JP2013219544A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像補正の要否を判断して画像処理のオンオフを切り替えることにより、画像補正処理による遅延を抑制する。
【解決手段】画像処理装置(10及び20)は、撮像レンズによって結像された撮像対象の画像を取得する画像取得部121と、画像取得部によって取得された画像から顔情報を検出する顔検出部221と、顔検出部によって検出された顔情報を包含する顔情報包含部位の画角を算出する画像画角算出部222と、画像画角算出部によって算出された画角と撮像レンズの歪曲特性とに基づいて、画像に対する歪曲収差補正の要否を判断する補正要否判断部223と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、リアルタイムで画像を処理するテレビ会議システムに好適な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関し、特に、画像補正の要否を判断して画像処理のオンオフを切り替えることにより、画像補正処理による遅延を抑制することが可能な
画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムに関する。
テレビ会議システムにおいては、各拠点に配置されている端末に接続されたカメラにより、各拠点の画像を撮像している。TV会議中、会議の参加者をカメラの撮像範囲内に収めるために、参加者自身が適宜カメラを操作して、パン・チルト・ズーム等を設定する必要がある。
この操作の自動化のため特許文献1においては、音源方向検出部により音源の方向、即ち発言者の方向を検出して自動的に発言者の方向に撮像レンズが向くようにカメラをパン・チルト制御すると共に、撮像された画像から人物の顔を抽出し、抽出された人物の顔が画面内の所定の位置及び大きさとなるように、パン・チルト・ズーム制御するカメラ制御装置について記載されている。
特許文献1に記載されたようなカメラ制御装置においては、撮像した画像を最適化するための処理がよく行われる。例えば広角レンズが搭載されたカメラを用いて撮像された画像の場合、画像の周辺部で歪曲収差が顕著に発生するため、歪曲を補正するための処理が行われる。
仮に発言者が画面中心部に映っている場合は、発言者の画像部分に大きな歪みが発生している訳ではない。特に、発言者のみを拡大して表示するような場合は、画像周辺部の歪曲収差を補正しなくても画像品質上の問題はない。しかし、従来技術においては歪曲収差補正の要否を判断することなく、歪曲収差が発生した画像全体に補正処理を施していたため、実際には画面上に表示されない部分の画像についても処理が行われ、画像補正処理による遅延が発生するという問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、画像補正の要否を判断して画像処理のオンオフを切り替えることにより、画像補正処理による遅延を抑制し、処理の高速化が可能な画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、撮像レンズによって結像された撮像対象の画像を取得する画像取得部と、該画像取得部によって取得された前記画像から顔情報を検出する顔検出部と、前記画像のうち、前記顔検出部によって検出された前記顔情報を包含する顔情報包含部位の画角を算出する画像画角算出部と、該画像画角算出部によって算出された前記画角と前記撮像レンズの歪曲特性とに基づいて、前記画像に対する歪曲収差補正の要否を判断する補正要否判断部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像された画像内の顔情報を含む部分の画角に応じて歪曲収差補正の要否を判断し、自動的に歪曲収差補正処理のオン/オフを切り替えるので、画像品質を保持しつつ、歪曲収差補正処理による遅延を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るテレビ会議システムの概略構成図である。 テレビ会議システムを構成するテレビ会議端末の一例を示した斜視図である。 テレビ会議端末の画像処理装置を示したハードウェア構成図である。 図3に示す画像処理装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るテレビ会議端末における画像処理例を示したフローチャートである。 画角の算出方法について説明するための図である。 (a)〜(c)は、画角と歪曲収差補正の要否との関係について説明するための図である。 (a)〜(d)は、処理装置における処理例を示す図である。 (a)、(b)は、撮像装置の画像補正部による処理例を示す図である。 (a)〜(d)は、処理装置における処理例を示す図である。 (a)〜(c)は、撮像装置の画像補正部による処理例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態は、テレビ会議システムを構成する撮像装置から出力された画像を処理するに際し、画像内に写る人物の顔を検出して、検出された人物の顔がディスプレイに大きく表示されるように画角を調整する際に、その画角の大きさに応じて自動的に歪曲収差補正処理のオン/オフを行う点に特徴がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビ会議システムの概略構成図である。テレビ会議システム1は、複数のテレビ会議端末100(100a、100b、100c・・・)と、これらテレビ会議端末100を相互に接続するネットワークNとを有している。
