JP2013238461A - 試験装置、試験方法、及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズによる誤作動を簡便な構成で防ぐことができる試験装置、試験方法、及び装置を提供する。
【解決手段】本実施の形態にかかる試験装置は、半導体装置60の電源入力端子VDD−Fに結合し、電源電位を出力可能な電源出力端子14と、電源モニタ端子47aの電位に対応する半導体装置の電源モニタ電位をモニタする電源モニタ端子VDD−Mと、電源モニタ端子VDD−Mに結合され、電源電位に応じた振幅の出力信号を生成する第1スイッチ41と、半導体装置60に結合可能な信号端子49aと、第1スイッチ41と信号端子49aとの間に設けられたテストライン49と、備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、試験装置、試験方法、及び装置に関し、例えば、半導体装置に対して試験を行うための試験装置、試験方法、並びに装置に関する。
半導体集積回路の試験装置で試験を行う場合、出力端子の同時動作により、電源ライン、GND(グランド)ラインにノイズが発生してしまう。それが原因で機能試験が不良と誤検出されてしまう。特許文献1には、ノイズに強い半導体集積回路測定装置が開示されている。例えば、特許文献1の測定装置では、被測定デバイスの電源或いはGNDをリアルタイムに取り込みモニタしている。そして、測定装置は、電源又はGNDが所定の基準電位を越えた場合、或いは下回った場合にテスタドライバの出力に補正を加えている
特開2000−241509号公報
したがって、特許文献1では、被測定デバイスの電源或いはGNDをリアルタイムに取り込んでモニタする回路を必要としている。特許文献1では、更に所定の基準電位を越えた場合、或いは下回った場合にテスタドライバの出力に補正する回路を必要としている。しかも、これらの回路は、被測定デバイスの電源或いはGNDのノイズに追随する事が十分可能な速度で動作する必要がある。この様な回路を各端子に搭載する為のコストが掛かるという問題がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、第1の電源入力端子の第1の電源電位に応じて変動するモニタ電位に応じたレベルの入力信号を、半導体装置の入力端子に入力するために設けられたテスト配線を備えている。
前記一実施の形態によれば、ノイズによる誤作動を簡便な構成で防ぐことができる。
実施の形態1にかかる半導体装置の試験装置を示すブロック図である。 半導体装置と試験装置との接続部分を示す回路図である。 ノイズが発生した時の波形を模式的に示す図である。 半導体装置内における端子間の配線を示す図である。 実施の形態2にかかる半導体装置と試験装置との接続部分を示す回路図である。 実施の形態3にかかる半導体装置と試験装置との接続部分を示す回路図である。 その他の実施の形態での試験装置において、信号入力端子の入力側を示す回路図である。 その他の実施の形態での試験装置において、信号入力端子の入力側を示す回路図である。 その他の実施の形態での試験装置において、信号入力端子の入力側を示す回路図である。 その他の実施の形態での試験装置において、信号入力端子の入力側を示す回路図である。
実施の形態1
本実施の形態にかかる装置の全体構成について、図1を説明する。図1は、半導体装置と試験装置(テスタ)の全体構成を示す図である。
半導体装置60a、60bが試験装置10の試験対象となる半導体集積回路である。半導体装置60a、60bは同等の半導体集積回路である。半導体装置60a、60bは、それぞれ、ボート40a、40bに搭載されている。ボート40a、40bは、プローブカード等であってもよい。試験装置10は、半導体装置60a、半導体装置60bの出力に基づいて、半導体装置60a、60bの試験を行う。なお、試験装置10において、半導体装置60aに対する構成と、半導体装置60bに対する構成については、同様となっている。
試験装置10は、テスタ本体20と、テストヘッド30a、30bとを備えている。テストヘッド30aは半導体装置60aに対するテストヘッドであり、テストヘッド30bは、半導体装置60bに対するテストヘッドであり、同様の構成となっている。なお、以下の説明において、半導体装置60a、60bを区別しない場合は、半導体装置60と総称し、テストヘッド30a、30bについても同様とする。
テスタ本体20は、コンピュータ21、タイミング発生器22、パタン発生器23、ピンコントロール波形フォーマッタ24を含んでいる。コンピュータ21は、テスタのハードウエア制御、テストデータの処理を行う。タイミング発生器22は、テストに必要なタイミング信号(RATE、EDGE)を発生する。パタン発生器23は、テストに必要な試験パタン信号(アドレス、データ,制御信号等)を発生する。ピンコントロール波形フォーマッタ24は、テストピン単位にタイミンとテストパタン波形フォーマットなどを選択する。
