JP2012517734A - 無線通信システムにおける方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信ネットワーク内の性能を向上させるための機構を提供する。
【解決手段】移動端末の送信電力調節をサポートするための第1の無線ネットワークノードにおける方法及び装置、並びに、かかる調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノードを支援するための第2の無線ネットワークノードにおける装置。第1の無線ネットワークノード及び移動端末は第1の無線アクセス技術で動作するように構成されている。移動端末の電力調節は、第2の無線ネットワークノード上で移動端末によって引き起こされた干渉を軽減するために実行される。第2の無線ネットワークノードは第2の無線アクセス技術で動作するように構成されている。この方法は、第2の無線ネットワークノードが移動端末からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するステップと、移動端末の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得するステップと、移動端末の送信電力調節を可能とするために、取得した電力制御パラメータ値を移動端末に送信するステップと、を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、第1の無線ネットワークノードにおける方法及び装置並びに第2の無線ネットワークノードにおける方法及び装置に関する。更に具体的には、本発明は、移動端末の送信電力調節をサポートすることによって同時配置された無線ネットワークノード間のチャネル干渉を軽減するための機構に関する。
同一の地理的領域において、同一又は異なるオペレータによって多数のRAT(Radio Access Technologies)が一般的に展開されている。また、多くの技術のために、すでにいくつかの周波数帯域が規格化されている。例えば、様々な第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格に従って、GSM(Global System for Mobile Telecommunications)、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)、E−UTRAN(Evolved UTRAN)等の異なるタイプの技術が、同一周波数帯域において動作することができる。CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)又はHRPD(High Rate Packet Data)等の3GPP及び非3GPPの双方の技術を展開することができる帯域すら存在する。第2に、様々な技術は同一帯域の隣接キャリア周波数において共存する場合がある。規格において指定される無線送信及び受信の要件は一般に、異なるタイプの技術では異なっている。E−UTRAは、1.4MHzから20MHzまでの範囲の多数の帯域幅をサポートする。このため、E−UTRANの帯域外放射要件は、もっと広い帯域幅をサポートするように構成されている。E−UTRANは、時としてLTE(Long Term Evolution)とも称されることがある。
E−UTRAN規格によれば、リソースブロックサイズは180KHzであり、これは12のサブキャリアを含み、その各々が周波数及び時間ドメインにおいて15KHzキャリア間隔及び0.5ms時間スロットをそれぞれ有する。TTI(Transmission Time Interval)は2時間スロットを含み、これは1ms長の時間に相当する。無線フレームは10ms長である。
E−UTRAアップリンクはSC−FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)を用いるのに対し、ダウンリンクはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を用いる。SC−FDMAはOFDMAの特別な形態と考えることができる。更に具体的には、これは線形にプリコードされたOFDAMスキームであり、この結果としてPAPR(Peak to Average Power Ratio)が低くなる。PAPRが低くなることは、放射要件を満たすためのUE(User Equipment)電力バックオフが比較的小さくなること又は最大電力低減を意味する。これらの理由のため、SC−FDMAはアップリンク送信によりいっそう適していると考えられる。OFDMA及びSC−FDMAの双方並びにOFDMAのあらゆる変形物は、ユーザ間の直交性を保証する。
このため、SC−FDMAによって、周波数ドメインスケジューリングの可能性を与えるE−UTRAアップリンクにおいて、同一セル内のユーザによる送信は直交している。これは、E−UTRA端末が、アップリンクにおいて他のE−UTRA端末と干渉することなく比較的高い電力で送信可能であることを意味する。端末送信電力が高いために、E−UTRANから発する無線放射は、共存する犠牲GSM又はUTRAN無線ネットワークの性能に対して、逆の場合よりもいっそう深刻な影響を与える。
無線デバイスは典型的に周波数帯域の明確な部分において動作するが、その動作帯域幅の外側及びその動作帯域の外側での放射は避けられない。従って、端末及び基地局は、指定された帯域外(OOB:Out of band)放射要件セットを満たさなければならない。OOB放射要件の目的は、送信器、端末、又は基地局によって生じるそれらの各動作帯域幅の外側の干渉を、隣接するキャリア又は帯域に制限することである。実際、例えばGSM、UTRAN、E−UTRAN、WLAN(無線ローカルエリアネットワーク)等の全ての無線通信規格は、望ましくない放射を制限するか又は少なくとも最小限に抑えるためにOOB放射要件を明確に指定している。それらは、例えばITU−R、FCC、ARIB、ETSI等の国立及び国際規制団体によって主に承認され設定される。
主なOOB放射要件は、端末及び基地局の双方について、典型的に規格団体によって指定され、最終的には異なる国及び地域において規制当局によって実施されるものであり、ACLR(Adjacent Channel Leakage Ratio)、SEM(Spectrum Emission Mask)、スプリアス放射、及び/又は帯域内不要放射を含む。
これらの要件の具体的な定義及び指定レベルは、システムごとに異なる場合がある。典型的には、これらの要件によって、動作帯域幅又は帯域の外側の放射レベルは、場合によっては動作帯域幅内の望ましい信号に比べて数十dB低いままであることが保証される。OOB放射レベルは動作帯域から離れると減衰する傾向があるが、それらは少なくとも隣接キャリア周波数では完全には排除されない。いくつかの任意の例を述べると、E−UTRANにおいて、端末ACLRは隣接E−UTRAキャリアでは30dBである。しかしながら、隣接UTRAキャリアではE−UTRA端末ACLRは更に3dB厳しい、すなわち33dBである。UTRA FDD(WCDMA)では、端末ACLRは33dBである。
GSM動作に適用可能な周波数帯域、チャネル装置、及び無線要件は規格化されている。また、UTRAN FDD(WCDMA)動作についての周波数帯は規格化されている。同一の仕様セットが、移動端末及び基地局のための帯域外放射に関連したものを含む完全なUTRAN FDD最小無線要件セットを提供する。これらの要件は、例えば移動端末及び基地局等の製品を構築するために製造業者によって用いられる。
同様に、E−UTRAN動作に適用可能な周波数帯域及びチャネル装置が規格化されている。また、同一の仕様セットが、移動端末及び基地局のための帯域外放射に関連したものを含む完全なE−UTRAN(FDD及びTDD)最小無線要件セットを提供する。これらの要件は、例えば移動端末及び基地局等のE−UTRA製品を構築するために製造業者によって用いられる。
GSM、UTRA、及びE−UTRAについて規格化された帯域に関する1つの所見は、これら3つ全ての技術すなわちGSM、UTRA、及びE−UTRAにはこれらの帯域の多数が適用可能であるのに対して、これらのアクセス技術の1つ又は2つに独占的に用いられるのはそれらの中に小数しかないことである。それにもかかわらず、これら全ての技術について多数の帯域が適用可能であると指定される。例えば、GSM帯域I(450MHz)は、UTRANにもE−UTRANにも用いられない。
ある1つの帯域が多数の技術に共通である場合であっても、その各仕様セットにおいて、個々の各技術ごとにチャネル装置及び無線要件が指定される。
例えば、GSM、UTRAN FDD、及びE−UTRAN FDDについて、以下の3つの周波数帯が一般的に適用可能である。すなわち、GSM帯域:拡張800(帯域V)、1800(帯域VII)、及び1900(帯域VIII)、UTRAN FDD帯域:VIII、III、及びII、E−UTRAN FDD帯域:8、3、及び2である。
同様に、UTRAN FDD及びE−UTRAN FDDの双方について、周波数帯2GHz及び2.6GHzが指定される。UTRAN FDD帯域:帯域I:2GHz及び帯VII:2.6GHz、E−UTRAN FDD帯域:帯域1:2GHz及び帯7:2.6GHzである。
上述の例から明らかに、同一地域における同一帯域内の多多数技術の動作が避けられないことが推論される。実際、800MHz、1800MHz、2GHz、及び2.6GHz等の共通周波数帯域は、2つ以上の技術の動作について興味深い候補であると考えられる。
更に、同一帯域において2つ以上の技術を用いる場合、それらの隣接キャリアにおける動作も頻繁に生じる場合がある。帯域外放射の最も深刻な影響は隣接又は最近キャリアにおけるものなので、充分な保護を保証するようにACLR要件が厳しくなる場合がある。先に述べたように、また端末出力電力分配に応じて、帯域外放射及び、特に隣接チャネル干渉は避けられない。そしてこれは性能の劣化及び全体的な容量損失につながる。