テレビ会議端末100は、自拠点の画像(静止画像又は動画像)を撮像する撮像装置10と、撮像装置10により撮像された画像に対して所定の処理を施す処理装置20と、を備えている。
また、テレビ会議端末100は、周囲の音声を収音するマイク31、他拠点にて収音された音声を出力するスピーカ32、及び自拠点又は他拠点の撮像装置10によって撮像された画像を表示するディスプレイ33等も備えている。マイク31、スピーカ32、及びディスプレイ33は、撮像装置10と同様に処理装置20に接続されている。画像や音声等の各種データは、ネットワークNを介して複数のテレビ会議端末100間で送受信される。
例えば、拠点Aのテレビ会議端末100aの撮像装置10により撮影された画像は、テレビ会議端末100a内の処理装置20により歪曲収差補正等の所定の画像補正処理が施されて、ディスプレイ33に表示されると共に、補正処理後の画像がネットワークNを介して他拠点(拠点Bと拠点C)のテレビ会議端末100b、100cに伝送されて、そのディスプレイ33にも夫々表示される。
また、拠点Aのテレビ会議端末100aにおいてズームイン/ズームアウト指示がなされた場合、テレビ会議端末100aの処理装置20によりデジタルズーム処理が施されて、処理後の画像がディスプレイ33に表示される。また、同時にデジタルズーム処理後の画像がネットワークNを介して他拠点のテレビ会議端末100b、100cに伝送されて、それらのディスプレイ33にも夫々表示される。
このように、本テレビ会議システム1においては、ネットワークNによって互いに接続された複数のテレビ会議端末100間で、デジタルズーム処理や歪曲収差補正処理の施された画像を送受信し、夫々のディスプレイ33においてリアルタイムに表示する。
上記テレビ会議端末100の外観の一例について説明する。図2は、テレビ会議端末の一例を示した斜視図である。図2においては、アーム50及びカメラハウジング52を収容した状態におけるテレビ会議端末100の長手方向をX軸方向とし、短手方向をY軸方向(幅方向)とし、X軸方向およびY軸方向に直交する方向(鉛直方向、又は高さ方向)をZ軸方向として説明する。
テレビ会議端末100は、概略直方体状の筐体40と、筐体40に対して折り畳み収納自在に構成されたアーム50と、アーム50の先端に取り付けられると共に撮像装置10が内蔵されたカメラハウジング52と、を備えている。
筐体40の短手方向一端部側の側面41には、テレビ会議端末100周辺の音声を取り込むマイク用開口42が貫通形成されている。マイク用開口42を通過した音声は、筐体40内に収容されたマイク31(図1参照)によって収音される。
筐体40の短手方向他端部側の側面には、撮像装置10によって撮像された自拠点の画像、又はネットワークNを介して他のテレビ会議端末100から伝送された画像を外部表示装置としてのディスプレイ33に出力する映像出力端子(不図示)が配置されている。映像出力端子とディスプレイ33とはケーブル33aによって接続される。
筐体40の上面43中央部には、テレビ会議端末100の電源をオン/オフする電源スイッチ44が配置されている。また、筐体40の上面43の短手方向一端部側には、音声を出力するスピーカ用開口45が貫通形成されており、筐体40内に収容されたスピーカ32(図1参照)から出力された音声は、スピーカ用開口45を介して外部に出力される。
筐体40の上面43の短手方向他端部側には、アーム50及びカメラハウジング52を収容する収容部46が形成されている。収容部46は、アーム50及びカメラハウジング52がぴったりと嵌まるように形成された凹所であり、アーム50及びカメラハウジング52を折り畳んだときに、筐体40上面が略水平となるように形成されている。
アーム50は、筐体40の短手方向他端部側に配置されている。アーム50の一部は、筐体40によって所定の角度範囲(チルト角ω1の範囲)にて正逆自在に回転するようトルクヒンジ51(回転軸)によって支持されている。アーム50は、図中Y軸周り(上下方向)に回転する。チルト角ω1=0度のときは、アーム50が収容部46に収容された状態である。図2には、収容状態から90度回転させて(チルト角ω1=90度)、筐体40に対してアーム50を垂直に立ち上げた状態を示している。チルト角ω1の範囲は、0度から、例えば135度のように設定することができる。
カメラハウジング52は、アーム50の他部(先端部)に配置されている。カメラハウジング52内には、撮像装置10が内蔵されている。撮像装置10により、人物(例えば、テレビ会議の参加者)や、書類に記載された文字や記号、会議室内などを撮影することができる。
