JP2013217492A - 自動変速機の油圧供給装置 - Google Patents

自動変速機の油圧供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013217492A
JP2013217492A JP2012288801A JP2012288801A JP2013217492A JP 2013217492 A JP2013217492 A JP 2013217492A JP 2012288801 A JP2012288801 A JP 2012288801A JP 2012288801 A JP2012288801 A JP 2012288801A JP 2013217492 A JP2013217492 A JP 2013217492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil passage
hydraulic
automatic transmission
hydraulic pump
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012288801A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tsushima
崇 對馬
Noriyuki Yagi
紀幸 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2012288801A priority Critical patent/JP2013217492A/ja
Publication of JP2013217492A publication Critical patent/JP2013217492A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】エンジン駆動油圧ポンプと電動油圧ポンプを備える自動変速機において摩擦係合要素を介してのアイドルニュートラルによって燃費性能向上を可能にすると共に、摩擦係合要素の潤滑不足を回避する自動変速機の油圧供給装置を提供する。
【解決手段】エンジンに摩擦係合要素(クラッチ24)を介して接続される自動変速機と、エンジン駆動油圧ポンプ80cから吐出される作動油を摩擦係合要素に供給する油路80dと、潤滑必要箇所(クラッチプレート)に供給する油路80jと、作動油を油路80mに吐出する電動油圧ポンプ80nと、油路80d,80m,80jの合流点80oに介挿され、一端でバネで付勢される一方、他端でライン圧によって付勢される方向切換弁80pを備え、方向切換弁80pはセット状態において油路80mを油路80dに接続する一方、作動状態において油路80mを油路80jに接続する。
【選択図】図2

Description

この発明は自動変速機の油圧供給装置に関し、より具体的にはエンジンで駆動される油圧ポンプに加えて電動油圧ポンプを備える自動変速機の油圧供給装置に関する。
近年、赤信号などで停車するときにエンジンを停止させるアイドルストップが普及しつつあるが、そのような制御が行われる車両はエンジン停止中ではエンジン駆動による油圧ポンプから油圧が吐出されないため、下記の特許文献1記載の技術に提案される如く、エンジンで駆動される油圧ポンプに加えて電動機で駆動される電動油圧ポンプを備える。
しかしながら、その電動油圧ポンプの活用が不十分でエンジン停止中の消費電力の増加や電動油圧ポンプの大型化を招いていたことから、特許文献2記載の技術においてエンジン停止時に電動油圧ポンプとラジエタ部との間の循環を禁止するように構成している。
特開2009−069838号公報 特開2007−224887号公報
特許文献1記載の技術にあっては上記のように構成することでエンジン停止中の消費電力の増加や電動油圧ポンプの大型化を回避している。しかしながら、特許文献1記載の技術はアイドルストップを前提とするものであり、車両の走行状態によってはエアコンディショナなどの電気負荷が増加してエンジンを停止させるアイドルストップを実行できない事態も生じ得る。
そのような場合、エンジンとの間に介在される自動変速機の摩擦係合要素への供給油圧を減少して差回転を吸収させることでエンジンの動作をアイドル状態に低下させて燃費性能を向上させる、いわゆるアイドルニュートラルという技術も提唱されている。アイドルニュートラルでは、不要時、即ち、車両停止状態のアイドル回転時にトルクコンバータで差回転を吸収するよりも、発進段のクラッチで差回転を吸収する方が、エンジンにかかる負荷を低減でき、燃費性能の向上を図ることができる。
アイドルニュートラルの実行時はエンジンで駆動される油圧ポンプから吐出される作動油の量が減少するため、摩擦係合要素への潤滑用としての供給が減少するが、アイドルニュートラルの実行時はエンジンで駆動される油圧ポンプが動作しているため、電動油圧ポンプは通例停止される。その結果、摩擦係合要素の潤滑不足を招くことがある。
