信チェーン1の簡略ブロック図が示されている。移動端末は、例えば、3GPP標準に従い、以下のアップリンク物理チャネルの一部又はすべてを処理するように配置構成された、符号分割多重アクセス(CDMA)システム又は広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)システムでの使用に適合可能である。
・DPCCH、例えばパイロット・シンボル及び電力制御コマンドを搬送する
・DPDCH、トランスポート・チャネルDCHに関するデータを搬送する
・HS−DPCCH、関連付けられたDL HS−DSCH伝送に関するフィードバック情報を搬送する
・E−DPDCH、トランスポート・チャネルE−DCHに関するデータを搬送する
・E−DPCCH、関連付けられたE−DPCHチャネルに関する制御情報を搬送する
これらの物理チャネルに関する指定により、移動端末の送信器によって使用されることになる信号変調の、300000を超える異なる構成が可能となる。
無線リソース制御RRC2、媒体アクセス制御MAC3、物理層4、無線5、及び電力増幅器PA6の、5つのブロックが示されている。RRCブロック2では、チャネルはネットワークからの制御メッセージに基づいて構成される。このチャネル構成では、すべての可能なトランスポート形式の組み合わせ、並びに各物理チャネルの構成が与えられる。MACブロック3は、それぞれのチャネル上で送信されることになるデータを処理している。MACは、それぞれのチャネル上で送信されるべきデータの量をスケジューリングする。物理層4では、物理チャネル上のデータの多重化が実行され、チャネルは波形生成器9内で変調され、組み合わせられる。その後、結果として生じる信号は、無線回路5によって処理され、アンテナ7を介して送信するために、電力増幅器6内で増幅される。
前述のように、移動端末の送信器1は、信号変調の300000を超える異なる構成の処理が必要な可能性があり、そのそれぞれが、例えば信号のピーク対平均比に関して、独自の固有のプロパティを有する。信号の2乗平均平方根(RMS)レベルが一定に維持されている場合、ピーク対平均比が異なる信号は、電力増幅器6などの非線形回路において、異なる歪みレベルを生じさせることになる。こうした歪みは隣接チャネルへの漏洩に影響を与えるため、割り当てられたチャネル周波数上に集中するフィルタリング済み平均電力と、隣接するチャネル周波数上に集中するフィルタリング済み平均電力との比として定義される、隣接チャネル漏洩電力比(ACLR)は、それぞれの変調構成に対して異なるものとなる。
この影響の結果を低減させるために、すべての変調構成に関するACLRをほぼ均一にするために使用される変調構成に応じて、電力増幅器6の出力電力を、公称最大出力電力からより低い値に低減させることができる。この電力低減は、バックオフとも呼ばれる。3GPP標準は、最大可能電力低減レベル、すなわち最大電力低減(MPR)を含む。
電力低減は、MPRユニット8において、RRC2及びMAC3からの入力に基づいて決定可能であり、これが、端末から送信される最大出力電力を制限する。計算されたバックオフは、信号送信時に波形生成器9内で使用される。MPR計算は、以下で説明するように、無線ブロック5及び電力増幅器6を制御するためにも使用可能である。
前述のように、WCDMAシステムでは、通常、所与の波形にどれだけのMPRが適用可能であるかについての測度として、立方計量(CM)が使用される。特定のWCDMAアップリンク信号波形は、拡散符号、拡散率、電力レベル、及び変調などの、異なる物理層パラメータに関連付けられた、いくつかの構成要素からなり、そのすべてが、簡単でない方法で信号の立方計量を決定する。
立方計量は発見的測度であり、WCDMAアップリンク信号に関して立方計量からdB単位で許容MPRが計算できるように、いくつかの数値定数が選択される。基本原理は、異なる波形が、同じPAバイアスを使用して、次元決定帯域外要件(典型的には、隣接チャネル漏洩電力比−ACLR)を満たすことができるはずであるということである。しかしながら、計算される立方計量が示すMPRは、特定の波形及び特定の電力増幅器に対して実際に必要とされるものに比べて、しばしば、かなり過大評価又は過小評価されることがわかっている。
立方計量は、3次歪みに関する相対的電力量に基づくものである。しかしながら、周波数領域内のこの電力の分布、特に、帯域内と隣接チャネルとの間の分布は考慮しない。同じ立方計量を用いるWCDMAアップリンク波形は、しばしば、完全に異なる分布を有するため、立方計量に基づくMPRは、しばしば失敗する。
