JP2013226943A - パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングホイールにおける中立状態からの操舵角の検出異常を検出可能とする。
【解決手段】
第1絶対角演算処理部25により、第1と第2,第1と第3,第1と第4,第2と第3または第2と第4回転角の組み合わせに基づき絶対角を第1絶対角として演算し、第2絶対角演算処理部26により、第3回転角と前記第4回転角の組み合わせに基づき、絶対角を第2絶対角として演算する。そして、異常検出処理部27において、前記第1絶対角と前記第2絶対角とを比較することにより装置の異常を検出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電動モータを駆動源として車両の操舵機構に操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置およびその制御装置に関する。
従来から、ステアリングホイールにおける中立状態からの操舵角を検出し、この操舵角に基づいて電動モータから車両の操舵機構にトルクを伝達することにより、操舵の補助を行う電動パワーステアリング装置が知られている。
上記のようなパワーステアリング装置としては、トルクセンサや舵角センサによりステアリングホイールにおける中立状態からの操舵角を検出する技術が従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011‐80841号公報
しかしながら、トルクセンサや舵角センサで検出した操舵角に誤検出等の異常があっても、その異常を判定することができず、誤検出した操舵角に基づいて操舵機構に操舵補助力を与えてしまっていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、ステアリングホイールにおける中立状態からの操舵角の検出異常を検出可能とすることを目的とする。
本発明は、ステアリングホイールの操舵操作に伴い回転する入力軸および前記入力軸とトーションバーを介して接続され前記入力軸の回転が伝達される出力軸から構成される操舵軸、並びに前記出力軸の回転を転舵輪の転舵動作に変換する変換機構、から構成される操舵機構と、を有する電動パワーステアリング装置であって、とりわけ、ECUに設けられ、第1と第2,第1と第3,第1と第4,第2と第3または第2と第4の回転角の組み合わせに基づき絶対角を第1絶対角として演算する第1絶対角演算処理部と、ECUに設けられ、第3回転角と第4回転角の組み合わせに基づき、絶対角を第2絶対角として演算する第2絶対角演算処理部と、前記第1絶対角と前記第2絶対角とを比較することにより装置の異常を検出する異常検出処理部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ステアリングホイールにおける中立状態からの操舵角の検出異常を検出することが可能となる。
実施形態1における電動パワーステアリング装置を示す概略図である。 実施形態1におけるトルクセンサを示す断面図である。 実施形態1における舵角センサを示す構成図である。 実施形態1におけるECUを示すブロック図である。 電気角θe3,電気角θe4と絶対角との関係を示すタイムチャートである。 第1,第2換算表を示すグラフである。
以下、本発明に係る電動パワーステアリング装置の各実施形態1〜3を図面に基づいて詳述する。
[実施形態1]
図1は、本実施形態1における電動パワーステアリング装置を示す概略図である。図1に示す電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールSW,ステアリングシャフト1,ピニオン軸2,ラック軸3により基本的な操舵機構が構成されている。この操舵機構は、運転者によってステアリングホイールSWが回転操作されると、そのステアリングホイールSWの操舵トルクがステアリングシャフト1を介してピニオン軸2に伝達されるとともに、そのピニオン軸2の回転運動がラック軸3の直線運動に変換され、ラック軸3の両端に連結された左右の転舵輪Wが転舵するようになっている。つまり、ラック軸3には、ピニオン軸2が噛み合いするラック歯3Aが形成されており、そのラック歯3Aとピニオン軸2との噛合をもってステアリングシャフト1の回転を転舵動作に変換する変換機構が構成される。
また、ステアリングシャフト1にはステアリングシャフト1の回転角を検出するトルクセンサTSおよび舵角センサ4が設けられており、トルクセンサTSおよび舵角センサ4の出力信号およびモータ回転センサ信号に基づいて制御装置(以下、ECUと称する)5により電動モータMの電流制御を行い、電動モータMからピニオン軸2に対して操舵補助力を付与するように構成されている。
図2に示すように、ステアリングシャフト1は、ステアリングホイールSW側の入力軸1aとラック軸3側の出力軸1bとに軸方向で分割されている。入力軸1aと出力軸1bは、それぞれ中空状に形成されているとともに、入力軸1a,出力軸1bの内周側に設けられたトーションバー1cを介して互いに同軸連結されている。なお、入力軸1aとトーションバー1c、出力軸1bとトーションバー1cは中立ピンや圧入等により連結されている。これにより、入力軸1aと出力軸1bとがトーションバー1cの捩れ変形を持って相対回転可能になっている。
