JP2013219378A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂接着剤からの脱気を促進することにより、太陽電池の集電効率及び配線材の接着性を向上した太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】第1方向に沿って配列された第1及び第2の太陽電池10と、第1及び第2の太陽電池10を電気的に接続する配線材11と、配線材11と第1の太陽電池10の主面との間に配設される樹脂接着剤12と、を備える。第1の太陽電池10は、受光により光生成キャリアを生成する光電変換部20と、光電変換部20の主面上に形成され、光生成キャリアを集電する集電電極と、を有する。配線材11は、芯材11aと、芯材11aの表面を覆う軟導電体11bと、を含む。軟導電体11bは、集電電極と接触する接触部と、集電電極から離間するとともに、樹脂接着剤を介して前記集電電極と接着される非接触部と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、配線材と太陽電池の主面との間に樹脂接着剤が配設された太陽電池モジュール及びその製造方法に関する。
太陽電池は、クリーンで無尽蔵に供給される太陽光を直接電気に変換することができるため、新しいエネルギー源として期待されている。
一般的に、太陽電池1枚当りの出力は数W程度である。従って、家屋やビル等の電源として太陽電池を用いる場合には、複数の太陽電池を接続することにより出力を高めた太陽電池モジュールが用いられる。太陽電池モジュールは、第1方向に従って配列された複数の太陽電池を配線材によって互いに接続することにより構成される。配線材は、通常、太陽電池の主面上に半田付けされる。
ここで、半田の溶融温度より低温で熱硬化する樹脂接着剤を配線材と太陽電池の主面との間に介挿させ、配線材を太陽電池の主面に熱接着する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような技術によれば、配線材を半田付けする場合と比較して、配線材を熱接着する際の温度変化が太陽電池に与える影響を小さくすることができる。
特開2005−101519号公報
ここで、一般的に、配線材の表面は扁平であるため、配線材を太陽電池の主面に熱接着する場合、樹脂接着剤には一様に圧力が加わる。そのため、樹脂接着剤中に閉じ込められている気体は、樹脂接着剤の端部からは除去され易いが、樹脂接着剤の中央部からは除去され難い。従って、樹脂接着剤の中央部に閉じ込められている気体が塊(空洞)となって残留するおそれがある。このように、配線材と太陽電池との接着面積が小さくなる結果、太陽電池の集電効率の低下及び配線材の接着性の低下が引き起こされるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、樹脂接着剤からの脱気を促進することにより、太陽電池の集電効率及び配線材の接着性を向上した太陽電池モジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴に係る太陽電池モジュールは、第1方向に沿って配列された第1及び第2の太陽電池と、前記第1及び第2の太陽電池を電気的に接続する配線材と、前記配線材と前記第1の太陽電池の主面との間に配設される樹脂接着剤と、を備え、前記第1の太陽電池は、受光により光生成キャリアを生成する光電変換部と、前記光電変換部の主面上に形成され、前記光生成キャリアを集電する集電電極と、を有し、前記配線材は、芯材と、前記芯材の表面を覆う軟導電体と、を含み、前記軟導電体は、前記集電電極と接触する接触部と、前記集電電極から離間するとともに、前記樹脂接着剤を介して前記集電電極
と接着される非接触部と、を有する太陽電池モジュール。
本発明によれば、樹脂接着剤からの脱気を促進することにより、太陽電池の集電効率及び配線材の接着性を向上した太陽電池モジュールを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池10の平面図である。 図2のA−A切断面における断面図である。 図2のバスバー電極40に配線材11を接合した状態を示す図である。 図4のB−B切断面における断面図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る太陽電池モジュール100の拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る太陽電池モジュール200の側面図である。 本発明の第3実施形態に係る太陽電池10の平面図である。 本発明の第3実施形態に係る太陽電池10に配線材11を接合した状態を示す図である。 図10のD−D切断面における断面図である。 図10のE−E切断面における断面図である。
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
1.第1実施形態
(太陽電池モジュールの概略構成)
本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール100の概略構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る太陽電池モジュール100の側面拡大図である。