動作中のE−UTRAキャリアに隣接したUTRAN FDD動作は、E−UTRAキャリアによって生じる放射に特に影響を受けやすいことに留意することができる。これは、E−UTRA端末電力分配がUTRA端末のものに比べて大きいからである。そしてこれは、E−UTRAからUTRA FDDへの帯域外放射を増大させ、UTRA性能を大きく劣化させることになる。端末電力分配が大きいと、隣接システムの劣化を引き起こし、これは帯域外放射要件を厳しくすることによって対応可能であるが、端末実施の観点からは実現可能でない。あるいは、これは、適切な電力制御スキームによって端末送信電力を制御することで従来の方法で対処することができる。
E−UTRANにおいて、アップリンク電力制御は開ループコンポーネント及び閉ループコンポーネントの双方を有する。前者は、ネットワークシグナルパラメータ及び推定経路損失又は経路利得に基づいて、全てのサブフレームにおいて移動端末によって導出される。後者の部分は、各サブフレームすなわち送信が行われるアクティブなサブフレームにおいてネットワークが移動端末に送信する送信電力制御(TPC)コマンドによって主に管理される。これは、移動端末が開ループ推定及びTPCコマンドの双方に基づいてその電力を送信することを意味する。
更に、上述したような電力制御開ループ及び閉ループコンポーネントの原理を用いて、移動端末は、PUCCH又はPUSCH又はSRS(Sounding Reference Signals)チャネルのうちどれがサブフレームで送信されるかに応じて、これらのチャネルのためのアップリンク送信電力をセットする。
RACH送信のためのアップリンク送信電力は、経路損失及びネットワークシグナルパラメータ等の開ループコンポーネントのみに基づいている。
また、ネットワークは、アップリンク送信電力の経路損失を含む開ループコンポーネント及び閉ループコンポーネントの双方を推定することができる。これは、パラメータ及びTPCコマンドが単独で送信されるからである。また、ネットワークは、セル内のアクティブなユーザの合計人数を認識している。このようにして、ネットワークは、アップリンク送信のためにアップリンクで経験される干渉の合計量を推論することができる。これによってネットワークは、様々なシグナルパラメータセットを設定し、アップリンク干渉に対する電力制御の結果を監視することができる。
このため、E−UTRANにおけるアップリンク電力制御は多数のネットワーク制御パラメータによって管理される。従って、E−UTRANにおいては、アップリンク電力制御は高度にパラメータ化されている。移動端末は、受信したTPCコマンド及び推定経路損失と関連付けられたパラメータを用いて、各サブフレームでアップリンク送信のための送信電力を導出する。この結果、E−UTRANにおける移動端末アップリンク送信電力は、ネットワークが設定したパラメータに対して非常に敏感である。更に、ある数の連続した電力制御コマンドを蓄積するように移動端末を構成する可能性がある。これによって、端末がいくつかの連続したアップ又はダウンコマンドを受信した場合、移動端末の送信電力が一方向に大きく変化する場合がある。更に、E−UTRANのパケット指向の性質のために、1つのサブフレームにおける電力の変化は、例えば10〜20dBと極めて大きい場合がある。まとめると、これら全ての要素は、E−UTRANにおける比較的大きい端末出力電力の一因となる。不必要に大きい端末出力電力は、動作キャリア周波数内のアップリンク受信干渉を増大させるだけでなく、隣接チャネルにおける受信品質に悪影響を及ぼす。E−UTRAにおけるアップリンクは直交している、すなわち同一セル内におけるE−UTRA間ユーザ直交性がある。これは、大きい端末送信電力が他のE−UTRAユーザに負の影響を与えない場合があることを意味する。
更に、同一帯域に多数の技術が共存する場合があるので、本明細書において述べるような多数RAT隣接チャネルの状況が時として発生し得る。
従って、高度にパラメータ化されたE−UTRAアップリンク電力制御によって、隣接キャリアにおける非E−UTRAキャリア動作は、干渉に極めて影響されやすくなる。このため、アップリンク電力制御パラメータが不適切に選択されると、隣接キャリアで動作している場合にUTRAN容量の著しい損失が生じる。現在、E−UTRA端末アップリンク電力制御に用いられるパラメータ範囲に対する規制は存在しない。
説明のための例として、いくつかの推定によれば、E−UTRAN/LTEがアグレッサーである場合のUTRAN FDD容量損失は25%のオーダーであると言える。
本発明の目的は、無線通信ネットワーク内の性能を向上させるための機構を提供することである。
例えばE−UTRAN等の第1のアクセス技術の性能を維持し、共存状況において犠牲システムの性能劣化を最小限に抑えるために、本解決策は、妨害側のアグレッサーシステムにおいてアップリンク電力制御を実行するために用いるパラメータ値を、例えば最適化及び/又は制限する等により改善することを目指す。
従って、本方法によれば、犠牲システムの性能に対する影響が最小限であることを保証するように電力制御パラメータ値を制限する。第2に、制限された電力制御パラメータ値は、妨害側又はいわゆるアグレッサーシステムに対する影響も最小限とすることができる。
第1の態様によれば、目的は、第1の無線ネットワークノードにおいて移動端末の送信電力調節をサポートするための方法によって達成される。第1の無線ネットワークノード及び移動端末は第1の無線アクセス技術で動作するように構成されている。移動端末の送信電力の調節は、第2の無線ネットワークノード上で移動端末によって引き起こされた干渉を軽減するために実行される。第2の無線ネットワークノードは第2の無線アクセス技術で動作するように構成されている。この方法は、第2の無線ネットワークノードが移動端末からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するステップを含む。また、この方法は、移動端末の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得するステップを含む。更に、この方法は、移動端末の送信電力調節を可能とするために、取得した電力制御パラメータ値を移動端末に送信するステップを含む。
第2の態様によれば、目的は、第1の無線ネットワークノードにおいて移動端末の送信電力調節をサポートするための装置によって達成される。第1の無線ネットワークノード及び移動端末は第1の無線アクセス技術で動作するように構成されている。移動端末の送信電力の調節は、第2の無線ネットワークノード上で移動端末によって引き起こされた干渉を軽減するために実行される。第2の無線ネットワークノードは第2の無線アクセス技術で動作するように構成されている。この装置は第1の取得ユニットを含む。第1の取得ユニットは、第2の無線ネットワークノードが移動端末からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するように構成されている。更に、この装置は第2の取得ユニットを含む。第2の取得ユニットは、移動端末の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得するように構成されている。更にまた、この装置は送信器を含む。送信器は、移動端末の送信電力調節を可能とするために、取得した電力制御パラメータ値を移動端末に送信するように構成されている。
第3の態様によれば、目的は、第2の無線ネットワークノードにおいて、移動端末によって引き起こされた干渉を軽減するために移動端末の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノードを支援するための方法によって達成される。第1の無線ネットワークノード及び第2の無線ネットワークノードはが同一の地理的位置に配置されている。第1の無線ネットワークノード及び移動端末は第1の無線アクセス技術で動作するようになされている。第2の無線ネットワークノードは第2の無線アクセス技術で動作するようになされている。この方法は、移動端末によって誘発された信号干渉を測定するステップを含む。更に、この方法は、移動端末からの測定された信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、第2の無線ネットワークノードが移動端末からの送信によって干渉を受けていることの指示を送信するステップを含む。
第4の態様によれば、目的は、第2の無線ネットワークノードにおいて、移動端末によって引き起こされた干渉を軽減するために移動端末の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノードを支援するための装置によって達成される。第1の無線ネットワークノード及び第2の無線ネットワークノードは同一の地理的位置に配置されている。第1の無線ネットワークノード及び移動端末は第1の無線アクセス技術で動作するようになされている。第2の無線ネットワークノードは第2の無線アクセス技術で動作するようになされている。この装置は測定ユニットを含む。測定ユニットは、移動端末によって誘発された信号干渉を測定するように構成されている。また、この装置は送信器を含む。送信器は、移動端末からの測定された信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、第2の無線ネットワークノードが移動端末からの送信によって干渉を受けていることの指示を送信するように構成されている。
本方法及び装置によって、犠牲システムにおける性能劣化を軽減することができると同時に共存状況における妨害側アグレッサーシステムにおける性能の制限を軽減することができる。このため、無線通信ネットワーク内の性能向上が達成される。
本発明の他の目的、利点、及び新規の特徴は、本発明の以下の詳細な説明から明らかとなろう。
これより本発明について添付図面に関連付けて更に詳細に説明する。
無線通信システムを示すブロック図である。 第1の無線ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略フローチャートである。 第1の無線ネットワークノードにおける装置の実施形態を示すブロック図である。 第2の無線ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略フローチャートである。 第2の無線ネットワークノードにおける装置の実施形態を示すブロック図である。