WO2008/077540では、MPR推定を大幅に向上させるための基準として、変調プロファイルを導入している。変調プロファイルは、立方計量の弱点に対処するものである。総3次歪み電力を定量化するのみならず、3次及びさらに高次の積に対するチャネル分布があらゆる波形について計算される。1つの波形から生じるこうした電力レベル・セットのそれぞれが、変調プロファイルと呼ばれる。変調プロファイルは、多くの方法でMPRにマッピング可能である。本明細書では、dB単位で与えられる変調プロファイル数の単純な線形組み合わせで、十分な正確さが得られることが証明されている。したがって、変調プロファイルを用いれば、すべての波形及び異なる電力増幅器特徴について、正確なMPR値を容易かつ迅速に計算することができる。これにより、設計パラメータ上のマージンが大幅に小さく、電力効率がはるかに高い状態で動作可能な、ユーザ機器の設計が可能となる。
既存のWCDMA標準では、立方計量計算はオンザフライで実行するのが困難である。代わりに、自然な解決策は、立方計量をすべての可能なチャネル構成についてオフラインで計算し、対応する可能なMPRをルックアップ・テーブルに記憶することである。欠点は、可能な構成の数が300000を超える可能性があるため、ルックアップ・テーブルが非常に大きい必要があることである。マルチ搬送波伝送の導入により、組み合わせの数がさらに多くなるため、この問題はさらに大きくなっている。
さらに立方計量は、しばしば、帯域外要件を満たすために実際に必要なMPRの正確な測度を与えない。この結果、電力増幅器バイアス、したがって電力消費が不必要に高くならざるを得ない場合がある。
ルックアップ・テーブル内で多数のエントリが必要であるが、立方計量ベースのMPR値が使用される場合、ルックアップ・テーブルは依然として比較的小さいままで維持することができる。これは、CMベースのMPRが、0.5dBグリッド上で最も近い高位値に丸められた数として指定されるためである。したがって、0から3.5dBまでの指定範囲からMPRを表すために、エントリ当たり3ビットのみが必要となる。しかしながら、より正確なMPRが、おそらくは最適な電力増幅器バイアスと共に使用されるはずである場合、ルックアップ・テーブルのサイズは劇的に増加することになる。
前述のように、上記すべてのタイプの物理チャネルに関するパラメータの許容される組み合わせの数は非常に多く、3GPPリリース8信号の場合、300000を超える。しかしながら、それらのほとんどは、実際にはまったく使用されないか、又は滅多に使用されない。例えば、所与のセットの物理チャネルを伴う信号の場合、拡散符号及び拡散率は、物理チャネルが搬送している符号レート及び情報量に従って設定される。その後、適用するのが妥当な各物理チャネルに対して許容される設定の中に、その設定の限定領域が存在する。電力設定が低すぎると、データ/制御伝送が失敗することになり、電力設定が高すぎると電力の無駄になるだけであって、結果としてUEのバッテリ消耗が増加し、ネットワーク内の干渉レベルが上昇することになる。
本発明の実施形態では、適用されたMPR、並びに、実際に使用される可能性が高いことが決定された物理チャネル構成の限定セットに関したPAバイアス設定などの、適用された送信器設定を最適化するための、方法が提供される。これらの最適化された設定は、ユーザ機器のエネルギー消費を最小限にすることが意図されている。このセットに属していない信号の場合、代わりに、MPR及び/又はPAバイアス設定のより控えめな値を使用することができるため、結果としてこれらのケースではユーザ機器のエネルギー消費がはるかに多くなる可能性がある。しかしながら、これらの信号は推定上めったに使用されないため、この挙動がユーザ機器バッテリ全体の消耗に影響を与えることはごくわずかである。構成の限定セットを使用する場合、正確なMPR及びPAバイアス・パラメータを小さなルックアップ・テーブルに効率的に記憶することができる。
標準化及び最適化されたMPR推定がどのように計算及び記憶できるかを示すフローチャート100が、図2に示されている。第1に、ステップ101で、例えば立方計量に基づいて、標準に従った300000を超える変調構成のそれぞれについて、MPRの第1の推定が計算される。「変調構成」という用語は、本明細書では「物理チャネル構成」と読み取ることも可能であり、すなわち、単なる変調形式又は配置点(constellation point)のセット以上であり、例えば拡散、パルス状を含む、ビットから時間信号までのチェーン全体、並びに物理チャネルをどのように重み付け及び組み合わせるかを含むことに留意されたい。計算された推定は、その後ステップ102で、ユーザ機器に記憶される。その後ステップ103で、実際に使用される可能性が最も高い変調構成の限定セットが決定される。このセットを決定する方法はいくつかあり、以下で詳細に説明する。
限定セットが決定されると、その後ステップ104で、限定セットの各構成について、MPRの最適化された推定が計算される。例として、最適化された推定は、前述のように変調プロファイルを使用して計算することができる。最後にステップ105で、これらの最適化された推定はユーザ機器に記憶される。当然ながら、第1の推定並びに最適化された推定を最初に計算し、その後、単一の記憶ステップで、まとめてユーザ機器に記憶することも可能である。これは、ユーザ機器の新しいモデルの開発段階で推定が計算され、その後、製造段階で各デバイスに記憶される場合とすることができる。