太陽電池モジュール100は、太陽電池ストリング1、受光面側保護材2、裏面側保護材3及び封止材4を備える。太陽電池モジュール100は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間に、太陽電池ストリング1を封止することにより構成される。
太陽電池ストリング1は、複数の太陽電池10、配線材11及び樹脂接着剤12を備える。太陽電池ストリング1は、第1方向に従って配列された複数の太陽電池10を配線材
11によって互いに接続することにより構成される。
太陽電池10は、太陽光が入射する受光面と、受光面の反対側に設けられた裏面とを有する。受光面と裏面とは、太陽電池10の主面である。太陽電池10の受光面上及び裏面上には集電電極が形成される。太陽電池10の構成については後述する。
配線材11は、一の太陽電池10の受光面上に形成された集電電極と、一の太陽電池に隣接する他の太陽電池10の裏面上に形成された集電電極とに接合される。これにより、
一の太陽電池10と他の太陽電池10とは電気的に接続される。配線材11は、薄板状の低抵抗体(銅など)と、低抵抗体の表面にメッキされた軟導電体(共晶半田など)とを含む。
樹脂接着剤12は、配線材11と太陽電池10との間に配設される。即ち、配線材11は、樹脂接着剤12を介して太陽電池10に接合される。樹脂接着剤12は、共晶半田の融点以下、即ち、約200℃以下の温度で硬化することが好ましい。樹脂接着剤12としては、例えば、アクリル樹脂、柔軟性の高いポリウレタン系などの熱硬化性樹脂接着剤の他、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、あるいはウレタン樹脂に硬化剤を混合させた2液反応系接着剤などを用いることができる。本実施形態では、樹脂接着剤12としてエポキシ樹脂を主成分とする帯状フィルムシート接着剤を用いる。
また、樹脂接着剤12は、導電性を有する複数の粒子を含む。導電性粒子としては、ニッケル、金コート付きニッケルなどを用いることができる。
受光面側保護材2は、封止材4の受光面側に配置されており、太陽電池モジュール100の表面を保護する。受光面側保護材2としては、透光性及び遮水性を有するガラス、透光性プラスチック等を用いることができる。
裏面側保護材3は、封止材4の裏面側に配置されており、太陽電池モジュール100の背面を保護する。裏面側保護材3としては、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂フィルム、Al箔を樹脂フィルムでサンドイッチした構造を有する積層フィルムなどを用いることができる。
封止材4は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間で太陽電池ストリング1を封止する。封止材4としては、EVA、EEA、PVB、シリコン、ウレタン、アクリル、エポキシ等の透光性の樹脂を用いることができる。
なお、以上のような構成を有する太陽電池モジュール100の外周には、Alフレーム(不図示)を取り付けることができる。
(太陽電池の構成)
次に、太陽電池10の構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、太陽電池10の平面図である。
太陽電池10は、図2に示すように、光電変換部20、細線電極30及びバスバー電極40を備える。
光電変換部20は、太陽光を受けることにより光生成キャリアを生成する。光生成キャリアとは、太陽光が光電変換部20に吸収されて生成される正孔と電子とをいう。光電変換部20は、内部にn型領域とp型領域とを有しており、n型領域とp型領域との界面で半導体接合が形成される。光電変換部20は、単結晶Si、多結晶Si等の結晶系半導体材料、GaAs、InP等の化合物半導体材料等の半導体材料などにより構成される半導体基板を用いて形成することができる。なお、光電変換部20は、単結晶シリコン基板と非晶質シリコン層との間に実質的に真性な非晶質シリコン層を挟むことによりヘテロ結合界面の特性を改善した構造、即ち、いわゆるHIT構造を有していてもよい。
細線電極30は、光電変換部20から光生成キャリアを集電する電極である。図2に示すように、細線電極30は、第1方向に略直交する第2方向に沿ってライン状に形成される。細線電極30は、光電変換部20の受光面略全域にわたって複数本形成される。細線電
極30は、樹脂材料をバインダーとし、銀粒子等の導電性粒子をフィラーとした樹脂型導電性ペーストを用いて形成することができる。なお、図1に示すように、細線電極は、光電変換部20の受光面上及び裏面上において同様に形成される。
バスバー電極40は、複数本の細線電極30から光生成キャリアを集電する電極である。図2に示すように、バスバー電極40は、細線電極30と交差するように、第1方向に沿って形成される。バスバー電極40は、樹脂材料をバインダーとし、銀粒子等の導電性粒子をフィラーとした樹脂型導電性ペーストを用いて形成することができる。なお、図1に示すように、バスバー電極は、光電変換部20の受光面上にも形成される。
ここで、バスバー電極40の本数は、光電変換部20の大きさなどを考慮して、適当な本数に設定することができる。本実施形態に係る太陽電池10は、2本のバスバー電極40を備える。従って、複数の細線電極30とバスバー電極40とは、光電変換部20の受光面上及び裏面上において、格子形状に形成される。
