JP2013511100A - タッチ入力を受け付ける装置及び方法 - Google Patents

タッチ入力を受け付ける装置及び方法 Download PDF

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Abstract

光投射手段と光検出手段が、タッチ入力領域の対向する2辺のみに沿って配されているが、それでも二次元でタッチ対象を検出し位置決めすることができる、赤外線式タッチスクリーンについて記載する。特定の実施形態では、エッジぼやけアルゴリズムを使用して、第2座標を決定する一方で、他の実施形態では、立体視の形を使用し、三角法によって両座標を決定する。これらのタッチスクリーンは、タッチ入力領域の対向する2辺に沿ってベゼル幅が低減され、部品、製品組み立て、製造に関連するコストも削減できる。

Description

本発明はタッチスクリーンに関し、特に、部品数が比較的少なく、ベゼル寸法が低減され、及び/又は費用が削減された赤外線方式タッチスクリーンに関する。しかし、当然ながら、本発明は該特定分野の使用に限定しないものとする。
<関連出願>
本出願は、オーストラリア国仮特許出願第2009905626号、第2010902780号から、及び米国仮特許出願第61/347330号から優先権を主張し、その内容を本明細書に参照として組み込むものとする。
本発明を適切な技術的文脈に置き、本発明の利点をより完全に理解可能にするために、以下の従来技術に関する検討を行う。しかし、当然のことながら、本明細書中の従来技術に関する検討は、かかる従来技術が当該分野で広く知られている、又は当該分野での常識の一部となっていることを、明示的若しくは黙示的に認めるものであるとは考えるべきではない。
タッチの検知に基づく入力装置(本明細書では、入力領域がディスプレイ画面に対応しているか否かに関わらず、タッチスクリーンと呼ぶ)は、長年、コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯型ゲーム機、POSキオスク(point of sale kiosk)等の電子装置で使用されており、現在では、携帯電話といった他の携帯型家電にも見られるようになった。一般的に、タッチ対応装置により、ユーザは、ディスプレイに表示されたアイコンや仮想キーボードのキー等の1つ又は複数のグラフィカル素子をタッチすることで、或いはディスプレイ又はパッドに書くことで、装置と対話可能になる。抵抗式、表面容量式、投影容量式、表面弾性波式、光学式及び赤外線式を含む、幾つかのタッチ検知技術が知られており、そうした技術全てに、費用、信頼性、明光下での視認し易さ、指、手袋をした指、スタイラスなど異なる種類のタッチ対象を検知する能力、シングルタッチ能力又はマルチタッチ能力等の領域で、長所及び短所がある。最も一般的な方法では、フレキシブル抵抗オーバーレイが使用されるが、オーバーレイは破損し易く、グレア問題を生じさせる可能性があり、下方のスクリーンを減光する傾向があり、そうした減光を補償するために余分な電力を使用する必要がある。また、抵抗装置は湿気の影響を受け易く、抵抗オーバーレイのコストは、周囲の長さに対して二次的な規模となる。他の方法は、静電容量式タッチスクリーンで、これもオーバーレイを必要とする。この場合、通常、オーバーレイについては耐久性が高くなるものの、まだグレアや減光の問題がある。
更に他の一般的な方法では、「赤外線」タッチとして知られる光ビームのマトリクス(必ずしも赤外線である必要はないが、通常は赤外線である)をディスプレイの前面に構成して、1本又は複数の光ビームの遮断により、タッチを検出する。図1に初期の形の赤外線式タッチスクリーン2を示すように、これは例えば、米国特許第3,478,220号(特許文献1)及び米国特許第3,673,327号(特許文献2)に記載されているが、矩形の入力領域6の隣接する2辺に沿った別個の光源4(例えば、LED)のアレイを備え、該光源から2組の平行な光ビーム8を、入力領域の他の2辺に沿った、対向する光検出器10のアレイに向けて発する。入力領域のタッチ対象12が、2つの軸それぞれの少なくとも1本の光ビームのかなりの部分を遮断すると、該タッチ対象の位置を容易に決定できる。
図2に示す、米国特許第5,914,709号(特許文献3)に記載された、光電子部品数(従って、部品費用)を大幅に低減した変形例の赤外線方式タッチスクリーン14では、光源アレイを、L字型基板18に集積された「送信用」光導波路16のアレイで置き換えており、この「送信用」光導波路により、単一の光源4からの光を1×Nスプリッタ20を介して分配して、光ビーム8の格子を作成する。また、光検出器のアレイを、他のL字型基板24に集積された「受信用」光導波路22のアレイで置き換えており、この「受信用」光導波路アレイにより、光ビームを集光し、検出器アレイ26(例えば、ラインカメラ又はデジタルカメラチップ)に導く。各送信用光導波路は面内(in−plane)レンズ28を備え、同様に、受信用光導波路も面内レンズ29を備え、入力領域6の平面に信号光をコリメート又は集束させる。タッチスクリーンは、面外方向に信号光をコリメートするために、円筒状に湾曲した垂直コリメートレンズ(VCL:vertical collimating lense)30を備えてもよい。図1のタッチスクリーン2と同様に、タッチ対象の位置を、各軸で遮断された光ビームから割り出せる。便宜上、図2では、入力領域6の一辺につき4個の光導波路しか示していない。実際のタッチスクリーンでは、考えられる最小のタッチ対象が、各軸において少なくとも1本の光ビームのかなりの部分を遮断するように、面内レンズの間隔を十分に狭めて配置する。
米国特許公開第2008/0278460号(発明の名称「透過体(A transmissive body)」、参照により本明細書に組み込む)で開示された、図3に示す更に別の変形例の赤外線方式タッチスクリーン31では、図2のタッチスクリーンの「送信用」光導波路16及び関連する面内レンズ28を、導光板34と、パラボラリフレクタ38を備える2個のコリメート/リダイレクト素子36とを備える透過体32で置き換えている。1対の光源4、例えば、LEDからの赤外線40は、導光板に投射された後、コリメート/リダイレクト素子によってコリメート及びリダイレクトされ、導光板の前方で受信用光導波路22に向かって伝搬する2つの光シート42が生成する。タッチ対象が遮断した光シートの部分から、タッチイベントが検出され、その位置や寸法が決定される。明らかに、導光板34は、光源4が投射した赤外線40に対して透過性である必要があり、下方にディスプレイ(図示せず)があれば、可視光に対しても透過性が必要となる。或いは、ディスプレイを導光板と光シートとの間に設置してもよく、その場合、導光板は可視光に対して透過性である必要はない。
光導波路を図2及び図3で示したタッチスクリーンの受信側に使用することで、図1で示した「別個部品」式タッチスクリーンと比べて、空間分解能を高められる。説明のために、狭い角度範囲内で伝搬する光線のみを、各面内レンズ29によって、他の光線を排除して、各面内レンズに関連する光導波路に集光させている。
図1、図2、図3に示した赤外線方式タッチスクリーンに共通する点は、ディスプレイと通常一致する入力領域6の全4辺の周りに部品が存在する点である。これらの部品が、図1の装置における光源4及び光検出器10のアレイであるか、図2の装置における光導波路の基板18、24であるか、又は図3の装置における光導波路の基板24及びパラボラリフレクタ38であるかに関係なく、そうした部品が存在することで、どれだけベゼルを狭くできるかが制限される。当然ながら、全4辺に関連した「ベゼル幅」により、所与の家電製品内で使用可能なディスプレイサイズが制限され、携帯電話等の小型装置にとっては著しい制限となる可能性もある。また、ベゼル幅が広過ぎると、既存の装置設計では赤外線タッチに関する追加機能を組み込むのに問題となることもある。更に、当然ながら、ディスプレイの4辺全てに部品が存在することにより、部品に関連するコストがかかることに加え、組み立てや製造に余計なコストがかかることになる。
本発明の目的は、従来技術の短所の少なくとも1つを解消すること、改善すること、又は、有用な代替手段を提供することである。本発明の目的は、好適な形態では、入力領域の少なくとも2辺のベゼル幅が低減された、赤外線方式タッチスクリーンを提供することである。また別の本発明の目的は、好適な形態では、部品数がより少ない赤外線方式タッチスクリーンを提供すること、材料、製品組み立て及び製造にかかるコストを低減することである。