本解決策は、以下に述べる実施形態において実施に移すことができる第1及び第2の無線ネットワークノードにおける方法及び装置として定義される。しかしながら、本解決策は、多くの異なる形態において具現化することができ、本明細書に述べる実施形態に限定されるものとして解釈されない場合がある。これらの実施形態は、本開示が網羅的かつ完全となるように、更に本解決策の範囲を完全に伝達するように提供される。本方法及び装置を開示する特定の形態のいずれかに限定することは意図しておらず、逆に、本方法及び装置は、特許請求の範囲によって定義される本解決策の範囲内に該当する全ての変形、均等物、及び代替物を包含することは理解されよう。
本解決策は、むろん、その本質的な特徴から逸脱することなく、本明細書に具体的に述べたものとは異なる方法で実行することも可能である。本実施形態は、全ての点において限定でなく例示として考えられ、添付の特許請求の範囲の意味及び均等性の範囲内に該当する全ての変更は本明細書内に包含されることが意図される。
図1は、地理的位置100の概略図である。地理的位置100はサイトと称される場合がある。地理的位置100は、第1の無線アクセス技術で動作している第1の無線ネットワークノード110を含む。地理的位置100は更に、第2の無線アクセス技術で動作している第2の無線ネットワークノード120を含むことができる。第2の無線ネットワークノード120は任意に、使用する無線アクセス技術に応じて制御ノード125に接続することができる。地理的位置100は更に、少なくとも1つの移動端末130を含むように構成されている。
図1に示した実施形態は、本方法を実施することができる可能な環境又は地理的位置100の非限定的な例に過ぎないことに留意すべきである。
複数の無線ネットワークノード110、120は、同一のサイトに同時配置することができる。例えば、いくつかの実施形態に従って、例えば無線タワーのような同一の物理的構造要素にアンテナ手段を取り付ける。
いくつかの実施形態によれば、地理的位置100内の第1の無線ネットワークノード110は複数の無線アクセス技術で動作するように構成することができ、このため、例えば電力増幅器等のいくつかの構造要素を共有する。従って、いくつかの実施形態によれば、第2の無線ネットワークノード120は第1の無線ネットワークノード110内に含ませることができるが異なる無線アクセス技術で動作することが考えられる。
しかしながら、いくつかの実施形態によれば、第1の無線ネットワークノード110及び第2の無線ネットワークノード120は異なるサービスプロバイダによって動作させ、このため構造要素を共有しない場合がある。
従って、2つの無線ネットワークノード110、120を図1に示すが、例えば1つ、2つ、3つ、4つ、又は別の数の複数の無線ネットワークノード110、120を、1つ、2つ、3つ、4つ、又は別の数の複数の無線アクセス技術で動作するように構成する等、地理的位置100内に別の構成の無線ネットワークノード110、120を含むことができることは理解されよう。
また、無線ネットワークノード110、120の各々は、例えば使用する無線アクセス技術に応じて、例えば基地局、アクセスポイント、ノードB、eノードB、ベース送受信局、アクセスポイント基地局、基地局ルータ等と称することもある。しかしながら、本方法及び装置の理解を不必要に複雑にしないために、無線ネットワークノード110、120を説明する際にこの文脈では一貫して「無線ネットワークノード」という表現を用いる。
移動端末130は、例えば無線通信端末、移動セル式電話、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、コンピュータ、又は無線リソースを管理することができる他のいずれかの種類のデバイス等のユーザ機器(UE)とすることができ、範囲内で無線ネットワークノード110、120のいずれかと無線で通信を行うように構成されている。
無線通信のために用いられる無線アクセス技術は、いくつかの任意かつ非限定的な例を挙げると、例えばE−UTRAN、UTRAN、GSM、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GPRS(General Packet Radio Service)、CDMA(Code division multiple access)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、HSDPA(High Speed Downlink Packet Data Access)、HSUPA(high Speed Uplink Packet Data Access)、HDR(High Data Rate)、HRPD UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)等の技術を含むことができる。
更に、本明細書において用いる場合、無線ネットワークノード110、120内で用いられる無線アクセス技術は、いくつかの実施形態によれば、WiFi(Wireless Fidelity)及びWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等のWLAN(Wireless Local Area Networks)、Bluetoothを指す場合があり、又は他のいずれかの無線通信技術に従うことができる。
任意の制御ノード125は、例えばRNC(Radio Network Controller)とすることができる。制御ノード125は、制御ノード125に接続された無線ネットワークノード120の制御を担当する管理要素である。制御ノード125は更に、制御ノード125のいくつかの可能な機能を例示するいくつかの簡潔な例を挙げると、例えば無線リソース管理、移動度管理機能のいくつかを実行することができる。
移動端末130は、更に、地理的位置100内に含まれるいずれかの無線ネットワークノード110、120を介して、図1に示さない他の端末と通信を行うことができる。
ここでは、「ダウンリンク」という表現を用いて、無線ネットワークノード110、120から移動端末130への送信を示し、「アップリンク」という表現を用いて、移動端末130から無線ネットワークノード110、120への送信を示す。
本発明の以降の例示的な説明において、第1の無線ネットワークノード110は第1の無線アクセス技術を用いて移動端末130と通信しており、この通信によって、第2の無線アクセス技術で動作するように構成された第2の無線ネットワークノード120の劣化が生じる。従って、第1の無線ネットワークノード110は妨害側システム又はアグレッサーシステムの一部であり、第2の無線ネットワークノード120は犠牲システムの一部である。
本方法は、例えば電力制御パラメータ値の上限のような電力制御パラメータ値領域を定義することで、共存状況における犠牲システムの劣化を許容限界未満とすると共に、自身のシステム、妨害側システム、又はアグレッサーシステムにおける性能損失を軽減可能とする。この領域は、シミュレーション又は測定装置を用いて決定することができる。
定義された電力制御パラメータ値すなわちそれらの最大限度は、共存状況における犠牲システムの劣化を限界未満に維持するために実際のデバイスによって用いることができる。無線ネットワークノード110、120は、電力制御パラメータを構成又は移動端末130にシグナルした場合、定義したパラメータ値の最大値すなわち制約値を考慮に入れることができる。移動端末130は、シグナルされた値を用いてそのアップリンク送信電力を導出することができる。
いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータは以下の方法に従って設定することができる。サブフレーム「i」における送信のためのアップリンク出力電力Pi ULは、最新技術の以下の一般式に従って移動端末130によって導出される。
Figure 2012517734
ここで、PLは移動端末130と無線ネットワークノード110、120との間の経路損失である。TPCは、無線ネットワークノード110から移動端末130が受信した電力制御コマンドであり、予め定義された値の1つをとることができる。パラメータρ1...Nは、ネットワークによって移動端末130にシグナルすることができる。Pmax UEは、一般的に最大電力低減の後又はいわゆる電力バックオフの後の移動端末130の最大出力電力である。(1)から、適切に構成された場合、パラメータセット(ρ1...N)を用いて犠牲システムに対する干渉を制御可能であることが見られる。これについては更に以下で詳述する。PLiは、ネットワークノード110から移動端末130への経路損失である。
J maxは、犠牲システム「J」に対する最大許容可能干渉とすることができる。そして、最大可能IJ maxは、以下のように電力制御パラメータを制限することによって達成可能である。
Figure 2012517734
ここで、γJは、犠牲システム「J」における移動端末130からの干渉が最大可能レベル(IJ max)未満であることを保証するために、kthパラメータの最大値(ρk)である。
従って、最大可能電力制御パラメータ値セット(γ1...N)は、犠牲システムに依存する場合がある。これは、本発明の基本的な考えであり、(2)によって表現される。このため、1つの態様は、犠牲システムに依存する適切な値を見出すことである。
犠牲システムに応じて、異なるパラメータは異なる最大可能値を有する場合がある。従って、1つ以上のパラメータ値セットが定義されることがある。これは、「最大可能パラメータ値」セットと称することができる。かかる最大値セット又はテーブルは、例えば規格において予め定義することができる。あるいは、いくつかの実施形態によれば、これは、無線ネットワークノード110、120におけるアルゴリズムとして実施可能である。規格化テーブル又はセットの場合、何らかの利点を有する無線ネットワークノード110、120は、予め定義された規格化テーブル又はセットによって表現される制約のもとで電力制御パラメータを用いることができる。
いくつかの実施形態に従って、共存状況における劣化を限定するための「最大可能パラメータ値」セットを規格化することができる。その理由は、前述のように、妨害側システム及び犠牲システムは2つの異なるオペレータに属する場合があるからである。規格化パラメータ値ルール又はセットにより、例えば隣接キャリアにおけるE−UTRAN及びUTRANのような共存状況には無関係に、犠牲システムの性能が限界未満に劣化し得ないことを保証することができる。