デバイス内で必要なメモリの量を低減させるために、ステップ102で、MPRの次善の推定のみを計算及び記憶することが可能である。これらの値は、規制上の要件によって定義された最大許容MPRよりも小さいか又は等しい必要がある。したがって、ACLRなどの放出要件に違反しないために、PAバイアスを増加させることが必要な場合がある。極端な場合、第1の推定はいかなる物理チャネル構成に対してもまったくMPRを許可せず、PAバイアスは、すべての信号に対するACLRの達成を保証するように、十分高く設定することができる。こうした手法は、限定セットに対する最適化がステップ103〜105で適切に実行されない場合、デバイス内の電力消費を大幅に増加させることになる。
限定セットの各構成に対して計算されたMPRの最適化された推定に加えて、これらの構成に関する送信器設定の最適化されたセットも計算することができる。これらの最適化された設定は、電力増幅器のバイアス及び供給電圧のうちの少なくとも1つを含むことができる。
電力設定を含む、使用する物理層パラメータは、大部分がネットワークによってユーザ機器へと信号送信される。これらのパラメータは、通常、ベンダー特有であり、オペレータがそれらを所与の展開のために最適化するように微調整することも可能である。しかしながら、妥当な電力設定の範囲はかなり限定されており、標準によって許可されるよりもかなり狭い。信号送信されるパラメータに加えて、ユーザ機器は、例えば最大出力電力制約の対象となる場合、これらのパラメータをある状況で調整することが可能である。
したがって本発明は、以下では、好ましいセット又は好ましい構成と呼ばれる、実際に使用される可能性が高い物理チャネル構成の限定セットに関して、適用されたMPR及び適用されたPAバイアスを最適化するための方法である。
本発明に従ったいくつかの実施形態を採用する、アップリンクWCDMA送信器に関する動作の基本モードが、図3のフローチャート200に示されている。その物理層パラメータのセット、すなわちベータ(利得)係数、拡散率、拡散符号、及び変調を備えた、現在選択された構成に従って、各スロットの送信用の信号が、ステップ201で作成される。次にステップ202で、この構成が好ましいセットに属するかどうか、すなわちこの構成に関して最適化されたMPR及びPAバイアス値が計算されたかどうかがチェックされる。
この構成が好ましいセットに属する、すなわち最適化されたMPR及びPAバイアス値がこの構成に関するユーザ機器に記憶されている場合、ステップ203で、対応する最適な設定が使用される。これらの最適な値は、ユーザ機器のエネルギー消費を最小限にすることが意図されているが、依然として、妥当なゆとりを持って3GPP要件を満たしている。
好ましいセットに属していない信号の場合、ステップ204で、MPR及び/又はPAバイアス設定のより控えめな値を使用することが可能であり、結果として、これらのケースの場合、ユーザ機器のエネルギー消費がかなり多くなる。しかしながら、これらの信号は推定上めったに使用されないため、この挙動がユーザ機器バッテリ全体の消耗に影響を与えることはごくわずかである。このステップが実行された場合、滅多に使用されない構成のうちの1つが実際に使用されるため、この構成は、構成の好ましいセットがユーザ機器内で修正可能な場合、今後の最適化の候補として、ステップ205でマーク付け及び記憶される。
したがって、図4に示されるように、MPRユニット8は、MPRの第1の推定12及び時には送信器設定、並びに、MPRの最適化された推定13及び送信器設定が記憶される、メモリ11を備える。プロセッサ14は、現在の構成が好ましいセットに属するか否かをチェックし、それに応じて、前述のように、最適化された推定又は第1の推定のいずれかから対応する推定を選択する。
構成の第1の好ましいセットを決定する1つの方法は、1つ又は複数のネットワーク・ベンダー、並びに/或いは、1つ又は複数のオペレータに関するシステム設定の知識を介するものである。その後、好ましいセットに関する最適なMPR値及び/又はPAバイアス設定(又は他の送信器設定)を、潜在的に特定のPA特徴の詳細な知識を考慮に入れながら、オフラインで取得することが可能である。その後、設定をユーザ機器に事前ロードすることができる。この方式に従った手順が、図5に示されたフローチャート300に示されている。第1に、ステップ301で、例えばネットワーク・ベンダーから好ましい構成のリストが取得され、その後、これらの構成に関する最適な設定が計算される。ステップ302で、セットのすべての構成が最適化されたかどうかがチェックされる。最適化されていない場合、ステップ303で、リスト内の次の構成に関する最適化された値が計算される。最適化された設定が好ましいセットのすべての構成に関して計算されている場合、ステップ304で、計算された値をユーザ機器に記憶するか又は事前ロードすることができる。