テストヘッド30a、30bは、それぞれ、タイミング補正回路31、コンパレータ32、DC(直流)部33、ピンエレクトロニクス34、テスト治具35を含んでいる。タイミング補正回路31は、タイミング精度を補正する。ピンエレクトロニクス34は、被測定デバイスである半導体装置60a、60bに印加する実際の信号を発生する。テスト治具35は、テスタ本体20と半導体装置60a、60bとを接続するための配線36a、36bを有している。コンパレータ32は、半導体装置60a、60bからの出力を判定する。この判定は、電圧、タイミング、パタンについて比較した結果である。DC部33は、半導体装置60a、60b用の電源とピンエレクトロニクス用のVIH/VIL(入力ハイレベル/ロウレベル)を供給する。また、DC部33は、VOH/VOL(出力ハイレベル/ロウレベル)を測定する。
このように、DC部33で生成した電源と、VIH/VILの入力信号とが、半導体装置60a、60bの入力端子に入力される。そして、試験装置10が半導体装置60a、60bの出力端子から出力されるVOH/VOL(出力ハイレベル/ロウレベル)を測定する。こうすることで、被測定デバイスである半導体装置60a、60bを試験することができる。
次に、試験装置10と半導体装置60との接続部分について、図2を用いて説明する。図2は、試験装置の接続部分を示す回路図である。図2は試験装置10と半導体装置60との接続部分の一部を示す図である。半導体装置60では、複数のグランド入力端子GND−F、電源入力端子VDD−F端子が設けられているのが一般的であるが、図2ではそれらを代表して1端子ずつを示している。同様に、信号入力端子IN−n、電源モニタ端子VDD−M、及びグランドモニタ端子GND−Mも複数設けられているが、ここではそれぞれ1つのみ図示している。従って、実際には、図2に示すような端子構成が複数設けられることになる。また、図2においては、VOH/VOL(出力ハイレベル/ロウレベル)を出力する複数の出力端子については、省略している。
試験装置10は、テストスイッチ11と、パタン出力端子12と、電源出力端子13と、グランド出力端子14を有している。電源出力端子13は、電源電位BSを出力可能であり、グランド出力端子14はグランド電位GND(基準電位)を出力可能である。電源電位BS、及びグランド電位GNDは、DC部33が発生した電源電圧で規定される。
パタン出力端子12は、パタン発生器23が発生したパタンに応じた第1のパタン信号PAT1−nを出力する。第1のパタン信号PAT1−nは試験パタン信号に応じた信号である。パタン出力端子12から出力された第1のパタン信号PAT1−nは、テストスイッチ11に入力される。また、テストスイッチ11は、第1のパタン信号PAT1−nに応じて、ハイレベル電位VIH、又はロウレベル電位VILを切り替えて、出力する。なお、ロウレベル電位VILは、半導体装置60にロウレベルの信号を入力する際に使用される電位であり、ハイレベル電位VIHは半導体装置60にハイレベルの信号を供給する際に使用される電位である。
半導体装置60は、電源入力端子VDD−F、グランド入力端子GND−F、電源モニタ端子VDD−M、グランドモニタ端子GND−M、及び信号入力端子IN−nを備えている。電源モニタ端子VDD−M、グランドモニタ端子GND−M、は半導体装置のグランド及び電源の電位をモニタする端子である。電源モニタ端子VDD−M、グランドモニタ端子GND−M、既存の端子に対して、新たに追加した端子であってもよいし、複数の電源入力端子VDD−Fと、グランド入力端子GND−Fからそれぞれ1つを電源モニタ端子VDD−M、グランドモニタ端子GND−M、に転用した構成とすることもできる
ボード40は、試験装置10と半導体装置60とを接続する配線が設けられている配線基板(テストボード)である。例えば、ボード40は、グランドフォースライン43、電源フォースライン44、信号入力ライン45と、モニタライン46と、電源モニタライン47と、グランドモニタライン48と、テストライン49を備えている。さらに、ボード40は、第1スイッチ41と、第2スイッチ42とを備えている。電源モニタライン47には、電源モニタ端子47aが設けられている。グランドモニタライン48には、グランドモニタ端子48aが設けられている。テストライン49には、信号端子49aが設けられている。
電源フォースライン44は、電源出力端子13と、電源入力端子VDD−Fとを接続する。グランドフォースライン43は、グランド出力端子14と、グランド入力端子GND−Fとを接続する。従って、試験装置10からの電源電圧がグランドフォースライン43、電源フォースライン44を介して、半導体装置60に供給される。電源モニタ電位、及びグランドモニタ電位の一方が、第1の動作電位となり、他方が第2の動作電位となる。