次に、太陽電池10の構成の一例として、光電変換部20がHIT構造を有する場合について、図3を参照しながら説明する。図3は、図2のA−A断面図である。
図3に示すように、光電変換部20は、ITO膜20a、p型非晶質シリコン層20b、i型非晶質シリコン層20c、n型単結晶シリコン基板20d、i型非晶質シリコン層20e、n型非晶質シリコン層20f及びITO膜20gを備える。
n型単結晶シリコン基板20dの受光面側には、i型非晶質シリコン層20cを介して、p型非晶質シリコン層20bが形成される。p型非晶質シリコン層20bの受光面側には、ITO膜20aが形成される。一方、n型単結晶シリコン基板20dの裏面側には、i型非晶質シリコン層20eを介して、n型非晶質シリコン層20fが形成される。n型非晶質シリコン層20fの裏面側には、ITO膜20gが形成される。
細線電極30及びバスバー電極40は、ITO膜20aの受光面側及びITO膜20gの裏面側それぞれに形成される。
このような構成の太陽電池10を有する太陽電池モジュール100は、HIT太陽電池モジュールと呼ばれる。
(太陽電池ストリングの構成)
次に、太陽電池ストリング1の構成について、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は、図2に示したバスバー電極40上に配線材11を配設した状態を示す。図5は、図4のB−B切断面における拡大断面図である。
図4に示すように、樹脂接着剤12は、第1方向に沿ってライン状に形成されたバスバー電極40上に配置される。樹脂接着剤12の第2方向における幅は、バスバー電極40の第2方向における幅よりも大きい。
また、配線材11は、樹脂接着剤12上において、バスバー電極40に沿って配置される。即ち、配線材11は、太陽電池10の主面上において、第1方向に沿って配設される。配線材11の第2方向における幅は、バスバー電極40の幅と略同等である。
このように、バスバー電極40と、樹脂接着剤12と、配線材11とは、光電変換部20上において順番に配置される。配線材11とバスバー電極40とは、電気的に接続されている。
図5に示すように、配線材11は、低抵抗体11a、軟導電体11b及び軟導電体11cを含む。軟導電体11bは、低抵抗体11aと太陽電池10との間に位置し、軟導電体11cは、低抵抗体11a上に位置する。第2方向における配線材11の幅はW2である。
太陽電池10の主面に略垂直な第3方向において、軟導電体11bの厚みT1は、第2方向中央部から第2方向端部に向かうに従って小さくなる。従って、第1方向に略直交する切断面において、配線材11の外周は、太陽電池10に向かって凸状に形成されている。図5に示すように、配線材11は、受光面側及び裏面側において同様の外形を有する。
配線材11と太陽電池10との間には、樹脂接着剤12が介挿される。樹脂接着剤12は、導電性を有する複数の粒子13を含む。図5に示すように、複数の粒子13は、軟導電体11b内に埋め込まれた粒子13、軟導電体11bとバスバー電極40とによって挟み込まれた粒子13、或いは、樹脂接着剤12中に埋設された粒子13を含む。
配線材11とバスバー電極40とは、軟導電体11bに埋め込まれた粒子13、及び軟導電体11bとバスバー電極40とによって挟み込まれた粒子13により電気的に接続される。
本実施形態において、軟導電体11bとバスバー電極40とが電気的に接続する領域を接続領域Cという。接続領域Cは、複数の粒子13によって形成される。従って、接続領域Cとは、第1方向に略直交する切断面において、軟導電体11bとバスバー電極40との間隔が、粒子13の粒径と略同等以下の領域である。
ここで、第2方向における接続領域Cの幅W1は、配線材11の幅W2の略半分よりも大きい。即ち、接続領域Cの両端において、軟導電体11bとバスバー電極40とによって挟み込まれた粒子13の間隔は、配線材11の幅W2の略半分よりも大きい。
(太陽電池モジュールの製造方法)
次に、本実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法について説明する。
まず、100mm角のn型単結晶シリコン基板20dをアルカリ水溶液で異方性エッチング加工することにより、n型単結晶シリコン基板20dの受光面に微細な凹凸を形成する。又、n型単結晶シリコン基板20dの受光面を洗浄して、不純物を除去する。
次に、n型単結晶シリコン基板20dの受光面側に、CVD(化学気相成長)法を用いて、i型非晶質シリコン層20c、p型非晶質シリコン層20bを順次積層する。同様に、n型単結晶シリコン基板20dの裏面側に、i型非晶質シリコン層20e、n型非晶質シリコン層20fを順次積層する。
次に、PVD(物理蒸着)法を用いて、p型非晶質シリコン層20bの受光面側にITO膜20aを形成する。同様に、n型非晶質シリコン層20fの裏面側にITO膜20gを形成する。以上により、光電変換部20が作製される。
次に、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等の印刷法を用いて、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを、光電変換部20の受光面上及び裏面上に所定のパターンで配置する。所定のパターンとは、図2に示したように、第1方向に沿って延びる2本のバスバー電極40と、第2方向に沿って延びる複数本の細線電極30とによって形成される格子形状をいう。