カメラハウジング52は、2軸のトルクヒンジ53(回転軸)を介してアーム50に取り付けられている。カメラハウジング52は、パン角ω2の範囲で図中Z軸周り(水平方向)に正逆自在に回転するよう支持されている。また、チルト角ω3の範囲で図中Y軸周り(上下方向)に正逆自在に回転するよう支持されている。例えば、図2に示す状態がパン角ω2=0度、チルト角ω3=0度、であるとすると、パン角ω2の範囲を±180度、チルト角ω3の範囲を±45度のように設定することができる。このように、カメラハウジング52はアーム50に対し、所定の角度範囲内で上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、図2に示したテレビ会議端末100は、あくまでも一例であり、他の形態や構成を有する装置をテレビ会議端末100としてもよい。例えば、PC(Personal Computer)に撮像装置10やスピーカ32、マイク31等を外部接続することにより、テレビ会議端末100を構築してもよい。また、撮像装置10やスピーカ32、マイク31等が内蔵されたスマートフォン等の携帯型端末をテレビ会議端末100として使用してもよい。PCやスマートフォン等をテレビ会議端末100として使用する場合は、これら各機器をテレビ会議端末100として機能させるためのソフトウェア(プログラム)を機器内部で動作させればよい。
図3は、テレビ会議端末の画像処理装置を示したハードウェア構成図である。本実施形態において画像処理装置は、少なくとも撮像装置10と処理装置20と、を含んで構成される。
撮像装置10は、被写体像が入射する撮像レンズ11と、撮像レンズ11によって結像された撮像対象の光学像をアナログ電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を有し、アナログ電気信号からデジタル信号である画像データ(フレーム画像)を生成する画像センサ12と、画像センサ12にて生成されたフレーム画像に対して各種画像処理を行うISP(Image Signal Processor)等から構成される画像処理ユニット13と、フレーム画像、その他のデータ、及び制御信号等を処理装置20との間で送受信するI/Fユニット14等を備えて構成される。
撮像レンズ11には、例えば広角レンズを使用することができる。広角レンズを用いた場合には、スペースの限られている空間(例えば会議室内)をより広く写すことができるので、テレビ会議端末100に用いるには好適である。
処理装置20は、撮像装置10との間でフレーム画像、補正済みフレーム画像、その他のデータ、及び制御信号等を送受信するI/Fユニット21と、種々の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)22と、CPU22の処理に必要な各種ソフトウェアやデータ、フレーム画像や補正済みフレーム画像等を格納するメモリ23と、処理装置20に接続されたディスプレイ33(図1参照)などに映像信号を伝送する映像出力ユニット24と、映像信号等をネットワークNに接続された他のテレビ会議端末との間で送受信する通信ユニット25と、処理装置20全体の動作を制御する制御ユニット26と、上記各ユニットを接続するバス27などを含んで構成される。なお、処理装置20は、ユーザからの操作指示を受け付ける操作指示受付ユニット等も備えているが、図3では図示を省略している。処理装置20は、例えば一般的なコンピュータ装置から構成することができる。
また、撮像装置10と処理装置20の間は有線(USB等)又は無線で接続される。
ここで、メモリ23は、揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)等から構成されており、本実施形態においてはこれらを総称してメモリと表現する。
処理装置20のCPU22は、撮像装置10によって撮像された画像内から人物を検出し、人物が写っている画像の範囲に基づいて歪曲収差補正の要否を判断し、画像処理ユニット13に対して歪曲収差補正のオン/オフ指示を行う。画像処理ユニット13は、処理装置20からの歪曲収差補正のオン/オフ指示に基づいて歪曲収差補正を行う機能を有する。詳しくは後述する。
図4は、図3に示す画像処理装置の機能ブロック図である。以下、撮像装置10と処理装置20について、夫々機能ブロックごとに説明する。
撮像装置10の機能ブロックについて説明する。
画像センサ12は、撮像レンズ11によって結像された撮像対象の光学像を光電変換し、動画像を構成する静止画である画像データ(フレーム画像)を取得する画像取得部121を有している。画像取得部121によって取得されたフレーム画像(補正前のフレーム画像)は、画像処理ユニット13の画像補正部131と、I/Fユニット14の画像伝送部142に夫々伝送される。