パタン出力端子12からの第1のパタン信号PAT1−nは、第1スイッチ41に入力される。さらに、第1スイッチ41には、電源モニタライン47を介して、電源モニタ端子VDD−Mと接続されている。すなわち、半導体装置60の電源モニタ端子VDD−Mと、電源モニタライン47の電源モニタ端子47aは結合されている。第1スイッチ41は、グランドモニタライン48を介して、グランドモニタ端子GND−Mと接続されている。すなわち、半導体装置60のグランドモニタ端子GND−Mと、グランドモニタライン48のグランドモニタ端子48aは結合されている。そして、第1スイッチ41は、第1のパタン信号PAT1−nに応じて、グランドモニタ電位、又は電源モニタ電位を切り替えて、出力する。すなわち、第1のパタン信号PAT1−nは、第1スイッチ41の出力を切り替えるための制御信号となる。第1スイッチ41は、第1のパタン信号PAT1−nに応じて、出力信号の論理レベルを切り替える。
第1スイッチ41の出力端子は、モニタライン46の一端に接続されている。モニタライン46の他端は、第2スイッチ42に接続されている。従って、第1スイッチ41から出力されたグランドモニタ電位、又は電源モニタ電位は、モニタライン46を介して、第2スイッチ42に入力される。ここで、第1スイッチ41から出力されたグランドモニタ電位、又は電源モニタ電位をまとめて、モニタ電位と称する。すなわち、モニタ電位は、モニタライン46の電位となる。
第2スイッチ42は、信号入力ライン45を介して、テストスイッチ11に接続されている。従って、テストスイッチ11から出力されたハイレベル電位VIH、又はロウレベル電位VILが第2スイッチ42に入力される。ここで、第2スイッチ42に入力されるハイレベル電位VIH、及びロウレベル電位VILをまとめてテスト電位と称する。すなわち、テスト電位は、信号入力ライン45の電位となる。
さらに、第2スイッチ42には、第2のパタン信号PAT2−nが入力されている。第2のパタン信号PAT2−nは試験パタン信号に応じた信号であり、第1のパタン信号PAT1−nとは異なる信号である。第2スイッチ42は、第2のパタン信号PAT2−nに応じて、テスト電位、又はモニタ電位を切り替えて出力する。第2スイッチ42の出力は、テストライン49を介して、信号入力端子IN−nに接続されている。すなわち、半導体装置60の信号入力端子IN−nは、テストライン49の信号端子49aと結合されている。第2のパタン信号PAT2−nは、第2スイッチ42の出力を切り替える制御信号となる。第2のパタン信号PAT2−nに応じて、信号入力端子IN−nには、モニタ電位又はテスト電位が入力される。テストライン49は、電源モニタ端子VDD−Mと信号入力端子IN−nとの間に介在し、また、グランドモニタ端子GND−Mと信号入力端子IN−nに介在している。第2のスイッチ42は、テストライン49を介して、信号端子49aに結合されている。
したがって、信号端子49aは、テストライン49、第2スイッチ42、モニタライン46、第1スイッチ41を介して、電源モニタ端子47a、グランドモニタ端子48aと結合されている。第1スイッチ41は、入力端子49aに結合された回路となる。第2スイッチ42は、モニタライン46、第1スイッチ41を介して、入力端子49aに結合された回路である。そして、第1スイッチ41、及び第2スイッチ42のそれぞれは、動作電位となる電源モニタ電位、又はグランドモニタ電位に応じた振幅の信号を生成する。テストスイッチ11は、信号入力ライン45とテストライン49を介して、信号入力端子IN−nと結合可能である。
テストスイッチ11、信号入力ライン45、モニタライン46、第1スイッチ41、第2スイッチ42、テストライン49、信号入力端子IN−nは半導体装置60の入力端子の本数に応じて複数組存在する。実際の半導体装置には、例えば、信号入力端子IN−1〜信号入力端子IN−nが設けられている。また、それに応じて、第1スイッチ41、第2スイッチ42等も複数設けられている。
本実施形態の半導体装置60は、例えば、CMOSトランジスタを有するデジタル回路である。この場合、ロウレベル電位VILは電源出力端子13の電源電位BSの約0.0倍から約0.3倍、ハイレベル電位VIHは電源出力端子13の電源電位BSの約0.7倍から約1.0倍とすることが可能である。本実施形態では、便宜的にロウレベル電位VIL=電源電位の0.0倍(=GND電位)とし、ハイレベル電位VIH=電源電位の1.0倍(=BS電位)として説明する。
試験装置10は、上記したように、配線36a、36bとその端子、並びに、コンパレータ32とを備えている。そして、試験装置10は、電源電圧、入力信号、出力信号を統合的に制御することによって、半導体装置60の機能試験を行う。
次に、試験装置10による試験方法について説明する。第2スイッチ42をテストスイッチ11側にセットした場合、テストライン49を介して、信号入力端子IN−nには、テスト電位が供給される。すなわち、信号入力端子IN−nには、ロウレベル電位VIL、又はハイレベル電位VIHが供給される。一方、第2スイッチ42を第1スイッチ41側にセットした場合、モニタライン46を介して、信号入力端子IN−nには、モニタ電位が供給される。すなわち、信号入力端子IN−nには、電源モニタ電位、又はグランドモニタ電位が供給される。