銀ペーストを所定条件で加熱して溶剤を揮発させた後、さらに約加熱することにより本乾燥する。以上により、太陽電池10が作製される。
次に、図6に示すように、バスバー電極40上に、複数の粒子13を含む樹脂接着剤12を介して配線材11を熱圧着する。これにより、配線材11と太陽電池10とを機械的かつ電気的に接続する。具体的には、まず、光電変換部20の受光面及び裏面それぞれに形成されたバスバー電極40上に、樹脂接着剤12と配線材11とを順番に配置する。次に、約180℃に加熱されたヒーターブロック50により、配線材11を太陽電池10に向けて15秒程度押し付ける。これにより、複数の粒子13は軟導電体11b内に埋め込まれ、また、軟導電体11bとバスバー電極40との間に挟み込まれる。
なお、粒子13の材料であるニッケル、軟導電体11bの材料である半田、及びバスバー電極40の材料である銀ペーストそれぞれのモース硬度は、それぞれ3.5、1.8、2.5である。そのため、配線材11を太陽電池10に押し付けることによって、粒子13は軟導電体11b中に埋め込まれる。
ここで、配線材11と太陽電池10との電気的な接続は、軟導電体11bとバスバー電極40との間隔が、粒子13の粒径と略同等以下の領域である接続領域Cによってなされる。
本実施形態では、第2方向において、接続領域Cの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。
具体的に、接続領域Cの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくするには、以下の3つの手法を採ることができる。
第1の手法は、ヒーターブロック50により配線材11を太陽電池10に押し付ける際の圧力を所定値以上とする手法である。
第2の手法は、樹脂接着剤12に含まれる粒子13の粒径を所定の粒径以上とする手法である。
第3の手法は、第1方向に略直交する切断面における配線材11の外周の曲率を小さくする手法である。即ち、配線材11として、扁平に近いものを用いる手法である。具体的には、低抵抗体11aを軟導電体11bのメッキ浴槽から引き上げる際の速度、または、メッキ浴槽から引き上げるために用いるダイスの形状を変更することにより、配線材11の外周の曲率を制御する。
実際の圧着工程においては、ヒーターブロック50を押し付ける圧力、粒子13の粒径及び配線材11の外周の曲率を三者一体として連動させることにより、接続領域Cの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。
以上により、太陽電池ストリング1が作成される。
次に、ガラス基板(受光面側保護材2)上に、EVA(封止材4)シート、太陽電池ストリング1、EVA(封止材4)シート及びPETシート(裏面側保護材3)を順次積層して積層体とする。
次に、上記積層体を、真空雰囲気において加熱圧着することにより仮圧着した後、所定
条件で加熱することによりEVAを完全に硬化させる。以上により、太陽電池モジュール100が製造される。
なお、太陽電池モジュール100には、端子ボックスやAlフレーム等を取り付けることができる。
(作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュール100の製造方法によれば、太陽電池10の主面上に、粒子13を含む樹脂接着剤12を介して配線材11を熱圧着する工程において、配線材11とバスバー電極40とを電気的に接続する接続領域Cの幅W1を、配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。配線材11の外周は、第1方向に略直交する切断面において、バスバー電極40に向かって凸状に形成されている。
このように、配線材11の外周は、バスバー電極40に向かって凸状に形成されている。そのため、熱圧着工程では、まず、樹脂接着剤12の第2方向中央部に圧力が加えられた後、徐々に端部へと圧力が加えられる。即ち、樹脂接着剤12の端部は、中央部より時間的に遅れて加圧される。
従って、樹脂接着剤12中に閉じ込められている気体は、中央部から端部へと徐々に押し出される。即ち、樹脂接着剤12の脱気は、中央部から端部へと徐々に行われる。このように、樹脂接着剤12の脱気が促進されるため、熱圧着工程後に樹脂接着剤12中に気体の塊が空洞となって残留することを抑制することができる。
また、熱圧着工程において、接続領域Cの幅W1を、配線材11の幅W2の略半分よりも大きくしている。そのため、配線材11と太陽電池10(バスバー電極40)との電気的接続は十分に確保することができる。
以上の結果、太陽電池10の集電効率や、配線材11の太陽電池10(バスバー電極40)との接着性を向上することができる。
また、本実施形態において、接続領域Cは、複数の粒子13によって形成される。従って、接続領域Cとは、第1方向に略直交する切断面において、軟導電体11bとバスバー電極40との間隔が、粒子13の粒径と略同等以下の領域である。
従って、ヒーターブロック50により配線材11を太陽電池10に押し付ける圧力を所定値以上とすることにより、接続領域Cの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくすることができる。配線材11を太陽電池10(バスバー電極40)に大きな圧力で押し付けることにより、軟導電体11bが変形する結果、接続領域Cの幅W1を大きくすることができる。
