JP2013202057A - 放射線撮影システム、並びに放射線画像検出装置 - Google Patents

放射線撮影システム、並びに放射線画像検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数種の放射線画像検出装置の中から低線量撮影に適したものを確実に選択させ、かつ撮影条件の妥当性を確認可能とする。
【解決手段】コンソール15の撮影条件算出部40は、撮影条件テーブル30のIPカセッテ用の撮影条件のうちの照射時間に、感度係数テーブル35の電子カセッテの感度係数を乗算することで、電子カセッテ用の撮影条件を算出する。入出力制御部41は、算出された電子カセッテ用の撮影条件とIPカセッテ用の撮影条件の一覧を撮影条件一覧/装置選択ウィンドウとしてディスプレイ17に表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、放射線撮影システム、並びに放射線画像検出装置に関する。
医療分野において、放射線、例えばX線を利用したX線撮影システムが知られている。X線撮影システムは、X線を被検体(患者)に向けて照射するX線源、被検体を透過したX線を受けてX線画像を検出するX線画像検出装置、X線源とX線画像検出装置の駆動を制御する線源制御装置とコンソール、並びにX線の照射開始指示を入力するための照射スイッチを有している。
最近のX線撮影システムの分野では、X線フイルムやイメージングプレート(IP)に代わり、フラットパネルディテクタ(FPD;flat panel detector)を検出パネルとして用いたX線画像検出装置が普及している。FPDには、X線の到達線量に応じた信号電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配列されている。FPDは、画素毎に信号電荷を蓄積し、蓄積した信号電荷を信号処理回路で電圧信号に変換することで、被検体の画像情報を表すX線画像を検出し、これをデジタルな画像データとして出力する。
FPDを直方体形状の筐体に内蔵した電子カセッテ(可搬型のX線画像検出装置)も実用化されている。電子カセッテは、撮影台に据え付けられて取り外し不可なタイプと違って、フイルムカセッテやIPカセッテ用の既存の撮影台や専用の撮影台に着脱可能に取り付けて使用される他、据え付け型では撮影困難な部位を撮影するためにベッド上に置いたり被検体自身に持たせたりして使用される。また、自宅療養中の高齢者や、事故、災害等による急病人を撮影するため、撮影台の設備がない病院外に持ち出して使用されることもある。
ところで、病院では立位撮影用と臥位撮影用に電子カセッテを二台揃え、撮影時に使用する電子カセッテを選択したりしている。また、新しい電子カセッテを購入した後も、その前に使っていた電子カセッテ、あるいはフイルムカセッテやIPカセッテを併用していることが多い。
このように複数のX線画像検出装置を扱う際の利便性を高めるため、特許文献1では、X線画像検出装置(センサユニット)からX線に対する感度等の情報(センサユニット情報)を受信し、この情報に基づき管電圧、管電流、mAs値等の撮影条件(制御パラメータ、撮影パラメータ)を自動設定している。そして、感度が異なるX線画像検出装置を交換したときに、撮影条件の表示を変更している。特許文献2には、複数のX線画像検出装置(医用画像撮影装置、リーダ)の撮影部位等の撮影動作状態をコンソールの画面内に並列表示することが記載されている。
特開2012−011207号公報 特開2004−073462号公報
X線画像検出装置は、検出パネルがフイルムやIPからFPDへと進化するとともに高感度化も達成され、低い線量でも従来と同様かそれ以上に鮮明なX線画像を得ることが可能になってきている。そしてX線画像検出装置の高感度化と昨今の患者への被曝量低減の趨勢に伴い、できるだけ低い線量で撮影を行うことが医療施設にも求められている。