ここで、信号入力端子IN−nに電源モニタ電位、又はハイレベル電位VIHが入力される場合をハイレベル入力とし、信号入力端子IN−nにグランドモニタ電位、又はロウレベル電位VILが入力される場合をロウレベル入力とする。
信号入力端子IN−nに供給される電位の切り替えは、半導体装置60の試験パタンに応じて第1のパタン信号PAT1−nで制御されている。ロウレベル入力では、テストスイッチ11がロウレベル電位VIL側にセットされ、かつ第1スイッチ41がグランドモニタ端子GND−M側にセットされる。ハイレベル入力では、テストスイッチ11がハイレベル電位VIH側にセットされ、かつ第1スイッチ41が電源モニタ端子VDD−M側にセットされる。
半導体装置60のグランド(GND−F、GND−M)、及び電源(VDD−F、VDD−M)は、理想的にはそれぞれ試験装置10のグランド電位GND、及び電源電位BSと同電位である。すなわち、ノイズが発生していない時には、電源モニタ端子VDD−Mの電源モニタ電位は、電源入力端子VDD−Fの電源電位BSとほぼ一致し、グランドモニタ電位は、グランド入力端子GND−Fのグランド電位GNDとほぼ一致する。しかしながら、実際には半導体装置60の動作によって発生したグランドノイズ、電源ノイズにより、必ずしも同電位とはならない。例えば、図3に示す様に、ノイズが発生すると、電位差が生じてしまう。このようなノイズは、半導体装置60のクロック動作や出力レベルが切り替る際に発生しやすい。
第2スイッチ42を信号入力ライン45の側にセットしてあると、信号入力端子IN−nにロウレベル電位VILを入力するパタンでは信号入力端子IN−nにロウレベル電位VILが印加される。グランド入力端子GND−F、及びグランドモニタ端子GND−Mの少なくとも一方の電位がノイズにより低下した場合に、グランド入力端子GND−F、及びグランドモニタ端子GND−Mに対する信号入力端子IN−nの電位VDgが閾値電圧を越えて、本来はロウレベル入力であるにも関わらずロウレベル入力と認識されなくなる。あるいは、グランド入力端子GND−F、及びグランドモニタ端子GND−Mに対する信号入力端子IN−nの電位VDgが逆にハイレベル入力と認識されたりして、半導体装置60の入力段が誤動作するおそれがある。
そこで、本実施の形態では、ノイズ発生時に、第2スイッチ42をモニタライン46の側にセットする。すると、信号入力端子IN−nにモニタ電位が供給される。すなわち、第2スイッチ42をモニタライン46の側にセットすると、信号入力端子IN−nにロウレベルを入力するパタンでは信号入力端子IN−nにグランドモニタ電位が印加される。従って、ノイズによりグランド入力電位、又はグランドモニタ電位がノイズにより低下した場合でも、それに連動して信号入力端子IN−nの電位も低下する。従って、半導体装置60の入力バッファはロウレベルとして認識するので誤動作しない。
ハイレベル入力についても、ロウレベル入力と同様である、すなわち、信号入力端子IN−nにハイレベルを入力するパタンでは信号入力端子IN−nにハイレベル電位VIHが印加される。そして、電源入力端子VDD−F、電源モニタ端子VDD−Mの電位がノイズにより上昇した場合に、電源入力端子VDD−F、電源モニタ端子VDD−Mに対する信号入力端子IN−nの電位VDvが閾値電圧を越えて、本来はハイレベル入力であるにも関わらずハイレベル入力と認識されなくなる。あるいは、電源入力端子VDD−F、電源モニタ端子VDD−Mに対する信号入力端子IN−nの電位VDvが逆にロウレベル入力と認識されたりする。従って、半導体装置60の入力段が誤動作するおそれがある。
そこで、ハイレベル入力の場合もロウレベル入力の場合と同様に、第2スイッチ42をモニタライン46の側にセットする。すると、信号入力端子IN−nにモニタ電位が供給される。すなわち、信号入力端子IN−nにハイレベルを入力するパタンでは信号入力端子IN−nに電源モニタ電位が印加される。このため、電源入力端子VDD−F、電源モニタ端子VDD−Mの電位がノイズにより上昇しても、それに連動して信号入力端子IN−nの電位も上昇する。このため、入力バッファはハイレベルとして認識するので誤動作しない。
以上のように、ノイズが発生するタイミングに備えて、第2のパタン信号が、第2スイッチ42をモニタライン46の側にセットする。これにより、信号入力端子IN−nに半導体装置60から出力されるモニタ電位を供給することができる。よって、半導体装置60のグランドノイズ、又は電源ノイズによる誤動作を発生させずに、半導体装置60の試験を行う事ができる。
一方、第2のパタン信号PAT2−nの制御によって、第2スイッチ42を信号入力ライン45の側にセットすると、信号入力端子IN−nにロウレベル電位VIL、又はハイレベル電位VIHを供給することができる。よって、従来通りの試験を行う事ができる。また、試験パタンに応じて、第2のパタン信号PAT2−nが、第2スイッチ42の切り替えタイミングを制御している。すなわち、試験パタンに応じて、ノイズが発生しやすいタイミングに備えて、第2スイッチ42を切り替えて、信号入力端子IN−nにモニタ電位に供給すればよい。