また、樹脂接着剤12に含まれる粒子13の粒径を所定の粒径以上とすることにより、接続領域Cの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくすることができる。接続領域Cとは、軟導電体11bと太陽電池10(バスバー電極40)との間隔が、粒子13の粒径と略同等以下の領域だからである。このように、粒子13の粒径を大きくすることにより、接続領域Cの幅W1を大きくすることができる。
また、第1方向に略直交する切断面における配線材11の外周の曲率を小さくすることにより、接続領域Cの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくすることができる。配線材11が扁平形状に近ければ、配線材11と太陽電池10(バスバー電極40)との間隔が粒子13の粒径と略同等以下の領域の幅を大きくすることができるためである

2.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態と上記第1実施形態との相違点は、バスバー電極が配線材に向かって突出する突起部を有する点である。従って、以下では、上記第1実施形態と同一又は類似の部分についての説明を省略する。 (太陽電池ストリングの構成)
本実施形態に係る太陽電池ストリング1の構成について、図7を参照しながら説明する。図7は、図4のB−B切断面における拡大断面図である。
図7に示すように、本実施形態に係るバスバー電極40は、配線材11に向かって凸状に形成された突起部40aを有する。突起部40aは、バスバー電極40のうち第2方向における端部に形成される。突起部40aは、配線材11が有する軟導電体11bにめり込む。第3方向における突起部40aの高さは、軟導電体11bの厚みT1と略同等であることが好ましい。このような突起部40aは、以下の第1乃至第3の手法により形成することができる。
第1の手法は、光電変換部20上にバスバー電極40をスクリーン印刷法により形成する際、スクリーンを固定する枠体と光電変換部20との間隔を大きくする手法である。
まず、光電変換部20と枠体とを所定間隔に固定する。次に、スクリーンの開口部分から銀ペーストを光電変換部20上に押し出す。この際、スクリーンは、スキージによって光電変換部20側へ押し付けられた後、元の位置まではね上がる。
ここで、スクリーンは、枠体に格子状に張られたワイヤーの開口部分が乳剤によってつぶされた部分と、バスバー電極40の形状で乳剤が欠損された部分とを有する。従って、スクリーンがはね上がる際、乳剤が形成された部分と乳剤が欠損された部分との境界において、銀ペーストは、スクリーンに引っ張られることにより持ち上げられる。これにより、バスバー電極40の端部において突起部40aが形成される。このような突起部40aは、スクリーンのはね上がりが大きいほど、すなわち、スクリーンを固定する枠体と光電変換部20との間隔が大きいほど高く形成することができる。
第2の手法は、光電変換部20上にバスバー電極40をスクリーン印刷法により形成する際、印刷速度を上げる手法である。印刷速度とは、スクリーンの開口部分から銀ペーストを光電変換部20上に押し出す際のスキージの移動速度である。
スキージの移動速度を上げると、スクリーンはより速くはね上がる。スクリーンが速くはね上がると、乳剤が形成された部分と乳剤が欠損された部分との境界において、銀ペーストはスクリーンに引っ張られる。これにより、バスバー電極40の端部において突起部40aが形成される。このような突起部40aは、スクリーンが早くはね上がるほど、すなわち、印刷速度を上げるほど高く形成することができる。
第3の手法は、光電変換部20上にバスバー電極40をスクリーン印刷法により形成する際、バスバー電極40の材料である銀ペーストの粘度を高くする手法である。上述のように、銀ペーストは、乳剤が形成された部分と乳剤が欠損された部分との境界において、スクリーンとともに持ち上げられる。この際、銀ペーストは、粘度が高いほどスクリーンによって引っ張られやすい。すなわち、銀ペーストの粘度を高くするほど、突起部40aを高く形成することができる。
なお、本実施形態においても、図7に示すように、配線材11の外周は、バスバー電極40に向かって凸状に形成されており、第2方向における接続領域Cの幅W1は、配線材
11の幅W2の略半分よりも大きい。
(作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュール100では、上記第1実施形態と同様に、配線材11の外周は、第1方向に略直交する切断面において、バスバー電極40に向かって凸状に形成されており、接続領域Cの幅W1は、配線材11の幅W2の略半分よりも大きい。
従って、配線材11を接続する工程において、樹脂接着剤12の脱気を促進することができるとともに、接続領域Cにおいて配線材11とバスバー電極40との電気的接続を図ることができる。
さらに、本実施形態に係る太陽電池モジュール100において、バスバー電極40は、配線材11に向かって凸状に形成された突起部40aを有する。突起部40aは、バスバー電極40の第2方向における端部に形成され、配線材11にめり込んでいる。