例えばE−UTRAN及びUTRAN FDDのようなアグレッサー及び犠牲無線ネットワークを含む特定の状況に適用可能な、各セットを決定する方法について、以下の記述文において記載する。
E−UTRANアップリンクでは、サブフレームにおける物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信のための端末送信電力PPUSCHの設定は以下によって定義される。
Figure 2012517734
ここで、PMAXはもっと高い層によって構成される最大可能電力であり、MPUSCH(i )はサブフレームi に有効なリソースブロック数で表現されるPUSCHリソース割り当ての帯域幅であり、PO_PUSCH(j)はj=0及び1についてもっと高い層から提供されるセル固有の公称コンポーネントPO_NOMINAL_PUSCH(j)並びにj=0及び1についてもっと高い層が提供する端末固有のコンポーネントPO_UE_PUSCH(j)の和から成るパラメータである。半永久付与に対応するPUSCH(再)送信ではj=0であり、動的スケジュール付与に対応するPUSCH(再)送信ではj=1であり、ランダムアクセス応答付与に対応するPUSCH(再)送信ではj=2である。PO_UE_PUSCH(2)=0及びPO_NOMINAL_PUSCH(2)=PO_PRE+ΔPREAMBLE_Msg3である。ここで、パラメータPREAMBLE_INITIAL_RECEIVED_TARGET_POWER、PO_PRE、及びΔPREAMBLE_Msg3は、もっと高い層からシグナルすることができる。j=0又は1では、α∈{0、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1}は、もっと高い層が提供する3ビットセル固有のパラメータである。j=2では、α(j)=1である。PLは、dB単位で移動端末130において計算されたダウンリンク経路損失推定値であり、PL=referenceSignalPower−高層フィルタRSRPである。ここで、referenceSignalPowerは高層によって提供することができる。KS=1.25についてΔTF(i )=10log10(2MPR-Ks−1)であり、KS=0について0である。ここで、KSは、例えば高層が提供する端末固有のパラメータdeltaMCS-Enabledによって与えられる。MPR=TBS/NREである。こおで、TBSはトランスポートブロックサイズであり、NREはNRE=MPUSCH・NRB SC・NPUSCH symbとして求められるリソース要素の数である。ここで、NPUSCH symbは定義されており、TBS及びMPUSCHは同一のトランスポートブロックについて初期PDCCHから得ることができる。f(i )は電力制御の閉ループ寄与の結果として得られる値である。原理上、容認可能パラ
メータ領域は、経路損失(PL)以外、(3)で用いたパラメータの全てに依存する可能性がある。
しかしながら、領域のもっと広い定義は、できる限り簡単にすることができる。従って、いくつかの実施形態によれば、容認可能領域は以下の2つの変数にのみ依存するものとすることができる。
Figure 2012517734
ここで、Nは1つのリソースブロックにおける熱雑音電力である。これによって、電力制御等式は以下のように簡略化することができる。
Figure 2012517734
α及びPのための容認可能領域は、例えば無線ネットワークシミュレーションによって見出すことができる。前の項では、PUSCHチャネルでのアップリンク電力制御を一例として用いてパラメータを決定し、その容認可能値は隣接チャネル干渉を限定するように決定し定義される。しかしながら、同様の説明が、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、SRS(Sounding Reference Signal)、及びPRACH(Physical Random Access Channel)等の他のE−UTRAチャネルに適用可能である。しかし、典型的にもっと高いデータレートを伝送し得るために、いくつかのチャネルはPUSCH等もっと敏感である。
表1は、いくつかの実施形態に従った、都市部の環境におけるパラメータ(α及びP)の可能な容認可能及び/又は可能値に関するパラメータのいくつかの任意かつ非限定的な例を示す。
Figure 2012517734
α≧0.4では、各αについて最大容認可能Pから得られる平均セルスループットは、以下の式によって極めて良好に近似することができる。
Figure 2012517734
容認可能パラメータ領域を定義する不等式として表現される。
Figure 2012517734
α=0では、曲線は直線からわずかに逸脱し、従って制約は別個に指定することができる。
Figure 2012517734
最小結合損失に等しいサービス提供側基地局110、120に対する結合損失を経験している移動端末130の小部分が変化しない、又は充分に小さい限り、この領域はサイト間距離(ISD)によって変化しない。
他の経路損失指数γでは、容認可能パラメータ領域は異なっている。表2は、いくつかの実施形態に従った、農村部の環境について定義することができるいくつかの可能な伝播パラメータの説明のための例を示す。α及びPの容認可能領域並びに「α」のスループットの対応する結果は異なる。
Figure 2012517734
α≧0.4では、容認可能領域は以下の不等式によって近似することができる。
Figure 2012517734
α=0では、曲線は直線からわずかに逸脱し、従って制約は別個に指定される。
Figure 2012517734
この領域が含むのは、農村部のものよりも制約が厳しいことがある都市部の伝播環境である。これは、伝播環境に関わらずUTRANに対する干渉への制約を保証する単一領域のみを定義する意図がある場合、例えば都市部の環境を用いる必要がある場合である。
いくつかの実施形態に従った本方法の概念は、例えばE−UTRA、UTRAN、及びGSM等の共存環境において犠牲システムでの最大可能干渉は、妨害側システムにおいて1つ以上の電力制御パラメータの値を制限することによって達成可能であるということである。
電力制御パラメータ値の使用の規制は、E−UTRANにも当てはまる場合があるように、移動端末130にパラメータを設定又はシグナリングする無線ネットワークノード110、120に適用することができる。しかしながら、移動端末130がアップリンク電力制御のために同様のパラメータを導出するシステムにおいては、アップリンク電力制御に用いるパラメータを導出する場合、かかる規制又は最大可能値は移動端末130によって考慮することができる。いずれの場合であっても、制約された電力制御パラメータの値は、規格において予め定義することができると好ましい。あるいは、後者の状況では、それらは移動端末130にシグナルすることができる。
更に、本方法は、同一セル内のユーザ間直交性が良好なシステムに適用可能である。これは、かかるシステムにおいて例えば電力分配又は平均値のような移動端末送信電力が高い場合があり、このため犠牲システムに干渉を引き起こすという事実のためである。このため、本方法は、例えばOFDMA自体又はSC−FDMA等のようなOFDMAタイプの技術に基づいたシステムに特に適用可能である。更に具体的には、E−UTRANにおける電力制御容認可能領域は、2つのネットワークシグナルパラメータセットによって実施することができる。すなわち、無線ネットワークノード110、120におけるターゲット又は予想受信器電力を構成するパラメータP(ここでP自体は1つ以上のネットワーク制御パラメータから成る)、及び、セル固有のパラメータ(α)である。
基本的な実施形態において、これらの電力制御パラメータ値に対する制約は、使用する伝播環境には無関係に定義することができる。全ての可能な環境を説明するため、制約は、例えば高度に分散した無線チャネルから成る最も厳しい環境に基づくものとすることができる。別の可能性としては、最も典型的又は一般的に用いられる無線環境の使用があり得る。
いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータ値に対する制約は、各無線環境又は同様の無線環境群に対して固有のものと定義することができる。例えば、分散性の低いチャネル及び高いチャネル、及び/又は低端末速度及び高端末速度、及び/又は移動端末130とネットワークノード110、120との間の距離の経路損失に対する影響が高い又は低いものから成る群等である。
ネットワークが無線環境を認識しているので、これは所与の環境において最も適当な制約パラメータセットを用いることができる。これらのルールは、規格すなわち異なる無線環境のための最大可能パラメータ値において予め定義することができる。例えば、多数の制約パラメータセットを適当な無線環境に結び付けることができ、この関係を予め定義することができる。低いパラメータセットすなわち最大可能値が最も緩い一例として、中間及び高いレベルの制約は、例えば農村部のような分散性の最も低い地域において、例えば郊外のような分散性のやや高い地域において、及び例えば典型的な都市部すなわち高密度の都市部のような分散性の最も高い地域の無線環境において、それぞれ採用すると指定される。
いくつかの実施形態においては、電力制御パラメータ値に対する制約は、移動端末がチャネル帯域幅の縁部で物理リソースブロック(PRB)を用いているか否かには無関係に、全ての移動端末130に適用することができる。
いくつかの実施形態によれば、制約は、チャネル帯域幅の縁部で物理リソースブロックを用いる移動端末130についてのみ適用可能である。
いくつかの実施形態において、異なる制約電力制御パラメータ値セットを、チャネル帯域幅縁部で物理リソースブロックを用いている移動端末130、及びチャネル帯域幅縁部で物理リソースブロックを用いていない移動端末130のために適用可能である。
更に別のいくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータ値に対する制約は、例えばPUSCH、PUCCH/PUSCH、又はSRS/PUSCHのような特定のチャネル又は特定のチャネルセットにのみ適用可能である。