また、図3に示す様な半導体装置60のグランドノイズ及び電源ノイズは、試験パタンの全ての期間で発生するとは限らない。例えば、出力端子の同時動作の本数は試験パタンのアドレス毎に異なる為、グランド及び電源のノイズのレベルは一定ではないからである。そこで、グランド及び電源のノイズ発生状況に応じて第2のパタン信号PAT2−nを制御する。すなわち、ノイズが発生する期間は第2スイッチ42をモニタライン46の側にセットする。他の期間、すなわち、ノイズが発生しない期間は第2スイッチ42を信号入力ライン45の側に切り替えて試験を行う事が可能である。これにより、モニタ電位又はテスト電位を切り替えて、第2スイッチ42に入力することができるため、適切に試験を行うことができる。もちろん、常時、信号入力端子IN−nにモニタ電位に供給するようにしてもよい。
このように、半導体装置60の試験において、半導体装置60の電源とグランドを使って生成した信号をモニタ信号とする。半導体装置60から出力されたモニタ信号は試験中に半導体装置60で発生する電源及びグランドのノイズと連動する。従って、電源或いはグランドのノイズによって入力バッファの閾値が変動しても、それに追随した信号入力となる。従って、入力バッファが誤動作を防ぐことができる。上記の説明では、電源とグランドの両方についてモニタ電位を用いたが、電源とグランドの一方の電源電位のみについてモニタ電位を用いてもよい。
また、試験パタン信号に応じた第1のパタン信号PAT1−nによって、ハイレベル入力とロウレベル入力を切り替えている。こうすることで、適切に試験を行うことができる。第2スイッチ42によって、テスト電位と、モニタ電位を切り替えている。これにより、適切に試験を行うことができる。様々なパタンを用いて試験を行うことができる。
なお、半導体装置60の内部構成について、図4を用いて説明する。図4は、半導体装置60の内部構成を模式的に示す図である。図4に示すように、半導体装置60は、内部回路61と入力バッファ63とを備えている。さらに、半導体装置60には、上記した入力端子が複数設けられている。図4は、複数の信号入力端子を信号入力端子IN−1〜IN−nとして示している。半導体装置60は通常、出力バッファを備えているが、図4では省略している。
半導体装置60には、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとが設けられている。ここでは、半導体装置60には、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mがそれぞれ1つずつ設けられているが、複数設けられていてもよい。そして、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとは、半導体装置60内に設けられた内部配線62によって接続されている。すなわち、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとが半導体装置60の内部で結合している。また、電源入力端子VDD−Fは、内部配線62を介して、内部回路61に接続されている。これにより、内部回路61に電源を供給することができる。
半導体装置60には、グランド入力端子GND−Fとグランドモニタ端子GND−Mとが設けられている。ここでは、半導体装置60にはグランド入力端子GND−Fとグランドモニタ端子GND−Mがそれぞれ1つずつ設けられているが、複数設けられていてもよい。そして、グランド入力端子GND−Fとグランドモニタ端子GND−Mとは、半導体装置60内に設けられた内部配線64によって接続されている。すなわち、グランド入力端子GND−Fとグランドモニタ端子GND−Mとが半導体装置60の内部で結合している。また、グランド入力端子GND−Fは、内部配線64を介して、内部回路61に接続されている。これにより、内部回路61にグランドを供給することができる。半導体装置60は、グランドモニタ端子GND−Mと電源モニタ端子VDD−Mとの電位差で規定される動作電圧で動作する。グランドモニタ端子GND−Mと電源モニタ端子VDD−Mとの電位は、それぞれ電源入力端子VDD−Fとグランド入力端子GND−Fの電位に対応する。グランドモニタ端子GND−Mと電源モニタ端子VDD−Mとの電位は、それぞれ半導体装置の動作電位となる。
このように、本実施の形態にかかる試験方法は、半導体装置60の内部から出力されるモニタ電位を用いている。そして、図2に示したように、モニタ電位は、半導体装置60の外側のテストライン49等を介して、信号入力端子IN−nに印加される。これにより、簡便な構成で、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mの電位を連動させることができる。さらに、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとを内部配線62で直接接続することで、電源電位に対する電源モニタ電位の応答を速くすることができる。同様に、グランド入力端子GND−Fとグランドモニタ端子GND−Mの電位を連動させることができる。さらに、グランド入力端子GND−Fとグランドモニタ端子GND−Mとを内部配線64で直接接続することで、グランド電位に対するグランドモニタ電位の応答を速くすることができる。