このように、配線材11に突起部40aがめり込むことにより、配線材11とバスバー電極40との機械的な接続強度を向上させることができるとともに、配線材11とバスバー電極40との電気的接続を向上させることができる。その結果、太陽電池10の集電効率及び配線材11の接着性をさらに向上させることができる。
3.第3実施形態
次に、図面を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態と上記第1実施形態との相違点は、本実施形態に係る太陽電池が集電電極としてバスバー電極を備えない点である。従って、以下の説明において、上記第1実施形態と同一又は類似の部分についての説明は省略する。
(太陽電池モジュールの概略構成)
本実施形態に係る太陽電池モジュール200の概略構成について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る太陽電池モジュール200の側面拡大図である。
太陽電池モジュール200は、受光面側保護材2と裏面側保護材3との間に、太陽電池ストリング60を封止材4によって封止することにより構成される。
太陽電池ストリング60は、複数の太陽電池70、配線材11及び樹脂接着剤72を備える。太陽電池ストリング60は、第1方向に従って配列された複数の太陽電池70を配線材11によって互いに接続することにより構成される。
樹脂接着剤72は、エポキシ樹脂を主成分とする帯状フィルムシート接着剤である。ただし、樹脂接着剤72に、導電性を有する粒子を含まない。
その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(太陽電池の構成)
次に、太陽電池70の構成について、図9を参照しながら説明する。図9は、太陽電池70の受光面側の平面図である。
太陽電池70は、図9に示すように、光電変換部20及び細線電極30を備える。太陽電池70は、集電電極としてバスバー電極を備えない。
その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(太陽電池ストリングの構成)
次に、太陽電池ストリング60の構成について、図10乃至図12を参照しながら説明する。図10は、太陽電池70上に配線材11を配設した状態を示している。図11は、図10のD−D切断面における拡大断面図である。図12は、図10のE−E切断面における拡大断面図である。
図10に示すように、樹脂接着剤72は、太陽電池70上において、第1方向に沿って2本配置される。また、配線材11は、樹脂接着剤72上において、第1方向に沿って配置される。配線材11の第2方向における幅は、樹脂接着剤72の幅よりも狭い。
このように、太陽電池70上において、樹脂接着剤72と配線材11とは順番に配置される。
図11に示すように、配線材11は、低抵抗体11a、軟導電体11b及び軟導電体11cを含む。第2方向における配線材11の幅はW2である。
太陽電池70の主面に略垂直な第3方向において、軟導電体11bの厚みT1は、第2方向中央部から端部に向かうに従って小さくなる。即ち、第1方向に略直交する切断面において、配線材11の外周は、太陽電池70に向かって凸状に形成されている。
図12に示すように、細線電極30の上端部は、軟導電体11b中に埋め込まれる。即ち、細線電極30の一部は、配線材11中に埋め込まれる。これにより、細線電極30と配線材11とが電気的にも機械的にも接続される。
本実施形態では、図11及び図12に示すように、細線電極30と軟導電体11bとが電気的に接続する領域を接続領域Fという。接続領域Fは、細線電極30の一部が配線材11中に埋め込まれることにより形成される。
ここで、第2方向における接続領域Fの幅W1は、図11に示すように、配線材11の幅W2の略半分よりも大きい。
(太陽電池モジュールの製造方法)
次に、本実施形態に係る太陽電池モジュール200の製造方法について説明する。
まず、第1実施形態において説明したのと同様の光電変換部20を作製する。
次に、スクリーン印刷法、オフセット印刷法等の印刷法を用いて、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを、光電変換部20の受光面上及び裏面上において、第2方向に沿って複数本ずつ塗布する。次に、銀ペーストを所定条件で加熱して溶剤を揮発させた後、さらに加熱することにより本乾燥する。このようにして細線電極30を形成する。以上により、太陽電池70が作製される。
次に、太陽電池70上に、樹脂接着剤72を介して配線材11を熱圧着する。これにより、配線材11と太陽電池70とを機械的かつ電気的に接続する。具体的には、まず、光電変換部20の受光面上及び裏面上のそれぞれに、樹脂接着剤72と配線材11とを順番に配置する。次に、約180℃に加熱されたヒーターブロックにより、配線材11を太陽電池70に向けて15秒程度押し付ける。
配線材11と太陽電池70との電気的な接続は、細線電極30の一部が配線材11中に埋め込まれる領域、即ち、接続領域Fによってなされる。ここで、本実施形態では、第2方向における接続領域Fの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。
具体的に、接続領域Fの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくするには、以下の2つの手法を採ることができる。
第1の手法は、ヒーターブロック50により配線材11を太陽電池70に押し付ける圧力を所定値以上とする手法である。