実際には、異なるベンダー/オペレータがどのシステム設定を使用するかの直接得られる情報が、使用できない場合がある。その後、こうした情報を取得する1つの方法は、様々なネットワーク内で多様なデータ・レートで動作するユーザ機器をテストし、異なる構成の使用率を記録することである。
本発明の他の実施形態では、好ましいセットをユーザ機器に事前ロードする必要がない。こうした手順の1つが、図6に示されたフローチャート400に示されている。代わりに、好ましいセットを導出することが可能な、ネットワークによって送信されたシステム・パラメータを受信した後に、好ましいセットを構築することが可能であり、その後、対応するMPR及びPAバイアス最適化を実行することができる。ステップ401で、信号送信パラメータがネットワークから受信され、その後ステップ402で、これらのパラメータに基づいて好ましい構成のリストが作成される。その後、これらの構成に関する最適な設定を計算することができる。ステップ403で、セットのすべての構成が最適化されたかどうかがチェックされる。最適化されていない場合、ステップ404で、リスト内の次の構成に関する最適化された値が計算される。
さらに、第1の好ましいセットに関する最適化が実行された後、どの構成が実際に使用されているかの新しい信号送信及び/又は観察に基づいて、好ましいセットの更新を続行することができる。したがって、最適化された設定が好ましいセットのすべての構成について計算された場合、プロセスは、新しい好ましい構成が最適化に関してスケジューリングされるまで、ステップ405で待機状態に入る。したがって、MPR及びPAバイアス・パラメータを記憶するルックアップ・テーブル又はルックアップ・テーブルの一部は、可変コンテンツを有することができる。
WCDMAでは、第1の好ましいセットを計算するために必要なシステム設定は、ネットワークからユーザ機器へと信号送信されるRRC(無線リソース制御)を通じて送信されるいくつかのパラメータを含む。この信号送信は、大部分が接続セットアップ段階中に、遅い時間スケールで実行される。したがって、これらのパラメータの大部分は、通常、接続時に経時的に変更されない。信号送信されたパラメータから、ユーザ機器は、送信されることになる情報のビット数に応じて、直接又は計算を通じて、どの物理チャネル構成を使用するかについて推論することができる。使用されたチャネル構成を取り出すための手順については、3GPP Technical Specificationの、例えばTS 25.212のセクション4.8.4.1「Multiplexing and channel coding(FDD)」、3GPP、TS 25.213のセクション4.2.1「Spreading and modulation(FDD)」、3GPP、及び、TS 25.214のセクション5.1.2.5〜5.1.2.5B「Physical layer procedures(FDD)」、3GPPに記載されている。
更新手順は、いくつかの方法で実装可能である。例えば、いかなる信号の送信にも実際に使用されていない間、送信器チェーンの一部を使用することができる。新しい好ましい構成に対応する信号が、送信器チェーンのデジタル部分で生成可能であり、それに対して立方計量又は好ましくは変調プロファイルなどの関連測度が計算可能であり、この構成に関して、最適化されたMPR及びPAバイアス設定を決定及び記憶することができる。これらの計算に関連付けられた厳密なタイミング要件は存在せず、送信器チェーンがアイドル状態であればいつでも実行可能であることに留意されたい。
更新手順に関する他の提案は、すべての構成に関し、場合によってはユーザ機器の異なるモデル又はユーザ機器内の一部(電力増幅器、TXチップなど)のモデルに特有の、データベースを含む、サーバを呼び出すことである。ユーザ機器は、これまで未使用であるか、又はほとんど使用されていない構成が、頻繁に使用されているようにログ記録されている場合、こうしたサービスにアクセスすることができる。ユーザ機器は、こうしたサービスに定期的にアクセスすることもできる。後者の場合、ユーザ機器は、UEの製造業者がパラメータの変更の必要性を識別した場合に、一般的な更新について照会することができる。
更新手順は、PAバイアスを慎重に改良する目的で測定受信器を使用することも含むことが可能であり、さらにそれによってMPRも変更できる。これは、電力増幅器のようなTXチェーン部分の特徴が、他の方法で想定されなければならない名目的挙動とは異なるという事実によって動機付けられる。また、時系列パラメータ(aging parameter)及び環境パラメータも、特徴に影響を与える可能性がある。より具体的に言えば、測定受信器は、通常の動作時にスペクトル放出(例えばACLR)を定量化し、使用中の特定の構成に関連付けられた結果を記録し、次に使用される際にその同じ構成に対してPAバイアス及び/又はMPRをわずかに調整するように最適化アルゴリズムを適用するために、使用される。アルゴリズムは、電力効率を最大にしながら、ACLRに関するマージンの所望のレベルに達する/レベルを維持するように、パラメータを最適化する。測定受信器は、オフラインで使用されるように外部に存在可能であるが、測定受信器を移動通信デバイス内に組み込み、オンラインで使用することも可能である。