特許文献1では、X線画像検出装置を交換したときに撮影条件の表示が切り替わるため、そのX線画像検出装置が他と比べて低線量撮影に向いているかどうかを判断することができない。また、今まで使用していたX線画像検出装置を新しいものに交換したときに急に撮影条件の表示が変更されると放射線技師等のオペレータが戸惑ってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたもので、複数種の放射線画像検出装置の中から低線量撮影に適したものを確実に選択することが可能で、かつ撮影条件の妥当性を確認することが可能な放射線撮影システム、並びに放射線画像検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の放射線撮影システムは、被検体に向けて放射線を照射する放射線源と、放射線を受けて放射線画像を検出する複数種の放射線画像検出装置と、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影に使用する管電流、および照射時間を少なくとも含む撮影条件を複数種比較可能に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。なお、管電流と照射時間をそれぞれ別個に表示してもよいし、管電流と照射時間を積算した管電流照射時間積(mAs値)を表示してもよい。
各放射線画像検出装置の放射線に対する感度の情報を取得する情報取得手段と、情報取得手段で取得した感度の情報に基づき、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件を算出する算出手段とをさらに備え、表示手段は、算出手段で算出した撮影条件を表示する。情報取得手段は、例えばオペレータからの感度の情報の入力を受け付ける入力デバイス、または外部から送信される感度の情報を受信する通信I/Fである。
情報取得手段は、ある放射線画像検出装置の感度を基準として規格化した感度係数を取得し、算出手段は、ある放射線画像検出装置を選択使用したときの基準の撮影条件と感度係数に基づき、ある放射線画像検出装置以外の放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件を算出する。より具体的には、算出手段は、基準の撮影条件のうちの照射時間に、放射線画像検出装置の感度係数を乗算する。
照射時間の算出結果と管電流の積が放射線源に設定可能な最大値以上または最小値以下となった場合、算出手段は管電流照射時間積が最大値または最小値に止まるよう照射時間をクリップする。あるいは、照射時間の算出結果が最小値以下となった場合、算出手段は、照射時間を最小値にクリップしたうえで管電流を下げる。
表示手段は、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件とともに基準の撮影条件も比較可能に表示する。
基準の撮影条件と、算出手段で算出したある放射線画像検出装置以外の放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件を記憶する記憶手段を備えていてもよい。
ある放射線画像検出装置は、複数種の放射線画像検出装置の中で最も感度が低いものである。
放射線の累積線量が目標値に達したら放射線の照射を停止させる自動露出制御機能をもつ放射線画像検出装置が選択使用された場合、表示手段は、照射時間が最大値に設定される自動露出制御機能がONのときの撮影条件、算出手段で算出した自動露出制御機能がOFFのときの撮影条件、および実際の撮影における管電流および照射時間の実績値を比較可能に表示する。
また、表示手段は、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件とともに所望の放射線画像検出装置を選択するためのGUIを表示する。この場合、表示手段は、GUIで選択された放射線画像検出装置の撮影条件を他と区別して表示する。
なお、表示手段等は放射線画像検出装置の駆動を制御するコンソールに設けてもよいし、放射線源の駆動を制御する線源制御装置に設けてもよい。あるいは、放射線画像検出装置自体に設けてもよい。
放射線を受けて放射線画像を検出する放射線画像検出装置であり、他の複数種の放射線画像検出装置と選択使用される放射線画像検出装置であって、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影に使用する管電流、および照射時間を少なくとも含む撮影条件を複数種比較可能に表示する第一表示手段を備えることを特徴とする。
選択された旨を表示する第二表示手段を備えることが好ましい。また、放射線の到達線量に応じた電荷を蓄積する画素が配列された検出パネルが可搬型の筐体に収納された電子カセッテであることが好ましい。
本発明によれば、複数種の放射線画像検出装置を選択使用する場合、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影に使用する管電流、および照射時間を少なくとも含む撮影条件を複数種比較可能に表示するので、複数種の放射線画像検出装置の中から低線量撮影に適したものを確実に選択することが可能で、かつ撮影条件の妥当性を確認することが可能となる。