なお、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとを半導体装置60内で導通させていたが、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとを、種々の素子や回路を介して接続してもよい。例えば、半導体装置60に設けられた抵抗、又はバッファを介して、電源入力端子VDD−Fと電源モニタ端子VDD−Mとを接続してもよい。すなわち、電源入力端子VDD−Fの電位に応じて変動するモニタ電位に応じたレベルの信号を信号入力端子IN−nに入力すればよい。
種々の素子や回路を介して接続する場合、応答速度の速いものを用いることが好ましい。これにより、電源、又はグランドに対するモニタ電位の追従性が向上するため、高速な動作が可能になる。また、半導体装置60に設けられた複数の電源入力端子のうち、余っている電源入力端子を電源モニタ端子VDD−Mとして用いてもよい。もちろん、グランドモニタ電位についても同様である。
なお、第2スイッチ42の切り替えは、信号入力端子IN−n毎に変えてもよい。たとえば、信号入力端子IN−1については、モニタ電位とし、信号入力端子IN−2については、テスト電位としてもよい。この場合、試験パタンによって、ノイズの影響を受けやすい信号入力端子IN−nをモニタ電位にセットするパタン信号PAT2−nをパタン発生器23が生成する。具体的には、出力端子等の同時動作のタイミングに備えて、第2スイッチ42がノイズの影響を受ける信号入力端子IN−nをモニタ電位に切り替える。このように、複数の信号入力端子IN−1〜信号入力端子IN−nを個別に制御するためのパタン信号PAT2−1〜パタン信号PAT2−nをパタン発生器23が発生してもよい。
実施の形態2.
本実施の形態にかかる装置について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態にかかる装置の構成を示す回路図である。なお、本実施の形態では、モニタライン46にダンピング抵抗Rdが設けられている点で実施の形態1と異なっている。すなわち、電源モニタ端子VDD−M又はグランドモニタ端子GND−Mから信号入力端子IN−nまでの間に、ダンピング抵抗Rdが設けられている。具体的には第1スイッチ41と第2スイッチ42との間に、ダンピング抵抗Rdが介在している。なお、ダンピング抵抗Rd以外の回路構成については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
このように、モニタライン46の途中にダンピング抵抗Rdが配置されている。従って、モニタライン46にリンギングノイズが発生したとしても、リンギングノイズが抵抗Rdで減衰する。よって、実施の形態1に比べて、ノイズ耐性をより向上することができる。
実施の形態3.
本実施の形態にかかる装置について、図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態にかかる装置の構成を示す回路図である。なお、本実施の形態では、電源モニタライン47グランドモニタライン48との間に、抵抗R1、R2、R3を有する調整回路51が設けられている。抵抗R1〜抵抗R3は電源モニタ端子47aとグランドモニタ端子48aとの間に、直列に接続されている。調整回路51以外の回路構成については、実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。
本実施の形態では、抵抗R1、R2、R3による抵抗分割でモニタライン46の電位を調節できるようにしてある。抵抗R1と抵抗R2との間のノードが第1スイッチ41に接続されている。また、抵抗R3と抵抗R2との間のノードが第1スイッチ41に接続されている。よって、抵抗R1と抵抗R2との間の電位、及び抵抗R2と抵抗R3との間の電位が、第1スイッチ41に入力される。従って、モニタライン46のモニタ電位は抵抗R1と抵抗R2との間の電位、又は抵抗R2と抵抗R3との間の電位となる。
抵抗R1、R2、R3による抵抗分割によって、ノイズが発生していない時でも、グランドモニタ電位、及び電源モニタ電位がグランド電位、及び電源電位とそれぞれが異なっている。半導体装置60の入力段のロウレベル電位VILのマージンと、ハイレベル電位VIHのマージンの試験が出来る構成となっている。ロウレベル電位VIL又はハイレベル電位VIHのマージンを試験するために、抵抗R1、R2、R3を適切な抵抗値とする。もちろん、抵抗以外の回路構成によってモニタライン46の電位を調整してもよい。例えば、トランジスタ等を有する調整回路51を用いて、モニタライン46の電位を調整することができる。
その他の実施の形態.