いくつかの追加の実施形態においては、制約は、アップリンク送信に用いるチャネルのタイプには無関係に適用可能である。すなわち、制約電力制御パラメータは、いずれのタイプの送信にも適用可能である。
更に別のいくつかの実施形態では、例えば異なるチャネル又はチャネル群について異なるもの等、チャネル固有の制約値を適用可能である。
いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータに対する制約は、セル境界領域における移動端末130に適用可能である。セル境界領域における移動端末130は、例えば経路損失、信号強度、信号品質等の無線伝播条件に基づいて決定することができる。その理由は、かかる移動端末130は高い出力電力レベルで送信すると予想可能であるからである。かかる場合、例えば経路損失に関する閾値は、規格において予め定義する及び/又はネットワークにおいてアルゴリズムとして実施することができる。端末経路損失が閾値よりも大きい場合、ネットワークは制約電力制御パラメータを適用することができる。
あるいは、いくつかの実施形態によれば、経路損失又は信号品質固有の制約値、すなわちセル境界における移動端末130及び無線ネットワークノード110、120に近いものについて異なるセット。
いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータに対する制約は、ある閾値よりも大きいデータブロックを送信可能な移動端末130に適用可能である。これは、大きいデータブロックは大きい送信電力を必要とし、これが隣接チャネルにおける干渉の一因となるからである。
あるいは、制約は、アップリンク送信に用いるデータブロックサイズには無関係に適用可能である。
更に別のいくつかの実施形態では、異なる制約電力制御パラメータ値セットを、異なるデータブロックサイズセットに適用可能である。例えば、小さい、中程度、及び大きいブロックサイズに対応する値がある。
更に、いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータに対する制約は、使用しているサービスに応じて適用可能である。
移動端末130は、典型的に、例えば音声のような低ビットレートサービスを用いる場合に低い送信電力で動作することができる。一方、大きいファイルアップロードは大きいデータブロックによって特徴付けることができ、これはもっと大きい送信電力を必要とする。このため、一実施形態では、電力制御パラメータ値に対する制約を、大きいデータブロックを用いるサービスに適用可能である。
あるいは、いくつかの実施形態によれば、サービス固有の制約値、すなわち異なるタイプのサービスに異なるセットを適用可能である。
移動端末130は、不連続送信モード(DTX)及び/又は不連続受信モード(DRX)で動作することができる。これは、例えばVoIP(Voice over IP)のようないくつかのタイプのサービスには特に一般的である場合がある。しかしながら、現在記載している実施形態は、サービスのタイプには無関係に適用可能である。
いくつかの実施形態では、電力制御パラメータ値に対する制約は、端末送信アクティビティに応じて適用可能である。低い送信アクティビティの移動端末130は、隣接チャネルにおける犠牲システムと深刻な干渉を生じない場合がある。
このため、いくつかの実施形態では、データ送信アクティビティがある閾値よりも高い移動端末130に制約を適用可能である。
いくつかの実施形態によれば、異なるレベルの送信アクティビティのための異なる制約電力制御パラメータ値を均一化し、適用することができる。例えば、低度のアクティビティ、中程度のアクティビティ、及び高度のアクティビティのための異なる値がある。
更に別のいくつかの実施形態によれば、例えばLTE、UTRAN、及びGSMのような予め定義した共存状況のいずれかを使用可能な場合にのみ、制約電力制御パラメータ値を第1の無線ネットワークノード110によって適用することを指定又は予め定義することができる。例えば、特定の受信可能範囲において妨害側システムの動作帯域にUTRAN FDD動作がある場合に制約値を適用する。この実施形態では、予め定義した共存状況とは無関係に、1つの制約値セットがある場合がある。
更に、別のいくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータの値は共存状況について固有のものとすることができる。例えば、LTE−UTRAN、LTE−GSM等について異なる。
しかしながら、例えばLTE、UTRAN、及びGSMのような全てのシステム共存の場合は、1つの制約電力制御パラメータ値セットを適用可能である。
別のいくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータ値に対する制約は、前述の実施形態の1つ以上を組み合わせることによって適用可能である。例えば、サービスのタイプ、アクティビティ、RB割り当て、例えば帯域縁部か否か等に応じて、異なる制約パラメータ値セットを用いる。前述の実施形態と同様、状況の組み合わせは、規格において予め定義したルールを指定することによって実現可能である。例えば、参照テーブルが様々な状況とそれに対応する電力制御パラメータ値セットを含む。
前述の実施形態は、アップリンク電力制御のために用いる電力制御パラメータ値に対する様々な制約について説明している。しかしながら、これらの実施形態はダウンリンク電力制御にも適用可能である。ダウンリンク電力制御状況では、パラメータ値に対する制約は無線ネットワークノード110、120にも適用可能である。ダウンリンク電力制御では、無線ネットワークノード110、120は移動端末130にパラメータをシグナリングしない。しかしながら、無線ネットワークノード110、120はそれ自体、制約ダウンリンク電力制御パラメータ値セットに従ってダウンリンクで電力を送信することができる。これは、前述の実施形態の1つ以上に従って規格において予め定義することができ、又は無線ネットワークノード110、120における実施アルゴリズムとすることができる。
通常、ダウンリンクにおいて周波数ドメインスケジューリングによって一定の電力スペクトル密度を維持することは容易である。しかしながらアップリンクでは、電力制御を常に用いることができる。従って、ダウンリンクに比べて、アップリンクにおける電力制御パラメータ値に対する制約はいっそう不可欠かつ重要であり得る。
更に、電力制御パラメータ値は、いくつかの異なる実施形態によれば、異なる方法又は代替的な方法に従って決定することができる。
従って、犠牲システムに対する干渉を保証することができる電力制御パラメータの適切な最大値は許容可能限界内にとどまる。いったんこれらの最適パラメータが見出されたら、それらを、例えばアップリンク電力制御のために無線ネットワークノード110、120等の実際のデバイスで用いる。
いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータ決定ユニットは、妨害側無線ネットワーク内及び妨害側無線ネットワークと犠牲無線ネットワークとの間の伝播環境について充分な統計的知識を有すると想定することができる。また、これは、妨害側無線ネットワーク電力制御アルゴリズムのモデルを有する。所与の電力制御パラメータ値セットでは、決定ユニットは犠牲システムに発生した干渉をシミュレーションすることができる。
電力制御パラメータ決定ユニットすなわちシミュレータは、入力として犠牲システムJに対する干渉IJ maxの許容可能レベルを取得することができる。このユニットは、シミュレーションモデルにおける電力制御パラメータ値を調節して、シミュレーションした干渉が許容可能干渉レベルに等しいようにする。このユニットは、パラメータのサブセットの値を指定量だけ変動させ、次いで残りのパラメータのサブセットの値を検索して、干渉レベルが再び満足されるようにする。最後に、ターゲット又は許容可能干渉について、電力制御パラメータ値を選択し、これをアップリンク電力制御のためにアグレッサーシステムによって用いることができる。
いくつかの更に別の実施形態によれば、電力制御パラメータ決定ユニットは、妨害側システムから犠牲システムへの干渉を測定するための測定デバイスを有する。所与の電力制御パラメータ値セットについて、測定デバイスは犠牲システムに発生した干渉を測定することができる。代替的なものにおいてと同様、犠牲システムにおける干渉レベルが許容可能レベル内に達するまで、電力制御パラメータのサブセットは指定量だけ繰り返し変動させることができる。電力制御パラメータの調整に関与する実際のデバイスは、例えば妨害側無線ネットワーク及び犠牲無線ネットワークの双方における低トラヒック負荷期間中に使用可能である。
最終的に、犠牲システム「J」に対するIJ max等、ターゲット又は許容可能干渉について取得した電力制御パラメータ値を、アップリンク電力制御を実行するためにアグレッサーシステムによって用いることができる。
この関係は、参照テーブル又はマッピング関数又はいずれかの適切な内挿関数の点で表現することができ、これは、最終的に、犠牲システムにおける許容可能干渉IJ maxに対応する電力制御パラメータ値を設定するために用いられる。
実際に測定した統計データに基づいたかかる参照テーブル又はマッピング関数は、定期的に更新することができ、これによって任意にある時間期間にわたって信頼性を高くすることができる。電力制御パラメータは、最終的にアグレッサーシステムにおいて調整し用いることができる。
更に別のいくつかの実施形態によれば、犠牲システムにおける測定した干渉の実際の統計データ及び電力制御パラメータ値の双方を、ネットワークによって用いられる最終的な電力制御パラメータを微調整するためのシミュレータに接続することができる。これが意味するのは、実際に測定した統計データ及び統計モデルを双方とも用いて実際の電力制御パラメータを決定可能であり、これによって干渉すなわち犠牲システム「J」に対するIJ maxが許容可能限界内にとどまるということである。従って、この実施形態は、前出の代替案の組み合わせとして考えることができる。
このように見出したパラメータセット値は、容認可能パラメータ値の領域の頂点を確立することができる。この領域の境界は頂点をつなげることによって見出すことができ、例えば、この領域がパラメータ値における線形不等式セットによって制約されるようにする。