X線撮影システムの構成を示す概略図である。 コンソールを構成するコンピュータを示すブロック図である。 撮影条件テーブルを示す図である。 感度係数テーブルを示す図である。 コンソールの内部構成を示すブロック図である。 撮影条件一覧/装置選択ウィンドウを示す図である。 X線撮影システムにおいてX線撮影を開始するまでの手順を示すフローチャートである。 撮影条件一覧を表示する液晶ディスプレイを備えた電子カセッテを示す外観斜視図である。 AEC確認ウィンドウを示す図である。
図1において、X線撮影システム2は、X線を放射するX線管を内蔵したX線源10と、X線源10の動作を制御する線源制御装置11と、X線の照射開始を指示するための照射スイッチ12と、被検体である患者を透過したX線を検出してX線画像を出力する電子カセッテ13a、13b、IPカセッテ(CRカセッテとも呼ばれる)14と、電子カセッテ13a、13bの動作制御やX線画像の画像処理を担うコンソール15とを有する。この他にも患者を立位姿勢で撮影するための立位撮影台、臥位姿勢で撮影するための臥位撮影台、X線源10を所望の方向および位置にセットするための線源移動装置やIPカセッテ14に担持されたX線画像を読み取る画像読取装置(ともに図示せず)等が設けられている。X線源10は電子カセッテ13a、13b、IPカセッテ14の三台のX線画像検出装置で共用される。
線源制御装置11は、照射スイッチ12からの操作信号に応じてX線源10に電力供給を開始し、X線源10からX線を照射させる。X線の照射を開始してから予め設定した撮影条件の照射時間に達したとき、線源制御装置11はX線源10への電力供給を停止し、X線の照射を停止させる。
電子カセッテ13a、13bは、周知のFPDとFPDを収容する可搬型の筐体とからなる。IPカセッテ14もイメージングプレートを筐体で覆った従来周知の構成を有する。電子カセッテ13a、13bは性能が異なり、例えば電子カセッテ13aが新規に購入したもので、電子カセッテ13bよりもX線に対する感度が高い。IPカセッテ14は例えば電子カセッテ13a、13bの購入前にあった最古参のもので、これら三台のX線画像検出装置の中ではX線に対する感度が最も低い。このため、同じ管電圧、管電流をX線源10のX線管に与えてX線を照射した場合、同等のX線画像の画質を得るために要するX線の照射時間は電子カセッテ13aが最も短く、IPカセッテ14が最も長い。これら三台のX線画像検出装置のうちいずれを使用して撮影するかはコンソール15で選択する。図では電子カセッテ13aがコンソール15に接続され、電子カセッテ13aで撮影を行う状態が示されている。
電子カセッテ13a、13bには、X線の照射開始、終了を判定する機能が備わっている。X線の照射開始と判定した場合、FPDは電荷蓄積動作を開始し、終了と判定した場合読み出し動作に移行する。
コンソール15は、有線方式や無線方式により電子カセッテ13a、13b、IPカセッテ14用の画像読取装置と通信可能に接続されており、入力デバイス16を介したオペレータからの入力操作に応じて電子カセッテ13a、13b、画像読取装置の動作を制御する。電子カセッテ13a、13bと画像読取装置とからのX線画像はコンソール15のディスプレイ17に表示される他、そのデータがコンソール15内のメモリ21やストレージデバイス22(ともに図2参照)、あるいはコンソール15とネットワーク接続された画像蓄積サーバといったデータストレージに記憶される。なお、入力デバイス16は、キーボードやマウス、あるいはディスプレイ17と一体となったタッチパネル等である。
コンソール15は、患者の性別、年齢、撮影部位、撮影目的といった情報が含まれる検査オーダの入力を受け付けて、検査オーダをディスプレイ17に表示する。検査オーダは、HIS(病院情報システム)やRIS(放射線情報システム)といった患者情報や放射線検査に係る検査情報を管理する外部システムから入力されるか、オペレータにより手動入力される。検査オーダには、頭部、胸部、腹部等の撮影部位、正面、側面、斜位、PA(X線を患者の背面から照射)、AP(X線を患者の正面から照射)といった撮影方向が含まれる。オペレータは、検査オーダの内容をディスプレイ17で確認し、その内容に応じた撮影部位をディスプレイ17に映された操作画面を通じて入力する。なお、以下の説明では撮影部位と撮影方向をまとめて撮影部位という。