第1態様によると、本発明は、
入力装置へのタッチ入力を受け付ける入力領域と、
前記入力領域の第1辺から複数のエネルギビームを投射する投射システムと、
前記入力領域の前記第1辺と対向する第2辺に沿って配列され、前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定する検出システムと、
前記検出システムに動作可能に接続され、前記強度分布を解析し、及び前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って対象の位置を決定するアナライザと
を備える、入力装置を提供する。
好適には、複数のエネルギビームは、略平面形状に略コリメートされた信号である。好適には、エネルギビームは、赤外線又は可視光線を含む。好適には、アナライザは、前記強度分布を解析し、更に前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定する。
好適には、前記第1辺(又は第2辺)に隣接する入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない。本実施形態では、入力装置は、第1辺と第2辺で対向する投射システムと検出システムから成るか、又は実質的に成り、残りの辺(第3辺及び第4辺)には、実質的に投射システム/検出システムを全く存在させず、それにより第3辺及び第4辺でのベゼル幅を低減できる。当然ながら、第3辺及び第4辺には、送信用又は受信用アレイを存在させない。
第2態様によると、本発明は、入力領域内における対象の位置を決定する方法を提供するが、この方法は、
前記入力領域の第1辺から前記入力領域の対向する第2辺に複数のエネルギビームを投射するステップと、
前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定するステップと、
前記強度分布を解析して、前記第1辺と前記第2辺の間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップと、を備える。
好適には、本方法に使用する入力装置は、第1辺及び第2辺に存在する対向した投射システム及び検出システムから実質的に成り、残りの辺(第3辺及び第4辺)には、実質的に投射システム/検出システムを全く存在させず、それにより第3辺及び第4辺でのベゼル幅を低減できる。
第3態様によると、本発明は、
入力装置へのタッチ入力を受け付ける入力領域と、
前記入力領域の第1辺から複数のエネルギビームを投射する投射システムと、
前記入力領域の前記第1辺と対向する第2辺に沿って配列され、前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定する検出システムと、
前記検出システムに動作可能に接続され、前記強度分布を解析するアナライザとを備え、
前記アナライザは、前記入力領域内の対象の存在により生じる前記強度分布の変化を解析し、前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定する、入力装置を提供する。
好適には、強度分布の変化は、強度が低下した領域を含む。好適には、アナライザは、前記強度が低下した領域内の1カ所又は複数箇所で傾きを決定し、これに基づき前記対象と前記入力領域の前記第2辺との間の距離を決定する。好適な形では、前記傾きの大きさは、前記対象と前記入力領域の前記第2辺との間の距離の増加に伴い減少するものである。
一実施形態では、投射システムは、光源と、平面形状の光信号を受信し、集束し、送信する透過素子と、光信号を略コリメートするコリメート素子と、光信号をリダイレクトするリダイレクト素子とを備え、前記透過素子、前記コリメート素子、前記リダイレクト素子は、前記光源からの光信号を受信し、前記光信号を送信し、コリメートし、リダイレクトすることにより、略平面形状の略コリメートされた信号として前記複数のエネルギビームを生成するように配設されている。
別の実施形態では、投射システムは、光源と、前記入力領域の前記第1辺に沿って配列され、前記光源からの光を前記第1辺に案内して、前記複数のエネルギビームを生成する送信用光導波路のアレイとを備える。
好適には、検出システムは、上前記第2辺に沿って配列され、前記複数のエネルギビームの一部を受信し、前記エネルギビームの一部を検出器アレイに伝導する光導波路のアレイを備える。
好適な実施形態では、アナライザは、前記強度分布を解析し、更に前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定する。
好適には、入力装置は、第1辺と第2辺で対向する投射システムと検出システムから実質的に成り、残りの辺(第3辺及び第4辺)には、実質的に投射システム/検出システムを全く存在させず、それにより第3辺及び第4辺でのベゼル幅を低減できる。
第4態様によると、本発明は、入力領域内における対象の位置を決定する方法を提供するが、この方法は、
前記入力領域の第1辺から前記入力領域の対向する第2辺に複数のエネルギビームを投射するステップと、
前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定するステップと、
前記強度分布を解析して、前記入力領域における対象の存在を示す前記強度分布の変化を決定するステップと、
前記強度分布の変化に関するパラメータを算出するステップと、
前記パラメータを利用して、前記第1辺と前記第2辺の間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップと、を備える。
当然ながら、前記強度分布の変化は、強度が低下した領域を含む。好適には、パラメータは、前記強度が低下した領域内の1カ所又は複数箇所で測定した傾きを含む。好適な形では、前記傾きの大きさは、前記対象と前記入力領域の前記第2辺との間の距離の増加に伴い減少するものである。
好適には、複数のエネルギビームを、略平面形状に略コリメートされた信号とする。
更なる実施形態では、前記強度分布を解析して、前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップを更に備える。
好適には、本方法に使用する入力装置は、第1辺と第2辺で対向する投射システムと検出システムから実質的に成り、残りの辺(第3辺及び第4辺)には、実質的に投射システム/検出システムを全く存在させず、それにより第3辺及び第4辺でのベゼル幅を低減できる。
第5態様によると、本発明は、
入力装置へのタッチ入力を受け付けるように適合された入力領域と、
前記入力領域を横断して第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームを投射し、前記第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームを前記入力領域の第1辺と第2辺との間で、交差する第1方向及び第2方向に伝搬させる、投射システムと、
前記入力領域を横断した後の第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームの強度分布を測定する検出システムと、
前記検出システムに動作可能に接続され、前記強度分布を解析するアナライザとを備え、
前記アナライザは、前記入力領域内における対象の存在により生じる前記強度分布の変化を解析し、前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定する、入力装置を提供する。
好適には、投射システムは、前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームを前記入力領域の前記第1辺から投射するものであり、前記検出システムは、前記入力領域の前記第2辺に沿って配列される。
好適には、検出システムは、前記第2辺に沿って配列され、前記第1の複数のエネルギビームの一部を受信し、受信した前記エネルギビームの一部を検出器アレイに伝導する光導波路の第1アレイと、前記第2辺に沿って配列され、前記第2の複数のエネルギビームの一部を受信し、受信した前記エネルギビームの一部を検出器アレイに伝導する光導波路の第2アレイとを備える。好適には、光導波路のそれぞれは、終端に、対応する前記複数のエネルギビームの一部を前記光導波路に集束する面内レンズを有する。