領域決定ユニットは、妨害側システムもしくは犠牲システムが正規の動作に入る前に1度だけ、又は、伝播環境における潜在的な変更を追跡するために定期的に、又は、ネットワーク計画の後に、又は、オペレータによってトリガされた場合はいつでも、パラメータ値領域を決定することができる。
いくつかの態様によれば、1つ以上の移動端末130のアップリンク送信電力を制御する第1のタイプの無線技術で動作するように構成された第1の無線ネットワークノード110における方法によって、目的が達成される。アップリンク電力は、移動端末130に1つ以上のパラメータをシグナリングすることによって少なくとも部分的に制御され設定される。この方法は以下のステップを含む。
第2のタイプの無線技術で動作するように構成された第2の無線ネットワークノード120において受信された干渉が干渉閾値限界値未満であるように、アップリンク送信電力を維持する。
ある電力制御パラメータ値セットが他のパラメータセットのために選択された値に依存するという制約のもとでパラメータ値を選択して、全てのパラメータ値の組み合わせが、第1及び第2のタイプの無線技術に適した許容可能範囲内にあるようにする。
第1のタイプの無線技術は、いくつかの実施形態によれば、E−UTRAN FDD又はE−UTRAN TDDのいずれかとすることができる。
第2のタイプの無線技術は、いくつかの実施形態によれば、UTRAN FDD、UTRAN TDD、又はGSMのいずれかとすることができる。
また、上述の実施形態のいずれかに従った方法によって目的を達成可能である。それらの実施形態において、制約された電力制御パラメータは、1つ以上のセル固有のパラメータ及び妨害技術の第1の無線ネットワークノード1120においてターゲット受信電力又は干渉レベルに関連したパラメータを含む。
更に、目的は、上述の実施形態のいずれかに従った方法によって達成可能である。その場合、制約された電力制御パラメータ値は、以下の状況の1つ以上に適用されるか、又は以下の状況の1つ以上に固有のものである。すなわち、移動端末130が送信帯域幅の縁部におけるリソースブロックを用いること、サービスのタイプ、移動端末130の送信及び/又は受信アクティビティレベル、データブロックサイズ、移動端末130の位置又は移動端末130とサービス提供側無線ネットワークノード110との間の経路損失、共存状況又はそれらのいずれかの組み合わせである。
図2は、いくつかの実施形態に従った第1の無線ネットワークノード110における方法を例示するフローチャートである。この方法は、第2の無線ネットワークノード120上で移動端末130によって引き起こされる干渉を軽減するために、移動端末130の送信電力調節をサポートすることを意図している。第2の無線ネットワークノード120は、第1の無線ネットワークノード110と同じ地理的位置100に配置されている。第1の無線ネットワークノード110及び移動端末130は第1の無線アクセス技術で動作するようになされ、第2の無線ネットワークノード120は第2の無線アクセス技術で動作するようになされている。
第1のタイプの無線アクセス技術は、いくつかの実施形態によれば、E−UTRAN FDD又はE−UTRAN TDDのいずれかとすることができる。第2のタイプの無線アクセス技術は、いくつかの実施形態によれば、UTRAN FDD、UTRAN TDD、又はGSMのいずれかとすることができる。
第1の無線ネットワークノード110及び第2の無線ネットワークノード120は、いくつかの実施形態によれば、隣接キャリア周波数又は隣接無線周波数チャネルで動作することができる。
移動端末130の送信電力調節を適切にサポートするため、この方法は、第1の無線ネットワークノード110において多数のステップ201〜203を含むことができる。しかしながら、記載する方法ステップのいくつかは任意であり、いくつかの実施形態内でのみ含まれることに留意すべきである。更に、方法ステップ201〜203は、いずれかの任意の時間的順序で実行可能であり、それらのいくつか、例えばステップ201及びステップ202、又は全てのステップは、同時に又は時間的順序を変更して、任意に再配列して、分解して、又は完全にして実行可能であることに留意すべきである。この方法は以下のステップを含むことができる。
ステップ201
移動端末130からの送信によって第2の無線ネットワークノード120が干渉を受けているということの指示が取得される。
このステップは任意に、地理的位置100内の無線トラヒック状況に関する推定値に基づくことができる。
更に、このステップは任意に、例えば農村部の地域、都市部の地域等の地理的位置100が配置されている環境カテゴリの決定を含むことができる。更に、地理的位置100における無線トラヒック負荷を推定することができ、例えば「低」「中」又は「高」と決定する。
任意に、このステップは測定を含むことができ、第2の無線ネットワークノード120が移動端末130からの送信によって干渉を受けているということの指示が、例えば第1の無線ネットワークノード110及び/又は第2の無線ネットワークノード120によって実行可能である測定に基づくものとし、第1の無線ネットワークノード110にシグナリングすることができるようになっている。
ステップ202
移動端末130の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得する。
いくつかの実施形態によれば、かかる電力制御パラメータ値は、例えば農村部の地域又は都市部の地域の想定等、地理的位置100での異なる無線伝播条件に関して以前に収集した統計データに基づくものとすることができる。このため、いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータ値は、電力制御パラメータの適切な値が以前に収集されている参照テーブルから取得することができる。
しかしながら、いくつかの任意の実施形態によれば、電力制御パラメータ値を取得するステップは、例えば第1の無線ネットワークノード110及び/又は第2の無線ネットワークノード120によって実行可能である測定に基づくことができ、第1の無線ネットワークノード110にシグナリングすることができる。
更に、いくつかの任意の実施形態によれば、電力制御パラメータの値は、アップリンクで送信されたデータブロックのサイズに依存する場合がある。
更に、いくつかの実施形態によれば、電力制御パラメータの値は、アップリンクにおいて用いられるサービスの特徴及び/又はアクティビティレベルに依存する場合がある。
ステップ203
移動端末130の送信電力の調節を可能とするために、取得した電力制御パラメータ値を移動端末130に送信する。
いくつかの任意の実施形態によれば、第2の無線ネットワークノード120との干渉を回避するか、又は少なくとも軽減するために、第1の無線ネットワークノード110の送信電力も調節することができる。
図3は、第1の無線ネットワークノード110に配置された装置300の実施形態を例示するブロック図である。第1の無線ネットワークノード110は、第1の無線アクセス技術で動作するように構成されている。装置300は、第2の無線ネットワークノード120上で移動端末130によって引き起こされた干渉を軽減するために、移動端末130の送信電力調節をサポートするための方法ステップ201〜203を実行するようになされている。第2の無線ネットワークノード120は、第2の無線アクセス技術で動作するように構成されている。
明確さのため、本解決策を理解するために必ずしも必要というわけではない装置300の内部電子機器は図3から省略している。
装置300は第1の取得ユニット310を含む。第1の取得ユニット310は、第2の無線ネットワークノード120が移動端末130からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するように構成されている。更に、装置300は第2の取得ユニット320を含む。第2の取得ユニット320は、移動端末130の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得するように構成されている。更に、装置300は送信器330を含む。送信器330は、移動端末130の送信電力の調節を可能とするために、取得した電力制御パラメータ値を移動端末130に送信するように構成されている。
装置300は、いくつかの実施形態によれば、処理ユニット350を含むことができる。処理ユニット350は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、プロセッサ、マイクロプロセッサ、又は命令を解釈し実行することができる他の処理論理によって代表することができる。処理ユニット350は、呼処理制御、ユーザインタフェース制御等のデータバッファリング及びデバイス制御機能を含む、データの入力、出力、及び処理のための全てのデータ処理機能を実行することができる。
また、装置300は任意に、無線信号を受信するように構成された受信器340を含むことができる。
装置300内に含まれる記載したユニット310〜350は、別個の論理エンティティとして見なすことができるが、必ずしも別個の物理エンティティでないことに留意すべきである。ユニット310〜350のいずれか、一部、又は全ては、同一の物理ユニット内に含ませるか又は同時配置することができる。しかしながら、装置300の機能性の理解を容易にするために、含まれるユニット310〜350は図3において別個の物理ユニットとして示す。
このため、送信器330及び、例えば受信器340は、いくつかの実施形態によれば、1つの物理ユニットすなわち送受信器内に含ませることができ、この送受信器が、送信回路及び受信回路を含み、それぞれが送出無線周波数信号を移動端末130に送信すると共に受信無線周波数信号を移動端末130から任意のアンテナを介して受信することができる。アンテナは、埋め込みアンテナ、収納式アンテナ、又は本装置の範囲内から逸脱することなく他のいずれかの任意のアンテナとすることができる。
第1の無線ネットワークノード110における方法ステップ201〜203は、本方法ステップ201〜203の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、第1のネットワークノード110内の1つ以上の処理ユニット350によって実施することができる。このため、第1の無線ネットワークノード110において方法ステップ201〜203を実行するための命令を含むコンピュータプログラム製品は、第1の無線ネットワークノード110内の処理ユニット350にロードされた場合に、移動端末130の送信電力調節をサポートするための記載した方法を実行することができる。