なお、実施の形態1〜3では電源モニタ端子VDD−M又はグランドモニタ端子GND−Mのモニタ電位が直接、又は抵抗を介して、信号入力端子IN−nに入力される構成としたが、本実施の形態は、これらの構成に限られるものではない。例えば、図7〜図9に示すようにバッファを用いた構成とすることができる。図7〜図9のそれぞれは、その他の実施の形態における構成の一部を示す回路図である。図7〜図9では、信号入力端子IN−nの入力側のみを示している。
図7に示すように、信号入力端子IN−nの前段にバッファ50を配置する。グランドモニタ端子48aと電源モニタ端子47aとの間にバッファ50を配置する。バッファ50は、電源モニタ端子47a、及びグランドモニタ端子48aにそれぞれ結合されている回路である。バッファ50の入力側が、信号入力ライン45に接続されている。バッファ50の出力側が、信号入力端子IN−nに接続されている。バッファ50は、電源モニタ端子VDD−Mとグランドモニタ端子GND−Mとの間の電圧を動作電圧としている。したがって、バッファ50は、入力端子49aに結合され、動作電位に応じた振幅の出力信号を生成する回路である。
半導体装置60のクロック動作や出力レベルが切り替る際にノイズが発生して電位差が生じてしまう。ノイズによってグランドモニタ電位、又は電源モニタ電位が変動したとしても、バッファ50の動作電圧が変化する。グランドモニタ電位、又は電源モニタ電位の変動に応じて、バッファ50の出力が変化する。換言すると、ノイズが発生したとしても、信号入力端子IN−nの電位が変動する。従って、グランド電位、又は電源電位がノイズにより変動した場合でも、それに連動して信号入力端子IN−nの電位も変動する。従って、実施の形態1〜3と同様に、半導体装置60の誤動作を防ぐことができる。
図8では、バッファ50は、電源モニタ端子VDD−Mの電源モニタ電位とグランド電位GNDとで規定される電圧を動作電圧としている。すなわち、バッファ50は入力端子49aに結合され、動作電位に応じた振幅の出力信号を生成する回路である。グランド電位は、試験装置10から供給されている。このような構成によっても、電源モニタ端子VDD−Mに応じて、信号入力端子IN−nの電位が変動する。バッファ50の出力信号は、電源モニタ電位に応じた振幅となる。従って、電源電位がノイズにより上昇した場合でも、それに連動して信号入力端子IN−nの電位も上昇する。実施の形態1〜3と同様に、半導体装置60の誤動作を防ぐことができる。
図9では、バッファ50は、電源電位BSとグランドモニタ端子GND−Mのグランドモニタ電位とで規定される電圧を動作電圧としている。すなわち、バッファ50は、信号端子49aに結合され、動作電位に応じた振幅の出力信号を生成する回路である。このような構成によっても、グランドモニタ端子GND−Mに応じて、信号入力端子IN−nの電位が変化する。したがって、バッファ50の出力信号は、グランドモニタ電位に応じた振幅となる。従って、グランド電位がノイズにより低下した場合でも、それに連動して信号入力端子IN−nの電位も低下する。実施の形態1〜3と同様に、半導体装置60の誤動作を防ぐことができる。
図8、又は図9に示すように、電源モニタ電位、又はグランドモニタ電位の一方のみを用いて、ノイズの影響を低減している。すなわち、電源入力端子VDD−Fとグランド入力端子GND−Fの少なくとも一方の電位に応じて変動するモニタ電位を用いればよい。電源モニタ電位、及びグランドモニタ電位の少なくとも一方の電位がノイズに応じて変動すると、信号入力端子IN−nの電位も連動する。また、図7〜図9に示す構成では、実施の形態1〜3で示した第1スイッチ41及び第2スイッチ42を省略することができる。なお、図7〜図9に示した構成についても、実施の形態1〜3で示したように第1スイッチ41、又は第2スイッチ42を用いてもよい。
さらに、別の構成について図10を用いて説明する。図10は、その他の実施の形態における構成の一部を示す回路図である。図10では、第2スイッチ42を用いていない点で、実施の形態1〜3と異なっている。第1スイッチ41には、電源モニタライン47とグランドモニタライン48とが接続されている。すなわち、第1スイッチ41は、信号端子49aに結合され、動作電位に応じた振幅の出力信号を生成する回路である。また、第1スイッチ41の出力は、テストライン49を介して、信号入力端子IN−nと接続されている。換言すると、第1スイッチ41の出力が、第2スイッチ42を介さずに、信号入力端子IN−nと接続されている点で、実施の形態1と異なっている。
そして、第1のパタン信号PAT1−nに応じて、第1スイッチ41からは、グランドモニタ電位、又は電源モニタ電位が出力される。第2スイッチ42が設けられていないため、信号入力端子IN−nには、常時モニタ電位が入力される。ノイズによりグランド電位がノイズにより低下した場合でも、それに連動して信号入力端子IN−nの電位も低下する。実施の形態1〜3と同様に、半導体装置60の誤動作を防ぐことができる。