この発明の目的は上記した課題を解決し、エンジンで駆動される油圧ポンプに加えて電動油圧ポンプを備える自動変速機において、摩擦係合要素を介してのアイドルニュートラルによって燃費性能向上を可能にすると共に、そのときの摩擦係合要素の潤滑不足を回避するようにした自動変速機の油圧供給装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、車両に搭載されるエンジンに摩擦係合要素を介して接続される自動変速機と、前記エンジンに接続される第1油圧ポンプと、前記第1油圧ポンプの吐出口と前記自動変速機の摩擦係合要素とを接続して前記エンジンで駆動されて前記第1油圧ポンプから吐出される作動油を前記摩擦係合要素に供給する第1供給油路と、前記第1油圧ポンプによって吐出される作動油を前記自動変速機の前記摩擦係合要素の潤滑必要箇所に供給する潤滑油路と、前記第1供給油路に介挿されて前記第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力をライン圧に調圧する調圧弁と、前記車両に搭載される電動機で駆動されて作動油を第2供給油路に吐出する第2油圧ポンプと、前記第1供給油路と前記第2供給油路と前記潤滑油路の合流点に介挿され、一端でバネによって他端側に付勢される一方、前記他端側で前記ライン圧を印加されて前記一端側に付勢される方向切換弁とを備えると共に、前記方向切換弁は、前記ライン圧が前記バネのセット荷重を超えないセット状態において前記第2供給油路を前記第1供給油路に接続する一方、前記ライン圧が前記バネのセット荷重を超える作動状態において前記第2供給油路を前記潤滑油路に接続するように構成した。
請求項2に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、前記方向切換弁のバネのセット荷重は、前記ライン圧が所定値を超えるまでは前記第2供給油路を前記第1供給油路に接続する一方、前記ライン圧が前記所定値を超えた後は前記第2供給油路を前記潤滑油路に接続するように設定される如く構成した。
請求項3に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、前記所定値は、前記車両の停止時に前記摩擦係合要素を介して前記自動変速機に入力される前記エンジンの回転数に基づいて設定される如く構成した。
請求項4に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、前記調圧弁は、通電されて動作する電磁制御弁に接続され、前記第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力を、前記電磁制御弁の出力圧に応じて決定されるライン圧に調圧する如く構成した。
請求項1に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、車両に搭載されるエンジンに摩擦係合要素を介して接続される自動変速機と、エンジンに接続される第1油圧ポンプの吐出口と自動変速機の摩擦係合要素とを接続して第1油圧ポンプから吐出される作動油を摩擦係合要素に供給する第1供給油路と、第1油圧ポンプによって吐出される作動油を自動変速機の摩擦係合要素の潤滑必要箇所に供給する潤滑油路と、第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力をライン圧に調圧する調圧弁と、車両に搭載される電動機で駆動されて作動油を第2供給油路に吐出する第2油圧ポンプと、第1、第2供給油路と潤滑油路の合流点に介挿され、一端でバネによって他端側に付勢される一方、他端側でライン圧を印加されて一端側に付勢される方向切換弁とを備えると共に、方向切換弁は、ライン圧がバネのセット荷重を超えないセット状態において第2供給油路を第1供給油路に接続する一方、ライン圧がバネのセット荷重を超える作動状態において第2供給油路を前記潤滑油路に接続するように構成したので、摩擦係合要素を介してのアイドルニュートラルによってエンジン10の燃費性能の向上を可能にすると共に、方向切換弁のバネのセット荷重を適切に設定することで、エンジンがアイドル運転されるアイドルニュートラル時にはライン圧がバネのセット荷重を超える作動状態となって第2供給油路を潤滑油路に接続することを可能にして摩擦係合要素の潤滑不足を回避することができる。
また、通常の第1油圧ポンプは全域で潤滑量と吐出圧をカバーしなければならないが、第2油圧ポンプから摩擦係合要素に必要な量の作動油を潤滑用として供給することで、第1油圧ポンプの容量にその潤滑分を見込んでおくことが不要となることから、第1油圧ポンプの容量を減少させて小型化を図ることも可能となる。
請求項2に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、方向切換弁のバネのセット荷重は、ライン圧が所定値を超えるまでは第2供給油路を第1供給油路に接続する一方、ライン圧が所定値を超えた後は第2供給油路を潤滑油路に接続するように設定される如く構成したので、上記した効果に加え、方向切換弁のバネのセット荷重を適切に設定することができる。
請求項3に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、前記所定値は、車両の停止時に摩擦係合要素を介して自動変速機に入力されるエンジンの回転数に基づいて設定される如く構成したので、上記した効果に加え、所定値を的確に設定することができ、よって方向切換弁のバネのセット荷重を適切に設定することができる。