別の実施形態では、検出システムは、光導波路のアレイと、これに関連して前記第2辺に沿って配列された光学素子とを備え、前記光学素子のそれぞれは、前記第1の複数のエネルギビームと前記第2の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光した前記エネルギビームの一部を、検出器アレイに伝導するためのそれぞれに関連した光導波路に集束する。
一実施例では、光学素子のそれぞれは、関連した前記第1の複数のエネルギビームの一部及び前記第2の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光した前記エネルギビームの一部を、前記関連した光導波路に集束する第1集束素子及び第2集束素子を備える。
別の実施例では、光学素子のそれぞれは、集束素子と偏向素子を備え、組み合わされた前記集束素子と前記偏向素子は、前記第1の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光したエネルギビームの一部を前記関連した光導波路に集束し、前記集束素子は、前記第2の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光したエネルギビームの一部を前記関連した光導波路に集束する。
好適には、投射システムは、第1光源及び第2光源と、透過体とを備え、
前記透過体は、平面形状の光信号を受信し、集束し、送信する透過素子と、光信号を略コリメートするコリメート素子と、光信号をリダイレクトするリダイレクト素子とを備え、
前記透過素子、前記コリメート素子、前記リダイレクト素子は、光源からの光信号を受信し、前記光信号を送信し、コリメートし、リダイレクトすることにより、略平面形状の略コリメートされた信号を生成するように配設され、
前記第1光源及び前記第2光源は、前記第1光源からの光信号が前記透過体によって送信され、コリメートされ、リダイレクトされることにより、前記第1方向に伝搬する前記第1の複数のエネルギビームが生成され、前記第2光源からの光信号が前記透過体によって送信され、コリメートされ、リダイレクトされることにより、前記第2方向に伝搬する前記第2の複数のエネルギビームが生成されように配置される。
別の好適な実施形態では、投射システムは、光源と、光分割素子と、透過体とを備え、
前記透過体は、平面形状の光信号を受信し、集束し、送信する透過素子と、光信号を略コリメートするコリメート素子と、光信号をリダイレクトするリダイレクト素子とを備え、
前記透過素子、前記コリメート素子、前記リダイレクト素子は、光源からの光信号を受信し、前記光信号を送信し、コリメートし、リダイレクトすることにより、略平面形状の略コリメートされた信号を生成するように配設され、
前記光源は、該光源からの光信号が、前記透過体によって送信され、コリメートされ、リダイレクトされることにより、略コリメートした略平面状の信号を生成するように配置され、
前記光分割素子は、前記略コリメートした略平面状の信号を、前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームに分割するように配置される。
好適には、光分割素子は、プリズムフィルム又は位相マスクを含む。
更に別の好適な実施形態では、前記投射システムは、光源と、前記入力領域の前記第1辺に沿って配列された送信用光導波路の第1アレイ及び第2アレイとを備え、前記送信用光導波路の第1アレイ及び第2アレイは、前記光源からの光を前記第1辺に伝導し、前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームを生成する。
更に別の好適な実施形態では、前記投射システムは、第1光源及び第2光源と、前記入力領域の前記第1辺に沿って配列された送信用光導波路の第1アレイ及び第2アレイとを備え、前記送信用光導波路の第1アレイは、前記第1光源からの光を前記第1辺へ伝導し、前記第1の複数のエネルギビームを生成し、前記送信用光導波路の第2アレイは、前記第2光源からの光を前記第1辺へ伝導し、前記第2の複数のエネルギビームを生成する。
好適には、前記第1方向と前記第2方向との間の角度は5°〜30°の範囲である。より好適には、この角度は10°である。
好適には、前記強度分布の変化が解析され、三角法によって前記対象の位置が決定される。好適には、アナライザは、前記強度分布を解析し、更に前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定する。
好適には、入力装置は、第1辺と第2辺で対向する投射システムと検出システムから実質的に成り、残りの辺(第3辺及び第4辺)には、実質的に投射システム/検出システムを全く存在させず、それにより第3辺及び第4辺でのベゼル幅を低減できる。
第6態様によると、本発明は、入力領域内における対象の位置を決定する方法を提供し、この方法は、
第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームを、前記入力領域を第1方向及び第2方向に横断して、前記入力領域の対向する第2辺に投射し、前記第1方向と前記第2方向とは交差させるステップと、
前記入力領域を横断した後の前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームの強度分布を測定して、前記入力領域における対象の存在を示す前記強度分布の変化を決定するステップと、
前記強度分布の変化を解析して、前記第1辺と前記第2辺との座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップと、を備える。
好適には、本方法に使用する入力装置は、第1辺と第2辺で対向する投射システムと検出システムから実質的に成り、残りの辺(第3辺及び第4辺)には、実質的に投射システム/検出システムを全く存在させず、それにより第3辺及び第4辺でのベゼル幅を低減できる。
第7態様によると、本発明は、第2態様、第4態様又は第6態様のいずれか一態様による方法を実行するように構成された、コンピュータで読取可能なプログラムコードを有するコンピュータ用媒体を備える製品を提供する。
複数対の光源と検出器を有する「別個部品」式の赤外線タッチスクリーンの平面図である。 光導波路ベースの赤外線タッチスクリーンの平面図である。 「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの平面図である。 略全幅に亘り延在するタッチスクリーンを有する携帯電話の平面図である。 本発明の一実施形態である「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの(a)平面図、(b)側面図である。 「導光板」式の赤外線タッチスクリーンのコントローラがタッチ対象をどのように検出するかを模式的に示した図である。 (a),(b)は、「導光板」式赤外線タッチスクリーンについて、タッチ対象によって生じた影の鮮鋭度に対する、受信用光導波路からの距離の影響を示す図である。 本発明の一実施形態である光導波路ベースの赤外線タッチスクリーンの平面図である。 本発明の一実施形態である別個部品式の赤外線タッチスクリーンの平面図である。 本発明の一実施形態である別個部品式の赤外線タッチスクリーンの平面図である。 本発明の一実施形態である光導波路ベースの赤外線タッチスクリーンの平面図である。 (a),(b),(c)は、集積型の光導波路のアレイを積重する構成の3つの可能性を示す側面図である。 本発明の一実施形態である「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの(a)平面図、(b)側面図である。 本発明の一実施形態である「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの側面図である。 (a)は光源をパラボラリフレクタの焦点軸から離隔して配置した場合の平面図であり、(b)は焦点軸から離隔した光源を2つ有する本発明の実施形態における投射システムの平面図であり、(c)は焦点軸上の光源1つと焦点軸から離隔した光源1つを有する本発明の実施形態における投射システムの平面図である。 (a)は図15(b)の投射システムを組み込んだ「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの平面図であり、(b)は図15(c)の投射システムを組み込んだ「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの平面図である。 軸外のビームの受信に適した面内レンズの設計を示す平面図である。 隣接する面内レンズの対により共通の光導波路へ供給する受信用光導波路の構成の平面図である。 (a),(b)はそれぞれ異なる2方向に伝搬する光ビームを単一の光導波路に集束できる光学素子の平面図である。 (a),(b)はそれぞれ光分割素子を有する本発明の一実施形態の投射システムの平面図である。 焦点軸上の光源1つと焦点軸から離隔した光源2つを有する本発明の一実施形態の「導光板」式の赤外線タッチスクリーンの平面図である。 本発明の一実施形態の光導波路ベースの光学式赤外線タッチスクリーンの平面図である。 本発明の一実施形態の光導波路ベースの光学式赤外線タッチスクリーンの平面図である。