画像処理ユニット13は、画像取得部121によって取得されたフレーム画像に対して所定の補正処理を施す画像補正部131と、フレーム画像に対して歪曲収差補正を行うか否かの指示内容を設定する歪曲収差補正オン/オフ設定部132と、フレーム画像に対する画角の指示内容(画角パラメータ)を設定する画角設定部133と、歪曲収差補正オン/オフ設定部132及び画角設定部133からの設定内容を記憶するメモリ134と、を備えている。
画像補正部131は、メモリ134内に設定されている画角パラメータと、歪曲収差補正オン/オフの指示に基づいて、フレーム画像を補正して補正済みフレーム画像を生成する。具体的には、歪曲収差補正がオンに設定されている場合には、画像取得部121から伝送されたフレーム画像に対して少なくとも歪曲収差補正が施され、必要に応じて更に画角調整が施された補正済みフレーム画像を生成する。歪曲収差補正がオフに設定されている場合には、画角調整のみを施した補正済みフレーム画像を生成する。ここで、画角調整は、フレーム画像に対して行う画像の切り出し処理と拡大処理を含む処理である。生成された補正済みフレーム画像は、I/Fユニット14内の補正画像伝送部141に伝送される。
ここで、画角パラメータは、補正前のフレーム画像から切り出される部分の画像サイズを示した情報であり、横画素数と縦画素数の情報を含んでいる。横画素数は、画像取得部121によって取得された補正前のフレーム画像のうち、必要な情報が映し出されている画像部分の横方向の画素数である。また、縦画素数は、当該横画素数に対して、補正前のフレーム画像のアスペクト比を維持できるような縦方向の画素数である。例えば必要な情報が人物の顔情報である場合、画角パラメータは、フレーム画像から抽出された人物の顔領域に対して所定の幅を余裕分として加えた範囲に設定される。従って、横画素数と縦画素数は、夫々補正前のフレーム画像の横画素数と縦画素数と同数か、それよりも小さい数値である。
歪曲収差補正オン/オフ設定部132は、処理装置20内の画角・補正オン/オフ伝送部211から伝送された歪曲収差補正のオン/オフ指示を、メモリ134内に設定する。
画角設定部133は、処理装置20内の画角・補正オン/オフ伝送部211から伝送された画角パラメータを、メモリ134内に設定する。メモリ134は、揮発性メモリから構成することができるが、その他のメモリを用いても構わない。
I/Fユニット14は、画像補正部131によって補正された補正済みフレーム画像を処理装置20の映像出力ユニット24及び通信ユニット25に伝送する補正画像伝送部141と、画像取得部121によって取得された補正前のフレーム画像をそのまま処理装置20の顔検出部221に伝送する画像伝送部142と、を備えている。
補正画像伝送部141は、画像処理ユニット13内の画像補正部131と並行して動作し、画像補正部131によって生成された補正済みフレーム画像を遅滞なく映像出力ユニット24及び通信ユニット25に伝送する。
画像伝送部142によって顔検出部221に伝送された補正前のフレーム画像は、顔検出部221にて画角パラメータの算出や、歪曲収差補正の要否を判断するために利用される。このため、画像伝送部142が伝送するデータは、画像取得部121によって取得された画像の全範囲の情報を含む。従って、原則として補正画像伝送部141によって伝送される情報は、画像伝送部142によって伝送される情報よりも少なく、補正済みフレーム画像の伝送は補正前のフレーム画像の伝送よりも高速に行われる。
処理装置20の機能ブロックについて説明する。
I/Fユニット21は、画像処理ユニット13の歪曲収差補正オン/オフ設定部132と画角設定部133に対して、夫々歪曲収差補正オン/オフ指示及び画角パラメータを伝送する画角・補正オン/オフ伝送部211を備える。
CPU22は、画像伝送部142から受信した補正前のフレーム画像から人物の顔情報を検出する顔検出部221と、顔検出部221によって検出されたフレーム画像内の全ての顔情報が包含される画角を算出する画像画角算出部222と、画像画角算出部222によって算出された画角から、その画角範囲の画像に対して歪曲収差補正が必要か否かを判断する歪曲収差補正要否判断部223と、を備える。
画像画角算出部222は、顔検出部221によって検出された人物の顔情報に対して所定の幅を余裕分として加えた範囲を、必要な画角(画角パラメータ)として算出する。
歪曲収差補正要否判断部223は、歪曲収差補正が必要な場合は歪曲収差補正オン信号を出力し、歪曲収差補正が不要な場合は歪曲収差補正オフ信号を出力する。
画角パラメータと歪曲収差補正オン/オフ信号は、夫々I/Fユニット21の画角・補正オン/オフ伝送部211に伝送される。
以下、撮像装置10と処理装置20の動作について、データの処理・伝送順に説明する。
撮像装置10においては、画像取得部121がフレーム画像を取得する。取得されたフレーム画像は、画像処理ユニット13の画像補正部131とI/Fユニット14の画像伝送部142に伝送される。画像伝送部142は、処理装置20のCPU22の顔検出部221にフレーム画像を伝送する。