請求項4に係る自動変速機の油圧供給装置にあっては、調圧弁は、通電されて動作する電磁制御弁に接続され、第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力を、電磁制御弁の出力圧に応じて決定されるライン圧に調圧する如く構成したので、上記した効果に加え、エンジンがアイドル運転されるアイドルニュートラル時のライン圧を適切に調圧することができ、よって方向切換弁のバネのセット荷重を一層適切に設定することができる。
この発明の実施例に係る自動変速機の油圧供給装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す油圧供給装置の構成の一部を模式的に示す油圧回路図である。 図3は図2などに示す第1クラッチの断面図である。
以下、添付図面を参照してこの発明に係る自動変速機の油圧供給装置を実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係る自動変速機の油圧供給装置を全体的に示す概略図である。
以下説明すると、符号Tは自動変速機(以下「変速機」という)を示す。尚、この実施例にあっては、変速機Tとして車両1に搭載される、前進8速で後進1速の変速段を有するツインクラッチ型の自動変速機からなると共に、D,P,R,Nのレンジを有する自動変速機を例に取る。
変速機Tは、エンジン(原動機)10のクランクシャフトに接続される駆動軸10aにトルクコンバータ12を介して接続される2,4,6,8速の偶数段入力軸14を備えると共に、偶数段入力軸14と平行して1,3,5,7速の奇数段入力軸16を備える。エンジン10は例えばガソリンを燃料とする火花点火式の内燃機関からなる。
トルクコンバータ12はエンジン10の駆動軸10aに直結されるドライブプレート12aに固定されるポンプインペラ12bと、偶数段入力軸14に固定されるタービンランナ12cと、ロックアップクラッチ12dを有し、よってエンジン10の駆動力(回転)はトルクコンバータ12を介して偶数段入力軸14に伝達される。
偶数段入力軸14と奇数段入力軸16と平行にアイドル軸18が設けられる。偶数段入力軸14はギヤ14a,18aを介してアイドル軸18に接続されると共に、奇数段入力軸16はギヤ16a,18aを介してアイドル軸18と接続され、よって偶数段入力軸14と奇数段入力軸16とアイドル軸18はエンジン10の回転につれて回転する。
また、第1副入力軸20と第2副入力軸22とが奇数段入力軸16と偶数段入力軸14の外周にそれぞれ同軸かつ相対回転自在に配置される。
奇数段入力軸16と第1副入力軸20は第1クラッチ24を介して接続されると共に、偶数段入力軸14と第2副入力軸22も第2クラッチ26を介して接続される。第1、第2クラッチ24,26は共に油圧作動の湿式多板クラッチからなる。
偶数段入力軸14と奇数段入力軸16の間には、偶数段入力軸14と奇数段入力軸16と平行に出力軸28が配置される。偶数段入力軸14と奇数段入力軸16とアイドル軸18と出力軸28はベアリング30で回転自在に支承される。
奇数段側の第1副入力軸20には1速ドライブギヤ32と、3速ドライブギヤ34と、5速ドライブギヤ36と、7速ドライブギヤ38が固定されると共に、偶数段側の第2副入力軸22には2速ドライブギヤ40と4速ドライブギヤ42と6速ドライブギヤ44と8速ドライブギヤ46が固定される。
出力軸28には1速ドライブギヤ32と2速ドライブギヤ40に噛合する1速−2速ドリブンギヤ48と、3速ドライブギヤ34と4速ドライブギヤ42に噛合する3速−4速ドリブンギヤ50と、5速ドライブギヤ36と6速ドライブギヤ44と噛合する5速−6速ドリブンギヤ52と、7速ドライブギヤ38と8速ドライブギヤ46と噛合する7速−8速ドリブンギヤ54が固定される。
アイドル軸18には、出力軸28に固定される1速−2速ドリブンギヤ48と噛合するRVS(後進)アイドルギヤ56が回転自在に支持される。アイドル軸18とRVSアイドルギヤ56はRVSクラッチ58を介して接続される。RVSクラッチ58は、第1、第2クラッチ24,26と同様、油圧作動の湿式多板クラッチからなるが、第1、第2クラッチ24,26に比して小径で摩擦材枚数も少なく構成される。
奇数段入力軸16には1速ドライブギヤ32と3速ドライブギヤ34を選択的に第1副入力軸20に固定する1−3速シンクロ機構60と、5速ドライブギヤ36と7速ドライブギヤ38を選択的に第1副入力軸20に固定する5−7速シンクロ機構62が配置される。
偶数段入力軸14には2速ドライブギヤ40と4速ドライブギヤ42を選択的に第2副入力軸22に固定する2−4速シンクロ機構64と、6速ドライブギヤ44と8速ドライブギヤ46を選択的に第2副入力軸22に固定する6−8速シンクロ機構66が配置される。シンクロ機構60,62,64,66を「選択機構」ともいう。
エンジン10の駆動力は、第1クラッチ24あるいは第2クラッチ26が係合されるとき、奇数段入力軸16から第1副入力軸20あるいは偶数段入力軸14から第2副入力軸22に伝達され、さらに上記したドライブギヤとドリブンギヤを介して出力軸28に伝達される。