以下、本発明の好適実施形態について、例示として、添付図を参照して記載する。
図4は、タッチスクリーン46と、オン/オフスイッチ48と、スピーカ50とを備えた携帯電話44の概略を示す平面図である。ここで示したタッチスクリーンの際立った特徴は、対向する2辺52、52’においてベゼル幅が最小にされており、実質的に携帯電話の全幅をタッチスクリーンで占めることを可能にし、利用可能な画面領域が増大しており、その結果として見栄えが良くなる可能性があるという点である。明らかに、他の2辺に沿ってベゼル幅を狭めることは、強く要請されるものではない。このセクションでは、対向する2辺でベゼル幅が低減された「別個部品」式、「光導波路ベース」式及び「導光板」式の赤外線タッチスクリーン(図1、図2、図3にそれぞれ示したような)について、幾つかの変形例を記載する。
図5(a)及び図5(b)はそれぞれ、本発明の一実施形態の「導光板」式の赤外線タッチスクリーン54の平面図及び側面図であり、このタッチスクリーンは、導光板34、パラボラリフレクタ38を備える単一のコリメート/リダイレクト素子36、及び、パラボラリフレクタの焦点にあるLED4を備える「単軸」の透過体56の形をした投射システムと、「受信用」光導波路22のアレイ及びラインカメラ26の形をした検出システム58と、LED及びラインカメラに接続されたコントローラ60とを備えている。便宜上、コントローラについては、次から図示する実施形態では総じて示さないが、必ず存在するものとする。透過体である導光板は、LEDから平面形状の光信号40を受信し、集束し、送信するものであり、コリメート/リダイレクト素子36は、光信号を略コリメートし、該光信号をリダイレクトして、出射面62から投射される略コリメートしたシート状の光42の形で複数のエネルギビームを発生させる。光シートは、導光板の表面を伝搬し、且つ、導光板の表面で又は導光板の表面付近で、対象12によって部分的に遮断され得る。伝搬方向は、パラボラリフレクタの焦点軸63に平行であり、光シートが面内レンズ29のアレイに衝突し、その一部が受信用光導波路に集束するように、導光板の側辺52、52’に平行となるように設計される。
図5(a)及び図5(b)では、透過体56を単一の部材として図示しており、例えば射出成形で作製される。しかしながら、上述した米国特許公開第2008/0278460号で説明されているように、これは必須ではなく、状況によっては、透過体を2つの部材(例えば、導光板と別個のコリメート/リダイレクト素子)、又は3つの部材で提供し、組み立て中にそれらを組み合わせるのが好適なことがある。また、このことは、本明細書で記載する他の全ての「導光板」式の赤外線タッチスクリーンにも該当する。更に、導光板は、ディスプレイ(存在した場合)の表、またはディスプレイの裏に配することができ、或いは、ディスプレイの硝子自体を使用して、導光板の機能を果たさせてもよい。
このタッチスクリーン54のコントローラ60は、受信強度プロファイルについて、入力領域における対象物の存在を示すと考えられる変化を解析するが、図3の装置と同様にして、タッチ対象12のX軸座標をも、光シートの遮断部分から容易に決定できることは、明らかであろう。意外にも、Y軸座標を決定することも可能である。どのようにこれを達成できるかを説明する前に、コントローラがX軸座標をどのように決定するかについて、より詳細に記載する。図6は、ラインカメラの一部を横断する画素位置に対する受信強度のプロットを示しており、画素位置は、受信用光導波路のレイアウトに従い、入力領域のX軸を横断する位置に対応している。強度が低下している領域64が、「検出閾値」66の下にある場合、タッチイベントによって遮られたと解釈される。次に、原因となるタッチ対象のエッジ部68が、「位置閾値」70を考慮して決定される。この「位置閾値」70は、検出閾値に一致してもしなくてもよく、エッジ間の距離72が、X軸におけるタッチ対象の幅、サイズ又は寸法を提供する。もう一つの重要なパラメータは、強度が低下している領域64における強度変化の傾き(スロープ)である。スロープパラメータを規定できる方法は多数あり、一例として、「半値」レベル74の付近で強度曲線の傾き(大きさのみ)の平均としてスロープパラメータを規定する。他の例は、強度分布プロファイルの第1微分及び/又は第2微分において屈曲点又は変曲点を算出すること等が、当業者に周知であろう。他の実施形態では、スロープパラメータを異なる方法で規定してもよく、例えば、強度が低下している領域内における複数個所の傾きの平均を含んでもよい。「導光板」式のタッチスクリーンは、エッジ検出アルゴリズムによく適合し、エッジ位置及び傾きを正確に決定できる、なだらかに変化する強度曲線が得られることを、我々は見出した。
Y軸座標を決定するのに、「エッジ回折効果」を使用する。この効果によれば、タッチイベントのエッジの鮮鋭度は、タッチ対象と受信用光導波路との距離に依存する。特に、図3で示した「導光板」式の赤外線タッチスクリーンでは、タッチイベントのエッジは、受信用光導波路からタッチ対象が遠くなる程、より不鮮明になることを我々は観察した。図7(a)は、ラインカメラが検出した2つのタッチ対象AとBによって生じる影を概略的に図示しており、図7(b)は、対応する受信強度のプロットを示している。対象Aは、受信用光導波路により近く、鮮鋭な影が生じている。一方、対象Bは、受信用光導波路から遠く、エッジ回折効果のために不鮮鋭な影が生じている。数学的に、影の鮮鋭度を、図6を参照して上述したように、スロープパラメータの形で表現してもよい。従って、スロープパラメータ、又は、他の何らかの影の鮮鋭度を定量化するもので、タッチ対象の受信用光導波路からの距離の測定値(即ち、Y軸座標)を表せる。その結果、コントローラは、スロープパラメータを、既知の較正値と対比することによって、実際のY軸座標を決定する。既知の較正値は、製造時の装置試験中に確立するルックアップテーブルとしてもよく、或いは、スイッチをオンした時、または、ユーザの要求に応じて発生する較正ルーチンによって確立されるルックアップテーブルでもよい。他の実施形態では、ルックアップテーブルを、タッチスクリーン構成から分かるように、単にハードウェアまたはファームウェアとしてコントローラに組み込む、或いは、コントローラまたは携帯電話やコンピュータ等のホスト装置で動作するソフトウェアに組み込む。また他の実施形態では、スロープパラメータと、タッチ対象のエッジ(即ち、タッチ対象のX軸寸法)間の距離72との両方を、1つ又は複数のルックアップテーブルと対比して、Y軸座標を決定してもよい。
理論に縛られるつもりはないが、このエッジ回折効果は、面内の受信用光導波路レンズ及び/又はパラボラリフレクタのコリメートが不完全なために起こるもので、またこのエッジ回折効果は、LEDが理想的な点光源ではないことと関連しているかも知れないと考えている。更に、エッジ回折効果は、光学系をある程度不完全にコリメートするように設計することで強調される場合がある。エッジ回折効果について別の解釈をすると、対象に焦点が合った状態として、光学系でどの程度まで対象を測定できるかということになる。図7(a)では、タッチ対象Aは比較的焦点が合っているのに対して、タッチ対象Bは比較的焦点がぼやけており、アルゴリズムを使用して、焦点が合っている度合い、ひいては対象の相対位置を決定することができる。デジタルスチルカメラやビデオカメラで一般的に使用されているような、多くの焦点アルゴリズムが利用可能であることを、当業者は認めるであろう。
本発明の更なる実施形態では、エッジ回折効果を使用して、他の種類の赤外線タッチスクリーンにおけるY軸座標の測定値を得てもよい。例えば、図8は「単軸」式の光導波路ベースのタッチスクリーン76の平面図であり、図2の装置のように、エネルギビーム8が送信用光導波路16のアレイによって生成される。図9は、「別個部品」式の赤外線タッチスクリーン78であり、LED4のアレイと光検出器10のアレイを、一対の対向する辺のみに沿って有している。どちらの場合も、スクリーンの辺52、52’に沿ってベゼル幅がかなり減少している。