なお、上記の実施の形態1〜3、及びその他の実施の形態は適宜組み合わせて用いることができる。例えば、複数の信号入力端子IN−n毎に、接続構成を変えてもよい。また、電源電位BS、及びグランド電位GNDは、それぞれ試験装置10から入力されるものに限られるものではない。例えば、試験装置10以外の外部装置から電源電位BS、及びグランド電位GNDを試験対象となる回路に入力してもよい。
本実施の形態にかかる半導体装置の試験方法は、上記の試験装置を用いて半導体装置の試験を行う。そして、その試験結果に応じて、半導体装置60の良否判定を行う。良判定の半導体装置60のみをボード40から取り外して、使用する。このようにすることで、試験時における半導体装置60の誤動作を防ぐことができ、良否判定を適切に行うことができる。このような製造方法を用いることで、高い生産性で半導体装置を製造することができる。半導体装置60以外の回路について、本実施の形態の構成を適用してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
10 試験装置
11 テストスイッチ
20 テスタ本体
21 コンピュータ
22 タイミング発生器
23 パタン発生器
24 ピンコントロール波形フォーマッタ
30 テストヘッド
31 タイミング補正回路
32 コンパレータ
33 DC部
40 ボード
41 第1スイッチ
42 第2スイッチ
43 グランドフォースライン
44 電源フォースライン
45 信号入力ライン
46 モニタライン
47 電源モニタライン
47a 電源モニタ端子
48 グランドモニタライン
48a グランドモニタ端子
49 テストライン
49a 入力端子
60 半導体装置
VDD−F 電源入力端子
GND−F グランド入力端子
VDD−M 電源モニタ端子
GND−M グランドモニタ端子
IN−n 信号入力端子

Claims (10)

  1. 半導体装置の第1の電源入力端子に結合し、第1の電源電位を出力可能な第1の電源端子と、
    前記第1の電源入力端子の電位に対応する前記半導体装置の第1の動作電位をモニタする第1のモニタ端子と、
    前記第1のモニタ端子に結合され、前記第1の動作電位に応じた振幅の出力信号を生成する第1の回路と、
    前記半導体装置に結合可能な信号端子と、
    前記第1の回路と前記信号端子との間に設けられたテスト配線と、
    を備えた試験装置。
  2. 前記半導体装置の第2の電源入力端子に結合し、前記第1の電源電位とは異なる第2の電源電位を出力可能な第2の電源端子と、
    前記第2の電源入力端子の電位に対応する前記半導体装置の第2の動作電位をモニタする第2のモニタ端子と、
    をさらに有し、
    前記第1の回路は、制御信号に応じて前記第1の動作電位に基づく信号レベル又は前記第2の動作電位に基づく信号レベルのいずれかを前記出力信号として出力する請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記第1の回路は、前記半導体装置を試験する試験パタン信号に応じて前記出力信号の論理レベルを切り替える請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記試験パタン信号に応じたテスト信号、又は前記出力信号のいずれかを選択的に前記信号端子に出力する切替スイッチを有する請求項3に記載の試験装置。
  5. 前記試験パタン信号に応じた制御信号に基づいて、前記テスト信号のレベルを切り替えるテストスイッチと、をさらに備えた請求項4に記載の試験装置。
  6. 前記第1の回路が、前記出力信号のレベルを、前記第1の電源電位のモニタ電位に基づく第1のレベルと、前記第2の電源電位のモニタ電位に基づく第2のレベルとに切り替え、
    前記第2の電源電位のモニタ電位が、前記第2の電源入力端子の電位に応じて変動する請求項5に記載の試験装置。
  7. 前記第1のモニタ端子と前記第2のモニタ端子との間に設けられ、前記モニタ電位を調整する調整回路を備えた請求項6に記載の試験装置。
  8. 前記第1のモニタ端子と前記信号端子との間にダンピング抵抗が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  9. 第1の電源端子からの第1の電源電位を試験対象の半導体装置の第1の電源入力端子に入力し、
    前記第1の電源入力端子の電位に応じて変動するモニタ電位に応じたレベルの入力信号を、前記半導体装置の信号入力端子に入力する半導体装置の試験方法。
  10. 外部からの第1の電源電位が供給される第1の電源配線と、
    前記第1の電源ラインに接続された第1の電源入力端子を有する対象回路と、
    前記対象回路に設けられ、前記第1の電源入力端子の電位に応じて変動するモニタ電位を出力するモニタ端子と、
    前記対象回路に設けられた入力端子に、前記モニタ端子からのモニタ電位を供給するテスト配線と、を備えた装置。
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