尚、後進時には、エンジン10の駆動力は、偶数段入力軸14、ギヤ14a、ギヤ18a、RVSクラッチ58、アイドル軸18、RVSアイドルギヤ56、1速−2速ドリブンギヤ48を介して出力軸28に伝達される。出力軸28はギヤ28a,70を介してディファレンシャル機構72に接続され、ディファレンシャル機構72はドライブシャフト74を介して車輪76に接続される。車両1は車輪76などで部分的に示す。
シンクロ機構60,62,64,66は全て油圧を供給されて動作する。これらシンクロ機構と第1、第2クラッチ24,26とRVSクラッチ58に油圧を供給するため、油圧供給装置80が設けられる。
図2は油圧供給装置80の構成の一部を模式的に示す油圧回路図である。
図2などを参照して説明すると、油圧供給装置80において、リザーバ80aからストレーナ80bを介して油圧ポンプ(送油ポンプ)80cによって汲み上げられた作動油ATFは、吐出口80c1から油路(第1供給油路)80dに吐出される。
油圧ポンプ80cはエンジン(図で「E」と示す)10に接続、より正確にはギヤを介してエンジン10に接続されるトルクコンバータ12のポンプインペラ12bに連結され、エンジン10によって駆動される。
油路80dにはレギュレータバルブ(調圧弁)80eが介挿され、吐出された作動油の圧力(油圧)はレギュレータバルブ80eによってライン圧に調圧(減圧)される。
レギュレータバルブ80eによって調圧されたライン圧は油路80dからリニアソレノイドバルブ(油圧制御弁(電磁制御弁))80fの入力ポートに送られる。リニアソレノイドバルブ80fは通電量に比例してスプールを移動させて出力ポートからの出力圧をリニアに変更する特性を備えると共に、通電されるとスプールが開放位置に移動するN/C(ノーマル・クローズ)型として構成される。
リニアソレノイドバルブ80fの出力ポートはクラッチシフトバルブ80gを介して前記した奇数段入力軸16の第1クラッチ(摩擦係合要素)24に接続される。
図3は第1クラッチ24の断面図である。
第1クラッチ24は、図示の如く、奇数段入力軸16に固定されるクラッチドラム24aと、第1副入力軸20(図示せず)に固定されるクラッチハブ24bと、その間に配置されたピストン24cを備える。ピストン24cとクラッチドラム24aの間には油圧室24dが形成される。
図2に示したリニアソレノイドバルブ80fの出力ポートは油路24eを介してピストン24cの油圧室24dに接続される。ピストン24cは油路24eから矢印(破線)で示されるようにクラッチ油圧を供給されるとき、前進してクラッチドラム24aから突設されるプレート24gをクラッチハブ24bから対向して突設されるプレート24hに押圧して第1副入力軸20を奇数段入力軸16に固定する一方、油圧を排出されて開放(オフ)されるとき、第1副入力軸20と奇数段入力軸16との接続を遮断する。
プレート24g,24hは前記した「摩擦係合要素の潤滑必要箇所」に該当し、潤滑油導入路24iに接続され、矢印(実線)で示されるように潤滑油導入路24iから作動油がクラッチ潤滑油として供給されるとき、プレート24g,24hは作動油で潤滑される。
図2の説明に戻ると、油路80dはこのように、油圧ポンプ80cの吐出口80c1と変速機Tの第1クラッチ24とを接続してエンジン10で駆動されて油圧ポンプ80cから吐出される作動油を第1クラッチ24に供給する第1供給油路として機能する。
尚、油圧供給装置80は、リニアソレノイドバルブ80fとクラッチシフトバルブ80gに加え、第2から第4リニアソレノイドバルブと、第2クラッチシフトバルブと、3個のサーボシフトバルブと、多くのソレノイドバルブ(油圧制御弁(電磁弁))を備え、第1クラッチ24の他、第2クラッチ26、前記したシンクロ機構60から66とトルクコンバータ12にも油圧(作動油ATFの圧力)を給排するが、アイドルニュートラルにおいては第1クラッチ24への油圧のみが制御されるため、それらの図示と説明を省略する。
さらに、油圧供給装置80は、油圧ポンプ80cによって吐出される作動油を潤滑必要箇所(クラッチ24のプレート24g,24h)に供給する油路(潤滑油路)80jと、車両1に搭載される電動機80k(図1で図示省略)で駆動されて作動油を油路(第2供給油路)80mに吐出する電動油圧ポンプ(送油ポンプ。第2油圧ポンプ)80nと、油路80dと油路80mと油路80jの合流点80oに介挿されるシフトバルブ(方向切換弁)80pを備える。
また、レギュレータバルブ80eによって調圧されたライン圧は潤滑必要部位80iに送られる。油路80jは潤滑必要部位80iに接続されると共に、その上流側で分岐路80j1を介して分岐して第1クラッチ24の潤滑油導入路24iに接続され、さらにそれからプレート24g,24h(潤滑必要箇所)に接続される。
即ち、油路80jは第1クラッチ24の潤滑導入油路24iに作動油を潤滑油として専ら供給する油路として機能する。尚、車両1が1速に代えて2速で発進されるような場合には、第1クラッチ24に代え、アイドルニュートラルが第2クラッチ26で行われるため、油路80jは第2クラッチ26の潤滑油路に接続される。
潤滑必要部位80iは第1クラッチ24の摩擦必要箇所以外の潤滑必要部位を意味し、具体的には第2クラッチ26、シンクロ機構60から66、トルクコンバータ12、偶数段入力軸14、奇数段入力軸16、アイドル軸18、第1、第2副入力軸20,22,1速ドライブギヤ32などの変速段ギヤ群など、変速機Tのほとんどの部位を意味する。