エッジ回折効果は、図7(a)及び図7(b)で示した形、即ち、タッチ対象によって生じる影が鮮鋭である程、タッチ対象が受信用光導波路により近くなる形を取る必要はない。受信側でのコリメート/集束などの要因に応じて、他のタッチスクリーン構成や技術に対して、対象が受信側/検出器から遠い程鮮鋭なエッジを表すように、微分エッジぼやけを逆にしてもよい。その場合でも、同じ原理を適用し、エッジの鮮鋭度に関する微分を、Y軸座標の測定値を得るための重要な考慮すべき事項とすることができる。
本発明のまた他の実施形態では、「単軸」式の赤外線タッチスクリーンは、対向する両辺に投射システムと検出システムを有するものとすることができ、これにより、タッチ対象は、対向して伝搬する2つの光フィールドで検出される。このような構成とする利点としては、Y軸座標を決定するのに使用するエッジぼやけアルゴリズムを2回行えるため、精度が向上する点がある。好ましい状況では、Y軸座標を決定するために、コントローラがルックアップテーブルを全く参照せずに済むこともある。例えば、エッジぼやけの程度が(例えば、スロープパラメータによって測定されたものとして)この2回でそれぞれ等しい場合、コントローラは、タッチ対象がスクリーンにおいてY方向の中点に位置していると結論づける。
図10に示すように、LED4と光検出器10を交互に配置することにより、別個部品式の赤外線タッチスクリーンで、直線的に対向伝搬する光フィールドを生成することができる。図11は、対向する2辺それぞれに沿う単一の基板80上に、送信用面内レンズ28、受信用面内レンズ29及び光導波路16、22を交互に配置した光導波路ベースの適した構成を図示している。一般に、光導波路の交差82は、交差角が十分に大きければ(例えば、10°より大)、これは適切に光導波路をレイアウトすることで確実に行えるが、光導波路の製造又は光学的クロストークに関して重大な問題とはならない。しかしながら、「送信用」面内レンズ28と「受信用」面内レンズ29を、最密配置より密に交互配置した場合には、空間分解能は多少低くなるかもしれない。所望であれば、送信用光導波路と受信用光導波路を別々の基板上に作製し、図12(a),12(b),12(c)に側面図でそれぞれ示したように、光導波路対光導波路、光導波路対基板、又は、基板対基板で重ねることができる。下部クラッド層84と上部クラッド層86は、集積型の光導波路に一般的なように、コア層16とコア層22に光アイソレーションを提供する。任意には、図11の装置のLED4、4’は、異なる発光波長を有し、対向して伝搬する光フィールド間の光学的クロストークを防止するために、受信用光導波路22とラインカメラ26、26’との間には、適切なバンドパスフィルタ又はノッチフィルタ88、88’が設けられる。
図13(a)及び図13(b)は、対向して伝搬する光フィールドを有する「導光板」式のタッチスクリーンの1つの可能な実施態様の平面図及び側面図を示しており、このタッチスクリーンでは、受信用光導波路22のアレイ用の空間を作るために、コリメート/リダイレクト素子36を若干入力領域6から後退させている。図13(a)は、特に正確な寸法比ではない点に注意すべきである。実際のタッチスクリーンでは、面内レンズの長さを含む受信用光導波路アレイの幅は、通常7mm以下で、例えば典型的な携帯電話のタッチスクリーンの寸法より遥かに小さい。この構成は、コリメート/リダイレクト素子36を両端に有する単一の導光板34と、コリメート/リダイレクト素子36を通して導光板34に光40を発射するLED4、4’とを備える。或いは、図5(a)及び図5(b)に示したタイプの単軸の導光板を2つ重ねてもよい。図14は、もう一つの代替構成を側面図で示しており、受信用光導波路アレイ22がコリメート/リダイレクト素子36の上方に取付けられて、コリメート/リダイレクト素子が入力領域に隣接して設置可能となり、高さは増加するもののベゼル幅は減少している。図11の装置と同様に、図13(a)、図13(b)、及び図14に示した変形例の構成は、所望であれば、適切なバンドパスフィルタ又はノッチフィルタと共に、異なる発光波長のLED4、4’を備えることができる。これらのフィルタは、受信用光導波路22とラインカメラ26、26’との間、或いは、面内レンズ29と入力領域6との間に配置してもよい。
次に、対向する2辺に沿ってのみ光学素子を有するが、それでも立体視の形を用いて二次元でタッチ位置を決定できる、別のクラスの赤外線タッチスクリーンの構成について記載する。再び図5(a)を参照すると、単軸の透過体56によりLED4からの発散光40を略コリメートしたシート状の光42に変換し、パラボラリフレクタの焦点軸63に平行に、且つ、導光板34の側辺52、52’に平行に伝搬させる。LEDはパラボラリフレクタ38の焦点軸に配置しておく。仮に、図15(a)で示したように、LED4を意図的に「焦点軸の外」に配置した場合は、透過体56は、略コリメートされ、焦点軸63と角度を成して伝搬する「傾斜した(スキュー(skew))」光シート90を生成する。
図15(b)に示したように、2個のLED4、4’を焦点軸63の両側に置いた場合、透過体56は、それぞれ焦点軸及び側辺52、52’と角度を成して伝搬する、2つの略コリメートされたスキュー光シート90、90’を生成する。或いは、図15(c)に示すように、1個のLED4を焦点軸63上に位置させ、2個目のLED4’を焦点軸の片側に位置させた場合、透過体56は、焦点軸と平行に伝搬する1つの略コリメートされた光シート42と、1つの略コリメートされたスキュー光シート90とを生成する。
図16(a)に示すように、スキュー光シートを個々のエネルギビーム経路92、92’として示し、面内レンズ29、29’を有する受信用光導波路22、22’の2つのアレイの形をした検出システム58を加えることで、タッチ対象のX座標及びY座標が決定できるタッチスクリーンを得ることができる。ここで面内レンズ29、29’は、基板80上に作製されて、各光シートの一部を受信して、該部分を2つのラインカメラ26、26’に(または、単一のラインカメラの2セクションに)伝導し、コントローラ60はLEDとラインカメラに接続されている。図15(c)の投射システムと同様な構成を、図16(b)に示す。タッチ座標は、当業者に理解されるアルゴリズムの範囲、例えば三角法を使用して、決定することができる。受信用光導波路は、図示したように単一の基板上に、或いは、図12(a)、12(b)、または12(c)に示すように重ねた2枚の基板上に、交互配置して設けることができる。2つの光源を有する前述の実施形態と同様に、2個のLED4、4’は、任意には、異なる発光波長を有し、2つのスキュー光フィールド間の光学的クロストークを防止するために、受信用光導波路とラインカメラとの間に適切なバンドパスフィルタまたはノッチフィルタを設けることができる。しかしながら、殆どの場合、面内レンズ29、29’により提供される優れた空間フィルタリングで、このクロストークを防止するには十分である。図16(a)及び図16(b)で示した受信用光導波路22の基板80上におけるレイアウトは、単なる例示であり、所望であれば、例えばLED4、4’からの光の逸れが問題となる場合に、ラインカメラ26、26’を再配置してレイアウトを調整できることを断わっておく。
特定の実施形態では、図16(a)及び図16(b)に示したように、適切に傾けられた面内レンズを対称的に設けることによって、受信用光導波路に、ある特定の方向に伝搬するエネルギビームを受信させる。図17に示した他の代替的な実施形態では、受信用光導波路は、特定の方向に伝搬するエネルギビーム92、92’を捉えるように設計された反射面100を有する面内レンズ29、29’を備えている。この代替的な実施形態は、面内レンズの側壁102を平行にできるため、光導波路を密充填するレイアウトに対して有利であり得る。
図16(a)及び図16(b)に示したように、検出システムの光導波路部分を、単一の基板上に作製する場合は、図18で示すように、面内レンズ29、29’の対を、一連のY字接合部103で単一の受信用光導波路22に合流させることで、ラインカメラに繋がるフェアウェー内の光導波路の数を半分にすることができ、必要な基板の幅を著しく低減することができる。この構成では、LED4、4’を時分割多重化式に、連続的にパルス化して、2組のエネルギ経路92、92’間を区別する。しかしながら、集積光学分野の当業者には周知の結果として、この構成は、Y字接合部ごとに3dB損失するという欠点があり、面内レンズによる集光の50%が、放射モードに失われる。