既存のユーザ機器の実装は、電力増幅器がすべてのレベルで効率良く動作することを保証するために、出力電力に応じたPAバイアスを有することができる。この技法は、本発明の実施形態と組み合わせることができる。PAバイアス・ポイントの単一のテーブルを出力電力の関数として有するのではなく、各好ましい構成が最も好適なテーブルを指す、こうしたテーブルのベクトルが使用可能なはずである。この方法では、メモリ使用率を低く維持することができる。欠点は、バイアス・ポイントがいくつかの構成によって対処できないため、前述のようにバイアス・ポイントを1つの構成に基づいて調整できないことである。
構成ごとにバイアスを調整するための機能が依然として望ましい場合、こうした各構成は、独自のバイアス・ポイント対出力電力テーブルを持たなければならない。これによって、メモリ使用率の増加を犠牲にして、各構成の最適化がさらに実行可能である。実際のバイアス・ポイント値をテーブル内に記憶することの代替として、テーブルは、事前に定義されたバイアス・ポイント設定の共通リストに対するインデックスを含むことができる。したがって、特定の構成及び出力電力レベルに関するバイアス・ポイントを変更するべきである場合、対応するインデックスは、所望のバイアス・ポイントに最も類似しているバイアス・ポイントに変更される。
多くの場合、バイアス・ポイントを指定するために必要なビット数は大きいが、使用可能なバイアス・ポイントの共通リストはサイズ(すべての可能な組み合わせの小さなサブセット)を限定することができる。その場合には、共通バイアス・ポイントへのインデックスを備えるテーブルを使用する、各好ましい構成に関する設定リストは、メモリ割り振りに関して非常に効率的となる。
前述のすべての更新及び調整手順に共通なことは、生成される結果が標準仕様に準拠していることをチェックしなければならないことである。例えば、所与の構成に関してMPR値が計算される場合、その構成に対して許容されるMPRよりも高いものでないことをチェックしなければならない。その場合には、標準によって規定されたMPR値が使用されるものとする。
以上、本発明に従った実施形態について、主に、WCDMA信号に関して説明してきたが、有利なことに他の技術にも同様に適用可能である。これには例えば、複数搬送波を介した動作などの、現行のWCDMA標準に対する拡張も含まれる。
前述の方法は、より電力効率の良いユーザ機器の動作を可能にしながら、構成の限定セットに関する詳細なMPR及びPAバイアス値を記憶することのみを必要とするものであるため、それによってメモリ要件が大幅に低減される。また方法は、あまり使用されない構成を廃棄するという犠牲を払いながら、新しい頻繁に使用される構成に関するパラメータを記憶することが可能な更新メカニズムを導入することによってサポート可能な、限定量の構成に関して柔軟性も提供する。この更新メカニズムは、ユーザ機器特有であることが可能なパラメータをさらに改良するためにも使用可能である。これらは、出力電力と共にPAバイアス・ポイントを変化させる機能と組み合わせることができる。
以上、本発明の様々な実施形態について説明及び図示してきたが、本発明はこれらに制約されるものではなく、以下の特許請求の範囲で定義された課題の範囲内にある他の方法で具体化することも可能である。

Claims (28)

  1. デジタル無線通信システム内のいくつかの無線チャネルを介して、移動通信デバイス(1)から送信されることになる信号に関する電力低減レベルを決定する方法であって、前記信号のそれぞれはいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調され、
    ・各変調構成について、前記変調構成に従って変調された信号の、前記移動通信デバイスから送信するために使用される電力低減の第1の推定を計算するステップ(101)と、
    ・前記計算された第1の推定を前記移動通信デバイスに記憶するステップ(102)と、
    を含み、
    ・変調構成の限定セットを決定するステップ(103)であって、前記限定セットは、実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、決定するステップと、
    ・前記限定セットの各変調構成に関して、前記変調構成に従って変調された信号の送信に使用されることになる電力低減の最適化された推定を計算するステップ(104)と、