ここで、シフトバルブ80pは一端でバネ80p1によって他端側に付勢される一方、他端側で油路80dから油路80qを介してライン圧を印加されて一端側に付勢される。
より具体的にはシフトバルブ80pは内部に移動自在なスプール(図示せず)を備え、そのスプールは一端でバネ80p1によって他端側に付勢される一方、他端側で油路80dから油路80qを介して導入されるライン圧を印加されて一端側に付勢される。
図示の如く、シフトバルブ80pの入力側は油路80mに接続されると共に、出力側は油路80dと油路80jに選択的に接続される。油路80dにはチェックバルブ(逆止弁)80r,80sが介挿され、油路80dを介しての油圧ポンプ80cから吐出される作動油の電動油圧ポンプ80nへの逆流、および電動油圧ポンプ80nから吐出される作動油の油圧ポンプ80cへの逆流を防止する。
尚、レギュレータバルブ80eはリニアソレノイドバルブ(油圧制御弁)80tに接続される。リニアソレノイドバルブ80tは通電されて動作され、よってレギュレータバルブ80eは、油圧ポンプ80cから吐出される作動油の圧力を、リニアソレノイドバルブ80tの出力圧に応じて決定されるライン圧に調圧するように構成される。
図1の説明に戻ると、変速機Tはシフトコントローラ84を備える。シフトコントローラ84はマイクロコンピュータを備えた電子制御ユニット(ECU)として構成される。また、エンジン10の動作を制御するために同様にマイクロコンピュータを備えた電子制御ユニットから構成されるエンジンコントローラ86が設けられる。
シフトコントローラ84はエンジンコントローラ86と通信自在に構成され、エンジンコントローラ86からエンジン回転数、スロットル開度、AP開度などの情報を取得する。
さらに、偶数段入力軸14の付近には第1の回転数センサ90が配置され、変速機Tの入力回転数NMを示す信号を出力すると共に、第1、第2副入力軸20,22と出力軸28にはそれぞれ第2、第3、第4の回転数センサ92,94,96が配置され、それらの回転数を示す信号を出力する。ドライブシャフト74の付近には第5の回転数センサ100が配置され、車速Vを示す信号を出力する。
また油圧供給装置80の第1クラッチ24に接続される油路80dと第2クラッチ26に接続される油路(図2で図示省略)には第1、第2の圧力センサ102,104が配置され、第1、第2クラッチ24,26に供給される作動油ATFの圧力(油圧)を示す信号を出力すると共に、リザーバ80aの付近には温度センサ106(図2で図示省略)が配置され、油温(作動油ATFの温度)TATFを示す信号を出力する。
また車両1の運転席に配置されたレンジセレクタ(図示せず)の付近にはレンジセレクタポジションセンサ110が配置され、レンジセレクタ上に運転者から見てP,R,N,Dと示されたレンジのうち運転者に操作(選択)されたレンジを示す信号を出力する。
これらセンサの出力は全てシフトコントローラ84に入力される。シフトコントローラ84は、それらセンサの出力とエンジンコントローラ86と通信して得られる情報に基づき、上記したリニアソレノイドバルブ80fなどを励磁・消磁して変速機T、より具体的には第1、第2クラッチ24,26、シンクロ機構60から66、トルクコンバータ12の動作を制御する。
図2に戻ると、この実施例において特徴的なことは、シフトバルブ80pは、ライン圧がバネ80p1のセット荷重(初期荷重)を超えないセット状態において油路80mを油路80dに接続する一方、ライン圧がバネ80p1のセット荷重を超える作動状態において油路80mを油路80jに接続するように構成したことにある。
より具体的には、シフトバルブ80pのバネ80p1のセット荷重は、レギュレータバルブ80eにおいてリニアソレノイドバルブ80tによって調圧されるライン圧が所定値を超えるまでは油路80mを油路80dに接続する一方、そのライン圧が所定値を超えた後は油路80mを油路80jに接続するように設定されるように構成した。所定値は、車両1の停止時に第1クラッチ24を介して変速機Tに入力されるエンジン10の回転数に基づいて設定される。
即ち、前記した如く、アイドルストップができない走行状態にあっても、エンジン10との間に介在される変速機Tの第1クラッチ24などの摩擦係合要素への供給油圧を減少して差回転を吸収させることでエンジン10の動作をアイドル状態に低下させるアイドルニュートラルを実行して燃費性能を向上させることができる。
アイドルニュートラルにおいては1速ギヤを確立するため、第1、第2クラッチ24,26のうち、第1クラッチ24が用いられ、第1クラッチ24への供給油圧を減少させ、第1副入力軸20を奇数段入力軸16に対して滑らせつつ、僅かに係合(締結)させて発進に備えるように制御される。
しかしながら、アイドルニュートラルの実行時はエンジン10で駆動される油圧ポンプ80cから吐出される作動油の量が減少するため、第1クラッチ24のプレート24g,24h(潤滑必要箇所)への潤滑用としての供給が不足する。他方、アイドルニュートラルの実行時はエンジン10で駆動される油圧ポンプが動作しているため、電動油圧ポンプ80nは通例停止されていた。