ステアリングシャフト1の外周側には、外部使用環境に対応できるように、ステアリングシャフト1の外周側を囲繞しつつ車体に固定されたケーシング6が設けられていて、当該ケーシング6の内周面と入力軸1aの外周面との間に入力軸1aの回転変位である第1回転角を検出する第1回転角センサ(例えば、レゾルバ)7が設けられている。また、ケーシング6の内周面と出力軸1bの外周面との間には、出力軸1bの回転変位である第2回転角を検出する第2回転角センサ(例えば、レゾルバ)8が設けられている。
すなわち、トーションバー1cの捩れ変形に基づく入力軸1aと出力軸1bとの相対回転変位量を両回転角センサ7,8によって検出することにより、運転者がステアリングホイールSWを回転操作する操舵トルクを検出するようになっている。換言すれば、ステアリングシャフト1に作用するトルクを検出するためのトルクセンサTSが両回転角センサ7,8をもって構成されている。
両回転角センサ7,8は、ステータにのみコイルが設けられ、ロータにはコイルが設けられていない周知の可変リラクタンス(VR)型のものであって、第1回転角センサ7は、入力軸1aの外周面に一体的に嵌着された環状の入力軸側ロータ7aと、その入力軸側ロータ7aの外周面に所定の径方向の隙間を介して外挿され、ケーシング6に対して固定された環状の入力軸側ステータ7bと、を有している。一方、第2回転角センサ8は、出力軸1bの外周面に一体に嵌着された環状の出力軸側ロータ8aと、その出力軸側ロータ8aの外周側に所定の径方向隙間を介して外挿され、ケーシング6に対して固定された環状の出力軸側ステータ8bと、を有している。
第1回転角センサ7,第2回転角センサ8からの出力電圧は、ハーネス(クロックケーブルやスリップリング等),無線通信等によりECU5に取り込まれる。ECU5では、操舵トルク演算部(図示省略)により、第1回転角センサ7と、第2回転角センサ8、の出力値の差分からトーションバー1cの捩れ角を算出し、トーションバー捩れ角から、下記式によりトーションバー1cに発生する操舵トルクを検出する。
(操舵トルク)=(トーションバー捩れ角)×(トーションバー剛性)
ECU5には、その他に、モータ回転センサ信号,車速信号,舵速信号等が入力され、この操舵トルク,モータ回転センサ信号,車速信号,舵速信号等に基づいてモータ指令値演算回路(図示省略)により、電動モータMへの指令電流値を演算する。
舵角センサ4は、図3に示すように、回転体としてのステアリングシャフト1の回転に伴って回転する第1歯車11と、この第1歯車11に噛み合う第2歯車(第1回転体)12と、この第2歯車12に噛み合う第3歯車(第2回転体)13と、を有する。これら第1〜第3歯車11〜13を覆うように、回路基板18が配置されている。
各歯車11〜13の外周側にはそれぞれ複数の歯が形成されている。検出用歯車としての第2,第3歯車12,13の歯数は1を除く所定の減速比を有するように設定されている。また、第2,第3歯車12,13には、それぞれN極及びS極が着磁された磁性部材14,15が取り付けられ、各磁性部材14,15と対向するように、磁気抵抗素子である第3回転角センサとしての第1MR素子16と第4回転角センサとしての第2MR素子17とがそれぞれ回路基板18に装着されている。各MR素子16,17は、対向する磁性部材14,15の発生する磁界の変化を抵抗素子の抵抗値の変化として検出することにより、対応する各第2,第3歯車12,13の回転角である第3回転角及び第4回転角を検出するものである。このようにして検出された第3,第4回転角に基づいて、ステアリングホイールSWの操舵角が検出される。
次に、本実施形態1におけるECU5について説明する。
図4に示すように、ECU5は、トルクセンサTS(第1回転角センサ)の出力信号である第1回転角信号S1が正弦波信号,余弦波信号として入力され、この第1回転角信号S1に基づいて入力軸の回転位置に応じた電気角θe1を演算する第1角度取得処理部21と、舵角センサ4(第3,第4回転角センサ16,17)の出力信号である第3,第4回転角信号S3,S4が正弦波信号および余弦波信号として入力され、この第3,第4回転角信号S3,S4に基づいて第2歯車,第3歯車の回転位置に応じた電気角θe3,θe4を演算する第3,第4角度取得処理部23,24と、前記電気角θe1と電気角θe3に基づいてステアリングホイールSWにおける中立状態からの回転量である絶対角を第1絶対角として演算する第1絶対角演算処理部25と、前記電気角θe3,θe4に基づいてステアリングホイールSWにおける中立状態からの回転量である絶対角を第2絶対角として演算する第2絶対角演算処理部26と、第1絶対角演算処理部25と第2絶対角演算処理部26で演算された第1,第2絶対角を比較し、異常を検出する異常検出処理部27と、を備える。
前記第1,第2絶対角演算処理部25,26は、電気角θe1とθe3,電気角θe3とθe4の組み合わせに基づき、転舵輪Wが直進方向を向く時のステアリングホイールSWの回転位置である中立状態からのステアリングホイールSWの回転量である絶対角を第1,第2絶対角として演算する。