この3dBの損失は、面内レンズの対を光学素子に結合させることによって回避することができ、異なる方向に伝搬する2組の略コリメートされた光ビームを集光して、単一の光導波路に集束できる。特定の実施形態では、この光学素子は、略コリメートされた光ビームの組ごとに、別個の集束素子を備えている。例えば、図19(a)に示すように、スラブ光導波路108を備えてもよく、スラブ光導波路108は、光路92、92’を単一の光導波路22に集束するように設計された2つの湾曲反射面110、110’の形をした第1集束素子及び第2集束素子を有している。他の実施形態では、この光学素子は、集束素子と偏向素子を備える。例えば、図19(b)に示すように、スラブ光導波路108の湾曲反射面110の形をした集束素子の前に配置されるプリズム112の形をした偏向素子を備えてもよい。一方の光路92の組が湾曲面によって光導波路22に集束する一方で、他方の光路92’の組がプリズムによって、湾曲面が光路を光導波路22に集束するように、偏向する。幾つかの変形例が可能であり、例えば偏向素子は、スラブ光導波路内にエアプリズムを形成することによって、集束素子の後に設置することができる。
図20(a)及び図20(b)に示す別の実施形態では、投射システムは、光源4と、透過体56と、光分割素子104とを備え、透過体によって投射された光シート42は、光分割素子によって分割され、異なる方向に伝搬する複数の光路を2つ生成する。例えば図20(a)に示すように、複数のスキュービーム経路92、92’の2つ、または、図20(b)に示すように、複数のスキュービーム経路92’の1つと複数の直線ビーム経路92”の1つを生成する。その内容が参照として組み込まれる国際特許出願PCT/AU2010/001232号(発明の名称「タッチ入力装置用の投射システム」)に詳細に記載されているように、光分割素子は、例えば、プリズムフィルムまたは位相マスク(phase mask)としてもよい。1個の光源のみを有するこのような実施形態では、検出システムにより複数のビーム経路の2つが分離した状態に保たれる必要がある。これは、例えば、別個のラインカメラ、または単一のラインカメラの別々の部分に接続される、2組の受信用光導波路を設けることによって行われる。
図16(a)から、側辺52、52’付近に、光ビームのカバーが不完全な、又は全くカバーしていない領域94が存在することが分かる。この領域では、対象を正確に位置決めすることができず(一つの軸のビームによるカバーのみ)、或いは全く検出することができない(カバーしているビームがない)。また、図16(b)で示した構成においても、ビームによるカバーが不完全な領域が存在するのが、認められる。この問題は、スキュー光ビームがY軸と成す角度を小さくすることにより低減でき、或いは同じく、2組の光ビームが伝搬する方向のなす角度を小さくすることにより低減できるが、これはLEDの一方または両方を焦点軸に近づけることと等しい。しかしながら、これもまた、Y軸座標を決定できる精度を低下させるので、スクリーンのカバー範囲と精度とはトレードオフの関係となる。好適には、交差角、すなわち、2つの伝搬方向間の角度は、5°〜30°の範囲にあり、より好適には約10°である。例として、4:3のアスペクト比(71.1mm×53.3mm)で入力領域が3.5インチという特定の事例では、長辺(Y軸)に対して±5°の方向とした、すなわち交差角10°のスキュー光シートの一対による分解能は、X軸で100dpi、Y軸で10dpiであり、両側で最大6mmのデッドゾーンを有している。この分解能は、指によるタッチに適している。或いは、タッチ入力領域を、ディスプレイ領域に対して大きくして、確実にディスプレイ領域全体が光ビームでカバーされるようにしてもよい。
図21に平面図を示した更に別の構成では、パラボラリフレクタの焦点に追加のLED4”を設けて追加のビーム92”の組を生成すると共に、追加の受信用光導波路22”の組を設けることにより、図16(a)で光が当たらなかった領域94がカバーされている。このような追加のビームは、パラボラリフレクタの不完全なコリメートによって、または理想的な点光源より極めて幅広な投射領域を有するLED4、4’を使用することによって、生成することができる。
図16(a)又は図16(b)のように2個の別個のLED4、4’を、または図21のように3個の別個のLED4、4’、4”を使用する代わりに、投射光が分散した形態を使用してもよい。これにより、種々の異なる角度でビーム経路の全範囲を、明確にコリメートさせることなく提供できるが、面内レンズ29は依然として、検出グリッドを形成するのに十分な空間フィルタリングを提供し、タッチ座標を決定することができる。
同様の原理に従って作動する全光導波路式の赤外線タッチスクリーンを、図22に平面図で示す。この装置は、図示したように、2つの光源4、4’(任意には、異なる発光波長を有する)または単一の光源と、2組の受信用光導波路22、22’、及び2個のラインカメラ26、26’、又は図16(a)〜図19(b)について上述したような光導波路、レンズ、ラインカメラ、或いはこれらの他の適当な組合せを備える検出システムとを、有してもよい。送信用光導波路16、16’は、図示したように単一の基板上に設ける、又は2枚の別個の重ねた基板に設けることができるが、このことは受信用光導波路22、22’に対しても同様である。図16(a)及び図16(b)に示した装置でそうであるように、受信側の面内レンズ29によって提供される優れた空間フィルタリングは、2組の平行な光ビーム8、8’間のクロストークを防止するのに有用である。当然ながら、個々の光検出器を正確に傾けた場合、及び/又は、個々の光検出器が実質的に1方向からの光のみを受信するのに十分な空間フィルタリングを有する場合、「別個部品」式も可能である。或いは、光源及び/又は光検出器を連続的に起動させて、クロストークを回避することができる。
幾つかの理由で、投射システムと検出システムを入力領域の対向する辺に設けると都合が良い。例えば、そうすることで装置の組立てが簡素化する、及び図19(a)、19(b)に示したように集束素子を組み合わせて使用することが可能となる、及び/又は図20(a)、20(b)に示したように光分割素子を使用することが可能となる等の理由である。しかしながら、これは必須ではない。投射システムの一部及び検出システムの一部を入力領域の対向する辺に設けることが可能であり、第1辺から第2辺に一組の光ビームが伝搬するようにし、且つ、第2辺から第1辺に2つ目の組の光ビームが伝搬するようにする。例えば、図23は全光導波路式の赤外線タッチスクリーンを平面図で示しており、これは、入力領域6の対向する辺に、LED4/4’、1×Nスプリッタ20/20’、面内レンズ28/28’と連結された光導波路16/16’のアレイをそれぞれ備える2つの投射サブシステムと、カメラ26/26’、面内レンズ29/29’と連結された光導波路22/22’のアレイをそれぞれ備える2つの検出サブシステムとを有している。2組の光ビーム8、8’は、「立体視」実施形態に要請されるように、互いに角度を成して伝搬する。当然ながら、対応する「導光板」式の構成としてもよく、図13(a)に示したものに類似するが、2つの光シートを異なる角度で伝搬させる。
面内レンズ、集束素子、偏向素子を必要に応じて有する送信用光導波路、または受信用光導波路を備える、上述した全ての光導波路のレイアウトは、光パターニング/湿式現像技術を使用して光硬化性高分子材料から製造することができ、このことは、例えば、米国特許第7,218,812号(発明の名称「パターニングされたクラッドを有する平面状光導波路及びその製造方法」)に記載されている。
当然ながら、前述の構成のいずれかを組み合わせて、その機能を拡張させ、または向上させることができる。例えば、立体視構成にエッジぼやけ作用を組み込んで、タッチ領域全体の分解能を高めてもよいし、単一ビームのカバー領域における分解能を高めてもよい。
また、前述の構成のいずれかで使用しているパラボラリフレクタによって提供されるコリメート機能は、屈折レンズ素子によっても得ることができ、これはサイズを抑制するために、単一のレンズ、セグメントレンズ、またはフレネルレンズとして構成することができる。同様に、簡易パラボラリフレクタを、セグメントパラボラリフレクタと置き換えてもよい。
本発明について特定の実施例を参照して記述したが、本発明は他の多くの形態で具現化してもよいことを、当業者は認識するであろう。