図2において、コンソール15を構成するコンピュータは、上述の入力デバイス16、ディスプレイ17の他に、CPU20、メモリ21、ストレージデバイス22、および通信I/F23を備えている。これらはデータバス24を介して相互接続されている。
ストレージデバイス22は、例えばハードディスクドライブである。ストレージデバイス22には、制御プログラムやアプリケーションプログラム25が記憶される。アプリケーションプログラム25は、検査オーダやX線画像の表示処理、X線画像に対する画像処理、撮影条件の設定等、X線撮影に関する様々な機能をコンソール15に実行させるためのプログラムである。
メモリ21は、CPU20が処理を実行するためのワークメモリである。CPU20は、ストレージデバイス22に記憶された制御プログラムをメモリ21へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。通信I/F23は、RIS、HIS、画像蓄積サーバ、電子カセッテ13a、13b、画像読取装置等の外部装置との伝送制御を行うネットワークインターフェースである。
コンソール15のストレージデバイス22には、図3に示す撮影条件テーブル30と図4に示す感度係数テーブル35が格納されている。
図3において、撮影条件テーブル30には、撮影条件としてX線源10のX線管の管電圧、管電流、およびX線の照射時間が撮影部位毎に記憶されている。撮影条件テーブル30に記憶された撮影条件は、電子カセッテ13a、13b、IPカセッテ14の三台のX線画像検出装置のうちX線に対する感度が最も低く最古参のIPカセッテ14用のものである。撮影条件テーブル30は予めストレージデバイス22に格納されている(IPカセッテ14とコンソール15をペアで購入した場合)か、通信I/F23を介して外部からダウンロードされる。
図4において、感度係数テーブル35には、電子カセッテ13a、13b、IPカセッテ14の三台のX線画像検出装置それぞれのDQE(Detective Quantum Efficiency;検出量子効率)と、これを最も感度が低いX線画像検出装置を基準として規格化した感度係数とが検出装置種別毎に記憶されている。DQEは1が最大であるため、上にも説明した通りIPカセッテ14(検出装置種別:IP)が0.25と最も感度が低く、次いで電子カセッテ13b(検出装置種別:DR2)がその2倍の0.5、電子カセッテ13a(検出装置種別:DR1)がさらに3倍の0.75と最も感度が高い。感度係数は、最も感度が低いIPカセッテ14を基準とした感度の倍率の逆数であるので、本例ではIPカセッテ14の感度係数が基準の1、電子カセッテ13bが1/2、電子カセッテ13aが1/3となる。
DQEの情報は、オペレータにより入力デバイス16を介して手入力される。あるいは、各X線画像検出装置のメモリにDQEの情報を記憶させておき、X線画像検出装置をコンソール15に初めて接続したときにDQEの情報をメモリから通信I/F23を介してコンソール15に吸い上げてもよい。さらには、X線画像検出装置の製品情報をデータアップロード形式で提供するホームページにアクセスして、通信I/F23からネットワーク経由でDQEの情報を入手してもよい。感度係数は取得したDQEを元に計算される。DQEではなくNEQ(Noise Equivalent Quanta;雑音等価量子数)や感度係数そのものを取り込んでもよい。
検出装置種別は、本例のIP、DR1、DR2のようにオペレータが各X線画像検出装置を区別可能に名付けて登録してもよいし、各X線画像検出装置の型式、製造番号、型番、ロット番号といったX線画像検出装置を一意に識別する文字列としてもよい。
図5において、コンソール15のCPU20は、アプリケーションプログラム25を起動すると、撮影条件算出部40および入出力制御部41として機能する。撮影条件算出部40は、感度係数テーブル35の各X線画像検出装置の感度係数の情報に基づき、IPカセッテ14用である撮影条件テーブル30の撮影条件を電子カセッテ13a、13b用に補正する。
撮影条件算出部40は、入力デバイス16を介して入力された撮影部位と一致する撮影条件をストレージデバイス22の撮影条件テーブル30から読み出す。本例の場合、撮影部位が胸部PAであれば管電圧130kV、管電流100mA、照射時間30msecが読み出される。また、撮影条件算出部40は、ストレージデバイス22の感度係数テーブル35から、全X線画像検出装置の感度係数を読み出す。
撮影条件算出部40は、各X線画像検出装置の感度係数を、撮影条件テーブル30から読み出した撮影条件のうちの照射時間に乗算する。本例の場合、撮影部位が胸部PAであれば照射時間30msecに1/3、1/2を乗算して10msec、15msecとし、10msecを電子カセッテ13a用、15msecを電子カセッテ13b用の撮影条件として算出する。