図5は、第3,第4回転角センサ16,17の電気角θe3,θe4と第2絶対角の関係を示すタイムチャートである。図5(a)は電気角θe3と電気角θe4との関係を示しており、図5(b)に示すように横軸は第2絶対角を示している。図5(a)に示すように、第2,第3歯車12,13の電気角θe3と電気角θe4は、歯車が1回転して360°に達する毎に0°にリセットされる。しかしながら、電気角θe3と電気角θe4との組み合わせは操舵角に対応するステアリングシャフト1の回転角に対して一組しか存在しないので、電気角θe3と電気角θe4との組み合わせから第2絶対角を求めることができる。なお、第1絶対角も同様に電気角θe1と電気角θe3との組み合わせから求めることができる。
前記異常検出処理部27では、第1絶対角と第2絶対角とを相互比較することにより、装置の異常を検出する。すなわち、第1,第3,第4回転角センサが正常時は第1絶対角=第2絶対角となり、第1,第3,第4回転角センサのいずれかに異常がある場合は第1絶対角≠第2絶対角となる。第3回転角センサに誤りがある場合、第1絶対角,第2絶対角ともにずれるが、第3回転角センサに異常がある時、第1絶対角=第2絶対角とならないような回転数比で設計する。各センサ誤差が図6(a),(b)に示す点線を超えた場合、絶対角に異常が発生する。
ここで、前記異常検出処理部27において異常検出する際の閾値について説明する。図6(a)は電気角θe1と電気角θe3との関係を示すグラフであり、図6(b)は電気角θe3と電気角θe4との関係を示すグラフである。以下、図6(a)を第1絶対角換算表,図6(b)を第2絶対角換算表と称する。
図6(a)に示す第1絶対角換算表は、電気角θe1を横軸,前記電気角θe3を縦軸にとった表であり、図6(b)に示す第2絶対角換算表は、前記電気角θe3を横軸,前記電気角θe4を縦軸にとった表である。第1絶対角換算表,第2絶対角換算表は、横軸,縦軸共に、0°から360°の範囲に亘ってそれぞれ設けられている。
第1絶対角換算表,第2絶対角換算表は、電気角θe1と電気角θe3,前記電気角θe3と電気角θe4のそれぞれ組み合わせによって特定される第1絶対角,第2絶対角の変化に沿って定義された複数の領域を備える。
例えば、図6(b)に示すように、電気角θe3と電気角θe4が共に0度である状態から、ステアリングホイールSWの回転に伴って第2歯車12,第3歯車13が回転すると、電気角θe3と電気角θe4の値が上昇する。そして、第3歯車の回転角を示す電気角θe4が360度に達した時、電気角θe3は343度となる。この電気角θe3,電気角θe4が共に0度である点を起点とし、電気角θe3が343度,電気角θe4が360度の点を終点とした範囲を1つの領域としている。
次に、電気角θe3が343度,電気角θe4が0度の状態からステアリングホイールSWがさらに回転すると、電気角θe3と電気角θe4の値が上昇し、電気角θe3が360度に達したとき電気角θe4は18度となる。このように、電気角θe3が343度,電気角θe4が0度の点を起点とし、電気角θe3が360度,電気角θe4が18度の点を終点とした範囲を1つの領域としている。
次に、電気角θe3が0度,電気角θe4が18度の状態からステアリングホイールSWがさらに回転すると、電気角θe3と電気角θe4の値が上昇し、電気角θe4が360度に達したとき電気角θeは324度となる。このように、電気角θe3が0度,電気角θe4が18度の点を起点とし、電気角θe3が324度電気角θe4が360度の点を終点とした範囲を1つの領域としている。そして、このような領域が繰り返し複数存在している。
すなわち、前記第1絶対角換算表,第2絶対角換算表は、一方の電気角が0度の点を起点とし、他方の電気角が360度に達する点を終点とする範囲を1つの領域としており、最大角が360度を超える第1,第2絶対角を特定可能としている。
そして、異常検出処理部27は、第2絶対角換算表において、電気角θe3が1回転したときの前記電気角θe4の回転量から360度を引いた角度の絶対値をαとしたとき、第2絶対角換算表におけるα/2に第1絶対角における誤差分の所定値を加算した値を閾値とする。
すなわち、第2絶対角換算表において、互いに隣り合う領域同士の間隔はα度である。そのため、第2絶対角が第2絶対角換算表においてα/2よりも大きな誤差を有する場合、隣りの領域の値を第2絶対角として特定してしまい、正確な絶対角を特定することができない。そこで、第1絶対角と第2絶対角の差が第2絶対角換算表においてα/2よりも大きい場合、第1絶対角および第2絶対角のうちどちらかが異常であるとして検出する。
また、第1絶対角にも検出誤差が存在するため、α/2に検出誤差分を足した値を異常判断閾値として用いることにより、精度の高い異常検出を行うことができる。
以上示したように、本実施形態1における電動パワーステアリング装置によれば、第1,3回転角センサによって求められた第1絶対角と、第3,第4回転角センサによって求められた第2絶対角と、を相互比較することにより、同じ検出対象同士を比較することができ、精度の高い異常検出を行うことができる。
また、本実施形態1のように、舵角センサ4としてMRセンサを適用することにより、高応答で環境変化に強い回転角センサとすることが可能となる。
[実施形態2]
次に、本実施形態2における電動パワーステアリング装置について説明する。本実施形態2と実施形態1は、異常判断時における異常判断閾値が相違している。その他の構成は実施形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本実施形態2では、第1絶対角が第2絶対角換算表において対応する点を基準とし、一方の回転角が±180α/(360−α)度の範囲で、かつ、他方の回転角の±α/2の範囲で囲まれた領域を第2絶対角の異常判断閾値領域とする。