上述のコンピュータプログラム製品は、例えば、処理ユニット350にロードされた場合に本解決策に従った方法ステップ201〜203を実行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータキャリアの形態で提供することができる。データキャリアは、例えばハードディスク、CD ROMディスク、メモリスティック、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は機械読み取り可能データを保持可能なディスクもしくはテープ等の他のいずれかの適切な媒体とすることができる。コンピュータプログラム製品は、更に、サーバ上のコンピュータプログラムコードとして提供して、第1の無線ネットワークノード110に遠隔でダウンロードすることも可能である。
従って、コンピュータプログラム製品は、第2の無線ネットワークノード120が移動端末130からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するための命令を含む。また、コンピュータプログラム製品は、移動端末130の送信電力を調節するための電力制御パラメータ値を取得するための命令を含む。更に、コンピュータプログラム製品は、第1の無線ネットワークノード110内の処理ユニット350にロードされて、第1の無線ネットワークノード110内に含まれる処理ユニット350上で動作された場合に、移動端末の送信電力の調節を可能とするために、取得した電力制御パラメータ値を移動端末に送信するための命令を含む。
図4は、いくつかの実施形態に従った、第2の無線ネットワークノード120における方法を示すフローチャートである。この方法は、移動端末130によって引き起こされる干渉を軽減するために移動端末130の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノード110を支援することを意図している。第1の無線ネットワークノード110及び第2の無線ネットワークノード120は、同一の地理的位置100に配置されている。第1の無線ネットワークノード110及び移動端末130は第1の無線アクセス技術で動作するようになされ、第2の無線ネットワークノード120は第2の無線アクセス技術で動作するようになされている。
第1のタイプの無線アクセス技術は、いくつかの実施形態によれば、E−UTRAN FDD又はE−UTRAN TDDのいずれかとすることができる。第2のタイプの無線アクセス技術は、いくつかの実施形態によれば、UTRAN FDD、UTRAN TDD、又はGSMのいずれかとすることができる。
移動端末130の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノード110を適切に支援するため、この方法は、第2の無線ネットワークノード120において多数のステップ401〜404を含むことができる。しかしながら、記載する方法ステップ401〜404のいくつかは任意であり、いくつかの実施形態内でのみ含まれることに留意すべきである。更に、方法ステップ401〜404は、いずれかの任意の時間的順序で実行可能であり、それらのいくつか、例えばステップ401及びステップ402、又は全てのステップは、同時に又は時間的順序を変更して、任意に再配列して、分解して、又は完全にして実行可能であることに留意すべきである。この方法は以下のステップを含むことができる。
ステップ401
移動端末130によって誘発される信号干渉を測定する。
ステップ402
移動端末130からの測定信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、第2の無線ネットワークノード120が端末130からの送信によって干渉を受けていることの指示を第1の無線ネットワークノード110に送信する。
ステップ403
干渉を回避するか又は少なくとも軽減するために、移動端末130の電力制御パラメータ値を任意に推定することができる。
ステップ404
いくつかの実施形態に従って、移動端末130の推定電力制御パラメータを第1の無線ネットワークノード110に送信することができる。
図5は、第2の無線ネットワークノード120に配置された装置500の実施形態を示すブロック図である。装置500は、移動端末130の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノード110を支援するための方法ステップ401〜404を実行するようになされている。第1の無線ネットワークノード110及び移動端末130は第1の無線アクセス技術で動作するようになされ、第2の無線ネットワークノード120は第2の無線アクセス技術で動作するようになされている。
明確さのため、本解決策を理解するために必ずしも必要というわけではない装置500の内部電子機器は図5から省略している。
装置500は測定ユニット510を含む。測定ユニット510は、第2の無線ネットワークノード120上で移動端末130によって誘発された信号干渉を測定するように構成されている。更に、装置500は送信器520を含む。送信器520は、移動端末130からの測定信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、第2の無線ネットワークノード120が端末130からの送信によって干渉を受けていることの指示を送信するように構成されている。
更に、いくつかの任意の実施形態によれば、装置500は推定ユニット530を含むことができる。任意の推定ユニット530は、第1の無線ネットワークノード120との干渉を回避するか又は少なくとも軽減するために、移動端末130の電力制御パラメータの適切な値を推定するように構成することができる。
また、装置500は任意に、無線信号を受信するように構成された受信器540を含むことができる。
装置500は、いくつかの実施形態によれば、処理ユニット550を含むことができる。処理ユニット500は、例えば中央演算処理装置(CPU)、プロセッサ、マイクロプロセッサ、又は命令を解釈し実行することができる他の処理論理によって代表することができる。処理ユニット550は、呼処理制御、ユーザインタフェース制御等のデータバッファリング及びデバイス制御機能を含む、データの入力、出力、及び処理のための全てのデータ処理機能を実行することができる。
装置500内に含まれる記載したユニット510〜550は、別個の論理エンティティとして見なすことができるが、必ずしも別個の物理エンティティでないことに留意すべきである。ユニット510〜550のいずれか、一部、又は全ては、同一の物理ユニット内に含ませるか又は同時配置することができる。しかしながら、装置500の機能性の理解を容易にするために、含まれるユニット510〜550は図5において別個の物理ユニットとして示す。
このため、送信器520及び、例えば受信器540は、いくつかの実施形態によれば、1つの物理ユニットすなわち送受信器内に含ませることができ、この送受信器が、送信回路及び受信回路を含み、それぞれが送出無線周波数信号を例えば移動端末130に送信すると共に受信無線周波数信号を例えば移動端末130から任意のアンテナを介して受信することができる。
第2の無線ネットワークノード120における方法ステップ401〜404は、本方法ステップ401〜404の機能を実行するためのコンピュータプログラムコードと共に、第2のネットワークノード120内の1つ以上の処理ユニット550によって実施することができる。このため、第2の無線ネットワークノード120において方法ステップ401〜404を実行するための命令を含むコンピュータプログラム製品は、第2の無線ネットワークノード120内に含まれる処理ユニット550上で動作された場合に、移動端末130の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノード110を支援するための方法を実行することができる。
上述のコンピュータプログラム製品は、例えば、処理ユニット550にロードされた場合に本解決策に従った方法ステップ401〜404を実行するためのコンピュータプログラムコードを担持するデータキャリアの形態で提供することができる。データキャリアは、例えばハードディスク、CD ROMディスク、メモリスティック、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は機械読み取り可能データを保持可能なディスクもしくはテープ等の他のいずれかの適切な媒体とすることができる。コンピュータプログラム製品は、更に、サーバ上のコンピュータプログラムコードとして提供して、例えばインターネット又はイントラネット接続を介して第2の無線ネットワークノード120に遠隔でダウンロードすることも可能である。
コンピュータプログラム製品は、第2の無線ネットワークノード120上で移動端末130によって誘発された信号干渉の測定を実行するための命令を含む。また、コンピュータプログラム製品は、移動端末130からの測定信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、コンピュータプログラム製品が第2の無線ネットワークノード120内に含まれる処理ユニット550上で動作されている場合、移動端末130からの送信によって第2の無線ネットワークノード120が干渉を受けていることの指示を第1の無線ネットワークノード110に送信するための命令を含む。