照射時間の算出結果と管電流の積、つまり管電流照射時間積(mAs値)が線源制御装置11で設定可能な最大値以上となった場合、あるいは最小値以下となった場合、撮影条件算出部40は、管電流照射時間積が最大値または最小値に止まるよう照射時間をクリップする。あるいは、照射時間の算出結果が最小値以下となった場合は、照射時間を最小値にクリップしたうえで管電流を下げる。照射時間や管電流だけでなく、管電圧を補正してもよい。ただし管電圧を補正するとX線の線質が変化するため、ある管電圧で管電流や照射時間を変えたときの線質の変化をテーブルや関係式で情報としてもっておき、この情報に基づきさらに管電流や照射時間を調整する。基本的には照射時間のみの補正で済ませ、止むを得ないときのみ管電圧や管電流を補正することが好ましい。
撮影条件算出部40は、撮影条件テーブル30から読み出したIPカセッテ14用の撮影条件とともに、算出した撮影条件の情報を入出力制御部41に受け渡す。
入出力制御部41は、入力デバイス16の操作に応じた画面データをストレージデバイス22から読み出し、読み出した画面データに基づいて各種操作画面をディスプレイ17に出力する。入出力制御部41は、操作画面に配されたGUIを通じて入力デバイス16からの操作指示の入力を受け付ける。
入出力制御部41は、入力デバイス16を介してオペレータにより撮影部位が入力された後、図6に示す撮影条件一覧/装置選択ウィンドウ45をディスプレイ17に表示させる。撮影条件一覧/装置選択ウィンドウ45には、入力された撮影部位の情報とともに、撮影条件テーブル30のIPカセッテ14用の撮影条件(検出装置種別:IP)と、撮影条件算出部40で照射時間が補正された電子カセッテ13a(検出装置種別:DR1)、13b(検出装置種別:DR2)のそれぞれの撮影条件とが一覧表示される。さらに一覧の右側の列46には、補正の基準となった撮影条件、すなわちIPカセッテ14用の撮影条件が表示される。
電子カセッテ13a、13b、IPカセッテ14用のそれぞれの撮影条件の下部には、選択ボタン47が配されている。選択ボタン47は、三つのうちのいずれか一つのみをカーソル48でクリックして選択することが可能である。入出力制御部41は、網かけで擬似的に示すように、選択ボタン47が選択された撮影条件を太字で強調表示したり色を変えたりして他と区別して表示する。図では検出装置種別DR1の電子カセッテ13aが選択された状態を示している。
オペレータは、今からX線撮影に使用する所望のX線画像検出装置の選択ボタン47をカーソル48で選択した後、OKボタン49をカーソル48でクリックする。これによりX線画像検出装置の選択が完了する。また、オペレータは、選択したX線画像検出装置の撮影条件を参照して同様の撮影条件を線源制御装置11に手動設定する。
次に、図7のフローチャートを参照して、X線撮影システム2においてX線撮影を開始するまでの手順を説明する。X線撮影に先立ち、オペレータは、ディスプレイ17に表示された検査オーダに応じた撮影部位を入力デバイス16で選択する(S(ステップ)10)。
続いて、S10で選択された撮影部位と一致するIPカセッテ14用の撮影条件および全X線画像検出装置の感度係数がストレージデバイス22の撮影条件テーブル30および感度係数テーブル35から撮影条件算出部40に読み出される(S11)。撮影条件算出部40では、各X線画像検出装置の感度係数と撮影条件の照射時間が乗算され、各X線画像検出装置用に撮影条件が補正される(S12)。算出された撮影条件は、IPカセッテ14用の撮影条件とともに入出力制御部41に送られる。
次いで入出力制御部41によって撮影条件一覧/装置選択ウィンドウ45がディスプレイ17に表示される(S13)。オペレータは撮影条件一覧/装置選択ウィンドウ45を閲覧し、所望のX線画像検出装置の選択ボタン47を選択してOKボタン49をクリックする(S14)。
その後、患者を立位撮影台の前の所定の位置に立たせるか臥位撮影台に仰臥させ、S14で選択したX線画像検出装置を立位または臥位撮影台にセットし、その高さや水平位置を調節して、患者の撮影部位と位置を合わせる。また、X線画像検出装置の位置および撮影部位の大きさに応じて、X線源10の高さや水平位置、照射野の大きさを調整する。そして撮影条件一覧/装置選択ウィンドウ45に表示された撮影条件と同様の撮影条件を線源制御装置11に設定し、照射スイッチ12を押下してX線撮影を開始させる(S15)。