4,4’ LED
6 入力領域
10 光検出器
16,16’ 送信用光導波路
22,22’ 受信用光導波路
26,26’ ラインカメラ
28,28’,29,29’ 面内レンズ
34 導光板
36 コリメート/リダイレクト素子
38 パラボラリフレクタ
56 透過体
58 検出システム
64 強度が低下している領域
104 光分割素子
米国特許第3478220号明細書 米国特許第3673327号明細書 米国特許第5914709号明細書

Claims (45)

  1. 入力装置へのタッチ入力を受け付ける入力領域と、
    前記入力領域の第1辺から複数のエネルギビームを投射する投射システムと、
    前記入力領域の前記第1辺と対向する第2辺に沿って配列され、前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定する検出システムと、
    前記検出システムに動作可能に接続され、前記強度分布を解析し、及び前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って対象の位置を決定するアナライザと
    を備える、入力装置。
  2. 前記複数のエネルギビームは、略平面形状に略コリメートされた信号である
    請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記エネルギビームは赤外線又は可視光線を含む
    請求項1又は請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記アナライザは、前記強度分布を解析し、更に前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定する
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の入力装置。
  5. 前記第1辺に隣接する前記入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の入力装置。
  6. 入力領域内における対象の位置を決定する方法であって、
    前記入力領域の第1辺から前記入力領域の対向する第2辺に複数のエネルギビームを投射するステップと、
    前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定するステップと、
    前記強度分布を解析して、前記第1辺と前記第2辺の間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップと
    を備える、方法。
  7. 前記第1辺と隣接する前記入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない
    請求項6に記載の方法。
  8. 入力装置へのタッチ入力を受け付ける入力領域と、
    前記入力領域の第1辺から複数のエネルギビームを投射する投射システムと、
    前記入力領域の前記第1辺と対向する第2辺に沿って配列され、前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定する検出システムと、
    前記検出システムに動作可能に接続され、前記強度分布を解析するアナライザとを備え、
    前記アナライザは、前記入力領域内の対象の存在により生じる前記強度分布の変化を解析し、前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定する
    入力装置。
  9. 前記強度分布の変化は、強度が低下した領域を含む
    請求項8に記載の入力装置。
  10. 前記アナライザは、前記強度が低下した領域内の1カ所又は複数箇所で傾きを決定し、これに基づき前記対象と前記入力領域の前記第2辺との間の距離を決定する
    請求項9に記載の入力装置。
  11. 前記傾きの大きさは、前記対象と前記入力領域の前記第2辺との間の距離の増加に伴い減少するものである
    請求項10に記載の入力装置。
  12. 前記エネルギビームは、赤外線又は可視光線を含む
    請求項8〜請求項11のいずれか一項に記載の入力装置。
  13. 前記投射システムは、
    光源と、
    平面形状の光信号を受信し、集束し、送信する透過素子と、
    光信号を略コリメートするコリメート素子と、
    光信号をリダイレクトするリダイレクト素子とを備え、
    前記透過素子、前記コリメート素子、前記リダイレクト素子は、前記光源からの光信号を受信し、前記光信号を送信し、コリメートし、リダイレクトすることにより、略平面形状の略コリメートされた信号として前記複数のエネルギビームを生成するように配設されている
    請求項12に記載の入力装置。
  14. 前記投射システムは、
    光源と、
    前記入力領域の前記第1辺に沿って配列され、前記光源からの光を前記第1辺に案内して、前記複数のエネルギビームを生成する送信用光導波路のアレイとを備える
    請求項12に記載の入力装置。
  15. 前記検出システムは、
    前記第2辺に沿って配列され、前記複数のエネルギビームの一部を受信し、前記エネルギビームの一部を検出器アレイに伝導する光導波路のアレイを備える
    請求項8〜請求項14のいずれか一項に記載の入力装置。
  16. 前記アナライザは、
    前記強度分布を解析し、更に前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定する
    請求項8〜請求項15のいずれか一項に記載の入力装置。
  17. 前記第1辺に隣接する前記入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない
    請求項8〜請求項16のいずれか一項に記載の入力装置。
  18. 入力領域内における対象の位置を決定する方法であって、
    前記入力領域の第1辺から前記入力領域の対向する第2辺に複数のエネルギビームを投射するステップと、
    前記入力領域を横断した後の前記複数のエネルギビームの強度分布を測定するステップと、
    前記強度分布を解析して、前記入力領域における対象の存在を示す前記強度分布の変化を決定するステップと、
    前記強度分布の変化に関するパラメータを算出するステップと、
    前記パラメータを利用して、前記第1辺と前記第2辺の間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップと
    を備える、方法。
  19. 前記強度分布の変化は、強度が低下した領域を含む
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記パラメータは、前記強度が低下した領域内の1カ所又は複数箇所で測定した傾きを含む
    請求項19に記載の方法。
  21. 前記傾きの大きさは、前記対象と前記入力領域の前記第2辺との間の距離の増加に伴い減少するものである
    請求項20に記載の方法。
  22. 前記複数のエネルギビームを、略平面形状に略コリメートされた信号とする
    請求項18〜請求項21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記強度分布を解析して、前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップを更に備える
    請求項18〜請求項22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記第1辺に隣接する前記入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない
    請求項18〜請求項23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 入力装置へのタッチ入力を受け付けるように適合された入力領域と、
    前記入力領域を横断して第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームを投射し、前記第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームを前記入力領域の第1辺と第2辺との間で、交差する第1方向及び第2方向に伝搬させる、投射システムと、