すなわち、第2絶対角換算表において互いに隣り合う領域同士の間隔は、縦軸(電気角θe4)をα度 とした場合、横軸(電気角θe3)の間隔は360α/(360−α)である。そのため、第2絶対角が第2絶対角換算表の縦軸(電気角θe4)においてα/2よりも大きな誤差を有する場合、または、第2絶対角が第2絶対角換算表の横軸(電気角θe3)において180α/ (360−α)よりも大きな偏差を有する場合、隣の領域の値を第2絶対角として特定 してしまうため、正確な角度を特定することができない。
なお、第2絶対角換算表において互いに隣り合う領域同士の横軸(電気角θe3)の間隔をα度とした場合、縦軸(電気角θe4)の間隔は360α/(360−α)である。この場合も算出される縦軸および横軸の間隔は、前述した縦軸の間隔をα,横軸の間隔を360α/(360−α)とした場合と同一となる。
そこで、本実施形態2では、第2絶対角換算表において一方の回転角は±180α/(360−α)度の範囲、かつ、他方の回転角は±α/2の範囲で囲まれた領域を異常判断閾値領域とし、第1絶対角の第2絶対角換算表における点を基準として、第2絶対角の第2絶対角換算表における点が、前記異常判断閾値領域外にあるときは装置の異常として検出する。
また、第1の絶対角にも所定の検 出誤差が存在するため、一方の回転角は±180α/(360−α)度の範囲、かつ、他方の回転角は±α/2の範囲で囲まれた領域これらを足した値を異常判断閾値として用いることにより、精度の高い異常検出を行うことができる。
[実施形態3]
次に、本実施形態3における電動パワーステアリング装置について説明する。
本実施形態3では、トルクセンサTSの出力信号から絶対角を演算する際、ECU5に電力が供給されない状態から通電状態となった時、前記第2の絶対角に基づきカウント数を推定するものである。その他の構成は実施形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
すなわち、トルクセンサTSの出力信号から絶対値を演算処理する際、ECU5では、トルクセンサTSからの相対角とステアリングホイールSWの周回数を示すカウント数Nに基づいて絶対角を算出している。
ここで、トルクセンサTSの出力信号である第1,第2回転角信号S1,S2に基づいて絶対角を算出する方法について説明する。まず、前記モータ指令値演算回路では、トルクセンサTSの出力信号である第1回転角信号S1,第2回転各信号S2を比較し、この第1回転角信号S1と第2回転角信号S2との偏差である相対角を算出する。
ここで、第1回転角信号S1と第2回転角信号S2との偏差は相対角であるため、その相対角が「359°」を超えて増加した場合における次の値は「0°」となり、同様に「0°」を超えて減少した場合における次の値は、「359°」となる。この変化点である「0°(360°)」を通過して相対角が変化することを電気角一周と定義し、この変化点を通過した際にステアリングホイールSWの中立状態からの周回数をカウントする。すなわち、相対角が「359°」を超えて増加し「0°」となった際には周回数をプラス側にカウントし(カウント数N=N+1)、相対角が「0°」を超えて減少し「359°」となった際には周回数をマイナス側にカウント(カウント数N=N−1)する。なお、このカウント数Nは記憶手段等に記憶する。
そして、このように計測した周回数を示すカウント値Nおよび相対角に基づいてステアリングホイールSWの中立状態からの回転量である絶対角を算出する。
しかしながら、イグニッションスイッチまたはアクセサリスイッチ等を一旦オフにした場合、ECU5に電力が供給されない状態となり、記憶手段に記憶されたカウント数Nは消去され、絶対角が算出できなくなる。そこで、再度ECU5に電力が供給されたとき、第2絶対角の情報から得られた周回数を用いることにより、絶対角を算出することが可能となる。また、イグニッションオフから再始動までの間における操舵角検出の連続性(再現性)を担保すべく、イグニッションオフ後においても上記のような相対角のカウントを継続するとすれば、その消費電力の増大により、車載電源(バッテリ)の消耗を早める結果となってしまうが、本実施形態3によれば、カウント数を記憶することなく絶対角を特定することができるため、消費電力を抑制することが可能となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、実施形態1,2では、異常判断閾値に誤差分の所定値を含めた値としたが、誤差分の所定値を含めない値としても良い。これにより、更に精度の高い異常検出を行うことができる。
また、前記ECU5は、前記第1、第2、第3および第4回転角センサからの出力信号が正弦波信号および余弦波信号として入力され、これら正弦波信号および余弦波信号を用いて前記操舵軸の回転角を演算するセンサECUと、前記モータ指令値演算回路が設けられ前記センサECUの演算結果に基づき前記モータヘの指令電流値を演算するモータECUと、で構成しても良い。
このように、センサECUとモータECUとで構成することにより、第1から第4回転角センサ全ての出力信号が同じセンサECUに入力されるため、演算回路の統合、簡略化を図ることができる。