その点に鑑み、この実施例にあっては、アイドルニュートラルの実行時に電動油圧ポンプ80nを動作させると共に、油圧ポンプ80cの吐出口80c1と第1クラッチ24とを接続してエンジン10で駆動されて油圧ポンプ80cから吐出される作動油を第1クラッチ24に供給する第1供給油路80dと、電動油圧ポンプ80nから作動油が吐出される油路80mと、油圧ポンプ80cによって吐出される作動油を潤滑必要箇所(プレート24g,24h)に供給する油路80jの合流点80oにシフトバルブ80pを介挿した。
さらに、シフトバルブ80pの一端をバネ80p1によって他端側に付勢する一方、他端側にライン圧を印加して一端側に付勢し、よってシフトバルブ80pは、ライン圧がバネ80p1のセット荷重(初期荷重)を超えないセット状態において油路80mを油路80dに接続する一方、ライン圧がバネ80p1のセット荷重を超える作動状態において油路80mを油路80jに接続するように構成し、第1クラッチ24のプレート24g,24h(潤滑必要箇所)への潤滑用としての供給が不足するのを防止した。
尚、上記以外にもライン圧回路に分岐路(オリフィス)を設けて潤滑必要箇所(第1クラッチ24のプレート24g,24h)に作動油を供給する構成も考えられるが、ライン圧回路から潤滑必要箇所に作動油を直接供給するため、作動油が高温のとき、第1クラッチ24(あるいは第2クラッチ26)などへの供給圧が低下するおそれがある。
さらに、図2においてクラッチシフトバルブ80gと並列に第2のシフトバルブを追加して潤滑必要箇所に作動油を供給する構成も考えられるが、その分だけ回路構成が複雑となる。
上記した如く、この実施例にあっては、車両1に搭載されるエンジン10に摩擦係合要素(第1クラッチ24)を介して接続される自動変速機(変速機T)と、前記エンジンに接続される第1油圧ポンプ(油圧ポンプ)80cと、前記第1油圧ポンプの吐出口80c1と前記自動変速機の摩擦係合要素とを接続して前記エンジンで駆動されて前記第1油圧ポンプから吐出される作動油を前記摩擦係合要素に供給する第1供給油路(油路)80dと、前記第1油圧ポンプによって吐出される作動油を前記自動変速機の前記摩擦係合要素の潤滑必要箇所(第1クラッチ24のプレート24g,24h)に供給する潤滑油路(油路)80jと、前記第1供給油路に介挿されて前記第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力をライン圧に調圧する調圧弁(レギュレータバルブ)80eと、前記車両1に搭載される電動機80kで駆動されて作動油を第2供給油路(油路)80mに吐出する第2油圧ポンプ(電動油圧ポンプ)80nと、前記第1供給油路80dと前記第2供給油路80mと前記潤滑油路80jの合流点80oに介挿され、一端でバネ80p1によって他端側に付勢される一方、前記他端側で前記ライン圧を印加されて前記一端側に付勢される方向切換弁80pとを備えると共に、前記方向切換弁80pは、前記ライン圧が前記バネのセット荷重を超えないセット状態において前記第2供給油路80mを前記第1供給油路80dに接続する一方、前記ライン圧が前記バネのセット荷重を超える作動状態において前記第2供給油路80mを前記潤滑油路80jに接続するように構成したので、第1クラッチ24を介してのアイドルニュートラルによってエンジン10の燃費性能の向上を可能にすると共に、シフトバルブ80pのバネ80p1のセット荷重を適切に設定することで、エンジン10がアイドル運転されるアイドルニュートラル時にはライン圧がバネ80p1のセット荷重を超える作動状態となって油路80mを油路80jに接続することを可能にして第1クラッチ24の潤滑不足を回避することができる。
また、電動油圧ポンプ80nから第1クラッチ24に必要な量の作動油を潤滑用として供給することで、油圧ポンプ80cの容量にその潤滑分を見込んでおくことが不要となることから、油圧ポンプ80cの容量を減少させて小型化を図ることも可能となる。
また、前記方向切換弁(シフトバルブ)80pのバネ80p1のセット荷重は、前記ライン圧が所定値を超えるまでは前記第2供給油路(油路)80mを前記第1供給油路(油路)80dに接続する一方、前記ライン圧が前記所定値を超えた後は前記第2供給油路を前記潤滑油路(油路)80jに接続するように設定される如く構成したので、上記した効果に加え、シフトバルブ80pのバネ80p1のセット荷重を適切に設定することができる。
また、前記所定値は、前記車両1の停止時に前記摩擦係合要素(第1クラッチ)24を介して前記自動変速機(変速機)Tに入力される前記エンジン10の回転数に基づいて設定される如く構成したので、上記した効果に加え、所定値を的確に設定することができ、よってシフトバルブ80pのバネ80p1のセット荷重を適切に設定することができる。
また、前記調圧弁(レギュレータバルブ)80eは、通電されて動作する電磁制御弁(リニアソレノイドバルブ)80tに接続され、前記第1油圧ポンプ(油圧ポンプ)80cから吐出される作動油の圧力を、前記電磁制御弁の出力圧に応じて決定されるライン圧に調圧する如く構成したので、上記した効果に加え、エンジン10がアイドル運転されるアイドルニュートラル時のライン圧を適切に調圧することができ、よってシフトバルブ80pのバネ80p1のセット荷重を一層適切に設定することができる。