処理装置20においては、顔検出部221が、画像伝送部142から受信したフレーム画像から人物の顔情報を検出し、検出された全ての人物の顔情報が包含されるような画角(画角パラメータ)を算出する。算出された画角パラメータは、I/Fユニット21の画角・補正オン/オフ伝送部211に伝送される。また、歪曲収差補正要否判断部223は、算出された画角範囲内の画像に対して歪曲収差補正が必要か否かを判断し、歪曲収差オン/オフ指示を画角・補正オン/オフ伝送部211に伝送する。
画角・補正オン/オフ伝送部211は、画像画角算出部222から伝送された画角パラメータを、撮像装置10の画像処理ユニット13の画角設定部133に伝送する。また、画角・補正オン/オフ伝送部211は、歪曲収差補正要否判断部223から伝送された歪曲収差補正オン/オフ指示を、画像処理ユニット13の歪曲収差補正オン/オフ設定部132に伝送する。
撮像装置10において、画角設定部133は画角パラメータをメモリ134内に設定し、歪曲収差補正オン/オフ設定部132は歪曲収差補正オン/オフ指示をメモリ134内に設定する。
画像補正部131は、メモリ134内に設定された画角パラメータと歪曲収差補正オン/オフ指示を読み出して、メモリ134内に設定されている指示内容に応じて画像の切り出し処理と拡大処理、又は歪曲収差補正処理の少なくとも一方の処理を行って、補正済みフレーム画像を生成する。生成された補正済みフレーム画像は、補正画像伝送部141に伝送される。補正画像伝送部141は、補正済みフレーム画像を処理装置20の映像出力ユニット24と、通信ユニット25の夫々に伝送する。
処理装置20において、映像出力ユニット24は、受信した補正済みフレーム画像を処理装置20に接続されたディスプレイ33等の映像出力装置に表示する。また、通信ユニット25は、補正済みフレーム画像をネットワークNにて接続された他拠点のテレビ会議端末100(図1参照)に送信する。
テレビ会議端末における画像処理手順について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係るテレビ会議端末における画像処理例を示したフローチャート図である。
初めに撮像装置10の画像センサ12の画像取得部121がフレーム画像を取得する(ステップS1)。
画像取得部121によって取得されたフレーム画像は、I/Fユニット14の画像伝送部142から処理装置20のCPU22の顔検出部221に伝送される。顔検出部221は、フレーム画像から顔情報を検出する(S2)。顔情報の検出には、既存の顔情報検出技術を用いることができる。
フレーム画像から顔情報が検出されなかった場合は(ステップS3にてNo)、画像画角算出部222による画角算出処理を行わずに、歪曲収差補正をオンにする(ステップS4)。その後、撮像装置10の画像処理ユニット13の画像補正部131において歪曲収差補正を行う(ステップS5)。
フレーム画像から顔情報が検出された場合(ステップS3にてYes)、画像画角算出部222は、検出された全ての顔情報が画像内に入るような画角を算出する(ステップS6)。
画像画角算出部222によって算出された画角パラメータを、処理装置20のI/Fユニット21の画角・補正オン/オフ伝送部211が撮像装置10の画像処理ユニット13の画角設定部133に伝送する。画角設定部133は、メモリ134内に画角を設定する(ステップS7)。
歪曲収差補正要否判断部223は、画像画角算出部222によって算出された画角範囲の画像が、補正前のフレーム画像において歪曲収差が大きい部分を含んでいるか否かを判断する(ステップS8)。この処理では、撮像装置10の撮像レンズ11の特性に合わせて、歪曲収差補正が必要な画角の下限値を事前に決定しておき、算出した画角パラメータがこの下限値を越えていれば歪曲収差補正が必要と判断し、越えていなければ歪曲収差補正は必要ない、と判断する。
歪曲収差補正要否判断部223による判断結果は、画角・補正オン/オフ伝送部211に伝送される。画角・補正オン/オフ伝送部211は、判断内容を歪曲収差補正オン/オフ設定部132に伝送する。歪曲収差補正オン/オフ設定部132は、歪曲収差補正が必要な場合(ステップS8にてYes)は、歪曲収差補正オンの指示を出す(ステップS9)。
歪曲収差補正が不要な場合(ステップS8にてNo)は、歪曲収差補正オフの指示を出す(ステップS12)。画像補正部131は、画角パラメータに従って、補正前のフレーム画像から、設定された画角範囲の画像の切り出し及び拡大処理を行う(ステップS13)。
画像補正部131は、歪曲収差補正を行い(ステップS10)、画角パラメータに従って、補正前のフレーム画像から、設定された画角範囲の画像の切り出し及び拡大処理を行う(ステップS11)。
ステップS5、S10、S11、S13において、画像補正部131によって補正された補正済みフレーム画像は、撮像装置10のI/Fユニット14から処理装置20の映像出力ユニット24及び通信ユニット25に向けて伝送される(ステップS14)。
ここで、顔検出部221による顔情報検出処理(ステップS2)について説明する。
顔情報検出には、既存の顔情報検出技術を用いることができる。例えば、非特許文献1に記載されたGMMによる肌モデルを利用しての顔情報検出が可能である。非特許文献1における顔情報検出を用いる場合の処理概要は以下通りである。