さらに、前記異常検出処理部27は、前記モータECUに設ける構成としても良い。これにより、センサECUは角度演算を含む特定の演算処理に限定することができ、センサECUの簡略化を図ることができる。
また、モータECUは、1つのプロセッサパッケージ内に複数のプロセッサコアが搭載されたマルチコアマイコンによって構成しても良い。このように、異常検出処理部27のような安全に関する重要機能をマルチコアマイコンによって処理することにより、安全性を高めることができる。
また、前記モータECUは、前記電動モータMと接続しても良い。このように、モータECUを電動モータM側に配置することにより、モータECUから電動モータMヘの電力伝達ロスを抑制することができる。
また、実施形態1では、電動モータMからピニオン軸2に対して操舵補助力を付与するピニオンアシストタイプの操舵機構について説明したが、出力軸に設けられた第1ピニオン軸と、この第1ピニオン軸と噛合う第1ラック歯および第1ラック歯と異なるラック歯である第2ラック歯が形成されたラックバーと、第2ラック歯と噛合う第2ピニオン軸と、前記第2ピニオン軸に設けられたウォームホイールと、 ウォームホイールと噛合うと共に電動モータの回転力が付与されるウォームシャフトと、から構成されるデュアルピニオンタイプの操舵機構でも適用可能である。
このように、ステアリングホイールによって回転される第1ピニオンと電動モータによって回転駆動される第2ピニオンとを夫々設けることにより、第1、第2ピニオンの負荷を分担させることができ、より大きな出力の装置を提供することができる。
また、実施形態1では、第1回転角と第3回転角に基づいて第1絶対角を算出したが、第1絶対角は第1と第2,第1と第4,第2と第3または第2と第4の回転角の組み合わせに基づいて算出しても良い。
ここで、上述した各実施形態から把握される技術的思想であって、特許請求の範囲に記載したもの以外のものについて、その効果ともに以下に記載する。
(1)請求項1に記載のパワーステアリング装置において、前記第1回転体および前記第2回転体は、N極およびS極が着磁された磁性部材によって構成され、
前記第3回転角センサおよび前記第4回転角センサは、前記N極およびS極の間に発生する磁界の変化を抵抗素子の抵抗値の変化として検出するMRセンサによって構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
(1)に記載の技術的思想によれば、高応答で環境変化に強い回転角センサとすることができる。
(2)(1)に記載のパワーステアリング装置において、前記ECUは、前記第1、第2、第3および第4回転角センサからの出力信号が正弦波信号および余弦波信号として入力され、これら正弦波信号および余弦波信号を用いて前記操舵軸の回転角を演算するセンサECUと、前記モータ指令値演算回路が設けられ前記センサECUの演算結果に基づき前記モータヘの指令電流値を演算するモータECUと、から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
(2)に記載の技術的思想によれば、第1から第4の回転角センサ全ての出力信号が同じECUに入力されるため、演算回路の統合、簡略化を図ることができる。
(3)(2)に記載のパワーステアリング装置において、前記異常検出処理部は、前記モータECUに設けられることを特徴とするパワーステアリング装置。
(3)に記載の技術的思想によれば、センサECUを角度演算を含む特定の演算処理に限定することができ、センサECUの簡略化を図ることができる。
(4)(3)に記載のパワーステアリング装置において、前記モータECUは、1つのプロセッサパッケージ内に複数のプロセッサコアが搭載されたマルチコアマイコンによって構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
(4)に記載の技術的思想によれば、異常検出処理部のような安全に関する重要機能をマルチコアマイコンによって処理することにより、安全性を高めることができる。
(5)請求項1に記載のパワーステアリング装置において、前記操舵機構は、
前記出力軸に設けられた第1ピニオン軸と、
前記第1ピニオン軸と噛合う第1ラック歯および前記第1ラック歯と異なるラック歯である第2ラック歯が形成されたラックバーと、
前記第2ラック歯と噛合う第2ピニオン軸と、
前記第2ピニオン軸に設けられたウォームホイールと、
前記ウォームホイールと噛合うと共に前記電動モータの回転力が付与されるウォームシャフトと、
から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
(5)に記載の技術的思想によれば、ステアリングホイールによって回転される第1ピニオンと電動モータによって回転駆動される第2ピニオンとを夫々設けることにより、第1,第2ピニオンの負荷を分担させることができ、より大きな出力の装置を提供することができる。
(6)(5)に記載のパワーステアリング装置において、前記モータECUは、前記電動モータと接続されることを特徴とするパワーステアリング装置。
(6)に記載の技術的思想によれば、モータECUを電動モータ側に配置することにより、モータECUから電動モータヘの電力伝達ロスを抑制することができる。