第2の手法は、第1方向に略直交する切断面における配線材11の外周の曲率を小さくする手法である。即ち、配線材11として、扁平に近いものを用いる手法である。具体的には、低抵抗体11aを軟導電体11bのメッキ浴槽から引き上げる際の速度、または、メッキ浴槽から引き上げるために用いるダイスの形状を変更することにより、配線材11の外周の曲率を制御する。
実際の圧着工程においては、ヒーターブロック50を押し付ける圧力と配線材11の曲率とを2者一体として連動させることにより、接続領域Fの幅W1を配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。以上により、太陽電池ストリング60が作製される。
次に、ガラス基板(受光面側保護材2)上に、EVA(封止材4)シート、太陽電池ストリング60、EVA(封止材4)シート及びPETシート(裏面側保護材3)を順次積層して積層体とする。
次に、上記積層体を、真空雰囲気において加熱圧着することにより仮圧着した後、所定条件で加熱することによりEVAを完全に硬化させる。以上により、太陽電池モジュール200が製造される。
なお、太陽電池モジュール200には、端子ボックスやAlフレーム等を取り付けることができる。
(作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュール200の製造方法によれば、太陽電池70の主面上に、樹脂接着剤72を介して配線材11を熱圧着する工程において、配線材11と細線電極30とを電気的に接続する接続領域Fの幅W1を、配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。配線材11の外周は、第1方向に略直交する切断面において、バスバー電極40に向かって凸状に形成されている。
このように、配線材11の外周は、バスバー電極40に向かって凸状に形成されている。そのため、熱圧着工程では、まず、樹脂接着剤72の第2方向中央部に圧力が加えられた後、徐々に端部へと圧力が加えられる。従って、樹脂接着剤72の脱気は、中央部から端部へと徐々に行われる。このように、樹脂接着剤72の脱気が促進される結果、熱圧着工程後に樹脂接着剤72中に気体の塊が空洞となって残留することを抑制することができる。
また、熱圧着工程において、接続領域Fの幅W1を、配線材11の幅W2の略半分よりも大きくする。そのため、配線材11と太陽電池70(細線電極30)との電気的な接続は十分に確保することができる。
以上の結果、太陽電池70の集電効率や、配線材11の太陽電池70(細線電極30)との接着性を向上することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
また、上記実施形態では、光電変換部20の裏面上において、細線電極30を複数本形成したが、裏面全面を覆うように形成してもよい。本発明は、光電変換部20の裏面に形成される細線電極30の形状を限定するものではない。
また、上記第1実施形態では、樹脂接着剤12の第2方向における幅を、バスバー電極40の第2方向における幅よりも大きくしたが、略同等又は小さくてもよい。
また、上記第2実施形態では、突起部40aを軟導電体11bの厚みT1よりも小さく形成したが、突起部40aの高さを軟導電体11bの厚みT1よりも大きく形成しても良い。すなわち、突起部40aは、低抵抗体11aに達していても良い。
また、上記第3実施形態では、樹脂接着剤72の第2方向における幅を、配線材11の第2方向における幅よりも大きくしたが、略同等又は小さくてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
以下、本発明に係る太陽電池モジュールに用いる太陽電池の実施例について具体的に説明するが、本発明は、下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することができるものである。
実施例1〜8及び比較例1〜5を、次の表1に基づいて作製した。
(実施例)
まず、寸法100mm角のn型単結晶シリコン基板を用いて光電変換部を作製した。
光電変換部の受光面上及び裏面上に、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを用いて、スクリーン印刷法により細線電極とバスバー電極とを櫛形状に形成した。バスバー電極の厚み(高さ)を50μm、幅を1.5mmとした。このようにして太陽電池を作製した。
次に、幅1.5mmの扁平な銅箔の上下面に、SnAgCu系半田を凸形状にメッキ処理した配線材を準備した。具体的には、配線材の幅方向における中央部と端部との厚みを、表1に示すように実施例ごとに異ならせた。
半田浴槽から銅箔を引き上げるための部材であるダイスの形状を変更することにより配
線材の厚みの制御を行った。
次に、一の太陽電池の受光面上に形成されたバスバー電極と、隣接する他の太陽電池の裏面上に形成されたバスバー電極とに、エポキシ樹脂系接着剤を塗布した。エポキシ樹脂系接着剤としては、エポキシ樹脂1mm3中にニッケル粒子を約50000個混練したものを用いた。ニッケル粒子の粒径は、表1に示すように実施例ごとに設定した。
次に、エポキシ樹脂系接着剤上に配線材を配置した。
次に、200℃に加熱した金属ヘッドによって配線材の上下から加圧しながら60秒間加熱した。金属ヘッドの加圧力は、表1に示すように実施例ごとに設定した。