まず、事前処理として肌モデルを作成しておく必要がある。具体的には、肌領域のみを含むサンプリング画像をRGB表色系(赤、緑、青)から、HSV表色系(色相、彩度、明度)へ変換し、H、S成分のみを用いて複数の肌モデルを作成する。肌モデルの作成には、GMM(混合正規分布モデル)を使用する。
顔検出部221は、上述のように予め作成された肌モデルを利用して顔情報を検出する(ステップS2の処理)。具体的には、画像伝送部142から伝送されたフレーム画像をRGB表色系からHSV表色系に変換する。フレーム画像の全画素から肌色候補を抽出する。このときGMMを用い、所定の尤度を満たす画素を肌色候補とする。抽出された肌色候補に関して、予め作成しておいた複数の肌モデルから最適な肌モデルを選択する。最適な肌モデルを用いて、フレーム画像の各画素に対して肌色・非肌色判定を行う。このようにしてフレーム画像から肌色部分、すなわち人物の顔を検出できる。
この他にも、画像から顔のエッジ部分を抽出することにより顔情報を検出する方法や、事例のサンプリング及び学習を行って顔情報を識別する方法なども利用することができる。
画像画角算出部222における画角の算出方法について説明する。図6は、画角の算出方法について説明するための図である。図中左側に位置する人物の情報については符号p、左側に位置する人物の情報については符号qを付している。以下、左右の情報を特に区別しない場合は、符号p、qを省略して説明する。また、主として図中左側に位置する人物に関する情報の処理について説明するが、図中左側に位置する人物に関する情報の処理も同様に行われる。
図示する補正前のフレーム画像60については、顔検出部221によって人物の顔が検出されている(顔情報部分61)。以下では、顔情報部分61を含んだ矩形を対象に処理を進める。
検出された全ての顔情報部分61(61p、61q)に対し、これを取り囲む第一矩形62(62p、62q)を夫々設定する。フレーム画像60中に複数の顔情報が検出された場合には、複数個の第一矩形が設定される。
第一矩形62は、例えば顔情報部分61の上下左右端の画素を含む図形である。第一矩形62のフレーム画像60内における位置及び範囲は、第一矩形62の左上の点Z0(Z0p、Z0q)の座標と第一矩形62の大きさ(横画素数と縦画素数)にて特定することができる。
ここで、座標の表現形式には、例えば画像左上部分を原点(0,0)として右下に行くにつれて座標値が増大するような形式を用いることができる。なお、図示するフレーム画像の大きさはx×yであり、図中左側に位置する人物の顔情報部分61pを含む第一矩形62pの大きさは、Xp0×Yp0である。
次に、第一矩形62を拡大した第二矩形63(63p、63q)を設定する。具体的には、第一矩形62pの場合、その左右を夫々α×Xp0拡大し、上下に夫々β×Yp0拡大した矩形を得る。第一矩形62に対して拡大された部分は、顔情報部分61を含む画像をディスプレイに拡大表示したときに、顔情報部分61をディスプレイの端部からある程度離間させた位置に表示するための余裕分となる。ここでα、βは拡大率であり、例えばα=0.3、β=0.2のように設定することができる。なお、拡大率は、本実施形態の画角調整機能が搭載されるテレビ会議端末の各部の特性に応じて決定される数値である。
このようにして拡大された第二矩形63pの大きさは、Xp1×Yp1と表現できる。ただし、Xp1=(1+2α)Xp0、Yp1=(1+2β)Yp0である。
続いて、フレーム画像中の全ての第二矩形63を包含する1つの第三矩形64(X1×Y1)を設定する。図6においては、2人の人物の顔情報が検出されているので、フレーム画像中に2つの第二矩形63p(Xp1×Yp1)と、第二矩形63q(Xq1×Yq1)が検出されており、第三矩形64は双方の矩形を包含するものとなっている。なお、フレーム画像60中に人物の顔情報が1人分だけ検出された場合、第三矩形64は第二矩形63と同一となる。
最後に、フレーム画像60のアスペクト比を保持するように第三矩形64を拡大して、第四矩形65(X×Y)を得る。第四矩形65は、画像補正部131(図4参照)によって切り出し・拡大処理される範囲である。本実施形態においては、フレーム画像の横画素数x、縦画素数yであるので、アスペクト比はx:yである。ここで、第四矩形65の大きさは、以下のようにして算出できる。
[パターン1]X1/Y1<x/yのとき、X=Y1×x/y、Y=Y1
フレーム画像に比して第三矩形が縦長の場合である。この場合、第三矩形の左右を均等に拡大して第四矩形とする。
[パターン2]X1/Y1=x/yのとき、X=X1、Y=Y1
第三矩形のアスペクト比がフレーム画像と同一の場合である。この場合は、第三矩形を第四矩形とする。
[パターン3]X1/Y1>x/yのとき、X=X1、Y=X1×y/x
フレーム画像に比して第三矩形が横長の場合である。この場合、第三矩形を下方に拡大して第四矩形とする(図6に示すパターン)。もちろん、上方に拡大してもよい。