    ・前記計算された最適化された推定を前記移動通信デバイスに記憶するステップ(105)と、
    を、さらに含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記変調構成に従って変調された信号の3次積から計算された項を含む変調依存データから、前記第1の推定及び前記最適化された推定のうちの少なくとも1つを計算するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動通信デバイスの前記信号及び送信器のモデルの特徴に基づいて、前記第1の推定及び前記最適化された推定のうちの少なくとも1つを計算するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記限定セットの各変調構成について、前記移動通信デバイスに関する送信器設定の最適化されたセットを計算するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記送信器設定のセットが、前記移動通信デバイスの電力増幅器に関するバイアス及び供給電圧のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. ・所与のネットワーク・ベンダー又はネットワーク・オペレータに関するシステム設定の知識から前記変調構成の限定セットを決定するステップ(301)と、
    ・前記最適化された推定をオフラインで計算(303)及び記憶するステップ(304)と、
    を、さらに含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ・前記デジタル・ワイヤレス通信システムの異なるネットワークにおいて、異なるデータ・レート及び異なる変調構成で通信デバイス見本を動作するステップと、
    ・この動作中の測定結果を記録するステップと、
    ・前記記録された測定結果から前記システム設定の知識を取得するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. ・前記移動通信デバイスの動作中に、前記デジタル・ワイヤレス通信システムのネットワークからシステム・パラメータを受信するステップ(401)と、
    ・前記移動通信デバイス内の前記受信されたシステム・パラメータから、前記変調構成の限定セットを決定するステップ(402)と、
    ・前記最適化された推定を計算し(404)、前記移動通信デバイス内に記憶するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  9. ・前記移動通信デバイスの動作中に、異なる変調構成の使用に関する情報を記録するステップと、
    ・変調構成の現行の限定セットが変調構成の実際の使用を反映していない場合、それに応じて前記限定セットを更新するステップと、
    ・前記更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に関する、最適化された推定を計算及び記憶するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップが、
    ・前記移動通信デバイスの送信器回路内で、この回路が他の信号の送信に使用されていない期間中に、前記更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に対応する信号を生成するステップと、
    ・前記生成された信号から、この変調構成に関する前記最適化された推定を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップが、
    ・前記変調構成の限定セットが更新された場合、前記セットの新しい変調構成に関する最適化された推定を、前記移動通信デバイスに関して以前に計算されたすべての変調構成に関する最適な推定を備えるデータベースを含むサーバに、要求するステップと、
    前記要求された推定を前記サーバから受信し、それらを前記移動通信デバイス内に記憶するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  12. 前記更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップが、
    ・前記移動通信デバイスからの前記変調構成のうちの1つに従って変調された信号を送信するステップと、
    ・測定受信器内で前記信号を受信し、前記受信した信号から、前記信号の送信中に前記移動通信デバイスから放出されたスペクトル放出を決定するステップと、