    前記入力領域を横断した後の第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームの強度分布を測定する検出システムと、
    前記検出システムに動作可能に接続され、前記強度分布を解析するアナライザとを備え、
    前記アナライザは、前記入力領域内における対象の存在により生じる前記強度分布の変化を解析し、前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定する、入力装置。
  26. 前記エネルギビームは赤外線又は可視光線を含む
    請求項25に記載の入力装置。
  27. 前記投射システムは、前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームを前記入力領域の前記第1辺から投射するものであり、
    前記検出システムは、前記入力領域の前記第2辺に沿って配列される
    請求項25又は26に記載の入力装置。
  28. 前記検出システムは、
    前記第2辺に沿って配列され、前記第1の複数のエネルギビームの一部を受信し、受信した前記エネルギビームの一部を検出器アレイに伝導する光導波路の第1アレイと、
    前記第2辺に沿って配列され、前記第2の複数のエネルギビームの一部を受信し、受信した前記エネルギビームの一部を検出器アレイに伝導する光導波路の第2アレイとを備える
    請求項27に記載の入力装置。
  29. 前記光導波路のそれぞれは、終端に、対応する前記複数のエネルギビームの一部を前記光導波路に集束する面内レンズを有する
    請求項28に記載の入力装置。
  30. 前記検出システムは、光導波路のアレイと、これに関連して前記第2辺に沿って配列された光学素子とを備え、
    前記光学素子のそれぞれは、前記第1の複数のエネルギビームと前記第2の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光した前記エネルギビームの一部を、検出器アレイに伝導するためのそれぞれに関連した光導波路に集束する
    請求項28に記載の入力装置。
  31. 前記光学素子のそれぞれは、
    関連した前記第1の複数のエネルギビームの一部及び前記第2の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光した前記エネルギビームの一部を、前記関連した光導波路に集束する第1集束素子及び第2集束素子を備える
    請求項30に記載の入力装置。
  32. 前記光学素子のそれぞれは、集束素子と偏向素子を備え、
    組み合わされた前記集束素子と前記偏向素子は、前記第1の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光したエネルギビームの一部を前記関連した光導波路に集束し、
    前記集束素子は、前記第2の複数のエネルギビームの一部を集光し、集光したエネルギビームの一部を前記関連した光導波路に集束する
    請求項30に記載の入力装置。
  33. 前記投射システムは、第1光源及び第2光源と、透過体とを備え、
    前記透過体は、平面形状の光信号を受信し、集束し、送信する透過素子と、光信号を略コリメートするコリメート素子と、光信号をリダイレクトするリダイレクト素子とを備え、
    前記透過素子、前記コリメート素子、前記リダイレクト素子は、光源からの光信号を受信し、前記光信号を送信し、コリメートし、リダイレクトすることにより、略平面形状の略コリメートされた信号を生成するように配設され、
    前記第1光源及び前記第2光源は、前記第1光源からの光信号が前記透過体によって送信され、コリメートされ、リダイレクトされることにより、前記第1方向に伝搬する前記第1の複数のエネルギビームが生成され、前記第2光源からの光信号が前記透過体によって送信され、コリメートされ、リダイレクトされることにより、前記第2方向に伝搬する前記第2の複数のエネルギビームが生成されように配置される
    請求項27〜請求項32のいずれか一項に記載の入力装置。
  34. 前記投射システムは、光源と、光分割素子と、透過体とを備え、
    前記透過体は、平面形状の光信号を受信し、集束し、送信する透過素子と、光信号を略コリメートするコリメート素子と、光信号をリダイレクトするリダイレクト素子とを備え、
    前記透過素子、前記コリメート素子、前記リダイレクト素子は、光源からの光信号を受信し、前記光信号を送信し、コリメートし、リダイレクトすることにより、略平面形状の略コリメートされた信号を生成するように配設され、
    前記光源は、該光源からの光信号が、前記透過体によって送信され、コリメートされ、リダイレクトされることにより、略コリメートした略平面状の信号を生成するように配置され、
    前記光分割素子は、前記略コリメートした略平面状の信号を、前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームに分割するように配置される
    請求項27〜請求項32のいずれか一項に記載の入力装置。
  35. 前記光分割素子は、プリズムフィルム又は位相マスクを含む
    請求項34に記載の入力装置。
  36. 前記投射システムは、光源と、前記入力領域の前記第1辺に沿って配列された送信用光導波路の第1アレイ及び第2アレイとを備え、
    前記送信用光導波路の第1アレイ及び第2アレイは、前記光源からの光を前記第1辺に伝導し、前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームを生成する
    請求項27〜請求項32のいずれか一項に記載の入力装置。
  37. 前記投射システムは、第1光源及び第2光源と、前記入力領域の前記第1辺に沿って配列された送信用光導波路の第1アレイ及び第2アレイとを備え、
    前記送信用光導波路の第1アレイは、前記第1光源からの光を前記第1辺へ伝導し、前記第1の複数のエネルギビームを生成し、
    前記送信用光導波路の第2アレイは、前記第2光源からの光を前記第1辺へ伝導し、前記第2の複数のエネルギビームを生成する
    請求項27〜請求項32のいずれか一項に記載の入力装置。
  38. 前記第1方向と前記第2方向との間の角度は5°〜30°の範囲である
    請求項25〜請求項27のいずれか一項に記載の入力装置。
  39. 前記第1方向と前記第2方向との間の角度は10°である
    請求項38に記載の入力装置。
  40. 前記強度分布の変化が解析され、三角法によって前記対象の位置が決定される
    請求項25〜請求項39のいずれか一項に記載の入力装置。
  41. 前記アナライザは、
    前記強度分布を解析し、更に前記第1辺と前記第2辺との間の前記座標軸に直角な第2座標軸に沿って前記対象の位置を決定する
    請求項25〜請求項40のいずれか一項に記載の入力装置。
  42. 前記第1辺に隣接する前記入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない
    請求項25〜請求項41のいずれか一項に記載の入力装置。
  43. 入力領域内における対象の位置を決定する方法であって、
    第1の複数のエネルギビーム及び第2の複数のエネルギビームを、前記入力領域を第1方向及び第2方向に横断して、前記入力領域の対向する第2辺に投射し、前記第1方向と前記第2方向とは交差させるステップと、
    前記入力領域を横断した後の前記第1の複数のエネルギビーム及び前記第2の複数のエネルギビームの強度分布を測定して、前記入力領域における対象の存在を示す前記強度分布の変化を決定するステップと、
    前記強度分布の変化を解析して、前記第1辺と前記第2辺との間の座標軸に沿って前記対象の位置を決定するステップと
    を備える方法。
  44. 前記第1辺に隣接する前記入力領域の辺には、投射システム又は検出システムを存在させない
    請求項43に記載の方法。
  45. 請求項6、請求項18〜請求項24、請求項43、及び請求項44のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成された、コンピュータで読取可能なプログラムコードを有するコンピュータ用媒体を備える製品。
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