以上のようにして、実施例1〜8に係る太陽電池を作製した。
(比較例)
本発明の比較例1〜5に係る太陽電池ストリングを、上記表1に基づいて作製した。比較例と上記実施例との製造方法における相違点は、配線材の幅方向における中央部と端部との厚み、ニッケル粒子の粒径及び金属ヘッドの加圧力の設定である。
その他の工程は、上記実施例と同様である。
(出力測定)
以下、表1を参照しながら、配線材を熱接着する前後において、実施例1〜8及び比較例1〜5に係る太陽電池の出力を測定した結果について検討する。
表1において、出力比とは、配線材を熱接着する前の太陽電池出力に対する、配線材を熱接着した後の太陽電池出力の相対値である。
また、実施例1〜8及び比較例1〜5について、配線材とバスバー電極とが電気的に接続する接続領域の幅を測定した。ここで、接続領域とは、半田とバスバー電極との間隔がニッケル粒子の粒径と略同等以下の領域である。表1では、第2方向における配線材の幅に対する接続領域の幅を相対値で示している。
比較例1・2及び実施例1・2の結果から、配線材の圧着圧力を高くすることによって接続領域を大きくできることが確認された。また、接続領域を大きくするほど、太陽電池の出力低下を抑制できることが確認された。これは、接続領域を大きくすることにより、配線材とバスバー電極との接触抵抗を小さくすることができた結果である。
同様に、実施例3〜6の結果からも、配線材の圧着圧力を高くして接続領域を大きくすることにより、太陽電池の出力低下を抑制できることが確認された。
また、実施例1・2、実施例3〜6及び比較例3・4の結果を比較すると、ニッケル粒子の粒径を大きくした場合、太陽電池の出力低下を抑制できることが確認された。これは、接続領域が、半田とバスバー電極との間隔がニッケル粒子の粒径と略同等以下の領域であるためである。なお、接続領域は、エポキシ樹脂系接着剤中のニッケル粒子によって形成されている。
比較例2及び実施例7・8の結果を比較すると、半田の中央部と端部との厚み差が小さいほど、接続領域を大きくできることが確認された。これは、配線材が扁平形状に近いほど、ニッケル粒子によって形成される接続領域の幅を大きくすることができるためである
一方、比較例5の結果より、配線材を扁平形状に形成した場合には、接続領域が著しく小さくなることが確認された。その結果、配線材を熱圧着することにより太陽電池の出力は著しく低下した。これは、配線材を扁平形状に形成したため、エポキシ樹脂系接着剤の脱気を促進することができず、エポキシ樹脂系接着剤中に気体の塊が空洞となって残留したためである。即ち、実施例1〜8では、エポキシ樹脂系接着剤の脱気が促進されている。
1…太陽電池ストリング
2…受光面側保護材
3…裏面側保護材
4…封止材
10…太陽電池
11…配線材
11a…低抵抗体
11b…軟導電体
11c…軟導電体
12…樹脂接着剤
13…粒子
20…光電変換部
20a…ITO膜
20b…p型非晶質シリコン層
20c…i型非晶質シリコン層
20d…n型単結晶シリコン基板
20e…i型非晶質シリコン層
20f…n型非晶質シリコン層
20g…ITO膜
30…細線電極
40…バスバー電極
40a…突起部
50…ヒーターブロック
60…太陽電池ストリング
70…太陽電池
72…樹脂接着剤
100…太陽電池モジュール
200…太陽電池モジュール
C…接続領域
F…接続領域
W1…幅
W2…幅

Claims (5)

  1. 第1方向に沿って配列された第1及び第2の太陽電池と、
    前記第1及び第2の太陽電池を電気的に接続する配線材と、
    前記配線材と前記第1の太陽電池の主面との間に配設される樹脂接着剤と、を備え、
    前記第1の太陽電池は、
    受光により光生成キャリアを生成する光電変換部と、
    前記光電変換部の主面上に形成され、前記光生成キャリアを集電する集電電極と、を有し、
    前記配線材は、
    芯材と、
    前記芯材の表面を覆う軟導電体と、を含み、
    前記軟導電体は、
    前記集電電極と接触する接触部と、
    前記集電電極から離間するとともに、前記樹脂接着剤を介して前記集電電極と接着される非接触部と、を有する太陽電池モジュール。
  2. 前記軟導電体は、半田である請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記半田は、共晶半田又はSnAgCu系半田である請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記集電電極は、バスバー電極を含み、
    前記バスバー電極は、前記第1方向に略直交する第2方向において、前記配線材に向かって凸状に形成された突起部を有し、
    前記突起部は、前記バスバー電極の前記第2方向における端部に形成されると共に、前記半田にめり込んでいる請求項1〜3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記集電電極は、前記光電変換部から前記光生成キャリアを集電する複数本の細線電極を更に含んでおり、
    前記細線電極の一部は、前記配線材中に埋め込まれる請求項1〜4のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール。
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