    ・前記決定されたスペクトル放出から、その変調構成に関する最適化された推定を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  13. 移動通信デバイス(1)において、デジタル・ワイヤレス通信システムにおけるいくつかの無線チャネルを介して前記移動通信デバイスから送信される信号に関する電力低減レベルを選択する方法であって、前記信号はいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調され、前記移動通信デバイスは、そのメモリ(11)内に、
    ・前記移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の第1の推定(12)であって、第1の推定は前記変調構成のそれぞれについて計算された、第1の推定と、
    ・前記移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の最適化された推定(13)であって、最適化された推定は変調構成の限定セットのうちの各変調構成について計算され、前記限定セットは実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、最適化された推定と、
    を記憶し、
    ・後続の期間中に前記信号の変調に使用されることになる変調構成を決定するステップ(201)と、
    ・前記決定された変調構成が前記変調構成の限定セットに属するかどうかを決定するステップ(202)と、
    ・前記決定された変調構成が前記変調構成の限定セットに属する場合、前記記憶された最適化された推定を前記信号の送信に使用するステップ(203)と、
    ・属さない場合、前記記憶された第1の推定を前記信号の送信に使用するステップ(204)と、
    を含む、方法。
  14. 前記移動通信デバイスが、前記限定セットの各変調構成について、そのメモリ内に、前記移動通信デバイスに関する送信器設定の最適化されたセットをさらに記憶すること、及び、前記方法が、前記決定された変調構成が前記変調構成の限定セットに属する場合、前記記憶された最適化された送信器設定を前記信号の送信に使用するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記送信器設定のセットが、前記移動通信デバイスの電力増幅器に関するバイアス及び供給電圧のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. ・前記移動通信デバイスの動作中に、前記デジタル・ワイヤレス通信システムのネットワークからシステム・パラメータを受信するステップ(401)と、
    ・前記移動通信デバイス内の前記受信されたシステム・パラメータから、前記変調構成の限定セットを決定するステップ(402)と、
    ・前記最適化された推定を計算し(404)、前記移動通信デバイス内に記憶するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. ・前記移動通信デバイスの動作中に、異なる変調構成の使用に関する情報を記録するステップと、
    ・変調構成の現行の限定セットが変調構成の実際の使用を反映していない場合、それに応じて前記限定セットを更新するステップと、
    ・前記更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に関する、最適化された推定を計算及び記憶するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップが、
    ・前記移動通信デバイスの送信器回路内で、この回路が他の信号の送信に使用されていない期間中に、前記更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に対応する信号を生成するステップと、
    ・前記生成された信号から、この変調構成に関する前記最適化された推定を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 前記更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップが、
    ・前記変調構成の限定セットが更新された場合、前記セットの新しい変調構成に関する最適化された推定を、前記移動通信デバイスに関して以前に計算されたすべての変調構成に関する最適な推定を備えるデータベースを含むサーバに、要求するステップと、
    前記要求された推定を前記サーバから受信し、それらを前記移動通信デバイス内に記憶するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  20. 前記更新されたセットの変調構成に関する最適な推定を計算するステップが、
    ・前記移動通信デバイスからの前記変調構成のうちの1つに従って変調された信号を送信するステップと、
    ・測定受信器内で前記信号を受信し、前記受信した信号から、前記信号の送信中に前記移動通信デバイスから放出されたスペクトル放出を決定するステップと、