尚、上記において、図2に想像線で示す如く、油圧供給回路80の油路80jにチェックバルブ(逆止弁)80vを設けても良い。
また、自動変速機としてツインクラッチ型の自動変速機を例にとって説明したが、自動変速機はツインクラッチ型に限られるものではなく、摩擦係合要素を介してエンジンの出力を入力するものであれば、無段変速機(CVT)あるいは有段の自動変速機であっても良い。例えば、無段変速機であれば摩擦係合要素は前進クラッチなどが相当する。
また、原動機としてエンジン(内燃機関)を例示したが、エンジンの出力が変速機に入力される限り、電動機を有するハイブリッド型であっても良い。
T 変速機(自動変速機)、1 車両、10 エンジン、12 トルクコンバータ、12d ロックアップクラッチ、14 偶数段入力軸、16 奇数段入力軸、18 アイドル軸、20 第1副入力軸、22 第2副入力軸、24 第1クラッチ(摩擦係合要素)、24g,24h プレート(潤滑必要箇所)、26 第2クラッチ、28 出力軸、32,34,36,38,40,42,44,46 ドライブギヤ、48,50,52,54 ドリブンギヤ、56 RVSアイドルギヤ、58 RVSクラッチ、60,62,64,66 シンクロ機構(選択機構)、76 車輪、80 油圧供給装置、80c 油圧ポンプ(第1油圧ポンプ)、80d 油路(第1供給油路)、80e レギュレータバルブ(調圧弁)、80f リニアソレノイドバルブ、80g クラッチシフトバルブ、80i 潤滑必要部位、80j 油路(潤滑油路)、80k 電動機、80m 油路(第2供給油路)、80n 電動油圧ポンプ(第2油圧ポンプ)、80o 合流点、80p シフトバルブ(方向切換弁)、80p1 バネ、80q 油路、80r,80s チェックバルブ、80t リニアソレノイドバルブ(電磁制御弁)、84 シフトコントローラ、86 エンジンコントローラ

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるエンジンに摩擦係合要素を介して接続される自動変速機と、前記エンジンに接続される第1油圧ポンプと、前記第1油圧ポンプの吐出口と前記自動変速機の摩擦係合要素とを接続して前記エンジンで駆動されて前記第1油圧ポンプから吐出される作動油を前記摩擦係合要素に供給する第1供給油路と、前記第1油圧ポンプによって吐出される作動油を前記自動変速機の前記摩擦係合要素の潤滑必要箇所に供給する潤滑油路と、前記第1供給油路に介挿されて前記第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力をライン圧に調圧する調圧弁と、前記車両に搭載される電動機で駆動されて作動油を第2供給油路に吐出する第2油圧ポンプと、前記第1供給油路と前記第2供給油路と前記潤滑油路の合流点に介挿され、一端でバネによって他端側に付勢される一方、前記他端側で前記ライン圧を印加されて前記一端側に付勢される方向切換弁とを備えると共に、前記方向切換弁は、前記ライン圧が前記バネのセット荷重を超えないセット状態において前記第2供給油路を前記第1供給油路に接続する一方、前記ライン圧が前記バネのセット荷重を超える作動状態において前記第2供給油路を前記潤滑油路に接続するように構成されることを特徴とする自動変速機の油圧供給装置。
  2. 前記方向切換弁のバネのセット荷重は、前記ライン圧が所定値を超えるまでは前記第2供給油路を前記第1供給油路に接続する一方、前記ライン圧が前記所定値を超えた後は前記第2供給油路を前記潤滑油路に接続するように設定されることを特徴とする請求項1記載の自動変速機の油圧供給装置。
  3. 前記所定値は、前記車両の停止時に前記摩擦係合要素を介して前記自動変速機に入力される前記エンジンの回転数に基づいて設定されることを特徴とする請求項2記載の自動変速機の油圧供給装置。
  4. 前記調圧弁は、通電されて動作する電磁制御弁に接続され、前記第1油圧ポンプから吐出される作動油の圧力を、前記電磁制御弁の出力圧に応じて決定されるライン圧に調圧することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自動変速機の油圧供給装置。
JP2012288801A 2012-03-12 2012-12-28 自動変速機の油圧供給装置 Pending JP2013217492A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288801A JP2013217492A (ja) 2012-03-12 2012-12-28 自動変速機の油圧供給装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012054671 2012-03-12
JP2012054671 2012-03-12
JP2012288801A JP2013217492A (ja) 2012-03-12 2012-12-28 自動変速機の油圧供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013217492A true JP2013217492A (ja) 2013-10-24

Family