(7)請求項6に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記第2絶対角演算処理部は、前記第3回転角信号または前記第4回転角信号の一方の回転角信号を横軸、他方の回転角信号を縦軸にとった表に相当するデータである第2絶対角換算表を有し、
前記第2絶対角換算表の前記横軸は前記一方の回転角信号の1周分の角度信号である0度から360度の範囲に亘って設けられ、前記縦軸は前記他方の回転角信号の1周分の角度である0度から360度の範囲に亘って設けられ、
前記第2絶対角換算表は、前記一方の回転角信号と前記他方の回転角信号の組み合わせによって特定される前記第2絶対角の変化に沿って定義された複数の領域を備え、
前記複数の領域は、前記一方の回転角信号が360度に到達したときの前記他方の回転角信号と前記一方の回転角信号が0度の点を起点とし前記他方の回転角信号が360度に到達したときを終点とする領域と、前記他方の回転角信号が360度に到達したときの前記一方の回転角信号と前記他方の回転角信号が0度の点を起点とし 、前記一方の回転角信号が360度に到達したときを終点とする領域とを備えることにより、前記一方の回転角信号と前記他方の回転角信号に基づき最大角が360度を超える前記第2絶対角を特定可能に設けられ、
前記異常検出処理部は、前記第1回転体が1回転したときの前記第2回転体の回転角から360度を引いた角度の絶対値をαとしたとき、前記第1絶対角と前記第2絶対角の差が第2絶対角換算表においてα/2に所定値を加えた値よりも大きいとき、装置の異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(7)に記載の技術的思想によれば、第2絶対角換算表において互いに隣り合う領域同士の間隔はα度であるため、第2絶対角がα/2よりも大きな誤差を有する場合、隣の領域の値を第2の絶対角として特定してしまい、正確な角度を特定することができない。また、第1絶対角にも所定の検出誤差が存在するため、これらを足した値を異常判断閾値として用いることにより、精度の高い異常検出を行うことができる。
(8)(7)に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記異常検出処理部は、前記第1絶対角と前記第2絶対角の差が第2絶対角換算表におけるα/2よりも大きいとき、装置の異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置。
(8)に記載の技術的思想によれば、異常判断閾値をα/2以下とすることにより、更に精度の高い異常検出を行うことができる。
(9)請求項6に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記第2絶対角演算処理部は、前記第3回転角信号または前記第4回転角信号の一方の回転角信号を横軸、他方の回転角信号を縦軸にとった表に相当するデータである第2の絶対角換算表を有し、
前記第2絶対角換算表の前記横軸は前記一方の回転角信号の1周分の角度信号である0度から360度の範囲に亘って設けられ、前記縦軸は前記他方の回転角信号の1周分の角度信号である0度から360度の範囲に亘って設けられ、
前記第2絶対角換算表は、前記一方の回転角信号と前記他方の回転角信号の
組み合わせによって特定される前記第2絶対角の変化に沿って定義された複数の 領域を備え、
前記複数の領域は、前記一方の回転角信号が360度に到達したときの前記他方の回転角信号と前記一方の回転角信号が0度の点を起点とし前記他方の回転角信号が360度に到達したときを終点とする領域と、前記他方の回転角信号が360度に到達したときの前記一方の回転角信号と前記他方の回転角信号が0度の点を起点とし、前記一方の回転角信号が360度に到達したときを終点とする領域とを備えることにより、前記一方の回転角信号と前記他方の回転角信号に基づき最大角が360度を超える前記第2絶対角を特定可能に設けられ、
前記異常検出処理部は、前記第1回転体が1回転したときの前記第2回転体の回転量から360度を引いた角度の絶対値をαとしたとき、
第1絶対角が第2絶対角換算表において対応する点を基準とし、一方の回転角信号が±180α/(360−α)度の範囲でかつ前記他方の回転角信号の±α/2の範囲で囲まれた領域を異常判断閾値領域とし、
異常判断時における前記第2絶対角が前記異常判断閾値領域外にあるとき、装置の異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置。
(9)に記載の技術的思想によれば、第2絶対角換算表において互いに隣り合う領域同士の間隔はα度(縦軸)および360α(360−α)(横軸)であるため、第2絶対角がα/2または180α/(360−α)よりも大きな誤差を有する場合、隣の領域の値を第2絶対角として特定してしまうため、正確な角度を特定することができない。また、第1絶対角にも所定の検出誤差が存在するため、これらを足した値を異常判断閾値として用いることにより、精度の高い異常検出を行うことができる。