以上説明したように、本発明によれば、複数種のX線画像検出装置の撮影条件を比較可能に一覧表示するので、オペレータはどのX線画像検出装置が低線量撮影に向いているかを確認しながらX線画像検出装置を選択することができる。
オペレータはどのX線画像検出装置が高感度であるかはある程度把握しているが、実際に他のX線画像検出装置と比較してどれだけ低線量撮影を行えるかまでは分からない。また撮影条件は一種類や二種類ではなく相当な数に及ぶため、オペレータには覚えきれない。こうした状況で、選択したX線画像検出装置の撮影条件のみを表示すると、比較対象がないため自分では高感度なX線画像検出装置を選択したつもりでも本当に低線量撮影が行われるのかどうかという疑念が湧く。また、あるX線画像検出装置を新規導入した直後にそのX線画像検出装置の撮影条件のみを表示すると、今まで慣れてきた旧来のX線画像検出装置の撮影条件から急に表示が変わるので、混乱を招くおそれがある。本発明によればオペレータにこうした疑念を抱かせたり混乱を生じさせるおそれはない。
基準の撮影条件のうちの照射時間に感度係数を乗算するだけでよいので、撮影条件算出部の構成は単純な乗算回路で済み、算出に要する時間も長くは掛からない。また、照射時間が短く補正されるほど、患者の体動によるX線画像の劣化を抑制することができる。
各X線画像検出装置の撮影条件とともに補正の基準となった撮影条件を表示するので、各X線画像検出装置の撮影条件が妥当であるという安心感と納得感をオペレータに与えることができる。特に、IPカセッテ等の従来からその病院で使用しているX線画像検出装置の撮影条件を基準として選定して一緒に表示しておけば、感度係数を乗算する前の照射時間の基準の値が間違っていないことをオペレータが確認することができるし、基準の値から新規導入したX線画像検出装置の値がどれだけ変化したのかを確認することができるため、妥当性を評価しやすく安心感も強い。また、選択したX線画像検出装置の撮影条件を他と区別して表示するので、選択間違いを防止することができる。
上記実施形態では、感度係数テーブル35をストレージデバイス22に格納し、撮影の都度、感度係数に基づき撮影条件算出部40で撮影条件を算出しているが、撮影部位毎の基準の撮影条件は上記実施形態と同様にストレージデバイス22に予め格納しておき、入力デバイス16または通信I/F23経由でDQEまたは感度係数を取得したときに、撮影条件算出部40で上記実施形態と同様に各X線画像検出装置の撮影部位毎の撮影条件を算出し、この算出した撮影条件と検出装置種別を関連付けてストレージデバイス22に格納してもよい。こうすれば、各X線画像検出装置の撮影条件を格納する分ストレージデバイス22の容量を圧迫するおそれはあるが、撮影の都度撮影条件を算出する必要はなくなる。
撮影条件一覧を表示する表示手段としては、上記実施形態のコンソールのディスプレイに限らない。線源制御装置に上記実施形態の撮影条件算出部や入出力制御部、撮影条件テーブルと感度係数テーブルを格納するストレージデバイス、ディスプレイと同じ構成をもたせ、線源制御装置のディスプレイに撮影条件一覧を表示しても構わない。また、図8に示す電子カセッテ55のように、筐体55aに小型液晶ディスプレイ56とボタン57を設け、基準の撮影条件と撮影条件算出部で算出された撮影条件の情報をコンソールから電子カセッテに送信し、ボタン57のワンタッチ操作で液晶ディスプレイ56に撮影条件一覧を表示する構成としてもよい。
また、筐体55aの側面にLEDランプ58やスピーカー59等の表示手段を設け、コンソール15で撮影に使用すると選択されたときに該表示手段を作動させてもよい。撮影台に電子カセッテを装着しないまま撮影を行ってしまったり(セットし忘れ)、立位撮影用の電子カセッテを選択した状態で臥位撮影用の電子カセッテにX線を照射してしまう(取り違え)等のセットミスを防止することができる。
撮影条件のうち線量に関係するパラメータは管電流および照射時間であるため、少なくともこれらは撮影条件一覧に表示することが好ましい。また、一覧ではなく、各X線画像検出装置の撮影条件を切替表示してもよい。さらに、X線画像検出装置の台数は上記実施形態の三台に限らず、二台でもよいし三台以上でもよい。
上記実施形態では、撮影条件の一覧を表示するとともに所望のX線画像検出装置を選択させているが、コンソールに接続されたX線画像検出装置の種別を自動認識してそのX線画像検出装置を選択したものとみなし、手動選択の工程を省略してもよい。