    ・前記決定されたスペクトル放出から、その変調構成に関する最適化された推定を計算するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  21. デジタル・ワイヤレス通信システムにおいていくつかの無線チャネルを介して信号を送信すること、及び、送信された信号をいくつかの変調構成のうちの1つに従って変調することを、実行するように構成された、移動通信デバイス(1)であって、さらに移動通信デバイスから送信されることになる信号に電力低減レベルを使用するように構成され、
    ・前記移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の第1の推定(12)であって、第1の推定は前記変調構成のそれぞれについて計算された、第1の推定と、
    ・前記移動通信デバイスからの信号の送信に使用されることになる電力低減の最適化された推定(13)であって、最適化された推定は変調構成の限定セットのうちの各変調構成について計算され、前記限定セットは実際に使用される可能性が高いことが決定された変調構成を含む、最適化された推定と、
    を内部に記憶したメモリ(11)を備え、さらに
    ・後続の期間中に前記信号の変調に使用されることになる変調構成を決定すること、
    ・前記決定された変調構成が前記変調構成の限定セットに属するかどうかを決定すること、
    ・前記決定された変調構成が前記変調構成の限定セットに属する場合、前記記憶された最適化された推定を前記信号の送信に使用すること、及び
    ・属さない場合、前記記憶された第1の推定を前記信号の送信に使用すること、
    を実行するように構成された、デバイス。
  22. 前記デバイスが、前記限定セットの各変調構成について、そのメモリ内に、前記移動通信デバイスに関する送信器設定の最適化されたセットをさらに記憶すること、及び、さらに前記デバイスが、前記決定された変調構成が前記変調構成の限定セットに属する場合、前記記憶された最適化された送信器設定を前記信号の送信に使用するように構成されたことを特徴とする、請求項21に記載のデバイス。
  23. 前記送信器設定のセットが、前記移動通信デバイスの電力増幅器に関するバイアス及び供給電圧のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項22に記載のデバイス。
  24. ・前記移動通信デバイスの動作中に、前記デジタル・ワイヤレス通信システムのネットワークからシステム・パラメータを受信すること、
    ・前記受信されたシステム・パラメータから、前記変調構成の限定セットを決定すること、及び
    ・前記最適化された推定を計算及び記憶すること、
    をさらに実行するように構成されたことを特徴とする、請求項21から23のいずれか一項に記載のデバイス。
  25. ・前記移動通信デバイスの動作中に、異なる変調構成の使用に関する情報を記録すること、
    ・変調構成の現行の限定セットが変調構成の実際の使用を反映していない場合、それに応じて前記限定セットを更新すること、及び
    ・前記更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に関する、最適化された推定を計算及び記憶すること、
    をさらに実行するように構成されたことを特徴とする、請求項21から24のいずれか一項に記載のデバイス。
  26. ・前記移動通信デバイスの送信器回路内で、この回路が他の信号の送信に使用されていない期間中に、前記更新された変調構成の限定セットのうちの変調構成に対応する信号を生成すること、及び
    ・前記生成された信号から、この変調構成に関する前記最適化された推定を計算すること、
    をさらに実行するように構成されたことを特徴とする、請求項25に記載のデバイス。
  27. ・前記変調構成の限定セットが更新された場合、前記セットの新しい変調構成に関する最適化された推定を、前記移動通信デバイスに関して以前に計算されたすべての変調構成に関する最適な推定を備えるデータベースを含むサーバに、要求すること、及び
    前記要求された推定を前記サーバから受信し、それらを前記移動通信デバイス内に記憶すること、
    をさらに実行するように構成されたことを特徴とする、請求項25に記載のデバイス。
  28. ・前記変調構成のうちの1つに従って変調された信号を送信すること、
    ・測定受信器内で前記信号を受信し、前記受信した信号から、前記信号の送信中に前記デバイスから放出されたスペクトル放出を決定すること、及び
    ・前記決定されたスペクトル放出から、その変調構成に関する最適化された推定を計算すること、
    をさらに実行するように構成されたことを特徴とする、請求項25に記載のデバイス。
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