添付図面に示した特定の例示的な実施形態の詳細な記載において用いた用語は、本発明を限定することは意図していない。本明細書において用いたように、単数形「1つの(a)、(an)、(the)」は、文脈によって明らかに他の場合が示されない限り、複数形を含むことが意図されている。また、「含む(include)」「含む(comprise)」、「含んでいる(including)」及び/又は「含んでいる(comprising)」という言葉は、本明細書において用いられた場合、述べた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を規定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は加を除外するものではないことは、理解されよう。更に、ある要素が別の要素に「接続される」又は「結合される」と称される場合、これは他の要素に直接接続又は結合される可能性があり、又は介入する要素が存在する場合があることは理解されよう。また、本明細書において用いる場合、「接続される」又は「結合される」は、無線で接続又は結合されることを含む場合がある。本明細書において用いる場合、「及び/又は」という言葉は、関連する列挙したアイテムの1つ以上のいずれか及び全ての組み合わせを含む。

Claims (19)

  1. 第1の無線ネットワークノード(110)において、前記第1の無線ネットワークノード(110)と同一の地理的位置(100)に配置された第2の無線ネットワークノード(120)上で移動端末(130)によって引き起こされた干渉を軽減するために、前記移動端末(130)の送信電力調節をサポートするための方法であって、前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記移動端末(130)が第1の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記第2の無線ネットワークノード(120)が第2の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記方法が、
    前記第2の無線ネットワークノード(120)が前記移動端末(130)からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するステップ(201)と、
    前記移動端末(130)の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得するステップ(202)と、
    前記移動端末(130)の前記送信電力調節を可能とするために、前記取得した電力制御パラメータ値を前記移動端末(130)に送信するステップ(203)と、
    を含む、方法。
  2. 前記第2の無線ネットワークノード(120)が前記移動端末(130)からの送信によって干渉を受けていることの前記取得された指示が、前記地理的位置(100)内の無線トラヒック状況に関する推定値に基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 干渉指示を取得する前記ステップ(201)が、前記第2の無線ネットワークノード(120)から測定値を受信することを含む、請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
  4. 前記電力制御パラメータ値が、前記地理的位置(100)における異なる無線伝播条件に関する以前に収集された統計データに基づく、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記電力制御パラメータ値が予め定義された参照テーブルから取得される、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記予め定義された参照テーブルが、各パラメータごとに1つずつの多数の次元を含み、1つのパラメータの値が他の全てのパラメータのために選択した値に依存するようになっている、請求項5に記載の方法。
  7. 前記電力制御パラメータ値が前記無線伝播条件に関して実行された測定値に基づく、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記電力制御パラメータ値が前記第2の無線ネットワークノード(120)から受信される、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記電力制御パラメータ値がチャネル帯域幅の縁部において用いられるチャネルに適用可能である、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記電力制御パラメータ値がアップリンク送信に用いられるチャネルに依存する、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記電力制御パラメータ値がアップリンクにおいて送信されるデータブロックのサイズに依存する、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記電力制御パラメータ値がアップリンク送信に用いられるチャネルの帯域幅に依存する、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  13. 前記電力制御パラメータ値が、アップリンクにおいて用いられるサービスの特徴及び/又はアクティビティレベルに依存する、請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記第1の無線ネットワークノード(110)の送信電力が、前記第2の無線ネットワークノード(120)との干渉を回避するか又は少なくとも軽減するために調節される、請求項1から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記第2の無線ネットワークノード(120)が隣接キャリア周波数又は隣接無線周波数チャネルにおいて動作するようにコンフィギュレーションされている、請求項1から14のいずれかに記載の方法。
  16. 第1の無線ネットワークノード(110)において、前記第1の無線ネットワークノード(110)と同一の地理的位置(100)に配置された第2の無線ネットワークノード(120)上で移動端末(130)によって引き起こされた干渉を軽減するために、前記移動端末(130)の送信電力調節をサポートするための装置(300)であって、前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記移動端末(130)が第1の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記第2の無線ネットワークノード(120)が第2の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記装置(300)が、
    前記第2の無線ネットワークノード(120)が前記移動端末(130)からの送信によって干渉を受けていることの指示を取得するように構成された第1の取得ユニット(310)と、
    前記移動端末(130)の送信電力を調節するための電力制御パラメータの値を取得するように構成された第2の取得ユニット(320)と、
    前記移動端末(130)の前記送信電力調節を可能とするために、前記取得した電力制御パラメータ値を前記移動端末(130)に送信するように構成された送信器(330)と、
    を含む、装置。
  17. 第2の無線ネットワークノード(120)において、移動端末(130)によって引き起こされた干渉を軽減するために前記移動端末(130)の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノード(110)を支援するための方法であって、前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記第2の無線ネットワークノード(120)が同一の地理的位置(100)に配置され、前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記移動端末(130)が第1の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記第2の無線ネットワークノード(120)が第2の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記方法が、
    前記移動端末(130)によって誘発された信号干渉を測定するステップ(401)と、
    前記移動端末(130)からの前記測定された信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、前記第2の無線ネットワークノード(120)が前記移動端末(130)からの送信によって干渉を受けていることの指示を送信するステップ(402)と、
    を含む、方法。
  18. 前記干渉を回避するか又は少なくとも軽減するために前記移動端末(130)の電力制御パラメータの値を推定するステップ(403)と、
    前記移動端末(130)の前記推定した電力制御パラメータを前記第1の無線ネットワークノード(110)に送信するステップ(404)と、
    を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 第2の無線ネットワークノード(120)において、移動端末(130)によって引き起こされた干渉を軽減するために前記移動端末(130)の送信電力調節をサポートする際に第1の無線ネットワークノード(110)を支援するための装置(500)であって、前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記第2の無線ネットワークノード(120)が同一の地理的位置(100)に配置され、前記第1の無線ネットワークノード(110)及び前記移動端末(130)が第1の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記第2の無線ネットワークノード(120)が第2の無線アクセス技術で動作するようにコンフィギュレーションされ、前記装置(500)が、
    前記移動端末(130)によって誘発された信号干渉を測定するように構成された測定ユニット(510)と、
    前記移動端末(130)からの前記測定された信号干渉がある所定の閾値限界値を超えた場合、前記第2の無線ネットワークノード(120)が前記移動端末(130)からの送信によって干渉を受けていることの指示を送信するように構成された送信器(520)と、
    を含む、装置。
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