X線の累積線量が目標値に達したらX線の照射を停止させる自動露出制御(AEC;Automatic Exposure Control)の機能を電子カセッテが有している場合、目標値に達してAECによる照射停止の判断がされる前にX線の照射が終了して線量不足に陥ることを防ぐために、線源制御装置11には照射時間の最大値が設定される。このため、AEC機能をもつ電子カセッテが他のX線画像検出装置よりもX線に対する感度が高くても、撮影条件一覧の照射時間が他のX線画像検出装置よりも長くなる。こうした表示がされると、AEC機能をもつ電子カセッテが他のX線画像検出装置よりもX線に対する感度が高いことを知っているオペレータに違和感を与え兼ねないため、撮影条件一覧の項にAEC機能の有無の項を設けてオペレータに報せることが好ましい。
また、AEC機能をもつ電子カセッテを選択した場合、照射時間は最大値が設定されるものの、実際はAECにより最大値よりも短い時間でX線の照射が停止される。しかしオペレータはAEC機能が確かに作動して照射時間が最大値に到る前にX線の照射が停止されたかどうかを確認する術がないと不安になる。そこで、X線撮影終了後に図9に示すAEC確認ウィンドウ65をコンソール15のディスプレイ17に表示させることが好ましい。
AEC確認ウィンドウ65には、撮影条件の行66と実績の行67とが設けられている。行66はさらにAECONの行66aとAECOFFの行66bとに分れている。行66aには撮影条件一覧でみせたAEC機能付き電子カセッテの撮影条件と同じ管電流、照射時間の値(照射時間は最大値)が表示される。行66bにはAEC機能がOFFの場合、つまり撮影条件算出部40で感度係数に基づきその電子カセッテ用に算出した管電流、照射時間が表示される。一方行67には、実際のX線撮影でX線源10に与えた管電流、および照射時間が表示される。AEC確認ウィンドウ65は確認ボタン68がカーソル48でクリックされたときに閉じる。行67の照射時間は、実際のX線の照射時間を計時するストップウォッチを線源制御装置に設けておき、X線撮影終了後ストップウォッチの計時結果を線源制御装置からコンソールに送ることで取得する。
AEC機能が作動した場合、患者の体型がやせ型の場合は行67の照射時間の値のほうが行66bよりも若干短くなり、肥満型の場合は逆に若干長くなるが、行66bと行67の照射時間の値はだいたい同じになる。一方AEC機能が何らかの故障で作動しなかった場合は、行66aと行67の照射時間の値が同じになる。このようにAEC確認ウィンドウ65を表示させることで、AEC機能が確かに作動しているか否か、作動していた場合は照射時間が妥当な範囲に収まっているか否かを確認することができる。
上記実施形態では、コンソールと電子カセッテが別体である例で説明したが、コンソールは独立した装置である必要はなく、電子カセッテにコンソールの機能を搭載してもよい。同様に線源制御装置とコンソールを一体化した装置としてもよい。
上記実施形態では、撮影条件の表示の仕方として管電流と照射時間をそれぞれ別個に表示する形態を記載したが、これら管電流と照射時間に代えて、あるいは加えて、管電流と照射時間を積算した管電流照射時間積(mAs値)を表示してもよい。また、照射時間ではなく管電流照射時間積に感度係数を乗算して各X線画像検出装置の撮影条件を算出し、これを表示してもよい。
さらに本発明は、X線に限らず、γ線等の他の放射線を使用する撮影システムにも適用することができる。
2 X線撮影システム
10 X線源
11 線源制御装置
13a、13b、55 電子カセッテ
14 IPカセッテ
15 コンソール
16 入力デバイス
17 ディスプレイ
20 CPU
22 ストレージデバイス
23 通信I/F
25 アプリケーションプログラム
30 撮影条件テーブル
35 感度係数テーブル
40 撮影条件算出部
41 入出力制御部
45 撮影条件一覧/装置選択ウィンドウ
56 液晶ディスプレイ
58 LEDランプ
59 スピーカー
65 AEC確認ウィンドウ

Claims (15)

  1. 被検体に向けて放射線を照射する放射線源と、
    放射線を受けて放射線画像を検出する複数種の放射線画像検出装置と、
    各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影に使用する管電流、および照射時間を少なくとも含む撮影条件を複数種比較可能に表示する表示手段とを備えることを特徴とする放射線撮影システム。