(10)請求項6に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記第1絶対角演算処理部は、前記ECUに電力が供給されない状態から通電状態となったとき、前記第2絶対角に基づき、ステアリングホイールが中立状態から何回転目であるかを示すカウント数を推定し、このカウント数および第1回転角と第2回転角に基づきステアリングホイールの中立状態からの回転量である絶対角を演算することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(10)に記載の技術的思想によれば、イグニッションスイッチまたはアクセサリスイッチ等を一旦オフとすることに より、ECUに電力が供給されない状態となり、カウント数の情報は消去される。そこで、再度ECUに電力が供給されたとき、第2絶対角の情報を用いることにより、カウント数を記憶することなく、第1絶対角を特定することができる。
(11)請求項6に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記ECUは、前記第1,第2,第3および第4回転角センサからの出力信号が正弦波信号および余弦波信号として入力され、これら正弦波信号および余弦波信号を用いて前記操舵軸の回転角を演算するセンサECUと、前記モータ指令値演算回路が設けられ前記センサECUの演算結果に基づき前記モータヘの指令電流値を演算するモータECUと、から構成されることを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(11)に記載の技術的思想によれば、第1から第4回転角センサ全ての出力信号が同じECUに入力されるため、演算回路の統合、簡略化を図ることができる。
(12)(11)に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記異常検出処理部は、前記モータECUに設けられることを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(12)に記載の技術的思想によれば、センサECUを角度演算を含む特定の演算処理に限定することができ、センサECUの簡略化を図ることができる。
(13)(12)に記載のパワーステアリング装置の制御装置において、前記モータECUは、1つのプロセッサパッケージ内に複数のプロセッサコアが搭載されたマルチコアマイコンによって構成されることを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
(13)に記載の技術的思想によれば、異常検出処理部のような安全に関する重要機能をマルチコアマイコンによって処理することにより、安全性を高めることができる。
4…舵角センサ
5…ECU(制御装置)
7…第1回転角センサ
8…第2回転角センサ
TS…トルクセンサ
16…第3回転角センサ(第1MR素子)
17…第4回転角センサ(第2MR素子)
21…第1角度取得処理部
23…第3角度取得処理部
24…第4角度取得処理部
25…第1絶対角演算処理部
26…第2絶対角演算処理部
27…異常検出処理部

Claims (6)

  1. ステアリングホイールの操舵操作に伴い回転する入力軸および前記入力軸とトーションバーを介して接続され前記入力軸の回転が伝達される出力軸から構成されるステアリングシャフト、並びに前記出力軸の回転を転舵輪の転舵動作に変換する変換機構、から構成される操舵機構と、
    前記操舵機構に操舵力を付与する電動モータと、
    前記電動モータを駆動制御するECUと、
    前記入力軸側に設けられ、前記入力軸の回転角である第1回転角を検出する第1回転角センサと、前記出力軸側に設けられ、前記出力軸の回転角である第2回転角を検出する第2回転角センサと、から構成され、前記第1回転角と前記第2回転角の相対回転角に基づき、前記操舵軸に発生する操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記ECUに設けられ、前記操舵トルクに基づき、前記電動モータヘの指令電流値を 演算するモータ指令値演算回路と、
    前記操舵軸の回転に応じて回転する第1回転体を有し、前記第1回転体の回転角である第3回転角を検出する第3回転角センサと、
    前記第1回転体の回転に応じて1を除く所定の減速比をもって回転する第2回転体を有し、前記第2回転体の回転角である第4回転角を検出する第4の回転角センサと、
    前記ECUに設けられ、第1と第2,第1と第3,第1と第4,第2と第3または第2と第4回転角の組み合わせに基づき絶対角を第1絶対角として演算する第1絶対角演算処理部と、
    前記ECUに設けられ、前記第3回転角と前記第4回転角の組み合わせに基づき、絶対角を第2絶対角として演算する第2絶対角演算処理部と、
    前記第1絶対角と前記第2絶対角とを比較することにより装置の異常を検出する異常検出処理部と、
    を有することを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、前記第2絶対角演算処理部は、前記第3回転角または前記第4回転角の一方の回転角を横軸、他方の回転角を縦軸にとった表に相当するデータである第2絶対角換算表を有し、
    前記第2絶対角換算表の前記横軸は前記一方の回転角の1周分の角度である0度から360度の範囲に亘って設けられ、前記縦軸は前記他方の回転角の1周分の角度である0度から360度の範囲に亘って設けられ、
    前記第2絶対角換算表は、前記一方の回転角と前記他方の回転角の組み合わせによって特定される前記第2絶対角の変化に沿って定義された複数の領域を備え、