このようにして得られた第四矩形65に基づいて、画角パラメータを設定する。画角パラメータは前述の通り、少なくとも第四矩形65の横画素数Xと縦画素数Yの情報を含んでいる。さらに、第四矩形65の図中左上に位置する点Aの座標(xa,ya)の情報を含んでいてもよい。
続いて、画角の算出方法について説明する。図7(a)〜(c)は、画角の算出方法について説明するための図である。
撮像装置によって撮像可能な画角と、撮像された画像の歪曲収差特性は、使用する撮像レンズによって決まる。このため、歪曲収差補正が必要な画角も撮像レンズによって決まる。例えば、(a)に示すように、撮像可能な画角(補正前フレーム画像60の画角)が80°であり、画角60°以上の範囲で歪曲収差が顕著に現れる撮像レンズを使用したとする。この場合、画角60°以上の部分を含む画像について歪曲収差補正が必要であり、画角60°に満たない部分のみを含む画像に対する歪曲収差補正は不要である。そこで、歪曲収差補正要否判断部223は、画像の切り出し範囲である第四矩形65(顔情報包含部位)の画角が歪曲収差補正の必要な画角か否かを判断する。
撮像装置10によって撮影可能な全画角をza、歪曲収差補正が必要な画角の下限値をzbとする。また、第四矩形の横画素数をXとし、フレーム画像の横画素数をxとする。歪曲収差補正要否判断部223は、zb/za>X/x を満たすときは歪曲収差補正オフ指示を出し(図7(b))、満たさないときは歪曲収差補正オン指示を出す(図7(c))。
上述のように決定された画像の切り出し範囲と、歪曲収差補正オン/オフ指示に基づいて画像補正部131によって行われる補正について、具体的に説明する。
図8(a)〜(d)は、処理装置における処理例を示す図であり、図9(a)、(b)は、撮像装置の画像補正部による処理例を示す図である。この図は、歪曲収差補正のみを行う例を示している。
まず、処理装置20においては、図8(a)に示す補正前のフレーム画像60から、顔検出部221が人物の顔情報を検出する。(b)には、検出された顔情報部分について第一矩形62が設定されている様子を示している。画像画角算出部222は、(c)に示すように、フレーム画像60から切り出す画像の範囲(第四矩形65)を算出する。なお、この例では、第一矩形62に対して所定の余裕分を加えた矩形がフレーム画像60の解像度を超えるので、画像の切り出しは行われない。
また、歪曲収差補正要否判断部223は、第四矩形65の画角が歪曲収差補正の必要な画角であるか否かを判断する。(c)に示すように、第四矩形65は歪曲収差補正の必要な画角を越えているので、歪曲収差補正要否判断部223は歪曲収差補正オン指示を出す。
画像補正部131では、図9(a)に示す補正前のフレーム画像に対して、歪曲収差補正のみを行って、(b)に示す補正済みフレーム画像を生成する。生成された補正済みフレーム画像は、補正画像伝送部141によって映像出力ユニット24と通信ユニット25に伝送される。
図10(a)〜(d)は、処理装置における他の処理例を示す図であり、図11(a)〜(c)は、撮像装置の画像補正部による他の処理例を示す図である。この図は、画像の切り出し、及び拡大を行い、歪曲収差補正を行わない例を示している。
まず、図10(a)に示す補正前のフレーム画像から、顔検出部221が人物の顔情報を検出する。(b)には、検出された顔情報部分について第一矩形62が設定されている様子を示している。画像画角算出部222は、(c)に示すように、フレーム画像から切り出す画像の範囲(第四矩形65)を算出する。また、歪曲収差補正要否判断部223は、第四矩形65の画角が歪曲収差補正の必要な画角であるか否かを判断する。(c)では、第四矩形65は歪曲収差補正の必要な画角を越えていないので、歪曲収差補正要否判断部223は歪曲収差補正オフ指示を出す。
画像補正部131では、図11(a)に示す補正前のフレーム画像に対して、(b)に示すように画像の切り出しを行い、さらに切り出した画像の拡大処理を行って、(c)に示す補正済みフレーム画像を生成する。生成された補正済みフレーム画像は、補正画像伝送部141によって映像出力ユニット24と通信ユニット25に伝送される。
以上のように本実施形態によれば、補正前のフレーム画像内に写る人物の顔がディスプレイに大きく表示されるように画角を調整する際に、補正前のフレーム画像から検出された顔情報を含む画像部分の画角が、歪曲収差補正の必要な画角を越えているか否かによって自動的に歪曲収差補正処理のオン/オフを切り替えるので、画像品質を保持しつつ、歪曲収差補正処理による遅延を抑制することができる。
本発明の他の実施形態に係る画像処理装置について説明する。図12は、本発明の他の実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。画像処理装置は、第一の実施形態と同様に、少なくとも撮像装置10と処理装置20と、を含んで構成されている。本実施形態においては、処理装置にて歪曲収差補正処理等を行う点に特徴がある。上記実施形態と同一の部材には同一の符号を付して説明する。