  2. 各放射線画像検出装置の放射線に対する感度の情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した感度の情報に基づき、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件を算出する算出手段とをさらに備え、
    前記表示手段は、算出手段で算出した撮影条件を表示することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影システム。
  3. 前記情報取得手段は、ある放射線画像検出装置の感度を基準として規格化した感度係数を取得し、
    前記算出手段は、ある放射線画像検出装置を選択使用したときの基準の撮影条件と感度係数に基づき、ある放射線画像検出装置以外の放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件を算出することを特徴とする請求項2に記載の放射線撮影システム。
  4. 前記算出手段は、基準の撮影条件のうちの照射時間に、放射線画像検出装置の感度係数を乗算することを特徴とする請求項3に記載の放射線撮影システム。
  5. 照射時間の算出結果と管電流の積が放射線源に設定可能な最大値以上または最小値以下となった場合、前記算出手段は管電流照射時間積が最大値または最小値に止まるよう照射時間をクリップすることを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影システム。
  6. 照射時間の算出結果が最小値以下となった場合、前記算出手段は、照射時間を最小値にクリップしたうえで管電流を下げることを特徴とする請求項5に記載の放射線撮影システム。
  7. 前記表示手段は、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件とともに基準の撮影条件も比較可能に表示することを特徴とする請求項3ないし6のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  8. 基準の撮影条件と、前記算出手段で算出したある放射線画像検出装置以外の放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項3ないし7のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  9. ある放射線画像検出装置は、複数種の放射線画像検出装置の中で最も感度が低いものであることを特徴とする請求項3ないし8のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  10. 放射線の累積線量が目標値に達したら放射線の照射を停止させる自動露出制御機能をもつ放射線画像検出装置が選択使用された場合、前記表示手段は、照射時間が最大値に設定される自動露出制御機能がONのときの撮影条件、算出手段で算出した自動露出制御機能がOFFのときの撮影条件、および実際の撮影における管電流および照射時間の実績値を比較可能に表示することを特徴とする請求項2ないし9のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  11. 前記表示手段は、各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影条件とともに所望の放射線画像検出装置を選択するためのGUIを表示することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
  12. 前記表示手段は、GUIで選択された放射線画像検出装置の撮影条件を他と区別して表示することを特徴とする請求項11に記載の放射線撮影システム。
  13. 放射線を受けて放射線画像を検出する放射線画像検出装置であり、他の複数種の放射線画像検出装置と選択使用される放射線画像検出装置であって、
    各放射線画像検出装置を選択使用したときの撮影に使用する管電流、および照射時間を少なくとも含む撮影条件を複数種比較可能に表示する第一表示手段を備えることを特徴とすることを特徴とする放射線画像検出装置。
  14. 選択された旨を表示する第二表示手段を備えることを特徴とする請求項13に記載の放射線画像検出装置。
  15. 放射線の到達線量に応じた電荷を蓄積する画素が配列された検出パネルが可搬型の筐体に収納された電子カセッテであることを特徴とする請求項13または14に記載の放射線画像検出装置。
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