    前記複数の領域は、前記一方の回転角が360度に到達したときの前記他方の回転角と前記一方の回転角が0度の点を起点とし前記他方の回転角が360度に到達したときを終点とする領域と、前記他方の回転角が360度に到達したときの前記一方の回転角と前記他方の回転角が0度の点を起点とし前記一方の回転角が360度に到達したときを終点とする領域と、を備えることにより、前記一方の回転角と前記他方の回転角に基づき最大角が360度を超える前記第2絶対角を特定可能に設けられ、
    前記異常検出処理部は、前記第1回転体が1回転したときの前記第2回転体の回転角から360度を引いた角度の絶対値をαとしたとき、前記第1絶対角と前記第2絶対角の差が第2絶対角換算表においてα/2に所定値を加えた値よりも大きいとき、装置の異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置。
  3. 請求項2に記載のパワーステアリング装置において、前記異常検出処理部は、前記第1絶対角と前記第2絶対角の差が第2絶対角換算表におけるα/2よりも大きいとき、装置の異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置。
  4. 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、前記第2絶対角演算処理部は、前記第3回転角または前記第4回転角の一方の回転角を横軸、他方の回転角を縦軸にとった表に相当するデータである第2絶対角換算表を有し、
    前記第2絶対角換算表の前記横軸は前記一方の回転角の1周分の角度である0度から360度の範囲に亘って設けられ、前記縦軸は前記他方の回転角の1周分の角度である0度から360度の範囲に亘って設けられ、
    前記第2絶対角換算表は、前記一方の回転角と前記他方の回転角の組み合わせによって特定される前記第2絶対角の変化に沿って定義された複数の領域を備え、
    前記複数の領域は、前記一方の回転角が360度に到達したときの前記他方の回転角と前記一方の回転角が0度の点を起点とし前記他方の回転角が360度に到達したときを終点とする領域と、前記他方の回転角が360度に到達したときの前記一方の回転角と前記他方の回転角が0度の点を起点とし前記一方の回転角が360度に到達したときを終点とする領域とを備えることにより、前記一方の回転角と前記他方の回転角に基づき最大角が360度を超える前記第2絶対角を特定可能に設けられ、
    前記異常検出処理部は、前記第1回転体が1回転したときの前記第2回転体の 回転量から360度を引いた角度の絶対値をαとしたとき、
    第1絶対角が第2絶対角換算表において対応する点を基準とし、一方の回転角が±180α/(360−α)度の範囲で、かつ、前記他方の回転角の±α/2の範囲で囲まれた領域を異常判断閾値領域とし、
    異常判断時における前記第2絶対角が前記異常判断閾値領域外にあるとき、装置の異常を検出することを特徴とするパワーステアリング装置。
  5. 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、前記ECUに電力が供給されない状態から通電状態となったとき、前記第2絶対角に基づき、ステアリングホイールが中立状態から何回転目であるかを示すカウント数を推定し、このカウント数および第1回転角と第2回転角に基づきステアリングホイールの中立状態からの回転量である絶対角を演算することを特徴とするパワーステアリング装置。
  6. ステアリングホイールの操舵操作に伴い電動モータによって転舵輪に操舵力を付与するパワーステアリング装置の制御装置であって、
    車両の運転状態に基づき、前記電動モータを駆動制御するECUと、
    前記ECUに設けられ、ステアリングホイールの操舵操作に伴い回転する入力軸の回転角である第1回転角に関する信号である第1回転角信号を受信する第1角度取得処理部と、
    前記ECUに設けられ、前記第1回転角と前記第2回転角の相対回転角に基づき、前記入力軸、前記トーションバー、および前記出力軸とから構成される操舵軸に発生する操舵トルクを演算する操舵トルク演算部と、
    前記ECUに設けられ、前記操舵トルクに基づき前記電動モータヘの指令電流値を演算するモータ指令値演算回路と、
    前記操舵軸の回転に応じて回転する第1回転体の回転角である第3回転角に関する信号である第3回転角および前記第1回転体の回転に応じて1を除く所定の減速比をもって回転する第2回転体の回転角である第4回転角に関する信号である 第4回転角信号を受信する第3,第4角度取得処理部と、
    前記ECUに設けられ、第1と第2,第1と第3,第1と第4,第2と第3または第2と第4の回転角の組み合わせに基づき絶対角を第1絶対角として演算する第1絶対角として演算する第1絶対角演算処理部と、
    前記ECUに設けられ、前記第3回転角信号と前記第4回転角信号の組み合わせに基づき、絶対角を第2絶対角として演算する第2絶対角演算処理部と、
    前記第1絶対角と前記第2絶対角とを比較することにより装置の異常を検出する異常検出処理部と、
    を有することを特徴とするパワーステアリング装置の制御装置。
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