ID=49589809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012288801A Pending JP2013217492A (ja) 2012-03-12 2012-12-28 自動変速機の油圧供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013217492A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107208782A (zh) * 2015-01-23 2017-09-26 大众汽车有限公司 用于控制和/或调节机动车的液压***的方法
JP2018151014A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 ジヤトコ株式会社 切替弁装置
WO2019093118A1 (ja) * 2017-11-09 2019-05-16 マツダ株式会社 車両のパワートレイン装置
IT201800006623A1 (it) * 2018-06-25 2019-12-25 Sistema idraulico multifunzione

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107208782A (zh) * 2015-01-23 2017-09-26 大众汽车有限公司 用于控制和/或调节机动车的液压***的方法
US10508730B2 (en) 2015-01-23 2019-12-17 Volkswagen Aktiengesellschaft Method for an open-loop and/or closed-loop control of a hydraulic system of a motor vehicle
JP2018151014A (ja) * 2017-03-14 2018-09-27 ジヤトコ株式会社 切替弁装置
WO2019093118A1 (ja) * 2017-11-09 2019-05-16 マツダ株式会社 車両のパワートレイン装置
CN111316018A (zh) * 2017-11-09 2020-06-19 马自达汽车株式会社 车辆动力传动装置
US11143293B2 (en) 2017-11-09 2021-10-12 Mazda Motor Corporation Power train device for vehicles
IT201800006623A1 (it) * 2018-06-25 2019-12-25 Sistema idraulico multifunzione
WO2020001908A1 (en) * 2018-06-25 2020-01-02 Vhit S.P.A. Societa Unipersonal Multi-purpose hydraulic system
CN112334684A (zh) * 2018-06-25 2021-02-05 Vhit私人股份有限公司 多用途液压***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5195449B2 (ja) 動力伝達装置およびこれを搭載する車両
JP5702228B2 (ja) 変速機の油圧供給装置
JP4707585B2 (ja) 車両用制御装置
JP6107930B2 (ja) 車両の油圧制御装置
JP4922224B2 (ja) 多段自動変速機
JP4754962B2 (ja) 車両用潤滑装置
JP4211646B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
WO2011001841A1 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP5702229B2 (ja) 変速機の油圧供給装置
JP7040085B2 (ja) 油圧作動式変速機
JP2013217492A (ja) 自動変速機の油圧供給装置
JP5320413B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2007223442A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
US9234583B2 (en) Hydraulic supply system for torque converter impeller clutch
JP2019158049A (ja) 油圧制御装置およびその制御方法
JP4923844B2 (ja) 油圧制御装置
JP4833675B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP5233693B2 (ja) 動力伝達装置およびこれを搭載する車両
JP5515974B2 (ja) 油圧制御装置
JP2013199985A (ja) 自動変速機の油圧供給装置
JP4862830B2 (ja) 流体伝動装置用の制御装置
JP2007085485A (ja) 油圧制御装置
JP2007078011A (ja) 自動変速機の油圧調整装置
JP2014202291A (ja) エンジン自動停止機能付車両
JP5910760B2 (ja) 油圧制御装置