撮像装置10は、フレーム画像を取得する画像取得部121を有する画像センサ12と、画像取得部121によって取得されたフレーム画像を処理装置20の顔検出部221に伝送する画像伝送部142を有するI/Fユニット14と、を備えている。
処理装置20のCPU22は、画像伝送部142から受信したフレーム画像内に写る人物の顔情報を検出する顔検出部221と、顔検出部221によって検出されたフレーム画像内の全ての顔情報が包含される画角を算出する画像画角算出部222と、画像画角算出部222によって算出された画角から、その画角範囲の画像に対して歪曲収差補正が必要か否かを判断する歪曲収差補正要否判断部223と、画像画角算出部222によって算出された画角と歪曲収差補正要否判断部223からの歪曲収差補正オン/オフの指示に基づいて、フレーム画像を補正して補正済みフレーム画像を生成する画像補正部224と、を備える。
このように、本実施形態においては、画像補正部224を撮像装置10ではなく、処理装置20側に備えている。各部の動作は、第一の実施形態と同一であるため、その説明を省略する。
以上のように本実施形態によれば、歪曲収差補正機能を備えていない撮像装置10を利用した場合にも、歪曲収差補正の要否を判断して自動的に歪曲収差補正処理のオン/オフを切り替えるので、画像品質を保持しつつ、歪曲収差補正処理による遅延を抑制することができる。
1…テレビ会議システム、100…テレビ会議端末、10…撮像装置、11…撮像レンズ、12…画像センサ、121…画像取得部、13…画像処理ユニット、131…画像補正部、132…歪曲収差補正オン/オフ設定部、133…画角設定部、134…メモリ、14…I/Fユニット、141…補正画像伝送部、142…画像伝送部、20…処理装置、21…I/Fユニット、211…オフ伝送部、22…CPU、221…顔検出部、222…画像画角算出部、223…歪曲収差補正要否判断部、224…画像補正部、23…メモリ、24…映像出力ユニット、25…通信ユニット、26…制御ユニット、27…バス、31…マイク、32…スピーカ、33…ディスプレイ、33a…ケーブル、40…筐体、41…側面、42…マイク用開口、43…上面、44…電源スイッチ、45…スピーカ用開口、46…収容部、50…アーム、51…トルクヒンジ、52…カメラハウジング、53…トルクヒンジ、60…フレーム画像、60…補正前フレーム画像、61…顔情報部分、62…第一矩形、63…第二矩形、64…第三矩形、65…第四矩形
特開2003−230049公報
「GMMによる肌モデルを用いた背景にロバストな人物検出」電子情報通信学会技術研究報告,vol.105,no.375,PRMU2005-99,pp.37-42,October 2005.

Claims (5)

  1. 撮像レンズによって結像された撮像対象の画像を取得する画像取得部と、
    該画像取得部によって取得された前記画像から顔情報を検出する顔検出部と、
    前記画像のうち、前記顔検出部によって検出された前記顔情報を包含する顔情報包含部位の画角を算出する画像画角算出部と、
    該画像画角算出部によって算出された前記画角と前記撮像レンズの歪曲特性とに基づいて、前記画像に対する歪曲収差補正の要否を判断する補正要否判断部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記補正要否判断部は、前記顔情報包含部位の画角が所定値以上の場合に、前記画像の歪曲収差補正が必要であると判断することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補正要否判断部によって前記画像の歪曲収差補正が必要であると判断された場合に、前記画像に対して歪曲収差補正を行う画像補正部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 画像取得部が、撮像レンズによって結像された撮像対象の画像を取得するステップと、
    顔検出部が、前記画像取得部によって取得された前記画像から顔情報を検出するステップと、
    画像画角算出部が、前記画像のうち、前記顔検出部によって検出された前記顔情報を包含する顔情報包含部位の画角を算出するステップと、
    補正要否判断部が、前記画像画角算出部によって算出された前記画角と前記撮像レンズの歪曲特性とに基づいて、前記画像に対する歪曲収差補正の要否を判断するステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  5. 画像処理装置を、
    撮像レンズによって結像された撮像対象の画像を取得する手段、
    取得された前記画像から顔情報を検出する手段、
    前記画像のうち、検出された前記顔情報を包含する顔情報包含部位の画角を算出する手段、及び、
    算出された前記画角と前記撮像レンズの歪曲特性とに基づいて、前記画像に対する歪曲収差補正の要否を判断する手段、として機能させるための画像処理プログラム。
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